JPH06341784A - プレートフィン アンド チューブ型熱交換器 - Google Patents
プレートフィン アンド チューブ型熱交換器Info
- Publication number
- JPH06341784A JPH06341784A JP5151290A JP15129093A JPH06341784A JP H06341784 A JPH06341784 A JP H06341784A JP 5151290 A JP5151290 A JP 5151290A JP 15129093 A JP15129093 A JP 15129093A JP H06341784 A JPH06341784 A JP H06341784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate fin
- heat exchanger
- tubes
- fin
- tube type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部流体との圧力損失が小さく熱伝達率が大
きい高性能のプレートフィン アンド チューブタイプ
熱交換器を提供する。 【構成】 プレートフィン アンド チューブ型の熱交
換器において、プレートフィン３の少なくともチューブ
１，１間部分にエンボス加工６を施すとともに、同チュ
ーブ間部分の上流及び下流側部分にルーバー５ａを切り
起こし、又はプレートフィンの少なくともチューブ１，
１間部分及びその下流側部分にエンボス加工６ｂを施す
とともに、同チューブ間部分の上流側にルーバーを切り
起こし、エンボスは高さが５〜100 μｍであること。
きい高性能のプレートフィン アンド チューブタイプ
熱交換器を提供する。 【構成】 プレートフィン アンド チューブ型の熱交
換器において、プレートフィン３の少なくともチューブ
１，１間部分にエンボス加工６を施すとともに、同チュ
ーブ間部分の上流及び下流側部分にルーバー５ａを切り
起こし、又はプレートフィンの少なくともチューブ１，
１間部分及びその下流側部分にエンボス加工６ｂを施す
とともに、同チューブ間部分の上流側にルーバーを切り
起こし、エンボスは高さが５〜100 μｍであること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレートフィン アン
ド チューブ型熱交換器に関する。
ド チューブ型熱交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】フィン アンド チューブタイプの熱交
換器は、従来、図４（Ａ）側面図に示すように、内部に
冷媒もしくは熱媒が流れる複数本のチューブ１と外部流
体２との接触面積を大きくするための複数枚のフィン３
とで構成されている。チューブ１はフィン３にあけた孔
４に挿入されて熱交換器を形成している。外部流体２は
チューブ１と直交するようにして熱交換器を流れ、フィ
ン３及びチューブ１の表面との間で熱の交換を行う。な
お、フィン３には外部流体２とフィン３との熱伝達率を
向上させるために、同図（Ｂ）断面図に示すように、ル
ーバー５が複数切り起こされている。
換器は、従来、図４（Ａ）側面図に示すように、内部に
冷媒もしくは熱媒が流れる複数本のチューブ１と外部流
体２との接触面積を大きくするための複数枚のフィン３
とで構成されている。チューブ１はフィン３にあけた孔
４に挿入されて熱交換器を形成している。外部流体２は
チューブ１と直交するようにして熱交換器を流れ、フィ
ン３及びチューブ１の表面との間で熱の交換を行う。な
お、フィン３には外部流体２とフィン３との熱伝達率を
向上させるために、同図（Ｂ）断面図に示すように、ル
ーバー５が複数切り起こされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のフィン アンド チューブタイプの熱交換器では、前
記のように構成されているため、外部流体２はルーバー
５の切り起こし部で増速し、また、ルーバー５に衝突
し、熱交換器の圧力損失の増大の要因となっている。特
に、チューブ１，１間あるいはチューブ１，１間部分よ
り後流側の部分では外部流体２の流速が大きいため、圧
力損失が増大することの影響は大きく、この部分での圧
力損失の低減が大きな課題となっている。
のフィン アンド チューブタイプの熱交換器では、前
記のように構成されているため、外部流体２はルーバー
５の切り起こし部で増速し、また、ルーバー５に衝突
し、熱交換器の圧力損失の増大の要因となっている。特
に、チューブ１，１間あるいはチューブ１，１間部分よ
り後流側の部分では外部流体２の流速が大きいため、圧
力損失が増大することの影響は大きく、この部分での圧
力損失の低減が大きな課題となっている。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、外部流体との圧力損失が小さく熱伝達率が大
きい高性能のプレートフィン アンド チューブタイプ
熱交換器を提供することを目的とする。
たもので、外部流体との圧力損失が小さく熱伝達率が大
きい高性能のプレートフィン アンド チューブタイプ
熱交換器を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために請求項１の発
明は、プレートフィン アンド チューブ型の熱交換器
において、プレートフィンの少なくともチューブ間部分
にエンボス加工を施すとともに、同チューブ間部分の上
流及び下流側部分にルーバーを切り起こしてなることを
特徴とする。
明は、プレートフィン アンド チューブ型の熱交換器
において、プレートフィンの少なくともチューブ間部分
にエンボス加工を施すとともに、同チューブ間部分の上
流及び下流側部分にルーバーを切り起こしてなることを
特徴とする。
【０００６】また、請求項２の発明は、プレートフィン
アンド チューブ型の熱交換器において、プレートフ
ィンの少なくともチューブ間部分及びその下流側部分に
エンボス加工を施すとともに、同チューブ間部分の上流
側にルーバーを切り起こしてなることを特徴とする。
アンド チューブ型の熱交換器において、プレートフ
ィンの少なくともチューブ間部分及びその下流側部分に
エンボス加工を施すとともに、同チューブ間部分の上流
側にルーバーを切り起こしてなることを特徴とする。
【０００７】さらに、請求項３の発明は、請求項１又は
請求項２において、エンボスは高さが５〜100 μｍであ
ること特徴とする。
請求項２において、エンボスは高さが５〜100 μｍであ
ること特徴とする。
【０００８】
【作用】このような構成によれば、外部流体２が増速さ
れるチューブ間あるいは流速の大きい部分が残るチュー
ブ間部分より後流側フィンに５〜100 μｍ程度の凹凸加
工を施工することにより、外部流体との熱伝達率の減少
を極力抑え、かつ圧力損失を効果的に低減することがで
きる。
れるチューブ間あるいは流速の大きい部分が残るチュー
ブ間部分より後流側フィンに５〜100 μｍ程度の凹凸加
工を施工することにより、外部流体との熱伝達率の減少
を極力抑え、かつ圧力損失を効果的に低減することがで
きる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図１はその第１実施例を示す側面図、図２はその第
２実施例を示す側面図、図３はその第３実施例を示す側
面図である。
と、図１はその第１実施例を示す側面図、図２はその第
２実施例を示す側面図、図３はその第３実施例を示す側
面図である。
【００１０】上図において、図４と同一の符号はそれぞ
れ同図と同一の部材を示し、まず、図１に示す第１実施
例において、１片のフィン３上のチューブ１間のフィン
３ａ部にはルーバーを切り起こさず、半径５〜100 μｍ
の半球型の凹凸部６がフィン３ａ表面に加工されてい
る。フィン３ａの上流側と後流側にルーバー５ａを施
す。
れ同図と同一の部材を示し、まず、図１に示す第１実施
例において、１片のフィン３上のチューブ１間のフィン
３ａ部にはルーバーを切り起こさず、半径５〜100 μｍ
の半球型の凹凸部６がフィン３ａ表面に加工されてい
る。フィン３ａの上流側と後流側にルーバー５ａを施
す。
【００１１】図２に示す第２実施例においては、１片の
フィン３上のチューブ１間のフィン３ｂ部にはルーバー
を切り起こさず、高さ５〜100 μｍの三角錐型の凹凸部
６ｂがフィン３ｂの表面に加工されている。フィン３ｂ
の上流側と後流側にルーバー５ｂを施す。
フィン３上のチューブ１間のフィン３ｂ部にはルーバー
を切り起こさず、高さ５〜100 μｍの三角錐型の凹凸部
６ｂがフィン３ｂの表面に加工されている。フィン３ｂ
の上流側と後流側にルーバー５ｂを施す。
【００１２】図３に示す第３実施例においては、１片の
フィン３上のチューブ１間とチューブ１間との後流側の
フィン３ｃ部にはルーバーを切り起こさず、半径５〜10
0 μｍの半球型の凹凸部６ｃがフィン３ｃ表面に施され
ている。フィン３ｃの上流側はルーバー５ｃを施す。こ
のような各実施例では凹凸部６，６ａ，６ｂが施された
部分で外部流体２との熱伝達率の減少を極力抑え、かつ
従来例より圧力損失を効果的に低減することが可能であ
る。
フィン３上のチューブ１間とチューブ１間との後流側の
フィン３ｃ部にはルーバーを切り起こさず、半径５〜10
0 μｍの半球型の凹凸部６ｃがフィン３ｃ表面に施され
ている。フィン３ｃの上流側はルーバー５ｃを施す。こ
のような各実施例では凹凸部６，６ａ，６ｂが施された
部分で外部流体２との熱伝達率の減少を極力抑え、かつ
従来例より圧力損失を効果的に低減することが可能であ
る。
【００１３】
【発明の効果】このような本発明によれば、下記の効果
が奏せられる。すなわち、チューブ間あるいはチューブ
間より後流側での熱伝達率の減少を極力抑え、かつ圧力
損失を効果的に低減することが可能となり、外部流体と
の圧損を低減するとともに、熱伝達率を向上することが
できる。
が奏せられる。すなわち、チューブ間あるいはチューブ
間より後流側での熱伝達率の減少を極力抑え、かつ圧力
損失を効果的に低減することが可能となり、外部流体と
の圧損を低減するとともに、熱伝達率を向上することが
できる。
【００１４】要するに、請求項１，２，３の発明によれ
ば、それぞれ外部流体との圧力損失を低減するとともに
熱伝達率を高めるプレートフィン アンド チューブ型
熱交換器を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
ば、それぞれ外部流体との圧力損失を低減するとともに
熱伝達率を高めるプレートフィン アンド チューブ型
熱交換器を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
【図１】本発明の第１実施例を示すフィン部の縦断面図
である。
である。
【図２】本発明の第２実施例を示すフィン部の縦断面図
である。
である。
【図３】本発明の第３実施例を示すフィン部の縦断面図
である。
である。
【図４】従来のプレートフィン アンド チューブ型熱
交換器のフィンの縦断面図である。
交換器のフィンの縦断面図である。
１ チューブ ２ 外部流体 ３，３ａ，３ｂ，３ｃ フィン ５ａ，５ｂ，５ｃ ルーバー ６，６ａ，６ｂ凹凸部
Claims (3)
- 【請求項１】 プレートフィン アンド チューブ型の
熱交換器において、プレートフィンの少なくともチュー
ブ間部分にエンボス加工を施すとともに、同チューブ間
部分の上流及び下流側部分にルーバーを切り起こしてな
ることを特徴とするプレートフィン アンド チューブ
型熱交換器。 - 【請求項２】 プレートフィン アンド チューブ型の
熱交換器において、プレートフィンの少なくともチュー
ブ間部分及びその下流側部分にエンボス加工を施すとと
もに、同チューブ間部分の上流側にルーバーを切り起こ
してなることを特徴とするプレートフィン アンド チ
ューブ型熱交換器。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２において、エンボ
スは高さが５〜100μｍであること特徴とするプレート
フィン アンド チューブ型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5151290A JPH06341784A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | プレートフィン アンド チューブ型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5151290A JPH06341784A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | プレートフィン アンド チューブ型熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341784A true JPH06341784A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15515454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5151290A Withdrawn JPH06341784A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | プレートフィン アンド チューブ型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06341784A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010249334A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器、及びこの熱交換器を備えた空気調和機 |
| KR200467856Y1 (ko) * | 2010-10-21 | 2013-07-11 | 최병월 | 열 교환용 냉각장치의 콘덴서 |
| JP2020143793A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社片木アルミニューム製作所 | 熱交換器用伝熱部材およびその製造方法並びにこれを用いた熱交換器 |
| US11519644B2 (en) | 2020-02-21 | 2022-12-06 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Cooling device |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151290A patent/JPH06341784A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010249334A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器、及びこの熱交換器を備えた空気調和機 |
| KR200467856Y1 (ko) * | 2010-10-21 | 2013-07-11 | 최병월 | 열 교환용 냉각장치의 콘덴서 |
| JP2020143793A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社片木アルミニューム製作所 | 熱交換器用伝熱部材およびその製造方法並びにこれを用いた熱交換器 |
| US11519644B2 (en) | 2020-02-21 | 2022-12-06 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Cooling device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |