JPH06343207A - 走行制御装置 - Google Patents

走行制御装置

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JPH06343207A
JPH06343207A JP5206668A JP20666893A JPH06343207A JP H06343207 A JPH06343207 A JP H06343207A JP 5206668 A JP5206668 A JP 5206668A JP 20666893 A JP20666893 A JP 20666893A JP H06343207 A JPH06343207 A JP H06343207A
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braking
accelerator pedal
control circuit
braking control
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Hiromitsu Yoshiyama
浩光 吉山
Masamitsu Inaba
正光 稲葉
Kenji Suga
健治 須賀
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アクセルペダルの踏み込みを解除しても惰性走
行を可能とするとともに、アクセルペダルの踏み込み及
び早い繰り返しを行っても車両が振動しないようにする
ことを目的とする。 【構成】車両を走行させる誘導電動機3と、前記誘導電
動機3の制動制御又は駆動制御を行わせるインバータ2
と、前記誘導電動機3が発生すべきトルクを設定するア
クセルペダルACCと、前記アクセルペダルACCの操
作に基づいてインバータ2を介して誘導電動機3を駆動
制御する走行制御回路4と、前記アクセルペダルACC
の操作解除に基づいてインバータ2を介して誘導電動機
3を制動制御する走行制御回路4からなる走行制御装置
において、前記走行制御装置5による誘導電動機3の制
動制御を無効化する制動制御無効化スイッチ12を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行制御装置に係り、詳
しくは電動機を駆動制御又は制動制御させる走行制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バッテリ・フォークリフトにおい
ては、直流電動機に代わって誘導電動機を用いることが
考えられている。誘導電動機には、負荷の増減に対し
て速度の変化が少ない、構造が簡単で丈夫、すべり
周波数制御によって、速度、トルク、正逆転の制御が簡
単でかつ確実に行える、等の利点がある。
【0003】従来のすべり周波数制御による誘導電動機
の走行制御装置では、図8に示すように、直流電源とし
てのバッテリ1から供給される直流をインバータ2によ
って3相交流に変換し、その3相交流によって3相誘導
電動機3を駆動している。尚、インバータ2は走行制御
回路4によって駆動制御されており、その走行制御回路
4の制御動作は以下の順序で行われている。
【0004】走行制御回路4は、アクセルペダルACC
の踏み込み量を検出するアクセルセンサ5からの検出信
号に基づいて、運転者の所望する誘導電動機3が発生す
べきトルク(目標トルク)を求める。又、アクセルペダ
ルACCの踏み込みによる操作検出スイッチ5aの開路
信号は走行制御回路4に出力される。
【0005】走行制御回路4は、誘導電動機3の回転速
度を検出する回転センサ8から出力される検出信号を入
力し、その検出信号に基づいて実際の誘導電動機3の回
転速度(実回転速度)を求める。
【0006】走行制御回路4は、求めた目標トルクと実
回転速度とに基づいてすべり周波数を割り出す。又、走
行制御回路4は回転センサ8からの検出信号に基づいて
誘導電動機3の回転周波数を求める。走行制御回路4は
操作検出スイッチ5aの開路信号を検出しているため車
両を走行させたいと判断し、すべり周波数と回転周波数
とを加算して指令周波数とする。
【0007】この指令周波数に基づいて走行制御回路4
はインバータ2の各トランジスタをオン・オフ制御して
誘導電動機3を駆動制御する。一方、アクセルペダルA
CCの踏み込みを解除すると、その解除に対応した検出
信号がアクセルセンサ5から走行制御回路4に出力され
る。又、アクセルペダルACCの踏み込み解除による操
作検出スイッチ5aの閉路信号が走行制御回路4に出力
される。
【0008】走行制御回路4は、アクセルセンサ5から
の検出信号に基づいて、運転者の所望する誘導電動機3
が発生すべき目標トルクを求める。走行制御回路4は、
誘導電動機3の回転速度を検出する回転センサ8から出
力される検出信号を入力し、その検出信号に基づいて実
際の誘導電動機3の実回転速度を求める。
【0009】走行制御回路4は、求めた目標トルクと実
回転速度とに基づいてすべり周波数を割り出す。又、走
行制御回路4は回転センサ8からの検出信号に基づいて
電動機3の回転周波数を求める。走行制御回路4は操作
検出スイッチ5aの閉路信号を検出しているため車両を
停止させたいと判断し、回転周波数からすべり周波数を
減算して指令周波数とする。
【0010】この指令周波数に基づいて走行制御回路4
はインバータ2の各トランジスタをオン・オフ制御して
電動機3を制動制御する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォークリ
フトは一般的に、アクセルペダルACCを踏み込んで車
両を走行させた後、アクセルの踏み込みを解除して車両
を惰性走行させたりする。
【0012】しかし、このフォークリフトではアクセル
ペダルACCを解除すると、走行制御回路4がインバー
タ2の各トランジスタをオン・オフ制御して誘導電動機
3を制動制御するので、フォークリフトは急激に停止し
てしまう。従って、アクセルペダルACCの踏み込み及
び解除の操作によりフォークリフトを惰性走行させるこ
とができないという問題がある。
【0013】又、アクセルペダルACCの踏み込み及び
解除の早い繰り返しにより荷役作業を行う場合がある。
すると、アクセルペダルACCの踏み込み及び解除の早
い繰り返しによって走行制御回路4は誘導電動機3を略
同じタイミングで駆動制御及び制動制御を行うため、フ
ォークリフトが振動して作業者に不快感を与えたり、荷
崩れが発生したりする問題がある。
【0014】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はアクセルペダルの踏み込
みを解除しても惰性走行を可能とするとともに、アクセ
ルペダルの踏み込み及び解除の早い繰り返しを行っても
車両が振動しないようにする走行制御装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車両を走行させる電動機
と、前記電動機の制動制御又は駆動制御を行わせる切換
手段と、前記電動機が発生すべきトルクを設定するトル
ク設定操作手段と、前記トルク設定操作手段の操作に基
づいて切換手段を介して電動機を駆動制御する電動機駆
動制御手段と、前記トルク設定操作手段の操作解除に基
づいて切換手段を介して電動機を制動制御する電動機制
動制御手段とからなる走行制御装置において、前記電動
機制動制御手段による電動機の制動制御を無効化する無
効化設定手段を設けたことをその要旨とする。
【0016】請求項2記載の発明は、車両を走行させる
電動機と、前記電動機の制動制御又は駆動制御を行わせ
る切換手段と、前記電動機が発生すべきトルクを設定す
るトルク設定操作手段と、前記トルク設定操作手段の操
作に基づいて切換手段を介して電動機を駆動制御する電
動機駆動制御手段と、前記トルク設定操作手段の操作解
除に基づいて切換手段を介して電動機を制動制御する電
動機制動制御手段とからなる走行制御装置において、前
記電動機制動制御手段による電動機の制動制御を無効化
する無効化設定手段と、前記無効化設定手段を有効化し
た状態で、前記トルク設定操作手段の操作を解除したと
き電動機の制動制御を無効化する無効化制御手段とを備
