JPH0634152A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH0634152A
JPH0634152A JP4186672A JP18667292A JPH0634152A JP H0634152 A JPH0634152 A JP H0634152A JP 4186672 A JP4186672 A JP 4186672A JP 18667292 A JP18667292 A JP 18667292A JP H0634152 A JPH0634152 A JP H0634152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
drain water
heat exchanger
indoor
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4186672A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Akiyama
敬三 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4186672A priority Critical patent/JPH0634152A/ja
Publication of JPH0634152A publication Critical patent/JPH0634152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、高外気温の冷房運転時における室
外側熱交換器の熱交換能力の向上と、室内の換気との双
方ができることを主要な特徴とする。 【構成】入口を室内側熱交換器3のドレンパン14に接
続し、出口を室外側熱交換器10の伝熱部分に臨ませて
ドレンホ−ス15を設け、ドレンホ−ス15の出口側に
ドレン水を集溜する溜め部17を設け、ドレンホ−ス1
5に室内空気を室外へ排出させる換気用ファン20を配
設し、この換気用ファン20の作動時、ドレンホ−ス1
5を通風する室内空気中に、溜め部17のドレン水を霧
状に混入させる霧化構造22を設けた。これによって、
ドレンホ−ス15を用いて、室内の換気を行なうととも
に、ドレン水が霧状に混入された室内空気を室外側熱交
換器10にかけることによって、高外気温冷房運転時の
熱交換能力を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内ユニットと室外
ユニットとを組合わせて構成される空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セパレ−ト式の空気調和装置は、室内に
据付ける室内ユニットと、室外に据付ける室外ユニット
とを室内の壁部を貫通する渡り配管で接続した構成とな
っている。すなわち、図4および図5に示されるように
室内ユニット1は、本体2内に室内側熱交換器3および
室内ファン4を内蔵して構成される。室外ユニット5
は、本体6内に圧縮機7、冷暖房切換用の四方弁8、膨
張弁9(減圧装置)、室外側熱交換器10、室外ファン
11を内蔵して構成される。
【0003】そして、室内ユニット1と室外ユニット5
とを渡り配管12を介して接続することにより、圧縮機
7、四方弁8、室外側熱交換器10、膨張弁9、室内側
熱交換器3が冷媒管13(渡り配管12を含む)で接続
されて、冷暖房運転可能なヒ−トポンプ式の冷凍サイク
ルを構成するようにしてある。
【0004】この空気調和装置によると、四方弁8を冷
房側に切換えて、圧縮機7ならびに各ファン4,11、
膨張弁9を所定に作動させることにより、室内側熱交換
器3が蒸発器となり、室外側熱交換器10が凝縮器とな
る冷房サイクルを構成する。そして、室内ファン4で本
体2内に取込まれた室内空気が、上記室内側熱交換器3
との熱交換で冷風となって室内Xへ吹き出される。
【0005】また室内空気との熱交換によって室内側熱
交換器3で結露する空気中の水分は、ドレン水となっ
て、図5に示されるように室内側熱交換器3の最下部に
設けたドレンパン14(ドレン水を受けるもの)および
同ドレンパン14に接続されたドレンホ−ス15を通っ
て、室外に排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした空
気調和装置の冷房運転は、室外側熱交換器10の熱交換
性能が高い程、効率の良い運転が行える。ところが、夏
期の日中、冷房運転を行うと、かなり外気温が高いため
に、室外側熱交換器10の温度と外気温との差が小さ
く、熱交換がしにくくなる。このため、高外気温の冷房
運転時には、効率の良い運転が行えない問題があった。
【0007】セパレ−ト式の空気調和装置は、こうした
問題に加え、装置の要素が室内側と室外側とに分離され
ているために、室内Xを換気するという機能が装備され
てなく、換気を行いたいというユ−ザ−に対しては、別
途、換気装置を室内Xに据付けることが余儀なくされて
いた。
【0008】この発明は、このような事情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、高外気温の冷
房運転時における室外側熱交換器の熱交換能力の向上
