JP2843496B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2843496B2
JP2843496B2 JP6061341A JP6134194A JP2843496B2 JP 2843496 B2 JP2843496 B2 JP 2843496B2 JP 6061341 A JP6061341 A JP 6061341A JP 6134194 A JP6134194 A JP 6134194A JP 2843496 B2 JP2843496 B2 JP 2843496B2
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稔 武藤
真範 山路
憲幸 服部
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異常検出機能を有する
とともに高速データ伝送が可能な通信システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図12はA局、B局、C局、および、D
局が、A局→B局→C局→D局→A局(Fループ)、お
よび、A局→D局→C局→B局→A局(Rループ)の2
つのループを構成するように接続され、信号が双方向に
伝送されるネットワークを示すブロック構成図である。
このネットワークはFループとRループの2重構造とな
っているため、どちらか一方のループに断線等の異常が
おきても、他方のループによりデータの伝送を継続する
ことが可能である。A局〜D局は、それぞれ、CPU
と、Fループ用の送信部および受信部と、Rループ用の
送信部および受信部とを有している。そして、例えば、
A局の送信部から送信された信号はB局の受信部により
受取られ、さらにB局の送信部から送信され、C局の受
信部へと順次伝送されてゆく。なお、A局は親局とし、
その他の局(B局〜D局)を子局とし、この親局である
A局がネットワークの制御およびネットワークの監視を
行うようにしてネットワークの異常に対処している。
【0003】A局が子局(B局〜D局)および伝送路7
00〜707の異常の有無を検出する方法として、親局
が各子局の送受信の使用時間および送受信の時間間隔に
より検出する方法や、各子局が異常データの受信を検出
したときこれを親局に連絡する方法等がある。また、子
局が異常を検出する方法として受信データのパリティチ
ェックやサムチェック等を行う方法が一般に用いられて
いる。しかし、図13に示すアイドル状態(当該伝送路
上に伝送データが送られていない間がアイドル時であ
り、この間はアイドル状態にある)において伝送路の断
線等の異常が生じた場合には異常が検出されないので、
この問題に対処する方法として従来は一般に伝送路の信
号をマンチェスタ符号等による符号化し、すなわち、ア
イドル時の伝送路の状態を含めて所定時間内(ビット時
間内)に信号レベルが反転する信号を伝送し、所定時間
内に信号レベルの変化が無い信号(所定の符号外の信
号)の受信により異常を検知する方法がとられていた。
【0004】次に、このような符号化を行った従来技術
による局間における信号の伝送の詳細について、B局2
00とC局300間における場合を例にとり説明する。
図9はB局200のFループ用のCPU500および送
信部600と、C局300のFループ用の受信部800
およびCPU900を示す詳細ブロック構成図である。
なお、図においてB局200の送信部600とC局30
0の受信部800は伝送路701により接続されてい
る。また、B局200は図12に示すようにFループ
用、および、Rループ用としてそれぞれ受信部600
0、CPU500、および、送信部600を有している
が、図9はこのうちFループ用のCPU500と送信部
600とが図示されFループ用の受信部6000は図示
していない。また、C局300も同様にFループ用、お
よび、Rループ用としてそれぞれ受信部800、CPU
900、および、送信部8000を有しているが、図9
はこのうちFループ用の受信部800とCPU900と
が図示されFループ用の送信部8000は図示していな
い。
【0005】図9において、500はB局200のCP
U、600は送信部、1000は送信するデータを符号
化する符号化回路、103はCPU500から出力され
た情報を符号化回路1000に入力可能な情報に変換す
る送信回路である。なお、送信部600は送信回路10
3および符号化回路1000より構成される。800は
C局300の受信部、900はCPU、1001は伝送
路上の符号化された信号をもとに戻す復号回路、109
は復号回路1001より出力された情報をCPU900
が受付け可能な情報にする受信回路である。なお、受信
部800は復号回路1001、および、受信回路109
から構成される。B局200からC局300に伝送路7
01(この伝送路701は光ファイバー等で構成され
る)を介して信号を伝送する際に、B局200はアイド
ル時および伝送データ送信中ともに1bit毎に符号化
回路1000により符号化された信号を送信する。そし
て、C局300はアイドル時も含めて受信信号を復号回
路1001により復号し元の符号化され前の情報に戻
す。
【0006】一般的にネットワークの伝送路に断線等の
異常が発生した場合には異常発生箇所以降においては受
信信号が”0”または”1”に固定される。もしも、受
信信号が所定の符号以外の信号、例えば、”0”(LO
Wレベル)または”1”(HIGHレベル)に固定され
た信号になっていることが復号回路1001において検
出されると、復号回路1001より復号エラーが出力さ
れる。この復号エラーは割り込み信号としてC局300
のCPU900に入力され、CPU900は回線の異常
を認知することができる。
【0007】すなわち、マンチェスタ符号による符号化
を行う場合は、図10に示すように、例えば”1”デー
タにおいては1bitデータ時間中に”HからLへ”変
化し、”0”データにおいては”LからHへ”と変化す
るので、図11のようにデータ”1”が連続して伝送さ
