JPH0633957U - スパッタカソード構造 - Google Patents
スパッタカソード構造Info
- Publication number
- JPH0633957U JPH0633957U JP7406192U JP7406192U JPH0633957U JP H0633957 U JPH0633957 U JP H0633957U JP 7406192 U JP7406192 U JP 7406192U JP 7406192 U JP7406192 U JP 7406192U JP H0633957 U JPH0633957 U JP H0633957U
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- target
- cathode
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ターゲットが均一に侵食されるようにし、最終
利用率を向上させ、コストを低減する。 【構成】RFマグネトロンスパッタ10は、円板状のベ
ース11の上にて、一側の側縁付近にて、ベースに接す
る下端がS極、上端がN極となるように、配設された第
一の磁石12と、ベースの他側の側縁付近にて、第一の
磁石12に対向して、下端がN極、上端がS極となるよ
うに配設された第二の磁石13と、第一の磁石及び第二
の磁石の上に載置された円板状のターゲット14と、タ
ーゲットに対して、適宜の間隙を挟んで対向せしめられ
るアノード15とから構成されており、ターゲットに、
RF電源16を接続することにより、ターゲット及びア
ノード間に、RF電圧を印加する。
利用率を向上させ、コストを低減する。 【構成】RFマグネトロンスパッタ10は、円板状のベ
ース11の上にて、一側の側縁付近にて、ベースに接す
る下端がS極、上端がN極となるように、配設された第
一の磁石12と、ベースの他側の側縁付近にて、第一の
磁石12に対向して、下端がN極、上端がS極となるよ
うに配設された第二の磁石13と、第一の磁石及び第二
の磁石の上に載置された円板状のターゲット14と、タ
ーゲットに対して、適宜の間隙を挟んで対向せしめられ
るアノード15とから構成されており、ターゲットに、
RF電源16を接続することにより、ターゲット及びア
ノード間に、RF電圧を印加する。
Description
【0001】
本考案は、RFマグネトロンスパッタにおけるスパッタカソード構造に関する ものである。
【0002】
従来、例えば薄膜磁気ヘッドを製造する場合、RFマグネトロンスパッタを使 用して、スパッタリングを行なうことにより、薄膜を形成するようにしている。
【0003】 このようなRFマグネトロンスパッタは、例えば図5に示すように構成されて いる。即ち、図5において、RFマグネトロンスパッタ1は、円板状のベース2 の上にて、その中心付近に、該ベース2に接する下端がS極、上端がN極となる ように、配設された第一の磁石3と、該ベース2の外周に沿って、下端がN極、 上端がS極となるように配設された扁平な円筒状の第二の磁石4と、該第一の磁 石3及び第二の磁石4の上に載置されたターゲット5と、該ターゲット5に対し て、適宜の間隙を挟んで対向せしめられるアノード6とから構成されており、該 ターゲット5に、RF電源7を接続することにより、ターゲット5及びアノード 6間に、RF電圧を印加するようになっている。
【0004】 このように構成されたRFマグネトロンスパッタ1によれば、第一の磁石3及 び第二の磁石4により発生する磁場により、RF電界により発生するγ電子が、 束縛されることになり、ターゲット5の表面付近のアルゴンガスのイオン化確率 が高められることになる。これにより、ターゲット5の表面に、高密度プラズマ 領域8が確立されることになり、スパッタリング速度が向上され得るようになっ ている。
【0005】
しかしながら、このような構成のRFマグネトロンスパッタ1においては、中 央に配設された第一の磁石3と周囲に配設された第二の磁石4により、磁場が発 生されるようになっていることから、その磁場は、図5に示すように、第二の磁 石4の上面から第一の磁石3の上面に向かって弧状に延びる磁束により構成され ている。
【0006】 従って、図5の断面に沿った磁束密度の水平方向成分の分布は、図7に示すよ うになる。このため、高密度プラズマ領域8は、リング状になってしまい、ター ゲット5は、図8に示すように、同様にリング状に侵食されることになる。
【0007】 かくして、該ターゲット5は、最終利用率として、約10%程度になり、ター ゲット5の材料が有効に利用され得ず、コストが高くなってしまうという問題が あった。
【0008】 本考案は、以上の点に鑑み、ターゲットが、比較的均一に侵食されるようにし て、該ターゲットの最終利用率が向上され得ることにより、コストが低減され得 るようにした、RFマグネトロンスパッタにおけるスパッタカソード構造を提供 することを目的としている。
