JPH06338019A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

Info

Publication number
JPH06338019A
JPH06338019A JP12291793A JP12291793A JPH06338019A JP H06338019 A JPH06338019 A JP H06338019A JP 12291793 A JP12291793 A JP 12291793A JP 12291793 A JP12291793 A JP 12291793A JP H06338019 A JPH06338019 A JP H06338019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
gap
track
angle
gap forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12291793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3576574B2 (ja
Inventor
Takashi Sugano
丘 菅野
Hisami Takahashi
久美 高橋
Toshinobu Watanabe
利信 渡辺
Shinji Takahashi
伸司 高橋
Tadashi Saito
正 斎藤
Seiichi Ogata
誠一 小形
Yoshito Ikeda
義人 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12291793A priority Critical patent/JP3576574B2/ja
Publication of JPH06338019A publication Critical patent/JPH06338019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3576574B2 publication Critical patent/JP3576574B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接イレーズの低減を図ると共に再生出力の
向上を達成可能となす高密度磁気記録に適した磁気ヘッ
ドを提供することを目的とする。 【構成】 磁気ギャップgと平行なギャップ形成面7,
8と、この磁気ギャップ形成面7,8の両端部に該磁気
ギャップgと非平行な第1の傾斜面9,10と第2の傾
斜面11,12を有してなる一対の磁気コア半体5,6
が互いのギャップ形成面7,8を突合わせ、該ギャップ
形成面7,8間に磁気ギャップgを形成してなる磁気ヘ
ッドにおいて、上記磁気ギャップgのトラック幅をT
w、第1の傾斜面9,10とギャップ形成面7,8の垂
線とのなす角度をθS 、第2の傾斜面とギャップ形成面
11,12の垂線とのなす角度をθL としたときに、T
w≦13μm、θS ≦θL 、θS ≦10゜とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ(VTR)等に搭載して有用な磁気ヘッドに関
し、特に高密度磁気記録化を達成するのに有利な磁気ヘ
ッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高密度磁気記録を行うために
は、媒体に記録されているトラックパターンをなるべく
狭くすることが必要となる。その一つの手法として、各
トラック間にガードバンドを設けずに記録を行う,いわ
ゆるガードバンドレス記録方式がある。かかる記録方式
では、ガードバンドが無いことから、その分密に情報信
号を記録することができ、記録密度の向上を図ることが
できる。
【0003】しかし、このガードバンドレス記録方式に
おいては、各トラック間にガードバンドが無いために、
記録時においてトラックずれによって隣のトラックに記
録されている情報信号を消去してしまうという隣接イレ
ーズが問題となる。かかる隣接イレーズは、磁気ギャッ
プの両端縁にそれぞれ形成される傾斜面(トラック幅を
規制する溝の傾斜面)と、これと対向する磁性体とのな
す角度に依存する。
【0004】これを、例えば図4(a)に示すように、
フェライトよりなる磁気コア基板101,102と、こ
の磁気コア基板101,102の突合わせ面に被着され
る金属磁性膜103,104とによって閉磁路を構成
し、その金属磁性膜103,104の突合わせ面間に形
成される磁気ギャップgのトラック幅Twを、該磁気ギ
ャップgの両端縁にそれぞれ形成される傾斜面105,
106及び107,108によって規制してなる磁気ヘ
ッドを例に挙げて説明する。
【0005】上記磁気ヘッドにおいて、これら傾斜面1
05,106及び107,108とギャップ形成面10
9,110の垂線とのなす角度θ(以下、単にトラック
形成溝角度θという。)をそれぞれ30゜とした場合、
図4(a)で示すようにトラック位置が一致したジャス
