JPH06343764A - パズルゲーム装置 - Google Patents

パズルゲーム装置

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JPH06343764A
JPH06343764A JP5137743A JP13774393A JPH06343764A JP H06343764 A JPH06343764 A JP H06343764A JP 5137743 A JP5137743 A JP 5137743A JP 13774393 A JP13774393 A JP 13774393A JP H06343764 A JPH06343764 A JP H06343764A
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JP
Japan
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piece
music
partial
image
pieces
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JP5137743A
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English (en)
Inventor
Tomomi Matsui
朋巳 松井
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TOMO MIYUUJITSUKU KK
Original Assignee
TOMO MIYUUJITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像と楽曲とを組み合わせたパズルゲームを
提供する。 【構成】 画像データを複数の部分画像に分割する画像
分割手段111と、楽曲データを部分画像と同数の部分
楽曲に分割する楽曲分割手段112と、部分画像と部分
楽曲を組み合わせてピースを生成するピース作成手段1
13と、元の位置と相関なく各ピースを保持するピース
保持手段114と、入力されたピースの配置が正当な位
置であるか否かを判定する判定手段115と、入力され
る各ピースを正当な位置に対応する順序で保持するピー
ス配置手段116と、判定手段115による判定結果に
応じて、該当ピースをピース配置手段116に転送する
転送手段117と、ピース保持手段114とピース配置
手段116との内容に基づいて、部分画像の表示を行う
表示手段118と、ピース保持手段114とピース配置
手段との内容に基づいて、部分楽曲の演奏を行う演奏手
段119とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タを利用したパズルゲーム装置に関し、特に、MIDI
(Musical Instrument Digital Interface) 規格に準拠
したシンセサイザーなどの電子楽器を備えたパズルゲー
ム装置に関するものである。
【0002】近年、パソコンの機能が高度化したため、
画像や動画,音声など性質の異なる情報を同時に扱うマ
ルチメディア・ソフトを利用する機会が増えてきてい
る。これに伴って、マルチメディア環境を利用した多彩
なゲームソフトが要望されている。
【0003】
【従来の技術】上述したMIDI規格が国際的に認めら
れて、多くのメーカーがこの規格に適合した製品を提供
するようになったことから、このMIDI規格に基づい
て、作曲したり、コンピュータ音楽の自動演奏を楽しん
だりするための音楽ソフトが提供され、多くのパソコン
利用者によって利用されている。
【0004】音楽ソフトとは、音源モジュール,MID
Iインタフェース,シーケンサソフトなど必要な機材を
パッケージ化した製品であり、これにより、利用者は、
手持ちのコンピュータを使って、容易に高い品質のコン
ピュータ音楽を楽しむことができる。
【0005】一方、パソコンのディスプレイ装置は高解
像度化しており、より細密な画像を表示することが可能
となっている。これに応じて、利用者が自分で画像を作
成するためのソフトや既存の写真やイラストを画像とし
て読み込むソフトなど、さまざまなソフトウェアが提供
されている。そのなかには、1画面の画像がいくつかの
ピースに分割し、これらのピースを並べ替えて元の画像
を復元するパズルゲームを行うものもある。
【0006】このような画像のパズルゲームの例として
は、『きね子』や『きね子2』などがある。このゲーム
は、単純なキャラクターや図形が移動していくアニメー
ション画像が20数個のピースに分割されており、各ピ
ースをキャラクターなどが移動するタイミングや位置を
