JPH06338924A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH06338924A
JPH06338924A JP6061341A JP6134194A JPH06338924A JP H06338924 A JPH06338924 A JP H06338924A JP 6061341 A JP6061341 A JP 6061341A JP 6134194 A JP6134194 A JP 6134194A JP H06338924 A JPH06338924 A JP H06338924A
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transmission
station
signal
time
bits
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Minoru Muto
稔 武藤
Masanori Yamaji
真範 山路
Noriyuki Hattori
憲幸 服部
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送のアイドル状態において固定ビットパタ
ンを伝送することによって、アイドル時に伝送回路の異
常の検出を可能にする。 【構成】 送信局側にアイドル時に固定ビットパタンを
出力する固定ビットパタン発生器2202を設けるとと
もに、受信局側に異常検出手段を設け、伝送データおよ
び固定ビットパタン以外の受信信号の受信により異常を
検出する。 【効果】 回線の状態が常時監視可能になるため、回線
状態の異常検出が迅速にできる。また、伝送データの符
号化を行なわないため高速なデータ伝送が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異常検出機能を有する
とともに高速データ伝送が可能な通信システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図16はA局、B局、C局、および、D
局が、A局→B局→C局→D局→A局(Fループ)、お
よび、A局→D局→C局→B局→A局(Rループ)の2
つのループを構成するように接続され、信号が双方向に
伝送されるネットワークを示すブロック構成図である。
このネットワークはFループとRループの2重構造とな
っているため、どちらか一方のループに断線等の異常が
おきても、他方のループによりデータの伝送を継続する
ことが可能である。A局〜D局は、それぞれ、CPU
と、Fループ用の送信部および受信部と、Rループ用の
送信部および受信部とを有している。そして、例えば、
A局の送信部から送信された信号はB局の受信部により
受取られ、さらにB局の送信部から送信され、C局の受
信部へと順次伝送されてゆく。なお、A局は親局とし、
その他の局(B局〜D局)を子局とし、この親局である
A局がネットワークの制御およびネットワークの監視を
行うようにしてネットワークの異常に対処している。
【0003】A局が子局(B局〜D局)および伝送路7
00〜707の異常の有無を検出する方法として、親局
が各子局の送受信の使用時間および送受信の時間間隔に
より検出する方法や、各子局が異常データの受信を検出
したときこれを親局に連絡する方法等がある。また、子
局が異常を検出する方法として受信データのパリティチ
ェックやサムチェック等を行う方法が一般に用いられて
いる。しかし、図17に示すアイドル状態(当該伝送路
上に伝送データが送られていない間がアイドル時であ
り、この間はアイドル状態にある)において伝送路の断
線等の異常が生じた場合には異常が検出されないので、
この問題に対処する方法として従来は一般に伝送路の信
号をマンチェスタ符号等による符号化し、すなわち、ア
イドル時の伝送路の状態を含めて所定時間内(ビット時
間内)に信号レベルが反転する信号を伝送し、所定時間
内に信号レベルの変化が無い信号(所定の符号外の信
号)の受信により異常を検知する方法がとられていた。
【0004】次に、このような符号化を行った従来技術
による局間における信号の伝送の詳細について、B局2
00とC局300間における場合を例にとり説明する。
図13はB局200のFループ用のCPU500および
送信部600と、C局300のFループ用の受信部80
0およびCPU900を示す詳細ブロック構成図であ
る。なお、図においてB局200の送信部600とC局
300の受信部800は伝送路701により接続されて
いる。また、B局200は図16に示すようにFループ
用、および、Rループ用としてそれぞれ受信部600
0、CPU500、および、送信部600を有している
が、図13はこのうちFループ用のCPU500と送信
部600とが図示されFループ用の受信部6000は図
示していない。また、C局300も同様にFループ用、
および、Rループ用としてそれぞれ受信部800、CP
U900、および、送信部8000を有しているが、図
13はこのうちFループ用の受信部800とCPU90
0とが図示されFループ用の送信部8000は図示して
いない。
【0005】図13において、500はB局200のC
PU、600は送信部、1000は送信するデータを符
号化する符号化回路、103はCPU500から出力さ
れた情報を符号化回路1000に入力可能な情報に変換
する送信回路である。なお、送信部600は送信回路1
03および符号化回路1000より構成される。800
はC局300の受信部、900はCPU、1001は伝
送路上の符号化された信号をもとに戻す復号回路、10
9は復号回路1001より出力された情報をCPU90
0が受付け可能な情報にする受信回路である。なお、受
信部800は復号回路1001、および、受信回路10
9から構成される。B局200からC局300に伝送路
701(この伝送路701は光ファイバー等で構成され
る)を介して信号を伝送する際に、B局200はアイド
ル時および伝送データ送信中ともに1bit毎に符号化
回路1000により符号化された信号を送信する。そし
て、C局300はアイドル時も含めて受信信号を復号回
路1001により復号し元の符号化されう前の情報に戻
す。
【0006】一般的にネットワークの伝送路に断線等の
異常が発生した場合には異常発生箇所以降においては受
信信号が”0”または”1”に固定される。もしも、受
信信号が所定の符号以外の信号、例えば、”0”(LO
Wレベル)または”1”(HIGHレベル)に固定され
た信号になっていることが復号回路1001において検
出されると、復号回路1001より復号エラーが出力さ
れる。この復号エラーは割り込み信号としてC局300
のCPU900に入力され、CPU900は回線の異常
を認知することができる。
【0007】すなわち、マンチェスタ符号による符号化
を行う場合は、図14に示すように、例えば”1”デー
タにおいては1bitデータ時間中に”HからLへ”変
化し、”0”データにおいては”LからHへ”と変化す
るので、図15のようにデータ”1”が連続して伝送さ
れる場合でも伝送路上の信号が変化する。従って正常時
にはアイドル状態においても伝送路701上の信号が変
化するので伝送路701上の信号が”0”または”1”
に固定されればネットワークに異常があったことを認識
できる。しかし、このような符号化により、符号化を行
わない場合に比べ伝送路701上の信号変化が速くな
る。従って、伝送路701の物理的特性により制限され
る限界周波数fに対してデータの伝送速度を低く(マン
チェスタ符号の場合f/2)設定する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信システムに
