JPH01271695A - 電動式ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、例えば灯油缶など寝積の大きい容器から、′
灯油暖房機のカートリッジタンク等に注入する乾電池等
を電源とする電動式ポンプに関するものである。

〔背景技術〕

従来、例えば石油ストーブとか石油フアンヒ−を 夕と呼ばれている灯油迦燃料とする暖房機においｆて、
燃料は暖房機本体と別個に外して持ち運びが便利なカー
トリッジタンクによって補給されるようＫしたものが多
い。従ってカートリッジタンクを暖房機本体から取り出
して、燃料の多量に入っている灯油缶（通常１８リット
ル人＃））の近くに持ち運び灯油缶からポンプによって
カートリッジタンクへ充填するのであるが、このポンプ
として近時乾電池などの電源を用い小型の電動機を回転
させて灯油を汲み上げ、吐出管からカートリッジタンク
へ灯油を送シ込む方式が多くなυ時間も短縮され労力も
必要とせず又灯油缶とカートリッジタンクとのレベル差
も考慮せずに済むなど非常に便利になったが、カートリ
ッジタンクへの補給作業終了後に吐出管をカートリッジ
タンクの開口部から引上げた時、吐出管から灯油の雫の
たれる事、かつ次回にも吐出管を下に向けた時に雫がた
れるという問題とか電源としての乾電池等を収容する部
分の開閉にネジを用いたシして接触不良を起し烏くワン
タッチで行えない等の問題があった。

〔発明の概要〕

本発明は電源である乾電池等を収容する部分の開閉をネ
ジ等を用いないでワンタッチ式で簡単に行なえかつその
電源収容部の蓋の取手を利用して吐出管を所定の姿勢に
保持し、灯油の雫のたれる原因を取り除きさらに吐出管
の先端部を収容する雫溜めをポンプの吸入管と吐出管と
の接合部近傍に着脱可能に設ける事によって雫を一時的
に溜めておき、蓄積された雫は時々灯油缶の方へ戻すな
どして不用意に不適当な場所へ灯油の雫が滴下される事
を防止しようとするものである。

〔発明の実施例〕

第１図に示すのは、本発明に係る電動式灯油ポンプの一
例である。灯油を汲み上げる為の吸入管ｌは合成樹脂等
を例えばブロー成形して作ったもので、その下部に太い
径の部分１人があシ、この中に乾電池等の電源によシ駆
動される電動機及び遠心力式ポンプの羽根が収められさ
らに底部には液体の吸入口等（図示せず）が周知の如く
設けられている。吸入管１の上部と吐出管２を接続する
ための接合部ＩＢが合成樹脂で作られ、吐出管２は操作
を楽にするための屈曲自在の蛇腹部が例えば２人・２Ｂ
及び２Ｃの如く設けられ、それ以外の直管部２Ｄ及び２
Ｅ＆Ｃ対し図示の如く接続せられている。これらは例え
ばブロー成形の如き方法で一体的に漏液しないように一
本の管として構成される。接合部ＩＢの上には太い径の
中空の部分があシ、これは乾電池などの電源の収納部８
である。電源収納部８の中には電源である電池の他に高
級なものには液面が一定値になるとフォトセンサー等の
液面レベル検知器による信号によって電動機の回転を自
動的に停止される制御用電子部品プリント基板が収納さ
れている。収納部８の上部には手動操作用のスイッチ８
Ｂがちシ例えばそのスライドボタン８Ｂ１が実線で示す
如く左方にあればＯＦＦの状態にあシ、点線で示すよう
にスライドボタン８Ｂ１を右方に動かせば電源から直接
又は前述の高級なものではレベル制御用のプリント基板
上の電子回路を介して電動機に電流が供給され電動機が
回転されるようになっている。この−例としては同一出
願人の出願に係る昭和６８年特許願第２０７６５号の第
８図に電気シンボルを用いて詳細に示された電子回路及
びレベル検出用の老ンサーに関する説明を参照されたい
。収納部８には第２図及び第８図にやや拡大して示す横
断面の如く収納部８に固定されている本体部８ム】とこ
の本体部８ムｌから取り外し可能な半円局面を形成する
蓋８ム２が設けられ、電池はその中空部３Ａｓに収納さ
れるようになっており、通常本体部３Ａｌと蓋９Ａ２と
は本体部に設けられた複数個の係止部３Ａ１１と蓋３Ａ
ｚ側に設けられた複数個の係止部８Ａ２１とがパチンと
掛は合わされていて外れないように構成されて伝る。し
かし電池の交換等の場合など１１３Ａｚを外すためには
取手が必要でＴｏシ、本発明はとの蓋９ｋｘに一体成形
した手で押して開けるのに便利な取手を設けると同時に
このる保持部８Ａ２２としたものである。尚第２図は蓋
８ム２が閉められた状態を、第８図は蓋３Ａｚが開けら
れた状態を示す横断面図である。