手掛かりにして、元のアニメーション画像を復元するも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の音楽ソフトは、
高品質の楽曲を作成したり、自動演奏させたりすること
ができるが、作成した楽曲を利用して、何らかのゲーム
を楽しむということは考えられていなかった。
【0008】また、従来の画像のパズルソフトの完成後
のアニメーション画像は、あまりに単純化されているの
で、そのままでは鑑賞するに足りない。一方、写真など
の自然画像や精緻なイラストを同様にピースに分割して
パズルとしたのでは、階調変化が少ないピースについて
はほとんど手掛かりがなく、ゲームとしてとても成り立
たない。
【0009】本発明は、画像と楽曲とを組み合わせてパ
ズルゲームを楽しむことが可能なパズルゲーム装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明のパズル
ゲーム装置の原理ブロック図を示す。本発明は、1画面
の画像を表す画像データを複数の部分画像に分割する画
像分割手段111と、1曲の楽曲を表す楽曲データを小
節を単位として分割して、部分画像と同数の部分楽曲に
生成する楽曲分割手段112と、部分画像と部分楽曲と
をそれぞれが元の画像および楽曲において占める正当な
位置に対応して組合せ、各組合せを正当な位置に関する
情報とともにパズルのピースとして出力するピース作成
手段113と、正当な位置と相関のない順序で各ピース
を保持するピース保持手段114と、ピース保持手段1
14に保持されたピースのいずれかを指定するピース指
定情報とこのピースの配置を指示する配置指示情報とが
入力され、指定されたピースの正当な位置に関する情報
に基づいて、指示された配置が正当な位置であるか否か
を判定する判定手段115と、入力される各ピースの正
当な位置に関する情報に基づいて、各ピースの部分画像
および部分楽曲を正当な位置に対応する順序で保持する
ピース配置手段116と、判定手段115による判定結
果に応じて、ピース保持手段114の該当ピースをピー
ス配置手段116に転送する転送手段117と、ピース
保持手段114内の少なくとも1つのピースの部分画像
を表示するとともに、ピース配置手段116内の各ピー
スの部分画像をそれぞれ正当な位置に表示する表示手段
118と、演奏指示の入力に応じて、ピース保持手段1
14内の少なくとも1つのピースの部分楽曲を演奏する
とともに、ピース配置手段116内の各ピースの部分楽
曲を正当な位置に対応する順序で演奏する演奏手段11
9とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、画像分割手段111と楽曲分割手段
112とピース作成手段113とによって、部分画像と
部分楽曲とを組み合わせたパズルのピースを形成してピ
ース保持手段114に保持しておき、ピース指定情報と
配置情報との入力に応じて、判定手段115が指定され
た配置が正当であるか否かを判定し、正当であるときに
転送手段117がピース保持手段114からピース配置
手段116に該当するピースを転送することにより、バ
ラバラになったピースからピース配置手段116上で元
の画像および楽曲に復元するものである。また、このと
き、表示手段118および演奏手段119によって、ピ
ース保持手段114およびピース配置手段116内の各
ピースの部分画像を表示し、各ピースの部分楽曲を演奏
することにより、各ピースの繋がりに関する手掛かりを
提供する。
【0012】本発明においては、部分画像と部分楽曲と
を組み合わせたことにより、各ピースの部分画像を手掛
かりとして1枚の画像を復元するだけでなく、各ピース
の部分楽曲のつながりを手掛かりとして、1曲の楽曲を
復元するパズルゲームを楽しむことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、本発明のパズルゲーム装置
の実施例構成を示す図である。
【0014】図2において、パズルゲーム装置は、マウ
ス201とディスプレイ装置202とMIDIアダプタ
203とMIDI対応音源204とスピーカ205とフ
ロッピーディスクドライブ(FDD)206とを備えた
パソコン210と、ゲームに必要なプログラムおよびデ
ータを収めたフロッピーディスク207とから構成され
ている。
【0015】このフロッピーディスク207には、ゲー
ムデータとして、少なくとも1組の画像データと楽曲デ
ータとの組合せが記録されている。1枚の画像データの
大きさは、例えば300ドット×640ドットとすれば
よい。また、楽曲データは、MIDI規格に準拠したゲーム
専用の形式で記録されている。
【0016】また、パソコン210は、メモリ211と
上述したマウス201,MIDIアダプタ203,フロ
ッピーディスクドライブ206と表示制御部212とを
