JPH0633904A - 負荷感応形制御装置 - Google Patents

負荷感応形制御装置

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JPH0633904A
JPH0633904A JP21224492A JP21224492A JPH0633904A JP H0633904 A JPH0633904 A JP H0633904A JP 21224492 A JP21224492 A JP 21224492A JP 21224492 A JP21224492 A JP 21224492A JP H0633904 A JPH0633904 A JP H0633904A
Authority
JP
Japan
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pressure
valve
pilot
switching
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP21224492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Saikai
健一 西海
Hisato Naito
久人 内藤
Yoshitake Yonekubo
義健 米窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE1992625392 priority patent/DE69225392T2/de
Priority to DE1992629968 priority patent/DE69229968T2/de
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Priority to EP95202287A priority patent/EP0684389B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のシリンダ19、20をパラレルに接続
し、これら各シリンダに可変吐出ポンプ1の吐出油を供
給するとともに、この可変吐出ポンプ1を馬力一定制御
特性に応じて制御する装置において、特定のシリンダ2
0の負荷圧が上昇したとき、ポンプ1の吐出量が減少し
て他のシリンダ3が停止しないようにする。 【構成】 特定のシリンダ20の通路18の圧力作用で
切換わるパイロット弁25を設け、通路18の圧力がオ
ーバロードリリーフ弁22の設定圧近傍に達したとき、
パイロット弁25が開弁して切換弁4のパイロット室4
bをタンクTに連通させる。これによって、切換弁4の
可変絞り6の開度を小さくして、シリンダ20への供給
流量を少なくし、その分シリンダ19への供給流量を確
保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アクチュエータの負
荷圧を検出して、ポンプの出力馬力を一定に保つ負荷感
応形制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示した従来の装置の可変吐出ポン
プ1は、その吐出側に接続した高圧流路2を介して、第
1、2切換弁3、4のインポート5に接続している。こ
の切換弁3、4の両側には、パイロット室3a、3b、
4a、4bを設けるとともに、これらパイロット室をパ
イロット操作弁V1 、V2 に接続している。このパイロ
ット操作弁V1 、V2 は、その操作量に応じて出力パイ
ロット圧を制御できるようにしている。上記切換弁3、
4は、図示の中立位置にあるとき、上記インポート5を
閉じているが、それを左右いずれかに切換えることによ
って、可変絞り6が開くとともに、その切換え量に応じ
て可変絞り6の開度が制御される。
【0003】そして、この可変絞り6の下流側にはチェ
ック弁7を介して圧力補償弁8を接続している。さら
に、この圧力補償弁8の下流側は、切換弁3、4の供給
ポート9に連通させている。この供給ポート9は、切換
弁3、4が中立位置にあるときに閉じているが、それを
左右いずれかに切換えることによって、アクチュエータ
ポート10、11のうちのいずれか一方に連通する。こ
のとき、いずれか他方のアクチュエータポートはタンク
流路12に連通する。さらに、上記切換弁3、4には負
荷検出ポート13を形成しているが、この負荷検出ポー
ト13は、切換弁3、4が中立位置にあるときタンク流
路12に連通する。そして、切換弁3、4が左右いずれ
かに切換わると、高圧側のアクチュエータポートに連通
するようにしている。
【0004】上記圧力補償弁8は、一方のパイロット室
8aに、このチェック弁7の上流側の圧力を導き、他方
のパイロット室8bに負荷検出ポート13側の圧力を導
く。ただし、複数のシャトル弁14の作用で、切換弁
3、4によって制御されるアクチュエータのうちの最高
の負荷圧が選択されて、この他方のパイロット室8bに
導かれるようにしている。このようにした圧力補償弁8
は、可変絞り6の下流側の圧力が最高負荷圧よりも一定
圧力だけ高くなるように制御する。
【0005】また、シャトル弁14で選択された最高負
荷圧は、制御バルブ15の一方のパイロット室15aに
導かれる。そして、この制御バルブ15の他方のパイロ
ット室15bには、上記高圧流路2の圧力、すなわち可
変吐出ポンプ1の吐出圧が導かれるようにしている。し
たがって、制御バルブ15は可変吐出ポンプ1の吐出圧
と最高負荷圧との相対差に応じて動作することになる。
そして、この制御バルブ15の動作によって、馬力一定
制御機構を構成する制御シリンダ16が動作し、可変吐
出ポンプ1の吐出圧が最高負荷圧よりも一定の値だけ常
に高くなるように制御する。上記切換弁3、4のアクチ
ュエータポート10、11には、通路17、18を介し
てシリンダ19、20に接続している。そして、これら
通路17、18のそれぞれには、オーバロードリリーフ
弁21、22を接続している。なお、図中符号23はメ
インリリーフ弁である。
【0006】上記のようにした従来の装置は、パイロッ
ト操作弁を操作して切換弁3、4のいずれかのパイロッ
ト室にパイロット圧を作用させる。いま、バルブを操作
してパイロット室3b、4bにパイロット圧を作用させ
たとすると、切換弁3、4が右側ポジションに切換わ
る。そして、切換弁3、4の切換え量に応じて可変絞り
6の開度が決まるとともに、可変吐出ポンプ1の吐出量
が、切換弁3、4の可変絞り6の開度比に応じて分配さ
れる。そして、これら各切換弁3、4の開度に応じた流
量がアクチュエータであるシリンダ19、20のボトム
側室19a、20aに供給される。なお、ロッド側室1
9b、20b側の油は、切換弁3、4を経由してタンク
流路12に戻される。また、このときのアクチュエータ
の最高負荷圧が制御シリンダ16に作用し、ポンプ1の
吐出量を制御する。つまり、図3に示したように、可変
吐出ポンプ1は圧力Pと吐出量Qの積が一定になるよう
に制御される。したがって、最高負荷圧が上昇すればす
るほど、可変吐出ポンプ1の吐出量が少なくなる。そし
て、この少なくなった吐出量が、上記切換弁3、4の可
変絞り6の開度比に応じて分配されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、複数のアクチュエータのうちの最高負荷圧
の作用で、可変吐出ポンプ1の吐出圧が制御されるよう
になっているので、次のような場合にアクチュエータを
作動させられなくなるという問題があった。例えば、切
換弁3の可変絞り6の開度を最小に保ちながら、切換弁
4の可変絞り6の開度を最大にしている状態で、シリン
ダ20がフルストロークすると、負荷が上昇して、シリ
ンダ20に接続したオーバロードリリーフ弁21あるい
は22のいずれかが作動する。このようにオーバロード
リリーフ弁が作動するまで回路圧が上昇すると、可変吐
出ポンプ1の吐出量が、図3の馬力一定曲線に沿って減
少する。この吐出量の減少によって、微少操作した切換
弁3側にはほとんど圧油が供給されず、最悪の場合には
シリンダ19が停止してしまうという問題があった。こ
の発明の目的は、特定のアクチュエータの負荷圧がオー
バロードリリーフ弁の設定圧まで上昇しても、可変吐出
ポンプの吐出量が極端に減少せず、他のアクチュエータ
も作動させられるようにした負荷感応形制御装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】複数のアクチュエータの
それぞれに切換弁を備え、これら切換弁をパラレルに接
続するとともに、これら切換弁の両側にパイロット室を
設け、このパイロット室の圧力に応じて、切換弁に設け
た可変絞りの開度を制御する構成にし、上記可変絞りの
下流側には、負荷圧と可変絞りの下流側の圧力との圧力
差を一定に保つ圧力補償弁を設け、しかも、各切換弁の
下流側には、アクチュエータの最高圧を設定するための
オーバロードリリーフ弁を接続し、かつ、各アクチュエ
ータの負荷圧に応じて、ポンプの出力馬力を一定に保つ
馬力一定制御機構を備えた負荷感応形制御装置を前提に
するものである。上記の装置を前提にしつつ、この発明
は、アクチュエータの負荷圧がオーバロードリリーフ弁
のセット圧あるいはその近傍に達したとき、切換弁のパ
イロット室をタンクに連通させるパイロット弁を設けた
点に特徴を有する。
【0009】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、ある
特定のアクチュエータの負荷圧がオーバロードリリーフ
弁の設定圧あるいはその近傍にまで上昇すると、その圧
力作用でパイロット弁が開弁し、切換弁のパイロット室
をタンクに連通させる。このようにパイロット室がタン
クに連通すれば、切換弁が中立位置あるいはその近傍ま
で戻され、その可変絞りの開度が小さくなる。そのため
に他のアクチュエータに接続した切換弁の可変絞りの開
度に対して、この特定のアクチュエータに接続した切換
弁の可変絞りの開度が大きくなる。つまり、両者の開度
比が大きくなるので、可変吐出ポンプの吐出量が少なく
なったとしても、他のアクチュエータへの分配比が大き
くなり、それだけ他のアクチュエータに対する流量が確
保されることになる。
【0010】
【発明の効果】この発明の負荷感応形制御装置によれ
ば、ある特定のアクチュエータの負荷圧がオーバロード
リリーフ弁の設定圧あるいはその近傍まで上昇したとし
ても、他のアクチュエータに対する供給流量が極端に減
少したりしない。そのために、従来のように他のアクチ
ュエータが停止してしまうような問題も発生しない。
【0011】
【実施例】図1に示した実施例は、切換弁4の一方のパ
イロット室4bをパイロット通路24に接続したパイロ
ット弁25を介してタンクTに接続している。上記パイ
ロット弁25は、その一方の側にスプリング26のバネ
力が作用し、他方の側のパイロット室27に通路18の
圧力が作用するようにしている。このようにしたパイロ
ット弁25は、通路18の圧力、すなわちシリンダ20
の負荷圧がオーバロードリリーフ弁22の設定圧近傍に
達したときに開弁する構成にしている。そして、このパ
イロット弁25が図示のノーマル位置にあるとき、パイ
ロット通路24を閉じ、それが切換わることによって切
換弁4のパイロット室4bをタンクに連通させる。な
お、図中符号28、29はオリフィスである。上記以外
の構成は、図2に示した従来と同様なので、その詳細な
説明を省略するとともに、従来と同一の構成要素につい
