JPH06338110A - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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JPH06338110A
JPH06338110A JP5125631A JP12563193A JPH06338110A JP H06338110 A JPH06338110 A JP H06338110A JP 5125631 A JP5125631 A JP 5125631A JP 12563193 A JP12563193 A JP 12563193A JP H06338110 A JPH06338110 A JP H06338110A
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leading guide
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tape
link plates
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孝博 奥家
Osamu Takao
修 高尾
Masahiko Takada
昌彦 高田
Akihiro Suzuki
昭廣 鈴木
Haruhiko Yoneda
晴彦 米田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先導ガイドブロックを円滑にスライドさせ
る。 【構成】 磁気記録再生装置のテープローディング装置
に於て、シャーシ上のガイド溝122に沿ってスライドす
る一対の先導ガイドブロック804をリンク板424を介し
て、回動レバー420に枢支連結し、先導ガイドブロック
には、リンク板424の先端を載せて支える支え片807を突
設している。リンク板の先端は、該ガイドブロックの支
え片807に載って支えられ、リンク板の先端が下方に位
置ずれし、あるいは該ブロックの軸805から外れること
は確実に防止され、リンク板先端の高さ方向の位置ずれ
が、ガイドブロック804からの外れに起因する、リンク
板424と回動レバー420の枢支連結部の逆折れ、或いは、
テープ先導ガイドの動作不能を解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に於
て、カセット内に収納された磁気テープを、一対の先導
ガイドブロックによってカセット内から引き出し、回転
シリンダに巻き付けるテープローディング機構に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】この種ローディング機構は、図１に示す
様に、シャーシ(100)上にカセット(600)の装着位置か
ら、回転シリンダ(800)の両側に向かって、一対のガイ
ド溝(122)が開設され、該ガイド溝(122)に走行可能に一
対の先導ガイドブロック(804)が配備されている。図２
の如く、シャーシ(100)には、裏面側に一対の回動レバ
ー(420)(420)が配備され、各回動レバー(420)と先導ガ
イドブロック(804)がリンク板(424)を介して枢支連結さ
れている。
【０００３】回動レバー(420)(420)が、互いに逆方向に
同時に回動することにより、先導ガイドブロック(804)
が、カセット(600)から磁気テープ(601)を引き出して、
回転シリンダ(800)に巻き付けるテープローディングが
行なわれ(図１)、又、先導ガイドブロック(804)がカセ
ット側の待機位置に戻って、テープをカセットへ収納す
るテープアンローディングが行なわれる(図２)。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記ローディング装置
に於て、リンク板(424)の基端は、回動レバー(420)の自
由端に上下方向に位置ずれしない様に枢支されている
が、リンク板(424)の先端は、深絞り加工によって形成
した孔(426)に、先導ガイドブロック(804)に下向きに突
設した軸(805)を回転可能に嵌めているだけであり、リ
ンク板(424)の先端の高さ方向の位置ずれを規制するも
のは存在しない。即ち、リンク板(424)は、高さ方向の
ずれに対しては、回動レバー(420)に片持ち支持されて
いるに過ぎない。従って、テープのローディング、アン
ローディング動作時に、何らかの振動、衝撃が加われ
ば、リンク板(424)が撓んで、先導ガイドブロック(804)
の軸(805)がリンク板(424)の孔(426)から抜け出し、リ
ンク板(424)と先導ガイドブロック(804)の連結が外れる
虞れがある。
【０００５】リンク板(424)と先導ガイドブロック(804)
の連結が外れずとも、リンク板(424)先端の位置が下に
ずれて枢支部に無理が掛り、リンク板(424)と回動レバ
ー(420)の枢支連結部が逆折れとなって、テープ先導ガ
イドブロック(804)の位置決め性能が悪くなり、或い
は、テープ先導ガイドの動作不能を招来することがあっ
た。本発明は、上記問題を解決したテープローディング
装置を明らかにするものである。
【０００６】
【課題を解決する手段】本発明のテープローディング装
置は、シャーシ(100)上のガイド溝(122)(122)に沿って
スライドする一対の先導ガイドブロック(804)(804)によ
って、カセット(600)から磁気テープ(601)を引き出すテ
ープローディング機構に於いて、該ローディング機構
は、シャーシ(100)上に回転自在に設けられた一対の回
動レバー(420)(420)と、各回動レバー(420)と先導ガイ
ドブロック(804)を枢支連結するリンク板(424)とによっ
て構成され、先導ガイドブロック(804)には、リンク板
(424)の先端を載せて支える支え片(807)を突設してい
る。
【０００７】
【作用及び効果】リンク板(424)の先導ガイドブロック
(804)側先端は、該ガイドブロック(804)に設けた支え片
(807)に載って支えられるため、テープローディング装
置に、何らかの振動、衝撃が加わっても、リンク板(42
4)の先端が下方に位置ずれし、或いは該ブロック(804)
の軸(805)から外れることは確実に防止できる。従っ
て、リンク板(424)先端の高さ方向の位置ずれ、ガイド
ブロック(804)からの外れに起因する、リンク板(424)と
回動レバー(420)の枢支連結部の逆折れ、テープ先導ガ
イドの動作不能等の問題を解消できる。
【０００８】
【実施例】図１は、ＶＨＳ（登録商標）方式のビデオテ
ープレコーダ等に用いられている、所謂Ｍローディング
のテープローディング装置を示している。シャーシ(10
0)上には、前方のカセット装填部に巻取り側及び供給側
の一対のリール台(200a)、(200b)が配備され、後方に回
転シリンダ(800)が配備されている。
【０００９】カセット装填部から回転シリンダ(800)の
両側に向けて、一対のガイド溝(122)(122)が開設され、
図７に示す如く、両ガイド溝(122)の回転シリンダ(800)
側の端部は拡大して窓孔(124)を形成している。
【００１０】シャーシ(100)の後部には、補助シャーシ
(125)がネジ止めして被せられ、該補助シャーシ(125)の
両側には、下面に前記ガイド溝奥端の窓孔(124)に嵌ま
る突部(127)、上面に回転シリンダ(800)を軸心を傾けて
支持する傾斜台(128)が突設されている。突部(127)に
は、シャーシ(100)のガイド溝(122)に連続する補助ガイ
ド溝(126)が設けられ、又、補助ガイド溝(126)の奥端位
置に対応して、後記するテープ先導ガイドブロック(80
4)の前進端を規制するキャッチャ(806)が突設されてい
る。
【００１１】各ガイド溝(122)には、カセット(600)から
磁気テープ(601)を引き出す一対の先導ガイドブロック
(804)が摺動自在に配備される。以下の説明では、回転
シリンダ(800)に対して左側のテープ供給側をＳ側、右
側のテープ巻取り側をＴ側と呼ぶ。
【００１２】各先導ガイドブロック(804)には、傾斜ピ
ン(802)とガイドローラ(801)が夫々設けられて、先導ガ
イドブロック(804)の待機位置で、傾斜ピン(802)及びガ
イドローラ(801)は、カセット(600)内の切欠部(602)に
嵌まり込んでいる。両先導ガイドブロック(804)が、磁
気テープ(601)を引き出しつつ、ガイド溝(122)に沿って
前進し、キャッチャ(806)との当接位置まで移動する
と、磁気テープ(601)は回転シリンダ(800)に巻き付けら
れ、ローディングが完了する。
【００１３】テープローディングの完了時、カセット(6
00)のＳ側リール台(200a)から引き出された磁気テープ
(601)は、バックテンションレバ(720)に植設されたテン
ションピン(721)に巻き付き、全消去ヘッド(920)に接す
る。バックテンションレバ(720)は、Ｓ側リール台(200
a)の外周壁に巻き付いたテンションバンド(722)を引っ
張り、Ｓ側リール台(200a)に所定の回転負荷を与え、Ｓ
側リール台(200a)から送り出された磁気テープの安定走
行を保つ役割を果す。
【００１４】回転シリンダ(800)に巻き付いた磁気テー
プ(601)は、コントロールヘッド(921)を経由して、ピン
チローラ(503)とキャプスタンモータ(500)の回転軸(50
2)に挟まれて搬送され、Ｔ側リール台(200b)に巻き取ら
れる。
【００１５】図２は両先導ガイドブロック(804)を待機
位置とテープローディング完了位置の間を移行させる本
発明のローディング機構の平面図である。シャーシ(10
0)裏側の、先導ガイドブロック(804)の待機位置の近傍
にて、互いに噛合する一対の駆動ギヤ(320)(320)が配備
され、何れか一方のギヤに回転駆動装置(図示せず)が連
繋される。各ギア（320）の回転によって動作するロー
ディング装置は、Ｓ側、Ｔ側とも同様であるので、以下
の記載では、Ｔ側のローディング機構について説明を行
なう。
【００１６】前記駆動ギヤ(320)上に、該ギヤと同心に
回動レバー(420)が取り付けられ、該レバー(420)と前記
先導ガイドブロック(804)とがリンク板(424)によって連
結される。リンク板(424)の基端は、回動レバー(420)の
自由端に上下方向の動きを規制された状態で枢支され、
他端は、先導ガイドブロック(804)の下面に突設した軸
(805)に回転自由に嵌まっている。
【００１７】リンク板(424)の先端の軸挿入孔(426)は、
深絞り加工によって形成され、孔縁に上向きに短筒(42
6)が一体に形成されており、該短筒(426)に軸(805)が回
転自由に嵌まっている。軸挿入孔(426)を単なる打抜き
孔とすれば、軸(805)が孔縁に擦れて局部的に摩耗する
が、実施例では、軸(805)は短筒(426)に支持されてお
り、局部的な摩耗を抑えることができる。先導ガイドブ
ロック(804)には、リンク板(424)の先端を載せて支える
支え片(807)が突設されている。
【００１８】先導ガイドブロック(804)とリンク板(807)
の連結に際し、先導ガイドブロック(804)がガイド溝(12
2)に嵌まり、リンク板(807)が回動レバー(420)の先端に
枢支された状態で、リンク板(804)の先端の孔(426)に先
導ガイドブロック(804)の軸(805)を嵌めようとしても、
支え片(807)が邪魔になって嵌め込みが出来ない。
【００１９】従って、前記補助シャーシ(125)を外し、
ガイド溝(122)の奥端の窓孔(124)を開放し、図４に示す
如く、該窓孔(124)内で先導ガイドブロック(804)の奥端
を回転シリンダ(800)側に傾け、リンク板(424)の先端が
先導ガイドブロック(804)の支え片(807)と干渉しない位
置にて、軸(805)を孔(426)に嵌める。先導ガイドブロッ
ク(804)とリンク板(424)を連結した後、先導ガイドブロ
ック(804)をガイド溝(122)に嵌め、シャーシ(１)に補助
シャーシ(125)をビス止めする。
【００２０】然して、リンク板(424)の先導ガイドブロ
ック(804)側先端は、該ガイドブロック(804)の支え片(8
07)に載って支えられ、リンク板(424)の先端が下方に位
置ずれし、或いは該ブロック(804)の軸から外れること
は確実に防止され、リンク板(424)先端の高さ方向の位
置ずれ、ガイドブロック(804)からの外れに起因する、
リンク板(424)と回動レバー(420)の枢支連結部が逆折
れ、或いは、テープ先導ガイドの動作不能を解消でき
る。上記実施例の説明は、Ｔ側のみについて行なった
が、Ｓ側についてもローディング機構の構造は同様であ
る。
【００２１】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図１】テープローディング完了状態の磁気記録再生装
置の平面図である。
【図２】先導ガイドブロックが待機位置にあるローディ
ング装置の平面図である。
【図３】Ｔ側先導ガイドブロックの前進位置の平面図で
ある。
【図４】先導ガイドブロックとリンク板の組立時の説明
図である。
【図５】先導ガイドブロックとリンク板の斜面図であ
る。
【図６】先導ガイドブロックとリンク板の連結状態を示
す断面図である。
【図７】補助シャーシの取付け説明図である。
【符号の説明】
(100) シャーシ (122) ガイド溝 (125) 補助シャーシ (804) 先導ガイドブロック (807) 支え片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 昭廣 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 米田 晴彦 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シャーシ(100)上のガイド溝(122)(122)
    に沿ってスライドする一対の先導ガイドブロック(804)
    (804)によって、カセット(600)から磁気テープ(601)を
    引き出すテープローディング機構に於いて、該ローディ
    ング機構は、シャーシ(100)上に回転自在に設けられた
    一対の回動レバー(420)(420)と、各回動レバー(420)と
    先導ガイドブロック(804)を枢支連結するリンク板(424)
    とによって構成され、先導ガイドブロック(804)には、
    リンク板(424)の先端を載せて支える支え片(807)を突設
    していることを特徴とするテープローディング機構。
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DE69414187T DE69414187T2 (de) 1993-05-21 1994-05-24 Magnetisches Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät
ES94107992T ES2123075T3 (es) 1993-05-21 1994-05-24 Aparato de grabacion-reproduccion magneticas.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368091B1 (ko) * 1995-04-06 2003-04-03 산요 덴키 가부시키가이샤 자기 기록 재생 장치의 로딩 기구 및 그 기구의 조립 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368091B1 (ko) * 1995-04-06 2003-04-03 산요 덴키 가부시키가이샤 자기 기록 재생 장치의 로딩 기구 및 그 기구의 조립 방법

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