バスを介してマイクロプロセッサ(MPU)213に接
続した構成となっている。
【0017】なお、上述した表示制御部212およびデ
ィスプレイ装置202は、マイクロプロセッサ213か
らの指示に応じて、表示制御部212がディスプレイ装
置202による表示を制御する構成となっている。ま
た、MIDIアダプタ203,MIDI対応音源204
およびスピーカ205は、マイクロプロセッサ213か
らの指示が、MIDIアダプタ203を介してMIDI
対応音源204に伝えられ、これに応じて発生された信
号がスピーカ205によって音声として出力される構成
となっている。
【0018】次に、実施例の詳細な構成および動作を順
を追って説明する。利用者がFDD206にフロッピー
ディスク207をセットすると、必要なプログラムがメ
モリ211に読み込まれ、マイクロプロセッサ213
は、このプログラムに従った動作を開始する。
【0019】図3に、パズルゲーム装置の処理の流れを
説明する図を示す。図3において、マイクロプロセッサ
213の内部に示した各部は、マイクロプロセッサ21
3がメモリ211に読み込まれたプログラムの対応する
部分を実行することにより実現されている。
【0020】まず、初期画面作成部221が起動され、
この初期画面作成部221により、利用者にパズルのメ
ニューを示すメニュー画面を作成して表示制御部212
に転送し、ディスプレイ装置202に表示する。このメ
ニュー画面としては、上述したフロッピーディスク20
7に記録されている画像データと楽曲データとの組合せ
にそれぞれタイトルを与えておき、これらのタイトルを
表示する画面を作成すればよい。
【0021】利用者によってマウス201が操作される
と、主制御部231から該当する座標が入力解析部22
2に渡される。これに応じて、入力解析部222は、対
応するタイトルが指定されたと判断して、主制御部23
1に対して、フロッピーディスク207から該当する画
像データと楽曲データとの組合せを読み出す旨を依頼す
る。
【0022】主制御部231によって読み出された画像
データと楽曲データとは、それぞれ画像分割処理部22
3と楽曲分割処理部224とに送られ、それぞれ例えば
50個の部分に分割される。
【0023】画像分割処理部223は、画像分割手段1
11に相当するものであり、入力された画像データを6
0ドット×64ドットの部分画像に分割し、図4(a) に
数字を付して示すように、元の画像の左上隅に位置する
部分画像から順にピース生成部225に送出する。ま
た、図4(b) に示すように、各部分画像をジグソーパズ
ルのピースと同様の凹凸を持った形状としてもよい。
【0024】また、楽曲分割処理部224は、楽曲分割
手段112に相当するものであり、楽曲データを分割し
て部分画像と同数(例えば50個)の部分楽曲を作成
し、先頭から順にピース生成部225に送出する。この
とき、楽曲分割処理部224は、各部分楽曲にほぼ同数
の小節を配分すればよい。
【0025】ここで、楽曲データには、楽曲を構成する
音譜に相当する演奏情報に加えて、その楽曲の拍子や音
色,音の表情などを示す制御情報が付加されており、こ
の制御情報が楽曲の演奏の前提となっている。また、演
奏情報は、例えば1拍をn等分(例えば48等分)にし
た時間を単位として、音の高低や長さなどを表してい
る。
【0026】したがって、楽曲分割処理部224は、上
述した制御情報に含まれる拍子の情報に基づいて、この
時間単位で計った1小節の長さを求め、この1小節の長
さに相当する演奏情報を単位として、演奏情報を分割し
ていけばよい。
【0027】また、楽曲分割処理部224は、上述した
制御情報のうち、各部分楽曲の演奏に必要不可欠なもの
を選択して、対応する部分楽曲に付加して送出すればよ
い。また、上述した全ての制御情報を先頭の部分楽曲に
付加し、これを含めて先頭の部分楽曲として送出する。
【0028】なお、楽曲データを上述したようにして予
め分割しておき、得られた部分楽曲の集まりを1つの楽
曲データとして画像データと組み合わせ、ゲーム用デー
タとしてフロッピーディスク207に記録して提供して
もよい。この場合は、ゲームを開始する際に、楽曲デー
タを分割する必要はないので、楽曲分割処理部224
は、入力される各部分楽曲をそのまま出力すればよい。
このように、ゲームデータを提供する側で楽曲データを
分割しておく場合は、元の楽曲の特徴を考慮してきめ細
かな調整を加えながら部分楽曲を形成することが可能で
ある。
【0029】ピース生成部225は、画像分割処理部2
23と楽曲分割処理部224とから入力される部分画像
と部分楽曲とを順次に組合せ、各組合せに順番に番号を
示すヘッダを付加する。これにより、各組合せには、該
当する部分画像および部分楽曲が元の画像および楽曲に