えたことをその要旨とする。
【0017】請求項3記載の発明は、車両を走行させる
電動機と、前記電動機の制動制御又は駆動制御を行わせ
る切換手段と、前記電動機が発生すべきトルクを設定す
るトルク設定操作手段と、前記トルク設定操作手段の操
作量に基づいて切換手段を介して電動機を駆動制御する
電動機駆動制御手段と、前記トルク設定操作手段の操作
解除に基づいて切換手段を介して電動機を制動制御する
電動機制動制御手段とからなる走行制御装置において、
前記トルク設定操作手段には、該トルク設定操作手段を
予め定められた範囲内で操作量を設定した状態からトル
ク設定操作手段の操作を解除したとき、前記電動機制動
制御手段による電動機の制動制御を無効化する無効化領
域と、トルク設定操作手段を予め定められた範囲以上で
操作量を設定した状態からトルク設定操作手段の操作を
解除したとき、前記電動機制動制御手段による電動機の
制動制御を有効化する有効化領域とを備えたことをその
要旨とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、トルク設定操作
手段の操作に基づいて電動機駆動制御手段は切換手段を
介して電動機を駆動制御する。そして、トルク設定操作
手段の操作解除に基づいて電動機制動制御手段は切換手
段を介して電動機を制動制御する。そのため、トルク設
定操作手段の操作及び操作解除に基づいて車両が駆動制
御により走行したり制動制御により停止したりする。そ
して、無効化設定手段を設定すると、トルク設定操作手
段の操作が解除されても電動機は制動制御されないよう
に設定される。
【0019】請求項2記載の発明によれば、トルク設定
操作手段の操作に基づいて電動機駆動制御手段は切換手
段を介して電動機を駆動制御する。そして、トルク設定
操作手段の操作解除に基づいて電動機制動制御手段は切
換手段を介して電動機を制動制御する。そのため、トル
ク設定操作手段の操作及び操作解除に基づいて車両が駆
動制御により走行したり制動制御により停止したりす
る。そして、無効化設定手段を有効化すると、この有効
化に基づいて無効化制御手段はトルク設定操作手段の操
作が解除されても電動機の制動制御を行わない。
【0020】請求項3記載の発明によれば、トルク設定
操作手段の操作に基づいて電動機駆動制御手段は切換手
段を介して電動機を駆動制御する。そして、トルク設定
操作手段の操作解除に基づいて電動機制動制御手段は切
換手段を介して電動機を制動制御する。そのため、トル
ク設定操作手段の操作及び操作解除に基づいて車両が駆
動制御により走行したり制動制御により停止したりす
る。
【0021】そして、トルク設定手段が予め定められた
範囲以上(有効化領域内)で操作量を設定した状態から
該トルク設定手段の操作を解除したとき、電動機の制動
制御が行われるように設定される。又、トルク設定手段
が予め定められた範囲以内(無効化領域内)で操作量を
設定した状態から該トルク設定手段の操作を解除したと
き、電動機の制動制御が行われないように設定される。
【0022】
【実施例】
[第1実施例]以下、本発明をバッテリ・フォークリフ
トの走行制御装置に具体化した第1実施例を図1〜図4
に基づいて説明する。尚、本実施例において、図8に示
す従来例と同じ構成については同一符号を付してその詳
細な説明を省略する。
【0023】図2に示すように、フォークリフトのフロ
ントパネル11には無効化設定手段としての制動制御無
効化スイッチ12が設けられている。この制動制御無効
化スイッチ12は図1に示すように、操作検出スイッチ
5aと電動機駆動制御手段及び電動機制動制御手段とし
ての走行制御回路4との間に設けられている。制動制御
無効化スイッチ12は開路及び閉路することが可能とな
っており、本実施例においては、通常閉路した状態に設
定されている。
【0024】制動制御無効化スイッチ12が閉路した状
態において、トルク設定操作手段としてのアクセルペダ
ルACCの踏み込みによるアクセルセンサ5及び回転セ
ンサ8からの検出信号に基づいて走行制御回路4は切換
手段としてのインバータ2を介して誘導電動機3を駆動