おいて、1bitデータ毎の符号化による方法によれ
ば、上述のように伝送路の物理的特性により制限される
限界周波数fに対してデータの伝送速度を低くする必要
があるという問題点があり、また、送受信間隔時間を監
視する方法によれば送受信間隔を所定時間以下しておく
必要であり、断線などの回線異常の検出はこの送受信間
隔の時間にもとづき判定するので判定に時間を要すると
ともに、送信局側の内部処理の負荷を増大するなどの問
題点があった。
【0009】また、送信局側の異常状態の受信局側への
通報は、この通報は通常のデータの伝送と同様の手順で
伝送するので通報に時間を要するなどの問題点があっ
た。
【0010】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたものであり、伝送路の断線などの回線異常
の検出が送受信時間間隔を待つことなしにアイドル時に
直ちにでき、しかも、データの伝送速度の低下がなく、
さらに、定期的に伝送データを送信する必要がなく送信
局側の内部処理の負荷の増大を防止できる通信システム
を得ることを目的とする。
【0011】また、送信局側の異常状態を受信局側に直
ちに通報できる通信システムを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる通信シ
ステムは、ベースバンド伝送方式によるとともにビット
時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する側の
局から受信する側の局にHDLC手順のように同一論理
レベルビットの連続数が第1の所定数未満である伝送デ
ータが送信される通信システムにおいて、送信する側の
局は第1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビット
を連続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて第
1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続
して出力する動作を繰り返す固定ビットパタン出力手段
と、この伝送データ送信時外のアイドル時に固定ビット
パタン出力手段の出力を送信するように切替動作を行う
切替手段とを有し、受信する側の局は固定ビットパタン
出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上
の同一論理レベルビットの連続受信にもとづき異常を検
出する異常検出手段を有するようにしたものである。
【0013】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局にHDLC手順のように
同一論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満であ
る伝送データが送信される通信システムにおいて、送信
する側の局は第1の所定数以上の所定数の同一論理レベ
ルビットを連続して出力した後に論理レベルを反転し、
続いて第1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビッ
トを連続して出力する動作を繰り返す第1固定ビットパ
タン出力手段と、第1固定ビットパタン出力手段が出力
する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベ
ルビットを連続して出力した後に論理レベルを反転し、
続いて第1固定ビットパタン出力手段が出力する同一論
理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットを
連続して出力する動作を繰り返す第2固定ビットパタン
出力手段と、伝送データ送信時外のアイドル時に異常通
報時外は第1固定ビットパタン出力手段の出力を送信
し、異常通報時は第2固定ビットパタン出力手段の出力
を送信するように切替動作を行う切替手段を有し、受信
する側の局は第1固定ビットパタン出力手段が出力する
同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビ
ットの連続受信、および、第2固定ビットパタン出力手
段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一
論理レベルビットの連続受信の有無にもとづき異常また
は異常通報の受信を検出する異常検出手段を有するよう
にしたものである。
【0014】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に伝送データが送信され
る通信システムにおいて、送信する側の局は伝送データ
送信時、アイドル時ともに所定の送信クロック数分の送
信を行う毎に送信信号の送信を停止する送信信号送信停
止手段と、送信信号送信停止手段により送信信号の送信
が停止される毎に前回と今回とで異る論理信号が出力さ
れる論理信号出力手段と、送信信号送信停止手段により
送信信号の送信が停止されている間に論理信号出力手段
の出力が送信されるように切替える切替手段とを有し、
受信する側の局は上記所定の送信クロック数を越える同
一論理レベルの連続受信にもとづき異常を検出する異常
検出手段を有するようにしたものである。
【0015】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局にHDLC手順のように
同一論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満であ
る伝送データが送信される通信システムにおいて、送信
する側の局は送信信号の論理レベルを反転する反転手段
と、第1の所定数の送信クロック時間以上の時間を経過
する毎に交互に送信信号、および、反転手段の出力が送
信されるように切替えを行う切替手段を有し、受信する
側の局は切替手段の切替時間間隔を越える同一論理レベ
ルの連続受信にもとづき異常を検出する異常検出手段を
有するようにしたものである。
【0016】
【作用】この発明における係わる通信システムにおいて
は、ベースバンド伝送方式によるとともにビット時間毎
の信号レベルの変化を条件にせず、送信する側の局から
受信する側の局にHDLC手順のように同一論理レベル
ビットの連続数が第1の所定数未満である伝送データが
送信される通信システムにおいて、送信する側の局にお
いては第1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビッ
トを連続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて
第1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連
続して出力する動作を繰り返す固定ビットパタン出力手
段が設けられ、切替手段により伝送データ送信時外のア
イドル時に固定ビットパタン出力手段の出力が送信され
るように切替えられ、受信する側の局においては固定ビ
ットパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビ
ット数以上の同一論理レベルビットの連続受信にもとづ
き異常が検出される。
【0017】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局にHDLC手順のように
同一論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満であ