と、室内の換気との双方を行なうことができる空気調和
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の空気調和装置は、室内側熱交
換器および同室内側熱交換器で生じるドレン水を受ける
ドレンパンを有して構成された室内ユニットを設け、前
記室内側熱交換器と組合う室外側熱交換器を有し、前記
室内ユニットに接続されて冷凍サイクルを構成する室外
ユニットを設け、入口を前記ドレンパンに接続し、出口
を前記室外側熱交換器の伝熱部分に臨ませて、前記室内
ユニットと前記室外ユニットとの間に、前記ドレンパン
に溜まるドレン水を室外に導くドレン路を配設し、この
ドレン路の出口側に前記ドレンパンからのドレン水を集
溜するドレン水溜め部を設け、前記ドレン路に前記ドレ
ン路を通じて室内空気を室外へ排出させる換気用ファン
を配設し、この換気用ファンを操作する操作手段を設
け、この換気用ファンの作動時、前記ドレン路を通風す
る室内空気中に、前記ドレン水溜め部に集溜したドレン
水を霧状に混入させる霧化手段を設けたことにある。
【0010】請求項2に記載の空気調和装置は、上記請
求項1の霧化手段を、換気用ファンを、同換気ファンを
構成する羽根の一部を、ドレン水溜め部に集溜したドレ
ン水に浸漬するように配設して構成したことにある。
【0011】請求項3に記載の空気調和装置は、上記請
求項1の霧化手段を、前記ドレン水溜め部に、一端部が
同ドレン水溜め部に集溜したドレン水中に開口し、他端
部が前記ドレン路の路中に開口するドレン水吸上管を設
けて構成したことにある。
【0012】
【作用】請求項1に記載の空気調和装置によると、冷房
運転を運転を行うと、室内側熱交換器が蒸発器となり、
室外側熱交換器が凝縮器となる冷房サイクルが構成さ
れ、室内を冷房する。
【0013】このとき室内側熱交換器との熱交換によっ
て同室内側熱交換器の伝熱面に生じた結露は、ドレン水
となってドレンパンへ滴下し、さらにドレン路を経て、
ドレン水溜め部に集溜される。一方、こうした運転中、
外気温が高いときは、換気用ファンを作動させる。
【0014】これにより、室内空気がドレン路を通じ
て、室外へ通風される。すると、上記ドレン水溜め部に
溜っているドレン水が、霧化手段によって、室内空気を
流れるドレン路の路中へ霧状に混入されていく。そし
て、この霧状にドレン水を含む室内空気が室外側熱交換
器の伝熱部分に吹き掛けられる。この霧状のドレン水を
含む室内空気によって、室外側熱交換器の熱を熱交換
(ドレン水の蒸発を含む)により奪う。これにより、室
外側熱交換器の熱交換を助け、低下している室外側熱交
換器の熱交換能力が高められる。それ故、高外気温の冷
房運転時における運転効率は向上する。また冷房運転、
暖房運転中において、室内を換気したいときは、先の高
外気温のときと同様、換気用ファンを作動させればよ
い。つまり、ドレン路を通じて、ドレンパンから室内空
気が室外に排出され、別途、換気装置を室内に据付けな
くとも、室内の換気を行なえる。
【0015】請求項2に記載の空気調和装置によると、
換気用ファンの作動により、ドレン路を室内空気が室外
に向って流れる。とともに、換気用ファンの羽根による
かき上げにより、ドレン水溜め部に溜っているドレン水
から飛沫をあげさせていく。この飛沫により、ドレン水
は霧化状態となって、上記ドレン路を流れる室内空気に
混入させる。つまり、簡単な構成で、室内の換気と、室
内空気にドレン水を霧状に混入させることができるよう
になる。
【0016】請求項3に記載の空気調和装置によると、
換気用ファンの作動により、ドレン路を室内空気が流れ
る。とともに、室内空気が他端部の開口上を流れること
によりドレン水吸上管に働く負圧により、ドレン水溜め
部に溜っているドレン水が吸上げられ、霧化状態となっ
て、ドレン路を流れる室内空気に混入する。請求項2の
ときと同様、簡単な構成で、室内の換気と、室内空気に
ドレン水を霧状に混入させることができるようになる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を図1および図2に示す第1
の実施例にもとづいて説明する。なお、図面に示されて
いるセパレ−ト式の空気調和装置において、先の「従来
の技術」の項で述べたのと同じ部分には、同一符号を付
してその説明を省略し、この項では異なる部分(発明の
要部)について説明することにする。
【0018】本実施例は、室外側熱交換器10の周辺
に、ドレンホ−ス15(本願のドレン路に相当)を用い
て構成された換気と熱交換促進するための構造を設けた
点が異なる。
【0019】同構造について説明すれば、図1および図
2に示されるようにドレンホ−ス15の室外側の端部1
5aは、室外ファン11のプロペラ11a(図2のみに
図示)が回転する領域Aを避けた室内側熱交換器10の
角部の伝熱部分に向って水平に延びている。そして、同
端部の開口、つまりドレン排出口23が同伝熱部分に近
接対向している。
【0020】端部15aの一部には、ホ−ス径よりも大
径な円筒部分が下側に偏倚して形成されていて、同円筒
部分の空間を利用してファン収容室16を構成してい
る。またこの円筒部分の下部側の段差する部分を利用し
て、ドレンホ−ス15を流れてくるドレン水を集溜する
