JPH06344768A - 電気式集塵装置 - Google Patents
電気式集塵装置Info
- Publication number
- JPH06344768A JPH06344768A JP13617293A JP13617293A JPH06344768A JP H06344768 A JPH06344768 A JP H06344768A JP 13617293 A JP13617293 A JP 13617293A JP 13617293 A JP13617293 A JP 13617293A JP H06344768 A JPH06344768 A JP H06344768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collecting
- electric
- collecting unit
- motor
- electric dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵効率を高める電気式集塵装置の開発
【構成】 操作スイッチを開路から閉路へ操作したと
き、直ちに電気集塵ユニットを動作し、次いで所定の時
間遅延後にファンモータを駆動し、また操作スイッチを
閉路から開路へ操作したとき、直ちにファンモータへの
給電を解除し、次いで所定時間遅延後電気集塵装置への
給電をとざす電源制御回路を設けた。 【効果】 特にファンモータの駆動開始時、及び停止時
における集塵効率を高めることができる。
き、直ちに電気集塵ユニットを動作し、次いで所定の時
間遅延後にファンモータを駆動し、また操作スイッチを
閉路から開路へ操作したとき、直ちにファンモータへの
給電を解除し、次いで所定時間遅延後電気集塵装置への
給電をとざす電源制御回路を設けた。 【効果】 特にファンモータの駆動開始時、及び停止時
における集塵効率を高めることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば家庭用、車両
用、工業用等に用いられる電気式集塵装置に関するもの
である。
用、工業用等に用いられる電気式集塵装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の電気式集塵装置の構造と
して、例えば図１に示す如きものがある。
して、例えば図１に示す如きものがある。
【０００３】この従来例構造は、吸気口１と吐気口２と
を設けた送風ダクト３内部の吸気口１近傍に、モータ４
により駆動される送風ファン５を設け、さらにその送風
ファン５と吐気口２との間に、ダクト３内を通過する空
気内に含まれる塵埃を電気的に集塵する集塵ユニット６
が配置されている。７は電源８に接続される操作スイッ
チを示す。
を設けた送風ダクト３内部の吸気口１近傍に、モータ４
により駆動される送風ファン５を設け、さらにその送風
ファン５と吐気口２との間に、ダクト３内を通過する空
気内に含まれる塵埃を電気的に集塵する集塵ユニット６
が配置されている。７は電源８に接続される操作スイッ
チを示す。
【０００４】そして上記操作スイッチ７を閉路すること
によりモータ４及び集塵ユニット６に電源が印加され
て、ファン５が駆動し、次いで集塵ユニット６が働い
て、ダクト３内を通過する空気中に含まれる塵埃が集塵
ユニット６によって集塵されて清浄化された空気が吐気
口２が吐出されるものである。
によりモータ４及び集塵ユニット６に電源が印加され
て、ファン５が駆動し、次いで集塵ユニット６が働い
て、ダクト３内を通過する空気中に含まれる塵埃が集塵
ユニット６によって集塵されて清浄化された空気が吐気
口２が吐出されるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる従来の
電気式集塵装置にあっては、操作スイッチ７を閉路する
ことにより、電源がモータ４及び集塵ユニット６の双方
に同時に印加され、モータ４は直ちに駆動されるが、集
塵ユニット６は、通電されてから集塵可能な電荷を帯る
までに時間がかかる。
電気式集塵装置にあっては、操作スイッチ７を閉路する
ことにより、電源がモータ４及び集塵ユニット６の双方
に同時に印加され、モータ４は直ちに駆動されるが、集
塵ユニット６は、通電されてから集塵可能な電荷を帯る
までに時間がかかる。
【０００６】従って、この集塵ユニット６を備える電気
式集塵装置においては、操作スイッチ７を閉路した直後
では、集塵ユニット６における集塵能力（帯電）が不充
分であることから、有効な集塵作用が得られないもので
あった。
式集塵装置においては、操作スイッチ７を閉路した直後
では、集塵ユニット６における集塵能力（帯電）が不充
分であることから、有効な集塵作用が得られないもので
あった。
【０００７】また操作スイッチ７を開路した直後は、集
塵ユニット６への電源印加は解消され、集塵能力はなく
なるが、ファン及びモータは慣性力で回転し送風作用が
続けられるため、このファンの慣性動作時においては、
送風空気中の塵埃を除去することができず吐気口２から
吐出されるという不具合があった。
塵ユニット６への電源印加は解消され、集塵能力はなく
なるが、ファン及びモータは慣性力で回転し送風作用が
続けられるため、このファンの慣性動作時においては、
送風空気中の塵埃を除去することができず吐気口２から
吐出されるという不具合があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
不具合に着目してなされたもので、ファン用モータを駆
動する前に集塵ユニットへの通電を行なって集塵ユニッ
トに集塵するに充分な帯電が完了した後にファンを駆動
させ、また操作スイッチを開路してもファンが慣性回転
されている間は集塵ユニットへの通電を継続せしめる電
源制御回路を設けて、特に操作スイッチの開閉操作時に
おける集塵効率を高めることができる電気式集塵装置を
提供することにある。
不具合に着目してなされたもので、ファン用モータを駆
動する前に集塵ユニットへの通電を行なって集塵ユニッ
トに集塵するに充分な帯電が完了した後にファンを駆動
させ、また操作スイッチを開路してもファンが慣性回転
されている間は集塵ユニットへの通電を継続せしめる電
源制御回路を設けて、特に操作スイッチの開閉操作時に
おける集塵効率を高めることができる電気式集塵装置を
提供することにある。
【０００９】
【実施例】以下に本発明を図２及び図３に示す実施例に
基いて詳細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で
説明した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を
付してその同一構造部分の構造説明は省略する。
基いて詳細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で
説明した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を
付してその同一構造部分の構造説明は省略する。
【００１０】すなわち、本実施例にあっては、図２に示
すように、電源制御回路９を具備せしめることにある。
すように、電源制御回路９を具備せしめることにある。
【００１１】この電源制御回路９は、操作スイッチ７を
閉路すると同時に電気集塵ユニット６に通電する回路１
０と、操作スイッチ７を閉路した後、例えば数秒間の時
間経過後モータ４に給電する遅延回路１１を有し、さら
に操作スイッチ７を開路すると同時にモータ４への給電
は断つが、電気集塵ユニット６への給電遮断は例えば数
秒〜１０秒遅らかず回路を具備せしめるものである。
閉路すると同時に電気集塵ユニット６に通電する回路１
０と、操作スイッチ７を閉路した後、例えば数秒間の時
間経過後モータ４に給電する遅延回路１１を有し、さら
に操作スイッチ７を開路すると同時にモータ４への給電
は断つが、電気集塵ユニット６への給電遮断は例えば数
秒〜１０秒遅らかず回路を具備せしめるものである。
【００１２】従ってこのような電源制御回路９を設ける
ことにより図３に示すように、操作スイッチ７を閉路す
ると、先ず電気集塵ユニット６の帯電が開始し、その帯
電が完了された時期（操作スイッチを入れてから例えば
数秒後）にモータ４が駆動して送風が開始されるため、
電気集塵ユニットが電荷不足の状態時に、そのユニット
内に通風されることがなく、効率の高い集塵作用が期待
できる。
ことにより図３に示すように、操作スイッチ７を閉路す
ると、先ず電気集塵ユニット６の帯電が開始し、その帯
電が完了された時期（操作スイッチを入れてから例えば
数秒後）にモータ４が駆動して送風が開始されるため、
電気集塵ユニットが電荷不足の状態時に、そのユニット
内に通風されることがなく、効率の高い集塵作用が期待
できる。
【００１３】また操作スイッチ７を開路すると、直ちに
モータ４への給電がとざされ、その後制御回路による所
定の遅延時間経過後に、集塵ユニット６への給電がとざ
されるために、操作スイッチの開路後送風ファン５がそ
の慣性で回転しても、送風ファンが完全に停止されるま
での間は、電気集塵ユニットの帯電が維持されるので、
これによっても効率の高い集塵作用が期待できる。
モータ４への給電がとざされ、その後制御回路による所
定の遅延時間経過後に、集塵ユニット６への給電がとざ
されるために、操作スイッチの開路後送風ファン５がそ
の慣性で回転しても、送風ファンが完全に停止されるま
での間は、電気集塵ユニットの帯電が維持されるので、
これによっても効率の高い集塵作用が期待できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、送風用ファンモ
ータ４と、電気集塵ユニット６と、上記ファンモータ４
及び電気集塵ユニット６へ給電する操作スイッチ７を有
する電気式集塵装置において、上記操作スイッチ７を開
路から閉路へ操作したとき、直ちに電気集塵ユニット６
を動作し、次いで所定の時間遅延後にファンモータ４を
駆動し、また操作スイッチ７を閉路から開路へ操作した
とき、直ちにファンモータ４への給電を解除し、次いで
所定時間遅延後電気集塵装置への給電をとざす電源制御
回路９を具備せしめた電気式集塵装置であるから、これ
によれば特にファンモータの駆動開始時、及び停止時に
おける集塵効率を高めることができるという効果があ
る。
ータ４と、電気集塵ユニット６と、上記ファンモータ４
及び電気集塵ユニット６へ給電する操作スイッチ７を有
する電気式集塵装置において、上記操作スイッチ７を開
路から閉路へ操作したとき、直ちに電気集塵ユニット６
を動作し、次いで所定の時間遅延後にファンモータ４を
駆動し、また操作スイッチ７を閉路から開路へ操作した
とき、直ちにファンモータ４への給電を解除し、次いで
所定時間遅延後電気集塵装置への給電をとざす電源制御
回路９を具備せしめた電気式集塵装置であるから、これ
によれば特にファンモータの駆動開始時、及び停止時に
おける集塵効率を高めることができるという効果があ
る。
【図１】従来の電気式集塵装置の説明図。
【図２】本発明実施例の電気式集塵装置の説明図。
【図３】本発明実施例の電気式集塵装置の駆動波形図。
１…吸気口 ２…吐気口 ３…送風ダクト ４…モータ ５…送風ファン ６…集塵ユニット ７…操作スイッチ ８…電源 ９…電源制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 送風用ファンモータ（４）と、電気集塵
ユニット（６）と、上記ファンモータ（４）及び電気集
塵ユニット（６）へ給電する操作スイッチ（７）を有す
る電気式集塵装置において、上記操作スイッチ（７）を
開路から閉路へ操作したとき、直ちに電気集塵ユニット
（６）を動作し、次いで所定の時間遅延後にファンモー
タ（４）を駆動し、また操作スイッチ（７）を閉路から
開路へ操作したとき、直ちにファンモータ（４）への給
電を解除し、次いで所定時間遅延後電気集塵装置への給
電をとざす電源制御回路（９）を具備せしめたことを特
徴とする電気式集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13617293A JPH06344768A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 電気式集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13617293A JPH06344768A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 電気式集塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06344768A true JPH06344768A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15169013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13617293A Pending JPH06344768A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 電気式集塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06344768A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0493520A1 (en) * | 1989-09-22 | 1992-07-08 | Univ Texas | MISFET ARRANGEMENT WITH SUBMICROMETER DIMENSIONS AND ELIMINATION OF HOT CARRIER. |
| US11225127B2 (en) | 2015-01-06 | 2022-01-18 | Hanon Systems | Air blower device of air-conditioning system for vehicle having electric dust collector and controlling method thereof |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP13617293A patent/JPH06344768A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0493520A1 (en) * | 1989-09-22 | 1992-07-08 | Univ Texas | MISFET ARRANGEMENT WITH SUBMICROMETER DIMENSIONS AND ELIMINATION OF HOT CARRIER. |
| EP0493520B1 (en) * | 1989-09-22 | 1995-06-14 | The Board Of Regents, The University Of Texas System | Hot-carrier suppressed sub-micron misfet device |
| US11225127B2 (en) | 2015-01-06 | 2022-01-18 | Hanon Systems | Air blower device of air-conditioning system for vehicle having electric dust collector and controlling method thereof |
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