JPH06345009A - 容器の箱詰め装置 - Google Patents

容器の箱詰め装置

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JPH06345009A
JPH06345009A JP14028393A JP14028393A JPH06345009A JP H06345009 A JPH06345009 A JP H06345009A JP 14028393 A JP14028393 A JP 14028393A JP 14028393 A JP14028393 A JP 14028393A JP H06345009 A JPH06345009 A JP H06345009A
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container
containers
holding cylinder
pushed
holding
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JP14028393A
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Kenji Miyajima
健志 宮嶋
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Osaka Kiko Co Ltd
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Osaka Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器を破損することなく確実に箱詰めするこ
とが可能で、しかも容器を複数段に容易に箱詰めするこ
とができる箱詰め装置を提供する。 【構成】 送りコンベア(31)の所定数の容器(1)を縦列
状態で位置する押出し位置(33)の隣接位置に、所定数の
容器載置部(43)を縦列に形成した整列板(32)を平行に配
設し、上記押出し位置上の容器をプッシャー(34)により
整列板の各容器載置部上に押出す。整列板の容器載置部
に夫々載置された容器を、押上げ機構(35)により容器載
置部を貫通して、一体的に往復動可能な容器保持筒(53)
内に多段に押込み、最下段の容器を、容器保持筒の下面
開口部の近傍に下面開口部内に出没可能に配設した保持
爪(58)により解放可能に保持した後、容器保持筒をケー
ス(10)の上方に移動させた後、保持爪を外方へ退避さ
せ、容器保持筒内の容器をケース内に降ろす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の箱詰め装置に関
し、例えば、ヨーグルト、プリンあるいはインスタント
麺等の食品を密封して収容した載頭円錐台形状の容器の
箱詰めに使用する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ヨーグルトが収容された容器
(1)は、図6に示すように、載頭円錐台形状で、か
つ、上部開口端に鍔部(2)を設けたものであって、上
面開口部がフィルム状の蓋で密閉されており、箱詰め装
置により上面の開口したケース内に一段もしくは多段に
収容される。
【0003】従来の箱詰め装置は、図7乃至図9に示す
ように、終端に押出し位置(6)を設けた移送コンベア
(7)と、この移送コンベア(7)の押出し位置(6)
に隣接して設置した整列台(8)と、移送コンベア
(7)の押出し位置(6)に移送コンベア(7)と直交
させて配設され、かつ、押出し位置(6)に縦列状態に
並んだ容器(1)を整列台(8)上に並列状態に押出す
プッシャー(9)と、整列台(8)に複数列に整列され
た容器(1)を一斉に把持してケース(10)に収容する
把持機構(11)と、移送コンベア(7)と隣接して平行
をなすケース移送コンベア(12)とから構成されてい
る。
【0004】上記プッシャー(9)は、移送コンベア
(7)の容器移送方向と直交する方向に突出退入する押
出しシリンダ(16)の押出しロッド(17)の前端に押出
し板(18)を取付けたもので、この押出し板(18)によ
り押出し位置(6)に縦列状態で移送された容器(1)
を一斉に整列台(8)上に並列状態で押出す。上記整列
台(8)には、抵抗の少ないコンベア、例えば、スリッ
プトルクコンベアが使用され、その上面には、幅方向に
仕切板(19)を所定間隔をおいて並設してあり、この仕
切板(19)により移送コンベア(7)から整列台(8)