る伝送データが送信される通信システムにおいて、送信
する側の局においては第1の所定数以上の所定数の同一
論理レベルビットを連続して出力した後に論理レベルを
反転し、続いて第1の所定数以上の所定数の同一論理レ
ベルビットを連続して出力する動作を繰り返す第1固定
ビットパタン出力手段と、第1固定ビットパタン出力手
段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一
論理レベルビットを連続して出力した後に論理レベルを
反転し、続いて第1固定ビットパタン出力手段が出力す
る同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベル
ビットを連続して出力する動作を繰り返す第2固定ビッ
トパタン出力手段とが設けられ、切替手段により伝送デ
ータ送信時外のアイドル時に異常通報時外は第1固定ビ
ットパタン出力手段の出力を送信し、異常通報時は第2
固定ビットパタン出力手段の出力が送信されるように切
替えが行われ、受信する側の局においては第1固定ビッ
トパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビッ
ト数以上の同一論理レベルビットの連続受信、および、
第2固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベ
ルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットの連続受
信の有無にもとづき異常または異常通報の受信が検出さ
れる。
【0018】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に伝送データが送信され
る通信システムにおいて、送信する側の局は伝送データ
送信時、アイドル時ともに所定の送信クロック数分の送
信を行う毎に送信信号の送信を停止する送信信号送信停
止手段と、送信信号送信停止手段により送信信号の送信
が停止される毎に前回と今回とで異る論理信号が出力さ
れる論理信号出力手段とを有し、送信信号送信停止手段
により送信信号の送信が停止されている間に論理信号出
力手段の出力が送信されるように切替手段により切替ら
れ、受信する側の局においては上述の所定の送信クロッ
ク数を越える同一論理レベルの連続受信にもとづき異常
が検出される。
【0019】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局にHDLC手順のように
同一論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満であ
る伝送データが送信される通信システムにおいて、送信
する側の局においては送信信号の論理レベルを反転する
反転手段を有し、第1の所定数の送信クロック時間以上
の時間を経過する毎に交互に送信信号、および、反転手
段の出力が送信されるように切替手段により切替えが行
われ、受信する側の局においては切替手段の切替時間間
隔を越える同一論理レベルの連続受信にもとづき異常が
検出される。
【0020】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例による信号の伝送の詳細
について、図16に示されるネットワークにおいてB局
201とC局301間における場合を例にとり説明す
る。図1は図16に示すネットワークにおけるB局20
1のFループ用のCPU501および送信部601と、
C局301のFループ用の受信部801およびCPU9
01を示す詳細ブロック構成図である。なお、図におい
てB局201の送信部601とC局301の受信部80
1は伝送路701により接続されている。また、B局2
01は図16に示すようにFループ用、および、Rルー
プ用としてそれぞれ受信部6001、CPU501、お
よび、送信部601を有しているが、図1はこのうちF
ループ用のCPU501と送信部601とが図示されF
ループ用の受信部6001は図示していない。また、C
局301も同様にFループ用、および、Rループ用とし
てそれぞれ受信部801、CPU901、および、送信
部8001を有しているが、図1はこのうちFループ用
の受信部801とCPU901とが図示されFループ用
の送信部8001は図示していない。
【0021】図1において、501はB局201のCP
U、601は送信部である。103は送信回路であり、
送信クロックおよびCPU501からの情報がこの送信
回路103に入力される。2202は固定ビットパタ
ン”0000000011111111”を発生する固
定ビットパタン発生器、2203は固定ビットパタン発
生器2202により発生された固定ビットパタンをパラ
レル信号からシリアル信号に変換するパラレル/シリア
ル変換回路、2205は伝送データとなる送信回路10
3からの送信信号とパラレル/シリアル変換回路220
3から出力される固定ビットパタンとを切り替え出力す
る切替手段、例えば、切替回路である。送信回路103
から切替回路2205へは送信信号とアイドル時にある
ことを示すアイドル状態信号2204とが送られる。
【0022】B局201の送信部601は送信回路10
3、固定ビットパタン発生器2202、パラレル/シリ
アル変換回路2203、および、切替回路2205より
構成される。また、固定ビットパタン発生器2202、
パラレル/シリアル変換回路2203から固定ビットパ
タン出力手段が構成される。801はC局301の受信
部、901はCPU、109は受信信号からCPU90
1に伝える情報を取り出しCPU901に出力する受信
回路、2209は受信信号を微分する微分回路、220
6は受信クロックをカウントし微分回路2209の微分
出力によりリセットされるカウンタ回路であり、このカ
ウンタ回路2206により受信信号の”1”または”
0”の連続数が検出される。2208は比較値”8”を
発生する比較値発生器、2207はカウンタ2206の
出力と比較値発生器2208の出力とを比較し、カウン
タ2206の値が”8”を越えるか否かを判定するディ
ジタル比較器、901はC局102を制御するCPUで
ある。なお、C局301の受信部801は受信回路10
9、微分回路2209、カウンタ回路2206、比較値
発生器2208、および、ディジタル比較器2207よ
り構成される。また、カウンタ2206、ディジタル比
較器2207、比較値発生器2208、および、微分回
路2209から異常検出手段が構成される。
【0023】この実施例ではHDLC手順を想定してい
るため伝送データのうち”フラグ”を除く部分におい
て、”1”は5bit以下しか連続しない。そして、”
1”が6bit連続する場合は伝送データの先頭、また
は、伝送データの最後を示す”フラグ”を意味し、”
1”が第1の所定数bit以上連続する場合、例えば、
7bit以上連続する場合はアイドル状態にあることを
意味している。この実施例1における固定ビットパタン
は受信回路にて受信された場合に伝送データとしては無
効になるように”0”が第1の所定数bit以上の所定
数bit、例えば、8bit続き次に”1”が8bit
続くデータ、すなわち、16bitデータ”00000
00011111111”を用いている。また、この実
施例1における伝送路701上の信号は図2に示すタイ
ムチャートのようになる。図において、2000は固定
ビットパタン、2010は伝送データが送られる部分を
示している。各局の電源の立ち上り時、すなわち、初期
状態においては切替え回路2205は固定ビットパタン
を次局に出力するように(すなわち、B側に)切替えら
