JPH06344289A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH06344289A
JPH06344289A JP13710293A JP13710293A JPH06344289A JP H06344289 A JPH06344289 A JP H06344289A JP 13710293 A JP13710293 A JP 13710293A JP 13710293 A JP13710293 A JP 13710293A JP H06344289 A JPH06344289 A JP H06344289A
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JP
Japan
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rod
claw
fixed
grasping
gripping
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JP13710293A
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Kazuhiro Kawano
和博 川野
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Orii KK
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Orii KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送経路上に位置決めされた不均一な長さと
不均一な太さを有する棒状体を複数個一括把持できると
共に、箱体内に棒状体を無駄なく整列収納できるように
収納効率を図った把持装置の提供。 【構成】 一対のガイド12に摺動自在な複数の摺動駒
13と、摺動駒13を互いに連結するように接続してな
る弾性部材14と、摺動駒13にそれぞれ設けられ、棒
状体4間に挿脱可能な可動把持爪15と、固定把持爪1
6と、装置本体10に設けられ、可動把持爪15が棒状
体4を解放する際に弾性部材14の付勢力に抗して摺動
駒13を摺動させるように駆動するとともに、可動把持
爪15が棒状体4を把持する際に弾性部材14の付勢力
によって摺動駒13を摺動させるように駆動解除する駆
動部17とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばロボット用搬送
腕に備えられ、棒状体を把持する把持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】昨今、ロボット用搬送腕などに備えられ
る把持装置は、実開平3−96193号に記載されてい
るように、ワークに寸法のばらつきがある場合であって
も1つのエアシリンダで数対のフィンガを同時に平行開
閉させることにより、多数個のワークを一括把持できる
平行ハンドがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
平行ハンドは長さの短いワークが対象で、一列に並べら
れたワークに対して直交するような方向からそれぞれの
ワークを一括把持するものであって、搬送経路に対して
直交するような方向に適宜な間隙をもって並列に搬送経
路上に位置決めされた不均一な長さと不均一な太さを有
する棒状体のワーク、例えば胡瓜などの一括把持に対し
ては把持が不可能であった。ましてや係る棒状体を複数
本一括して把持することは不可能である。
【0004】また、平行ハンドが厚肉部材からなると、
ワークを箱体内に収納する場合、その平行ハンドの厚み
分が邪魔となり、その分、ワークが収納できないという
不都合が生じる。本発明は上記従来の技術的課題を解消
するべくなされたもので、その目的とするところは、搬
送経路に対して直交するような方向に適宜な間隙をもっ
て並列に搬送経路上に位置決めされた不均一な長さと不
均一な太さを有する棒状体を複数個一括把持できると共
に、箱体内に棒状体を無駄なく整列収納できるように収
納効率を図った把持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その要旨は、装置本体の両
端部間に掛け渡されたガイドと、そのガイドに摺動自在
に設けられた複数の摺動駒と、それら個々の摺動駒にそ
れぞれ設けられ、その内の一部が装置本体の一端部に止