上に移送された容器(1)を幅方向に仕切る。また、把
持機構(11)は、駆動シリンダ(20)により水平移動す
る台車(21)に、昇降シリンダ(22)により昇降動作す
る把持ヘッド(23)を吊設したもので、把持ヘッド(2
3)の下面には、整列台(8)上に複数列に整列した容
器(1)を一斉に把持可能な複数の把持爪(24)を装着
してある。
【0005】前記装置において、内部にヨーグルトを収
容した所定数の容器(1)が移送コンベア(7)により
押出し位置(6)に移送されると、プッシャー(9)の
押出し板(18)が前進し、押出し位置(6)の容器
(1)を整列台(8)上に並列状態で送り出す。上記整
列台(8)上に送り出された先頭列の容器(1)は、整
列台(8)により前進端位置まで移送される。上記の先
頭列の容器(1)が送り出されると、押出し板(18)が
後退して元の位置に復帰し、押出し位置(6)に次の所
定数の容器(1)が移送される。この所定数の容器
(1)は、プッシャー(9)の押出力により、整列台
(8)上に並列状態で送り出され、既に整列台(8)の
前進端に移送されて停止している容器(1)に当接する
まで移送される。さらに同じ要領で移送コンベア(7)
の押出し位置(6)に新たに移送されてきた所定個数の
容器(1)が、プッシャー(9)により整列台(8)上
に並列状態で押出されて、既に整列台(8)上に停止し
ている前方の容器(1)に当接するまで移送される。
【0006】こうして整列台(8)上に所定列の容器
(1)が整列すると、把持機構(11)の把持ヘッド(2
3)が、整列台(8)上に移動し、かつ、下降して整列
台(8)上の容器(1)を一斉に把持する。上記容器
(1)を把持すると、把持ヘッド(23)は上昇し、か
つ、ケース移送コンベア(12)上に前進した後、下降
し、容器収容位置(13)に位置するケース(10)内に容
器(1)を収容する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の箱詰め装置によ
れば、容器(1)が、移送コンベア(7)から整列台
(8)上に並列状態で送り出されて、所定の複数列に整
列すると、整列台(8)の送り力により前方の容器
(1)が後方の容器(1)により押される。このとき容
器(1)は載頭円錐台形状であるため、前方の容器
(1)が後方の容器(1)で押されると、前後の容器
(1)の胴部(1a)同士が接触して、容器(1)が、
図10に示すように、傾いたり、容器(1)の鍔部(2)
が重なったりして、容器(1)が整列台(8)の正規の
整列位置から位置ずれし、あるいは、容器(1)が転倒
して、容器(1)を把持爪(24)で確実に把持すること
ができなかったり、また、把持する際に把持爪(24)が
フィルム状の蓋を破損してしまい、容器(1)を確実に
箱詰めすることができないという問題があった。
【0008】また、ケース(10)に容器(1)を多段に
箱詰めしたい場合は、把持ヘッド(23)を複数回往復移
動させて、容器(1)を1段ずつ箱詰めしなければなら
ず、箱詰めに時間がかかって箱詰め作業の作業能率がき
わめて悪かった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み提案されたも
ので、容器を破損することなく確実に箱詰めすることが
可能で、しかも容器を複数段に箱詰めする場合でも1回
で箱詰めすることができる箱詰め装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定数の容器を縦列状態で保持可能な押
出し位置が設られた送りコンベアと、送りコンベアの押
出し位置に隣接して配設され、かつ、所定数の容器載置
部が縦列に形成された整列板と、上記送りコンベアの押
出し位置上の容器を整列板の各容器載置部上に押出し可
能に配設されたプッシャーと、容器を収納するケースと
整列板の容器載置部上方との間を一体的に往復動可能に
配設され、かつ、整列板の容器載置部に対応させて、下
面開口部から容器を押込み可能な所定数の縦型の容器保
持筒と、容器保持筒の下部開口端の近傍で、容器保持筒
内に押込まれた容器を保持及び解放すべく容器保持筒の
下面開口部に出没可能に設けられた保持爪と、整列板の
容器載置部に夫々載置された容器を、容器載置部を貫通
して容器保持筒内に押込む押上げ機構とからなるもので
ある。
【0011】
【作用】送りコンベアの押出し位置に縦列状態で移送さ
れた所定個数の容器は、プッシャーにより、送りコンベ
アの押出し位置から整列板の容器載置部に並列状態で移
送された後、整列板の下方に配設された押込機構により
