JPH063411U - 給排水路用濾過装置 - Google Patents
給排水路用濾過装置Info
- Publication number
- JPH063411U JPH063411U JP4037792U JP4037792U JPH063411U JP H063411 U JPH063411 U JP H063411U JP 4037792 U JP4037792 U JP 4037792U JP 4037792 U JP4037792 U JP 4037792U JP H063411 U JPH063411 U JP H063411U
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- JP
- Japan
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- strainer
- support rod
- water supply
- strainer support
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水路本体に対するストレーナの配設高さ位置
を変更可能にする。 【構成】 水路本体1の路壁内面対向部位に設けるスト
レーナ支持具2にストレーナ支持杆3を水平方向にスラ
イド自在に縦列配設する。ストレーナ支持具2から突出
したストレーナ支持杆3にストレーナ4を係合する。水
路本体1の路壁側にストレーナ支持杆3をスライドさせ
てストレーナ4との係合を外す。
を変更可能にする。 【構成】 水路本体1の路壁内面対向部位に設けるスト
レーナ支持具2にストレーナ支持杆3を水平方向にスラ
イド自在に縦列配設する。ストレーナ支持具2から突出
したストレーナ支持杆3にストレーナ4を係合する。水
路本体1の路壁側にストレーナ支持杆3をスライドさせ
てストレーナ4との係合を外す。
Description
【0001】
本考案は、給水路、排水路などを構成しているU字溝、管路等に具備せしめる 濾過装置に関する。
【0002】
ストレーナを給排水路に脱着可能に配設する構成が知られている(たとえば、 実公平1−43122号公報、実公昭61−31101号公報、実公昭61−3 4014号公報、実公昭61−35201号公報等参照)。
【0003】 これらは、ストレーナを脱着し得るので、便利であるが、給排水路に対するス トレーナの配設高さ位置を変更しえないという難点がある。
【0004】 本考案は、かかる事情に着目してなしたもので、給排水路に対してストレーナ を脱着し得るのは勿論のこと、必要に応じて、給排水路に対するストレーナの配 設高さ位置を変更することができる至便な給排水路用濾過装置の提供を目的とす る。
【0005】
叙上の目的を達成するために本考案がなした手段は、水路本体を構成している 路壁の内面対向部位に、複数本のストレーナ支持杆が水平方向にスライド自在に 縦列配設された断面U字形ストレーナ支持具を夫々設け、該ストレーナ支持具か ら突出せるストレーナ支持杆の先端部にストレーナを係合してなるということで ある。
【0006】
ストレーナが係合しているストレーナ支持杆を水路本体の路壁側にスライドせ しめれば、ストレーナの係合が外される。
【0007】 従って、ストレーナを水路本体内から引揚げることが可能になる。
【0008】 また、ストレーナの係合が外された状態において、ストレーナを所望の高さ位 置まで引揚げ、再びストレーナ支持杆をストレーナに係合せしめれば、ストレー ナの配設高さ位置が変更される。
【0009】
水路本体1がU字溝によって排水路、灌漑用水路などを構成している場合の一 例を図面について説明する。
【0010】 ストレーナ支持具2は、断面U字形(断面チャンネル形)の基板5にストレー ナ支持杆3を縦列に配設して構成し、水路本体1の路壁内面対向部位に取付け固 定する。ストレーナ支持具2は、基板5の底部長さ方向に複数の貫通孔6を縦列 か開穿し、該貫通孔のすべて又は一部にストレーナ支持杆3を貫通せしめ、該支 持杆をスライド自在に取付けて構成し、水路本体1の路壁にアンカーボルト7で 垂直に取付けて固定し、ストレーナ支持杆3を水平方向にスライド自在ならしめ る。ストレーナ支持具2を構成するストレーナ支持杆3は、断面U字形基板5の 深さ寸法よりも若干長寸の長さ寸法に成形された短寸棒体の基端に係合突縁を形 成して断面略T字形に構成し、基板5内に係合突縁を配してすべて又は一部の貫 通孔6にスライド自在に貫通せしめて縦列配設し、前記係合突縁が基板5に係合 するまで基板5から突出せしめ得るように構成する。そして、ストレーナ支持杆 3は、断面U字形基板5が水路本体1の路壁に固定されると、水平方向(水路本 体の底部と平行な方向)にスライド自在となり、基端の係合突縁が路壁に当接す るまで基板5内に浸入し、先端を基板5から僅かな長さ突出せしめる。従って、 ストレーナ支持杆3は、断面U字形基板5が水路本体1の路壁に固定されれば、 水路本体1の底部と平行な水平方向にスライド自在になるも、基板5から脱落す ることがない。ストレーナ支持杆3の太さ、断面形状などは、ストレーナ4の流 水孔の大きさ、形状などを勘案して決定するが、該ストレーナの流水孔を貫通す る太さ、断面形状に構成する。
【0011】 しかして、ストレーナ支持具2の断面U字形基板5は、図示例の如く一枚板に 複数の断面U字形部を平行に構成し、それらU字形部の底部長さ方向に貫通孔6 を縦列に複数開穿して構成することが可能なほか、最初から断面U字形に構成し たチャンネル部材の底部長さ方向に貫通孔6を縦列に複数開穿して構成すること ができる。