れる場合でも伝送路上の信号が変化する。従って正常時
にはアイドル状態においても伝送路701上の信号が変
化するので伝送路701上の信号が”0”または”1”
に固定されればネットワークに異常があったことを認識
できる。しかし、このような符号化により、符号化を行
わない場合に比べ伝送路701上の信号変化が速くな
る。従って、伝送路701の物理的特性により制限され
る限界周波数fに対してデータの伝送速度を低く(マン
チェスタ符号の場合f/2)設定する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信システムに
おいて、1bitデータ毎の符号化による方法によれ
ば、上述のように伝送路の物理的特性により制限される
限界周波数fに対してデータの伝送速度を低くする必要
があるという問題点があり、また、送受信間隔時間を監
視する方法によれば送受信間隔を所定時間以下しておく
必要であり、断線などの回線異常の検出はこの送受信間
隔の時間にもとづき判定するので判定に時間を要すると
ともに、送信局側の内部処理の負荷を増大するなどの問
題点があった。
【0009】また、送信局側の異常状態の受信局側への
通報は、この通報は通常のデータの伝送と同様の手順で
伝送するので通報に時間を要するなどの問題点があっ
た。
【0010】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたものであり、伝送路の断線などの回線異常
の検出が送受信時間間隔を待つことなしにアイドル時に
直ちにでき、しかも、データの伝送速度の低下がなく、
さらに、定期的に伝送データを送信する必要がなく送信
局側の内部処理の負荷の増大を防止できる通信システム
を得ることを目的とする。
【0011】また、送信局側の異常状態を受信局側に直
ちに通報できる通信システムを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる通信シ
ステムは、ベースバンド伝送方式によるとともにビット
時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する側の
局から受信する側の局に同一論理レベルビットの連続数
が第1の所定数未満である伝送データが送信される通信
システムにおいて、送信する側の局は第1の所定数以上
の所定数の同一論理レベルビットを連続して出力した後
に論理レベルを反転し、続いて第1の所定数以上の所定
数の同一論理レベルビットを連続して出力する動作を繰
り返す固定ビットパタン出力手段と、この伝送データ送
信時外のアイドル時に固定ビットパタン出力手段の出力
を送信するように切替動作を行う切替手段とを有し、受
信する側の局は固定ビットパタン出力手段が出力する同
一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビッ
トの連続受信にもとづき異常を検出する異常検出手段を
有するようにしたものである。
【0013】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に同一論理レベルビット
の連続数が第1の所定数未満である伝送データが送信さ
れる通信システムにおいて、送信する側の局は第1の所
定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続して出
力した後に論理レベルを反転し、続いて第1の所定数以
上の所定数の同一論理レベルビットを連続して出力する
動作を繰り返す第1固定ビットパタン出力手段と、第1
固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベルの
連続ビット数以上の同一論理レベルビットを連続して出
力した後に論理レベルを反転し、続いて第1固定ビット
パタン出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット
数以上の同一論理レベルビットを連続して出力する動作
を繰り返す第2固定ビットパタン出力手段と、伝送デー
タ送信時外のアイドル時に異常通報時外は第1固定ビッ
トパタン出力手段の出力を送信し、異常通報時は第2固
定ビットパタン出力手段の出力を送信するように切替動
作を行う切替手段を有し、受信する側の局は第1固定ビ
ットパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビ
ット数以上の同一論理レベルビットの連続受信、およ
び、第2固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理
レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットの連
続受信の有無にもとづき異常または異常通報の受信を検
出する異常検出手段を有するようにしたものである。
【0014】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に同一論理レベルビット
の連続数が第1の所定数未満である伝送データが送信さ
れる通信システムにおいて、送信する側の局は送信信号
の論理レベルを反転する反転手段と、第1の所定数の送
信クロック時間以上の時間を経過する毎に交互に送信信
号、および、反転手段の出力が送信されるように切替え
を行う切替手段を有し、受信する側の局は切替手段の切
替時間間隔を越える同一論理レベルの連続受信にもとづ
き異常を検出する異常検出手段を有するようにしたもの
である。
【0015】
【作用】この発明における係わる通信システムにおいて
は、ベースバンド伝送方式によるとともにビット時間毎
の信号レベルの変化を条件にせず、送信する側の局から
受信する側の局に同一論理レベルビットの連続数が第1
の所定数未満である伝送データが送信される通信システ
ムにおいて、送信する側の局においては第1の所定数以
上の所定数の同一論理レベルビットを連続して出力した
後に論理レベルを反転し、続いて第1の所定数以上の所
定数の同一論理レベルビットを連続して出力する動作を
