JPH0633881B2 - カートリッジタンク用注入器 - Google Patents

カートリッジタンク用注入器

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JPH0633881B2
JPH0633881B2 JP2076588A JP2076588A JPH0633881B2 JP H0633881 B2 JPH0633881 B2 JP H0633881B2 JP 2076588 A JP2076588 A JP 2076588A JP 2076588 A JP2076588 A JP 2076588A JP H0633881 B2 JPH0633881 B2 JP H0633881B2
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liquid
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tank
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進 生方
靖和 水谷
重己 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、カートリッジタンク中に液が入っている時に
その液を引き出して使用する状態で下面となる部分に設
けた弁体を受け皿に具備した突起により押し上げる事に
より開弁してカートリッジタンク内部の液を取り出して
使用する例えば灯油暖房機において、カートリッジタン
クが空になった時に灯油を充填するのにキャップを外さ
ないで所定の充満レべルで自動的に停止させる事が出来
る便利なカートリッジタンク用注入器に関するものであ
る。
〔背景技術〕
従来、例えば石油ファンヒータでは燃料の灯油を補給す
る時に、本願と同一出願人の出願に係る特許願昭和62年
第300586号明細書及びその添付図面の第6図に示された
ような周知の如きカートリッジタンクが用いられてい
る。しかるにこの従来のカートリッジタンクに設けられ
たキャップには通常スプリングの復元力により閉じる方
向に力を受けている弁があり、カートリッジタンク中に
収容した液体を取り出す時には前記キャップ部分を補助
タンクの受け皿の中へ嵌入するような状態に載置して、
その自重により受け皿に設けた突起が前記弁を開いてタ
ンク内の液体を空気と入れ代りに取り出して使用するの
であるが、タンク内の液体を全部使ってしまった時にタ
ンク内に液体を充填する際には前記弁を有するキャップ
をタンクより外し、弁孔より大きな直径の開口部を開放
して手動汲み上げ式のポンプとか近時は乾電池を電源と
するモータを利用して羽根を回転させる電動式の汲み上
げポンプなどに接続された吐出管をその大きな直径の開
口部に挿入して行なっていた。従って受け皿中で液体に
浸っていた弁を含むキャップ部分を手で触って外さなけ
れば液の充填が出来ず、面倒であるとともに手が汚れる
という不都合があるのみならず、補充毎にキャップを完
全に気密に閉じておかないと通常の使用状態ではキャッ
プが下向きに置かれるために液が漏出して思わぬ災害を
被る危険性があった。
〔発明の概要〕
本発明のカートリッジタンク用注入器は上記の欠点を除
去するもので、その要旨はキャップを外さないで弁孔を
充填補給時にも利用出来るようにする注入器に関するも
のである。従来の弁は充填時に給液口として利用出来な
い問題点が種々あり、特に弁孔を閉じている弁体の移動
距離とか注入液の通路と排気される空気とが相互に邪魔
をする等といった事柄で、本願と同一出願人による特許
出願によりそれらの問題点を取除いた弁孔を給液口とし
て利用出来るようにしたものが提唱されている。本願は
それらのうちで手動式或いは電動式ポンプの吐出管に漏
液しないよう接続した液体の通路をもつ押込部を弁孔を
閉じるようにしている弁体を所定の位置迄カートリッジ
タンク内へ押し込む部分に液体の通路を確保しその通路
からカートリッジタンク内へ流入する液体がタンクの外
へ逸出する空気と互に邪魔しないようにする事は勿論の
事タンク内に充填補給される液のレべルがほぼ充満した
所定の位置で自動的に前記のポンプの給液を停止するレ
べル検出用センサーに液体通路からカートリッジタンク
内へ流入する液体が接触して誤動作させないように液の
吐出口とセンサーとの間に遮蔽部を設けた事を特徴とす
るカートリッジタンク用注入器に関するものである。
〔発明の実施例〕
第1図はカートリッジタンク1の中の液を引出して使用
する時に底面となる部分を逆の姿勢に置いて液を充填す
る状態の一部分を拡大して示すものである。カートリッ