着されるとともに上記摺動駒に設けられたそれぞれが上
記摺動駒を互いに連結するように接続してなる複数の弾
性部材と、さらに上記摺動駒にそれぞれ設けられ、搬送
経路に対して直交するような方向に適宜な間隙をもって
並列に搬送経路上に位置決めされた複数個の棒状体間に
挿脱可能且つそれら棒状体を把持可能な複数の可動把持
爪と、上記装置本体の一端部に上記可動把持爪と並列に
設けられ、上記可動把持爪と一体的に上記棒状体間に挿
脱可能且つ上記棒状体を把持可能な固定把持爪と、上記
装置本体に上記ガイドと平行に設けられ、上記可動把持
爪が上記棒状体を把持する際に上記弾性部材の付勢力に
よって上記摺動駒を摺動させるように駆動解除するとと
もに、上記可動把持爪が上記棒状体を解放する際に上記
弾性部材の付勢力に抗して上記摺動駒を摺動させるよう
に駆動する駆動部とを備えてなることを特徴とする把持
装置にある。
【0006】また、上記可動把持爪及び固定把持爪は薄
板状に形成され、上記棒状体との接触面に高摩擦部材が
貼着されてなることを特徴とする把持装置にある。
【0007】
【作用】搬送経路に対して直交するような方向に適宜な
間隙をもって並列に搬送経路上に位置決めされた複数個
の棒状体の上方にあって、駆動部の駆動力を印加し、弾
性部材の付勢力に抗して複数の摺動駒を摺動し、可動把
持爪をそれら棒状体の間隙に移動して固定把持爪ととも
に棒状体間に挿入する。
【0008】挿入し終わった可動把持爪と固定把持爪と
でそれら棒状体を挟むように把持する方向に摺動駒を摺
動するべく駆動部の駆動力を解除し、個々の摺動駒の弾
性部材の弾性力で個々の可動把持爪が棒状体の形状に馴
染むようにして把持するので、一定形状の複数の棒状体
はもとより不均一な長さと不均一な太さを有する複数の
棒状体を把持できる。
【0009】箱体などへの整列収納作業時、弾性部材の
弾性力によって棒状体を把持する可動把持爪と固定把持
爪とを棒状体から解放させるべく、その弾性力に抗して
駆動部の駆動力を若干印可し、摺動駒を若干摺動移動
し、棒状体と可動把持爪間に僅かな間隙を設けて可動把
持爪と固定把持爪とを棒状体間から離脱させ、棒状体を
把持位置のままの状態でその場に残置することができる
ので、多くの棒状体を整列した状態で箱体内に収納でき
る。
【0010】また、請求項2の構成によれば、可動把持
爪及び固定把持爪を薄板状に形成し、それら棒状体との
接触面に高摩擦部材が貼着されてなるので、棒状体間に
無駄なスペースを残すことなく、棒状体を箱体内に無駄
なく整列収納できるとともに確実に把持して整列収納で
きるようにして収納効率を向上し得る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図5を参
照して説明する。図1は本発明の把持装置の使用態様の
一例を示している。図中符号1は把持装置を示し、この
把持装置1は搬送用ロボット2のアーム先端部2aに取
着されている。
【0012】この把持装置1の下方には搬送コンベヤ3
が床面上に配設されており、搬送コンベヤ3上に上流か
ら搬送される複数の棒状体4が乗設されている。ここに
示した棒状体4は例えば胡瓜を使用している。胡瓜は不
均一な長さと不均一な太さを有する扱い難い棒状体で中
には曲がったものもある。係る棒状体4を乗設した搬送
コンベヤ3の下流端近傍には、一定間隔をもって切り出
され流れてきた棒状体4を、先端の棒状体4aそして次
の棒状体4bさらに4cと、順次、数秒間隔で一定位置
に止め置くストッパ5a,5b,5cが出没自在に設け
られている。 このストッパ5は棒状体4(4a,4
b,4c)の長手方向に一対毎に設けられ、搬送コンベ
ヤ3のベルト3a,3b,3c間に出没自在に設けられ
ている。
【0013】また、この搬送コンベヤ3下流端前方には
搬送コンベヤ3に対して直交するように横切るコンベヤ
6が配設され、このコンベヤ6に箱体7が乗設されてい
る。把持装置1は、搬送用ロボット2によって搬送コン
ベヤ3上に位置決めされた棒状体4(4a,4b,4
c)の上方からコンベヤ6上の箱体7の上方に水平移動
可能であり、上下移動可能である。把持装置1はその装
置本体10がアーム先端部2aに取着固定されている。
【0014】この装置本体10は、装置本体10の両端
部11a,11b間に掛け渡された一対2組のガイド1
2(12a,b,12c,d)と、それぞれのガイド12(1
2a,b,12c,d)に摺動自在に設けられた複数の摺動駒
13(13a〜13f)と、それら個々の摺動駒13
(13a〜13f)にそれぞれ設けられ、その内の一部
