JPH06342954A - 短波長レーザ光源およびその製造方法 - Google Patents

短波長レーザ光源およびその製造方法

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JPH06342954A
JPH06342954A JP13178793A JP13178793A JPH06342954A JP H06342954 A JPH06342954 A JP H06342954A JP 13178793 A JP13178793 A JP 13178793A JP 13178793 A JP13178793 A JP 13178793A JP H06342954 A JPH06342954 A JP H06342954A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで高出力かつ安定な短波長レーザ
光源を提供する。 【構成】 LiNbO3サブマウント20上に半導体レーザ2
1と光導波路2および分極反転層3が形成されたZ板の
LiTaO3基板による光波長変換素子22が設置されてい
る。光導波路2に半導体レーザ21からの光が入射し、
光導波路2中の波長変換部26で高調波P2へと変換が
生じる。この際、半導体レーザ21からの基本波は半波
長板の役目をする突起1で90度偏光が回転され光導波
路2に入射する。 【効果】 半導体レーザからの基本波は高効率でZ板の
光波長変換素子に形成された光導波路を導波し、短波長
光源は高出力動作が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コヒ−レント光を利用
する光情報処理分野または光計測分野に使用する短波長
レーザ光源およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の短波長レーザの構成図を
示す。ここに示される短波長レーザ光源は半導体レーザ
21、光波長変換素子22、コリメータレンズ37a、
フォーカスレンズ37bおよび半波長板33を基本構成
要素としていた(T. Taniuchiand K. Yamamoto, "Minia
turized light source of coherent blue radiation",C
LEO'87, WP6, 1987年、参照)。光波長変換素子22上
に形成された光導波路2の入射面10に半導体レーザ2
1からの基本波P1をレンズ37a、37bを介して入
射させる。この際、レンズ37a、37bの間に挟まれ
ている半波長板33は偏光方向を90度回転させる働き
があり、これにより光導波路2を基本波P1が導波する
ように偏光方向を一致させることができる。光波長変換
素子22は素子マウント38に固定されている。基板中
に放射された高調波P2は整形レンズ36により平行光
にされビームスプリッタ39で分岐され一部をディテク
ター27で受光される。ここで用いられている光波長変
換素子22はチェレンコフ放射型と呼ばれておりこの動
作について説明する。以下0.84μmの波長の基本波に対
する高調波発生(波長0.42μm)について詳しく述べる
(T. Taniuchi andK. Yamamoto, "Second harmonic gen
eration by Cherenkov radiation in proton-exchanged
LiNbO3 optical waveguide", CLEO'86, WR3, 1986年、
参照)。
【0003】光波長変換素子となるLiNbO3基板2
2に形成された埋め込み型の光導波路2の入射面10に
半導体レーザ21からの基本波P1の光を入射すると、
基本波の導波モードの実効屈折率と高調波の実効屈折率
が等しくなるような条件が満足されるとき、光導波路2
からLiNbO3基板22内に高調波P2の光が効率良く放射
され、光波長変換素子として動作する。このチェレンコ
フ放射型の光波長変換素子は温度特性に優れているが
(半値幅25℃)、反面変換効率はあまり高くない。
【0004】次にさらに小型化された他の従来例である
短波長レーザ光源について図11を用いて説明する(山
本、谷内、特願昭63−128914号、青色レーザ光
源および光情報記録装置、参照)。短波長レーザ光源は
波長0.84μmの半導体レーザ21とX板に形成された光
波長変換素子22をSiサブマウント20に固定し直接
結合を行っていた。半導体レーザ21の出力P1を10
0mWにしたとき、2mWの高調波P2(青色レーザ