繰り返す固定ビットパタン出力手段が設けられ、切替手
段により伝送データ送信時外のアイドル時に固定ビット
パタン出力手段の出力が送信されるように切替えられ、
受信する側の局においては固定ビットパタン出力手段が
出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理
レベルビットの連続受信にもとづき異常が検出される。
【0016】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に同一論理レベルビット
の連 続数が第1の所定数未満である伝送データが送信さ
れる通信システムにおいて、送信する側の局においては
第1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連
続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて第1の
所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続して
出力する動作を繰り返す第1固定ビットパタン出力手段
と、第1固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理
レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットを連
続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて第1固
定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連
続ビット数以上の同一論理レベルビットを連続して出力
する動作を繰り返す第2固定ビットパタン出力手段とが
設けられ、切替手段により伝送データ送信時外のアイド
ル時に異常通報時外は第1固定ビットパタン出力手段の
出力を送信し、異常通報時は第2固定ビットパタン出力
手段の出力が送信されるように切替えが行われ、受信す
る側の局においては第1固定ビットパタン出力手段が出
力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レ
ベルビットの連続受信、および、第2固定ビットパタン
出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上
の同一論理レベルビットの連続受信の有無にもとづき異
常または異常通報の受信が検出される。
【0017】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に同一論理レベルビット
の連続数が第1の所定数未満である伝送データが送信さ
れる通信システムにおいて、送信する側の局においては
送信信号の論理レベルを反転する反転手段を有し、第1
の所定数の送信クロック時間以上の時間を経過する毎に
交互に送信信号、および、反転手段の出力が送信される
ように切替手段により切替えが行われ、受信する側の局
においては切替手段の切替時間間隔を越える同一論理レ
ベルの連続受信にもとづき異常が検出される。
【0018】
【実施例】実施例1. この発明の一実施例による信号の伝送の詳細について、
図12に示されるネッ トワークにおいてB局201とC
局301間における場合を例にとり説明する。 図1は図
12に示すネットワークにおけるB局201のFループ
用のCPU501および送信部601と、C局301の
Fループ用の受信部801およびCPU901を示す詳
細ブロック構成図である。なお、図においてB局201
の送信部601とC局301の受信部801は伝送路7
01により接続されている。 また、B局201は図12
に示すようにFループ用、および、Rループ用としてそ
れぞれ受信部6001、CPU501、および、送信部
601を有しているが、図1はこのうちFループ用のC
PU501と送信部601とが図示されFループ用の受
信部6001は図示していない。 また、C局301も同
様にFループ用、および、Rループ用としてそれぞれ受
信部801、CPU901、および、送信部8001を
有しているが、図1はこのうちFループ用の受信部80
1とCPU901とが図示されFループ用の送信部80
01は図示していない。
【0019】図1において、501はB局201のCP
U、601は送信部である。103は送信回路であり、
送信クロックおよびCPU501からの情報がこの送信
回路103に入力される。2202は固定ビットパタ
ン”0000000011111111”を発生する固
定ビットパタン発生器、2203は固定ビットパタン発
生器2202により発生された固定ビットパタンをパラ
レル信号からシリアル信号に変換するパラレル/シリア
ル変換回路、2205は伝送データとなる送信回路10
3からの送信信号とパラレル/シリアル変換回路220
3から出力される固定ビットパタンとを切り替え出力す
る切替手段、例えば、切替回路である。送信回路103
から切替回路2205へは送信信号とアイドル時にある
ことを示すアイドル状態信号2204とが送られる。
【0020】B局201の送信部601は送信回路10
3、固定ビットパタン発生器2202、パラレル/シリ
アル変換回路2203、および、切替回路2205より
構成される。また、固定ビットパタン発生器2202、
パラレル/シリアル変換回路2203から固定ビットパ
タン出力手段が構成される。 801はC局301の受信
部、901はCPU、109は受信信号からCPU90
1に伝える情報を取り出しCPU901に出力する受信
回路、2209は受信信号を微分する微分回路、220
6は受信クロックをカウントし微分回路2209の微分
出力によりリセットされるカウンタ回路であり、このカ
ウンタ回路2206により受信信号の”1”または”
0”の連続数が検出される。2208は比較値”8”を
発生する比較値発生器、2207はカウンタ2206の
出力と比較値発生器2208の出力とを比較し、カウン
タ2206の値が”8”を越えるか否かを判定するディ