上方へ押されて、台車の容器保持筒に下面開口部から押
し込まれる。容器の押込後、次の所定個数の容器が同じ
要領で整列板の容器載置部に並列状態で移送され、押込
機構により容器保持筒に押し込まれる。これにより、既
に容器保持筒内に押し込まれている上段の容器は、下段
の容器の上昇によりさらに容器保持筒内に押し込まれ、
以下同じ要領で容器保持筒内に容器が、例えば、3段に
押し込まれ、その最下段の容器は保持ガイドの下端開口
部内に出没可能に設けられた保持爪により係止保持され
る。しかる後、台車は空のケースの上方に移動し、保持
爪が外方に退避して、最下段の容器の係止保持が解除さ
れ、その結果、保持ガイド内に複数段に保持された容器
は、空のケース内に一斉に降されて複数段に収容され
る。したがって、容器の整列時に、容器が転倒したり、
位置ずれしたりすることがないと共に、複数段の箱詰め
を容易に行なうことができる。
【0012】
【実施例】以下本発明に係る箱詰め装置の実施例を図1
乃至図5を参照しながら説明すると次の通りである。
【0013】図1乃至図5において、(31)は容器
(1)を縦列状態で移送する送りコンベア、(32)は、
送りコンベア(31)の終端の押出し位置(33)に 、送
りコンベア(31)と平行に、かつ、近接させて配置した
整列板、(34)は送りコンベア(31)の押出し位置(3
3)上に縦列状態で移送された所定個数の容器(1)を
整列板(32)上に並列状態で押出すプッシャー、(35)
は整列板(32)上に載置された容器(1)を上方に押し
上げる押上げ機構、(36)は押上げ機構(35)で押上げ
られた容器(1)を保持して空のケース(10)に収容す
る台車である。(37)は送りコンベア(31)と平行に配
設されたケース移送コンベアである。
【0014】上記送りコンベア(31)の押出し位置(3
3)には、送りコンベア(31)の上部に所定の間隔をお
いて平板状の進入ガイド(41)を水平に設けてある。ま
た、上記整列板(32)は、図3に示すように、櫛歯状の
貫通孔(42)を形成した所定数の容器載置部(43)を押
出し位置(33)にそって列状に形成したもので、貫通孔
(42)の開口縁の一側には、ストッパ(44)を設けてあ
ると共に、その上面には、容器載置部(43)を仕切る仕
切プレート(45)を設けてあり、容器載置部(43)上に
載置された容器(1)が相互に干渉するのを防止してあ
る。
【0015】上記プッシャー(34)は、押出しシリンダ
(46)の押出しロッド(47)の先端に押出し板(48)を
取付けたもので、この押出し板(48)により、送りコン
ベア(31)の押出し位置(33)に縦列状態で移送されて
きた容器(1)を整列板(32)上に並列状態で押出す。
また、上記押上げ機構(35)は、押上げシリンダ(49)
の上下方向に突出退入動作する押上げロッド(49a)の
先端に、整列板(32)の貫通孔(42)を通過可能な櫛歯
形状の押上げ板(50)を取付けたものである。
【0016】上記台車(36)は、整列板(32)とケース
移送コンベア(37)との間の上方位置に、旋回又は直線
移動可能に配設されたもので、内部に爪駆動機構(51)
を内蔵した方形状のボックス部(52)の下面の両側対称
部位に、整列板(32)の容器載置部(43)に対応させ
て、容器(1)の外径寸法より僅かに大きな内径寸法
で、かつ、容器(1)を多段に押込可能な高さ寸法に形
成した容器保持筒(53)を、図4に示すように、夫々複
数列に垂設すると共に、上記容器(1)の下部開口端
に、下方に向かって拡開したガイド片(54)を形成し、
押上げ機構(35)による容器保持筒(53)への押込を容
易に行ない得るようにしてある。そして、上記台車(3
6)を直線的に所定寸法移動させることにより、ボック
ス部(52)の両側対称部位の容器保持筒のうち、所望の
列の容器保持筒(53)を選択的に整列板(32)の容器載
置部(43)と対向させる。
【0017】上記各容器保持筒(53)の周囲の、例え
ば、点対称位置に、爪駆動機構(51)により軸回り方向
に回動駆動される回動軸(56)を夫々垂設し、上記回動
軸(56)の下端に、図5に示すように、容器保持筒(5
3)の下面開口部(57)の外周部に水平姿勢で出没可能
で、かつ、枢軸(58)を中心に上下方向に回動可能な保
持爪(59)を取付けブラケット(60)を介して枢着して
ある。上記保持爪(59)はラチェット機構を内蔵してお
り、下方から上方に向けて外力が加わると、上方に回動
した後、圧縮スプリング等の弾性体の弾性力により元の
水平姿勢に復帰可能としてある。上記爪駆動機構(51)