光)が得られていた。この場合の光波長変換素子22で
の変換効率P2/P1は2%である。しかしながら光情
報処理分野で実用的な10mWを得るにはチェレンコフ
放射型では困難であった。又、高調波が基板中に放射さ
れるため集光も困難であった。
【0005】最近分極反転構造を基本とする高効率光波
長変換素子がLiTaO3のZ板を用いて試作されており、こ
れによれば10mW以上の青色光が発生できる(K.Yamamot
o, K.Mizuuchi, Y.Kitaoka, and M.Kato:Applied Physi
cs Letters, 1993年5月号)。そのため分極反転構造を
用いた光波長変換素子を半導体レーザと直接結合すれば
コンパクトで量産性に富む短波長光源が製造できる可能
性がある。
【0006】以下この光波長変換素子について説明す
る。図12にこのLiTaO3のZ板に形成された光波長変換
素子の構成を示す。図12に示されるように光波長変換
素子22となるLiTaO3基板に光導波路2が形成され、さ
らに光導波路2には周期的に分極の反転した層3(分極
反転層)が形成されている。基本波と発生する高調波の
伝搬定数の不整合を分極反転層3と非分極反転層4の周
期構造で補償することにより高効率に高調波を出すこと
ができる。
【0007】まず、図13を用いて高調波増幅の原理を
説明する。分極反転していない非分極反転素子31では
分極反転層は形成されておらずに分極反転方向は一方向
となっている。この非分極反転素子31では光導波路の
進行方向に対して高調波出力31aは増減を繰り返して
いるだけである。これに対して周期的に分極が反転して
いる分極反転波長変換素子(1次周期)32では出力3
2aは図13に示されるように光導波路の長さLの2乗
に比例して高調波出力は増大する。ただし分極反転にお
いて基本波P1に対して高調波P2の出力が得られるの
は擬似位相整合するときだけである。この擬似位相整合
が成立するのは分極反転層の周期Λ1がλ/(2(N2
ω−Nω))に一致するときに限られる。ここでNωは
基本波(波長λ)の実効屈折率、N2ωは高調波(波長
λ/2)の実効屈折率である。このように高出力化が可
能な光波長変換素子は分極反転構造を基本構成要素とし
ていた。また、この光波長変換素子は高調波が光導波路
から出射されるため集光が容易という特徴もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような半導体レ
ーザと光導波路を直接結合して小型、軽量化した短波長
レーザ光源に分極反転構造を有する高効率光波長変換素
子を使用すると光波長変換素子がZ板に形成されている
ため、光導波路中を導波するモードはTM偏光(光導波
路が形成されている面に対して電界が垂直)であり、こ
れに対し半導体レーザから出射される基本波の偏光はT
E偏光(活性層が形成されている面に対して電界が平
行)である。
【0009】図14に光の進行方向に対して垂直な面で
切断した(a)半導体レーザ、(b)Z板の光波長変換素子、
(c)X板の光波長変換素子の断面図および偏光方向を示
す。図14に示されるように半導体レーザの出射光とZ
板の光波長変換素子の導波光は90度偏光方向が異なる
ため、図11で示される短波長レーザ光源のような同一
平面での結合はできない。また、X板に分極反転構造を
有する素子を形成すると同一偏光であるが、X板の光波
長変換素子は極端に変換効率が小さくなる。この理由を
以下に詳しく説明する。
【0010】X板に形成した光導波路はプロトン交換の
際にX面である表面が荒れるため伝搬損失がZ板の5倍
程度になる。また、分極反転構造を短周期で作製するこ
とが困難である。これにより光波長変換素子の変換効率
はZ板の1/5から1/10程度となる。そのため短波
長レーザ光源の実用レベルである10mW以上の高調波
を再現性良くしかも安定に得ることが困難であるという
問題点があった。
【0011】本発明は、半導体レーザと光波長変換素子
を基本とした短波長レーザ光源の構造に新たな工夫を加
えることにより高調波出射パワーの高出力化および安定
化を可能とするものである。つまり、本発明は半導体レ
ーザと光波長変換素子を半波長板を介して直接結合し高
出力でなおかつ安定に動作する短波長レーザ光源を得る
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の短波長
レーザ光源はサブマウント上に半導体レーザおよび光波
長変換素子を備え、前記半導体レーザの基本波が前記光