ジタンク1にはキャップ3をネジ3Bにより閉止するため
のキャップ支持筒2がカートリッジタンク1の孔1Aに挿
入されそのフランジ2Cを気密に固定してある。支持筒2
には雄ネジ2Bと開口部2Aが穿たれている。キャップ3は
支持筒2の雄ネジ2Bに螺合する雌ネジ3Bを有し、ゴムの
ような弾性のある材料で作られたパッキン材4を介して
気密に締め付け固定されている。キャップ3の図示上面
には弁孔3Aが穿たれており、これにほぼ同心的にガイド
筒5がそのフランジ5Aによって固着されている。ガイド
筒5は深絞りプレス加工で一体的に製作してもよいが、
図面に示したものは金属パイプを用いてその両端を外方
に開くような加工を施し一方を前述のフランジ5Aとし、
他方のフランジ部5B1に底板となる部分5Bを固着して作
られている。さらにガイド筒5には側面の円筒部に通液
口5Dと空気を逸出させる排気口5C及びレべル検出用液口
5Eが穿たれている。そして弁体7は有底の筒状体であり
底面は図示上端の面を指示し内側へ凹面となっていて液
が充満されたカートリッジタンクが通常使用される時
に、このカートリッジタンクの載置される受け皿に設け
た突起で押し上げられるのに好都合な形状となってい
る。弁体7の閉鎖端の近傍のネック部分にはゴムのよう
な材料で作られたOリングの如きパッキン材6が嵌着さ
れている。弁体7の筒状体内側はスプリング8の一端を
収納してその受け座となっており、スプリング8の他端
はガイド筒5の底板5Bに接し復元力を及ぼしていて常に
弁体7は弁孔3Aを閉止するべく作用している。しかし通
常カートリッジタンク中の液を引き出して使用する状態
に於て第1図示と逆の姿勢でカートリッジタンクを受け
皿に載置すると周知の如く受け皿の中央に設けられた突
起が弁体7をカートリッジタンクの風袋重量で押すよう
に構成されているので、弁体7は弁孔3Aと開離するよう
スプリング8の弁体7に及ぼす力は設定してある。
電動式ポンプ(図示されていない)の吐出管9の先端部
分9Aに注入器10の中央部分の上端近傍10Cを漏液しない
ように接続するため吐出管9内に挿入し、吐出管9の外
側を雄ネジ10Dに螺合する雌ネジ10Fを有する環状体10
Eによって締めつけて固定した注入器10の中央部分の筒
状をなした押込具10Aを弁孔3Aより挿入し、スプリング
8の力に抗してその押込具10Aの図示下端部分10Kで弁
体7を図示の位置迄押し込み、注入器10に設けた左右一
対のフック10Hをキャップ3に固着して具備した一対の
止め部3Cによって固定する。注入器10の押込具10Aの中
を通る液体は遮蔽部10Jによりその図示右方にある吐出
口10Bから流出してガイド筒5の通液口5Dをへてカート
リッジタンク内に液を充填する。流入する液量に応じて
タンク内の空気は排気口5Cを通り弁孔3Aの押込部10Aと
の隙間を通って大気に逸出するからスムーズに液の充填
は行なわれ、吐出口10Bから流出する液体は遮蔽部10J
によりフォトセンサー10Pが液で濡らされて誤動作する
事はない。フォトセンサー10Pは例えば発光ダイオード
PDとフォトトランジスタPQとを第2図にその平面図にて
示す如く、液体の有する光屈折率と同程度の屈折率を持
つプリズム形の透明な樹脂成形品で被覆成形したもので
あって空気中にある時には発光ダイオードの光はプリズ
ムで反射してフォトトランジスタに入射されフォトトラ
ンジスタをON状態にしているが液面の上昇によりこの
プリズムが液体で包まれるとプリズムの反射光がフォト
トランジスタにほとんど入射されなくなりフォトトラン
ジスタはPFFしてフォトセンサ10Pからの信号を伝える
リード線10Wにより電動式ポンプのモータを遮断するよ
うに構成してある。
因みに第3図に示す如き電気結線図に於てフォトセンサ
10PからはW1・W2・W3にて示す3本のリード線が1
本のキャブタイヤに収められて記号10Wにて示すリード
線は吐出管の中を貫通してプリント板上の接続点に電気
的に接続されている。第3図の電気回路の動作を説明す
ると、電源Eは3ボルトの乾電池で電源スイッチSWを
ONにするとフォトセンサ10Pの発光ダイオードPDか
らの光を受けてフォトトランジスタPQがON状態とな
るとトランジスタQ1は発振状態を継続しトランジスタ
3に交番信号を与えるのでトランジスタQ2は導通状態
となり従ってパワートランジスタQ4がON状態となっ
てポンプを駆動するモータMに電流が流れ回転する。フ
ォトセンサ10Pの収納されているプリズムが液中に浸漬
されると発光ダイオードPDからの光が入射しなくなり
フォトトランジスタPQをOFF状態にするためトランジ
スタQ1は発振を停止するからトランジスタQ4及びQ2