ては、その従来と同一符号を用いながら説明を進める。
【0012】次に、切換弁3の可変絞り6の開度を最小
に保ちながら、切換弁4を右側位置に切換えながら、そ
の可変絞り6の開度を最大にしている状態での作動を説
明する。上記の状態で、シリンダ20がフルストローク
すると負荷が上昇するが、このときの圧力によってパイ
ロット弁25が開弁する。パイロット弁25が開弁すれ
ば、切換弁4のパイロット室4bがタンクTに連通する
ので、その圧力作用が弱くなり、その分切換弁4が中立
位置方向に切換わる。したがって、切換弁4の可変絞り
6の開度が小さくなり、それだけシリンダ20に対する
供給流量も少なくなる。例えば、切換弁4側の可変絞り
6の開度が、切換弁3の可変絞り6よりも小さくなれ
ば、その開度比に応じて可変吐出ポンプ1の吐出量が分
配されるので、切換弁3に接続したシリンダ19にも圧
油が供給されることになる。
【0013】なお、上記実施例では、シリンダ20のボ
トム側室20aに接続した通路18にだけパイロット弁
25を接続したが、通路17側だけあるいは両通路1
7、18の両方にパイロット弁を接続するようにしても
よい。上記のようにした実施例の装置によれば、シリン
ダ20側の負荷圧がオーバロードリリーフ弁の設定圧近
傍まで上昇しても、他のシリンダ19側への供給流量が
確保されるので、そのシリンダ19が停止するような問
題も発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】従来の負荷感応形制御装置の回路図である。
【図3】可変吐出ポンプの馬力一定制御特性を示すグラ
フである。
【符号】 3 切換弁 3a パイロット室 3b パイロット室 4 切換弁 4a パイロット室 4b パイロット室 6 可変絞り 8 圧力補償弁 19 シリンダ 20 シリンダ 21 オーバロードリリーフ弁 22 オーバロードリリーフ弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアクチュエータのそれぞれに切換
    弁を備え、これら切換弁をパラレルに接続するととも
    に、これら切換弁の両側にパイロット室を設け、このパ
    イロット室の圧力に応じて、切換弁に設けた可変絞りの
    開度を制御する構成にし、上記可変絞りの下流側には、
    負荷圧と可変絞りの下流側の圧力との圧力差を一定に保
    つ圧力補償弁を設け、しかも、各切換弁の下流側には、
    アクチュエータの最高圧を設定するためのオーバロード
    リリーフ弁を接続し、かつ、各アクチュエータの負荷圧
    に応じて、ポンプの出力馬力を一定に保つ馬力一定制御
    機構を備えた負荷感応形制御装置において、アクチュエ
    ータの負荷圧がオーバロードリリーフ弁のセット圧ある
    いはその近傍に達したとき、切換弁のパイロット室をタ
    ンクに連通させるパイロット弁を設けてなる負荷感応形
    制御装置。
JP21224492A 1991-12-25 1992-07-16 負荷感応形制御装置 Pending JPH0633904A (ja)

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JP21224492A JPH0633904A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 負荷感応形制御装置
EP19920311770 EP0550257B1 (en) 1991-12-25 1992-12-23 Device for controlling multiple hydraulic actuators
DE1992628489 DE69228489T2 (de) 1991-12-25 1992-12-23 Lastdruckkompensierte hydraulische Steuereinrichtung
DE1992625392 DE69225392T2 (de) 1991-12-25 1992-12-23 Einrichtung zur Steuerung mehrerer Servomotoren
DE1992629968 DE69229968T2 (de) 1991-12-25 1992-12-23 Steuereinrichtung für hydraulisches System mit mehreren Verbrauchern
EP95202288A EP0684388B1 (en) 1991-12-25 1992-12-23 Load-sensing active hydraulic control device
EP95202287A EP0684389B1 (en) 1991-12-25 1992-12-23 Control device for multiple hydraulic apparatus
EP95202286A EP0684387B1 (en) 1991-12-25 1992-12-23 Load-sensing active hydraulic control device
DE1992629966 DE69229966T2 (de) 1991-12-25 1992-12-23 Lastdruckkompensierte hydraulische Steuereinrichtung

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JP21224492A JPH0633904A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 負荷感応形制御装置

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