波長変換素子に形成された光導波路中で高調波へと変換
される短波長レーザ光源において、前記半導体レーザの
活性層の形成面および光波長変換素子の光導波路形成面
が、複屈折性を有するサブマウントに向き合い、なおか
つ前記半導体レーザと前記光波長変換素子の間には前記
サブマウントに形成された突起を配置し、前記基本波は
前記突起により偏光方向が90度回転され前記光導波路
に結合するという手段を有する。
【0013】また、本発明の短波長レーザ光源はサブマ
ウント上に半導体レーザおよび光波長変換素子を備え、
前記半導体レーザの基本波が前記光波長変換素子に形成
された光導波路中で高調波へと変換される短波長レーザ
光源において、前記半導体レーザの活性層と光波長変換
素子の光導波路が同軸上に有り、なおかつ前記半導体レ
ーザからの基本波は前記光導波路に、基本波に対して偏
光方向が90度回転する半波長板を介して結合している
構成となる。また、本発明の短波長レーザ光源はサブマ
ウント上に半導体レーザおよび光波長変換素子を備え、
前記半導体レーザの基本波が前記光導波路に直接結合す
る短波長レーザ光源において、前記半導体レーザの活性
層の形成面および光波長変換素子の光導波路形成面がサ
ブマウントに向き合いなおかつ前記光導波路の入射面に
は半導体レーザからの前記基本波の偏光方向が90度回
転する複屈折性を有する膜が形成されており、前記半導
体レーザからの基本波が前記膜を介して光導波路に結合
するという手段を有する。
【0014】また、本発明の短波長レーザ光源の製造方
法は半導体レーザの基本波が光波長変換素子に形成され
た光導波路中で高調波へと変換される短波長レーザ光源
の製造方法において、複屈折性を有するサブマウントに
突起を形成する工程と、前記サブマウントに向き合い前
記半導体レーザの活性層の形成面および前記光波長変換
素子の光導波路形成面を固定し、前記半導体レーザから
の基本波が前記サブマウントに形成された突起を介して
光導波路に結合させるように配置する工程とを施すこと
となる。
【0015】また、本発明の短波長レーザ光源の製造方
法は半導体レーザの基本波が光波長変換素子に形成され
た光導波路中で高調波へと変換される短波長レーザ光源
の製造方法において、前記光導波路の入射面に前記半導
体レーザからの基本波の偏光方向が90度回転する複屈
折性を有する膜を形成する工程と、前記半導体レーザの
活性層の形成面および光波長変換素子の光導波路形成面
をサブマウントに向き合いなおかつ半導体レーザから出
射される基本波が光導波路に結合するように固定する工
程とを施すこととなる。
【0016】また、本発明の短波長レーザ光源の製造方
法は半導体レーザの基本波が光波長変換素子に形成され
た光導波路中で高調波へと変換される短波長レーザ光源
の製造方法において、前記光導波路の入射面に複屈折性
を有する膜を形成する工程と、前記半導体レーザの基本
波の出射面に複屈折性を有する膜を形成する工程と、前
記半導体レーザの活性層の形成面および光波長変換素子
の光導波路形成面をサブマウントに向き合いなおかつ半
導体レーザから出射される基本波が光導波路に結合する
ように固定する工程と、前記光導波路の入射面に形成さ
れた複屈折性を有する膜と前記半導体レーザの出射面に
形成された複屈折を有する膜をアニールにより接着する
工程とを施すこととなる。
【0017】
【作用】本発明は上記手段によりZ板に形成された光波
長変換素子を用いることができ発生する高調波を高効率
にできる。以下これを詳しく説明する。
【0018】Z板の分極反転構造を持つ光波長変換素子
は高調波パワーがX板の5倍以上得られる。この高効率
光波長変換素子と半導体レーザを結合するために、半導
体レーザの基本波はサブマウントの突起により偏光方向
が90度回転され高効率で光導波路に入射する構成とな
る。これは突起が複屈折性を有しており、主軸を偏光方
向に対して45度に配置することで偏光方向の回転がで
きるからである。そのため短波長レーザ光源としても高
出力高調波を出射することができる。
【0019】
【実施例】第1の実施例として本発明の短波長レーザ光
源について図1を用いて説明する。本発明の第1の実施
例の短波長レーザ光源の構造図を図1に示す。この実施
例では短波長レーザ光源として0.8μm帯の半導体レ
ーザ、光波長変換素子としてZ板のLiTaO3基板を用いた
もので、図1は短波長レーザ光源の断面図である。図1
で20はLiNbO3によるサブマウント、21は半導体レー
ザ、22は光波長変換素子である。LiNbO3は複屈折性の