トトラックのときには、一方の傾斜面105,106上
に成膜される金属磁性膜103a,103bとこれと対
向する他方の磁性体(この場合、傾斜面107,108
上に成膜される金属磁性膜104a,104b)とのな
す角度θZ (以下、単に対向角θZ という。)は120
゜となる。
【0006】一方、トラックずれが生じたときには、図
4(b)に示すように、上記対向角θZ (この場合は、
一方の傾斜面105,108上に成膜される金属磁性膜
103a,104bとギャップ形成面109,110上
に成膜される磁気ギャップgと平行な金属磁性膜103
c,104cとのなす角度)は、ジャストトラックに比
べてその半分である60゜となる。
【0007】ところで、上記対向角θZ と隣接イレーズ
によるトラックパターンの実効消去幅との間には、図6
に示すような関係がある。すなわち、対向角θZ が80
゜以上であれば実効消去幅は小さく隣接イレーズは問題
にならないが、80゜より小さくなると、実効消去幅は
急激に大きくなる傾向を示し、隣接イレーズが問題とな
る。したがって、図4(a)のジャストトラックのとき
には(対向角θZ が120゜であるから)隣接イレーズ
は問題にならないが、トラックずれによって対向角θZ
が60゜となった場合には、隣接イレーズが問題とな
る。
【0008】そこで、隣接イレーズ対策としてトラック
ずれが生じた場合でも上記対向角θ Z が80゜以上とな
るように上記トラック形成溝角度θを小さくすることが
考えられる。例えば、トラック形成溝角度θを8゜とし
た場合には、図5(a)に示すように、その対向角θZ
はジャストトラック時で164゜となり、トラックずれ
が生じた場合でも、その対向角θZ が82゜(対向角θ
Z ≧80゜)となって実効消去幅の低減が図れる。
【0009】また、かかる磁気ヘッドでは、ヘッド作成
時においてトラックずれを起こさないことは非常に困難
であるため、加工歩留りの点より隣接イレーズ対策には
先の磁気ヘッドに比べて有利である。特に、高密度記録
化のためにトラック幅Twが狭トラック化すればする
程、トラック位置合わせが困難になり、トラックずれが
生じ易くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の磁気
ヘッドのようにトラック形成溝角度θを小さくしてしま
うと、隣接イレーズ対策には効果があるが、ギャップ近
傍部におけるフェライトのボリュームが減少するため、
それに伴って再生出力が減少するという問題が発生す
る。実際に、図4に示す磁気ヘッドに比べて、3dBも
の再生出力の低下が見られた。
【0011】そこで本発明は、かかる従来の技術的な課
題に鑑みて提案されたものであって、隣接イレーズの低
減を図ると共に再生出力の向上を達成可能となす高密度
磁気記録に適した磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、磁気ギャップと平行なギャップ形成面
と、この磁気ギャップ形成面の両端部に該磁気ギャップ
と非平行な第1の傾斜面と第2の傾斜面を有してなる一
対の磁気コア半体が互いのギャップ形成面を突合わせ、
該ギャップ形成面間に磁気ギャップを形成してなる磁気
ヘッドにおいて、上記磁気ギャップのトラック幅をT
w、第1の傾斜面とギャップ形成面の垂線とのなす角度
をθS 、第2の傾斜面とギャップ形成面の垂線とのなす
角度をθLとしたときに、Tw≦13μm、θS ≦θ
L 、θS ≦10゜であることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の磁気ヘッドにおいては、トラック形成
溝角度が磁気ギャップの両端部でそれぞれ異なり、しか
もその一方のトラック形成溝角度が小さくなされている
ので、当該磁気ギャップのトラック位置がずれたとして
も対向角は隣接イレーズが問題にならない程度の大きさ
になる、また、一方、トラック形成溝角度に比べて他方
のトラック形成溝角度が大きいので、ギャップ近傍部の
フェライトのボリュームが確保され再生出力の低下が抑
制される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例の磁
気ヘッドは、図1に示すように、フェライトよりなる磁
気コア基板1,2とこの磁気コア基板1,2の突合わせ
面にそれぞれ被着形成される金属磁性膜3,4とからな
る一対の磁気コア半体5,6とによって閉磁路が構成さ
れ、その金属磁性膜3,4の突合わせ面間に記録再生ギ
ャップとして動作するアジマスを有した磁気ギャップg
が形成されてなっている。
【0015】上記磁気コア基板1,2は、例えばフェラ
イト等の酸化物磁性材料からなり、主コアとして機能す
るコア断面積の少ない金属磁性膜3,4をバックアップ
する補助コアとして機能するようになっている。つま
り、金属磁性膜3,4のコア断面積が少ない分、この磁
気コア基板1,2のコアボリュームによって再生出力の
劣化を防止するようになっている。
【0016】また、この磁気コア基板1,2において
は、その突合わせ面側の形状が平面略台形状として形成
