JPH06338191A - センス増幅回路及びその駆動方法 - Google Patents

センス増幅回路及びその駆動方法

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JPH06338191A
JPH06338191A JP5127566A JP12756693A JPH06338191A JP H06338191 A JPH06338191 A JP H06338191A JP 5127566 A JP5127566 A JP 5127566A JP 12756693 A JP12756693 A JP 12756693A JP H06338191 A JPH06338191 A JP H06338191A
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transistor
sense amplifier
circuit
amplifier circuit
connection point
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JP5127566A
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Susumu Kusaba
晋 草場
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス回路を設けずに、PMOS型トラン
ジスタの飽和領域を確保できる高ゲイン、低消費電流型
のセンス増幅回路およびその駆動方法を提供する。 【構成】 この発明のセンス増幅回路の構成は、フリッ
プフロップ回路26を以って構成される。また、このフ
リップフロップ回路の駆動方法は、ワード線101の電
圧信号に応じてフリップフロップ回路を動作させ、この
回路の動作に応じて第1寄生容量12を充・放電させる
と同時に第2寄生容量14を放・充電させて第1及び第
2寄生容量とフリップフロップ回路との第1及び接続点
20、22の電圧を個別に変化させる。このような構成
にすれば、従来、必要とされたバイアス回路がいらなく
なる。従って、低消費電流のセンス増幅回路になる。ま
た、このフリップフロップ回路を駆動させることによっ
て高いゲインを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CMOSスタッテッ
ク型の記憶装置に好適なセンス増幅回路及びその駆動方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CMOSスタッテック型の記憶装置に使
用されるセンス増幅器は、微小な信号を感知する増幅器
の一種である。特に、半導体メモリにおいては、ビット
線対上のメモリセルからの微小信号の感知にビット線セ
ンス増幅器が用いられ、また、データバス線対上の信号
の感知増幅にI/Oセンス増幅器が用いられる(文献I
「超LSI総合辞典」、サイエンスフォーラム(株)、
昭和63年版、P.475参照)。
【0003】この種のセンス増幅器回路の中で、増幅回
路としては、従来、文献IIに開示されている電流型セ
ンス増幅器としてのセンス増幅回路がある(文献II:
「A7−ns 140−mW 1−Mb CMOS S
RAM with Current Sense Am
plifier」、IEEE JOURNAL OFS
OLID−STATE CIRCUITS、VOL.2
7、NO.11、NOVEMBER 1992、P.
P.1511〜1518)。
【0004】以下、図3及び図4を参照して文献IIに
開示の従来のセンス増幅器回路及びその駆動方法につき
説明する。
【0005】図3は、従来のセンス増幅回路とその周辺
回路とを示す構成図である。このセンス増幅回路97
は、ワード線101及び電源(図示せず)に結合される
第1及び第2ビット線103、105と、センスアンプ
60との間に少なくとも結合されている。そして、この
センス増幅回路97はセンスアンプ60と共に第1及び
第2寄生容量C1、C2を介して個別にアースされてい
る。図3に示す構成図は多くのトランジスタを以って構
成してあるが、図3に示すトランジスタは、エンハンス
ト型のMOSトランジスタであり、矢印がゲート側に向
いているものはN型を表し、矢印がゲートの外側向いて
いるものはP型を表す。
【0006】先ず、図3を参照して従来のセンス増幅器
回路の構成につき説明する。
【0007】プルアップ用トランジスタT22、T23
は、ソ−スを電源電圧に接続し、ゲートをアース44及
び46に、およびドレインをビット線103、105に
それぞれ接続する。ワード線101及びビット線10
3、105との間にはメモリセル回路(CELL)48
が接続されている。
【0008】図4は、CELL48の内部回路の構成を
示す。図4に示したCELL48は、スタティック型メ
モリセルと呼ばれる。後述するこの発明に便宜のため、
このメモリセルの構成につき説明する。
【0009】伝送用トランジスタT26のゲートをワー
ド線101に接続し、ソースをビット線103に接続し
てある。一方、伝送用トランジスタT27のゲートをワ
ード線101に接続し、ソースをビット線105に接続
してある。また、駆動用トランジスタT28、T29の
ソースをそれぞれ負荷素子70、72を経て電源に接続
してある。
【0010】また、駆動用トランジスタT28と負荷素
子70及びトランジスタT26を接続するため、第3接
続点74を設け、また、駆動用トランジスタT29と負
荷素子72及びトランジスタT27を接続するため、第
4接続点76を設けている。
【0011】また、トランジスタT26のドレインとト
ランジスタT29のゲートを第3接続点74を介して接
続し、トランジスタT27のドレインとトランジスタT
28のゲートとを第4接続点76を介して接続してあ
る。また、トランジスタT28及びT29のドレインに
アース66及び68をそれぞれ接続してある。
【0012】上述した構成のCELL回路48は、ビッ
ト線103、105を介しては、列選択回路用のカラム
スイッチ50に接続され、更に、カラムスイッチ50を
介してデータ線107、109に接続されている。
【0013】また、データ線107にプルアップ用トラ
ンジスタT24が接続され、データ線109にプルアッ
プ用トランジスタT25が接続される。また、トランジ
スタT24及びT25のゲートは、アース56に接続さ
れている。
【0014】次に、図3を参照して従来のセンス増幅器
部分の回路構成につき説明する。
【0015】トランジスタT10、T11、T12及び
T13は、P型トランジスタである。また、トランジス
タT14、T15、T16及びT17は、N型トランジ
スタである。
【0016】トランジスタT10及びT12のソースは
データ線107に接続され、トランジスタT11及びT
13のソースはデータ線109に接続されている。更
に、トランジスタT10、T11、T12及びT13の
ゲートは共通線115に接続されている。この共通線1
15は、バイアス回路98に接続される(バイアス回路
については後述する)。
【0017】また、トランジスタT10、T12、T1
3及びT14のドレインとトランジスタT14、T1
5、T16及びT17のドレインとはそれぞれ直列に接
続されている。
【0018】また、トランジスタT14及びT15のゲ
ートは共通線に接続され、かつ、トランジスタT11或
いはトランジスタT15のドレインに接続されている。
【0019】また、トランジスタT16及びT17のゲ
ートは共通線に接続され、かつ、トランジスタT12或
いはT16のドレインに接続されている。
【0020】また、トランジスタT14、T15、T1
6及びT17のソースは、共通線に接続され、トランジ
スタT18のドレインに接続されている。更に、トラン
ジスタT18のソースはアース89に接続されている。
【0021】また、トランジスタT10及びT14の間
には第1接続点95を設け、一方、トランジスタT13
及びT17の間には第2接続点96を設けてある。この
第1及び第2寄生容量C1、C2の一方の端子をそれぞ
れ第1及び第2接続点95、96に接続する。第1及び
第2寄生容量C1、C2の他方の端子にアース16と1
8をそれぞれ接続する。更に、第1及び第2接続点9
5、96からセンスアンプ60に信号を供給する信号線
111、113を具えている。
【0022】次に、図3を参照してバイアス回路98の
構成につき説明する。
【0023】トランジスタT19、T20及びT21
は、直列に接続されている。尚、トランジスタT19の
ソースには電源電圧が接続されている。トランジスタT
19のゲートには、制御信号ФLS1に対して反転制御
信号ФLS2が供給される。また、トランジスタT20
のゲートと、トランジスタT20及びT21の間は共通
線で接続され、かつ、上述したセンス増幅器の共通線1
15に接続されている。
【0024】次に、図2及び図3を参照してセンス増幅
回路の駆動方法につき説明する。
【0025】ワード線101が接地レベル(電圧が0
V)のとき、CELL48のトランジスタT26及びT
27は、オフ状態となる。このため、ビット線103、
105は、トランジスタT22及びT23により、I0
の電流が流れる。このときカラムスイッチ50によって
ビット線103、105が選択されていると仮定すれ
ば、データ線107、109にもI0 の電流が流れる
(ただし、このときデータ線107、109に接続され
たプルアップ用トランジスタT24及びT25からも電
流が供給されているが説明を簡単にするため、ここでは
無視することにする。)。