大きな材料で異常光屈折率と常光屈折率の差が0.08
もある。ここで用いた半導体レーザ21は波長0.84
μmのものである。また、光波長変換素子22はLiTaO3
基板に燐酸中でのプロトン交換を行い分極反転層3およ
び光導波路2を形成したものである。
【0020】本実施例の構成では、半導体レーザ21の
活性層23の形成面24および光波長変換素子22の光
導波路2の形成面25はサブマウント20に向き合って
いる。又、半導体レーザ21の活性層23と光導波路2
は同軸上にあり半導体レーザ21の基本波P1が突起1
を介して直接結合する構成となっている。突起1により
TE偏光で発生した半導体レーザからの基本波P1は9
0度回転され光導波路を導波可能なTM偏光と一致し高
効率で結合する。この実施例では半導体レーザ21の放
熱用に第2のサブマウント28として銅ブロックが用い
られている。このため半導体レーザ21の熱はすべて第
2のサブマウント28に逃げ、放熱の悪いLiNbO3のサブ
マウント20側には伝わらない。
【0021】次にこの短波長レーザ光源の製造方法につ
いて図2を用いて説明する。まず、図2(a)でLiNbO3
サブマウント20を通常のフォトプロセスおよびドライ
エッチングプロセスにより幅5.4μm,深さ10μm
の突起1を形成した。LiNbO3はX板をC方向に45度傾
けたものを用いた。次に、同図(b)で半導体レーザ2
1を活性層23の形成面24をサブマウント20側に向
けてボンディングを行った。先に半導体レーザ21の裏
面29a(活性層23が形成されている面24の反対
面)を第2のサブマウント28にボンディングが行われ
ている。次に同図(c)で半導体レーザ21に電流を流
し基本波P1を出射させた後、光導波路2の形成面25
をサブマウント20側に向けて光波長変換素子22を半
導体レーザ21に押し当て固定を行った。この際、光波
長変換素子22の入射面10は光導波路2の形成面25
に対してほぼ90度の角度となっている。また、入射面
10での反射による活性層23への戻り光も少なくでき
る。サブマウント20にあらかじめAlをパターン化し
ており半導体レーザと接触することで電流を流すことが
できた。なお固定の時には、高調波出力P2が最大にな
るようにA方向のアライメントを行った。B方向に対し
ては光導波路2にSiO2保護膜17を付加しこれによ
り高さを活性層23と合わせた。
【0022】作製されたこの素子の長さは10mmであ
る。基本波P1として半導体レーザ光(波長0.84μ
m)を入射面10より導波させたところシングルモード
伝搬し、波長0.42μmの高調波P2が出射面12よ
り基板外部に取り出された。出射面が基本波および高調
波に対してARコートされていることにより高調波の出
力が有効に取り出せ15%のアップが図れた。基本波7
0mWで10mWの高調波(波長0.42μm)を得
た。図3に高調波の時間変化を示す。半導体レ−ザは安
定に動作し高調波出力の変動は±1%以下であった。従
来のレンズを用いた短波長光源に比べて大幅に安定性が
向上している。
【0023】なお基本波に対してマルチモード伝搬では
高調波の出力が不安定で実用的ではない。又、半導体レ
ーザと光波長変換素子の距離が20μm以上となると結
合効率が小さくなり実用的ではないが複屈折性の大きな
材料を選べば突起の幅を小さくすることができ問題はな
い。
【0024】本発明の短波長レーザ光源の第2の実施例
の構造図を図4に示す。この実施例では短波長レーザ光
源として0.8μm帯の半導体レーザ、光波長変換素子
としてLiTaO3基板を用いたもので、図4は短波長レーザ
光源の断面図である。図4で20はSiのサブマウン
ト、21は半導体レーザ、22は光波長変換素子、6は
半波長板である。半波長板6はX板のLiNbO3を研磨して
16μmの厚みとした。TE偏光に対して45度となる
角度で半波長板6の主軸を固定した。この厚みは3/2
波長板となるが半波長板と同様の作用となる。研磨では
5μmの厚みにすることが困難なため3/2波長板とし
た。ここで用いた半導体レーザ21は波長0.84μ
m、出力150mWのものである。また、光波長変換素
子22はLiTaO3基板に燐酸中でのプロトン交換に
より周期状分極反転層3および光導波路2を形成したも
のである。
【0025】本実施例の構成では、半導体レーザ21の
活性層23の形成面24および光波長変換素子22の光
導波路2の形成面25はサブマウント20に向き合って
いる。又、半導体レーザ21の活性層23と光導波路2
は同軸上にあり半導体レーザ21の基本波P1が直接結
