JPH06342379A - コンピュータによる制御装置 - Google Patents

コンピュータによる制御装置

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JPH06342379A
JPH06342379A JP4341443A JP34144392A JPH06342379A JP H06342379 A JPH06342379 A JP H06342379A JP 4341443 A JP4341443 A JP 4341443A JP 34144392 A JP34144392 A JP 34144392A JP H06342379 A JPH06342379 A JP H06342379A
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JP
Japan
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same
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JP4341443A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Otani
潔 大谷
Michio Niinuma
美智男 新沼
Akihiko Obara
昭彦 小原
Kenji Motodate
研次 本舘
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication of JPH06342379A publication Critical patent/JPH06342379A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部とデバイスの組数が複数でも、1本の
共通のプログラムを用いて、各デバイスの制御をなし得
るようにし、かつ、ワークエリアの増大が防止される、
コンピュータによる制御装置を提供する。 【構成】 記憶部のプログラムエリアには各操作部に共
通の一つのプログラムを格納し、ワークエリアには各ジ
ョブに対応する自動変数を有するものを用い、各操作部
からはそれぞれ固有のワークエリアを指定する信号を付
加入力することにより、操作部からジョブ要求があった
場合は、前記共通プログラムを一定時間ごとに分割して
交互に実行し、同一ジョブに対するワークを同一ワーク
エリアに格納するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのコンピュータの
制御部により、複数の操作部からの操作に基づいて各操
作部に対応する複数の被制御部(以下、デバイスとい
う)を駆動させる制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】図1は、一つのコンピュータの制御部によ
り、複数の操作部からの操作に基づいて各操作部に対応
する複数のデバイスを駆動させる制御装置の基本的な構
成を示す。
【0003】すなわち、各別に操作される操作部1
1 ,102 と、デバイス201 ,202 は、コンピュ
ータで構成された制御部30に入出力インタフェース3
1を介して接続され、各操作部の操作に基づいて制御部
のCPU32がROM33に格納されいるプログラムを
実行して、各操作部からの操作に対応する所定の演算処
理結果を出力して各デバイス201 ,202 を制御する
ものである。
【0004】そして、従来の制御装置においては、一つ
の操作部に対応する一つのデバイスを一組として、各組
101 ,201 ;102 ,202 に対応する専用のプロ
グラム、すなわち、図2に示すように、各操作部1
1 ,102 から要求されるジョブA,Bを実行するた
めのプログラム(PROG1,PROG2)をROM3
3に格納しておき、一方の操作部、例えば101 よりジ
ョブAの実行を要求された場合は、CPU32は現在、
その割込み要求を受入れうるか否かをモニターし、割込
み可能になった時点に、それまで実行していたプログラ
ムからジョブAに対応するプログラム(PROG1)に
切替えて、そのジョブAの実行に必要な一纏まりのルー
チンをモジュールA1 としてRAM34の一つのデータ
領域DA1に転送し、かつ、そのルーチンの実行により
得られた中間結果(ワークA1 )を同じデータ領域DA
1に格納する。
【0005】また、次に、例えば、操作部102 からジ
ョブBの実行を要求された場合は、CPU32は同様
に、割込み可能になったときに、それまで実行していた
プログラム(PROG1)からジョブBに対応するプロ
グラム(PROG2)に切替えて、そのジョブBの実行
に必要な一纏まりのルーチンをモジュールB1 としてR
AM34の別のデータ領域DA2に転送し、かつ、その
ルーチンの実行により得られた中間結果(ワークB1
を同じデータ領域DA2に格納し、以下、同様に、割込
みを受けるたびに、対応するプログラム(図2ではPR
OG1)を実行して、そのモジュールA2 及びワークA
2 を順次他のデータ領域DA3…に格納するように、制
御部30が構成されていた。この場合、RAMの各デー
タ領域の容量は固定である。なお、図2のプログラム
(PROG3)は、メンテナンス用プログラムであり、
全デバイスに共通に用いられる。
【0006】
【解決しようとする技術課題】従来の制御装置は、制御
部が上述のように構成されていたので、操作部及びデバ
イスの組数と同数のプログラムが必要であり、かつ各デ
バイスごとの専用のプログラムが必要であるから、操作
部とデバイスの組数が増加するにつれて、ROM33の
プログラムエリア及びRAM34のデータ領域が増大
し、従って、制御装置の設計工数が増大する欠点があっ
た。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、操作部とデバイスの組数が複数の場合でも、1
本の共通のプログラムを用いて、各デバイスの制御をな
し得るようにし、かつ、ワークエリアの増大が防止され
る、コンピュータによる制御装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による制御装置は、記憶部のプログラムエリ
アには各操作部に共通の一つのプログラムを格納し、ワ
ークエリアには各ジョブに対応する自動変数を有するも
のを用い、各操作部からはそれぞれ固有のワークエリア
を指定する信号を入力することにより、操作部からジョ
ブ要求がある場合は、一定時間ごとに前記共通プログラ
ムの実行を交互に各デバイス側に切替え、各ワークエリ
アには、同一ジョブに対するワークを蓄積するようにし
たことを特徴としている。
【0009】
【作用】所定のデバイスを動作させるため、各デバイス
に対応する操作部を操作すると、制御部には実行すべき
ジョブを指定するジョブ指定信号と、当該操作部に固有
のワークエリア指定信号が割込み信号として入力され
る。制御部は前記要求されたジョブに対応する一つのプ
ログラムをタイムスライス方式で1スライスタイムごと
に分割して交互に実行し、そのワークを、操作された操
作部に対応する指定のワークエリアに格納する。従っ
て、同一の操作部から要求されたジョブに対するワーク
は同一のワークエリアに格納される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図3以下の図面に基
づいて説明する。本発明による制御装置も、図1と同一
のハード構成を有する。図3は、本発明に係る制御装置
におけるプログラム実行及び記憶部のプログラムエリア
とワークエリアの記憶態様を示す模式図である。
【0011】図3において、101 N,102 Nは、図
1における操作部101 ,102 に対応する操作部であ
るが、本発明においては、各操作部101 N,102
を操作して実行させるべきジョブを指定すると、制御部
30には従来と同様にジョブ指定信号が入力されるほか
に、各操作部に対して予め設定されているワークエリア
指定信号が制御部30に入力される。例えば、操作部1
1 Nが操作された場合は、その操作部からジョブAを
指定するジョブ指定信号JOBAと、ジョブAについて
のワークの記憶領域を指定するワークエリア指定信号W
A1Dとが、CPU32に入力される。
【0012】CPU32は、電源投入と共に管理プログ
ラムを実行して、図4に示すように、例えば周期5ms
のタイマ(ソフトタイマ、以下、同じ)と、25msの
タイマと、10msのメインタイマとを始動させ、いず
れかの操作部からの入力を待機する。
【0013】そして、例えば、今、操作部101 Nから
ジョブAを、102 NからジョブBを、101 N、
102 N、101 N、102 Nの順序で要求された
とすると、CPU32は、1スライスタイムが5msの
タイムスライス方式で、ROM33Nのプログラムを各
ジョブに対応して分割して実行するから、最初のジョブ
A要求に対しては第1スライスタイムst1 において
プログラムが実行され、そのワークW1 は、操作部1
1 Nにより指定されているRAM34Nのワークエリ
アWA1 に格納される。また、操作部102 Nからの最
初のジョブB要求に対しては、第2スライスタイムs
2 に実行され、そのワークW1 は、操作部102
により指定されているRAM34NのワークエリアWA
2 に格納される。次に、第3スライスタイムst3 によ
るジョブA要求に対応するワークW2 は、操作部1
1 Nにより指定されているRAM34Nの同じワーク
エリアWA1 に格納され、第4スライスタイムst4
よるジョブB要求に対応するワークW2 は、同じ操
作部102 Nにより指定されているRAM34Nの同じ
ワークエリアWA2 に格納される。
【0014】そして、操作部101 NからのジョブAの
最初の要求に対するプログラム実行の終了までのワー
クWnが所定のワークエリアWA1 に格納された後
は、ジョブAに対するその後の要求,に対するプロ
グラム実行の終了までのワークW1 ,W2 ,〜W
n;W1 ,W2 ,〜Wnも、同一のワークエリア
WA1 に格納される。同様に、操作部102 からのジョ
ブBの要求に対するプログラム実行による各ワークW
1 ,W2 〜Anは、その操作部からの入力により指
定されているワークエリアWA2 に格納される。
【0015】上述のように、本実施例装置においては、
プログラムエリアには一つのプログラムPROG1が格
納されているだけで、複数の操作部101 N,102
からの操作に基づいて複数のデバイスを見掛上、並行し
て制御駆動することができる。従って、操作部及びデバ
イスが増加しても、ROM33Nのプログラムエリアを
拡大する必要がなく、また、各デバイスを制御するため
の各デバイスに対応するプログラムの分割実行中のワー
クも、自動変数を有するRAM34Nのデータエリア
の、当該操作部により指定された同一のジョブに対して
は同一のワークエリアWA1 ,WA2 に格納されるの
で、デバイス数が増えても、特に大きな容量のワークエ
リアを必要としない利点がある。
【0016】上記のような利点を有する本発明に係る制
御装置は、例えば、図5に横断面図で例示するような両
面型自動宅配装置用制御装置として適用することができ
る。図5において、1は集合住宅の屋外側と屋内側とを
仕切る外壁であり、その外壁に設けた開口部2に自動宅
配装置3が嵌合設置されている。この自動宅配装置3
は、荷物の配達又は集荷をする業者と、荷物の受取り又
は発送をする住人とが、それぞれ操作しうる制御装置4
と、それぞれ屋外側又は屋内側に扉を有して、荷物の預
入れ又は受取りが可能な多数個の宅配ボックス51 〜5
n を有している。