が装置本体10の一端部11aに止着されるとともに摺
動駒13(13a〜13f)に設けられたそれぞれが摺
動駒13(13a〜13f)を互いに連結するように接
続してなる複数の弾性部材14(14a〜14l)と、
さらに摺動駒13(13a〜13f)にそれぞれ設けら
れ、搬送経路たる搬送コンベヤ3に対して直交するよう
な方向に適宜な間隙をもって並列に搬送コンベヤ3上に
位置決めされた複数個の棒状体4(4a,4b,4c)
間に挿脱可能な複数の可動把持爪15(15a〜15
f)と、装置本体10の一端部11aに可動把持爪15
(15a〜15f)に並列に設けられ、可動把持爪15
(15a〜15f)と一体的に棒状体4(4a,4b,
4c)間に挿脱可能な固定把持爪16(16a,b,16
c,d)と、装置本体10にガイド12(12a,b,12c,
d)と平行に設けられ、可動把持爪15(15a〜15
f)及び固定把持爪16(16a,b,16c,d)が、棒状
体4(4a,4b,4c)を解放する際に弾性部材14
(14a〜14l)の付勢力に抗して摺動駒13(13
a〜13f)を摺動させるように駆動し、棒状体4(4
a,4b,4c)を把持する際に弾性部材14(14a
〜14l)の付勢力によって摺動駒13(13a〜13
f)を摺動させるように駆動解除する駆動部17とから
構成されている。
【0015】即ち、一対2組のガイド12(12a,b,
12c,d)は、装置本体10に一体形成された両端部1
1a,11b間に渡って架設され、両端部11a,11
bの左右幅方向にそれぞれのロッド12a,b,12c,dが
一対づつ設けられている。駆動部17はエアシリンダか
らなり、シリンダ本体17aが装置本体10の両端部1
1a,11bの左右幅方向中央にあって、ガイド12
(12a,b,12c,d)のやや上方に位置して装置本体1
0の一端部11aに固設されている。
【0016】さらに駆動部17はそのピストンロッド1
7bに駆動部材17cを固定し、その駆動部材17cに
装置本体10の他端部11b側の摺動駒13a,13d
に係止する係止棒17d,17d’が取着されている。
摺動駒13(13a〜13f)はガイド12のそれぞれ
のロッド12a,b,12c,dに摺動可能に跨設されてい
る。また、それぞれの摺動駒13(13a〜13f)に
は弾性部材14(14a〜14l)を掛止する掛止軸1
8(18a〜18f)が軸着された軸受け部19(19
a〜19f)が設けられている。
【0017】摺動駒13a,13dの軸受け部19a,
19dには、駆動部材17cの係止棒17d,17d’
が係止されるようになっている。また、摺動駒13(1
3a〜13f)にはその下面に逆L字形した可動把持爪
15(15a〜15f)が固着され、その可動把持爪1
5(15a〜15f)の垂下面には棒状体4(4a,4
b,4c)と接する部分に高摩擦部材20が貼着されて
いる。
【0018】固定把持爪16(16a,b,16c,d)の垂
下面にも可動把持爪15(15a〜15f)と同様に高
摩擦部材20’が貼着されている。また、可動把持爪1
5(15a〜15f)及び固定把持爪16(16a,b,
16c,d)の垂下面部は棒状体4を搬送コンベヤ3上に
位置決めする搬送コンベヤ3上のストッパ5a,5b,
5cに干渉しないようストッパ5(5a,5b,5c)
と合致する形状を形成している。
【0019】弾性部材14(14a〜14l)はコイル
ばねからなり、その両端が隣あった摺動駒13(13a
〜13f)の掛止軸18a〜18fに互いに掛止し、摺
動駒13(13a〜13f)を互いに連結するようにし
ている。この弾性部材14(14a〜14l)は摺動駒
13(13a〜13f)の掛止軸18a〜18fの両側
に同様に掛止されている。また、固定把持爪16(16
a,b,16c,d)が固着された側の装置本体10の一端部
11aに向き合う摺動駒13c,13fの弾性部材14
c,14f,14i,14lは、それらの一端が装置本体
10の一端部11aに止着されている。
【0020】上述したような構成を有する把持装置にお
いて、複数の棒状体4が搬送コンベヤ3の搬送経路に対
して直交するような方向に一定な間隙をもって並列に搬
送コンベヤ3上に切り出されながら搬送される。そして
搬送コンベヤ3の下流端近傍で一定間隔をもって切り出
され流れてきた棒状体4を、ストッパ5(5a,5b,
5c)が、先ず下流端側の最先の棒状体4aを、次ぎに
上流側の次の棒状体4b、そしてさらに上流側の棒状体
4cをと順次、数秒間隔で搬送コンベヤ3上に突出して
止め置く。
【0021】この時、搬送コンベヤ3は駆動を続けてお