合する構成となっている。図4で半導体レーザ21を駆
動し基本波P1として活性層23から出射された半導体
レーザ光(波長0.84μm)を半波長板6を介して光
波長変換素子22の入射面10より光導波路2に直接結
合させると基本波P1はシングルモード伝搬し、光導波
路2内の波長変換部26で波長0.42μmの高調波P
2に変換され青色レーザ光が出射面12より基板外部に
取り出される。
【0026】この短波長レーザ光源において半導体レー
ザ21を150mWで駆動し10mWの高調波P2(波
長0.42μm)を得た。この場合の変換効率は7%で
ある。立ち上がりも10秒以内であり高調波出力も安定
していた。ここで半波長板により完全に90度偏光方向
は回転されており光導波路への結合効率は80%となっ
ていた。
【0027】本実施例の短波長レーザ光源の大きさは3
×3×12mmと小型になっている。また、光軸ずれを
起こす部分がなく極めて温度変化および振動に強い構造
となっている。これにより周囲の温度変化に対して高調
波P2の出力変化が最小に抑えられる。
【0028】なおサブマウントとして加工性が良く、熱
伝導に優れたSiを用いたがこれに限ることはない。
【0029】本発明の短波長レーザ光源の第3の実施例
の構造図を図5に示す。この実施例では短波長レーザ光
源として0.8μm帯の半導体レーザ、光波長変換素子
としてZ板のLiNbO3基板を用いたもので、図5は短波長
レーザ光源の断面図である。図5で20はSiのサブマ
ウント、21は半導体レーザ、22は光波長変換素子で
ある。ここで用いた半導体レーザ21は波長0.86μ
m、出力100mWのものである。また、光波長変換素
子22はLiNbO3基板に燐酸中でのプロトン交換により周
期状分極反転層3および光導波路2を形成したものであ
る。ここで用いたプロトン交換光導波路2は屈折率変化
が大きく光の閉じ込めが良く高調波への変換効率が高い
という特徴がある。本実施例の構成では、半導体レーザ
21の活性層23の形成面24および光波長変換素子2
2の光導波路2の形成面25はサブマウント20に向き
合っている。活性層23の形成面24とは活性層23が
半導体レーザ21の基板にエピ成長された面であり、ま
た光導波路2の形成面25とは光波長変換素子22にプ
ロトン交換により光導波路2が形成された面のことであ
る。又、半導体レーザ21の活性層23と光導波路2は
同軸上にあり半導体レーザ21の基本波P1が光導波路
2へ直接結合する構成となっている。ここで光波長変換
素子22には半波長板の役目を果たす複屈折膜5が形成
されている。また基本波を高調波へ変換する波長変換部
26はサブマウント21には接触していないため熱的に
遮断されている。そのため半導体レーザ21からの熱の
影響はない。図5で半導体レーザ21を駆動し基本波P
1として活性層23から出射された半導体レーザ光(波
長0.86μm)を光波長変換素子22の入射面10よ
り光導波路2に直接結合させると基本波P1は複屈折膜
5で90度偏光方向が回転され、光導波路2を伝搬し、
光導波路2内の波長変換部26で波長0.43μmの高
調波P2に変換され青色レーザ光が出射面12より基板
外部に取り出される。
【0030】次にこの短波長レーザ光源の製造方法につ
いて説明する。半導体レーザ21を活性層23の形成面
24をサブマウント20側に向けてボンディングを行っ
た。半導体レーザ21に電流を流し基本波P1を出射さ
せた後、光導波路2の形成面25をサブマウント20側
に向けて光波長変換素子22を半導体レーザ21に押し
当て固定を行った。この際、光波長変換素子22の入射
面10には複屈折膜5を形成した。これについて図6を
用いて詳しく説明する。
【0031】図6は複屈折膜を形成する電子ビーム蒸着
装置である。光波長変換素子の光導波路2の形成面25
に対して45度の角度で治具70に固定する。るつぼ7
1に入れたTa2O572を電子ビームを照射し蒸発させ入
射面10に斜め蒸着する。厚み4μmで複屈折膜として
のTa2O5膜が形成された。次の工程として固定の時に
は、高調波出力P2が最大になるように光波長変換素子
22を動かしてA方向のアライメントを行った。従来の
レンズ系を用いる短波長レーザ光源ではA,B,Cの3
軸のアライメントが必要であるが、この構成によればA
方向のみのアライメントで良い。これは、C方向は半導
体レーザにおしあてられており、またB方向は半導体レ
ーザ21の活性層23と光波長変換素子22の光導波路
2の高さが一致しているためアライメントが必要ないこ