【0026】ここで、トランジスタT18のゲートに供
給される制御信号ФLS1は電源電圧レベルになってい
ると仮定すれば、トランジスタT19のゲートに供給さ
れる反転制御信号ФLS2は接地レベル(0V)とな
る。また、このとき、バイアス回路98からセンス増幅
回路97へ電圧を供給してトランジスタT10、T1
1、T12及びT13のゲート電圧が飽和領域で動作す
るように設定してあるものとする。このとき、トランジ
スタT10、T11、T12及びT13には、それぞれ
0 /2の電流が流れる。
【0027】また、トランジスタT14、T15、T1
6及びT7にもそれぞれ同じI0 /2の電流が流れる。
【0028】次に、ワード線101の電圧が接地レベル
(0V)から電源電圧レベル(Vcc)に立ち上がると
き、伝送用トランジスタT26及びT27がオン状態と
なっているため、微小電流ΔIがビット線103からC
ELL48へ流れる。この微小電流ΔIは、第3接続点
74を通り、更に、駆動用トランジスタT28を通過し
てアース66に流れる。従って、ビット線103からカ
ラムスイッチ50を介してデータ線107に流れる電流
は、I0 −ΔIとなる。また、トランジスタT10及び
T12に流れる電流も、(I0 −ΔI)/2となる。
【0029】一方、トランジスタT11及びT13に
は、それぞれI0 /2の電流が流れる。ここでトランジ
スタT15には、トランジスタT11と同一のI0 /2
の電流が流れる。このとき、トランジスタT15とトラ
ンジスタT14とは、カレントミラ−の形態になってい
るため、トランジスタT14にも同一のI0 /2の電流
が流れる。同様な理由からトランジスタT17に流れる
電流は、(I0 −ΔI)/2となる。
【0030】トランジスタT14によりΔI/2の電流
が引かれることになり、第1寄生容量C1の電荷は、放
電されて第1接続点95の電位が下がる。同様な理由に
より、トランジスタT13を流れる電流の内、ΔI/2
の電流だけトランジスタT17に流れなくなる。このた
め、第2寄生容量C2の電荷を充電して第2接続点96
の電位は上がる。
【0031】このようにして、第1及び第2接続点9
5、96間で電圧スイングが行われる。従って、電源電
圧レベル(VCC)の電圧を任意にシフトさせ、相補内部
信号としてセンスアンプ60にレベル信号を供給でき
る。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、従来のセンス増幅回路を用いた場合、プルア
ップ用トランジスタからPMOS型トランジスタへ流れ
る電流が1/2に減少する。従って、ゲインが悪くな
り、かつ、PMOS型トランジスタを飽和領域で動作さ
せるためのバイアス回路が必要になり、消費電流は増加
するという問題があった。
【0033】この発明は、上述した問題点に鑑み行われ
たものであり、すなわち、この発明の目的は、バイアス
回路を設けずにPMOS型のトランジスタの飽和領域を
確保できる高ゲイン、低消費電流型のセンス増幅回路及
びその駆動方法を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明のセンス増幅回路の構成によれば、ワード
線及び電源に結合される第1及び第2ビット線と、セン
スアンプとの間に少なくとも結合され、かつ、このセン
スアンプと一緒に、第1及び第2寄生容量の各々を介し
て個別に、アースされるセンス増幅回路において、前記
センス増幅回路をフリップフロップ回路を以って構成し
たことを特徴とする。
【0035】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、前記フリップフロップ回路は、第1ビット線に接続
された第2導電型の第1トランジスタ及び第2ビット線
に接続された第2導電型の第2トランジスタと、前記第
1トランジスタの第2主電極に接続された第1導電型の
第3トランジスタ及び第2トランジスタの第2主電極に
接続された第1導電型の第4トランジスタと、前記第3
及び第4トランジスタの第1主電極に接続された第1導
電型の第5トランジスタと、該第5トランジスタの第1
主電極に接続されたアースと、前記第1トランジスタと
第3トランジスタ間に設けられて第1寄生容量に接続さ
れる第1接続点と、前記第2トランジスタと第4トラン
ジスタ間に設けられて第2寄生容量と接続される第2接
続点とを具え、前記第1及び第4トランジスタの制御電
極を前記第1接続点に接続させ、前記第2及び第3トラ
ンジスタの制御電極を前記第2接続点に接続して構成す
るのが良い。
【0036】また、この発明のセンス増幅回路の駆動方
法によれば、前記ワード線の電圧信号に応じて前記フリ
ップフロップ回路を動作させ、このフリップフロップ回
路の動作に応じて前記第1寄生容量を充・放電させると
同時に、前記第2寄生容量を放・充電させて前記第1及
び第2寄生容量と前記フリップフロップ回路との接続点
の電圧を個別に変化させることを特徴とする。
【0037】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、前記ワード線の電圧レベル信号に応じて第1接続点
及び第2接続点の電圧を変化させるのが良い。
【0038】
【作用】上述のようなセンス増幅回路によれば、センス
増幅回路部をフリップフロップ回路を以って構成してい
る。従って、第1及び第2ビット線から供給される電流
値を従来に比べ2倍に増加させることができる。従っ
て、PMOSトランジスタを飽和領域で動作させるため
に必要とされていたバイアス回路がいらなくなる。
【0039】また、従来、カレントミラー回路を構成す
るために必要とされていた第1及び第2導電型トランジ
スタの部品も少なくできる。
【0040】また、このセンス増幅回路の駆動方法によ
れば、ワード線の電圧信号レベルに応じてフリップフロ
ップ回路を動作させることにより、フリップフロップ回
路の動作に応じて第1寄生容量を充・放電させると同時
に、第2寄生容量を放・充電させる。このとき、第1及
び第2寄生容量とフリップフロップ回路との第1及び第
2接続点に発生する電圧を個別に変化させて出力信号と
して取り出す。従って、高いゲインを得ることができ
る。
【0041】
【実施例】以下、この発明のセンス増幅回路を図1に示
し、また、この回路を駆動に適用した例により、駆動方
法を説明する。しかしながら、説明に用いる各図はこの
発明を理解できる程度に各構成成分の配置関係を概略的
に示してあるにすぎない。
【0042】図1は、この発明のセンス増幅回路の構成
を説明するための回路図である。
【0043】先ず、図1及び図2を参照してこの発明の
センス増幅回路の各構成につき説明する。尚、従来と全
く同様な回路構成部分については、その部分の説明を省
略する。
【0044】この発明のセンス増幅回路の主要構成は、
第1及び第2ビット線103、105とワード線101
に接続されたメモリセル34(以下、CELLと呼
ぶ。)と、データ線107、109に接続されたフリッ
プフロップ回路26と、第1及び第2接続点20、22
に接続された第1及び第2寄生容量12、14とからな
っている。ここでCELL48と、プルアップ用トラン
ジスタT6及びT7からデータ線107、109間の部
分は、従来と同様であるため、詳細な説明を省略する。
【0045】フリップフロップ回路26は、第2導電型
のトランジスタT1、T2と第1導電型のトランジスタ
T3、T4及びT5とを具えている。この実施例で、第
1導電型トランジスタとは、N型トランジスタ(矢印が
ゲートの内側に向いている)のことを言う。また、第2
導電型トランジスタとは、P型トランジスタ(矢印がゲ
ートの外側に向いている)のことを言う。
【0046】また、第1トランジスタT1と第3トラン
ジスタT3との間には第1接続点20を設け、また、第
2トランジスタT2と第4トランジスタT4との間には
第2接続点22を設ける。
【0047】また、各構成部品を、以下のように接続す
る。すなわち、データ線107に第1トランジスタT1
の第1主電極(以下、第1主電極をソースと呼ぶ。)を
接続する。また、第1接続点20に第1トランジスタT
1の制御電極(以下、制御電極をゲートと呼ぶ。)を接
続する。
【0048】また、データ線109に第2トランジスタ
T2のソースを接続する。また、第2接続点22に第2
トランジスタT2のゲートを接続する。
【0049】また、第1トランジスタT1のドレインと
第3トランジスタT3の第2主電極(以下、第2主電極
をドレインと呼ぶ。)とを直列に接続する。また、第2
トランジスタT2のドレインと第4トランジスタT4の
ドレインとを直列に接続する。また、第1トランジスタ
T1のゲートと第4トランジスタT4のゲートとを接続
し、更に、第2トランジスタT2のゲートと第3トラン
ジスタT3のゲートとを接続する。
【0050】また、第3及び第4トランジスタT3、T
4のソースを共通線に接続し、更に、第5トランジスタ
T5のドレインに接続する。また、第5トランジスタT
5のソースにアース24を接続する。
【0051】また、第1寄生容量12を第1接続点20
に接続し、第2寄生容量14を第2接続点22に接続す
る。更に、第1及び第2寄生容量12、14の他端を、
アース16及び18にそれぞれ接続する。
【0052】また、第1及び第2接続点20、22と、
センスアンプ10の第1及び第2ターミナル13、15
とを接続する。
【0053】次に、主として図1及び図4を参照しなが
らこの発明のセンス増幅回路の駆動方法につき説明す
る。
【0054】ワード線101が接地レベルのとき、CE
LL34の伝送用トランジスタT26及びT27は、オ