おいて占めるべき正当な位置を示す番号が付加される。
以下、部分画像と部分楽曲の組合せに、このヘッダを付
加したものを1つのピースと称する。また、各ピースの
ヘッダに含まれる番号をピース番号と称する。
【0030】このようにして生成された50個のピース
は、シャッフル部226に入力され、上述したヘッダに
示された番号と相関のない順序に並べ替えられ、メモリ
212の残りピース保持部241に格納される。このシ
ャッフル部226は、例えば、各ピースが入力されるご
とに、疑似乱数を使って1から50までの番号を生成
し、この番号から得られるアドレスに各ピースを格納し
て、ピースの並べ替えを行えばよい。
【0031】このようにして、ピース生成部225とシ
ャッフル部226とにより、ピース生成手段113の機
能が実現され、元の位置とは相関のないばらばらのピー
スが生成され、ピース保持手段114に相当する残りピ
ース保持部241に格納される。
【0032】したがって、ゲームを開始した当初は、全
てのピースが残りピース保持部241に格納されてお
り、ピース配置手段116に相当するピース配置部24
2は空の状態となっている。
【0033】上述した残りピース保持部241内のピー
スの一部(例えば3個)は、手持ち管理部251によっ
て読み出され、手持ちピース保持部243に転送され
る。初めは、残りピース保持部241の先頭から3ピー
スを選択して、手持ちピース保持部243に転送してお
けばよい。また、この手持ち管理部251は、入力解析
部222からの指示に応じて、残りピース保持部241
から該当するピースを読み出して、手持ちピース保持部
243の内容を書き換える構成となっている。
【0034】また、ゲーム画面作成部253は、手持ち
ピース保持部243とピース配置部242の内容に基づ
いて、図5に示すようなゲーム画面の表示データを作成
し、表示制御部212に送出する構成となっている。
【0035】図5において、符号,,は、手持ち
ピース表示部を示し、この部分に手持ちピース保持部2
43に格納されているピースの部分画像(符号Da,Db,
Dcで示す)が表示される。利用者からの指示に応じて、
入力解析部222により、手持ち管理部251に対して
手持ちピースの変更が指示されたときに、ゲーム画面作
成部253は、手持ち管理部251によって書き換えら
れた手持ちピース保持部243の内容に基づいて表示デ
ータを更新し、これに応じて、手持ちピース表示部の表
示が変更される。
【0036】また、ピース配置部242の内容は、図5
に示すような配置表示部に表示される。この配置表示部
は、分割される前の元の画像と同じ大きさ(300ドッ
ト×640ドット)を有しており、手持ちピースを配置
する際の目安として、図5に点線で示したように、各ピ
ースの部分画像を表示する場所の区切りが示されてい
る。
【0037】また、図3において楽曲データ編集部25
4は、入力解析部222からの指示に応じて、手持ちピ
ース保持部243あるいはピース配置部242内の各ピ
ースの部分楽曲から一連の楽曲データを編集し、MID
Iアダプタ203に送出する構成となっている。
【0038】判定処理部255は、判定手段115に相
当するものであり、入力解析部222からの情報と手持
ちピース保持部243の内容とに基づいて、利用者が指
定したピースの配置が正しいか否かを判定する構成とな
っている。また、この判定処理部255の判定結果に応
じて、転送手段117に相当する配置処理部256が動
作し、指定されたピースを手持ちピース保持部243か
らピース配置部242に転送する構成となっている。
【0039】以下、ゲームの手順を追って、実施例の動
作を説明する。例えば、利用者がマウス201を操作し
て、図5に符号Daで示したピースをピース表示部の符号
Pで示した位置に配置する旨を指示した場合は、入力解
析部222から該当するピースおよび指定された位置を
示す情報が判定処理部255に送出される。このとき、
入力解析部222は、主制御部231から入力されるデ
ィスプレイ装置202の表示画面上の座標に基づいて、
ピース表示部の左上隅を基準とする座標を求め、この座
標から該当する位置に対応するピース番号を算出して出
力すればよい。
【0040】これに応じて、判定処理部255は、手持
ちピース保持部243を参照し、指定された手持ちピー
スのヘッダに含まれるピース番号と入力されたピース番
号とを照合する。
【0041】2つのピース番号が一致した場合は、判定
処理部255は、利用者は正しい配置を指定したと判断
して、該当するピースを指定して、配置処理部256を
起動する。これに応じて、配置処理部256は、手持ち
ピース保持部243から図5に符号Daで示したピースの
情報をピース配置部242に転送し、ピース番号に対応
する格納場所に格納する。また、このとき、手持ちピー