制御するようになっている。又、アクセルペダルACC
の踏み込みを解除することによるアクセルセンサ5から
の検出信号及び回転センサ8からの検出信号に基づいて
走行制御回路4はインバータ2を介して誘導電動機3を
制動制御するようになっている。
【0025】そして、制動制御無効化スイッチ12が開
路した状態において、アクセルペダルACCの踏み込み
によるアクセルセンサ5からの検出信号及び回転センサ
8からの検出信号に基づいて走行制御回路4はインバー
タ2を介して誘導電動機3を駆動制御するようになって
いる。又、アクセルペダルACCの踏み込みを解除して
操作検出スイッチ5aが閉路しても制動制御無効化スイ
ッチ12が開路しているため、走行制御回路4はアクセ
ルペダルACCが踏み込まれていると判断する。従っ
て、走行制御回路4はそのときのアクセルセンサ5から
の検出信号及び回転センサ8からの検出信号に基づきイ
ンバータ2を介して誘導電動機3を駆動制御する。
【0026】この場合、アクセルペダルACCが踏み込
まれていないため、アクセルセンサ5からの検出信号は
最小値となる。従って、実際、走行制御回路4はインバ
ータ2を介して誘導電動機3を駆動されないようになっ
ている。この結果、走行制御回路4によりインバータ2
を介して誘導電動機3が制動制御されないようになって
いる。従って、フォークリフトは誘導電動機3の回転力
により惰性走行するようになっている。
【0027】次に、上記のように構成されたバッテリ・
フォークリフトにおける走行制御装置の作用について説
明する。まず、フロントパネル11の制動制御無効化ス
イッチ12を操作して閉路した状態にする。図3に示す
ように、この状態で作業者がアクセルペダルACCを踏
み込むと、アクセルセンサ5から踏み込み量に基づいた
検出信号と、アクセルペダルACCの踏み込みにより操
作検出スイッチ5aが開路した開路信号とが走行制御回
路4に入力される。
【0028】検出信号に基づいて走行制御回路4は誘導
電動機3に発生させる目標トルクを求める。又、走行制
御回路4は、誘導電動機3の回転速度を検出する回転セ
ンサ8から出力される検出信号を入力し、その検出信号
に基づいて実際の誘導電動機3の回転速度(実回転速
度)を求める。
【0029】走行制御回路4は、求めた目標トルクと実
回転速度とに基づいてすべり周波数を割り出す。又、走
行制御回路4は回転センサ8からの検出信号に基づいて
誘導電動機3の回転周波数を求める。そして、操作検出
スイッチ5aが開路しているため、走行制御回路4はす
べり周波数と回転周波数とを加算して指令周波数とす
る。
【0030】この指令周波数に基づいて走行制御回路4
はインバータ2の各トランジスタをオン・オフ制御して
誘導電動機3を駆動制御する。この結果、アクセルペダ
ルACCの踏み込み量に応じて誘導電動機3が駆動制御
されて車速を調整することができる。
【0031】一方、アクセルペダルACCの踏み込みが
解除されると、操作検出スイッチ5aが閉路し、この閉
路信号が制動制御無効化スイッチ12を介して走行制御
回路4に入力される。又、アクセルセンサ5からはアク
セルペダルACCの踏み込みの解除に対応した検出信号
が走行制御回路4に出力される。
【0032】走行制御回路4は、アクセルセンサ5から
の検出信号に基づいて、運転者の所望する電動機3が発
生すべき目標トルクを求める。走行制御回路4は、電動
機3の回転速度を検出する回転センサ8から出力される
検出信号を入力し、その検出信号に基づいて実際の電動
機3の実回転速度を求める。
【0033】走行制御回路4は、求めた目標トルクと実
回転速度とに基づいてすべり周波数を割り出す。又、走
行制御回路4は回転センサ8からの検出信号に基づいて
電動機3の回転周波数を求める。そして、操作検出スイ
ッチ5aが閉路しているため、走行制御回路4は回転周
波数からすべり周波数を減算して指令周波数とする。
【0034】この指令周波数に基づいて走行制御回路4
はインバータ2の各トランジスタをオン・オフ制御して
電動機3を制動制御する。この結果、アクセルペダルA
CCの踏み込みを解除することにより、誘導電動機3が