れる。そして、パラレル/シリアル変換回路2203に
よりシリアル変換された固定ビットパタン”00000
00011111111”が送信クロックに同期して繰
り返し出力される。
【0024】B局201が伝送データを送信する場合に
は、まず、CPU501が送信回路103に起動をか
け、送信回路103を送信状態にするとともに、伝送デ
ータが次局、すなわち、C局301に出力されるように
切替回路2205をA側に切替える。C局301ではB
局201から伝送路701を介して送られてきた受信信
号が微分回路2209に入力される。微分回路2209
は、受信信号が”0”→”1”、または、”1”→”
0”と変化したときのみ、微分出力が”1”になり、受
信信号が”0”または”1”が続いた場合は、”0”が
出力される。この微分出力は受信クロックをカウントす
るカウンタ2206のリセット入力に入力される。図3
のタイミングチャートは、受信信号が”0”→”1”、
または、”1”→”0”と変化した直後の時点2901
で微分回路2209の微分出力が受信クロック1周期
間”1”になりカウンタ2206はリセットされカウン
タ値が”0”になり、受信信号が”0”または”1”が
連続中はカウンタ2206はリセットされずに受信クロ
ックにより1づつカウントアップされる様子を示してい
る。
【0025】なお、微小な変動は有りうるがB局の送信
クロックの周波数を有し、位相が受信信号の反転時の位
相にあわせられたパルスを出力するように構成されたフ
ェーズロックドループ回路(図示せず)の出力が受信ク
ロックとして使用される。上述のように、”0”また
は”1”の連続数がカウンタ2206により検出される
ので、このカウンタ2206の検出値が8を越えている
か否かの比較をC局301のデジタル比較器2207が
行い、越えていればディジタル比較器2207は割込信
号をCPU901へ出力する。図4はアイドル状態時に
伝送路701が断線した場合におけるB局201から送
信された送信信号とC局301が受信した受信信号を示
すタイムチャートであり、図の時点1401において伝
送路701が断線し、時点1402において”0”が8
を越えて連続したことがディジタル比較器2207によ
り検出される様子が示されている。
【0026】なお、HDLC手順による伝送の場合はフ
ラグパタン”01111110”を受信しない限りデー
タの受付がされないので、固定ビットパタン”1111
111100000000”が受信されても無効として
扱われるため問題はなく、フラグはフラグとして認識さ
れるとともにデータはデータとして取り込まれる。な
お、固定ビットパタンは同一論理レベルの連続ビット数
を8としているが、これに限らず9以上であってもよ
い。また、固定ビットパタンは”0”の連続数と”1”
の連続数と同一にしたが、これに限らず連続数が第1の
所定数以上であれば異るようにしてもよい。さらに、こ
の実施例1においてはHDLC手順により送受信してい
るが、HDLC手順による場合に限らず伝送データの同
一論理レベルの連続数が所定数未満である場合におい
て、同一論理レベルの連続数がこの所定数以上の固定ビ
ットパタンを用いるようにすれば同様の効果が得られ
る。
【0027】実施例2.図5はこの発明の他の実施例を
示すブロック図であり、上述の実施例1における図1に
相当する図であり、実施例1と同様にHDLC手順によ
り送受信が行われることを想定している。また、受信ク
ロックは実施例1と同様に作成される。B局202にお
いて、伝送データがある場合、すなわち、伝送データの
送信中には送信回路103からの出力されるアイドル状
態信号2204は”0”となっており、切替回路220
5および伝送路701を介して送信回路103からの送
信信号にもとづく伝送データがC局302へ送信され
る。また、送信データが無い場合、または、送信が完了
した場合、すなわち、アイドル時にはアイドル状態信号
2204が”1”となり、パラレル/シリアル回路22
03、切替回路2205、および、伝送路701を経由
してC局302へ固定ビットパタンが送信される。
【0028】この実施例2においては固定ビットパタン
として、通常時に固定ビットパタン1発生器2301に
より発生される固定ビットパタン1と、エラー通報時に
固定ビットパタン2発生器2302により発生される固
定ビットパタン2の2種類が用いられる。なお、固定ビ
ットパタン1(正常アイドル状態用パタン)は32bi
tデータ”00000000111111110000
000011111111”であり、固定ビットパタン
2(エラー通報用パタン)は32bitデータ”000
0000000000000111111111111
1111”である。切替回路2304は切替指令用ポー
ト2305の設定内容にもとづき動作し、初期設定時に
は固定ビットパタン1がパラレル/シリアル変換回路2
203に入力されるように切替指令用ポート2305が
設定される。また、エラー通報を行いたい場合は固定ビ
ットパタン2がパラレル/シリアル変換回路2203に
入力されるようにCPU502により切替指令用ポート
2305が設定される。
【0029】なお、固定ビットパタン1発生器230
1、切替回路2304、および、パラレル/シリアル変
換回路2203から第1固定ビットパタン出力手段が構
成され、固定ビットパタン2発生器2302、切替回路
2304、および、パラレル/シリアル変換回路220
3から第2固定ビットパタン出力手段が構成される。C
局302では受信された信号の”1”または”0”の連
続数をカウンタ2206により検出し、この検出結果と
比較値発生器2307に設定されている”8”とがディ
ジタル比較器2306により比較される。ディジタル比
較器2306の一方の出力、すなわち、エラー信号1は
比較値発生器2307より発生される”8”より”1”
の連続数が大きければ”1”になり小さければ”0”に
なる。また他方の出力、すなわち、エラー信号2は比較
値発生器2308より発生される”16”より”1”の
連続数が大きければ”1”になり小さければ”0”にな
る。これらの値は入力ポート2309を介してCPU9
02が読み取ることができ、エラー通報であったか、回
線異常状態であったかを認識できる。すなわち、CPU
902は、エラー信号1が”1”、エラー信号2が”
0”であればエラー通報の受信を認知し、双方ともに”
1”であればネットワークに異常があったことを認知す
る。
【0030】電源投入時等の初期状態、すなわち、伝送
データが送信される前のアイドル状態の場合には、送信
回路103のアイドル状態信号2204が”1”となり
切換回路2205はB側に切換えられ、パラレル/シリ
アル変換回路2203から出力される固定ビットパタン
1または固定ビットパタン2が伝送路701に出力され
る。また、この初期状態においては切替指令用ポート2
305が固定ビットパタン1を出力するように設定され
るので固定ビットパタン1が出力される。CPU502
からの送信起動指令により送信回路103が送信状態に
なるとアイドル状態信号2204は”0”になり、送信
回路103からの送信信号が切替回路2205を経由し
て伝送路701に送出される。また、B局202がC局
302にエラー通報する場合においてはB局202のC
PU502は送信回路103を強制的にアイドル状態と
し、切替回路2304が固定ビットパタン2を出力する
ように切換指令用ポート2305を設定する。
【0031】C局302はカウンタ2206により”
0”または”1”の連続数を検出し、この検出結果と比
較値発生器2307および比較値発生器2308の出力
とをデジタル比較器2306により比較し”0”また
は”1”の連続数が8を越えているか否か、および、”