がOFFの状態となりコンデンサC4の両端の電圧は電源電
圧とほぼ等しくなってパワートランジスタQ4はOFFの状
態を継続する事になる。従ってモータMは停止する。こ
の状態は一度電源スイッチSWをOFFとしてコンデンサ
4の電荷を抵抗R6及びR9を介して放電する迄継続す
る事になるから、一度電源スイッチをOFFにしてから再
びONにすればモータMを回転させる事は出来るが、勿
論この時にフォトセンサー10Pの収納されているプリズ
ムが液中にあれば直ちにパワートランジスタQ4はOFF状
態になる。フォトセンサー10Pの収納されているプリズ
ムが空気中にあれば電源スイッチを一度OFFした後再び
ONとする事によりモータMを回転継続させる事が出来
るようになっている。
他の方法として安価なプラスチック製の手動ポンプを使
う場合に第3図に示したような電気回路のモータMの代
りに電磁弁を駆動する励磁コイルを接続し、手動ポンプ
の液の通る管の適宜の部分に前記の電磁弁を装着し、電
磁弁のコイルに通電状態の時は液が通れるようにし、非
通電時には電磁弁が閉じるようにすればモータ式の電動
ポンプのみに限らず手動ポンプにも適用出来る。
尚、第1図に於て示したフック10Hをキャップ3に設け
た止め部3Cに引掛けて固定する代りに注入器10のキャッ
プ3に面する部分に記号10Gで点線により示したような
磁石を注入器10に固定しておく事によりフック10H及び
止め部3Cを省略する事が出来る。この場合キャップ3は
強磁性体である事が必要で磁石の吸引力がスプリング8
の復元力に比べて大である事が必要である。さらにフッ
ク10Hを長くしてキャップ3の下端3Dの記号で示した位
置にフック10Hの爪を掛けるようにすれば、止め部3Cは
不必要となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、従来のものに僅かな
加工を施すのみでカートリッジタンク内に液を補充する
たび毎にキャップを取り外す必要もなく又その為に生ず
る手の汚れ等の煩わしさや、充填後にキャップを正しい
状態に気密に装着し損なって通常の使用状態の姿勢に於
いてキャップが底面に位置した時にカートリッジタンク
内の液の洩れにより災害を招く心配のないという効果は
極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカートリッジタンク用注入器の一
例を示す縦断面図であり、第2図は注入器の一部分の平
面図を示す。第3図は電気回路図を示し電子部品等の各
要素は電気的シンボルで略示したものである。 1……カートリッジタンク、3A……弁孔、7……弁体、
10A……押込部、10B……吐出口、10J……遮蔽部、10
K……弁体を押す部分、10P……フォトセンサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートリッジタンク内の液を取り出して使
    用する時に載置する受け皿に設けられた突起により開か
    れる時以外は閉じられるようになされた弁を有する密閉
    構造のカートリッジタンクが空になった時にタンク内に
    液を充填する為の注入器にして、ポンプの吐出管と漏液
    しないように接続される接続部に前記カートリッジタン
    クの弁の弁孔を閉じている弁体を所定位置迄押し込む事
    により開けられた弁孔に挿入可能な断面で液の導入管と
    しての機能をもつ押込部とを有し、その押込部には先端
    に前記弁体を押す部分とその近傍に液体レベル検出用の
    フォトセンサーを設け、そのフォトセンサーに前記導入
    管からの液が直接触れないように遮蔽部を設けその遮蔽
    部の上に前記導入管から流出する液の吐出口を設けた事
    を特徴とするカートリッジタンク用注入器。
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SE528026C2 (sv) 2002-03-26 2006-08-08 Identic Ab Mertod och system för spillfri tankning samt metod och anordning för nivådetektering vid tankning
JP2013148260A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Yukihiro Kobayashi 石油ストーブカートリッジ式タンク給油装置

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