JPH06342058A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JPH06342058A
JPH06342058A JP5152879A JP15287993A JPH06342058A JP H06342058 A JPH06342058 A JP H06342058A JP 5152879 A JP5152879 A JP 5152879A JP 15287993 A JP15287993 A JP 15287993A JP H06342058 A JPH06342058 A JP H06342058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
preheating
time
preheating time
radar apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP5152879A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yoshida
昭男 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP5152879A priority Critical patent/JPH06342058A/ja
Publication of JPH06342058A publication Critical patent/JPH06342058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーダ装置の送信管の予熱時間を、周囲温度
に適合した時間長とし、レーダ装置の使用に際し、電源
投入時から使用可能になるまでの間における無駄な待ち
時間を少なくする。 【構成】 予熱時間選択手段2において、レーダ装置の
使用温度範囲を複数区分に区切った各区分温度範囲に適
合した予熱時間を定め、温度検出器1から温度信号が入
力されるとその温度が含まれる温度区分に適合した予熱
時間を選択し、この選択に基づいて予熱時間設定手段3
が予熱時間を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンの陰極予
熱時間をマグネトロンの周囲温度に応じて適切に設定す
るようにしたレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マグネトロンは送信管として多くのレー
ダ装置に用いられているが、このマグネトロンを適正に
動作させるためには陰極の温度が適正な温度になってい
なければならない。適正な温度以外の点で動作させると
内部でアークが発生するなどしてマグネトロンの寿命を
著しく縮めることになる。
【0003】そこで、適正な温度で動作させるため必要
手順として、レーダ装置を動作させようとする場合即ち
マグネトロンの陽極に高電圧を印加して発振させようと
する場合にはそれより前に予め定められた一定時間、陰
極に陰極加熱用の通電を行い陰極を適正な温度まで高め
た後発振させるようにしている。これを予熱といい、予
熱のための時間を予熱時間と呼んでいる。
【0004】従来、この予熱時間の設定は、周囲温度
が、レーダ装置の動作が可能と定められている温度範囲
の最低温度のときであっても陰極が適正温度まで上昇す
るよう充分な時間長が固定的に設定されている。そし
て、予熱時間中はレーダ電波の送信ができないようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本来、
予熱に必要な時間は周囲温度が高ければ短くてよいもの
である。従って、前述のように周囲温度が最低温度であ
る場合に合わせて固定的に設定した予熱時間では、周囲
温度が最低温度より充分高い場合には必要以上に長時間
予熱を続けることになり、その間レーダ装置として動作
も行えないということになる。このことは、レーダ装置
をできるだけ早く使用したいという緊急時に時間の経過
を無駄に待たなければならないという不都合を生ずる。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、周囲温度に応じて、自動的に適正な予熱時間を
選択設定できるレーダ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の手段構成を有する。即ち、本発明の
レーダ装置は、マグネトロンの周囲温度を検出する温度
検出器と; 温度検出器からの温度信号を受けて、周囲
温度の高低に対応させて予め段階的に定められている時
間長の異なる複数のマグネトロン予熱時間の中から、前
記周囲温度に対応する予熱時間を選択する予熱時間選択
手段と; 選択された予熱時間を設定する予熱時間設定
手段と; を具備することを特徴とするレーダ装置であ
る。
【0008】
【作用】以下、上記手段構成を有する本発明のレーダ装
置の作用を述べる。本発明では、レーダ装置の使用温度
範囲を複数区分に区切って、各区分温度範囲に適合した
予熱時間を定めておき、温度検出器からの温度信号が予
熱時間選択手段に入力されると、その温度が含まれる温
度区分に適合した予熱時間が選択される。こうして予熱
時間が選択されると、予熱時間設定手段は選択された予
熱時間を設定することになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロック図で
ある。温度検出器1から温度信号が予熱時間選択手段2
へ入力されると該手段は図2に例示されるような手順に
従って前記温度に適合した予熱時間を選択する。その選
択により、予熱時間設定タイマ3は選択された予熱時間
を設定し、この予熱時間中はマグネトロンの陽極に発振
用高電圧が印加されないようマグネトロン陽極電圧印加
ロック回路4を制御する。
【0010】上記構成のうち、予熱時間選択手段2およ
び予熱時間設定タイマ3の動作は、概ねCPUによって
行われる。本実施例の場合、周囲温度が0℃以下の場合
と0℃以上の場合とに判別し、二種類の予熱時間を設定
している。図2には、この動作の流れが示されている。
【0011】電源投入時の動作開始(100)の後、温
度情報が入力(101)される。入力した温度情報が0
℃以上か以下か判定(102)し、0℃以上であれば予
熱時間に値Aを設定(103)し、0℃以下であれば予
熱時間に値Bを設定(104)し、終了(105)す
る。ここで値Aは値Bよりも小さい値である。この後、
内部のソフトウェアタイマを逐次、増または減させ設定
した予熱時間に達した時点で予熱動作完了とみなし送信
可能とする。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーダ装
置はその周囲温度に適合した予熱時間が自動的に設定さ
れるので、従来のように予熱のために無駄な待ち時間を
生ずることが少なくなるという利点があり、特に、緊急
にレーダ装置を使用したいときには効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例における動作のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 温度検出器 2 予熱時間選択手段 3 予熱時間設定タイマ 4 マグネトロン陽極電圧印加ロック回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネトロンの周囲温度を検出する温度
    検出器と; 温度検出器からの温度信号を受けて、周囲
    温度の高低に対応させて予め段階的に定められている時
    間長の異なる複数のマグネトロン予熱時間の中から、前
    記周囲温度に対応する予熱時間を選択する予熱時間選択
    手段と; 選択された予熱時間を設定する予熱時間設定
    手段と; を具備することを特徴とするレーダ装置。
JP5152879A 1993-05-31 1993-05-31 レーダ装置 Pending JPH06342058A (ja)

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JP5152879A JPH06342058A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 レーダ装置

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JPH06342058A true JPH06342058A (ja) 1994-12-13

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ID=15550125

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102194631A (zh) * 2010-03-12 2011-09-21 古野电气株式会社 磁控管的阴极加热装置及阴极预热方法、微波发生装置
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