0”または”1”の連続数が16を越えているか否かを
判定する。”0”または”1”が8を越えて連続してい
ることが確認されると、デジタル比較器2306からの
出力信号であるエラー信号1が”1”になり、C局30
2のCPU902へ割り込み信号が入力される。さら
に、”0”または”1”が16を越えて連続するとデジ
タル比較器2306から出力信号であるエラー信号2
が”1”になり、このエラー信号2は入力ポート230
9の他方の入力端子に出力される。そして、エラー信号
1およびエラー信号2は入力ポート2309に伝えられ
る。CPU902は割込み信号を受けると受信クロック
の8周期分を過ぎるまで待ち入力ポート2309の出力
が確定した後、その内容を読みとる。なお、カウンタ2
206、微分回路2209、ディジタル比較器230
6、比較値発生器2307、および、比較値発生器23
08より異常検出手段が構成される。
【0032】図6はB局202が正常時アイドル信号
(固定ビットパタン1)をC局302に送信中に異常発
生をC局302に通知するためエラー通報した場合にお
いて、C局302のCPU902がこれを検出する様子
示すタイムチャートである。図に示すように、C局30
2は時点5010までは正常時アイドル信号、すなわ
ち、連続する8個の”0”と連続する8個の”1”が繰
返えされる信号、すなわち、固定ビットパタン1を受信
している。そして、時点5010以降においてB局20
2はC局302にエラー通報するため連続する16個
の”0”と連続する16個の”1”が繰返される信号、
すなわち、固定ビットパタン2を送信している。
【0033】C局302は”0”を連続して9個受信し
た時点5020でエラーを認識するとともに、時点50
30において、この”0”が16しか連続しなかったこ
とが検出されエラー通報を受信したことを認識する。す
なわち、時点5020でCPU902に割り込みがかけ
られ、さらに5030の時点で”0”の連続数が16以
下であることがディジタル比較器2306により検出さ
れ、この検出結果をCPU902が入力ポート2309
を介して読むことによりB局202からのエラー通報を
受信したことを認識する。
【0034】なお、固定ビットパタン1は同一論理レベ
ルの連続ビット数を8としているが、これに限らず9以
上にし、固定ビットパタン2をこれに対応するビットパ
タンにしてもよい。また、固定ビットパタン1、固定ビ
ットパタン2ともに”0”の連続数と”1”の連続数と
同一にしたが、これに限らず固定ビットパタン1におい
て連続数が第1の所定数以上であり、固定ビットパタン
2において連続数がいずれも固定ビットパタン1におけ
る最大連続数を越えるようにすれば連続数が異ってもよ
い。さらに、この実施例2においてはHDLC手順によ
り送受信しているが、HDLC手順による場合に限らず
伝送データの同一論理レベルの連続数が所定数未満であ
る場合において、同一論理レベルの連続数がこの所定数
以上の固定ビットパタン1を用い、固定ビットパタン2
をこれに対応するビットパタンにするようにしてもよ
い。
【0035】実施例3.図7はこの発明のさらに他の実
施例を示すブロック図であり、上述の実施例2における
図5に相当する図である。図において、2401はゲー
ト、2402は検出ビット付加タイミング発生器、24
03は論理信号出力手段、例えば、フリップフロップで
ある。2404は切替手段、例えば、切替回路である。
2405はフリップフロップ、2406はフリップフロ
ップ、2407は検出タイミング発生回路、2408は
確認回路である。なお、確認回路2408はフリップフ
ロップ2405およびフリップフロップ2406がとも
にセットまたはリセットされていれば異常検出を示す”
1”を出力し、排他的にセットされていれば異常が検出
されなかったものとして”0”を出力する。図に示すよ
うに、B局203の送信部603は送信回路103、ゲ
ート2401、検出ビット付加タイミング発生回路24
02、フリップフロップ2403、および、切替回路2
404から構成され、C局303の受信部803は受信
回路108、フリップフロップ2405、フリップフロ
ップ2406、検出タイミング発生回路、および、確認
回路2408から構成される。また、ゲート2401、
検出ビット付加タイミング発生器2402より送信信号
送信停止手段が構成される。また、フリップフロップ2
405、フリップフロップ2406、検出タイミング発
生回路2407、および、確認回路2408より異常検
出手段が構成される。
【0036】B局203の送信部603において、検出
ビット付加タイミング発生回路2402は送信クロック
が入力され、この送信クロックにもとづき検出ビットを
付加するタイミング信号であるB信号、および、検出ビ
ットを付加するときに送信回路103からの送信信号が
出力されないようにゲート2401により送信クロック
をロックするためのA信号を出力する。送信回路103
より送信信号が8ビット分出力されると、次の1ビット
時間はA信号により送信クロックがロックされるため送
信回路103が停止する。そして、切り替え回路240
4がB信号により検出ビット側に切り替えられるため1
ビットの検出ビットが送信される。なお、この検出ビッ
トの値はフリップフロップ2403の出力値であり、フ
リップフロップ2403はA信号が入力される毎に出力
が反転するように接続されている。従って、伝送路70
1には8ビット分の送信回路103からの送信信号の送
信を行う毎に交互にその値が”0”または”1”になる
1ビットの検出ビットが付加されて送信される。
【0037】また、アイドル状態時も同様にA信号およ
びB信号により、伝送路701には8ビット時間分経過
する毎に上述の1ビットの検出ビットが付加されて送信
される。図8はB局203の検出ビット付加タイミング
発生回路2402の動作を示すタイミングチャートであ
る。図に示すように時点2501から送信クロック1周
期分、B信号が”1”になり送信回路103への送信ク
ロックの入力が停止され、送信回路103から切替回路
2404への送信信号の出力が停止されるとともに伝送
路701に検出ビット”1”が送出され、さらに、この
時点2501より送信クロック8周期分後の時点250
2から再び送信クロック1周期分、B信号が”1”にな
り送信回路103への送信クロックの入力が停止され、
送信回路103から切替回路2404への送信信号の出
力が停止されるとともに伝送路701に検出ビット”
0”が送出される。
【0038】次に、C局303の受信部803の動作に
ついて説明する。タイミング発生回路2407は伝送路
701からの受信信号および受信クロックにもとづきC
信号およびD信号を出力する。C信号は伝送されてきた
検出ビットが受信回路108に取り込まれないように受
信回路108の受信を停止させる信号であり、D信号は
フリップフロップ2405およびフリップフロップ24
06がそれぞれ入力された信号をラッチするタイミング
信号である。なお、受信クロックは実施例1と同様に作
成され、検出タイミング発生回路2407はC信号およ
びD信号を、例えば、アイドル時の受信信号により同期
をとり発生させるようにしてもよい。また、フリップフ
ロップ2405には伝送路701からの受信信号が入力
され、フリップフロップ2406にはフリップフロップ
2405のQ出力が入力されている。
【0039】B局203から検出ビットが送信される
と、この検出ビットはC局303において検出タイミン
グ発生回路2407から出力されるD信号によりフリッ
プフロップ2405に取り込まれる。さらに、前回B局
203から送信されフリップフロップ2405に取り込
まれていた検出ビットは次段のフリップフロップ240
6にラッチされる。そして、今回受信した検出ビットの
値と前回受信した検出ビットの値とが一致しているか否
かをフリップフロップ2405およびフリップフロップ
2406の出力にもとづき確認回路2408が判定し、
一致していた場合は異常が検出されたものとしてCPU
903へ割り込み信号を送る。図9は伝送路101に断
線が発生した場合におけるC局303の動作を示すタイ
ミングチャートである。図に示すように、時点2601
で伝送路701の断線等が発生するとC局303が受信
する信号に変化がなくなり検出ビットの変化も無くなる
ので、前回受信した検出ビットと今回受信した検出ビッ
トの値が同一と確認された時点2602でエラーが検出
される。
【0040】図10は、一例の伝送データが送信される
場合について伝送路701に断線が発生した場合におけ
る伝送路上の信号等を示すタイムチャートである。図に
おいて、(1)はB局203の送信回路103の出力信
号、(2)は切替回路2404の出力信号(伝送路上の
信号)、(3)はC局303が受信する信号である。図
に示されるように時点1801まではアイドル時であ
り、17ビット分同一値(図ではHレベル)が続いた後
1ビット分これを反転した値(図ではLレベル)となる
信号をC局303が受信し、時点1801以降は伝送デ
ータが8ビット分送信される毎に検出ビットが挿入され
た信号を受信する。時点1802で伝送路701に断線
が発生すると、検出ビットが受信されるはずの時点18
03において検出ビットが受信されないため確認回路2
408より割り込み信号がC子局303のCPU903
に入力され伝送路701に何等かの不具合が発生したこ
とが認識される。
【0041】この実施例においては検出ビットを8ビッ
ト分の送信を行う毎に挿入しているが、伝送データの伝
送に支障がない限り任意のビット数分の送信を行う毎に
挿入するようにしてもよい。また、検出ビットの挿入時
間間隔は常に同一としているが交互に異るように設定し
てもよい。また、検出ビットは1ビットとしているが複
数ビットであってもよく、複数ビットの互いに異る論理
信号が交互に挿入時間間隔毎に挿入されるようにしても
よい。また、検出ビットは2種類設定しているが3種類
以上設定するようにすることも可能である。
【0042】実施例4.図11はこの発明のさらに他の
実施例を示すブロック構成図であり、上述の実施例3に
おける図7に相当する図である。この実施例においては
実施例1と同様にHDLC手順で送受信されることを想
定している。図において、2701は切替回路、270
2は反転手段、例えば、反転回路である。2703はカ
ウンタ、2704は切替回路、2705は反転回路、2
706はカウンタ、2707はエッジ検出回路、270
8はカウンタである。図に示すように、B局204の送
信部604は送信回路103、切替回路2701、反転
回路2702、および、カウンタ2703から構成さ
れ、C局304の受信部804は受信回路108、切替
回路2704、反転回路2705、カウンタ2706、
エッジ検出回路2707、および、カウンタ2708よ
り構成される。また、切替回路2701、および、カウ
ンタ2703から切替手段が構成され、エッジ検出回路
2707、および、カウンタ2708より異常検出手段
が構成される。
【0043】B局204において、カウンタ2703は
送信クロックをカウントし送信クロック8周期毎に出力
が反転する切替信号を切替回路2701に出力する。そ
して、切替回路2701はカウンタ2703からの切替
信号が”0”のときは送信回路103からの送信信号を
伝送路701に出力し、切替信号が”1”のときは送信
回路103からの送信信号を反転させた信号を伝送路7
01に出力する。次に、C局304における受信部80
4の動作について説明する。カウンタ2706は受信ク
ロックをカウントし、このカウント結果にもとづき切替
信号を切替回路2704に出力する。このカウンタ27
06は、例えば、アイドル時における伝送路701から
の受信信号により同期をとりカウントするようにしても
よい。なお、受信クロックは実施例1の場合と同様に作
成される。切替信号は受信クロック8周期毎に反転する
信号であり、切替回路2704は切替信号が”0”のと
きは受信した信号を受信回路108に出力し、”1”の
ときは受信した信号を反転した信号を受信回路108に
出力することにより、受信回路108にはB局204の
送信回路103から出力された送信信号が復元されて入
力されることになる。
【0044】また、エッジ検出回路2707は受信信号
のエッジ、すなわち、受信信号がHレベルからLレベル
に変化する変化点、または、受信信号がLレベルからH
レベルに変化する変化点の検出を行なう。そして受信ク
ロックをカウントするカウンタ2708はこのエッジ検
出回路2707のエッジ検出出力でリセットされる。ま
た、カウンタ2708が所定の監視時間以上の時間経過
を示す値、例えば、17以上になったときカウンタ27
08はCPU904へ割り込み信号を出力しエラーを検
知したことを通知する。
【0045】図12は、一例の伝送データが送信される
場合について伝送路701に断線が発生した場合におけ
る伝送路701上の信号等を示すタイムチャートであ
る。図において(1)はB局204の送信回路103の
出力信号、(2)は切替回路2701の出力信号(3)
はC局304の受信信号である。また、(2)に示され
る切替回路2701の出力信号は(1)に示されるB局
204の送信回路103の出力信号を一定数の受信クロ
ック毎に(図においてはクロック数8毎に)レベルを反
転した信号になっている。なお、この図においては受信
クロックは図示されていない。時点1901において伝
送路701の断線が発生したため、監視時間を経過し受
信信号の論理レベルの反転があるはずの時点1902に
おいて反転がないので伝送路701に何等かの不具合が
生じたことが検知され、割り込み信号がカウンタ270
8からCPU904に入力されエラーがあったことが認
識される。この実施例においては、実施例1に比べて送
信する側の送信部の回路が簡単なので安価に構成でき
る。
【0046】この実施例においては検出ビットを8ビッ
ト毎に伝送路701上の信号を反転しているが、伝送デ
ータの伝送に支障がない限り任意のビット数毎であって
もよい。また、この実施例においては、送信信号の反転
を同一の時間間隔で行っているが複数の異る時間間隔で
順次反転させるようにすることも可能である。また、こ
の実施例4においてはHDLC手順により送受信してい
るが、HDLC手順による場合に限らず伝送データの同
一論理レベルの連続数が所定数未満である場合におい
て、検出ビットをこの所定数以上のビット数を送信する
毎に伝送路701上の信号の論理レベルが反転されるよ
うにしてもよい。
【0047】実施例1〜実施例4は、図16に示される
2重ループシステムの場合について説明したがこれに限
らずそれぞれ単なる2局間の通信の場合であってもよ
い。また、実施例1〜実施例4においては、回線の異常
をアイドル時も含めて常に監視できるので回線の異常が
迅速に検出できる。例えば、プログラマブルコントロー
ラ用に使用される場合にしばしば見られるように、伝送
データの送信時間に比べてアイドル時間が長い場合や電
源がOFFされている運転休止中に事故が発生しやすい
場合において、アイドル時間中や電源投入時に事故が検
出される確立が高く、このような応用例において回線の
異常が迅速に検出できるという顕著な効果を有してい
る。また、プログラマブルコントローラ用に使用された
場合のように伝送路の断線事故が発生しやすく、しかも