ジタル比較器、901はC局102を制御するCPUで
ある。なお、C局301の受信部801は受信回路10
9、微分回路2209、カウンタ回路2206、比較値
発生器2208、および、ディジタル比較器2207よ
り構成される。また、カウンタ2206、ディジタル比
較器2207、比較値発生器2208、および、微分回
路2209から異常検出手段が構成される。
【0021】この実施例ではHDLC手順を想定してい
るため伝送データのうち”フラグ”を除く部分におい
て、”1”は5bit以下しか連続しない。そして、”
1”が6bit連続する場合は伝送データの先頭、また
は、伝送データの最後を示す”フラグ”を意味し、”
1”が第1の所定数bit以上連続する場合、例えば、
7bit以上連続する場合はアイドル状態にあることを
意味している。 この実施例1における固定ビットパタン
は受信回路にて受信された場合に伝送データとしては無
効になるように”0”が第1の所定数bit以上の所定
数bit、例えば、8bit続き次に”1”が8bit
続くデータ、すなわち、16bitデータ”00000
00011111111”を用いている。 また、この実
施例1における伝送路701上の信号は図2に示すタイ
ムチャートのようになる。図において、2000は固定
ビットパタン、2010は伝送データが送られる部分を
示している。各局の電源の立ち上り時、すなわち、初期
状態においては切替え回路2205は固定ビットパタン
を次局に出力するように(すなわち、B側に)切替えら
れる。 そして、パラレル/シリアル変換回路2203に
よりシリアル変換された固定 ビットパタン”00000
00011111111”が送信クロックに同期して繰
り返し出力される。
【0022】B局201が伝送データを送信する場合に
は、まず、CPU501が送信回路103に起動をか
け、送信回路103を送信状態にするとともに、伝送デ
ータが次局、すなわち、C局301に出力されるように
切替回路2205をA側に切替える。 C局301ではB
局201から伝送路701を介して送られてきた受信信
号が微分回路2209に入力される。微分回路2209
は、受信信号が”0”→”1”、または、”1”→”
0”と変化したときのみ、微分出力が”1”になり、受
信信号が”0”または”1”が続いた場合は、”0”が
出力される。この微分出力は受信クロックをカウントす
るカウンタ2206のリセット入力に入力される。 図3
のタイミングチャートは、受信信号が”0”→”1”、
または、”1”→”0”と変化した直後の時点2901
で微分回路2209の微分出力が受信クロック1周期
間”1”になりカウンタ2206はリセットされカウン
タ値が”0”になり、受信信号が”0”または”1”が
連続中はカウンタ2206はリセットされずに受信クロ
ックにより1づつカウントアップされる様子を示してい
る。
【0023】なお、微小な変動は有りうるがB局の送信
クロックの周波数を有し、位相が受信信号の反転時の位
相にあわせられたパルスを出力するように構成されたフ
ェーズロックドループ回路(図示せず)の出力が受信ク
ロックとして使用される。 上述のように、”0”また
は”1”の連続数がカウンタ2206により検出される
ので、このカウンタ2206の検出値が8を越えている
か否かの比較をC局301のデジタル比較器2207が
行い、越えていればディジタル比較器2207は割込信
号をCPU901へ出力する。 図4はアイドル状態時に
伝送路701が断線した場合におけるB局201から送
信された送信信号とC局301が受信した受信信号を示
すタイムチャートであり、図の時点1401において伝
送路701が断線し、時点1402において” 0”が8
を越えて連続したことがディジタル比較器2207によ
り検出される様子が示されている。
【0024】なお、HDLC手順による伝送の場合はフ
ラグパタン”01111110”を受信しない限りデー
タの受付がされないので、固定ビットパタン”1111
111100000000”が受信されても無効として
扱われるため問題はなく、フラグはフラグとして認識さ
れるとともにデータはデータとして取り込まれる。
お、固定ビットパタンは同一論理レベルの連続ビット数
を8としているが、これに限らず9以上であってもよ
い。また、固定ビットパタンは”0”の連続数と”1”
の連続数と同一にしたが、これに限らず連続数が第1の
所定数以上であれば異るようにしてもよい。さらに、こ
の実施例1においてはHDLC手順により送受信してい
るが、HDLC手順による場合に限らず伝送データの同
一論理レベルの連続数が所定数未満である場合におい
て、同一論理レベルの連続数がこの所定数以上の固定ビ
ットパタンを用いるようにすれば同様の効果が得られ
る。
【0025】実施例2. 図5はこの発明の他の実施例を示すブロック図であり、
上述の実施例1における図1に相当する図であり、実施
例1と同様にHDLC手順により送受信が行われること
を想定している。また、受信クロックは実施例1と同様
に作成される。 B局202において、伝送データがある
場合、すなわち、伝送データの送信中には送信回路10
3からの出力されるアイドル状態信号2204は”0”
となっており、切替回路2205および伝送路701を
介して送信回路103からの送信信号にもとづく伝送デ
ータがC局302へ送信される。また、送信データが無
い場合、または、送信が完了した場合、すなわち、アイ
ドル時にはアイドル状態信号2204が”1”となり、
パラレル/シリアル回路2203、切替回路2205、
および、伝送路701を経由してC局302へ固定ビッ
トパタンが送信される。
【0026】この実施例2においては固定ビットパタン
として、通常時に固定ビットパタン 1発生器2301に
より発生される固定ビットパタン1と、エラー通報時に
固定ビットパタン2発生器2302により発生される固
定ビットパタン2の2種類が用いられる。 なお、固定ビ
ットパタン1(正常アイドル状態用パタン)は32bi
tデータ”00000000111111110000
000011111111”であり、固定ビットパタン