【0017】そして、制御装置4は、上述された本発明
に係る制御装置であり、屋内側操作部101 と、屋外側
操作部102 を有している。これらの操作部は、上記操
作部101 N,102 Nに対応するものであり、両側操
作部にはそれぞれ同一の構成及び機能を有するキーボー
ド1011 ,1012 、カードリーダ1021 ,102
2 、表示器1031 ,1032 、預り証発行機10
1 ,1042 が、それぞれ業者又は住人が操作できる
ように配設されている。業者は屋外側からのみ操作可能
であるが、住人は屋内側、屋外側のいずれの側において
も操作できる。また、各宅配ボックス51 〜5n には、
図示を省略したが、荷物の有無を検出する荷物センサ、
屋内側及び屋外側に備えられた扉、及びその各扉を施錠
・解錠する電気錠が設けてある。上記各カードリーダ、
表示器、預り証発行機、電気錠が、上述のデバイスに相
当する。
【0018】また、制御装置4には、上記の各デバイス
を制御するための、図1及び図3に示された制御部30
と同一の制御部30が備えられ、その制御部のROM3
3Nには、主なプログラムとして、業者モードの際に用
いられる配達プログラム、集荷プログラム、住人モード
の際に用いられる受取りプログラム、発送プログラム等
の配達、集荷、受取り、又は発送等の際のジョブである
制御を実行するためのプログラムが格納されている。
【0019】上述のように、この自動宅配装置では、屋
内側操作部101 及び屋外側操作部102 からの操作に
対応して上記屋内側デバイスと屋外側デバイスを制御す
るために、上記の全てのプログラムの実行が必要になる
のであるが、本発明に従って、ROM33Nには上記プ
ログラムが、屋内側デバイスと屋外側デバイスに共通な
1セットだけが装備されている。
【0020】そして、屋内側操作部101 及び屋外側操
作部102 が同時に操作された場合にも、その共通のプ
ログラムをタイムスライスにより分割して実行するの
で、制御に遅れが生じることがないから、利用者は何の
不便も感じることなく、利用できる。
【発明の効果】上述のように、本発明による制御装置に
おいては、プログラムエリアには一つのプログラムが格
納されているだけで、複数の操作部からの操作に基づい
て複数のデバイスを見掛上、並行して制御駆動すること
ができる。従って、操作部及びデバイスが増加しても、
プログラムエリアを拡大する必要がなく、また、各デバ
イスを制御するための各デバイスに対応するプログラム
の分割実行中のワークも、自動変数を有するデータエリ
アの、当該操作部により指定された同一のジョブに対し
ては同一のワークエリアに格納されるので、デバイス数
が増えても、特に大きな容量のワークエリアを必要とし
ない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一つのコンピュータ利用制御部により、複数の
操作部に対応する複数のデバイスを駆動させる制御装置
の基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】従来の制御装置におけるプログラムとワークの
格納態様を示す模式図である。
【図3】本発明の実施例装置におけるプログラムとワー
クの格納態様を示す模式図である。
【図4】本発明の実施例装置におけるプログラム実行時
の各ジョブの時間関係を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の適用例を示す横断面図である。
【符号の説明】
101 N,102 N 操作部 33N ROM 34N RAM WA1 ,WA2 ワークエリア
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本舘 研次 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのコンピュータの制御部により、複数
    の操作部からの操作に基づいて各操作部に対応する複数
    の被制御部を駆動させる制御装置において記憶部のプロ
    グラムエリアには各操作部に共通の一つのプログラムを
    格納し、ワークエリアには各ジョブに対応する自動変数
    を有するものを用い、各操作部からは記憶部のそれぞれ
    固有のワークエリアを指定する信号を付加して入力する
    ことにより、操作部からジョブ要求があった場合は、前
    記共通のプログラムを分割して一定時間ごとに交互に切
    替えて実行し、同一ジョブに対するワークを同一ワーク
    エリアに格納するようにしたことを特徴とするコンピュ
    ータによる制御装置。
JP4341443A 1992-11-26 1992-11-26 コンピュータによる制御装置 Pending JPH06342379A (ja)

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JP4341443A JPH06342379A (ja) 1992-11-26 1992-11-26 コンピュータによる制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013176250A1 (ja) * 2012-05-25 2013-11-28 横河電機株式会社 通信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013176250A1 (ja) * 2012-05-25 2013-11-28 横河電機株式会社 通信装置
JP2013247529A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Yokogawa Electric Corp 通信装置

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