このような事故の復旧が短時間に行われない場合、生産
ラインにおいて加工中の被加工物を不良品にするなどの
被害が大きくなる場合に顕著な効果を有している。ま
た、実施例1〜実施例4は、図16に示される2重ルー
プシステムにおいて、回線を管理する親局は異常を早急
に認知できるので予備ループへの切替を短時間で行うこ
とができシステムダウン時間を微小にすることができ、
場合により実用上においてシステムダウン時間を無視で
きるようにすることが可能になる。
【0048】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ベース
バンド伝送方式によるとともにビット時間毎の信号レベ
ルの変化を条件にせず、送信する側の局から受信する側
の局にHDLC手順のように同一論理レベルビットの連
続数が第1の所定数未満である伝送データが送信される
通信システムにおいて、送信する側の局においては第1
の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続し
て出力した後に論理レベルを反転し、続いて第1の所定
数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続して出力
する動作を繰り返す固定ビットパタン出力手段が設けら
れ、切替手段により伝送データ送信時外のアイドル時に
固定ビットパタン出力手段の出力が送信されるように切
替えられ、受信する側の局においては固定ビットパタン
出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上
の同一論理レベルビットの連続受信にもとづき異常が検
出されるようにしたので、伝送路の断線などの回線異常
の検出が送受信時間間隔を待つことなしにアイドル時に
直ちにでき、しかも、データの伝送速度の低下がなく、
さらに、定期的に伝送データを送信する必要がなく送信
局側の内部処理の負荷の増大を防止できる効果がある。
【0049】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局にHDLC手順のように
同一論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満であ
る伝送データが送信される通信システムにおいて、送信
する側の局においては第1の所定数以上の所定数の同一
論理レベルビットを連続して出力した後に論理レベルを
反転し、続いて第1の所定数以上の所定数の同一論理レ
ベルビットを連続して出力する動作を繰り返す第1固定
ビットパタン出力手段と、第1固定ビットパタン出力手
段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一
論理レベルビットを連続して出力した後に論理レベルを
反転し、続いて第1固定ビットパタン出力手段が出力す
る同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベル
ビットを連続して出力する動作を繰り返す第2固定ビッ
トパタン出力手段とが設けられ、切替手段により伝送デ
ータ送信時外のアイドル時に異常通報時外は第1固定ビ
ットパタン出力手段の出力を送信し、異常通報時は第2
固定ビットパタン出力手段の出力が送信されるように切
替えが行われ、受信する側の局においては第1固定ビッ
トパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビッ
ト数以上の同一論理レベルビットの連続受信、および、
第2固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベ
ルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットの連続受
信にもとづき異常または異常通報の受信が検出されるの
で、送信局側からの異常通報が直ちに認識されるととも
に、伝送路の断線などの回線異常の検出が送受信時間間
隔を待つことなしにアイドル時に直ちにでき、しかも、
データの伝送速度の低下がなく、さらに、定期的に伝送
データを送信する必要がなく送信局側の内部処理の負荷
の増大を防止できるとともにアイドル時に異常通報を受
信局側に直ちに正しく伝えることができる効果がある。
【0050】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に伝送データが送信され
る通信システムにおいて、送信する側の局は所定の送信
クロック数毎に伝送データの送信を停止する伝送データ
送信信号送信停止手段と、伝送データ送信信号送信停止
手段により伝送データの送信が停止される毎に前回と今
回とで異る論理信号が出力される論理信号出力手段とを
有し、伝送データ送信信号送信停止手段により伝送デー
タの送信が停止されている間に論理信号出力手段の出力
が送信されるように切替手段により切替られ、受信する
側の局においては判定手段により上述の所定の送信クロ
ック数を越える同一論理レベルの連続受信の有無が判定
されるので、伝送データの同一論理レベルビットの連続
数に関する制限がない伝送データの送信においても伝送
路の断線などの回線異常の検出が送受信時間間隔を待つ
ことなしにアイドル時に直ちにでき、しかも、データの
伝送速度の著しい低下がなく、さらに、定期的に伝送デ
ータを送信する必要がなく送信局側の内部処理の負荷の
増大を防止できる効果がある。
【0051】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局にHDLC手順のように
同一論理レベルビットの連続数が所定数未満である伝送
データが送信される通信システムにおいて、送信する側
の局においては送信信号の論理レベルを反転する反転手
段を有し、上述の所定数の送信クロック時間以上の時間
を経過する毎に交互に送信信号、および、反転手段の出
力が送信されるように切替手段により切替えが行われ、
受信する側の局においては判定手段により切替手段の切
替時間間隔を越える同一論理レベルの連続受信の有無が
判定されるので、伝送路の断線などの回線異常の検出が
送受信時間間隔を待つことなしにアイドル時に直ちにで
き、しかも、データの伝送速度の低下がなく、さらに、
定期的に伝送データを送信する必要がなく送信局側の内
部処理の負荷の増大を防止できるとともに送信部の回路
が簡単なので安価に構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による通信システムを示す
ブロック構成図である。
【図2】この発明の実施例1における伝送路上の信号を
示すタイムチャート図である。
【図3】この発明の実施例1における受信回路のカウン
タの動作を示すタイムチャート図である。
【図4】この発明の実施例1における伝送路上の信号を
示すタイムチャート図である。
【図5】この発明に実施例2による通信システムを示す
ブロック構成図である。
【図6】この発明の実施例2における伝送路上の信号を
示すタイムチャート図である。
【図7】この発明の実施例3にによる通信システムを示
すブロック構成図である。
【図8】この発明の実施例3における伝送路上の信号等
を示すタイムチャート図である。
【図9】この発明の実施例3における伝送路上の信号等
を示すタイムチャート図である。
【図10】この発明の実施例3における伝送路上の信号
等を示すタイムチャート図である。
【図11】この発明の実施例4にによる通信システムを
示すブロック構成図である。
【図12】この発明の実施例4における伝送路上の信号
等を示すタイムチャート図である。