2(エラー通報用パタン)は32bitデータ”000
0000000000000111111111111
1111”である。 切替回路2304は切替指令用ポー
ト2305の設定内容にもとづき動作し、初期設定時に
は固定ビットパタン1がパラレル/シリアル変換回路2
203に入力されるように切替指令用ポート2305が
設定される。 また、エラー通報を行いたい場合は固定ビ
ットパタン2がパラレル/シリアル変換回路2203に
入力されるようにCPU502により切替指令用ポート
2305が設定される。
【0027】なお、固定ビットパタン1発生器230
1、切替回路2304、および、パラレル/シリアル変
換回路2203から第1固定ビットパタン出力手段が構
成され、固定ビットパタン2発生器2302、切替回路
2304、および、パラレル/シリアル変換回路220
3から第2固定ビットパタン出力手段が構成される。C
局302では受信された信号の”1”または”0”の連
続数をカウンタ2206により検出し、この検出結果と
比較値発生器2307に設定されている”8”とがディ
ジタル比較器2306により比較される。ディジタル比
較器2306の一方の出力、すなわち、エラー信号1は
比較値発生器2307より発生される”8”より”1”
の連続数が大きければ”1”になり小さければ”0”に
なる。また他方の出力、すなわち、エラー信号2は比較
値発生器2308より発生される”16”より”1”の
連続数が大きければ”1”になり小さければ”0”にな
る。 これらの値は入力ポート2309を介してCPU9
02が読み取ることができ、エラー通報であったか、回
線異常状態であったかを認識できる。すなわち、CPU
902は、エラー信号1が”1”、エラー信号2が”
0”であればエラー通 報の受信を認知し、双方ともに”
1”であればネットワークに異常があったことを認知す
る。
【0028】電源投入時等の初期状態、すなわち、伝送
データが送信される前のアイドル状態の場合には、送信
回路103のアイドル状態信号2204が”1”となり
切換回路2205はB側に切換えられ、パラレル/シリ
アル変換回路2203から出力される固定ビットパタン
1または固定ビットパタン2が伝送路701に出力され
る。 また、この初期状態においては切替指令用ポート2
305が固定ビットパタン1を出力するように設定され
るので固定ビットパタン1が出力される。 CPU502
からの送信起動指令により送信回路103が送信状態に
なるとアイドル状態信号2204は”0”になり、送信
回路103からの送信信号が切替回路2205を経由し
て伝送路701に送出される。また、B局202がC局
302にエラー通報する場合においてはB局202のC
PU502は送信回路103を強制的にアイドル状態と
し、切替回路2304が固定ビットパタン2を出力する
ように切換指令用ポート2305を設定する。
【0029】C局302はカウンタ2206により”
0”または”1”の連続数を検出し、この検出結果と比
較値発生器2307および比較値発生器2308の出力
とをデジタル比較器2306により比較し”0”また
は”1”の連続数が8を越えているか否か、および、”
0”または”1”の連続数が16を越えているか否かを
判定する。”0”または”1”が8を越えて連続してい
ることが確認されると、デジタル比較器2306からの
出力信号であるエラー信号1が”1”になり、C局30
2のCPU902へ割り込み信号が入力される。 さら
に、”0”または”1”が16を越えて連続するとデジ
タル比較器2306から出力信号であるエラー信号2
が”1”になり、このエラー信号2は入力ポート230
9の他方の入力端子に出力される。 そして、エラー信号
1およびエラー信号2は入力ポート2309に伝えられ
CPU902は割込み信号を受けると受信クロック
の8周期分を過ぎるまで待ち入力ポート2309の出力
が確定した後、その内容を読みとる。 なお、カウンタ2
206、微分回路2209、ディジタル比較器230
6、比較値発生器2307、および、比較値発生器23
08より異常検出手段が構成される。
【0030】図6はB局202が正常時アイドル信号
(固定ビットパタン1)をC局302に送信中に異常発
生をC局302に通知するためエラー通報した場合にお
いて、C局302のCPU902がこれを検出する様子
示すタイムチャートである。 図に示すように、C局30
2は時点5010までは正常時アイドル信号、すなわ
ち、連続する8個の”0”と連続する8個の”1”が繰
返えされる信号、すなわち、固定ビットパタン1を受信
している。そして、時点5010以降においてB局20
2はC局302にエラー通報するため連続する16個
の”0”と連続する16個の”1”が繰返される信号、
すなわち、固定ビットパタン2を送信している。
【0031】C局302は”0”を連続して9個受信し
た時点5020でエラーを認識するとともに、時点50
30において、この”0”が16しか連続しなかったこ
とが検出されエラー通報を受信したことを認識する。す
なわち、時点5020でCPU902に割り込みがかけ
られ、さらに5030の時点で”0”の連続数が16以
下であることがディジタル比較器2306により検出さ
れ、この検出結果をCPU902が入力ポート2309
を介して読むことによりB局202からのエラー通報を
受信したことを認識する。
【0032】なお、固定ビットパタン1は同一論理レベ
ルの連続ビット数を8としているが、これに限らず9以
上にし、固定ビットパタン2をこれに対応するビットパ
タンにしてもよい。また、固定ビットパタン1、固定ビ
ットパタン2ともに”0”の連続数と”1”の連続数と
同一にしたが、これに限らず固定ビットパタン1にお
て連続数が第1の所定数以上であり、固定ビットパタン
2において連続数がいずれも固定ビットパタン1におけ
る最大連続数を越えるようにすれば連続数が異ってもよ
い。さらに、この実施例2においてはHDLC手順によ
り送受信しているが、HDLC手順による場合に限らず
伝送データの同一論理レベルの連続数が所定数未満であ
る場合において、同一論理レベルの連続数がこの所定数