は、例えば、ボックス部(52)の上面に駆動モータ(6
1)を取付け、下方に突出した駆動軸に駆動歯車(62)
を取付けると共に、上記回動軸(56)の上端に駆動歯車
(62)と噛合する伝達歯車(63)を取付けたものであ
る。
【0018】前記構成において、例えば、ヨーグルトを
収容した容器は次の要領で空のケースに箱詰めされる。
尚、押上げ機構(35)の押上げ板(50)は整列板(32)
の容器載置部(43)と略同一面に保持されているものと
する。また、台車(36)の容器保持筒のうち、ボックス
部(52)の一側に垂設された第1列目(a)の容器保持
筒(53)が整列板(32)の容器載置部(43)と上下に対
向しているものとする。
【0019】ヨーグルト収容工程でヨーグルトが収容さ
れ、かつ、フィルム状の蓋により密閉された容器(1)
は、適宜の搬送手段で移送された後、送りコンベア(3
1)により縦列状態で押出し位置(33)に移送される。
上記押出し位置(33)に所定個数の容器(1)が縦列状
態で保持されると、プッシャー(34)の押出し板(48)
が前進し、押出し位置(33)の容器(1)を整列板(3
2)の容器載置部(43)上に並列状態で押出す。容器載
置部(43)上に載置された容器(1)は、仕切プレート
(45)で仕切られ、隣接する容器(1)同士の干渉が防
止される。前進した上記押出し板(48)は容器(1)を
押出した後、後退して元の位置に復帰すると共に、次の
所定個数の容器(1)が送りコンベア(31)の押出し位
置(33)に縦列状態で移送される。
【0020】プッシャー(34)で押出された容器(1)
が、上記整列板(32)の容器載置部(43)に載置される
と、押上げ機構(35)の押上げ板(50)が、容器載置部
(43)の貫通孔(42)を介して上方に移動する。この押
上げ板(50)の上昇により、整列板(32)の容器載置部
(43)上に載置された容器(1)は、押上げ板(50)に
より持上げられた後、台車(36)の一側の第1列目
(a)の容器保持筒(53)にその下面開口部(57)から
押し込まれる。この第1列目(a)の容器(1)の容器
保持筒(53)への押込時、保持爪(59)は回動軸(56)
の下端の取付けブラケット(60)に枢軸(58)を介して
上方へ回動可能であるので、容器(1)は上記保持爪
(59)を押しながら容器保持筒(53)内に進入する。容
器(1)が容器保持筒(53)内に完全に押し込まれる
と、保持爪(59)は弾性体の弾性力により元の水平姿勢
に復帰し、押上げ板(50)が下降した後、容器(1)の
鍔部(2)に係止して、容器(1)を吊下げ状に保持す
る。
【0021】こうして整列板(32)上の容器(1)が台
車(36)の一側の第1列目(a)の容器保持筒(53)内
に押し込まれると、次の所定個数の容器(1)がプッシ
ャー(34)により整列板(32)上に押出された後、上記
と同じ要領で押上げ機構(35)の押上げ板(50)により
押上げられて、台車(36)の第1列目(a)の容器保持
筒(53)内に押し込まれる。この押込により、容器保持
筒(53)内の上方の容器(1)は、下方から押し込まれ
てきた容器(1)により上方へ押されて、さらに上方へ
移動すると共に、下方の容器(1)が鍔部(2)を介し
て保持爪(59)により保持される。以下同じ要領で、さ
らに次の所定個数の3段目となる容器(1)が第1列目
(a)の容器保持筒(53)内の第2段目の容器(1)を
押しながら容器保持筒(53)内に押し込まれると、3段
目の容器(1)が鍔部(2)を介して保持爪(59)によ
り保持される。
【0022】上記台車(36)の第1列目(a)の容器保
持筒(53)に、容器(1)が複数段に押し込まれると、
台車(36)は所定寸法移動し、第2列目(b)の容器保
持筒(53)が整列板(32)の容器載置部(43)と対向し
た後、上記と同じ要領で第2列目(b)の容器保持筒
(53)に容器(1)が複数段に押し込まれる。台車(3
6)の一側の第1列目(a)及び第2列目(b)の容器
保持筒(53)に容器(1)が押し込まれると、台車(3
6)は所定方向に旋回又は直進し、一側の第1列目
(a)及び第2列目(b)の容器保持筒(53)がケース
移送コンベア(37)の上方位置に移動すると同時に、ケ
ース移送コンベア(37)上のケース(10)が適宜の手段
により、上方に持上げられて、容器保持筒(53)の全体
がケース(10)内に収容される。しかる後、台車(36)
の爪駆動機構(51)が駆動されて回動軸(56)が所定方
向に回動する。これにより回動軸(56)の下端の保持爪