ス管理部251は、該当するピースのヘッダに配置ずみ
である旨を示すフラグを付加し、残りピース保持部24
1から別の1ピースを読み出して、手持ちピース保持部
241の該当する部分を書き換える。このとき、手持ち
ピース管理部251は、残りピース保持部241から上
述したフラグが付加されていないピースを選択して読み
出せばよい。
【0042】また、上述した正しい配置である旨の判定
結果に応じて、ゲーム画面作成部253は、手持ちピー
ス保持部243およびピース配置部242の内容に基づ
いて表示データの更新処理を行う。これにより、ピース
表示部の該当する位置に図5に符号Daで示したピースの
部分画像が表示され、また、手持ちピース表示部に新し
いピースの部分画像が表示される。
【0043】このように、入力解析部222からの指示
あるいは判定処理部255の判定結果に応じて、ゲーム
画面作成部253が表示データの更新を行って、表示制
御部212およびディスプレイ装置202に送出するこ
とにより、これらの各部によって表示手段118の機能
が実現される。
【0044】一方、2つのピース番号が一致しない場合
は、判定処理部255はそのまま処理を終了すればよ
い。また、利用者がマウス201を操作して、図5に符
号Dbで示した手持ちピースの演奏を指示した場合は、主
制御部231からの指示の入力に応じて、入力解析部2
22は、該当するピースを指定して楽曲データ編集部2
54を起動する。
【0045】この場合は、楽曲データ編集部254は、
手持ちピース保持部243から指定されたピースの部分
楽曲を読み出して、そのままMIDIアダプタ203に
送出すればよい。
【0046】また、利用者が配置表示部の所望の範囲に
配置されたピースの部分楽曲を演奏させようとする場合
は、図5に示すように、マウス201を操作して配置表
示部の符号Ssで示した始点と符号Seで示した終点を指定
して演奏を指示すればよい。
【0047】これに応じて、入力解析部222は、ピー
スの配置処理と同様に、主制御部231から得られるデ
ィスプレイ装置202上の座標に基づいて、指定された
範囲に対応するピース番号の範囲を求めて、楽曲データ
編集部254に送出する。
【0048】楽曲データ編集部254は、上述したピー
ス番号の範囲に含まれる各ピース番号に対応する格納場
所から各ピースの部分楽曲を順次に読み出し、これらの
部分楽曲を順次に連結して楽曲データとして出力する。
指定されたピース番号に対応する格納場所に該当するピ
ースが格納されていない場合は、適当な長さの無音状態
を示すデータを代わりに挿入して、楽曲データを作成す
ればよい。
【0049】このようにして作成された楽曲データがM
IDIアダプタ203に送出され、MIDI対応音源2
04およびスピーカ205により、利用者によって指定
された範囲の各ピースの部分楽曲が演奏される。
【0050】すなわち、利用者からの指示に応じて、入
力解析部222,楽曲データ編集部254が動作して楽
曲データを作成し、MIDIアダプタ203,MIDI
対応音源204,スピーカ205に供給することによ
り、演奏手段119の機能が実現されている。
【0051】このようにして、利用者の指示に応じて、
指定した手持ちピースあるいはピース表示部の指定範囲
の楽曲を演奏することにより、利用者に部分楽曲の配置
についての手掛かりを提供することができる。
【0052】これにより、各ピースの配置について、楽
曲の繋がりに関する情報も利用者に提供することができ
るから、各ピースに対応する部分画像同士が似通ってい
る場合にも、楽曲の繋がりを手掛かりとしてピースの配
置を判別することも可能である。
【0053】したがって、写真などの自然画像のよう
に、階調変化の少ない部分を含んだ精緻な画像を用いた
パズルゲームを楽しむことができる。この場合は、全て
のピースを配置することにより、1枚の画像として充分
に鑑賞に耐える画像が得られ、また、MIDI規格に適
合した1曲の楽曲データに基づいて、高品質の楽曲の演
奏を楽しむことができる。
【0054】また、利用者がマウスを操作して終了する
旨を指示したときに、入力解析部222は、セーブ処理
部257を起動する。これに応じて、セーブ処理部25
7は、残りピース保持部241,手持ちピース保持部2
43,ピース配置部242の内容に基づいて進行状況情
報を作成して、主制御部231およびフロッピーディス
クドライブ206を介して、フロッピーディスク207
にこの進行状況情報をセーブする。
【0055】後に、ゲームを再開するときには、フロッ
ピーディスク207から進行状況情報を読み出して、こ
の進行状況情報に基づいて、残りピース保持部241,
手持ちピース保持部243,ピース配置部242の内容
を復元すればよい。
【0056】なお、指定された手持ちピースあるいはピ