制動制御されるので車速を急激に減少させて直ちに停止
させることができる。
【0035】ここで、フロントパネル11には制動制御
無効化スイッチ12を操作して開路した状態にする。図
4に示すように、この状態で作業者がアクセルペダルA
CCを踏み込めば、上記と同様にアクセルペダルACC
の踏み込み量に応じて誘導電動機3が駆動制御されて車
速を調整することができる。
【0036】一方、アクセルペダルACCの踏み込みが
解除されると、操作検出スイッチ5aが閉路しする。し
かし、この閉路信号は制動制御無効化スイッチ12が開
路しているため、走行制御回路4に入力されない。従っ
て、走行制御回路4はアクセルペダルACCの踏み込み
が解除されていることを検出しない。
【0037】即ち、走行制御回路4はアクセルペダルA
CCが踏み込まれていると判断する。従って、走行制御
回路4はそのときのアクセルセンサ5からの検出信号及
び回転センサ8からの検出信号に基づきインバータ2を
介して誘導電動機3を駆動制御する。
【0038】この場合、アクセルペダルACCが踏み込
まれていないため、アクセルセンサ5からの検出信号は
最小値となる。従って、実際、アクセルペダルACCの
踏み込みを解除したとき、走行制御回路4によりインバ
ータ2を介して誘導電動機3は制動制御されない。従っ
て、フォークリフトは誘導電動機3の回転力により惰性
走行し、車速を急激に減少させないようにすることがで
きる。この結果、制動制御無効化スイッチ12を開路す
れば、アクセルペダルACCの踏み込みの解除により車
両を惰性走行させることができる。
【0039】従って、アクセルペダルACCの踏み込み
を検出する操作検出スイッチ5aと走行制御回路4との
間に制動制御無効化スイッチ12を設けた簡単な構成に
より、アクセルペダルACCの踏み込みを解除しても制
動制御を行わせないようにし、車両を惰性走行させるこ
とができる。
【0040】又、制動制御無効化スイッチ12を開路し
た状態にしておけば、アクセルペダルACCの踏み込み
を解除したとき、誘導電動機3の制動制御が行われない
ため、アクセルペダルACCの踏み込み及び解除の早い
繰り返しを行っても車両の振動が発生しない。この結
果、作業者に不快感を与えたり、フォークリフトが持っ
ている荷の荷崩れ等を防止することができる。
【0041】本実施例においては、アクセルペダルAC
Cの踏み込みが解除されたとき、操作検出スイッチ5a
を閉路する構成としたが、アクセルペダルACCの踏み
込みが解除されたとき、操作検出スイッチ5aを開路す
る構成としてもよい。この場合、制動制御無効化スイッ
チ12を操作検出スイッチ5aと並列接続し、無効化ス
イッチ12を閉路したとき制動制御を無効化するように
構成する。
【0042】又、本実施例においては、操作検出スイッ
チ5aと制動制御無効化スイッチ12とを直列接続し
た。この他に、制動制御無効化スイッチ12を走行制御
回路4に対して単独に設ける。そして、制動制御無効化
スイッチ12を開路させたとき、アクセルペダルACC
の踏み込み及び解除による操作検出スイッチ5aの開閉
に基づいて駆動制御及び制動制御を行わせる。又、制動
制御無効化スイッチ12を閉路させたとき、アクセルペ
ダルACCの踏み込み及び解除による操作検出スイッチ
5aの開閉に基づいて駆動制御のみを行わせるように構
成することも可能である。 [第2実施例]前記第1実施例においては、3相誘導電
動機3の制動制御を無効化する走行制御装置に具体化し
たが、次に、直流電動機の制動制御を無効化する走行制
御装置に具体化した第2実施例について説明する。尚、
前記第1実施例と同様の部材においては同一番号を付し
てその詳細な説明を省略する。
【0043】図5に示すように、電機子21と界磁巻線
22とから構成される直流電動機23には切換手段とし
ての前進用コンタクタ24と切換手段としての後進用コ
ンタクタ25とが設けられている。この前進用及び後進
用コンタクタ24,25は走行制御回路4によって切換
接続され、前進モード又は後進モードに設定される。
又、走行制御走行4はトランジスタ26をスイッチング