されている。すなわち、この磁気コア基板1,2の突合
わせ面側は、上記磁気ギャップgと平行なギャップ形成
面7,8と、このギャップ形成面7,8の両端部に上記
磁気ギャップgと非平行な第1の傾斜面9,10と第2
の傾斜面11,12とによって平面略台形状となされて
いる。
【0017】なお、一方の磁気コア基板1の突合わせ面
には、コイルを巻装させるための巻線溝13が断面略コ
字状をなす溝としてコア厚方向に貫通して設けられてい
る。
【0018】一方、金属磁性膜3,4は、上記磁気コア
基板1,2の突合わせ面に、フロント側よりバック側に
亘って被着形成されている。すなわち、上記金属磁性膜
3,4は、上記磁気コア基板1,2のギャップ形成面
7,8上及びこの両端縁側に設けられる第1の傾斜面
9,10と第2の傾斜面11,12上にそのフロント側
よりバック側に亘って連続した膜(但し、巻線溝13部
分は除く。)として形成されている。
【0019】上記金属磁性膜3,4には、高い飽和磁束
密度を有し、且つ軟磁気特性に優れた強磁性材料が使用
されるが、かかる強磁性材料としては従来から公知のも
のがいずれも使用でき、結晶質,非結晶質を問わない。
【0020】例示するならば、Fe−Al−Si系合
金、Fe−Al系合金、Fe−Si−Co系合金、Fe
−Ni系合金、Fe−Si−Co系合金、Fe−Ni系
合金、Fe−Al−Ge系合金、Fe−Ga−Ge系合
金、Fe−Si−Ge系合金、Fe−Co−Si−Al
系合金等の強磁性金属材料、或いはFe−Ga−Si系
合金、さらには上記Fe−Ga−Si系合金の耐蝕性や
耐摩耗性の一層の向上を図るために、Fe,Ga,Co
(Feの一部をCoで置換したものを含む。),Siを
基本組成とする合金に、Ti,Cr,Mn,Zr,N
b,Mo,Ta,W,Ru,Os,Rh,Ir,Re,
Ni,Pb,Pt,Hf,Vの少なくとも1種を添加し
たものであってもよい。
【0021】また、強磁性非晶質金属合金、いわゆるア
モルファス合金(例えば、Fe,Ni,Coの1つ以上
の元素とP,C,B,Siの1つ以上の元素とからなる
合金、またはこれを主成分としAl,Ge,Be,S
n,In,Mo,W,Ti,Mn,Cr,Zr,Hf,
Nb等を含んだ合金等のメタル−メタロイド系アモルフ
ァス合金、或いはCo,Hf,Zr等の遷移元素や希土
類元素等を主成分とするメタル−メタル系アモルファス
合金)等も使用される。
【0022】これら金属磁性膜3,4の成膜方法として
は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法、クラスター・イオンビーム法等に代表される真
空薄膜形成技術がいずれも採用される。
【0023】また、上記金属磁性膜3,4は、前記強磁
性合金材料の単層膜であってもよいが、例えばSiO
2 ,Ta23 ,ZrO2 ,Si34 等の絶縁膜を介
して何層にも積層した積層膜とするようにしてもよい。
積層膜とすることにより、高周波数領域での渦電流の損
失を回避することができる。
【0024】そして、上記のように構成された一対の磁
気コア半体5,6は、ギャップ形成面7,8上に成膜さ
れた金属磁性膜3,4同士をトラック位置合わせしなが
ら突合わせ、該磁気ギャップgの両端縁に形成される第
1の傾斜面9,10と第2の傾斜面11,12の対向部
分に融着ガラス14を充填させることによって接合一体
化され、その金属磁性膜3,4間に磁気ギャップgを形
成するようになっている。このときの磁気ギャップgの
トラック幅Twは、高密度磁気記録を目的として、13
ミクロン以下となされている。なお、第1の傾斜面9,
10と第2の傾斜面11,12の対向部分に充填される
融着ガラス14は、磁気記録媒体に対する当たりを確保
するようになっている。
【0025】そして特に、本実施例の磁気ヘッドにおい
ては、ギャップ近傍部のフェライトのボリュームを確保
すると共に、ギャップずれによる隣接イレーズの低減を
図ることを目的として、上記磁気コア基板1,2の突合
わせ面側に形成される第1の傾斜面9,10と第2の傾
斜面11,12の傾斜角度を異なるものとし、さらに各
磁気コア半体5,6の第1の傾斜面9,10に対して第
2の傾斜面11,12がそれぞれ相対向するようになさ
れている。
【0026】すなわち、図2に磁気記録媒体摺動面を拡
大して示すように、第1の傾斜面9,10とギャップ形
成面7,8の垂線とのなす角度をθS (以下、単にトラ
ック形成溝角度θS )、第2の傾斜面11,12とギャ
ップ形成面7,8とのなす角度をθL とした場合、θS
≦θL なる関係とされている。
【0027】また、上記第1の傾斜面9,10側のトラ
ック形成溝角度θS は、トラックずれによるトラックパ
ターンの実効消去幅の低減を目的として10゜以下(θ
S ≦10゜)とされている。一方、第2の傾斜面11,
12側のトラック形成溝角度θL は、隣接トラックのク
ロストークの問題より、θL <90゜−2×アジマス角
とされている。
【0028】本実施例では、θS を8゜とし、また、磁