ース表示部の指定範囲の楽曲を演奏する際に、利用者が
任意のMIDIチャンネルを選択する構成としてもよ
い。この場合は、楽曲データ編集部254の内部に選択
情報保持部261を備えて構成し、利用者がマウス20
1を操作して、第nチャンネルを選択する旨を指示した
際に、入力解析部222から該当するチャンネルを示す
情報を受け取って、この選択情報保持部261に保持す
る構成とすればよい。また、楽曲の演奏が指示された際
には、選択情報保持部261の内容を参照し、手持ちピ
ース保持部243あるいはピース配置部242から読み
出した部分楽曲から、該当するチャンネルのデータを抽
出し、該当するデータを編集したものを楽曲データとし
てMIDIアダプタ203に送出すればよい。
【0057】例えば、メロディに対応するMIDIチャ
ンネルを選択しておけば、手持ちピースおよび指定範囲
のピースに対応する部分楽曲のメロディのみが選択的に
演奏される。
【0058】このように、メロディのみを演奏した場合
は、部分楽曲の全てのチャンネルを演奏した場合に比べ
て、部分楽曲のつながりを認識しやすいと考えられるか
ら、これにより、利用者により分かりやすい手掛かりを
提供することができる。
【0059】更に、部分画像の繋がりに関する情報をヒ
ントとして提供する構成としてもよい。図6に、ヒント
作成処理の流れを説明する図を示す。
【0060】図6において、ヒント作成部258は、入
力解析部222からの指示に応じて、残りピース保持部
241および手持ちピース保持部243を参照し、指定
されたピースに隣接するピースの部分画像を読み出し
て、ゲーム画面作成部253に送出する構成となってい
る。
【0061】例えば、利用者が図5に符号Dcで示した手
持ちピースを指定して、ヒントの提供を指示した場合
は、ヒント作成部258は、まず、入力解析部222か
ら指定されたピースを示す情報を受け取り、手持ちピー
ス保持部243を参照して、該当するピースのピース番
号iを得る。次に、ヒント作成部258は、このピース
番号iに基づいて残りピース保持部241を検索し、こ
のピース番号iと連続するピース番号(例えば、ピース
番号i−1,ピース番号i+1)を有するピースの部分
画像を読み出せばよい。
【0062】このとき、ゲーム画面作成部253は、手
持ちピースの部分画像の代わりに、ヒント作成部258
から入力された部分画像を用いて表示データを作成し、
表示制御部212に送出すればよい。これにより、図5
に示した手持ちピース表示部に指定されたピースとこの
ピースに隣接するピースとの部分画像が表示され、部分
画像のつながりについてのヒントを提供することができ
る。
【0063】但し、指定されたピースが、元の画像にお
いて左端あるいは右端のピースである場合は、ヒント作
成部258は、左側あるいは右側に隣接するピースの部
分画像として空白を出力すればよい。
【0064】ところで、音楽ソフトの利用者は、自作の
楽曲や市販されている楽曲などを表す楽曲データファイ
ルを既にいくつか持っている場合が多い。このような手
持ちの楽曲データファイルが、Standard MIDI File形式
で記録されていれば、利用者の手持ちの楽曲データファ
イルを用いたパズルゲームを作成することが可能であ
る。ここで、Standard MIDI File形式は、異なった音楽
ソフト間で演奏情報を授受するためのMIDI規格を使
ったファイル形式である。
【0065】この場合は、画像データと楽曲データとが
予め組合されているゲームデータ他に、少なくとも1枚
の画像データをオプション画像としてフロッピーディス
ク207に記録して提供し、後述するようにして、利用
者の手持ちの楽曲データファイルと組み合わせればよ
い。
【0066】図7に、楽曲データ登録処理の流れを説明
する図を示す。図7において、楽曲登録部271は、主
制御部231および入力解析部222を介して、楽曲デ
ータの登録が指示されたときに、主制御部231を介し
て指定された利用者の楽曲データファイルを読み出し
て、楽曲分割処理部224に入力する。また、楽曲登録
部271は、この楽曲分割処理部224によって得られ
た部分楽曲の集まりを主制御部231を介してフロッピ
ーディスクドライブ206に転送し、ゲーム用の楽曲デ
ータとしてフロッピーディスク207の空き領域に登録
する。このとき、楽曲登録部271は、利用者の指示に
応じて、指定されたオプション画像の画像データと上述
した楽曲データとを組み合わせ、ゲームデータとして登
録すればよい。
【0067】このようにして、オプション画像と利用者
の手持ちの楽曲データとを組み合わせれば、利用者がオ
リジナルのゲームデータを作成することができ、利用者
の創作意欲に応えることができる。
【0068】もちろん、このようにして得られたゲーム