制御し、直流電動機23を駆動制御する。
【0044】従って、制動制御無効化スイッチ12を閉
路した状態においては、アクセルセンサ5の踏み込みに
よる検出信号及び操作検出スイッチ5aからの開路信号
に基づいて走行制御回路4は前進用及び後進用コンタク
タ24,25を切換制御して前進走行させたり後進走行
させたりする。又、アクセルペダルACCの踏み込みを
解除すれば、走行制御回路4は前進用及び後進用コンタ
クタ24,25を切換制御して逆相制動制御を行い、車
両を直ちに停止させる。
【0045】又、制動制御無効化スイッチ12を開路し
た状態においては、アクセルセンサ5の踏み込みによる
検出信号及び操作検出スイッチ5aからの開路信号に基
づいて走行制御回路4は前進用及び後進用コンタクタ2
4,25を切換制御して前進走行させたり後進走行させ
たりする。又、アクセルペダルACCの踏み込みを解除
しても、走行制御回路4は前進用及び後進用コンタクタ
24,25を切換制御しない。即ち、逆相制動制御を行
わない。この結果、車両の惰性走行を可能にすることが
できる。 [第3実施例]次に、本発明の第3実施例について説明
する。
【0046】この第3実施例は、第1及び第2実施例の
アクセルペダルACCに対して以下に説明する機能を付
加したものである。尚、この第3実施例を第1の実施例
に基づいて説明する。
【0047】図6に示すように、アクセルペダルACC
には踏込量に基づいた無効化領域と有効化領域が設定さ
れている。即ち、アクセルペダルACCが踏み込まれて
いない状態から踏込量θ1までの間の領域を無効化領域
と設定し、踏込量θ1〜θ2までの領域を有効化領域と
設定している。
【0048】そして、アクセルセンサ5はアクセルペダ
ルACCの踏込量を検出し、その検出信号を走行制御回
路4に出力するようになっている。走行制御回路4はア
クセルセンサ5からの検出信号に基づいてアクセルペダ
ルACCが無効化領域に位置するか有効化領域に位置す
るかを判断するようになっている。
【0049】又、操作検出スイッチ5aが閉路した状
態、つまり制動制御無効化スイッチ12が設定されてい
ない状態において、アクセルペダルACCが踏み込まれ
たとき、その踏込量に基づいて前記第1実施例と同様
に、走行制御回路4はインバータ2を介して誘導電動機
3を駆動制御するようになっている。
【0050】そして、アクセルペダルACCの踏み込み
が解除されることにより、アクセルセンサ5における操
作検出スイッチ5aから閉路信号が走行制御回路4に入
力される。すると、走行制御回路4は操作検出スイッチ
5aからの閉路信号が該走行制御回路4に入力される前
までにアクセルペダルACCがどの領域に位置したかを
アクセルセンサ5からの検出信号に基づいて判断するよ
うになっている。
【0051】即ち、アクセルペダルACCの踏込量は、
アクセルペダルACCを踏み込んで操作検出スイッチ5
aが開路信号に変わってからアクセルペダルACCを離
し、操作検出スイッチ5aが閉路信号に変わるまでの間
でアクセルセンサ5の信号を走行制御回路4に記憶させ
ておく。その中で、最大値をアクセルペダルACCの踏
込量として判断する。
【0052】そして、走行制御回路4はアクセルセンサ
5からの検出信号に基づいてアクセルペダルACCの踏
込量がθ1〜θ2の有効領域内であったと判断すると、
該走行制御回路4はアクセルペダルACCの踏み込みの
解除に基づいてインバータ2を介して誘導電動機3を制
動制御するようになっている。
【0053】又、走行制御回路4はアクセルセンサ5か
らの検出信号に基づいてアクセルペダルACCの踏込量
が0〜θ1の無効領域内であったと判断すると、該走行
制御回路4はアクセルペダルACCの踏み込みが解除さ
れてもインバータ2を介して誘導電動機3の制動制御を
行わないようになっている。従って、アクセルペダルA
CCの踏込量が0〜θ1の範囲内で操作された場合、走
行制御回路4によって誘導電動機3の制動制御が行われ
ないようになっている。
【0054】次に、上記のように構成された走行制御装
置の作用を図7に示すフローチャートに基づいて説明す