溜め部17(本願のドレン水溜め部に相当)を構成して
いる。なお、18は溜め部17に溜ったドレン水を示
す。
【0021】ファン収容室16内には、通風ファン20
(本願の換気用ファンに相当)が設けられる。通風ファ
ン20は、モ−タ21の出力軸にドレン流通方向を送風
方向に定めたプロペラ22(羽根)を連結してなり、モ
−タ21の励磁にしたがい、ドレンホ−ス15を通じて
室内の空気を室外へ排出、詳しくは室内側熱交換器10
の伝熱部分にぶつかるように室内空気が排出されるよう
にしてある。
【0022】プロペラ22は、外周の一部が溜め部17
に溜まるドレン水18中に浸漬するような外径をもつも
のが用いられていて、プロペラ22の回転で行われる溜
め部18でのドレン水17のかき上げにより、ドレン水
18を霧化状態になるようにしてある(本願の霧化手段
に相当)。そして、このドレン水18の飛沫をドレンホ
−ス15内で生じさせることで、室内空気にドレン水1
8を混入できるようにしている。
【0023】なお、ドレン排出口23の下縁部分は、舌
状をなして、室外側熱交換器10の伝熱部分と近接する
くらいまで延びていて、溜め部17からオ−バフロ−す
るドレン水17を室外側熱交換器10にかけるようなガ
イド24を構成している。
【0024】一方、図中25は、例えばマイクロコンピ
ュ−タおよびその周辺機器から構成されたコントロ−ル
ユニット(図2にしか図示していない)である。このコ
ントロ−ルユニット25には、例えば「冷房」、「暖
房」、「換気」、「高外気温の冷房」といった各種操作
釦(図示しない)をもつ操作部26(本願の操作手段に
相当)が接続されている。
【0025】またコントロ−ルユニット25には、室内
ファン4、圧縮機7、四方弁8、膨張弁8、室外ファン
11といった冷凍サイクル機器ならびにそれに付属する
機器、さらには通風ファン20のモ−タ21が接続され
ている。
【0026】コントロ−ルユニット25は、操作部26
から入力される「冷房」、「暖房」の操作信号にしたが
い、予め設定された情報に応じて冷凍サイクル機器なら
びにそれに付属する機器を作動させる機能が設定してあ
る。
【0027】またコントロ−ルユニット25には、操作
部26から入力される「換気」、「高外気温の冷房」の
操作信号にしたがい、通風ファン20のモ−タ21を励
磁させる機能が設定されていて、操作部26にて通風フ
ァン20の作動を操作できるようにしてある。つぎに、
このように構成された空気調和装置の作用について説明
する。
【0028】冷房運転を運転を行うときは、操作部26
から「冷房」を操作する。すると、コントロ−ルユニッ
ト25は、予め設定された設定情報にしたがって、四方
弁8を冷房側に切換動させ、圧縮機7を他の機器ととも
に所定に作動させる。
【0029】これにより、圧縮機7から吐出した冷媒
が、四方弁8、室外側熱交換器10、膨張弁9、室内側
熱交換器3を順に通る冷房サイクル、すなわち、室内側
熱交換器3が蒸発器となり、室外側熱交換器10が凝縮
器となる冷房サイクルが構成される。そして、室内ファ
ン4にて、本体2内に取込まれた室内空気が、室内側熱
交換器3との熱交換により冷風となって、室内Xへ吹き
出される。
【0030】このとき室内空気との熱交換によって、室
内側熱交換器3に結露した空気中の水分は、ドレン水1
8となって、室内側熱交換器3の最下部のドレンパン1
4に滴下する。そして、このドレン水18はドレンホ−
ス15を通り、同ドレンホ−ス15の端部の溜め部17
に集溜されていく。
【0031】こうした冷房運転中、外気温が高くなり、
冷房性能が低下したようなときには、操作部26から
「「高外気温の冷房」を操作する。すると、コントロ−
ルユニット25は、通風ファン20を作動させる。この
通風ファン20の作動により、ドレンホ−ス15内にお
いてドレン排出方向の送風が行われ、同ドレンホ−ス1
5を通じて室内空気が室外へ通風される。
【0032】ここで、溜め部17にドレン水18が溜っ
ていれば、回転する通風ファン20のプラペラファン2
2により、同ドレン水18がかき上げられて、図1の
(a)〜(c)に示されるように飛沫をあげる。この飛
沫により、ドレン水18はドレンホ−ス15を流れる室
内空気中に混入されていく。
【0033】そして、この霧状のドレン水18を含む室
内空気が、ドレン排出口23から室外側熱交換器10の
伝熱部分に吹き掛けられる。この室内空気によって、室
外側熱交換器10の熱は、熱交換(ドレン水の蒸発を含
む)により奪われ、低下している室外側熱交換器10の
熱交換を助けていく。また溜め部17にドレン水18が
溜っていなければ、室内空気との熱交換によって、室外
側熱交換器10の熱交換を助けていく。
【0034】このことは、高外気温によって低下してい
る室外側熱交換器10の熱交換能力を高めていく。特
に、室内空気による熱交換と霧状のドレン水18による
熱交換とが同時に行われるので、高い効果を示すことと
なる。すなわち、高外気温の冷房運転でも効率の良い運
転ができる。また上記冷房運転中、例えば室内Xの汚れ
た空気を排出したいようなときは、操作部26から「換
気」を操作する。すると、先の「高外気温の冷房」と同
様、通風ファン20が作動し、ドレンホ−ス15を通じ
て、汚れた室内空気を室外に排出させていく。これによ