とによる。B方向に対しては光導波路2にSiO2保護
膜17を付加しこれにより高さを活性層23と合わせ
た。サブマウント20の表面からの光導波路2の高さは
4μmとなっている。また、光波長変換素子の長さは8
mmである。
【0032】以上のように作製した短波長レーザ光源に
おいて半導体レーザ21を100mWで駆動し20mW
の高調波P2(波長0.43μm)を得た。この場合の
変換効率は20%である。ここで結合効率は80%で基
本波が光波長変換素子22に入射した。
【0033】本実施例の短波長レーザ光源の大きさは4
×4×10mmと小型になっている。また、光軸ずれを
起こす部分がなく極めて温度変化および振動に強い構造
となっている。
【0034】図7に実施例3の短波長レーザ光源をパッ
ケ−ジングした構成を示す。パッケージ50には窒素ガ
スを入れ外気と遮断した。また高調波P2はコーティン
グされたガラスによる窓51より外部に取り出される。
51は赤外光カットでかつ青色光透過のフィルターの役
目も兼ねている。52は石英による光波長変換素子22
のささえであり、これにより振動ぶれを防止している。
この短波長レーザ光源全体をペルチエによる±1℃の温
度制御を行い安定化を図った。これにより周囲の温度変
化に対して高調波P2の出力変化はほとんど生じなかっ
た。また窒素ガスにて封入することで空気中での酸化に
よる反射防止膜等の劣化が防止でき効果的である。
【0035】次に第4の実施例である本発明の短波長レ
ーザ光源の製造方法について説明する。構成は実施例3
と同様である。基板としてはLiTaO3を用いた。本実施例
では半導体レーザの出射面および光導波路入射面にWO
3による複屈折膜を形成しアニールにより接着した。製
造工程を図8に示す。まず半導体レーザ21の出射面に
複屈折膜5aを2.5μm蒸着する。次に光波長変換素
子を製造する。以下基板への分極反転層、光導波路およ
びグレーティング作製方法について説明する。最初に分
極反転層3を形成する。LiTaO3基板にTaを厚み20nm、ス
パッタ蒸着した後、通常のフォトプロセスとドライエッ
チングを用いてTaを周期状にパターニングする。Taによ
るパターンが形成されたLiTaO3基板をピロ燐酸中で260
℃、20分間浸し、プロトン交換を行いプロトン交換層を
形成する。その後、540℃の温度で20秒間熱処理する。
これにより厚み2μmの周期状の分極反転層が形成され
る。さらに光導波路2を形成するために、ピロ燐酸中で
260℃、12分間プロトン交換を行い、スリット直下に厚
み0.5μmのプロトン交換層を形成した後、420℃の温度
で1分間熱処理する。次にTa2O5を膜として300nmの厚み
で形成する。次に研磨により入出射面を形成する。光導
波路2は厚みは1.9μm、長さは5mmである。最後に図8
(b)のように電子ビーム蒸着により半導体レーザに付け
たのと同じWO3による複屈折膜5bを2.5μm入射面上
に形成する。次に同図(c)のように長さ7mmのSiに
よるサブマウント20上に半導体レーザ21の活性層2
3側を下にしてボンディングする。リード線を付けて半
導体レーザを光らせながら、光導波路が形成された光波
長変換素子22を光導波路から出射する基本波P1が最
大になるところで接着する。その後200℃、1時間ア
ニールを行い複屈折膜5aおよび5bを接着する。これ
により空気層を介することによる反射損を防止できる。
以上の工程により、コンパクトな短波長レーザ光源が作
製できた。入射した基本波50mWで8mWの高調波
(波長0.42μm)を得た。短波長レーザ光源は安定
に動作し高調波出力の変動は±1%以下であった。
【0036】なお、光入射方法としては直接結合以外に
もレンズを介した構成でも良い。また、Siをサブマウ
ントとして用いたがCuやC等他の熱電導の良い材料で
あれば良い。また、実施例では結晶としてLiNbO3および
LiTaO3を用いたがKTP(KTiOPO4)、KNbO3等の強誘電
体、MNA等の有機非線形材料にも適用可能である。ま
た複屈折膜、突起、半波長板としてLiNbO3、Ta2O5、WO3
をもちいたがTi2O5、ZrO2、Bi2O3、CeO2の誘電体等でも
かまわない。
【0037】次に第5の実施例として本発明の短波長レ
ーザ光源を光情報記録装置に組み込み光ディスクの読み
取りおよび書き込みに応用した例について説明する。図
9にその構成を示す。本実施例では光情報記録装置は短
波長レーザ光源、レンズ、偏光ビームスプリッタおよび
受光器により構成されている。短波長レーザ光源60内
で半導体レ−ザ21から出た基本波P1は複屈折膜5を
介して光波長変換素子22に入射し光波長変換素子22
で高調波P2に変換され高調波P2である青色レーザ光
として外部に放射される。この青色レーザ光P2をレン
ズ40により平行光とする。この平行光にされた高調波
P2は偏光ビ−ムスプリッタ41を通過後、フォ−カシ
ングレンズ42で集光され光ディスク43上に0.6μ
mのスポットを結ぶ。この反射信号は再び偏光ビ−ムス
プリッタ41を通過後、受光器45に入射する。短波長
レーザ光源60にて2mWの青色レーザ光P2が放射さ
れ、これが光ディスクの読み取りに使用された。また駆
動電流を増加し10mWの青色レーザ光で書き込みが行
われた。ここで短波長レーザ光源は振動、温度変化に強
く安定に動作した。
【0038】なお分極反転構造を用いると実施例で示し
たような高効率、高出力の短波長光が発生できる。
【0039】このように本発明の短波長レーザ光源を用
いることで従来使用していた0.8μm帯の半導体レ−
ザを用いた光情報記録装置の読み取り系に比べて半分の
スポットに絞ることができ光情報記録装置の記録密度を
従来の4倍に向上することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の短波長レー
ザ光源によれば半導体レーザとZ板を用いた高効率光波
長変換素子をレンズを介さず直接結合させることで大幅
な結合効率の向上が図れ、その際半導体レーザからの偏
光を複屈折性を有する突起または板または膜により回転
させ光波長変換素子に形成された光導波路に高効率で入
射し、短波長レーザ光源の出力が大幅に向上する。さら
に本発明はコンパクトで量産化が容易な短波長レーザ光
源を提供でき、その工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の短波長レーザ光源の第1の実施例の構
造図
【図2】本発明の短波長レーザ光源の第1の実施例の製
造工程図
【図3】本発明の短波長レーザ光源の高調波出力の時間
依存性を示す図
【図4】本発明の短波長レーザ光源の第2の実施例の構
造図
【図5】本発明の短波長レーザ光源の第3の実施例の構
造図
【図6】本発明の短波長レーザ光源の第3の実施例の複
屈折膜の蒸着方法を示す図
【図7】本発明の短波長レーザ光源の第3の実施例のパ
ッケージングされた構造図
【図8】本発明の短波長レーザ光源の第4の実施例の製
造工程図
【図9】本発明の第5の実施例の光情報処理装置の構成
【図10】従来の短波長レーザ光源の構成図
【図11】従来の短波長レーザ光源の構成図
【図12】従来の光波長変換素子の構成図
【図13】高調波増幅の原理を説明する図
【図14】半導体レーザおよび光波長変換素子の断面図
および偏光方向を示す図
【符号の説明】
1 突起 2 光導波路 3 分極反転層 4 非分極反転層 5 複屈折膜 6 半波長板 10 入射面 12 出射面 17 保護膜 20 サブマウント 21 半導体レーザ 22 光波長変換素子 23 活性層 26 波長変換部 40、42、44 レンズ 41 ビームスプリッター 45 Siディテクター 50 パッケージ 51 窓 60 短波長レーザ光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/094

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サブマウント上に半導体レーザおよび光波
    長変換素子を備え、前記半導体レーザの基本波が前記光
    波長変換素子に形成された光導波路中で高調波へと変換
    される短波長レーザ光源において、前記半導体レーザの
    活性層の形成面および光波長変換素子の光導波路形成面
    が、複屈折性を有するサブマウントに向き合い、なおか
    つ前記半導体レーザと前記光波長変換素子の間には前記
    サブマウントに形成された突起を配置し、前記基本波は
    前記突起により偏光方向が90度回転され前記光導波路
    に結合することを特徴とする短波長レーザ光源。
  2. 【請求項2】サブマウント上に半導体レーザおよび光波
    長変換素子を備え、前記半導体レーザの基本波が前記光
    波長変換素子に形成された光導波路中で高調波へと変換
    される短波長レーザ光源において、前記半導体レーザの
    活性層と光波長変換素子の光導波路が同軸上に有り、な
    おかつ前記半導体レーザからの基本波は前記光導波路
    に、基本波に対して偏光方向が90度回転する半波長板
    を介して結合していることを特徴とする短波長レーザ光
    源。
  3. 【請求項3】サブマウント上に半導体レーザおよび光波
    長変換素子を備え、前記半導体レーザの基本波が前記光
    導波路に直接結合する短波長レーザ光源において、前記
    半導体レーザの活性層の形成面および光波長変換素子の
    光導波路形成面がサブマウントに向き合いなおかつ前記
    光導波路の入射面には半導体レーザからの前記基本波の
    偏光方向が90度回転する複屈折性を有する膜が形成さ
    れており、前記半導体レーザからの基本波が前記膜を介
    して光導波路に結合することを特徴とする短波長レーザ
    光源。
  4. 【請求項4】半導体レーザの基本波が光波長変換素子に
    形成された光導波路中で高調波へと変換される短波長レ
    ーザ光源の製造方法において、複屈折性を有するサブマ
    ウントに突起を形成する工程と、前記サブマウントに向
    き合い前記半導体レーザの活性層の形成面および前記光
    波長変換素子の光導波路形成面を固定し、前記半導体レ
    ーザからの基本波が前記サブマウントに形成された突起
    を介して光導波路に結合させるように配置する工程とを
    含むことを特徴とする短波長レーザ光源の製造方法。
  5. 【請求項5】半導体レーザの基本波が光波長変換素子に
    形成された光導波路中で高調波へと変換される短波長レ
    ーザ光源の製造方法において、前記光導波路の入射面に
    前記半導体レーザからの基本波の偏光方向が90度回転
    する複屈折性を有する膜を形成する工程と、前記半導体
    レーザの活性層の形成面および光波長変換素子の光導波
    路形成面をサブマウントに向き合いなおかつ半導体レー
    ザから出射される基本波が光導波路に結合するように固
    定する工程とを含むことを特徴とする短波長レーザ光源
    の製造方法。
  6. 【請求項6】半導体レーザの基本波が光波長変換素子に
    形成された光導波路中で高調波へと変換される短波長レ
    ーザ光源の製造方法において、前記光導波路の入射面に
    複屈折性を有する膜を形成する工程と、前記半導体レー
    ザの基本波の出射面に複屈折性を有する膜を形成する工
    程と、前記半導体レーザの活性層の形成面および光波長
    変換素子の光導波路形成面をサブマウントに向き合いな
    おかつ半導体レーザから出射される基本波が光導波路に
    結合するように固定する工程と、前記光導波路の入射面
    に形成された複屈折性を有する膜と前記半導体レーザの
    出射面に形成された複屈折を有する膜をアニールにより
    接着する工程とを含むことを特徴とする短波長レーザ光
    源の製造方法。
  7. 【請求項7】光波長変換素子として分極反転構造を有す
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の
    短波長レーザ光源。
  8. 【請求項8】光波長変換素子として分極反転構造を有す
    ることを特徴とする請求項4〜6いずれか1項に記載の
    短波長レーザ光源の製造方法。
  9. 【請求項9】サブマウントがSiであることを特徴とす
    る請求項2または3項記載の短波長レーザ光源。
  10. 【請求項10】光波長変換素子としてLiNbxTa1-x
    3(0≦X≦1)基板を使用したことを特徴とする請
    求項1〜3いずれか1項記載の短波長レーザ光源。
  11. 【請求項11】光波長変換素子としてLiNbxTa1-x
    3(0≦X≦1)基板を使用したことを特徴とする請
    求項4〜6いずれか1項記載の短波長レーザ光源の製造
    方法。
  12. 【請求項12】基板としてZ板を使用したことを特徴と
    する請求項10項記載の短波長レーザ光源。
  13. 【請求項13】基板としてZ板を使用したことを特徴と
    する請求項11項記載の短波長レーザ光源の製造方法。
  14. 【請求項14】半導体レーザの活性層が形成されている
    面と反対面に半導体レーザからの熱の放射を行うための
    第2のサブマウントが形成されている構成となることを
    特徴と請求項1〜3いずれか1項記載の短波長レーザ光
    源。
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