データの画像データと楽曲データとをそれぞれ画像分割
処理部223と楽曲分割処理部224とに入力すれば、
利用者が登録した楽曲データを用いたパズルゲームを行
うことができる。この場合は、楽曲データが既に分割さ
れているので、楽曲分割処理部224は、入力された部
分楽曲をそのまま順次に出力すればよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、部分画像
と部分楽曲とを組み合わせ、各ピースの部分画像と部分
楽曲との双方を手掛かりとして、1枚の画像とともに1
曲の楽曲を復元するパズルゲームを行うことができる。
これにより、自然画像や精緻なイラストなどのような高
品質の画像とフルオーケストラの楽曲のように高品質の
音楽を用いて、マルチメディア環境を活用したパズルゲ
ームを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明のパズルゲーム装置の実施例構成図であ
る。
【図3】パズルゲーム装置の処理の流れを説明する図で
ある。
【図4】画像の分割を説明する図である。
【図5】ゲーム画面の例を示す図である。
【図6】ヒント作成処理を説明する図である。
【図7】楽曲登録処理を説明する図である。
【符号の説明】
111 画像分割手段 112 楽曲分割手段 113 ピース生成手段 114 ピース保持手段 115 判定手段 116 ピース配置手段 117 転送手段 118 表示手段 119 演奏手段 201 マウス 202 ディスプレイ装置 203 MIDIアダプタ 204 MIDI対応音源 205 スピーカ 206 フロッピーディスクドライブ(FDD) 207 フロッピーディスク 210 パソコン 211 メモリ 212 表示制御部 213 マイクロプロセッサ(MPU) 221 初期画面作成部 222 入力解析部 223 画像分割処理部 224 楽曲分割処理部 225 ピース生成部 226 シャッフル部 231 主制御部 241 ピース保持部 242 ピース配置部 243 手持ちピース保持部 251 手持ち管理部 253 ゲーム画面作成部 254 楽曲データ編集部 255 判定処理部 256 配置処理部 257 セーブ処理部 258 ヒント作成部 261 選択情報保持部 271 楽曲登録部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画面の画像を表す画像データを複数の
    部分画像に分割する画像分割手段(111)と、 1曲の楽曲を表す楽曲データを小節を単位として分割し
    て、前記部分画像と同数の部分楽曲に生成する楽曲分割
    手段(112)と、 前記部分画像と前記部分楽曲とをそれぞれが元の画像お
    よび楽曲において占める正当な位置に対応して組合せ、
    各組合せを前記正当な位置に関する情報とともにパズル
    のピースとして出力するピース作成手段(113)と、 前記正当な位置と相関のない順序で各ピースを保持する
    ピース保持手段(114)と、 前記ピース保持手段(114)に保持されたピースのい
    ずれかを指定するピース指定情報とこのピースの配置を
    指示する配置指示情報とが入力され、指定されたピース
    の正当な位置に関する情報に基づいて、指示された配置
    が正当な位置であるか否かを判定する判定手段(11
    5)と、 入力される各ピースの正当な位置に関する情報に基づい
    て、各ピースの部分画像および部分楽曲を前記正当な位
    置に対応する順序で保持するピース配置手段(116)
    と、 前記判定手段(115)による判定結果に応じて、ピー
    ス保持手段(114)の該当ピースを前記ピース配置手
    段(116)に転送する転送手段(117)と、 前記ピース保持手段(114)内の少なくとも1つのピ
    ースの部分画像を表示するとともに、前記ピース配置手
    段(116)内の各ピースの部分画像をそれぞれ正当な
    位置に表示する表示手段(118)と、 演奏指示の入力に応じて、前記ピース保持手段(11
    4)内の少なくとも1つのピースの部分楽曲を演奏する
    とともに、前記ピース配置手段(116)内の各ピース
    の部分楽曲を正当な位置に対応する順序で演奏する演奏
    手段(119)とを備えたことを特徴とするパズルゲー
    ム装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11161271A (ja) * 1997-09-24 1999-06-18 Yamaha Corp 楽音信号生成方法、楽音信号生成装置及びプログラムを記録した媒体
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