以上の固定ビットパタン1を用い、固定ビットパタン2
をこれに対応するビットパタンにするようにしてもよ
い。
【0033】実施例3. 図7はこの発明のさらに他の実施例を示すブロック構成
図であり、上述の実施例2における図5に相当する図で
ある。この実施例においては実施例1と同様にHDLC
手順で送受信されることを想定している。 図において、
2701は切替回路、2702は反転手段、例えば、反
転回路である。2703はカウンタ、2704は切替回
路、2705は反転回路、2706はカウンタ、270
7はエッジ検出回路、2708はカウンタである。 図に
示すように、B局204の送信部604は送信回路10
3、切替回路2701、反転回路2702、および、カ
ウンタ2703から構成され、C局304の受信部80
4は受信回路109、切替回路2704、反転回路27
05、カウンタ2706、エッジ検出回路2707、お
よび、カウンタ2708より構成される。また、切替回
路2701、および、カウンタ2703から切替手段が
構成され、エッジ検出回路2707、および、カウンタ
2708より異常検出手段が構成される。
【0034】B局204において、カウンタ2703は
送信クロックをカウントし送信クロック8周期毎に出力
が反転する切替信号を切替回路2701に出力する。そ
して、切替回路2701はカウンタ2703からの切替
信号が”0”のときは送信回路103からの送信信号を
伝送路701に出力し、切替信号が”1”のときは送信
回路103からの送信信号を反転させた信号を伝送路7
01に出力する。 次に、C局304における受信部80
4の動作について説明する。カウンタ2 706は受信ク
ロックをカウントし、このカウント結果にもとづき切替
信号を切替回路2704に出力する。このカウンタ27
06は、例えば、アイドル時における伝送路701から
の受信信号により同期をとりカウントするようにしても
よい。なお、受信クロックは実施例1の場合と同様に作
成される。 切替信号は受信クロック8周期毎に反転する
信号であり、切替回路2704は切替信号が”0”のと
きは受信した信号を受信回路109に出力し、”1”の
ときは受信した信号を反転した信号を受信回路109に
出力することにより、受信回路109にはB局204の
送信回路103から出力された送信信号が復元されて入
力されることになる。
【0035】また、エッジ検出回路2707は受信信号
のエッジ、すなわち、受信信号がHレベルからLレベル
に変化する変化点、または、受信信号がLレベルからH
レベルに変化する変化点の検出を行なう。そして受信ク
ロックをカウントするカウンタ2708はこのエッジ検
出回路2707のエッジ検出出力でリセットされる。
た、カウンタ2708が所定の監視時間以上の時間経過
を示す値、例えば、17以上になったときカウンタ27
08はCPU904へ割り込み信号を出力しエラーを検
知したことを通知する。
【0036】図8は、一例の伝送データが送信される場
合について伝送路701に断線が発生した場合における
伝送路701上の信号等を示すタイムチャートである。
図において(1)はB局204の送信回路103の出力
信号、(2)は切替回路2701の出力信号(3)はC
局304の受信信号である。 また、(2)に示される切
替回路2701の出力信号は(1)に示されるB局20
4の送信回路103の出力信号を一定数の受信クロック
毎に(図においてはクロック数8毎に)レベルを反転し
た信号になっている。なお、この図においては受信クロ
ックは図示されていない。 時点1901において伝送路
701の断線が発生したため、監視時間を経過し受信信
号の論理レベルの反転があるはずの時点1902におい
て反転がないので伝送路701に何等かの不具合が生じ
たことが検知され、割り込み信号がカウン タ2708か
らCPU904に入力されエラーがあったことが認識さ
れる。 この実施例においては、実施例1に比べて送信す
る側の送信部の回路が簡単なので安価に構成できる。
【0037】この実施例においては検出ビットを8ビッ
ト毎に伝送路701上の信号を反転しているが、伝送デ
ータの伝送に支障がない限り任意のビット数毎であって
もよい。また、この実施例においては、送信信号の反転
を同一の時間間隔で行っているが複数の異る時間間隔で
順次反転させるようにすることも可能である。 また、こ
の実施例3においてはHDLC手順により送受信してい
るが、HDLC手順による場合に限らず伝送データの同
一論理レベルの連続数が所定数未満である場合におい
て、検出ビットをこの所定数以上のビット数を送信する
毎に伝送路701上の信号の論理レベルが反転されるよ
うにしてもよい。
【0038】実施例1〜実施例3は、図12に示される
2重ループシステムの場合について説明したがこれに限
らずそれぞれ単なる2局間の通信の場合であってもよ
い。 また、実施例1〜実施例3においては、回線の異常
をアイドル時も含めて常に監視できるので回線の異常が
迅速に検出できる。例えば、プログラマブルコントロー
ラ用に使用される場合にしばしば見られるように、伝送
データの送信時間に比べてアイドル時間が長い場合や電
源がOFFされている運転休止中に事故が発生しやすい
場合において、アイドル時間中や電源投入時に事故が検
出される確立が高く、このような応用例において回線の
異常が迅速に検出できるという顕著な効果を有してい
る。また、プログラマブルコントローラ用に使用された
場合のように伝送路の断線事故が発生しやすく、しかも
このような事故の復旧が短時間に行われない場合、生産
ラインにおいて加工中の被加工物を不良品にするなどの
被害が大きくなる場合に顕著な効果を有している。
た、実施例1〜実施例3は、図12に示される2重ルー
プシステムにおいて、回線を管理する親局は異常を早急
に認知できるので予備ループへの切替を短時間で行うこ
とができシステムダウン時間を微小にすることができ、
場合により実用上においてシステムダウン時間を無視で
きるようにすることが可能になる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ベース
バンド伝送方式によるとともにビット時間毎の信号レベ
ルの変化を条件にせず、送信する側の局から受信する側
の局に同一論理レベルビットの連続数が第1の所定数未
満である伝送データが送信される通信システムにおい
て、送信する側の局においては第1の所定数以上の所定
数の同一論理レベルビットを連続して出力した後に論理
レベルを反転し、続いて第1の所定数以上の所定数の同
一論理レベルビットを連続して出力する動作を繰り返す
固定ビットパタン出力手段が設けられ、切替手段により
伝送データ送信時外のアイドル時に固定ビットパタン出
力手段の出力が送信されるように切替えられ、受信する
側の局においては固定ビットパタン出力手段が出力する
同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビ
ットの連続受信にもとづき異常が検出されるようにした
ので、伝送路の断線などの回線異常の検出が送受信時間
間隔を待つことなしにアイドル時に直ちにでき、しか
も、データの伝送速度の低下がなく、さらに、定期的に
伝送データを送信する必要がなく送信局側の内部処理の
負荷の増大を防止できる効果がある。
【0040】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に同一論理レベルビット
の連続数が第1の所定数未満である伝送データが送信さ
れる通信システムにおいて、送信する側の局においては
第1の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連
続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて第1の
所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続して
出力する動作を繰り返す第1固定ビットパタン出力手段
と、第1固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理
レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットを連
続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて第1固
定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連
続ビット数以上の同一論理レベルビットを連続して出力
する動作を繰り返す第2固定ビットパタン出力手段とが
設けられ、切替手段により伝送データ送信時外のアイド
ル時に異常通報時外は第1固定ビットパタン出力手段の
出力を送信し、異常通報時 は第2固定ビットパタン出力
手段の出力が送信されるように切替えが行われ、受信す
る側の局においては第1固定ビットパタン出力手段が出
力する同一論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レ
ベルビットの連続受信、および、第2固定ビットパタン
出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上
の同一論理レベルビットの連続受信にもとづき異常また
は異常通報の受信が検出されるので、送信局側からの異
常通報が直ちに認識されるとともに、伝送路の断線など
の回線異常の検出が送受信時間間隔を待つことなしにア
イドル時に直ちにでき、しかも、データの伝送速度の低
下がなく、さらに、定期的に伝送データを送信する必要
がなく送信局側の内部処理の負荷の増大を防止できると
ともにアイドル時に異常通報を受信局側に直ちに正しく
伝えることができる効果がある。
【0041】また、ベースバンド伝送方式によるととも
にビット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信
する側の局から受信する側の局に同一論理レベルビット
の連続数が所定数未満である伝送データが送信される通
信システムにおいて、送信する側の局においては送信信
号の論理レベルを反転する反転手段を有し、上述の所定
数の送信クロック時間以上の時間を経過する毎に交互に
送信信号、および、反転手段の出力が送信されるように
切替手段により切替えが行われ、受信する側の局におい
ては判定手段により切替手段の切替時間間隔を越える同
一論理レベルの連続受信の有無が判定されるので、伝送
路の断線などの回線異常の検出が送受信時間間隔を待つ
ことなしにアイドル時に直ちにでき、しかも、データの
伝送速度の低下がなく、さらに、定期的に伝送データを
送信する必要がなく送信局側の内部処理の負荷の増大を
防止できるとともに送信部の回路が簡単なので安価に構
成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による通信システムを示
すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施例1における伝送路上の信号
を示すタイムチャート図である。
【図3】 この発明の実施例1における受信回路のカウ
ンタの動作を示すタイムチャート図である。
【図4】 この発明の実施例1における伝送路上の信号
を示すタイムチャート図である。
【図5】 この発明に実施例2による通信システムを示
すブロック構成図である。
【図6】 この発明の実施例2における伝送路上の信号
を示すタイムチャート図である。
【図7】 この発明の実施例3による通信システムを示
すブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施例3における伝送路上の信号
等を示すタイムチャート図である。
【図9】 従来の符号化による通信システムを示すブロ
ック構成図である。
【図10】 従来技術において使用されるマンチェスタ
符号の説明図である。
【図11】 従来技術において使用されるマンチェスタ
符号の説明図である。
【図12】 ネットワークを示すブロック図である。
【図13】 アイドル状態を示す説明図である。
【符号の説明】110、111、112、113、114 A局、10
3 送信回路、109受信回路、200、201、20
2、204 B局、300、301、302、304
C局、400、401、402、403、404 D
局、500、501、502、504 B局のCPU、
600、601、602、604 B局の送信部、70
0 伝送路、701 伝送路、702 伝送路、703
伝送路、704 伝送路、800、801、802、
804 B局の受信部、900、901、902、90
4 C局のCPU、1000 符号化回路、1001
復号回路、2202 固定ビットパタン発生器、220
3 パラレル/シリアル変換回路、2204 アイドル
状態信号、2205 切替回路、2206 カウン タ、
2207 デジタル比較器、2208 比較値発生器、
2209 微分回路、2301 固定ビットパタン1発
生器、2302 固定ビットパタン2発生器、2303
パラレル/シリアル変換回路、2304 切替回路、
2305 切替指令用ポート、2306 デジタル比較
器、2307 比較値発生器、2308 比較値発生
器、2309 入力ポート、2701 切替回路、27
02 送信信号反転回路、2703 カウンタ、270
4 切替回路、2705 受信信号反転回路、2706
カウンタ、2707 エッジ検出回路、2708 カ
ウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 憲幸 名古屋市北区東大曽根町上五丁目1071番 地 三菱電機エンジニアリング株式会社 名古屋事業所内 (56)参考文献 特開 平4−358445(JP,A) 特開 平1−198844(JP,A) 特開 昭53−120210(JP,A) 特開 昭54−21110(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 29/14 H04L 12/437

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局に同一論理レベルビットの連
    続数が第1の所定数未満である伝送データが送信される
    通信システムにおいて、上記送信する側の局は上記第1
    の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続し
    て出力した後に論理レベルを反転し、続いて上記第1の
    所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続して
    出力する動作を繰り返す固定ビットパタン出力手段と、
    上記伝送データ送信時外のアイドル時に上記固定ビット
    パタン出力手段の出力を送信するように切替動作を行う
    切替手段を有し、上記受信する側の局は上記固定ビット
    パタン出力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット
    数以上の同一論理レベルビットの連続受信にもとづき異
    常を検出する異常検出手段を有することを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局に同一論理レベルビットの連
    続数が第1の所定数未満である伝送データが送信される
    通信システムにおいて、上記送信する側の局は上記第1
    の所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続し
    て出力した後に論理レベルを反転し、続いて上記第1の
    所定数以上の所定数の同一論理レベルビットを連続して
    出力する動作を繰り返す第1固定ビットパタン出力手段
    と、上記第1固定ビットパタン出力手段が出力する同一
    論理レベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビット
    を連続して出力した後に論理レベルを反転し、続いて上
    記第1固定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レ
    ベルの連続ビット数以上の同一論理レベルビットを連続
    して出力する動作を繰り返す第2固定ビットパタン出力
    手段と、上記伝送データ送信時外のアイドル時に異常通
    報時外は上記第1固定ビットパタン出力手段の出力を送
    信し、異常通報時は上記第2固定ビットパタン出力手段
    の出力を送信するようにに切替動作を行う切替手段を有
    し、上記受信する側の局は上記第1固定ビットパタン出
    力手段が出力する同一論理レベルの連続ビット数以上の
    同一論理レベルビットの連続受信、および、上記第2固
    定ビットパタン出力手段が出力する同一論理レベルの連
    続ビット数以上の同一論理レベルビットの連続受信の有
    無にもとづき異常または異常通報の受信を検出する異常
    検出手段を有することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 ベースバンド伝送方式によるとともにビ
    ット時間毎の信号レベルの変化を条件にせず、送信する
    側の局から受信する側の局に同一論理レベルビットの連
    続数が第1の所定数未満である伝送データが送信される
    通信システムにおいて、上記送信する側の局は送信信号
    の論理レベルを反転する反転手段と、上記第1の所定数
    の送信クロック時間以上の時間を経過する毎に交互に上
    記送信信号、および、上記反転手段の出力が送信される
    ように切替えを行う切替手段を有し、受信する側の局は
    上記切替手段の切替時間間隔を越える同一論理レベルの
    連続受信にもとづき異常を検出する異常検出手段を有す
    ることを特徴とする通信システム。
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