【図13】従来の符号化にによる通信システムを示すブ
ロック構成図である。
【図14】従来技術において使用されるマンチェスタ符
号の説明図である。
【図15】従来技術において使用されるマンチェスタ符
号の説明図である。
【図16】ネットワークを示すブロック図である。
【図17】アイドル状態を示す説明図である。
【符号の説明】
110 A局 111 A局 112 A局 113 A局 114 A局 103 送信回路 109 受信回路 200 B局 201 B局 202 B局 203 B局 204 B局 300 C局 301 C局 302 C局 303 C局 304 C局 400 D局 401 D局 402 D局 403 D局 404 D局 500 B局のCPU 501 B局のCPU 502 B局のCPU 503 B局のCPU 504 B局のCPU 600 B局の送信部 601 B局の送信部 602 B局の送信部 603 B局の送信部 604 B局の送信部 700 伝送路 701 伝送路 702 伝送路 703 伝送路 704 伝送路 800 B局の受信部 801 B局の受信部 802 B局の受信部 803 B局の受信部 804 B局の受信部 900 C局のCPU 901 C局のCPU 902 C局のCPU 903 C局のCPU 904 C局のCPU 1000 符号化回路 1001 復号回路 2202 固定ビットパタン発生器 2203 パラレル/シリアル変換回路 2204 アイドル状態信号 2205 切替回路 2206 カウンタ 2207 デジタル比較器 2208 比較値発生器 2209 微分回路 2301 固定ビットパタン1発生器 2302 固定ビットパタン2発生器 2303 パラレル/シリアル変換回路 2304 切替回路 2305 切替指令用ポート 2306 デジタル比較器 2307 比較値発生器 2308 比較値発生器 2309 入力ポート 2401 ゲート 2402 検出ビット付加タイミング発生回路 2403 フリップフロップ 2404 切替回路 2405 フリップフロップ 2406 フリップフロップ 2407 検出タイミング発生回路 2408 確認回路 2701 切替回路 2702 送信信号反転回路 2703 カウンタ 2704 切替回路 2705 受信信号反転回路 2706 カウンタ 2707 エッジ検出回路 2708 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 憲幸 名古屋市北区東大曽根町上五丁目1071番地 三菱電機エンジニアリング株式会社名古 屋事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局にHDLC手順のように同一
    論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満である伝
    送データが送信される通信システムにおいて、上記送信
    する側の局は上記第1の所定数以上の所定数の同一論理
    レベルビットを連続して出力した後に論理レベルを反転
    し、続いて上記第1の所定数以上の所定数の同一論理レ
    ベルビットを連続して出力する動作を繰り返す固定ビッ
    トパタン出力手段と、上記伝送データ送信時外のアイド
    ル時に上記固定ビットパタン出力手段の出力を送信する
    ように切替動作を行う切替手段を有し、上記受信する側
    の局は上記固定ビットパタン出力手段が出力する同一論
    理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットの
    連続受信にもとづき異常を検出する異常検出手段を有す
    ることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局にHDLC手順のように同一
    論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満である伝
    送データが送信される通信システムにおいて、上記送信
    する側の局は上記第1の所定数以上の所定数の同一論理
    レベルビットを連続して出力した後に論理レベルを反転
    し、続いて上記第1の所定数以上の所定数の同一論理レ
    ベルビットを連続して出力する動作を繰り返す第1固定
    ビットパタン出力手段と、上記第1固定ビットパタン出
    力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の
    同一論理レベルビットを連続して出力した後に論理レベ
    ルを反転し、続いて上記第1固定ビットパタン出力手段
    が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論
    理レベルビットを連続して出力する動作を繰り返す第2
    固定ビットパタン出力手段と、上記伝送データ送信時外
    のアイドル時に異常通報時外は上記第1固定ビットパタ
    ン出力手段の出力を送信し、異常通報時は上記第2固定
    ビットパタン出力手段の出力を送信するようにに切替動
    作を行う切替手段を有し、上記受信する側の局は上記第
    1固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベル
    の連続ビット数以上の同一論理レベルビットの連続受
    信、および、上記第2固定ビットパタン出力手段が出力
    する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベ
    ルビットの連続受信の有無にもとづき異常または異常通
    報の受信を検出する異常検出手段を有することを特徴と
    する通信システム。
  3. 【請求項3】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局に伝送データが送信される通
    信システムにおいて、上記送信する側の局は伝送データ
    送信時、アイドル時ともに所定の送信クロック数分の送
    信を行う毎に送信信号の送信を停止する送信信号送信停
    止手段と、上記送信信号送信停止手段により送信信号の
    送信が停止される毎に前回と今回とで異る論理信号が出
    力される論理信号出力手段と、上記送信信号送信停止手
    段により送信信号の送信が停止されている間に論理信号
    出力手段の出力が送信されるように切替える切替手段と
    を有し、上記受信する側の局は上記所定の送信クロック
    数を越える同一論理レベルの連続受信にもとづき異常を
    検出する異常検出手段を有することを特徴とする通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局にHDLC手順のように同一
    論理レベルビットの連続数が第1の所定数未満である伝
    送データが送信される通信システムにおいて、上記送信
    する側の局は送信信号の論理レベルを反転する反転手段
    と、上記第1の所定数の送信クロック時間以上の時間を
    経過する毎に交互に上記送信信号、および、上記反転手
    段の出力が送信されるように切替えを行う切替手段を有
    し、受信する側の局は上記切替手段の切替時間間隔を越
    える同一論理レベルの連続受信にもとづき異常を検出す
    る異常検出手段を有することを特徴とする通信システ
    ム。
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