(59)が容器保持筒(53)の下面開口部(57)から外方
に退避し、保持爪(59)と容器保持筒(53)内の最下段
の容器(1)の鍔部(2)との係止状態が解除され、容
器保持筒(53)内に複数段に押し込まれた容器(1)は
一斉にケース(10)内に降ろされて、複数列で、かつ、
複数段に収容される。
【0023】他方、台車(36)の他側の第1列目
(a’)及び第2列目(b’)の容器保持筒(53)にも
上記と同じ要領で、容器(1)が押し込まれた後、ケー
ス(10)内に収容される。
【0024】尚、上記実施例では、ケース(10)に容器
(1)を複数列に、かつ、複数段に箱詰めした場合につ
いて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるわけ
ではなく、ケースに容器を1段で、かつ、1列あるいは
複数列に箱詰めするようにしてもよい。また、上記実施
例では、鍔部を形成した容器について説明したが、鍔部
を有しないコーン状の容器でも容器側壁に保持爪(59)
を係止可能であるから本発明を適用し得ることは勿論で
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、容器の箱詰め時、整列
板上の隣接する容器が相互に干渉することがなく、しか
も、整列板上の容器を押上げ機構により押上げて容器保
持筒内に押し込むようにしたので、容器が傾いたり、容
器の鍔部が重なったりして、位置ずれすることがなく、
確実に容器をケースに箱詰めすることができると共に、
その箱詰め途中で、容器のフィルム状の蓋が破損して内
容物が外部に出たりすることがない。また、ケース内に
容器を複数段に箱詰めする場合は、容器保持筒に容器を
複数段に押込保持させ、これをケース内に一斉に収容で
きるので、箱詰め作業の作業能率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る箱詰め装置の実施例を示す要部縦
断面図。
【図2】本発明装置の概略を示す全体説明図。
【図3】整列板と押上げ機構の押上げ板との関係を示す
平面図。
【図4】図1の概略平断面図。
【図5】保持爪による容器の保持要領を示す側面図。
【図6】容器の説明図。
【図7】従来の箱詰め装置の平面図。
【図8】図7の概略正断面図。
【図9】従来装置による容器の押出し要領を示す概略平
面図。
【図10】従来装置による箱詰め時に発生する問題点を説
明するための説明図。
【符号の説明】
1 容器 31 送りコンベア 32 整列板 33 押出し位置 34 プッシャー 35 押上げ機構 43 容器載置部 53 容器保持筒 57 下面開口部 58 保持爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の容器を縦列状態で保持可能な押
    出し位置が設られた送りコンベアと、送りコンベアの押
    出し位置に隣接して配設され、かつ、所定数の容器載置
    部が縦列に形成された整列板と、上記送りコンベアの押
    出し位置上の容器を整列板の各容器載置部上に押出し可
    能に配設されたプッシャーと、容器を収納するケースと
    整列板の容器載置部上方との間を一体的に往復動可能に
    配設され、かつ、整列板の容器載置部に対応させて、下
    面開口部から容器を押込み可能な所定数の縦型の容器保
    持筒と、容器保持筒の下部開口端の近傍で、容器保持筒
    内に押込まれた容器を保持及び解放すべく容器保持筒の
    下面開口部に出没可能に設けられた保持爪と、整列板の
    容器載置部に夫々載置された容器を、容器載置部を貫通
    して容器保持筒内に押込む押上げ機構とからなる容器の
    箱詰め装置。
JP14028393A 1993-06-11 1993-06-11 容器の箱詰め装置 Withdrawn JPH06345009A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532426A (ja) * 2004-04-16 2007-11-15 ボール・アンド・ボール 箱を外装に配置するための把持装置、梱包装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532426A (ja) * 2004-04-16 2007-11-15 ボール・アンド・ボール 箱を外装に配置するための把持装置、梱包装置および方法

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