り、搬送コンベヤ3上に位置決めされた棒状体4a,4
b,4cの後に続く上流側の棒状体4は図示しない別途
ストッパにより止められている。ストッパ5(5a,5
b,5c)によって搬送コンベヤ3上に位置決めされた
棒状体4a,4b,4cに対して、その上方から把持装
置1が下降する。
【0022】把持装置1はエアシリンダ17の駆動力が
コイルばね14(14a〜14l)の付勢力に抗して印
加されてピストンロッド17bを往動し、駆動部材17
cを移動して係止棒17d,17d’を介してガイド1
2(12a,b,12c,d)上の複数の摺動駒13(13a
〜13f)を摺動し、固定把持爪16(16a,b,16
c,d)はもとより可動把持爪15(15a〜15f)を
ストッパ5(5a,5b,5c)上方に一致させ下降し
てストッパ5(5a,5b,5c)と合致させる。
【0023】棒状体は片面がストッパ5(5a,5b,
5c)に接触し、他の片面は隣接するストッパとの間に
適宜な間隙a,b,cを形成している。次ぎにエアシリ
ンダ17の駆動機能を解除してピストンロッド17bを
無負荷にすると、摺動駒13(13a〜13f)に対す
る付勢力がなくなり、コイルばね14(14a〜14
l)の付勢力が優勢に発揮され、個々の摺動駒13(1
3a〜13f)が棒状体4(4a,4b,4c)に向か
って摺動移動して棒状体4(4a,4b,4c)を固定
把持爪16(16a,b,16c,d)はもとより可動把持爪
15(15a〜15f)同士で棒状体4(4a,4b,
4c)を挟むように把持する。
【0024】この時、個々の摺動駒13(13a〜13
f)のコイルばね14(14a〜14l)の付勢力で個
々の可動把持爪15(15a〜15f)が各棒状体4
(4a,4b,4c)の形状に馴染むようにして把持す
るので、一定形状の棒状体4はもとより不均一な長さと
不均一な太さを有する棒状体を把持できる。棒状体4
(4a,4b,4c)を把持した把持装置1は、搬送用
ロボット2により上方に上昇され、箱体7に向かって水
平に旋回され、箱体7上方に位置するや適宜な収納位置
を判断して箱体7内へ下降し、棒状体4(4a,4b,
4c)を箱体7内に整列収納する。 これらの棒状体4
(4a,4b,4c)の整列収納作業時、エアシリンダ
17にはコイルばね14(14a〜14l)の付勢力に
よる把持から棒状体4(4a,4b,4c)を解放させ
るべく駆動力を若干印可し、棒状体4(4a,4b,4
c)と固定把持爪16(16a,b,16c,d)はもとより
可動把持爪15(15a〜15f)間に僅かな間隙を設
けて棒状体4(4a,4b,4c)からこれら把持爪1
5(15a〜15f),16(16a,b,16c,d)を離
脱させる。
【0025】そして搬送用ロボット2によって把持装置
1を垂直に上昇して複数の棒状体4(4a,4b,4
c)を箱体7内の所定場所に的確に無駄なく収納整列で
きる。また、可動把持爪15(15a〜15f)及び固
定把持爪16(16a,b,16c,d)を薄板状に形成して
いるので、それら棒状体4a,4b,4c間は僅かの間
隙でよく、その分収納効率が良好で箱体7内に多くの棒
状体4が収納できる。
【0026】さらに可動把持爪15(15a〜15f)
及び固定把持爪16(16a,b,16c,d)は、それら棒
状体4(4a,4b,4c)との接触面に高摩擦部材2
0,20’が貼着されてなるので、複数の一定形状の棒
状体はもとより不均一な長さと不均一な太さを有する複
数の棒状体をも正確に確実に把持して箱体7内に整列収
納できるようにして収納効率を向上し得る。
【0027】なお、本発明の実施例では駆動部にエアシ
リンダ17を用いたが、これに限定されず、油圧シリン
ダなど他のアクチュエータでも実施可能である。また、
摺動駒の数は上述した実施例に限られず、扱う棒状体の
個数に対応した数分、把持装置のガイドに組み込み可能
であり、その際、摺動駒の数分、可動把持爪と弾性部材
を増設することで実施可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、装置本
体の両端部間に掛け渡されたガイドと、そのガイドに摺
動自在に設けられた複数の摺動駒と、それら個々の摺動
駒にそれぞれ設けられ、その内の一部が装置本体の一端
部に止着されるとともに上記摺動駒に設けられたそれぞ
れが上記摺動駒を互いに連結するように接続してなる複
数の弾性部材と、さらに上記摺動駒にそれぞれ設けら
れ、搬送経路に対して直交するような方向に適宜な間隙
をもって並列に搬送経路上に位置決めされた複数個の棒
状体間に挿脱可能且つそれら棒状体を把持可能な複数の
可動把持爪と、上記装置本体の一端部に上記可動把持爪
と並列に設けられ、上記可動把持爪と一体的に上記棒状
体間に挿脱可能且つ上記棒状体を把持可能な固定把持爪
と、上記装置本体に上記ガイドと平行に設けられ、上記
可動把持爪が上記棒状体を把持する際に上記弾性部材の
付勢力によって上記摺動駒を摺動させるように駆動解除
するとともに、上記可動把持爪が上記棒状体を解放する
際に上記弾性部材の付勢力に抗して上記摺動駒を摺動さ
せるように駆動する駆動部とを備えてなるので、搬送経
路に対して直交するような方向に適宜な間隙をもって並
列に搬送経路上に位置決めされた一定形状の棒状体はも
とより不均一な長さと不均一な太さを有する棒状体を複
数個一括把持できる また、上記可動把持爪及び固定把持爪は薄板状に形成さ
れ、上記棒状体との接触面に高摩擦部材が貼着されてな
るので、棒状体間に無駄なスペースを残すことなく、棒
状体を箱体内に無駄なく整列収納できるとともに確実に
把持して整列収納できるようにして収納効率を向上し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】把持装置の使用態様の一例を示す斜視図
【図2】図1の要部を示す正面図
【図3】シリンダが往動して棒状体を解放している状態
を示す側面図
【図4】シリンダが復動してばねの復帰力で棒状体を把
持した状態を示す側面図
【図5】図3のV−V線に沿う横断面図
【符号の説明】
1 把持装置 3 搬送コンベヤ 4(4a,4b,4c) 棒状体 5(5a,5b,5c) ストッパ 7 箱体 10 装置本体 11a,11b 両端部 12(12a,b,12c,d) ガイド 13(13a〜13f) 摺動駒 14(14a〜14l) 弾性部材(コイルばね) 15(15a〜15f) 可動把持爪 16(16a,b,16c,d) 固定把持爪 17 駆動部(エアシリンダ) 17b ピストンロッド 17c 駆動部材 17d,17d’ 係止棒 18(18a〜18f) 掛止軸 19(19a〜19f) 軸受け部 20,20’ 高摩擦部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の両端部間に掛け渡されたガイ
    ドと、そのガイドに摺動自在に設けられた複数の摺動駒
    と、それら個々の摺動駒にそれぞれ設けられ、その内の
    一部が装置本体の一端部に止着されるとともに上記摺動
    駒に設けられたそれぞれが上記摺動駒を互いに連結する
    ように接続してなる複数の弾性部材と、さらに上記摺動
    駒にそれぞれ設けられ、搬送経路に対して直交するよう
    な方向に適宜な間隙をもって並列に搬送経路上に位置決
    めされた複数個の棒状体間に挿脱可能且つそれら棒状体
    を把持可能な複数の可動把持爪と、上記装置本体の一端
    部に上記可動把持爪と並列に設けられ、上記可動把持爪
    と一体的に上記棒状体間に挿脱可能且つ上記棒状体を把
    持可能な固定把持爪と、上記装置本体に上記ガイドと平
    行に設けられ、上記可動把持爪が上記棒状体を把持する
    際に上記弾性部材の付勢力によって上記摺動駒を摺動さ
    せるように駆動解除するとともに、上記可動把持爪が上
    記棒状体を解放する際に上記弾性部材の付勢力に抗して
    上記摺動駒を摺動させるように駆動する駆動部とを備え
    てなることを特徴とする把持装置。
  2. 【請求項2】 上記可動把持爪及び固定把持爪は薄板状
    に形成され、上記棒状体との接触面に高摩擦部材が貼着
    されてなることを特徴とする請求項1記載の把持装置。
JP13710293A 1993-06-08 1993-06-08 把持装置 Withdrawn JPH06344289A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0994724A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Komatsu Giken Kk 線材把持装置
EP2060368A1 (en) * 2007-11-16 2009-05-20 Fanuc Ltd Holding apparatus and holding unit with a fixed and two movable holding members

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