フ(OFF)状態となり、電源から供給された電流I0
がプルアップ用トランジスタT6及びT7を介してビッ
ト線103及び105に流れる。このとき、例えばカラ
ムスイッチ36によってビット線103、105が選択
されるとデータ線107、109にもビット線対と同様
の電流I0 が流れる。ここでは、データ線107、10
9に、プルアップ用トランジスタT8及びT9によって
も微小の電流が供給されているが、説明を簡単にするた
め、無視することにする。また、フリップフロップ回路
26の第5トランジスタT5のゲートに供給される制御
信号ФLSは電源電圧レベルになっており、また、フリ
ップフロップ回路26は動作可能状態になっているもの
とする。このような状態で、第1及び第2トランジスタ
T1、T2にそれぞれ電流I0 が流れる。更に、第3及
び第4トランジスタT3、T4にも同じ電流I0 が流れ
る。
【0055】次に、ワード線101が接地レベル(0
V)から電源電圧レベル(VCC)になった場合、CEL
L34のトランジスタT26及びT27はオン(ON)
状態となっているため、ビット線103から微小電流Δ
Iが第3接続点74、及びトランジスタT28を通過し
てアース66側に流れる(図4参照)。従って、カラム
スイッチ50に向かうビット線103には、I0 −ΔI
の電流が流れる。更に、カラムスイッチ36を介してデ
ータ線107にもI0 −ΔIの電流が流れる。一方、カ
ラムスイッチ36に向かうビット線105にはI0 の電
流が流れる。更に、カラムスイッチ36を介してデータ
線109にもI0 の電流が流れる。
【0056】ここで、第3及び第4トランジスタT3及
びT4が常に飽和領域で動作するように設定するとき、
この第3及び第4トランジスタT3及びT4に流れる電
流ID はトランジスタのゲート・ソース電圧VGSからし
きい値電圧VTHを引いた値の2乗に比例する。この関係
を式で表すと次のようになる。
【0057】ID =K(VGS−VTH2 ただし、Kは比例定数とする。
【0058】ここで、VGSはゲート・ソース電圧(V) VTHはしきい値電圧(V) を表す。このため、以下のような電位レベルシフトが起
こる。すなわち、ワード線101が接地レベル(0V)
から電源電圧レベル(VCC)になった場合、第2接続点
22の電位は、第2トランジスタT2にI0 の電流が流
れているため、ワード線101の接地レベルのときと同
一の電位となる。従って、第3トランジスタT3に流れ
る電流はI0 のままである。一方、第1接続点20の電
位は、ビット線103の電位がワード線の電源電圧レベ
ルになることによってΔVの電圧だけ降下するため、低
くなる。従って、第4トランジスタT4に流れる電流は
0−ΔIとなる。
【0059】次に、図2は、ワード線に電源電圧レベル
を印加した場合、ビット線対間の電位及び第1及び第2
接続点の電位の変化を測定した電圧特性を示す。
【0060】図中、縦軸に電圧レベルを取り、横軸に時
間をとって表す。尚、電圧測定装置に、例えばシンクロ
スコープを用いる。
【0061】この図2からも理解できるように、ワード
線に電源電圧を印加することによって、第2ビット線1
05の電圧レベル(B1)は変化しないが、第1ビット
線103の電圧レベル(B2)は下がる。
【0062】一方、第2接続点22の電位は、第2寄生
容量14の充電によってレベルL2の電圧になり、第1
接続点20の電位は第1寄生容量12の放電によってレ
ベルL1の電圧に下がる。
【0063】上述した理由から、第3トランジスタT3
によりΔIの電流が引かれるため、第1寄生容量12は
放電する。従って、第1接続点20の電位は下がる。
【0064】一方、第2トランジスタT2を流れる電流
0 のうち、ΔIの電流だけ第4トランジスタT4に流
れないため、この電流ΔIが第2寄生容量14に流れて
充電する。従って、第2接続点22の電位は初めの電位
よりも高くなる。また、第3トランジスタT3と第4ト
ランジスタT3をクロスカップルして接続しているた
め、大きいゲインが得られる。この理由としては次のよ
うに考えられる。
【0065】第1及び第2トランジスタT1、T2に流
れる電流差により第1及び第2寄生容量12、14の放
・充電が起こる。このとき、第2寄生容量14の充電に
よって第2接続点34の電位は高くなる。このため、第
3トランジスタT3のゲート電位が高くなり、第3トラ
ンジスタT4のオン抵抗は小さくなる。同じ理由で第4
トランジスタT4のオン抵抗は大きくなる。従って、第
2接続点22の電位は、初めの状態よりも更に高くな
る。同様に、第1接続点20の電位は更に低くなる。従
って、高いゲインを得ることができる。
【0066】然るに、この発明の実施例では、センス増
幅回路のPMOSのドレインとゲートとを接続してある
ため、従来、必要とされたバイアス回路がいらなくな
