JPH0633885Y2 - 寝台等用の側棚 - Google Patents

寝台等用の側棚

Info

Publication number
JPH0633885Y2
JPH0633885Y2 JP1989091405U JP9140589U JPH0633885Y2 JP H0633885 Y2 JPH0633885 Y2 JP H0633885Y2 JP 1989091405 U JP1989091405 U JP 1989091405U JP 9140589 U JP9140589 U JP 9140589U JP H0633885 Y2 JPH0633885 Y2 JP H0633885Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
members
horizontal rail
column
bed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989091405U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0331348U (ja
Inventor
克芳 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paramount Bed Co Ltd filed Critical Paramount Bed Co Ltd
Priority to JP1989091405U priority Critical patent/JPH0633885Y2/ja
Publication of JPH0331348U publication Critical patent/JPH0331348U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0633885Y2 publication Critical patent/JPH0633885Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は寝台等の側部に構成して、床上の布団や患者等
の落下を防止するための側柵に関するものである。
(従来の技術) 寝台等用の側柵の一例として、例えば実公昭57-3494号
公報に開示されるように、寝台の側部に回動自在に固定
した一対の支柱間に、複数の横桟部材を回動可能に固定
して平行に列設すると共に、これらの支柱を立設状態で
固定可能とするストッパー機構を設けたものがある。
この側柵は、全面柵、即ち寝台等の側部の全部または大
部分を落下防止範囲とする側柵に容易に適用することが
できる。この側柵はストッパー機構により両方の支柱を
立設状態で固定すると、複数の横桟部材が水平に上昇し
た状態で支持されて通常の使用状態とすることができ、
また両方の支柱を、他の支柱方向に倒すと横桟部材が下
降して不使用時における格納状態とすることができるも
のである。
この側柵のストッパー機構として、支柱を寝台の側部に
立設状態で固定する構成ではなく、支柱と横桟部材を直
角またはその近傍の角度で固定状態とする構成のものを
適用した場合には、いずれか一方側の支柱のストッパー
機構のみを動作させることにより、この支柱側を上方と
して横桟部材を傾斜させた使用状態とすることができる
ものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来のこのような側柵では、寝台等の側部への支柱の取
り付けが面倒であると共にストッパー機構の製作も面倒
でコスト高となり、また上記格納状態において最上部の
横桟部材の高さが比較的高いという課題がある。
本考案は、このような課題を解決することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 前述した課題を解決するための本考案の構成を、実施例
に対応する第1図〜第3図を参照して説明すると、本考
案の側柵は、伸縮可能な複数の横桟部材1a,1b,1cの両端
を左右一対の支柱部材2a,2bに回動可能に固定して平行
に列設すると共に、夫々の支柱部材2a,2bの下端に支持
棒3a,3bを屈折可能に連結して成る柵本体4と、前記支
持棒3a,3bと支柱部材2a,2bの下側の一部を嵌合可能な支
持筒体5a,5bとから構成し、複数の横桟部材1a,1b,1cの
うちの最上部の横桟部材1aは支柱部材2a,2bの上端に固
定すると共に、これよりも下側の横桟部材1b,1cは、支
柱部材2a,2bの対向側に突設した支持腕8b,8cを介して固
定し、これらの支持腕8b,8cの突出長は下側程長く構成
したものである。
(作用) 以上の構成の本考案の側柵は支持筒体5a,5bを寝台6等
の側部に取り付け、支持棒3a,3bを支持筒体5a,5bに嵌合
して設置する。
第3図(a)に示すように支持棒3a,3bと共に支柱部材2
a,2bの下側の一部を支持筒体5a,5b内に嵌合すると、支
柱部材2a,2bは支持筒体5a,5bによって立設状態に支持さ
れる。このため第2図(a)に示すように、左右の支柱
部材2a,2b間の横桟部材1a,1b,1cは伸長した状態に於い
て夫々の最も高い位置に上下方向に間隔をおいて支持さ
れ、従って横桟部材1a,1b,1cにより布団や患者等の落下
を防止することができる。
次に、支柱部材2a,2bを持ち上げて、その下側を、支持
棒3a,3bとの連結部7a,7bと共に支持筒体5a,5bから抜
き、支持棒3a,3bのみを該支持筒体5a,5b内に嵌合状態と
する。
こうすると支柱部材2a,2bは第3図(b)に示すように
夫々連結部7a,7bを支点として他方側に傾倒可能とな
る。支柱部材2a,2bはその間の横桟部材1a,1b,1cを短縮
させながら次第に傾倒して、その終点に至り、横桟部材
1a,1b,1cも短縮した状態で最も低い格納位置に至る。こ
のように支柱部材2a,2bを傾倒状態とした場合にも隣の
横桟部材1a,1b,1c同士は互いにつかえず、支柱部材2a,2
bと横桟部材1aを一線上に位置させることができる。こ
のため横桟部材1a,1b,1cを夫々の最も低い位置に支持す
ることができ、従って第2図(b)に示すように格納状
態における最も上の横桟部材1aと支柱部材2a,2bの高さ
を従来と比較して低くすることができる。こうしてこれ
らの上側を通しての患者等の乗り降りやベッドメーキン
グ、診察等が非常にやりやすくなる。
次に、いずれかの支柱部材2a側を、前述した第3図
(a)の状態に支持すると共に、他の支柱部材2b側を第
3図(b)の状態に支持すると、第2図(c)に示すよ
うに横桟部材1a,1b,1cを傾斜状態で支持することがで
き、低い側に於いて前述した乗り降りや診察等が可能と
なると共に、高い側に於いて前述した落下防止を行うこ
とができる。第2図(c)の1点鎖線は、逆方向の傾斜
状態を示すものである。
(実施例) 次に本考案の実施例を図について説明する。
第1図及び第3図に示すように、支持棒3a,3bの先端に
はストッパー体9を設けると共に、支持筒体5a,5bには
支持棒3a,3b及び支柱部材2a,2bの下側のみ摺動自在とす
る第1の嵌合部10と、ストッパー体9も摺動自在とする
第2の嵌合部11を設けている。この構成では、第1,第2
の嵌合部10,11間の段部12にストッパー体9が係止する
ので、支持棒3a,3bは支持筒体5a,5bから抜けることがな
い。また支持筒体5a,5bの下側にはストッパー13を設け
ており、このストッパー13にストッパー体9を当接させ
ることにより支柱部材2a,2bの下側の嵌合長を規定して
いる。以上の構成においては支持棒3a,3bに支持筒体5a,
5bを嵌合した状態で梱包、運搬等を行い、そして支持筒
体5a,5bをボルト14とナット15等により寝台6等の適所
に容易に取り付けることができる。
また、これとは逆に、支持筒体5a,5bは寝台6等の適所
に予め取り付けておき、かかる支持筒体5a,5bに支持棒3
a,3bを嵌合して柵本体4を取り付けるようにすることが
できる。
更に、支持筒体5a,5bの上端には、支柱部材2a,2bが、他
方の支柱部材2a,2bから遠ざかる方向、即ち逆方向に回
動するのを防止するための突出部16を設けており、この
突出部16と前記ストッパー体9による、支持棒3a,3bの
上方への移動規制とが相俟って逆方向への回動を防止す
ることができる。
尚、横桟部材1a,1b,1cは伸縮可能であれば内、外側パイ
プを嵌合して構成する等適宜であり、前述した逆方向の
回動防止を行う場合には、これらの横桟部材1a,1b,1cは
抜け止め機構を必要としない。
(考案の効果) 本考案は以上のとおりであるので、以下のような効果が
ある。
支持棒と共に支柱部材の下側の一部を支持筒体内に嵌
合することにより該支柱部材を立設状態に支持し得ると
共に、支持棒のみを支持筒体内に嵌合状態として支柱部
材を夫々対向方向に傾倒状態とすることができるので、
特別なストッパー機構を構成しないで、複数の横桟部材
を高い位置に支持して使用状態としたり、傾斜して支持
したり、また低い位置に支持して格納状態とすることが
できる。
格納状態における最も上の横桟部材と支柱部材の高さ
を従来と比較して低くすることができ、これらの上側を
通しての患者等の乗り降りやベッドメーキング、診察等
が非常にやりやすい。
製造が容易でコストも低く、安価に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
全図共に本考案の実施例を示すもので、第1図は要部の
拡散図的斜視図、第2図(a),(b),(c)は構成
及び動作を表わした正面図、第3図(a),(b)は構
成及び動作を表わした要部断面図である。 符号1a,1b,1c…横桟部材、2a,2b…支柱部材、3a,3b…支
持棒、4…柵本体、5a,5b…支持筒体、6…寝台、7a,7b
…連結部、8b,8c…支持腕、9…ストッパー体、10,11…
第1,第2の嵌合部、12…段部、13…ストッパー、14…ボ
ルト、15…ナット、16…突出部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮可能な複数の横桟部材の両端を左右一
    対の支柱部材に回動可能に固定して平行に列設し、夫々
    の支柱部材の下端に支持棒を屈折可能に連結して成る柵
    本体と、前記支持棒と支柱部材の下側の一部を嵌合可能
    な支持筒体とから構成し、前記複数の横桟部材のうちの
    最上部の横桟部材は、支柱部材の上端に固定すると共
    に、これよりも下側の横桟部材は、支柱部材の対向側に
    突設した支持腕を介して固定し、該支持腕の突出長は下
    側程長く構成したことを特徴とする寝台等用の側柵。
  2. 【請求項2】支持棒は、抜け不能に支持筒体に嵌合して
    いることを特徴とする請求項1記載の寝台等用の側柵。
JP1989091405U 1989-08-02 1989-08-02 寝台等用の側棚 Expired - Fee Related JPH0633885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989091405U JPH0633885Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 寝台等用の側棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989091405U JPH0633885Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 寝台等用の側棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0331348U JPH0331348U (ja) 1991-03-27
JPH0633885Y2 true JPH0633885Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=31640890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989091405U Expired - Fee Related JPH0633885Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 寝台等用の側棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633885Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4724966U (ja) * 1971-04-12 1972-11-20
JPS573494Y2 (ja) * 1978-07-21 1982-01-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0331348U (ja) 1991-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7712166B2 (en) Bed siderail and support structure
JPH0544507B2 (ja)
EP2322129B1 (en) Bed safety rail
JPH0362424B2 (ja)
JPH0633885Y2 (ja) 寝台等用の側棚
JP2512822B2 (ja) 大スパン架構体における張弦梁工法
US6010019A (en) Dual beam header connector plate
JPH0339084Y2 (ja)
JPH0422735Y2 (ja)
JPH03101701U (ja)
JPH02121666A (ja) 手術台
JPH0339083Y2 (ja)
JPS5817918Y2 (ja) 伸縮式門扉
JPS6354736U (ja)
JP5491353B2 (ja) 手摺
JPH0440547Y2 (ja)
JPS6126316Y2 (ja)
JPH0617765Y2 (ja) 棚装置
JPH08184100A (ja) 建物の建築工法
JPS588827Y2 (ja) 養生ゴンドラ
JP2944454B2 (ja) 自動倉庫用棚における支柱
JPH0115840Y2 (ja)
KR920002355Y1 (ko) 차량정비용 2주식(柱式)문형 리프트
JP2530525Y2 (ja) 支柱装置
JPH0340185Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees