JPH0634490U - 飯の型締め成形装置 - Google Patents
飯の型締め成形装置Info
- Publication number
- JPH0634490U JPH0634490U JP073738U JP7373892U JPH0634490U JP H0634490 U JPH0634490 U JP H0634490U JP 073738 U JP073738 U JP 073738U JP 7373892 U JP7373892 U JP 7373892U JP H0634490 U JPH0634490 U JP H0634490U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 おにぎり製造の自動化。
【構成】 基台(1)上に配備された間欠周回ベルトコン
ベア(4)と、ベルトコンベア(4)の上方に配備され飯を
貯めるホッパー(21)と、該ホッパー(21)からベルトコン
ベア(4)上に供給された飯を略均一厚みに均す均しロー
ラ(25)と、均しローラ(25)の下流側にてベルトコンベア
(4)の搬送面に接近し且つベルトコンベア(4)の周回方
向に直交して互いに接近離間に配備され対向面に形成し
た凹み(52)に対応する形状に飯を型締めする一対の締め
型(51)(51)とで構成される。ベルトコンベア(4)上に供
給され、略均一高さに均された飯は、締め型(51)(51)に
よって挟圧され、締め型(51)の凹み(52)に対応する形状
に成形される。
ベア(4)と、ベルトコンベア(4)の上方に配備され飯を
貯めるホッパー(21)と、該ホッパー(21)からベルトコン
ベア(4)上に供給された飯を略均一厚みに均す均しロー
ラ(25)と、均しローラ(25)の下流側にてベルトコンベア
(4)の搬送面に接近し且つベルトコンベア(4)の周回方
向に直交して互いに接近離間に配備され対向面に形成し
た凹み(52)に対応する形状に飯を型締めする一対の締め
型(51)(51)とで構成される。ベルトコンベア(4)上に供
給され、略均一高さに均された飯は、締め型(51)(51)に
よって挟圧され、締め型(51)の凹み(52)に対応する形状
に成形される。
Description
【0001】
本考案は、飯を型締めして三角おにぎり、丸棒状飯等に成形する装置に関する ものである。
【0002】
従来、飯を型締めして三角おにぎり、丸棒状飯に成形する器具、装置は、種々 実用されている。 しかし、これらは何れも器具に形成された型穴に飯を詰め込み、上から押し付 けることにより成形するものであって、生産性が悪い問題があった。 本考案は、ベルトコンベア上の飯を左右両側から締め型によって挟圧すること により、生産性を高めることのできる飯の型締め成形装置を明らかにするもので ある。
【0003】
本考案は、基台(1)上に配備された間欠周回ベルトコンベア(4)と、ベルトコ ンベア(4)の上方に配備され飯を貯めるホッパー(21)と、該ホッパー(21)からベ ルトコンベア(4)上に供給された飯を略均一厚みに均す均しローラ(25)と、均し ローラ(25)の下流側にてベルトコンベア(4)の搬送面に接近し且つベルトコンベ ア(4)の周回方向に直交して互いに接近離間に配備され対向面に形成した凹み(5 2)に対応する形状に飯を型締めする一対の締め型(51)とで構成される。
【0004】
ベルトコンベア(4)上に供給された飯は均しローラ(25)によって、略均一高さ に均されて、下流側に搬送される。 締め型(51)(51)との対応位置にて飯が停止し、締め型(51)(51)が互いに接近し て飯を挟圧する。 飯は締め型(51)の凹み(52)に対応する形状に成形される。 締め型(51)(51)が開いて、ベルトコンベア(4)が作動し、型締めされた飯が下 流側に搬送される。 上記動作が、ベルトコンベア(4)の間欠運転毎に繰り返され、飯を能率的に所 定の形状に型締めすることができる。
【0005】
図1に示す如く、基台(1)上にベルトコンベア(4)が配備され、該ベルトコン ベア(4)の上流側に飯供給部(2)、下流側に型締め部(5)が設けられる。
【0006】 飯供給部(2)は、飯を貯めるホッパー(21)と、該ホッパー(21)の排出口に配備 された攪拌翼(22)と、攪拌翼(22)の下流側に配備された均しローラ(25)とで構成 される。
【0007】 攪拌翼(22)は回転軸(23)の外周に複数の掻き混ぜ軸(24)を突設して構成されて いる。
【0008】 均しローラ(25)の回転軸(26)及び攪拌翼(22)の回転軸(23)は、基台(1)に取り 付けたボックス(12)の側壁(11)を貫通しており、均しローラ(25)の回転軸(26)は 該支持壁(11)の長孔(図示せず)を上下方向に移動可能に貫通して飯の厚み調整装 置(3)に連繋されている。
【0009】 図2に示す飯の厚み調整装置(3)は、攪拌翼(22)の回転軸(23)に2本のアーム (32)の基端を回転自由に嵌め、アーム(32)(32)の自由端を連結板(27)で接続して レバー(31)を構成し、連結板(27)に吊り軸(34)を接続し、吊り軸(34)の上端をボ ックス(12)の天井板(13)を貫通させナット(35)で止めている。 吊り軸(34)の中間部にユニバーサルジョイント(33)が介装されている。
【0010】 均しローラ(25)の回転軸(26)はアーム(32)(32)の中間部を貫通してレバー(31) に回転自由に取り付けられている。 ナット(35)を締め方向に回せば、レバー(31)の自由端が上昇し、即ち、均しロ ーラ(25)も上昇し、ナット(35)を緩め方向に回せば均しローラ(25)は下降する。
【0011】 ベルトコンベア(4)の駆動ローラ(41)、攪拌翼(22)及び均しローラ(25)は、1 つのモータ(43)によって回転駆動され、モータ(43)は制御装置(図示せず)によっ て回転時間を制御して間欠回転する。
【0012】 型締め部(5)は、ベルトコンベア(4)の搬送側ベルト(42)に接近してベルト(4 2)の幅方向の両側に一対の締め型(51)(51)を互いに接近離間可能に配備する。 各締め型(51)(51)の対向内面には、三角おにぎりの形状の半分に相当する凹み (52)がベルトの周回方向に連続して形成されている。
【0013】 締め型(51)(51)の背面には取付け板(53)(54)が取り付けられ、該取付け板(53) (54)にシリンダ(55)(56)が連繋される。 シリンダ(55)(56)は、ベルトコンベア(4)の停止のタイミングに合わせて、ピ ストンロッドを一往復させ、締め型(51)(51)を閉じて開く。
【0014】 実施例では型締め部(5)の上方に型押し板(6)が昇降可能に配備されている。 型押し板(6)は平板(61)の下面に三角形の凸部(62)をベルトコンベア(4)の周 回方向に連続的に突設し、凸部(62)の略中央部に突軸(63)を有している。 平板(61)にはシリンダ(64)が接続され、前記締め型(51)(51)が閉じるタイミン グに合わせて下降し、飯を上から押圧する。
【0015】 然して、ベルトコンベア(4)上に供給された飯は均しローラ(25)によって、略 均一高さに均されて、下流側に搬送される。 締め型(51)(51)との対応位置にて飯が停止し、締め型(51)(51)が互いに接近し て飯を挟圧する。更に型押し板(6)が下降して下面の凸部(62)で飯を上から押圧 する。
【0016】 図5に示す如く、飯は締め型(51)の凹み(52)に対応する形状に成形され、上面 には型押し板(6)の突軸(63)によって穴があく。この穴は、後工程によって具を 入れるためのものである。
【0017】 型押し板(6)が上昇すると共に締め型(51)(51)が開いて、ベルトコンベア(4) が作動し、型締めされた飯が下流側に搬送される。 上記動作が、ベルトコンベア(4)の間欠運転毎に繰り返され、飯を能率的に所 定の形状に型締めできる。
【0018】 尚、上記実施例では、締め型(51)は上方にも開放されており、型押し板(6)は 必要であるが、締め型(51)を上方へ開放せぬ様に設計すれば、型押し板(6)は不 要である。
【0019】 又、上記実施例では、締め型(51)(51)を1回閉じる毎に、同じ形状の三角おに ぎりが複数個生産できるが、締め型(51)の凹み(52)(52)の形状を上流側から下流 側に徐々に変形させ、各凹み(52)にて、飯を順に型締めすることにより、1回の 型締めでは得られない、複雑な形状に型締めできる。
【0020】 図6は、締め型(51)(51)の他の例を示しており、対向面に丸底溝状の凹み(52) (52)を形成しており、型締めすれば、図7に示す丸棒状飯(90)に型締めできる。 型締めの前に、板状飯の幅方向の中央部に具を載せておけば、型締めした際、 具(93)は丸棒状飯(90)の中央部に位置する。 本考案は上記実施例の記載に限定されることはなく、実用新案登録請求の範囲 に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図1】装置の斜面図である。
【図2】厚み調整装置の斜面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】型押し板を天地逆にした斜面図である。
【図5】三角おにぎりの斜面図である。
【図6】締め型の他の実施例の斜面図である。
【図7】丸棒状飯の斜面図である。
(21) ホッパー (22) 攪拌翼 (4) ベルトコンベア (51) 締め型 (6) 型押し板
Claims (1)
- 【請求項1】 基台(1)上に配備された間欠周回ベルト
コンベア(4)と、ベルトコンベア(4)の上方に配備され
飯を貯めるホッパー(21)と、該ホッパー(21)からベルト
コンベア(4)上に供給された飯を略均一厚みに均す均し
ローラ(25)と、均しローラ(25)の下流側にてベルトコン
ベア(4)の搬送面に接近し且つベルトコンベア(4)の周
回方向に直交して互いに接近離間に配備され対向面に形
成した凹み(52)に対応する形状に飯を型締めする一対の
締め型(51)(51)とで構成された飯の型締め成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073738U JPH073911Y2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 飯の型締め成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073738U JPH073911Y2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 飯の型締め成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634490U true JPH0634490U (ja) | 1994-05-10 |
JPH073911Y2 JPH073911Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=13526884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992073738U Expired - Lifetime JPH073911Y2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 飯の型締め成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073911Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345707A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Fuji Seiki Co Ltd | おにぎり成形方法及びおにぎり成形装置 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP1992073738U patent/JPH073911Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345707A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Fuji Seiki Co Ltd | おにぎり成形方法及びおにぎり成形装置 |
JP4532355B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2010-08-25 | 不二精機株式会社 | おにぎり成形装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073911Y2 (ja) | 1995-02-01 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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