気ギャップgのアジマス角を20゜とするのでθL は3
0゜(<50゜)となる。
【0029】したがって、この磁気ヘッドでは、図2に
示すトラック位置が一致したジャストトラックのときに
は、一方の磁気コア半体6の第1の傾斜面9及び第2の
傾斜面11上に成膜される金属磁性膜4b,4cと、こ
れと対向する他の磁性体(この例では、他方の磁気コア
半体5の第1の傾斜面10と第2の傾斜面12上に成膜
される金属磁性膜3b,3c)とのなす角度θZ (以
下、単に対向角θZ という。)は142゜となる。
【0030】また、この磁気ヘッドでは、図3に示すよ
うに、一方の磁気コア半体6が他方の磁気コア半体5に
対して図中上方にずれた場合には、各磁気コア半体5,
6の第1の傾斜面9,10上に成膜される金属磁性膜3
b,4cと、これと対向する他の磁性体(この例では、
ギャップ形成面7,8上に成膜される金属磁性膜3a,
4a)とのなす角度、すなわち対向角θZ が82゜(対
向角θZ ≧80゜)となる。このように、かかる磁気ヘ
ッドでは、トラックずれが生じた場合でも上記対向角が
θZ ≧80゜となるから、トラックパターンの実効消去
幅の低減を図ることができる。
【0031】そしてさらに、この磁気ヘッドでは、第1
の傾斜面9,10側のトラック形成溝角度θS が10゜
以下と小さいが、その分これと反対側の第2の傾斜面1
1,12側のトラック形成溝角度θL が30゜と大きい
ので、この第2の傾斜面側11,12のコアにより、ギ
ャップ部におけるフェライトのコア断面積を確保するこ
とができる。したがって、フェライトコアのボリューム
により、再生出力の減少を抑制することができる。例え
ば、その再生出力は、図4に示す磁気ヘッド(ギャップ
両側のトラック形成溝角度θS が共に30゜であるヘッ
ド)に比べて−0.5dB程度低下するにすぎない。特
に、トラック幅Twが13μm以下と非常に狭い場合に
は、隣接イレーズの問題がクローズアップするが、かか
るヘッドの場合では、隣接イレーズの低減が図れること
から、高密度記録化に有利である。
【0032】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明したが、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、先の例で
は、金属磁性膜を主コアとしたが、かかる膜を磁気コア
基板に成膜せずに、フェライトコアのみによって閉磁路
を構成した磁気ヘッドとしてもよい。もちろん、この場
合のヘッドでも先の磁気ヘッドと同様の作用効果が得ら
れる。
【0033】また、上記第1の傾斜面及び第2の傾斜面
が曲線形状の場合には、磁気ギャップのエッジ部におけ
る接線が、前述のθS ≦θL 、θS ≦10゜なる関係を
満たせば、先の実施例における磁気ヘッドと同様の作用
効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッドにおいては、トラック形成溝角度を磁気
ギャップの両端部でそれぞれ異なるようにしているの
で、磁気ギャップのトラック位置がずれたとしても、ギ
ャップ近傍における隣接イレーズを抑制することがで
き、且つ当該ギャップ近傍部のフェライトのボリューム
の確保により再生出力の低下を防止できる。したがっ
て、本発明の磁気ヘッドによれば、狭トラック化した場
合でも、磁気記録媒体に対して情報信号を密に書き込む
ことができ、高密度磁気記録化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気ヘッドの一例を示す斜視
図である。
【図2】本発明の磁気ヘッドにおける磁気記録媒体摺動
面部分を拡大して示す平面図である。
【図3】本発明の磁気ヘッドにおいて、トラックずれが
生じた状態の磁気記録媒体摺動面部分を拡大して示す平
面図である。
【図4】磁気ギャップの両側におけるトラック形成溝角
度が30゜のときの磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面部
分を拡大して示す平面図であり、(a)はジャストトラ
ック状態、(b)はトラックずれ状態を示す。
【図5】磁気ギャップの両側におけるトラック形成溝角
度が8 ゜のときの磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面部
分を拡大して示す平面図であり、(a)はジャストトラ
ック状態、(b)はトラックずれ状態を示す。
【図6】対向角と実効消去幅の関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】 1,2・・・磁気コア基板 3,4・・・金属磁性膜 5,6・・・磁気コア半体 7,8・・・ギャップ形成面 9,10・・・第1の傾斜面 11,12・・・第2の傾斜面 13・・・巻線溝 14・・・融着ガラス θZ ・・・対向角 θS ・・・トラック形成溝角度 θL ・・・トラック形成溝角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 伸司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 斎藤 正 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小形 誠一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池田 義人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップと平行なギャップ形成面
    と、この磁気ギャップ形成面の両端部に該磁気ギャップ
    と非平行な第1の傾斜面と第2の傾斜面を有してなる一
    対の磁気コア半体が互いのギャップ形成面を突合わせ、
    該ギャップ形成面間に磁気ギャップを形成してなる磁気
    ヘッドにおいて、 上記磁気ギャップのトラック幅をTw、第1の傾斜面と
    ギャップ形成面の垂線とのなす角度をθS、第2の傾斜
    面とギャップ形成面の垂線とのなす角度をθLとしたと
    きに、Tw≦13μm、θS ≦θL 、θS ≦10゜であ
    ることを特徴とする磁気ヘッド。
JP12291793A 1993-05-25 1993-05-25 磁気ヘッド Expired - Fee Related JP3576574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12291793A JP3576574B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12291793A JP3576574B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 磁気ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06338019A true JPH06338019A (ja) 1994-12-06
JP3576574B2 JP3576574B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=14847803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12291793A Expired - Fee Related JP3576574B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 磁気ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3576574B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3576574B2 (ja) 2004-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6341127B2 (ja)
JPH10320720A (ja) 垂直記録用磁気ヘッド
US5276575A (en) Magnetic head having a notched magnetic core portion with a zero depth position offset
US4805058A (en) Magnetic erasing head
JPH06338019A (ja) 磁気ヘッド
JPH08115507A (ja) 磁気ヘッド
KR100229243B1 (ko) 자기헤드
US6510023B1 (en) Magnetic head for high coercive force magnetic recording medium
JP3539073B2 (ja) 磁気ヘッド
JPS6381617A (ja) 垂直記録用単磁極型磁気ヘツド
JP2550661B2 (ja) 複合磁気ヘッド
JPH06338021A (ja) 磁気ヘッド
JPS6220606B2 (ja)
CA2007688A1 (en) Magnetic head
JPH05101321A (ja) 磁気ヘツド
JPH0636221A (ja) 磁気ヘッドとその製造方法
JPH103606A (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JPS6240606A (ja) 磁気消去ヘツド
JPH06223314A (ja) 磁気ヘッド
JPH076320A (ja) 磁気ヘッド
JPH0279205A (ja) 磁気ヘッド
JPH06111230A (ja) 磁気ヘッド
JPS62132206A (ja) 磁気消去ヘツド
JPH07220227A (ja) 磁気ヘッド
JPH0448402A (ja) 磁気記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040708

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees