JPH0115840Y2 - - Google Patents

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JPH0115840Y2
JPH0115840Y2 JP1983138029U JP13802983U JPH0115840Y2 JP H0115840 Y2 JPH0115840 Y2 JP H0115840Y2 JP 1983138029 U JP1983138029 U JP 1983138029U JP 13802983 U JP13802983 U JP 13802983U JP H0115840 Y2 JPH0115840 Y2 JP H0115840Y2
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JP
Japan
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link
rods
stile
lattice
clearance
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JP1983138029U
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JPS60104590U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、斜行機能を持つた平行伸縮格子の改
良、更に詳しくは、格子相互の平行関係を維持し
つゝ接地ラインに沿つて忠実に斜行できる斜行自
在な平行伸縮格子に関するものであり、幅方向に
傾斜したゲートの伸縮門扉として利用できる。
〔従来の技術、および解決すべき技術的課題〕
斜行機能を持つた門扉としては、従来、特開昭
58−11287号公報に開示されるものが提案されて
いる。ところが、このものにあつては、取付框と
なる縦桟および引手框となる縦桟の各々に、リン
ク装置の数に対応する数の揺動天杆を内蔵させ、
この揺動天杆を介して上下各段のリンク装置を連
繋せしめる構造となつており、これら揺動天杆の
取付および揺動角度の規制手段等に複雑な機構を
必要としていたため、生産能率および製作コスト
の面において改善の余地があつた。
更にまた、伸縮門扉においては、最端部のリン
ク部分に非常に大きな負荷(支持荷重、移動時の
振動など)を加わることになるのであるが、前記
の従来例にあつては、リンク部分は揺動天杆を介
して取付框および引手框に取り付ける構造に成つ
ているため、前記負荷に対する力学的強度が弱く
ガタが生じ易いという難点があつた。
本考案は、斜行機能を持つた従来平行伸縮格子
における前述の難点を改善せんとして為されたも
ので、全体構成を簡素にしつゝ強固で、かつ、接
地ラインに沿つて忠実に斜行できる斜行自在な平
行伸縮格子を提供することを技術的課題とするも
のである。
〔問題解決のために採用した手段〕
本考案者が上記技術的課題を解決するために採
用した手段を、添附図面を参照して説明すれば、
次のとおりである。
即ち、本考案は、複数の格子棒1,1…を列立
し、これら各格子棒を斜方向に平行伸縮させるべ
く、互いにクロスさせて枢着した一対のリンク棒
21,21の端部を連続的に連結して成るリンク
装置2,2のうち、リンク棒21,21の端部連
結部位に形成される上側または下側のリンク屈曲
部23,23′の何れか一方のみを、前記格子棒
1,1…に固定枢着すると共に、上下に配設され
たリンク装置2,2におけるリンク棒クロス部2
2,22とを、全て連接棒4にて連繋させて成る
平行伸縮格子において、取付框Aおよび引手框B
に枢支されるリンク装置2の両端部におけるクロ
ス状リンク棒21,21の上向または下向のリン
ク棒にクリアランス長孔24a,24bを設け、
このクリアランス長孔24a,24bにて上下リ
ンク装置2,2を前記取付框および引手框に遊動
可能に枢支するというクリアランス遊動機構手
段、 並びに上下リンク装置2,2の少なくとも何れ
か一方側に、格子棒1と連接棒4との間を連繋す
るサブリンク51,51′…を設けるという補強
手段を採用することによつて、 前述の従来例の難点を克服した斜行自在な平行
伸縮格子の提供に成功したのである。
〔実施例〕
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基いて
更に詳しく説明する。なお、第1図は本考案の実
施例格子を示す正面図、第2図は本実施例格子の
取付框とリンク装置とのクリアランス連結機構を
示す部分拡大斜視図、第3図は同格子の引手框と
リンク装置とのクリアランス連結機構を示す部分
拡大斜視図である。
図面上、符号1で指示するものは格子棒であ
り、取付框Aと引手框B間に一定間隔毎に列立さ
れ、格子間隔を平行状態に維持しつゝ伸縮させる
ためにリンク装置2,2が格子棒群の上下2段に
配設されてある。
これらリンク装置2,2は、端部が格子棒1上
に位置するようにリンク棒21,21を互いにク
ロスさせ、そのクロス部22を枢着すると共に、
端部で屈曲可能な如く連結せしめることによつて
構成されており、これらリンク装置の上下リンク
屈曲部23,23′…の下方側に23′のみを前記
格子棒1,1…および取付框A・引手框Bに固定
軸着してある。
そして、上下リンク装置2,2の両側端部に位
置するクロス状リンク棒21,21のうち、取付
框A側端部のクロス状リンク棒21,21の上向
のリンク棒には他のリンクの標準の穴ピッチの位
置から下側にクリアランス長孔24aを設け、反
対に引手框B側のクロス状リンク棒には標準の穴
ピツチの位置から上側にクリアランス長孔24b
を設けてある。
そして、上記リンク棒を、クリアランス長孔2
4a,24bにて各々取付框Aおよび引手框Bに
遊動可能に軸支し、更に、リンククロス部22,
22を連接棒4にて連繋させる。
このような構成を備える格子棒1,1…群は連
接棒4によつて平行間隔を維持しつゝ伸縮させ得
るが、リンク屈曲部の何れか一方が自在に移動で
きるので、リンク装置2の形成する平行四辺形は
斜方向に連続するようになり、平行伸縮格子全体
は斜方向に平行移動可能であり、傾斜角度の範囲
は、クリアランス長孔24a,24bの長さ内で
規制されることになる。なお、実際には、格子全
体の横振れ防止および縦牢性増進の見地から、二
列横隊状に格子棒1を前後に配列し、リンク棒2
1も重ね合せて2重構造とする。
さらに、本実施例にあつては、上下各段の伸縮
動を確動的にするため、第1図に示すように、2
本掛け渡しのサブリンク51,51′…が付設さ
れることになり、また、斜方向の移動をスムーズ
に行なわせるため、格子棒1の下側にはキヤスタ
ー6、または車輪も取付けるものとする。
〔本考案の効果〕
以上実施例をもつて説明したとおり、本考案
は、両側端リンクにクリアランス長孔を設けて取
付框Aおよび引手框に軸支したから、前記両側端
リンクは直接取付框および引手框に取付られるこ
とになり、ガタが生じ難く、格子体を強固にでき
るばかりでなく、傾斜角度の規制をも補うことが
できる。更に、余分な部品を使用することがない
ので、格子本体のデザインを損ねることもない。
また、サブリンクを設けたので、格子本体は補
強され、その斜行性は更に確動的になる。
即ち、本考案によれば、全体構成を簡素にし
て、生産能率を向上し、製作コストを削減しつつ
も、強固で安定した斜行性を得る斜動自在な平行
伸縮格子を提供することができ、その産業上の利
用価値は頗る大きいものと確信する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は本実施例格子における取付框とリンク装置との
クリアランス連結機構を示す部分拡大斜視説明
図、第3図は同格子における引手框とリンク装置
とのクリアランス連結機構を示す部分拡大斜視説
明図である。 1……格子棒、2……リンク装置、21……リ
ンク棒、22……リンククロス部、23,23′
……リンク屈曲部、24a,24b……クリアラ
ンス長孔、4……連接棒、51……サブリンク、
A……取付框、B……引手框。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の格子棒1,1…を列立し、これら各格子
    棒を斜方向に平行伸縮させるべく、互いにクロス
    させて枢着した一対のリンク棒21,21の端部
    を連続的に連結してなるリンク装置2,2のう
    ち、リンク棒21,21の端部連結部位に形成さ
    れる上側または下側のリンク屈曲部23,23′
    の何れか一方のみを、前記格子棒1,1…に軸着
    すると共に、上下に配設されたリンク装置2,2
    におけるリンククロス部22,22とを、全て連
    接棒4にて連繋させてなる平行伸縮格子におい
    て、 取付框Aおよび引手框Bに枢支されるリンク装
    置の両端部におけるクロス状リンク棒21,21
    の上向または下向のリンク棒21にクリアランス
    長孔24a,24bを設け、このクリアランス長
    孔24a,24bにて上下リンク装置2,2を前
    記取付框Aおよび引手框Bに遊動可能に枢支する
    と共に、 前記上下に配設されるリンク装置2,2の少な
    くとも何れか一方側に、格子棒1と連接棒4との
    間を連繋するサブリンク51,51…を設けたこ
    とを特徴とする斜行自在な平行伸縮格子。
JP13802983U 1983-09-05 1983-09-05 斜行自在な平行伸縮格子 Granted JPS60104590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13802983U JPS60104590U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 斜行自在な平行伸縮格子

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JP13802983U JPS60104590U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 斜行自在な平行伸縮格子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104590U JPS60104590U (ja) 1985-07-17
JPH0115840Y2 true JPH0115840Y2 (ja) 1989-05-11

Family

ID=30696424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13802983U Granted JPS60104590U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 斜行自在な平行伸縮格子

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JP (1) JPS60104590U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811287A (ja) * 1981-07-13 1983-01-22 四国化成工業株式会社 伸縮門扉

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811287A (ja) * 1981-07-13 1983-01-22 四国化成工業株式会社 伸縮門扉

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JPS60104590U (ja) 1985-07-17

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