JPH0633945Y2 - 給油所の消火設備 - Google Patents
給油所の消火設備Info
- Publication number
- JPH0633945Y2 JPH0633945Y2 JP1987049829U JP4982987U JPH0633945Y2 JP H0633945 Y2 JPH0633945 Y2 JP H0633945Y2 JP 1987049829 U JP1987049829 U JP 1987049829U JP 4982987 U JP4982987 U JP 4982987U JP H0633945 Y2 JPH0633945 Y2 JP H0633945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- wall
- nozzle
- fire extinguishing
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ガソリンスタンド等に設ける消火設備に関
するものである。
するものである。
(従来の技術) ガソリンスタンドは、道路面あるいは車の出口を除い
て、外周をコンクリートの防火壁で囲ってあるが、この
防火壁に泡消火剤の発泡器を埋込み、その泡放出口を壁
面に開口させた構造のものはまだ開発されていない。
て、外周をコンクリートの防火壁で囲ってあるが、この
防火壁に泡消火剤の発泡器を埋込み、その泡放出口を壁
面に開口させた構造のものはまだ開発されていない。
(考案が解決しようとする問題点) 最近ビル街等においては、建物の高層化が進み、それに
つれてガソリンスタンドもビルの一部に設けられるよう
になってきた。こうしたガソリンスタンドにあっては、
それに対応する完全な消火設備を設ける必要がある。
つれてガソリンスタンドもビルの一部に設けられるよう
になってきた。こうしたガソリンスタンドにあっては、
それに対応する完全な消火設備を設ける必要がある。
このようなガソリンスタンドにおいては、給油所のスペ
ースも限られているので、そのスペースを有効に利用で
きるようにしなければならない。消火設備を設けること
によって、その設備が給油活動や、自動車の移動の妨げ
となるものであってはならない。
ースも限られているので、そのスペースを有効に利用で
きるようにしなければならない。消火設備を設けること
によって、その設備が給油活動や、自動車の移動の妨げ
となるものであってはならない。
この考案はこうした趣旨に基づいて考案した消火設備で
ある。
ある。
(問題点を解決するための手段) この考案を実施例を挙げて説明する。
第1図は泡消火装置の例である。壁Aはガソリンスタン
ドの外周に設けられた防火用の壁である。この壁Aに埋
め込む発泡器1は箱形状で、相対する側板1a、1bは壁A
の厚みとほぼ同間隔で、一方の側板1bは給油所内に泡放
出口4を開口している。5はこの泡消火剤のガイドで多
数の短冊状の板を隙間を開けて並列して設けてある。ま
たこの発泡器1の相対する端板1c、1dの一方の端板1cに
は他方の端板1dに向けて泡消火液を放射するノズル2を
設けてある。そしてノズル2には壁A外部に通ずる空気
取り入れ口9に連通する構造となっている。10は空気室
で端板1cの後方に作られてある。3は配管で壁に埋め込
まれてノズルに接続されている。
ドの外周に設けられた防火用の壁である。この壁Aに埋
め込む発泡器1は箱形状で、相対する側板1a、1bは壁A
の厚みとほぼ同間隔で、一方の側板1bは給油所内に泡放
出口4を開口している。5はこの泡消火剤のガイドで多
数の短冊状の板を隙間を開けて並列して設けてある。ま
たこの発泡器1の相対する端板1c、1dの一方の端板1cに
は他方の端板1dに向けて泡消火液を放射するノズル2を
設けてある。そしてノズル2には壁A外部に通ずる空気
取り入れ口9に連通する構造となっている。10は空気室
で端板1cの後方に作られてある。3は配管で壁に埋め込
まれてノズルに接続されている。
ガイド5は必ずしもこの構造に限らず、単に金網を張っ
たものでもよい、また場合によっては全く必要としない
こともある。
たものでもよい、また場合によっては全く必要としない
こともある。
この装置において、泡消火液を配管3を経てノズル2よ
り発泡器1内に噴射すると、その放射液は前方の端板1d
に当たりこの発泡器1内で撹拌される。またノズルから
の放射液は空気取り入れ口9より吸気し、発泡器1内に
おいて泡消火液は撹拌され泡状となりガイド5の隙間か
ら一斉に給油所内に放出される。
り発泡器1内に噴射すると、その放射液は前方の端板1d
に当たりこの発泡器1内で撹拌される。またノズルから
の放射液は空気取り入れ口9より吸気し、発泡器1内に
おいて泡消火液は撹拌され泡状となりガイド5の隙間か
ら一斉に給油所内に放出される。
第2図、及び第3図に挙げる例は、高発泡の発泡器であ
る。発泡器11は前実施例同様にその形状は箱型で、相対
する側板11a、11bはほぼ壁Bと同間隔で一方の側板11b
は給油所内に泡放出口4aを開口し、この泡放出口4aには
金網6が張ってある。別の相対する端板11c、11dの一方
の端板11cには他方の端板11dに向けて放射するノズル2a
を設けてある。この例にあってはノズル2aの前面に発泡
板7を設けてある。この発泡板7は多数の穴のある板を
屈曲させた構造である。ノズル2aは隔壁12でかこまれて
いて、この隔壁12には空気取り入れ口8をあけてある。
別にこの空気取り入れ口8は壁Bの外部に通ずる空気取
り入れ口9aに連通している。3aは配管である。
る。発泡器11は前実施例同様にその形状は箱型で、相対
する側板11a、11bはほぼ壁Bと同間隔で一方の側板11b
は給油所内に泡放出口4aを開口し、この泡放出口4aには
金網6が張ってある。別の相対する端板11c、11dの一方
の端板11cには他方の端板11dに向けて放射するノズル2a
を設けてある。この例にあってはノズル2aの前面に発泡
板7を設けてある。この発泡板7は多数の穴のある板を
屈曲させた構造である。ノズル2aは隔壁12でかこまれて
いて、この隔壁12には空気取り入れ口8をあけてある。
別にこの空気取り入れ口8は壁Bの外部に通ずる空気取
り入れ口9aに連通している。3aは配管である。
この装置において、ノズル2aより高発泡消火液を発泡板
7に向けて散水すると、この液はこの発泡板7を通過す
る間において発泡し、さらに発泡器11内において撹拌さ
れて一層発泡し、泡放出口4aから給油所内に高発泡消火
液を放出する。
7に向けて散水すると、この液はこの発泡板7を通過す
る間において発泡し、さらに発泡器11内において撹拌さ
れて一層発泡し、泡放出口4aから給油所内に高発泡消火
液を放出する。
いずれの例においてもノズルから放射される泡消火剤
は、相対する端板方向に放射されてその端板あるいは端
板との間にある発泡板に衝突し十分に撹拌されて発泡し
泡放出口から放射される。そしてノズルの放射方向が壁
と平行していることからノズルと相対する端板、あるい
はノズルと発泡板の距離を泡消火剤の発泡に最適にする
ことができる。
は、相対する端板方向に放射されてその端板あるいは端
板との間にある発泡板に衝突し十分に撹拌されて発泡し
泡放出口から放射される。そしてノズルの放射方向が壁
と平行していることからノズルと相対する端板、あるい
はノズルと発泡板の距離を泡消火剤の発泡に最適にする
ことができる。
以上の各例において、配管3、3aはその配管総てを壁内
に埋め込む必要はない。またノズル2、2aにはコンプレ
ッサーより送気し、より泡消火液の発泡率を上げるのも
よい。
に埋め込む必要はない。またノズル2、2aにはコンプレ
ッサーより送気し、より泡消火液の発泡率を上げるのも
よい。
これらの装置は側壁に限らず天井壁でも同様な構造でよ
い。
い。
また発泡器の泡放出口は壁面と同一面に開口している
が、この開口部は支障のない限りにおいて、僅か壁外に
突出していてもよい。
が、この開口部は支障のない限りにおいて、僅か壁外に
突出していてもよい。
(考案の効果) この考案の給油所の消火設備である泡消火装置の発泡器
は、一般の放水用ノズルと比較して大型でその形状も箱
形である。そして消火を有効にするために多数設ける必
要がある。この発泡器を給油所の壁、あるいは天井壁内
に埋め込むことによって、壁から外部に突出する部分を
全く無し、あるいは僅かに突出するだけであることによ
り、この発泡器を給油所側壁に多数配置しても、自動車
への給油作業や自動車の移動の妨げにならない。発泡器
は壁の厚みとほぼ同寸法で偏平となるが、ノズルの泡消
火剤放射方向が壁と同方向であるので、発泡器の形状を
泡消火剤の発泡は高倍率とすることができ消火性能を向
上できる。
は、一般の放水用ノズルと比較して大型でその形状も箱
形である。そして消火を有効にするために多数設ける必
要がある。この発泡器を給油所の壁、あるいは天井壁内
に埋め込むことによって、壁から外部に突出する部分を
全く無し、あるいは僅かに突出するだけであることによ
り、この発泡器を給油所側壁に多数配置しても、自動車
への給油作業や自動車の移動の妨げにならない。発泡器
は壁の厚みとほぼ同寸法で偏平となるが、ノズルの泡消
火剤放射方向が壁と同方向であるので、発泡器の形状を
泡消火剤の発泡は高倍率とすることができ消火性能を向
上できる。
第1図、第2図は、この考案に係わる消火設備の各実施
例をそれぞれ概念的に示す断面図である。 第3図は第2図の設備の具体的な斜視図。 1、11…発泡器、2、2a…ノズル、4、4a…泡放出口 A、B…壁
例をそれぞれ概念的に示す断面図である。 第3図は第2図の設備の具体的な斜視図。 1、11…発泡器、2、2a…ノズル、4、4a…泡放出口 A、B…壁
Claims (1)
- 【請求項1】外周壁あるいは天井壁に埋め込む発泡器
は、その形状が箱型で、その発泡器の相対する側板は壁
の厚みとほぼ同間隔で、一方の側板は給油所側内に泡放
出口を開口し、またこの発泡器の前記側板とは別の相対
する端板の一方には、他方の端板に向けて放射するノズ
ルを設け、このノズルには壁外部に通ずる空気取り入れ
口を連通し、ノズルから放射する泡消火液をこの発泡器
内において発砲させ、前記泡放出口から給油所内にこの
泡消火液を放出する給油所の消火設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987049829U JPH0633945Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 給油所の消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987049829U JPH0633945Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 給油所の消火設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156658U JPS63156658U (ja) | 1988-10-14 |
JPH0633945Y2 true JPH0633945Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=30872644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987049829U Expired - Lifetime JPH0633945Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 給油所の消火設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633945Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5665941B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2015-02-04 | 能美防災株式会社 | フォームチャンバ |
WO2021211588A1 (en) * | 2020-04-14 | 2021-10-21 | Minimax Viking Research & Development Gmbh | High-expansion foam generator having a manifold with linear headers arranged in an orthogonal configuration |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE383836B (sv) * | 1972-05-02 | 1976-04-05 | H C Stults | Brandsleckningsanleggning utnyttjande hogexpansivt skum |
JPS537823A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-24 | Tokyo Tatsuno Kk | Petrol stations |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP1987049829U patent/JPH0633945Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63156658U (ja) | 1988-10-14 |
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