り、低消費電流で動作できる。
【0067】この発明の実施例は、N型及びP型トラン
ジスタを使ったCMOS回路につき説明したが、これに
なんら限定されるものではなく、この発明と同等の特性
を得ることができる回路であれば他のトランジスタを使
って組み合わせで回路を構成しても良い。
【0068】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明のセンス増幅回路の構成によれば、センス増幅回
路をフリップフロップ回路を以って構成した。従って、
従来のものに比べてバイアス回路がいらなくなる。従っ
て、低消費電流型のセンス増幅回路を実現することがで
きる。
【0069】また、このセンス増幅回路の駆動方法によ
れば、ワード線の電圧信号レベルに応じてフリップフロ
ップ回路を動作させ、このフリップフロップ回路の動作
に応じて第1寄生容量を放・充電させる。このとき、同
時に第2寄生容量を充・放電させて第1及び第2接続点
の電位を個別に変化させる。このようなフリップフロッ
プ回路の動作を行うことによって、高いゲインが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセンス増幅回路の構造を説明するた
めの構成図である。
【図2】この発明のセンス増幅回路の駆動方法に供する
ための動作波形図である。
【図3】従来のセンス増幅回路の構成を説明するための
構成図である。
【図4】この発明及び従来のセンスセルの回路図であ
る。
【符号の説明】
10:センスアンプ 12:第1寄生容量 13:第1ターミナル 14:第2寄生容量 15:第2ターミナル 16、18、24、30、32、38:アース 20:第1接続点 22:第2接続点 34、48:CELL 36:カラムスイッチ 70、72:負荷素子 74:第3接続点 76:第4接続点 101:ワード線 103:第1ビット線 105:第2ビット線 107:第1データ線 109:第2データ線 T1:第1トランジスタ T2:第2トランジスタ T3:第3トランジスタ T4:第4トランジスタ T5:第5トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線及び電源に結合される第1及び
    第2ビット線と、センスアンプとの間に少なくとも結合
    され、かつ、該センスアンプと一緒に、第1及び第2寄
    生容量の各々を介して個別に、アースされるセンス増幅
    回路において、 前記センス増幅回路をフリップフロップ回路を以って構
    成したことを特徴とするセンス増幅回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセンス増幅回路におい
    て、 前記フリップフロップ回路は、第1ビット線に接続され
    た第2導電型の第1トランジスタ及び第2ビット線に接
    続された第2導電型の第2トランジスタと、 前記第1トランジスタの第2主電極に接続された第1導
    電型の第3トランジスタ及び前記第2トランジスタの第
    2主電極に接続された第1導電型の第4トランジスタ
    と、 前記第3及び第4トランジスタの第1主電極に接続され
    た第1導電型の第5トランジスタと、 該第5トランジスタの第1主電極に接続されたアース
    と、 前記第1トランジスタと前記第3トランジスタ間に設け
    られて第1寄生容量に接続される第1接続点と、 前記第2トランジスタと第4トランジスタ間に設けられ
    て第2寄生容量と接続される第2接続点とを具え、 前記第1及び第4トランジスタの制御電極を前記第1接
    続点に接続させ、 前記第2及び第3トランジスタの制御電極を前記第2接
    続点に接続して構成することを特徴とするセンス増幅回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のセンス増幅回路を駆動
    させるに当たり、 前記ワード線の電圧信号に応じて前記フリップフロップ
    回路を動作させ、該フリップフロップ回路の動作に応じ
    て前記第1寄生容量を充・放電させると同時に前記第2
    寄生容量を放・充電させて前記第1及び第2寄生容量と
    前記フリップフロップ回路との接続点の電圧を個別に変
    化させることを特徴とするセンス増幅回路の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のセンス増幅回路を駆動
    させるに当たり、前記ワード線の電圧レベル信号に応じ
    て第1接続点及び第2接続点の電圧を変化させることを
    特徴とするセンス増幅回路の駆動方法。
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