り、室内Xの換気を行なうことができる。したがって、
高外気温の冷房運転時における熱交換能力の向上と、室
内Xの換気との双方を達成することができる。
【0035】しかも、空気調和装置のドレン機能を、熱
交換を補助する機能と換気の機能として活用するから、
構造的にも簡単ですみ、また従来のように別途、換気装
置を室内Xに据付ける必要はなくなる。
【0036】そのうえ、換気ならびにドレン水18を室
内空気に霧状に混入する構造は、ドレンホ−ス15内
に、プロペラ22の外周一部が溜め部17のドレン水1
8に対して浸漬するように、通風ファン20を配設すれ
ばよいから、部品点数が少なく、構成は簡単である。
【0037】またドレン排出口23にガイド24を設け
て、溜め部17からのオ−バフロ−を捨てずに、室外側
熱交換器10に対してかける構造の採用により、高外気
温以外の冷房運転時でも、効率の良い冷房運転ができ
る。図3は、この発明の第2の実施例を示す。
【0038】本実施例は、第1の実施例のようにプロペ
ラ22で室内空気に直接的にドレン水18を混入させた
のではなく、霧吹きの原理を利用して室内空気に間接的
にドレン水18を混入させたものである。すなわち、同
構造について説明すれば、ドレンホ−ス15の端部分に
は、例えば第1の実施例と同じ構造の通風ファン20が
設けられている。
【0039】またドレンホ−ス15の端部15aの下方
には、ドレンホ−ス15とは独立したタンク状の溜め部
30が設けられている。この溜め部30の上部には、室
外側熱交換器10から離れた部位となるドレンホ−ス部
分につながるドレン導入パイプ31が接続されていて、
ドレンホ−ス15からのドレン水18を溜め部30へ導
出できるようにしてある。
【0040】このドレン導入パイプ31には、常時は開
放し、通風ファン20の吸込力を受けて閉じる逆止弁3
2が設けられ、霧吹きを発生しやすい条件をもたらすよ
うにしている。
【0041】溜め部30に上部には細管33(本願のド
レン吸上管に相当)が接続されている。細管33は、上
端が同溜め部30に溜まるドレン水18中に開口し、下
端がドレンホ−ス15を通って通風ファン20とドレン
導入パイプ31の導入孔31aとの間の路中に開口して
いる。
【0042】こうした構成によると、通風ファン20の
作動によって、室内空気が細管33の上端を流れること
で細管33に働く負圧により、溜め部30に溜っている
ドレン水18は、吸上げられ、霧化状態となって、ドレ
ンホ−ス15を流れる室内空気に混入する。このように
しても、簡単な構成で、室内換気を行なうことができる
とともに、室内空気にドレン水18を霧状に混入させる
ことができる。
【0043】なお、溜め部30にも、第1の実施例と同
様、オ−バフロ−するドレン水18を室外側熱交換器1
0の伝熱部分にかけるためのガイド口体34が設けられ
ている。
【0044】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
室内ユニットから室外側熱交換器に向って排出されるド
レン路を用いて、室内の換気を行なうことができる。と
ともにドレン路を流れる室内空気にドレン水を霧状に混
入させたことで、高外気温の冷房運転時の室外側熱交換
器の熱交換性能を補うことができるようになる。したが
って、高外気温の冷房運転時における室外側熱交換器の
熱交換能力の向上と、室内の換気との双方を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この発明の第1の実施例の要部とな
る室外側熱交換器の周辺に設けた熱交換補助構造を示す
一部断面した平面図。(b)は、同正面図。(c)は、
同側面図。
【図2】同熱交換補助構造を適用したセパレ−ト式の空
気調和装置の構成を、制御系と共に示す図。
【図3】この発明の第2の実施例の要部を示す一部断面
した側面図。
【図4】セパレ−ト式の空気調和装置を説明するための
冷凍サイクルの図。
【図5】一般のセパレ−ト式の空気調和装置を、据付状
態とともに示す図。
【符号の説明】
1…室内ユニット、3…室内側熱交換器、5…室外ユニ
ット、14…ドレンパン、15…ドレンホ−ス(ドレン
路)、17,30…溜め部(ドレン水溜め部)、20…
通風ファン(換気用ファン)、22…プロペラ(羽
根)、26…操作部(操作手段)、33…細管(ドレン
吸上管)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側熱交換器および同室内側熱交換器
    で生じるドレン水を受けるドレンパンを有して構成され
    た室内ユニットと、 前記室内側熱交換器と組合う室外側熱交換器を有してな
    り、前記室内ユニットに接続されて冷凍サイクルを構成
    する室外ユニットと、 入口を前記ドレンパンに接続し、出口を前記室外側熱交
    換器の伝熱部分に臨ませて、前記室内ユニットと前記室
    外ユニットとの間に配設された、前記ドレンパンに溜ま
    るドレン水を室外に導くためのドレン路と、 このドレン路の出口側に設けられ、前記ドレンパンから
    のドレン水を集溜するドレン水溜め部と、 前記ドレン路に配設され、前記ドレン路を通じて室内空
    気を室外へ排出させる換気用ファンと、 この換気用ファンを操作する操作手段と、 この換気用ファンの作動時、前記ドレン路を通風する室
    内空気中に、前記ドレン水溜め部に集溜したドレン水を
    霧状に混入させる霧化手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記霧化手段は、前記換気用ファンを、
    同換気用ファンを構成する羽根の一部が前記ドレン水溜
    め部に集溜したドレン水に浸漬するように配設してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記霧化手段は、 前記ドレン溜め部に、一端部が同ドレン水溜め部に集溜
    したドレン水中に開口し、他端部が前記ドレン路の路中
    に開口するドレン水吸上管を設けてなることを特徴とす
    る請求項1に記載の空気調和装置。
JP4186672A 1992-07-14 1992-07-14 空気調和装置 Pending JPH0634152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4186672A JPH0634152A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4186672A JPH0634152A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634152A true JPH0634152A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16192644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4186672A Pending JPH0634152A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634152A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62245292A (ja) * 1986-04-18 1987-10-26 富士通株式会社 マトリクス表示パネルの駆動回路
US6621228B2 (en) 2000-05-01 2003-09-16 Sharp Kabushiki Kaisha EL display apparatus
JP2004184008A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Shinko Kogyo Co Ltd 空気調和装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62245292A (ja) * 1986-04-18 1987-10-26 富士通株式会社 マトリクス表示パネルの駆動回路
US6621228B2 (en) 2000-05-01 2003-09-16 Sharp Kabushiki Kaisha EL display apparatus
JP2004184008A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Shinko Kogyo Co Ltd 空気調和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100453447B1 (ko) 공기조화기
JPH0634152A (ja) 空気調和装置
KR102482735B1 (ko) 조립 및 유지보수가 용이한 제습모듈을 갖는 열회수형 환기장치
JP2006234289A (ja) 一体型空気調和機
US20210025603A1 (en) Air conditioner having humidifier
JPH074736A (ja) 室内空調機
JP3855393B2 (ja) 空気調和装置
US3200608A (en) Apparatus for utilizing and dispensing air conditioner condensate
JPH08136001A (ja) 一体形空気調和機
JP2005008387A (ja) エレベータ用空気調和機
JPS601023A (ja) 車両用冷房装置
KR0135808Y1 (ko) 공기조화기의 실외흡입장치
US3213638A (en) Room air conditioner condensate disposal arrangement
JPH06257784A (ja) 空調機のドレン処理装置
KR19980052882U (ko) 공기조화기
JPH03230032A (ja) 除湿機
KR200161190Y1 (ko) 분리형 에어컨용 실내기
KR20030000209A (ko) 공기조화기의 응축수 배출구조
JPH029314Y2 (ja)
JPH01260236A (ja) 一体型空気調和機
JP3069460B2 (ja) 空気調和機
KR100239464B1 (ko) 공기조화기의 공기 흡입구조
KR200187777Y1 (ko) 공기조화기의 열교환장치
JPH04263710A (ja) 天井埋込形空気調和機
KR100229646B1 (ko) 분리형 공기조화기의 실내기