JPH0634388Y2 - 陸上用網材 - Google Patents
陸上用網材Info
- Publication number
- JPH0634388Y2 JPH0634388Y2 JP7244789U JP7244789U JPH0634388Y2 JP H0634388 Y2 JPH0634388 Y2 JP H0634388Y2 JP 7244789 U JP7244789 U JP 7244789U JP 7244789 U JP7244789 U JP 7244789U JP H0634388 Y2 JPH0634388 Y2 JP H0634388Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- mesh
- land
- legs
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ『産業上の利用分野』 本考案はテニス等の各種ネット材、或いはスポース施設
等に用いる安全用ネット等に用いる陸上用網材に関する
ものである。
等に用いる安全用ネット等に用いる陸上用網材に関する
ものである。
『従来の技術』 従来この種の陸上用網材は結節網、無結節網により製作
されていた。そしてこれらの網目は正方形のものが一般
的であり、他に菱形、亀甲形のものもあった。
されていた。そしてこれらの網目は正方形のものが一般
的であり、他に菱形、亀甲形のものもあった。
人間の目は左右についている為、一つのものを見る場合
に、縦方向に沢山の線を有る場合に視野が遮られる可能
性が高い。従ってスポーツ等のゲームの当事者或いは観
客はゲームの種類にもよるが、正方形の形等では陸上用
網材の垂直方向網目の数が多く見えにくく、また長時間
の使用では目が疲労し易い欠点があった。
に、縦方向に沢山の線を有る場合に視野が遮られる可能
性が高い。従ってスポーツ等のゲームの当事者或いは観
客はゲームの種類にもよるが、正方形の形等では陸上用
網材の垂直方向網目の数が多く見えにくく、また長時間
の使用では目が疲労し易い欠点があった。
この点を解決する為に網目を形成する糸を細くすること
も考えられるが網が弱くなり安全性等の観点から妥当で
はない。
も考えられるが網が弱くなり安全性等の観点から妥当で
はない。
『考案が解決しようとする課題』 本考案は上述の欠点の解消を目的になされたものであ
り、強度を十分に保持を図りながら、かつ安価に製作で
きる陸上用網材を提供使用とするものである。
り、強度を十分に保持を図りながら、かつ安価に製作で
きる陸上用網材を提供使用とするものである。
ロ『課題を解決する為の手段』 本考案は合成繊維製の貫通式の無結節網であって、網目
の脚の長さの比を1対整数とした長方形としてなし短辺
側の網の脚1を垂直に、長辺側の網の脚2を水平に設け
てなることを特徴とする陸上用網材である。
の脚の長さの比を1対整数とした長方形としてなし短辺
側の網の脚1を垂直に、長辺側の網の脚2を水平に設け
てなることを特徴とする陸上用網材である。
上記短辺側の網の脚1を構成する糸材の太さを長辺側の
網の脚2より太く形成させたことを特徴とする陸上用網
材である。
網の脚2より太く形成させたことを特徴とする陸上用網
材である。
『作用』 本考案の網目は長方形であり、長辺が水平となっている
ことより、短辺の網の脚1の本数が従来に正方形に比べ
少なく構成されている。
ことより、短辺の網の脚1の本数が従来に正方形に比べ
少なく構成されている。
従って網目を通して物をみた場合、視野が遮られる可能
性が低くなり、視野を広くすることが出来るように作用
する。
性が低くなり、視野を広くすることが出来るように作用
する。
即ち視覚によって把握される対象物と左右片目ずつを結
ぶ視線が、それぞれ一方又は双方が網目によって遮られ
る回数が減ることになる。特に一方のみが遮られる回数
が減り、物を見易くするように作用する。なお陸上用網
材から物の貫通を防止し、物の捕捉状態を維持する為
に、長辺を長くした割合に短辺を短くすることになる
が、この場合水平方向によって把握される対称物は、同
一の水平状態から出てくる目の視線によって把握される
為、隠れている部分はそのまま隠れたままとなり、視線
の一方のみが遮られることが無く、かえって対称物を把
握し易い。
ぶ視線が、それぞれ一方又は双方が網目によって遮られ
る回数が減ることになる。特に一方のみが遮られる回数
が減り、物を見易くするように作用する。なお陸上用網
材から物の貫通を防止し、物の捕捉状態を維持する為
に、長辺を長くした割合に短辺を短くすることになる
が、この場合水平方向によって把握される対称物は、同
一の水平状態から出てくる目の視線によって把握される
為、隠れている部分はそのまま隠れたままとなり、視線
の一方のみが遮られることが無く、かえって対称物を把
握し易い。
なお短辺側の太さをやや太くすることにより強力を増す
ように作用させている。
ように作用させている。
また貫通式の無結節網を用いたことより、より視野をた
かめるように作用させている。
かめるように作用させている。
『実施例』 以下本考案を例えば野球用のネットに基づいて説明す
る。
る。
野球用のネットは通常網目が正方形のものにあっては、
一辺の長さが37.5mmであり四辺の合計は150mmである。
従って球が陸上用網材を通過することを防止する為には
四辺の長さが150mm以下であることが必要になり、1対
2の辺の長さの長方形とした場合、網目は短辺の脚1を
25mm、長辺の脚2を50mmとして製作する。この陸上用網
材の製作は、例えば貫通式の丸型無結節網製造装置3を
利用して製作できる。
一辺の長さが37.5mmであり四辺の合計は150mmである。
従って球が陸上用網材を通過することを防止する為には
四辺の長さが150mm以下であることが必要になり、1対
2の辺の長さの長方形とした場合、網目は短辺の脚1を
25mm、長辺の脚2を50mmとして製作する。この陸上用網
材の製作は、例えば貫通式の丸型無結節網製造装置3を
利用して製作できる。
即ち貫通させて無結節網を製作する一方縦糸材の供給を
一本おきに供給するようにセットし陸上用網材を製作す
る。次いで上述のように製作された筒状の陸上用網材
を、第2図に示す如く縦又は横糸材に沿った螺旋状の切
断線5で切断し、第3図に示す如く展開させた後、端部
4を切除して陸上用網材を製作する。そして網目の大き
さの変更は各糸材の送り量を多くし、網目の脚1、2の
長さを容易に変更することが出来る。
一本おきに供給するようにセットし陸上用網材を製作す
る。次いで上述のように製作された筒状の陸上用網材
を、第2図に示す如く縦又は横糸材に沿った螺旋状の切
断線5で切断し、第3図に示す如く展開させた後、端部
4を切除して陸上用網材を製作する。そして網目の大き
さの変更は各糸材の送り量を多くし、網目の脚1、2の
長さを容易に変更することが出来る。
また、短辺の脚1と長辺の脚2の比を1対3とする場合
には一方の糸材を2本おきに供給すれば良い。
には一方の糸材を2本おきに供給すれば良い。
下表は陸上用網材より2m離れた点から網材をみた場合の
網目の縦方向脚1が視野を遮る量を示したものである。
網目の縦方向脚1が視野を遮る量を示したものである。
なお網目の脚の糸材の太さは2mmのものを用い、真正面
の位置に縦方向脚を配置し、これとの5度おきに含まれ
る縦方向脚が遮る量を測定した。
の位置に縦方向脚を配置し、これとの5度おきに含まれ
る縦方向脚が遮る量を測定した。
また網目は短辺の脚1を25mm、長辺の脚2を50mmとした
実施例であり、また比較例は実施例と網脚の長さ合計が
同じとなる37.5mmである。
実施例であり、また比較例は実施例と網脚の長さ合計が
同じとなる37.5mmである。
上述のように真正面のみならず斜め横の角度に於いて10
%以上の大幅な視野の改善を図ることができた。
%以上の大幅な視野の改善を図ることができた。
ハ『考案の効果』 本考案は上述のように構成作用することより、横方向の
視野が広がる為、例えば野球場或いは学校の防球用のネ
ットに使用した場合、ゲームや練習の鑑賞がより見易く
快適にできる。またテニス、バレーボール等のネットに
使用した場合には、競技者がより広く相手コートを見渡
すことが出来、ボール、相手の動きが良く分かる。
視野が広がる為、例えば野球場或いは学校の防球用のネ
ットに使用した場合、ゲームや練習の鑑賞がより見易く
快適にできる。またテニス、バレーボール等のネットに
使用した場合には、競技者がより広く相手コートを見渡
すことが出来、ボール、相手の動きが良く分かる。
更にゴルフ場、ゴルフ練習場に危険防止の為のネットと
して使用する場合には、周囲の環境にとけこんで目立ち
にくくする必要から、横長のネットを張るとネット自体
の縦糸の本数が少ないことより目立ちにくくなり、ネッ
トが気にならなくなる。
して使用する場合には、周囲の環境にとけこんで目立ち
にくくする必要から、横長のネットを張るとネット自体
の縦糸の本数が少ないことより目立ちにくくなり、ネッ
トが気にならなくなる。
なお縦方向の網脚の本数が少ない為、この糸材をやや太
く形成することにより強力を増やすことができ、より安
全性を高める効果を有する。
く形成することにより強力を増やすことができ、より安
全性を高める効果を有する。
また本考案の陸上用網材は従来存する網材を製作する機
械で製作出来る為安価に大量に生産出来る等優れた効果
を有する。
械で製作出来る為安価に大量に生産出来る等優れた効果
を有する。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は本考
案の正面図、第2図は本考案の陸上用網材を製作状態を
示す説明図、第3図は丸型無結節網製造装置で製作した
陸上用網材を螺旋状に切断したものを展開した時の正面
図である。 1は網目の短辺側の脚、2は網目の長辺側の脚、3は丸
型無結節網製造装置、4は端部、5は切断線。
案の正面図、第2図は本考案の陸上用網材を製作状態を
示す説明図、第3図は丸型無結節網製造装置で製作した
陸上用網材を螺旋状に切断したものを展開した時の正面
図である。 1は網目の短辺側の脚、2は網目の長辺側の脚、3は丸
型無結節網製造装置、4は端部、5は切断線。
Claims (2)
- 【請求項1】合成繊維製の貫通式の無結節網であって、
網目の脚の長さの比を1対整数とした長方形としてなし
短辺側の網の脚を垂直に、長辺側の網の脚を水平に設け
てなることを特徴とする陸上用網材。 - 【請求項2】短辺側の網の脚を構成する糸材の太さを長
辺側のそれより太く形成させたことを特徴とする請求項
1記載の陸上用網材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7244789U JPH0634388Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 陸上用網材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7244789U JPH0634388Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 陸上用網材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314189U JPH0314189U (ja) | 1991-02-13 |
JPH0634388Y2 true JPH0634388Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31610391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7244789U Expired - Lifetime JPH0634388Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 陸上用網材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634388Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5023418B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2012-09-12 | 株式会社日本設計 | 換気装置 |
JP2006194572A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-07-27 | Kyoritsu Air Tech Inc | 風量ユニット |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP7244789U patent/JPH0634388Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314189U (ja) | 1991-02-13 |
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