【0009】
上記目的は、磁石を有するスパッタカソードの表面にターゲットを載置したカ ソードと、該カソードの表面に対して、所定間隔で対向するように配設されたア ノードと、該カソード及びアノード間に接続されるRF電源とを含んでおり、R F電源によるRF電界により発生するγ電子を、上記磁石により発生する磁場に よって束縛することにより、ターゲットの表面付近のガスのイオン化確率を向上 させて、高密度プラズマ領域が確立され得るようにした、RFマグネトロンスパ ッタにおいて、上記カソードが、一側にて上下に極性を有するように内側に向か って凹状に配設された第一の磁石と、他側にて、逆極性となるように内側に向か って凹状に配設された第二の磁石とを含んでいることにより、その上に載置され たターゲットに関して、該第一の磁石及び第二の磁石により発生せしめられる磁 束が、ターゲットの一側から他側の側縁に向かって、表面に沿って弧状に延びる ようにし、さらに該カソード全体が中心軸の周りに回動されるようにしたことを 特徴とする、スパッタカソード構造により、達成される。
【0010】
上記構成によれば、第一の磁石及び第二の磁石により発生する磁場は、ターゲ ットの表面に沿って、該ターゲットの一側から他側に向かって弧状に延びている ので、磁束の方向に関しては、磁束密度の分布は、両端がやや低くなるものの、 ほぼ均一となり、また磁束と直角な水平方向に関しては、該第一の磁石及び第二 の磁石が、その両側で互いに接近していることから、磁束密度の分布は、両端が やや高くなっている。
【0011】 従って、該カソードを中心軸の周りに回動させたとき、ターゲットの表面全体 に亘って、ほぼ均一な磁束密度分布が得られることになる。かくして、高密度プ ラズマ領域は、ターゲットの表面全体に亘って構成されることになり、該ターゲ ット表面の侵食は、全体がほぼ均一に行なわれ得ることになる。
【0012】 これにより、該ターゲットの材料利用率はが向上され得ることになり、コスト が低減され得ることとなる。
【0013】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案によるカソードを組み込んだRFマグネトロンスパッタの一実 施例を示している。
【0014】 図1において、RFマグネトロンスパッタ10は、円板状のベース11の上に て、一側の側縁付近にて、該ベース11に接する下端がS極、上端がN極となる ように、配設された第一の磁石12と、該ベース11の他側の側縁付近にて、第 一の磁石12に対向して、下端がN極、上端がS極となるように配設された第二 の磁石13と、該第一の磁石12及び第二の磁石13の上に載置された円板状の ターゲット14と、該ターゲット14に対して、適宜の間隙を挟んで対向せしめ られるアノード15とから構成されており、該ターゲット14に、RF電源16 を接続することにより、ターゲット14及びアノード15間に、RF電圧を印加 するようになっている。
【0015】 ここで、上記第一の磁石12と第二の磁石13とは、図2に示すように、互い に対向する内側面が、凹状に形成されている。
【0016】 これにより、図2にて横方向に関しては、上記第一の磁石12と第二の磁石1 3により発生する磁束密度の分布は、図3(A)に示すように、両端がやや低く なる。
【0017】 また、図2にて縦方向に関しては、上記第一の磁石12と第二の磁石13によ り発生する磁束密度の分布は、図3(B)に示すように、両端に向かってやや大 きくなっている。
【0018】 これは、該第一の磁石12と第二の磁石13の配置に基づいて、両端にいくほ ど互いに接近しているためである。
【0019】 本考案によるRFマグネトロンスパッタ10は、以上のように構成されており 、RF電界により発生するγ電子は、上述した磁束密度分布に基づいて、同様に 束縛され得ることになり、プラズマ領域の密度も同様となる。
【0020】 従って、ベース11,磁石12,13及びターゲット14から成るカソード全 体を、図示しない回転駆動機構により、その中心軸の周りに回動させながらスパ ッタリングを行なうと、ターゲット14は、図4に示すように、全体に亘って比 較的平坦に侵食されることになるため、全体が比較的均一な厚さとなる。
【0021】 かくして、ターゲット14の最終利用率は、著しく向上せしめられ得ることに なる。
【0022】
以上述べたように、本考案によれば、ターゲットが、比較的均一に侵食される ようにして、該ターゲットの最終利用率が向上され得ることにより、コストが低 減され得るようにした、RFマグネトロンスパッタにおけるスパッタカソード構 造が提供され得ることになる。
【図1】本考案によるRFマグネトロンスパッタの一実
施例を示す概略断面図である。
施例を示す概略断面図である。
【図2】図1のRFマグネトロンスパッタのカソードの
平面図である。
平面図である。
【図3】図1のRFマグネトロンスパッタを示し、
(A)は磁束方向、及び(B)はそれに直角な方向の磁
束密度分布を示すグラフである。
(A)は磁束方向、及び(B)はそれに直角な方向の磁
束密度分布を示すグラフである。
【図4】図1のRFマグネトロンスパッタによるターゲ
ットの侵食状態を示す断面斜視図である。
ットの侵食状態を示す断面斜視図である。
【図5】従来のRFマグネトロンスパッタの一実施例を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図6】図5のRFマグネトロンスパッタのカソードの
平面図である。
平面図である。
【図7】図5のRFマグネトロンスパッタの磁束方向の
磁束密度分布を示すグラフである。
磁束密度分布を示すグラフである。
【図8】図5のRFマグネトロンスパッタによるターゲ
ットの侵食状態を示す断面斜視図である。
ットの侵食状態を示す断面斜視図である。
10 RFマグネトロンスパッタ 11 ベース 12 第一の磁石 13 第二の磁石 14 ターゲット 15 アノード 16 RF電源
Claims (1)
- 【請求項1】 磁石を有するスパッタカソードの表面に
ターゲットを載置したカソードと、該カソードの表面に
対して、所定間隔で対向するように配設されたアノード
と、該カソード及びアノード間に接続されるRF電源と
を含んでおり、RF電源によるRF電界により発生する
γ電子を、上記磁石により発生する磁場によって束縛す
ることにより、ターゲットの表面付近のガスのイオン化
確率を向上させて、高密度プラズマ領域が確立され得る
ようにした、RFマグネトロンスパッタにおいて、 上記カソードが、一側にて上下に極性を有するように内
側に向かって凹状に配設された第一の磁石と、他側に
て、逆極性となるように内側に向かって凹状に配設され
た第二の磁石とを含んでいることにより、その上に載置
されたターゲットに関して、該第一の磁石及び第二の磁
石により発生せしめられる磁束が、ターゲットの一側か
ら他側の側縁に向かって、表面に沿って弧状に延びるよ
うにし、さらに該カソード全体が中心軸の周りに回動さ
れるようにしたことを特徴とする、スパッタカソード構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7406192U JPH0633957U (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | スパッタカソード構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7406192U JPH0633957U (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | スパッタカソード構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633957U true JPH0633957U (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=13536310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7406192U Pending JPH0633957U (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | スパッタカソード構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633957U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005313533A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Shinko Electric Co Ltd | リライタブルペーパー用磁気ヘッドおよびリライタブルプリンタ |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP7406192U patent/JPH0633957U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005313533A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Shinko Electric Co Ltd | リライタブルペーパー用磁気ヘッドおよびリライタブルプリンタ |
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