JPH06344290A - ロータリ式給電ジョイント - Google Patents

ロータリ式給電ジョイント

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Publication number
JPH06344290A
JPH06344290A JP13614493A JP13614493A JPH06344290A JP H06344290 A JPH06344290 A JP H06344290A JP 13614493 A JP13614493 A JP 13614493A JP 13614493 A JP13614493 A JP 13614493A JP H06344290 A JPH06344290 A JP H06344290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive plate
cylinder
conduction plate
joint
piston rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13614493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kawada
正樹 河田
Takashi Shimada
高司 島田
Hideo Nakamura
秀夫 中村
Yoshihiro Egawa
嘉宏 江川
Tomohiko Yashiro
知彦 屋代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP13614493A priority Critical patent/JPH06344290A/ja
Priority to US08/253,921 priority patent/US5403988A/en
Priority to GB9411183A priority patent/GB2278797B/en
Publication of JPH06344290A publication Critical patent/JPH06344290A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 相対回転する1対の部材1、2の一方の部材
2に回転軸線と同心のシリンダ72を取付け、シリンダ
のフロントカバー72aに環状の第1導電板70を固定
する。他方の部材1側の給電路6に接続される第2導電
板71を第1導電板70に対設し、第2導電板をフロン
トカバー72aから突出するピストンロッド72bにボ
ールジョイント74を介して連結する。部材2を回動さ
せた後、第2導電板71を第1導電板70にシリンダ7
2の収縮作動で加圧接触させる。この際、ボールジョイ
ント74を支点にした第2導電板71の傾動で該板71
が第1導電板70に倣ってその全面に確実に密着する。 【効果】 給電効率が向上すると共に、通電ジョイント
以外の部材への加圧力の作用による悪影響が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対回転する1対の部
材に設けた給電路を接続するロータリ式給電ジョイント
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給電ジョイントとして
は、相対回転する一方の部材側の給電路に接続される導
電体と他方の部材側の給電路に接続される導電体とを両
部材の回転軸線と同軸上で相対回転自在に組合わせ、両
導電体を両者に付勢接触する接触子を介して導通させる
ようにした、実開昭62−109884号公報に見られ
るようなスリップ型ジョイントと、一方の部材に回転軸
線と同心のシリンダを取付け、該シリンダのピストンロ
ッドに該一方の部材側の給電路に接続される可動導電板
を連結すると共に、他方の部材に該部材側の給電路に接
続される固定導電板を可動導電板に対向するように取付
け、シリンダの作動で可動導電板を固定導電板に接離さ
せるようにした加圧型ジョイントとが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記スリップ型ジョイ
ントでは接触子と導電体との間の摺動抵抗により部材の
回動負荷が増加する不具合があり、一方、上記加圧型ジ
ョイントでは部材回動時に可動導電板を固定導電板から
離間できるため上記不具合は生じないが、可動導電板と
固定導電板との接続時にシリンダの加圧力が両部材間に
作用して部材に悪影響が及ぶことがあり、また、固定導
電板とシリンダとを一方と他方の部材に個別に取付ける
必要があって、給電ジョイントの取付けに手間がかかる
不具合がある。本発明は、以上の点に鑑み、加圧型を採
用して部材の回動負荷を軽減すると共に、加圧型におけ
る上記不具合を解消し得るようにしたロータリ式給電ジ
ョイントを提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、相対回転する1対の部材に設けた給電路を接
続するロータリ式給電ジョイントであって、該両部材の
一方の部材に前記回転軸線と同心のシリンダを取付け、
該シリンダのフロントカバーに前記一方の部材側に設け
た給電路に接続される環状の第1導電板を固設すると共
に、該第1導電板に対し前記回転軸線方向に対向させ
て、他方の部材側に設けた給電路に接続される第2導電
板を設け、該第2導電板をフロントカバーから突出する
シリンダのピストンロッドにボールジョイントを介して
連結したことを特徴とする。
【0005】
【作用】シリンダを収縮作動させると第2導電板が第1
導電板に圧接し、両導電板を介して一方の部材側の給電
路と他方の部材側の給電路とが接続される。この際、シ
リンダの加圧力は第2導電板と第1導電板とを介してシ
リンダのフロントカバーで受けられ、通電ジョイント以
外の部材に加圧力が作用することはない。また、ボール
ジョイントによりピストンロッドに対する第2導電板の
傾動が許容されるため、第2導電板は第1導電板に倣っ
てその全面に確実に密着し、給電ロスを生じない。両部
材を相対回転させる際は、シリンダを伸張作動させて第
2導電板を第1導電板から離間させ、両導電板間の摺動
抵抗を生じないようにするが、この際、一方の部材に固
定のシリンダと他方の部材側の給電路に接続されて他方
の部材に対し回り止めされている第2導電板とが相対回
転し、第2導電板がピストンロッドに直結されている
と、ピストンロッドがシリンダに対し相対回転して、ピ
ストンロッドやピストン用のシール部材の摩耗を生ず
る。然し、本発明ではボールジョイントにより第2導電
板とピストンロッドとの相対回転が許容されるため、か
かる不具合は生じない。
【0006】
【実施例】図1を参照して、1はロボットの手首であ
り、該手首1の端部にスタッド溶接ガン等の作業機器を
取付けるツールホルダ2を手首1の長手方向に直交する
回転軸線a回りに回転自在に軸支し、該ツールホルダ2
を手首1に内挿した駆動軸3によりベベルギア機構4と
サイクロ減速機等の同軸型減速機5とを介して前記軸線
a回りに回動させ、作業機器の姿勢を変更するようにし
た。そして、作業機器の姿勢変更後、手首1側に設けた
給電路6から回転軸線a回りに設けたロータリ式通電ジ
ョイント7と作業機器に連なるツールホルダ2側の給電
路とを介して作業機器に電力を供給し所要の作業を行わ
せるようにした。
【0007】前記通電ジョイント7は、ツールホルダ2
側の給電路を接続する端子部70aを有する第1導電板
70と、手首1側の給電路6を接続する端子部71aを
有する第2導電板71とを備えており、ツールホルダ2
に回転軸線と同心のシリンダ72を取付け、該シリンダ
72のフロントカバー72aに環状に形成した前記第1
導電板70を絶縁材73を介して固定した。また、前記
第2導電板71を第1導電板70に対し回転軸線a方向
に対向させ、該第2導電板71をフロントカバー72a
から突出するピストンロッド72bにボールジョイント
74を介して連結した。ボールジョイント74は、ケー
シング74aに内装したリテーナ74bにピストンロッ
ド72bの先端に連結したボール74cを嵌合保持させ
て成るもので、通電ジョイント7の軸線方向寸法を短縮
するため、第2導電板71を環状に形成してその内周に
ケーシング74aを絶縁材75を介して装着した。
【0008】尚、手首1側の給電路6は、手首1に固定
の導体6aと、該導体6aを第2導電板71の端子部7
1aに接続するオンス銅板等の可撓性導体6bとで構成
されており、該可撓性導体6bの撓みによって第2導電
板71の回転軸線a方向の動きが許容されるようにし
た。
【0009】次に上記実施例の作用を説明するに、ツー
ルホルダ2を回動させるときは、シリンダ72を伸張作
動させて第2導電板71を第1導電板70から離間さ
せ、両導電板70、71間の摺動抵抗によってツールホ
ルダ2の回動負荷が増加することを防止する。この際、
手首1側の給電路6に接続されて手首1に対し回り止め
されている第2導電板71に対しツールホルダ2に固定
したシリンダ72が相対回転するが、ボールジョイント
74により第2導電板71に対するピストンロッド72
bの相対回転が許容されるため、ピストンロッド72b
はシリンダ72と一体に回転し、シリンダ72内のピス
トン72cに装着したシール部材72dやフロントカバ
ー72aのロッド挿通孔に装着したシール部材72eが
シリンダ72に対するピストンロッド72bの相対回転
で摩耗するといった不具合は生じない。
【0010】ツールホルダ2の回動後はシリンダ72を
収縮作動させて第2導電板71を第1導電板70に圧接
させるが、この場合第1導電板70の接触面の回転軸線
aに対する直角度に狂いがあっても、ボールジョイント
74を支点にした第2導電板71の傾動で第1導電板7
0の周方向全面に亘って第2導電板71が確実に密着
し、作業機器にロスなく給電できる。
【0011】ところで、第2導電板71を手首1にブラ
ケット等を介して固定し、第1導電板70をピストンロ
ッド72bに連結して第2導電板71に圧接させるよう
にすることも考えられるが、これでは手首1とツールホ
ルダ2との間にシリンダ72の加圧力が作用して強度や
作業機器の位置決め精度に悪影響が及ぶ。これに対し、
上記実施例の如くシリンダ72のフロントカバー72a
に第1導電板70を固設し、第2導電板71をピストン
ロッド72bに連結しておけば、シリンダ72の加圧力
が手首1やツールホルダ2に作用することはなく、更
に、第1と第2の両導電板70、71を予めシリンダ7
2に組付けて1つのアッセンブリとして用意しておくこ
とができるようになり、通電ジョイント7のロボットへ
の取付性も向上する。
【0012】以上、ロボットの手首1とツールホルダ2
との回転軸線回りに設ける通電ジョイントに本発明を適
用した実施例について説明したが、ロボットアームの関
節部等の相対回転する1対の部材の回転軸線回りに設け
る通電ジョイントとしても本発明は広く適用できる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、部材の回動負荷を増加させずに効率良く給電
を行い得られ、また、シリンダのシール部材が摩耗した
り、通電ジョイント以外の部材にシリンダの加圧力が及
んで無理がかかるといった不具合も生じず、更に、通電
ジョイントの取付性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明通電ジョイントの一例の截断側面図
【符号の説明】
1 手首(他方の部材) 2 ツールホルダ(一
方の部材) 6 給電路 7 通電ジョイント 70 第1導電板 71 第2導電板 72 シリンダ 72a フロントカバー 72b ピストンロッド 74 ボールジョイ
ント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 嘉宏 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 屋代 知彦 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転する1対の部材に設けた給電路
    を接続するロータリ式給電ジョイントであって、該両部
    材の一方の部材に前記回転軸線と同心のシリンダを取付
    け、該シリンダのフロントカバーに前記一方の部材側に
    設けた給電路に接続される環状の第1導電板を固設する
    と共に、該第1導電板に対し前記回転軸線方向に対向さ
    せて、他方の部材側に設けた給電路に接続される第2導
    電板を設け、該第2導電板をフロントカバーから突出す
    るシリンダのピストンロッドにボールジョイントを介し
    て連結したことを特徴とするロータリ式給電ジョイン
    ト。
JP13614493A 1993-06-07 1993-06-07 ロータリ式給電ジョイント Pending JPH06344290A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13614493A JPH06344290A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ロータリ式給電ジョイント
US08/253,921 US5403988A (en) 1993-06-07 1994-06-03 Stud welding apparatus
GB9411183A GB2278797B (en) 1993-06-07 1994-06-03 Stud welding apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13614493A JPH06344290A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ロータリ式給電ジョイント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06344290A true JPH06344290A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15168340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13614493A Pending JPH06344290A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ロータリ式給電ジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06344290A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8172625B2 (en) 2007-09-12 2012-05-08 Autonetworks Technologies, Ltd Spherical terminal with guide groove

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