第１図を参照して、さらに吐出管２の先端部２Ｆは有底
のコツプ状をした雫溜め２〜（接合部ＩＢの適宜の部分
に着脱可能たバネ性のある固定部２Ｇ１によシ固着され
ている。雫溜め２ＧのＩＶ−ＩＶ線に沿う少し拡大され
た横断面の形状は第４図に示す如くである。尚、電源収
納部８の上部には本発明に係るポンプを家屋内の柱など
に設けた突起にグラ下げるのに便利なハンガー８Ｃも必
要ならば具備してもよい。

以上述べた如き電動式ポンプ１０を寮際に使用する場合
について第１図を参照して説明すると、まず第１図にお
けるポンプの吸入管１の先端下部を灯油缶１１の上部に
ある開口部１１Ａから挿入し中の現 液体例えば灯油１２中に浸入させる。（図面では先端及
び灯油缶の底部が省略しである。）そして吐出管の先端
部２Ｆを雫溜め２Ｇよシ取り出し吐出管２の直管部分２
Ｄを保持部８ム２２からその二叉になった十手形の先端
を軽く広げるようにして外して、石油ファンヒータ又は
石油ストーブ等のカートリッジタンク１８の口金１４部
分に吐出管２の先端２Ｆを挿入し、止め具２Ｈなどによ
シ吐出管の先端２Ｆがタンクから外れないように保持し
て、電動式ポンプのスイッチ３Ｂ１をＯＮにする。電動
機が回転して液が汲み上げられ吸入管１−接合部ＩＢを
通って吐出管２Ａ−２Ｄ−２Ｂ−２１−２０−２Ｆを通
って液がカートリッジタンク１８内に充満すると自動的
に停止させる高級なものではセンサーからの信号によシ
ミ動機への給電が止まる。また自動停止式でないものに
おいては、液の充満はカートリッジタンク１８の側面に
設けられた液面レベルゲージ１８Ａによシ周知の如く目
視で確認して電動式ポンプのスイッチ３ＢｔをＯＦＦに
すればよい。第５図で判るように吐出管は通常図示の如
く垂れ下がったＵ字形になるのが自然であるからこの中
に残った液はポンプ１０を上に引上げるか又は点線で示
すように吐出管を逆Ｕ字形にして残液をカートリッジタ
ンク１８中及び灯油缶１１の方へ流下させるのであるが
吐出管２の方には２人・２Ｂ及び２Ｃが蛇腹形状である
ため完全に流下させるのには大体ポンプで注入する時間
を１乃至２分位とするとそれの何十倍の時間が必要であ
る事も稀ではない。従って、注入後目視で大体流下する
液が見えなくなった程度（これはほとんど１０秒位）で
吐出管２の先端部２Ｆを止め具胆を口金から外して手際
よく逆向き即ち上に向けて雫溜め２Ｇの中へ下向きにし
て収納し、吐出管の直管部２Ｄを十手形の保持部８Ａ２
２にはめる事によって液の雫を床などＫこぼさないで済
むと同時に逆Ｕ字形に可撓性のある吐出管部が保持され
ているので蛇腹の中から雫が完全に流下する。雫溜め２
Ｇの中にたまった液は時々、適宜に灯油缶１１の方へ戻
してやればよい。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明の電動式ポンプは僅かな形状の
変更乃至は部品の追加によって、灯油などの液体の雫を
不用意に好まざる場所に滴下する事なく清潔に保つ事が
出来電源の収容部の開閉が楽になって交換時の作業が確
実に楽にな９手が汚れなくなるという効果がち６゜

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す立面図で一部分が破
断面として示しである。第２図は第１図の１−１線に沿
う横断面図を示し、第８図はその操作状態を説明するた
めに開いた時の状態を示す第２図相当図である。第４図
は第１図のＩＶ−ＩＶ線に沿う横断面図を示す。第５図
は本発明に係る電動式ポンプの使用状態を示す為の立面
図で一部を破断面で示している。 １Ｂ・・・・・・・・・・・・・・・接合部、　　　　
　　　２・・・・・・・・・・・・吐出管、２Ｆ・・・
・・・・・・・・・・・・吐出管の先端、　　　２Ｇ・
・・・・・・・・・・・雫溜め、８・・・・・・・・・
・・・・・・・・・電源収容部、　　　８ムト・・・・
・・・・・・・電源収容部の萱、８ム２ト・・・・・・
・・保持部。 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機、それに駆動される羽根によって液体を汲み上げ
   るポンプ、吸入管、可撓性のある吐出管及び電池等の電
   源とそれの収容部とから成り、前記電源収容部の蓋部分
   に蓋を開く時に取手となる部分が前記可撓性のある吐出
   管をほぼ逆Ｕ字形に保持する為の保持部を形成するとと
   もに、前記吐出管の先端開口部近傍を収容する有底の雫
   溜めを吸入管と吐出管の接合部近傍に着脱可能に取り付
   けた事を特徴とする電動式ポンプ。