る。まず、フロントパネル11の制動制御無効化スイッ
チ12を操作して閉路した状態にする。この状態で、ア
クセルセンサ5の操作検出スイッチ5aに基づいてアク
セルペダルACCが踏み込まれたか否かを走行制御回路
4は判断する(STEP1、以下、STEPを単にSと
いう)。そして、操作検出スイッチ5aからの開路信号
が走行制御回路4に入力されない場合、該走行制御回路
4は操作検出スイッチ5aの開路信号が入力されるまで
待機する。
【0055】そして、アクセルペダルACCが踏み込ま
れると、操作検出スイッチ5aからの開路信号及びアク
セルセンサ5からの検出信号が走行制御回路4に入力さ
れる。すると、走行制御回路4はアクセルペダルACC
の踏込量に基づいて前記第1実施例と同様にインバータ
2を介して誘導電動機3を駆動制御する(S2)。
【0056】走行制御回路4は操作検出スイッチ5aに
基づいてアクセルペダルACCの踏み込みが解除された
か否かを判断する(S3)。そして、アクセルペダルA
CCが引き続き踏み込まれていると、操作検出スイッチ
5aから開路信号が走行制御回路4に入力される。従っ
て、走行制御回路4は再びSTEP2に戻り、アクセル
ペダルACCの踏込量に基づいてインバータ2を介して
誘導電動機3を駆動制御する。
【0057】そして、操作検出スイッチ5aから閉路信
号が走行制御回路4に入力されると、該走行制御回路4
はアクセルペダルACCの踏み込みが解除されたと判断
する。
【0058】すると、走行制御回路4は操作検出スイッ
チ5aから閉路信号が入力される前のアクセルペダルA
CCが無効化領域又は有効化領域の何方に位置していた
かをアクセルセンサ5からの検出信号に基づいて判断す
る(S4)。
【0059】走行制御回路4はアクセルセンサ5からの
検出信号に基づいてアクセルペダルACCの踏み込みが
解除される前、該アクセルペダルACCの踏込量がθ1
〜θ2までの間に位置していたと判断すると、該走行制
御回路4は前記第1実施例と同様にインバータ2を介し
て誘導電動機3を制動制御する(S5)。
【0060】一方、走行制御回路4はアクセルセンサ5
からの検出信号に基づいてアクセルペダルACCの踏み
込みが解除される前、該アクセルペダルACCの踏込量
が0〜θ1までの間に位置していたと判断すると、該走
行制御回路4は前記第1実施例と同様に誘導電動機3を
制動制御を行わない。(S6)。
【0061】従って、アクセルペダルACCが0〜θ1
の間で繰り返し踏み込まれても、誘導電動機3の制動制
御が行われない。この結果、アクセルペダルACCを軽
く踏み込んでフォークリフトの微速走行制御を行うとき
のショックが無くなり、車体が揺れたり、その揺れによ
りフォークの荷が崩れたりすることを防止することがで
きる。
【0062】尚、アクセルペダルACCの無効化領域及
び有効化領域の範囲は必要に応じて適宜変更してもよ
い。又、無効化領域にアクセルペダルACCが位置した
状態から、該アクセルペダルACCの踏み込みが解除さ
れたとき、誘導電動機3の制動制御が行われないように
したが、誘導電動機3の制動を小さくするように設定す
ることも可能である。
【0063】第1〜第3実施例においては、トルク設定
手段をアクセルペダルACCに具体化したが、操作レバ
ー等の操作量に基づいて電動機を制動制御したり、その
制動制御を無効化したりするように構成することも可能
である。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ア
クセルペダルの踏み込みを解除しても惰性走行を可能と
するとともに、アクセルペダルの踏み込み及び解除の早
い繰り返しを行っても車両が振動しないようにすること
ができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の走行制御装置の電気
回路図である。
【図2】制動制御無効化スイッチをフロントパネルに設
けたことを示す部分斜視図である。
【図3】アクセルペダルの踏み込み及び解除に基づいて
駆動制御及び制動制御が行われることを示す説明図であ
る。
【図4】制動制御無効化スイッチの設定によりアクセル
ペダルの踏み込みが解除されても誘導電動機の制動制御
が行われないことを示す説明図である。
【図5】直流電動機に適用した走行制御装置の第2実施
例を示す電気回路図である。
【図6】アクセルペダルの踏込量により誘導電動機の制
動制御が有効化又は無効化されることを示す説明図であ
る。
【図7】アクセルペダルの踏込量に基づいて誘導電動機
が駆動制御又は制動制御されることを説明するフローチ
ャート図である。
【図8】従来の走行制御装置の電気回路図である。
【符号の説明】
2…切換手段としてのインバータ、3…誘導電動機、4
…電動機駆動制御手段及び電動機制動制御手段としての
走行制御回路、12…無効化設定手段としての制動無効
化スイッチ、ACC…トルク設定操作手段としてのアク
セルペダル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を走行させる電動機と、 前記電動機の制動制御又は駆動制御を行わせる切換手段
    と、 前記電動機が発生すべきトルクを設定するトルク設定操
    作手段と、 前記トルク設定操作手段の操作量に基づいて切換手段を
    介して電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段と、 前記トルク設定操作手段の操作解除に基づいて切換手段
    を介して電動機を制動制御する電動機制動制御手段とか
    らなる走行制御装置において、 前記電動機制動制御手段による電動機の制動制御を無効
    化する無効化設定手段を設けた走行制御装置。
  2. 【請求項2】 車両を走行させる電動機と、 前記電動機の制動制御又は駆動制御を行わせる切換手段
    と、 前記電動機が発生すべきトルクを設定するトルク設定操
    作手段と、 前記トルク設定操作手段の操作量に基づいて切換手段を
    介して電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段と、 前記トルク設定操作手段の操作解除に基づいて切換手段
    を介して電動機を制動制御する電動機制動制御手段とか
    らなる走行制御装置において、 前記電動機制動制御手段による電動機の制動制御を無効
    化する無効化設定手段と、 前記無効化設定手段を有効化した状態で、前記トルク設
    定操作手段の操作を解除したとき電動機制動制御手段に
    よる電動機の制動制御を無効化する無効化制御手段とを
    備えた走行制御装置。
  3. 【請求項3】 車両を走行させる電動機と、 前記電動機の制動制御又は駆動制御を行わせる切換手段
    と、 前記電動機が発生すべきトルクを設定するトルク設定操
    作手段と、 前記トルク設定操作手段の操作量に基づいて切換手段を
    介して電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段と、 前記トルク設定操作手段の操作解除に基づいて切換手段
    を介して電動機を制動制御する電動機制動制御手段とか
    らなる走行制御装置において、 前記トルク設定操作手段には、該トルク設定操作手段を
    予め定められた範囲内で操作量を設定した状態からトル
    ク設定操作手段の操作を解除したとき、前記電動機制動
    制御手段による電動機の制動制御を無効化する無効化領
    域と、トルク設定操作手段を予め定められた範囲以上で
    操作量を設定した状態からトルク設定操作手段の操作を
    解除したとき、前記電動機制動制御手段による電動機の
    制動制御を有効化する有効化領域とを備えた走行制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09130910A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 電気自動車の駆動制御装置

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