【0012】 ストレーナ4は、複数本のU字形及び(又は)四角形に曲成した耐腐蝕性金属 杆の周囲と底部とに耐腐蝕性金網を張設して構成した平面視四角形の篭体であっ て、金網の流水孔(網目)にストレーナ支持杆3の先端部を貫通せしめ、該支持 杆にストレーナ4の四角形金属杆を係合してストレーナ4をストレーナ支持杆3 に係合する。ストレーナ4は、図示例の如き篭体のほか、耐腐蝕性金属板に多数 の流水孔を開穿配列した多孔板で周壁と底部とを形成し、かつ平面視四角形に構 成することが可能である。ストレーナ4の平面視形状は、四角形を含む角形に制 約されるわけでなく、平面視円形であっても差支えない。
【0013】 叙上の如く構成すれば、水路本体1からストレーナ4を脱着しえるばかりでな く、排水や灌漑用水などに混入している夾雑物(ビニール,草根,布切れ,その 他)がストレーナ4の底部に絡みついたような場合、ストレーナ4をそのつど水 路本体1に脱着せしめることなく、ストレーナ4の配設高さ位置を変えることに よって、ストレーナ4に絡みついている夾雑物を簡単に除去することが可能にな る。また、このような場合以外であっても、必要に応じてストレーナ4の配設高 さ位置を変更することが可能になる。図中、符号8は、水路本体1用の吊索9を 結合する吊環であって、両部材とも水路本体1の設置,撤去,移設などに使用す る。
【0014】
本考案は、叙上の如く構成したから、ストレーナが係合しているストレーナ支 持杆を水路本体の路壁側にスライドせしめれば、ストレーナの係合が外され、ス トレーナを水路本体から引揚げることができる。
【0015】 また、ストレーナの係合が外された状態において、ストレーナを所望の高さ位 置まで引揚げ又は降ろし、再びストレーナ支持杆をストレーナに係合せしめれば 、ストレーナの配設高さ位置を変更し得る。
【0016】 従って、いつでも必要に応じて、水路本体に対するストレーナの配設高さ位置 を変更し得て便利である。
【図1】 本考案濾過装置の水路本体を縦断して表わし
た概略正面図。
た概略正面図。
【図2】 図1の(2)−(2)線による拡大横断面
図。
図。
【図3】 図2の(3)−(3)線による一部拡大縦断
正面図。
正面図。
1…水路本体 2…断面U字形ストレーナ支持具 3…ストレーナ支持杆 4…ストレーナ
Claims (1)
- 【請求項1】 水路本体を構成している路壁の内面対向
部位に、複数本のストレーナ支持杆が水平方向にスライ
ド自在に縦列配設された断面U字形ストレーナ支持具を
夫々設け、該ストレーナ支持具から突出せるストレーナ
支持杆の先端部にストレーナを係合してなる給排水路用
濾過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037792U JPH0711771Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 給排水路用濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037792U JPH0711771Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 給排水路用濾過装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063411U true JPH063411U (ja) | 1994-01-18 |
JPH0711771Y2 JPH0711771Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=12578961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4037792U Expired - Lifetime JPH0711771Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 給排水路用濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711771Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014098640A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Okagrate:Kk | 放射性セシウム吸着剤入り収納容器の設置構造 |
JP2020176491A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-10-29 | 株式会社ダイクレ | 側溝用土砂の受籠 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4037792U patent/JPH0711771Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014098640A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Okagrate:Kk | 放射性セシウム吸着剤入り収納容器の設置構造 |
JP2020176491A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-10-29 | 株式会社ダイクレ | 側溝用土砂の受籠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711771Y2 (ja) | 1995-03-22 |
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