JPH06337982A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH06337982A JPH06337982A JP12595993A JP12595993A JPH06337982A JP H06337982 A JPH06337982 A JP H06337982A JP 12595993 A JP12595993 A JP 12595993A JP 12595993 A JP12595993 A JP 12595993A JP H06337982 A JPH06337982 A JP H06337982A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- switching
- heating
- temperature
- pattern
- Prior art date
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却・加温の切り替えを自動的且つ適正に行
える自動販売機を提供すること。 【構成】 複数の庫室を個別に冷却または加温可能な冷
却・加温手段を備えた自動販売機に、冷却・加温手段を
冷却と加温の何れか一方に切り替える切替リレー21A
〜21Cと、冷却・加温の切替時期と冷却・加温パター
ンを設定するための入力器23と、切替時期及び冷却・
加温パターンを記憶する記憶手段と、現在の日付けに対
応する日付信号を送出する計時回路22と、計時回路2
2からの日付信号に基づき設定切替時期に達した際に設
定冷却・加温パターンに対応した切替信号を冷却・加温
切替手段に送出する切替制御手段を設けているので、予
め設定された切替時期に達した際に各庫室の冷却・加温
を所定の冷却・加温パターンに自動的に切り替えること
ができる。
える自動販売機を提供すること。 【構成】 複数の庫室を個別に冷却または加温可能な冷
却・加温手段を備えた自動販売機に、冷却・加温手段を
冷却と加温の何れか一方に切り替える切替リレー21A
〜21Cと、冷却・加温の切替時期と冷却・加温パター
ンを設定するための入力器23と、切替時期及び冷却・
加温パターンを記憶する記憶手段と、現在の日付けに対
応する日付信号を送出する計時回路22と、計時回路2
2からの日付信号に基づき設定切替時期に達した際に設
定冷却・加温パターンに対応した切替信号を冷却・加温
切替手段に送出する切替制御手段を設けているので、予
め設定された切替時期に達した際に各庫室の冷却・加温
を所定の冷却・加温パターンに自動的に切り替えること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却商品と加温商品の
同時販売を可能とした自動販売機に関するものである。
同時販売を可能とした自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機は、図5に示すよう
に自販機本体1内の左右に設けられた3つの庫室2A〜
2Cに冷却用の蒸発器3A〜3Cと加温用の電熱ヒータ
4A〜4Cと冷・温風循環用のファン5A〜5Cを夫々
有している。図示を省略したが各庫室2A〜2Cには飲
料缶等の商品を種類別に収容するサーペンタイン式ラッ
クが適宜数設けられ、収容商品は各庫室単位で冷却また
は加温される。
に自販機本体1内の左右に設けられた3つの庫室2A〜
2Cに冷却用の蒸発器3A〜3Cと加温用の電熱ヒータ
4A〜4Cと冷・温風循環用のファン5A〜5Cを夫々
有している。図示を省略したが各庫室2A〜2Cには飲
料缶等の商品を種類別に収容するサーペンタイン式ラッ
クが適宜数設けられ、収容商品は各庫室単位で冷却また
は加温される。
【0003】ここで、上記自動販売機に使用されている
冷却・加温切替回路と冷却回路について図6及び図7を
参照して説明する。
冷却・加温切替回路と冷却回路について図6及び図7を
参照して説明する。
【0004】図6において6は交流商用電源、7A〜7
Cは電源6に可動接点側を接続された手動式の切替スイ
ッチで、該切替スイッチ7A〜7Cは各庫室2A〜2C
に対応して庫室下部或いは前面扉側に配置されている。
8A〜8Cは各切替スイッチの一方の切替接点側に接続
された加温用サーモスタットで、該サーモスタット8A
〜8Cには上記の電熱ヒータ4A〜4Cが夫々接続され
ている。9A〜9Cは各切替スイッチの他方の切替接点
側に接続された冷却用サーモスタットで、該サーモスタ
ット9A〜9Cには冷却回路の電磁弁10A〜10Cと
圧縮機11が夫々接続されている。
Cは電源6に可動接点側を接続された手動式の切替スイ
ッチで、該切替スイッチ7A〜7Cは各庫室2A〜2C
に対応して庫室下部或いは前面扉側に配置されている。
8A〜8Cは各切替スイッチの一方の切替接点側に接続
された加温用サーモスタットで、該サーモスタット8A
〜8Cには上記の電熱ヒータ4A〜4Cが夫々接続され
ている。9A〜9Cは各切替スイッチの他方の切替接点
側に接続された冷却用サーモスタットで、該サーモスタ
ット9A〜9Cには冷却回路の電磁弁10A〜10Cと
圧縮機11が夫々接続されている。
【0005】図7において11は圧縮機で、該圧縮機1
1の吐出側には凝縮器15が接続され、該凝縮器15の
出口側には分流器12を介して上記の電磁弁10A〜1
0Cとキャピラリ等の膨張手段13A〜13Cと上記の
蒸発器3A〜3Cが順に接続されている。蒸発器3A〜
3Cの出口側は合流器14を介して圧縮機11の吸入側
に接続されている。電磁弁10A〜10Cは常閉のもの
で給電によって開放し冷媒の流れを許容する。尚、図7
には先に述べた冷・温風循環用のファン5A〜5Cの図
示を省略してあるが、これらファン5A〜5Cは電熱ヒ
ータ4A〜4Cまたは蒸発器3A〜3Cの夫々と同期し
て作動するように組み込まれている。また、凝縮器15
には図5に示すようにファン16が対向配置されてい
る。
1の吐出側には凝縮器15が接続され、該凝縮器15の
出口側には分流器12を介して上記の電磁弁10A〜1
0Cとキャピラリ等の膨張手段13A〜13Cと上記の
蒸発器3A〜3Cが順に接続されている。蒸発器3A〜
3Cの出口側は合流器14を介して圧縮機11の吸入側
に接続されている。電磁弁10A〜10Cは常閉のもの
で給電によって開放し冷媒の流れを許容する。尚、図7
には先に述べた冷・温風循環用のファン5A〜5Cの図
示を省略してあるが、これらファン5A〜5Cは電熱ヒ
ータ4A〜4Cまたは蒸発器3A〜3Cの夫々と同期し
て作動するように組み込まれている。また、凝縮器15
には図5に示すようにファン16が対向配置されてい
る。
【0006】各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切り替え
は冷却・加温切替回路の切替スイッチ7A〜7Cによっ
て行われる。
は冷却・加温切替回路の切替スイッチ7A〜7Cによっ
て行われる。
【0007】例えば、各庫室2A〜2Cの夫々に対応す
る切替スイッチ7A〜7Cを電熱ヒータ側に切り替えた
状態では、夫々の加温用サーモスタット8A〜8CのO
N作動に基づいて電熱ヒータ4A〜4Cに電流が流れ、
同期して作動するファン5A〜5Cにより温風が循環さ
れて庫室2A〜2Cの収容商品が夫々加温される。加温
用サーモスタット8A〜8Cは上限温度に達した際にO
FF作動するので、庫室2A〜2Cの収容商品は所定の
加温状態で維持される。
る切替スイッチ7A〜7Cを電熱ヒータ側に切り替えた
状態では、夫々の加温用サーモスタット8A〜8CのO
N作動に基づいて電熱ヒータ4A〜4Cに電流が流れ、
同期して作動するファン5A〜5Cにより温風が循環さ
れて庫室2A〜2Cの収容商品が夫々加温される。加温
用サーモスタット8A〜8Cは上限温度に達した際にO
FF作動するので、庫室2A〜2Cの収容商品は所定の
加温状態で維持される。
【0008】一方、切替スイッチ7A〜7Cを圧縮機側
に切り替えた状態では、夫々の冷却用サーモスタット9
A〜9CのON作動に基づいて電磁弁10A〜10Cと
圧縮機11に電流が流れ、同期して作動するファン5A
〜5Cにより冷風が循環されて庫室2A〜2Cの収容商
品が夫々冷却される。冷却用サーモスタット9A〜9C
は下限温度に達した際にOFF作動するので、庫室2A
〜2Cの収容商品は所定の冷却状態で維持されることに
なる。
に切り替えた状態では、夫々の冷却用サーモスタット9
A〜9CのON作動に基づいて電磁弁10A〜10Cと
圧縮機11に電流が流れ、同期して作動するファン5A
〜5Cにより冷風が循環されて庫室2A〜2Cの収容商
品が夫々冷却される。冷却用サーモスタット9A〜9C
は下限温度に達した際にOFF作動するので、庫室2A
〜2Cの収容商品は所定の冷却状態で維持されることに
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の自
動販売機における冷却・加温のパターン切替は、季節変
化に伴う消費者要望に応じられるように、地域別に定め
た期日に基いて1年当たり複数回、例えば春夏秋冬に合
わせて4回程度実施されている。
動販売機における冷却・加温のパターン切替は、季節変
化に伴う消費者要望に応じられるように、地域別に定め
た期日に基いて1年当たり複数回、例えば春夏秋冬に合
わせて4回程度実施されている。
【0010】しかし、上記従来の自動販売機では、上記
の切替作業を各庫室に対応する手動式切替スイッチによ
って行わなければならないため、同作業を行うオペレー
タへの労働負担が極めて大きく、多数の自動販売機が散
在する現状では同作業を指定期日で一括実施することが
難しい難点がある。
の切替作業を各庫室に対応する手動式切替スイッチによ
って行わなければならないため、同作業を行うオペレー
タへの労働負担が極めて大きく、多数の自動販売機が散
在する現状では同作業を指定期日で一括実施することが
難しい難点がある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、冷却・加温の切り替えを
自動的且つ適正に行える自動販売機を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、冷却・加温の切り替えを
自動的且つ適正に行える自動販売機を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、複数の庫室を個別に冷却または加温
可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、切替信号
により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れか一方に
切り替える冷却・加温切替手段と、冷却・加温の切替時
期と冷却・加温パターンを設定するための入力手段と、
切替時期及び冷却・加温パターンを記憶する記憶手段
と、現在の日付けに対応する日付信号を送出する計時手
段と、計時手段からの日付信号に基づき設定切替時期に
達した際に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号
を冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設け
ている。
め、請求項1では、複数の庫室を個別に冷却または加温
可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、切替信号
により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れか一方に
切り替える冷却・加温切替手段と、冷却・加温の切替時
期と冷却・加温パターンを設定するための入力手段と、
切替時期及び冷却・加温パターンを記憶する記憶手段
と、現在の日付けに対応する日付信号を送出する計時手
段と、計時手段からの日付信号に基づき設定切替時期に
達した際に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号
を冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設け
ている。
【0013】請求項2では、複数の庫室を個別に冷却ま
たは加温可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、
切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、冷却・加温
の切替温度と冷却・加温パターンを設定するための入力
手段と、切替温度及び冷却・加温パターンを記憶する記
憶手段と、外気温度を検出し送出する温度検出手段と、
温度検出手段からの検出信号に基づき設定切替温度に達
した際に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号を
冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設けて
いる。
たは加温可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、
切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、冷却・加温
の切替温度と冷却・加温パターンを設定するための入力
手段と、切替温度及び冷却・加温パターンを記憶する記
憶手段と、外気温度を検出し送出する温度検出手段と、
温度検出手段からの検出信号に基づき設定切替温度に達
した際に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号を
冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設けて
いる。
【0014】請求項3では、複数の庫室を個別に冷却ま
たは加温可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、
切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、冷却・加温
の切替時期・温度と冷却・加温パターンを設定するため
の入力手段と、切替時期・温度及び冷却・加温パターン
を記憶する記憶手段と、現在の日付けに対応する日付信
号を送出する計時手段と、外気温度を検出し送出する温
度検出手段と、計時手段からの日付信号及び温度検出手
段からの検出信号に基づき設定切替時期以降で設定切替
温度に達した際に設定冷却・加温パターンに対応した切
替信号を冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段と
を設けている。
たは加温可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、
切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、冷却・加温
の切替時期・温度と冷却・加温パターンを設定するため
の入力手段と、切替時期・温度及び冷却・加温パターン
を記憶する記憶手段と、現在の日付けに対応する日付信
号を送出する計時手段と、外気温度を検出し送出する温
度検出手段と、計時手段からの日付信号及び温度検出手
段からの検出信号に基づき設定切替時期以降で設定切替
温度に達した際に設定冷却・加温パターンに対応した切
替信号を冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段と
を設けている。
【0015】請求項4では、複数の庫室を個別に冷却ま
たは加温可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、
切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、販売数減少
判断の基準率を設定するための入力手段と、庫室別の販
売数を検出する販売数検出手段と、販売数検出手段の検
出信号に基づき設定基準率以上の減少が現れた庫室を冷
却から加温或いは加温から冷却に切り替える切替信号を
冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設けて
いる。
たは加温可能な冷却・加温手段を備えた自動販売機に、
切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、販売数減少
判断の基準率を設定するための入力手段と、庫室別の販
売数を検出する販売数検出手段と、販売数検出手段の検
出信号に基づき設定基準率以上の減少が現れた庫室を冷
却から加温或いは加温から冷却に切り替える切替信号を
冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設けて
いる。
【0016】
【作用】請求項1の自動販売機では、予め設定された切
替時期に達すると、該切替時期と共に設定された冷却・
加温パターンに従って冷却・加温切替手段が作動され各
庫室の冷却・加温が自動的に切り替えられる。
替時期に達すると、該切替時期と共に設定された冷却・
加温パターンに従って冷却・加温切替手段が作動され各
庫室の冷却・加温が自動的に切り替えられる。
【0017】請求項2の自動販売機では、予め設定され
た切替温度に達すると、該切替温度と共に設定された冷
却・加温パターンに従って冷却・加温切替手段が作動さ
れ各庫室の冷却・加温が自動的に切り替えられる。
た切替温度に達すると、該切替温度と共に設定された冷
却・加温パターンに従って冷却・加温切替手段が作動さ
れ各庫室の冷却・加温が自動的に切り替えられる。
【0018】請求項3の自動販売機では、予め設定され
た切替時期以降で設定切替温度に達すると、これらと共
に設定された冷却・加温パターンに従って冷却・加温切
替手段が作動され各庫室の冷却・加温が自動的に切り替
えられる。
た切替時期以降で設定切替温度に達すると、これらと共
に設定された冷却・加温パターンに従って冷却・加温切
替手段が作動され各庫室の冷却・加温が自動的に切り替
えられる。
【0019】請求項4の自動販売機では、庫室に収容さ
れた商品の販売数に予め設定した基準率以上の減少が現
れると、該庫室が冷却から加温或いは加温から冷却に自
動的に切り替えられる。
れた商品の販売数に予め設定した基準率以上の減少が現
れると、該庫室が冷却から加温或いは加温から冷却に自
動的に切り替えられる。
【0020】
【実施例】図1乃至図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は冷却・加温切替回路図、図2は冷却・加温
の切替時期及びパターンを示す図、図3は切替時期及び
冷却・加温パターン設定のフローチャート、図4はパタ
ーン切替のフローチャートである。
ので、図1は冷却・加温切替回路図、図2は冷却・加温
の切替時期及びパターンを示す図、図3は切替時期及び
冷却・加温パターン設定のフローチャート、図4はパタ
ーン切替のフローチャートである。
【0021】尚、本第1実施例における自動販売機の内
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図1には図6と
構成を同じくする部分に同一符号を用いてある。
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図1には図6と
構成を同じくする部分に同一符号を用いてある。
【0022】図1において4A〜4Cは電熱ヒータ、6
は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタット、
9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10Cは
電磁弁、11は圧縮機である。
は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタット、
9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10Cは
電磁弁、11は圧縮機である。
【0023】21A〜21Cは電磁式の切替リレーで、
加温用サーモスタット8A〜8C及び冷却用サーモスタ
ット9A〜9Cの前段夫々に配置されており、後述する
リレー駆動回路26からの切替信号により電源6を対を
成す加温・冷却用サーモスタットの何れか一方に接続で
きる。
加温用サーモスタット8A〜8C及び冷却用サーモスタ
ット9A〜9Cの前段夫々に配置されており、後述する
リレー駆動回路26からの切替信号により電源6を対を
成す加温・冷却用サーモスタットの何れか一方に接続で
きる。
【0024】22は複数年に及ぶカレンダーを内蔵し現
在の日付け(月日)に対応する日付信号を日付け変更の
度に送出する計時回路、23は切替時期(月日)と冷却
・加温パターンの入力を行うためのテンキー等の入力
器、24はLCD等の表示器である。
在の日付け(月日)に対応する日付信号を日付け変更の
度に送出する計時回路、23は切替時期(月日)と冷却
・加温パターンの入力を行うためのテンキー等の入力
器、24はLCD等の表示器である。
【0025】25はCPU及びメモリ等を備えたマイク
ロコンピュータ構成の制御回路で、後述する切替時期及
び冷却・加温パターン設定に係るプログラムとパターン
切替に係るプログラムをメモリに格納している。26は
リレー駆動回路で、制御回路25からの制御信号に基づ
いて上記切替リレー21A〜21Cに切替信号を送出す
る。
ロコンピュータ構成の制御回路で、後述する切替時期及
び冷却・加温パターン設定に係るプログラムとパターン
切替に係るプログラムをメモリに格納している。26は
リレー駆動回路で、制御回路25からの制御信号に基づ
いて上記切替リレー21A〜21Cに切替信号を送出す
る。
【0026】ここで、切替時期と冷却・加温パターンの
設定手順について図3を参照して説明する。尚、図2は
設定後の切替時期と冷却・加温パターンの一例を示すも
のでこれらは制御回路25のメモリに記憶される。
設定手順について図3を参照して説明する。尚、図2は
設定後の切替時期と冷却・加温パターンの一例を示すも
のでこれらは制御回路25のメモリに記憶される。
【0027】図3に示すように起動後は「1:設定・変
更,2:確認 *所望の番号を入力して下さい*」を表
示器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所
望の番号をキー入力する(図3のS1,S2)。
更,2:確認 *所望の番号を入力して下さい*」を表
示器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所
望の番号をキー入力する(図3のS1,S2)。
【0028】設定或いは変更に際して上記のS2で1の
キーが押された場合は「1:春,2:夏,3:秋,4:
冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器24に
表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号を
キー入力する(図3のS3〜S5)。
キーが押された場合は「1:春,2:夏,3:秋,4:
冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器24に
表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号を
キー入力する(図3のS3〜S5)。
【0029】1〜4のうち例えば1のキーが押された後
は「*切替月日を4桁で入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて切替月日
が例えば4月20日のときは0420をキー入力する
(図3のS6,S7)。既に切替期日が設定されている
場合にはこの期日を同時に表示しておくとよい。
は「*切替月日を4桁で入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて切替月日
が例えば4月20日のときは0420をキー入力する
(図3のS6,S7)。既に切替期日が設定されている
場合にはこの期日を同時に表示しておくとよい。
【0030】切替期日が入力された後は「1:冷却,
2:加温 *冷却・加温パターンを庫室左側から順に入
力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレータは
この表示に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷却・
冷却・加温のときは112をキー入力する(図3のS
8,S9)。既に冷却・加温パターンが設定されている
場合にはこのパターンを同時に表示しておくとよい。
2:加温 *冷却・加温パターンを庫室左側から順に入
力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレータは
この表示に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷却・
冷却・加温のときは112をキー入力する(図3のS
8,S9)。既に冷却・加温パターンが設定されている
場合にはこのパターンを同時に表示しておくとよい。
【0031】冷却・加温パターンが入力された後は
「1:設定続行,2:設定完了 *所定の番号を入力し
て下さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの
表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図3のS1
0,S11)。1のキーが押された場合はS4に戻り上
記と同手順で他の切替期日及び冷却・加温パターンの設
定を行い、また2のキーが押された場合にはS1に戻る
(図3のS12)。
「1:設定続行,2:設定完了 *所定の番号を入力し
て下さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの
表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図3のS1
0,S11)。1のキーが押された場合はS4に戻り上
記と同手順で他の切替期日及び冷却・加温パターンの設
定を行い、また2のキーが押された場合にはS1に戻る
(図3のS12)。
【0032】一方、設定内容の確認に際して上記S2で
2のキーが押された場合は「1:春,2:夏,3:秋,
4:冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番
号をキー入力する(図3のS13,S14)。
2のキーが押された場合は「1:春,2:夏,3:秋,
4:冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番
号をキー入力する(図3のS13,S14)。
【0033】1〜4のうち例えば1が押された場合は
「春:切替時期は4月20日,パターンは冷却・冷却・
加温」と「1:確認続行,2:確認完了 *所定の番号
を入力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレー
タはこの表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図
3のS15,S16)。1のキーが押された場合はS1
3に戻り上記と同手順で他の切替期日及び冷却・加温パ
ターンの確認を行い、また2のキーが押された場合には
S1に戻る(図3のS17)。
「春:切替時期は4月20日,パターンは冷却・冷却・
加温」と「1:確認続行,2:確認完了 *所定の番号
を入力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレー
タはこの表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図
3のS15,S16)。1のキーが押された場合はS1
3に戻り上記と同手順で他の切替期日及び冷却・加温パ
ターンの確認を行い、また2のキーが押された場合には
S1に戻る(図3のS17)。
【0034】次に、自動販売機における冷却・加温のパ
ターン切替手順について図4を参照して説明する。本第
1実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切り
替えは、予め設定された切替時期及び冷却・加温パター
ン(図2参照)に基づいて自動的に行われる。
ターン切替手順について図4を参照して説明する。本第
1実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切り
替えは、予め設定された切替時期及び冷却・加温パター
ン(図2参照)に基づいて自動的に行われる。
【0035】図4に示すように起動後に計時回路22か
ら日付け(月日)に対応する日付信号が制御回路25に
出力されると、設定された全ての切替時期(4月20
日,5月20日,10月20日,11月20日)がメモ
リから読み込まれ、同信号が4つの切替期日の何れに該
当するか判断される(図4のS1〜S6)。
ら日付け(月日)に対応する日付信号が制御回路25に
出力されると、設定された全ての切替時期(4月20
日,5月20日,10月20日,11月20日)がメモ
リから読み込まれ、同信号が4つの切替期日の何れに該
当するか判断される(図4のS1〜S6)。
【0036】日付信号が4月20日(4月20日〜5月
19日)に該当する場合には、4月20日に対応して設
定された冷却・加温パターン(冷却・冷却・加温)がメ
モリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通じて切替
リレー21A,21Bが冷却用サーモスタット9A,9
B側に、切替リレー21Cが加温用サーモスタット8C
側に夫々切り替えられる(図4のS7,S8)。これに
より、電磁弁10A,10Bと圧縮機11に電流が流
れ、蒸発器14A,14Bに冷媒が流れて冷風循環によ
り庫室2A,2Bの収容商品が冷却されると共に、電熱
ヒータ4Cに電流が流れて温風循環により庫室2Cの収
容商品が加温される。
19日)に該当する場合には、4月20日に対応して設
定された冷却・加温パターン(冷却・冷却・加温)がメ
モリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通じて切替
リレー21A,21Bが冷却用サーモスタット9A,9
B側に、切替リレー21Cが加温用サーモスタット8C
側に夫々切り替えられる(図4のS7,S8)。これに
より、電磁弁10A,10Bと圧縮機11に電流が流
れ、蒸発器14A,14Bに冷媒が流れて冷風循環によ
り庫室2A,2Bの収容商品が冷却されると共に、電熱
ヒータ4Cに電流が流れて温風循環により庫室2Cの収
容商品が加温される。
【0037】日付信号が5月20日(5月20日〜10
月19日)に該当する場合には、5月20日に対応して
設定された冷却・加温パターン(冷却・冷却・冷却)が
メモリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通じて全
ての切替リレー21A〜21Cが冷却用サーモスタット
9A〜9C側に夫々切り替えられる(図4のS9,S1
0)。これにより、電磁弁10A〜10Cと圧縮機11
に電流が流れ、蒸発器14A〜14Cに冷媒が流れて冷
風循環により庫室2A〜2Cの収容商品が冷却される。
月19日)に該当する場合には、5月20日に対応して
設定された冷却・加温パターン(冷却・冷却・冷却)が
メモリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通じて全
ての切替リレー21A〜21Cが冷却用サーモスタット
9A〜9C側に夫々切り替えられる(図4のS9,S1
0)。これにより、電磁弁10A〜10Cと圧縮機11
に電流が流れ、蒸発器14A〜14Cに冷媒が流れて冷
風循環により庫室2A〜2Cの収容商品が冷却される。
【0038】日付信号が10月20日(10月20日〜
11月19日)に該当する場合には、10月20日に対
応して設定された冷却・加温パターン(冷却・加温・冷
却)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通
じて切替リレー21A,21Cが冷却用サーモスタット
9A,9C側に、切替リレー21Bが加温用サーモスタ
ット8側に夫々切り替えられる(図4のS11,S1
2)。これにより、電磁弁10A,10Cと圧縮機11
に電流が流れ、蒸発器14A,14Cに冷媒が流れて冷
風循環により庫室2A,2Cの収容商品が冷却されると
共に、電熱ヒータ4Bに電流が流れて温風循環により庫
室2Bの収容商品が加温される。
11月19日)に該当する場合には、10月20日に対
応して設定された冷却・加温パターン(冷却・加温・冷
却)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通
じて切替リレー21A,21Cが冷却用サーモスタット
9A,9C側に、切替リレー21Bが加温用サーモスタ
ット8側に夫々切り替えられる(図4のS11,S1
2)。これにより、電磁弁10A,10Cと圧縮機11
に電流が流れ、蒸発器14A,14Cに冷媒が流れて冷
風循環により庫室2A,2Cの収容商品が冷却されると
共に、電熱ヒータ4Bに電流が流れて温風循環により庫
室2Bの収容商品が加温される。
【0039】日付信号が11月20日(11月20日〜
4月19日)に該当する場合には、11月20日に対応
して設定された冷却・加温パターン(冷却・加温・加
温)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通
じて切替リレー21Aが冷却用サーモスタット9A側
に、切替リレー21B,21Cが加温用サーモスタット
8B,8C側に夫々切り替えられる(図4のS13,S
14)。これにより、電磁弁10Aと圧縮機11に電流
が流れ冷風循環により庫室2Aの収容商品が冷却され、
また電熱ヒータ4B,4Cに電流が流れ温風循環により
庫室2B,2Cの収容商品が加温される。
4月19日)に該当する場合には、11月20日に対応
して設定された冷却・加温パターン(冷却・加温・加
温)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路26を通
じて切替リレー21Aが冷却用サーモスタット9A側
に、切替リレー21B,21Cが加温用サーモスタット
8B,8C側に夫々切り替えられる(図4のS13,S
14)。これにより、電磁弁10Aと圧縮機11に電流
が流れ冷風循環により庫室2Aの収容商品が冷却され、
また電熱ヒータ4B,4Cに電流が流れ温風循環により
庫室2B,2Cの収容商品が加温される。
【0040】このように第1実施例によれば、予め設定
した切替時期に基づいて冷却・加温の切替を自動的に行
うことができ、オペレータへの労働負担を大幅に減少で
きると共に、冷却・加温のパターン切替を適正なタイミ
ングで行って売上げ促進に大きく貢献できる。
した切替時期に基づいて冷却・加温の切替を自動的に行
うことができ、オペレータへの労働負担を大幅に減少で
きると共に、冷却・加温のパターン切替を適正なタイミ
ングで行って売上げ促進に大きく貢献できる。
【0041】尚、第1実施例における切替時期は自販機
の設置地域及び環境等に応じて変更可能である。また、
1年を通じて冷却或いは加温だけが施される商品が収容
された庫室がある場合には該庫室を上記パターン切替の
対象から除外するとよい。更に、切替リレーは同様の機
能を有する他の切替手段で代用してもよい。
の設置地域及び環境等に応じて変更可能である。また、
1年を通じて冷却或いは加温だけが施される商品が収容
された庫室がある場合には該庫室を上記パターン切替の
対象から除外するとよい。更に、切替リレーは同様の機
能を有する他の切替手段で代用してもよい。
【0042】図8乃至図11は本発明の第2実施例を示
すもので、図8は冷却・加温切替回路図、図9は冷却・
加温の切替温度及びパターンを示す図、図10は切替温
度及び冷却・加温パターン設定のフローチャート、図1
1はパターン切替のフローチャートである。
すもので、図8は冷却・加温切替回路図、図9は冷却・
加温の切替温度及びパターンを示す図、図10は切替温
度及び冷却・加温パターン設定のフローチャート、図1
1はパターン切替のフローチャートである。
【0043】尚、本第2実施例における自動販売機の内
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図8には図1と
構成を同じくする部分に同一符号を用いてある。
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図8には図1と
構成を同じくする部分に同一符号を用いてある。
【0044】図8において4A〜4Cは電熱ヒータ、6
は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタット、
9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10Cは
電磁弁、11は圧縮機、21A〜21Cは電磁式の切替
リレー、23はテンキー等の入力器、24はLCD等の
表示器、25はCPU及びメモリ等を備えたマイクロコ
ンピュータ構成の制御回路で、後述する切替温度及び冷
却・加温パターン設定に係るプログラムとパターン切替
に係るプログラムをメモリに格納したマイクロコンピュ
ータ構成の制御回路、26はリレー駆動回路、27は外
気温度検出用のサーミスタである。
は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタット、
9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10Cは
電磁弁、11は圧縮機、21A〜21Cは電磁式の切替
リレー、23はテンキー等の入力器、24はLCD等の
表示器、25はCPU及びメモリ等を備えたマイクロコ
ンピュータ構成の制御回路で、後述する切替温度及び冷
却・加温パターン設定に係るプログラムとパターン切替
に係るプログラムをメモリに格納したマイクロコンピュ
ータ構成の制御回路、26はリレー駆動回路、27は外
気温度検出用のサーミスタである。
【0045】ここで、切替温度と冷却・加温パターンの
設定手順について図10を参照して説明する。尚、図9
には設定後の切替温度と冷却・加温パターンの一例を示
すものでこれらは制御回路25のメモリに記憶される。
設定手順について図10を参照して説明する。尚、図9
には設定後の切替温度と冷却・加温パターンの一例を示
すものでこれらは制御回路25のメモリに記憶される。
【0046】図10に示すように起動後は「1:設定・
変更,2:確認 *所望の番号を入力して下さい*」を
表示器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて
所望の番号をキー入力する(図10のS1,S2)。
変更,2:確認 *所望の番号を入力して下さい*」を
表示器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて
所望の番号をキー入力する(図10のS1,S2)。
【0047】設定或いは変更に際して上記のS2で1の
キーが押された場合は「1:夏,2:冬,3:春・秋
*所望の番号を入力して下さい*」を表示器24に表示
し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号をキー
入力する(図10のS3〜S5)。
キーが押された場合は「1:夏,2:冬,3:春・秋
*所望の番号を入力して下さい*」を表示器24に表示
し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号をキー
入力する(図10のS3〜S5)。
【0048】1〜3のうち例えば1のキーが押された後
は「*切替温度を2桁で入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて切替温度
が例えば20℃のときは20をキー入力する(図10の
S6,S7)。既に切替温度が設定されている場合には
この温度を同時に表示しておくとよい。また、春・秋の
切替温度は夏と冬の切替温度によってその温度範囲の上
・下限を決定されるため、3のキーが押された場合は上
記温度入力は省略され次処理に移行する。
は「*切替温度を2桁で入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて切替温度
が例えば20℃のときは20をキー入力する(図10の
S6,S7)。既に切替温度が設定されている場合には
この温度を同時に表示しておくとよい。また、春・秋の
切替温度は夏と冬の切替温度によってその温度範囲の上
・下限を決定されるため、3のキーが押された場合は上
記温度入力は省略され次処理に移行する。
【0049】切替温度が入力された後は「1:冷却,
2:加温 *冷却・加温パターンを庫室左側から順に入
力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレータは
この表示に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷却・
冷却・冷却のときは111をキー入力する(図10のS
8,S9)。既に冷却・加温パターンが設定されている
場合にはこのパターンを同時に表示しておくとよい。
2:加温 *冷却・加温パターンを庫室左側から順に入
力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレータは
この表示に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷却・
冷却・冷却のときは111をキー入力する(図10のS
8,S9)。既に冷却・加温パターンが設定されている
場合にはこのパターンを同時に表示しておくとよい。
【0050】冷却・加温パターンが入力された後は
「1:設定続行,2:設定完了 *所定の番号を入力し
て下さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの
表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図10のS
10,S11)。1のキーが押された場合はS4に戻り
上記と同手順で他の切替温度及び冷却・加温パターンの
設定を行い、また2のキーが押された場合にはS1に戻
る(図10のS12)。
「1:設定続行,2:設定完了 *所定の番号を入力し
て下さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの
表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図10のS
10,S11)。1のキーが押された場合はS4に戻り
上記と同手順で他の切替温度及び冷却・加温パターンの
設定を行い、また2のキーが押された場合にはS1に戻
る(図10のS12)。
【0051】一方、設定内容の確認に際して上記のS2
で2のキーが押された場合は「1:春・秋,2:夏,
3:冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番
号をキー入力する(図10のS13,S14)。
で2のキーが押された場合は「1:春・秋,2:夏,
3:冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器2
4に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番
号をキー入力する(図10のS13,S14)。
【0052】1〜4のうち例えば1が押された場合は
「春・秋:切替温度は10〜20℃,パターンは冷却・
冷却・加温」と「1:確認続行,2:確認完了 *所定
の番号を入力して下さい*」を表示器24に表示し、オ
ペレータはこの表示に基づいて所望の番号をキー入力す
る(図10のS15,S16)。1のキーが押された場
合はS13に戻り上記と同手順で他の切替温度及び冷却
・加温パターンの確認を行い、また2のキーが押された
場合にはS1に戻る(図10のS17)。
「春・秋:切替温度は10〜20℃,パターンは冷却・
冷却・加温」と「1:確認続行,2:確認完了 *所定
の番号を入力して下さい*」を表示器24に表示し、オ
ペレータはこの表示に基づいて所望の番号をキー入力す
る(図10のS15,S16)。1のキーが押された場
合はS13に戻り上記と同手順で他の切替温度及び冷却
・加温パターンの確認を行い、また2のキーが押された
場合にはS1に戻る(図10のS17)。
【0053】次に、自動販売機における冷却・加温のパ
ターン切替手順について図11を参照して説明する。本
第2実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切
り替えは、予め設定された切替温度及び冷却・加温パタ
ーン(図9参照)に基づいて自動的に行われる。
ターン切替手順について図11を参照して説明する。本
第2実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切
り替えは、予め設定された切替温度及び冷却・加温パタ
ーン(図9参照)に基づいて自動的に行われる。
【0054】図11に示すように起動後はKの値を零と
し外気温度を1時間毎に検出してこれを記憶すると共
に、1時間経過毎にKに1を加算しこれが24になるま
で1時間おきに温度検出を繰り返す(図11のS1〜S
7)。
し外気温度を1時間毎に検出してこれを記憶すると共
に、1時間経過毎にKに1を加算しこれが24になるま
で1時間おきに温度検出を繰り返す(図11のS1〜S
7)。
【0055】K=24となったところで、即ち24時間
が経過したところで上記24の検出温度から1日当たり
の平均温度Tdを求めこれを記憶し、そして過去3日の
平均温度Tdから3日間の平均温度Ttを更に求める
(図11のS8〜S10)。1日当たりの平均温度Td
は最大で3日分だけ記憶され、S9で新しい平均温度T
dが記憶される度に3日前の平均温度Tdが消され順次
更新されていく。
が経過したところで上記24の検出温度から1日当たり
の平均温度Tdを求めこれを記憶し、そして過去3日の
平均温度Tdから3日間の平均温度Ttを更に求める
(図11のS8〜S10)。1日当たりの平均温度Td
は最大で3日分だけ記憶され、S9で新しい平均温度T
dが記憶される度に3日前の平均温度Tdが消され順次
更新されていく。
【0056】3日間の外気温度の平均Ttが求められた
後は、設定された全ての切替温度(20℃,10℃,1
0℃〜20℃)がメモリから読み込まれ、該平均値Tt
が3つの切替温度の何れに該当するかを判断する(図1
1のS11〜S14)。
後は、設定された全ての切替温度(20℃,10℃,1
0℃〜20℃)がメモリから読み込まれ、該平均値Tt
が3つの切替温度の何れに該当するかを判断する(図1
1のS11〜S14)。
【0057】平均値Ttが20℃以上の場合には、20
℃に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却・冷
却・冷却)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路2
6を通じて全ての切替リレー21A〜21Cが冷却用サ
ーモスタット9A〜9C側に夫々切り替えられる(図1
1のS15,S16)。これにより、電磁弁10A〜1
0Cと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A〜14C
に冷媒が流れて冷風循環により庫室2A〜2Cの収容商
品が冷却される。
℃に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却・冷
却・冷却)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路2
6を通じて全ての切替リレー21A〜21Cが冷却用サ
ーモスタット9A〜9C側に夫々切り替えられる(図1
1のS15,S16)。これにより、電磁弁10A〜1
0Cと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A〜14C
に冷媒が流れて冷風循環により庫室2A〜2Cの収容商
品が冷却される。
【0058】平均値Ttが20℃よりも低く10℃より
も高い場合には、10℃〜20℃に対応して設定された
冷却・加温パターン(冷却・冷却・加温)がメモリから
読み込まれ、リレー駆動回路26を通じて切替リレー2
1A,21Bが冷却用サーモスタット9A,9B側に、
切替リレー21Cが加温用サーモスタット8C側に夫々
切り替えられる(図11のS17,S18)。これによ
り、電磁弁10A,10Bと圧縮機11に電流が流れ、
蒸発器14A,14Bに冷媒が流れて冷風循環により庫
室2A,2Bの収容商品が冷却されると共に、電熱ヒー
タ4Cに電流が流れて温風循環により庫室2Cの収容商
品が加温される。
も高い場合には、10℃〜20℃に対応して設定された
冷却・加温パターン(冷却・冷却・加温)がメモリから
読み込まれ、リレー駆動回路26を通じて切替リレー2
1A,21Bが冷却用サーモスタット9A,9B側に、
切替リレー21Cが加温用サーモスタット8C側に夫々
切り替えられる(図11のS17,S18)。これによ
り、電磁弁10A,10Bと圧縮機11に電流が流れ、
蒸発器14A,14Bに冷媒が流れて冷風循環により庫
室2A,2Bの収容商品が冷却されると共に、電熱ヒー
タ4Cに電流が流れて温風循環により庫室2Cの収容商
品が加温される。
【0059】平均値Ttが10℃以下の場合には、10
℃に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却・加
温・加温)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路2
6を通じて切替リレー21Aが冷却用サーモスタット9
A側に、切替リレー21B,21Cが加温用サーモスタ
ット8B,8C側に夫々切り替えられる(図11のS1
9,S20)。これにより、電磁弁10Aと圧縮機11
に電流が流れ冷風循環により庫室2Aの収容商品が冷却
され、また電熱ヒータ4B,4Cに電流が流れ温風循環
により庫室2B,2Cの収容商品が加温される。
℃に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却・加
温・加温)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路2
6を通じて切替リレー21Aが冷却用サーモスタット9
A側に、切替リレー21B,21Cが加温用サーモスタ
ット8B,8C側に夫々切り替えられる(図11のS1
9,S20)。これにより、電磁弁10Aと圧縮機11
に電流が流れ冷風循環により庫室2Aの収容商品が冷却
され、また電熱ヒータ4B,4Cに電流が流れ温風循環
により庫室2B,2Cの収容商品が加温される。
【0060】このように第2実施例によれば、予め設定
した切替温度に基づき外気温度の変化から冷却・加温の
切替を自動的に行うことができ、オペレータへの労働負
担を大幅に減少できると共に、冷却・加温のパターン切
替を適正なタイミングで行って売上げ促進に大きく貢献
できる。
した切替温度に基づき外気温度の変化から冷却・加温の
切替を自動的に行うことができ、オペレータへの労働負
担を大幅に減少できると共に、冷却・加温のパターン切
替を適正なタイミングで行って売上げ促進に大きく貢献
できる。
【0061】尚、第2実施例における切替温度は自販機
の設置地域及び環境等に応じて変更可能であり、温度検
出期間を3日以上としこれらの平均温度を求めて設定切
替温度と比較するようにしてもよく、勿論の同様の温度
変化が分かるものであれば他の算出方法を採用してもよ
い。また、1年を通じて冷却或いは加温だけが施される
商品が収容された庫室がある場合には該庫室を上記パタ
ーン切替の対象から除外するとよい。更に、切替リレー
は同様の機能を有する他の切替手段で代用してもよい。
図12乃至図15は本発明の第3実施例を示すもので、
図12は冷却・加温切替回路図、図13は冷却・加温の
切替時期・温度及びパターンを示す図、図14は切替時
期・温度及び冷却・加温パターン設定のフローチャー
ト、図15はパターン切替のフローチャートである。
の設置地域及び環境等に応じて変更可能であり、温度検
出期間を3日以上としこれらの平均温度を求めて設定切
替温度と比較するようにしてもよく、勿論の同様の温度
変化が分かるものであれば他の算出方法を採用してもよ
い。また、1年を通じて冷却或いは加温だけが施される
商品が収容された庫室がある場合には該庫室を上記パタ
ーン切替の対象から除外するとよい。更に、切替リレー
は同様の機能を有する他の切替手段で代用してもよい。
図12乃至図15は本発明の第3実施例を示すもので、
図12は冷却・加温切替回路図、図13は冷却・加温の
切替時期・温度及びパターンを示す図、図14は切替時
期・温度及び冷却・加温パターン設定のフローチャー
ト、図15はパターン切替のフローチャートである。
【0062】尚、本第3実施例における自動販売機の内
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図13には図1
及び図8と構成を同じくする部分に同一符号を用いてあ
る。
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図13には図1
及び図8と構成を同じくする部分に同一符号を用いてあ
る。
【0063】図12において4A〜4Cは電熱ヒータ、
6は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタッ
ト、9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10
Cは電磁弁、11は圧縮機、21A〜21Cは電磁式の
切替リレー、22は日付信号を送出する計時回路、23
はテンキー等の入力器、24はLCD等の表示器、25
は後述する切替時期・温度及び冷却・加温パターン設定
に係るプログラムとパターン切替に係るプログラムをメ
モリに格納したマイクロコンピュータ構成の制御回路、
26はリレー駆動回路、27は外気温度検出用のサーミ
スタである。
6は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタッ
ト、9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10
Cは電磁弁、11は圧縮機、21A〜21Cは電磁式の
切替リレー、22は日付信号を送出する計時回路、23
はテンキー等の入力器、24はLCD等の表示器、25
は後述する切替時期・温度及び冷却・加温パターン設定
に係るプログラムとパターン切替に係るプログラムをメ
モリに格納したマイクロコンピュータ構成の制御回路、
26はリレー駆動回路、27は外気温度検出用のサーミ
スタである。
【0064】ここで、切替時期・温度と冷却・加温パタ
ーンの設定手順について図14を参照して説明する。
尚、図13は設定後の切替時期・温度と冷却・加温パタ
ーンの一例を示すものでこれらは制御回路25のメモリ
に記憶される。
ーンの設定手順について図14を参照して説明する。
尚、図13は設定後の切替時期・温度と冷却・加温パタ
ーンの一例を示すものでこれらは制御回路25のメモリ
に記憶される。
【0065】図14に示すように起動後は「1:設定・
変更,2:確認 *所望の番号を入力して下さい*」を
表示器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて
所望の番号をキー入力する(図14のS1,S2)。
変更,2:確認 *所望の番号を入力して下さい*」を
表示器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて
所望の番号をキー入力する(図14のS1,S2)。
【0066】設定或いは変更に際して上記のS2で1の
キーが押された場合は「1:春,2:夏,3:秋,4:
冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器24に
表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号を
キー入力する(図14のS3〜S5)。
キーが押された場合は「1:春,2:夏,3:秋,4:
冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示器24に
表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号を
キー入力する(図14のS3〜S5)。
【0067】1〜4のうち例えば1のキーが押された後
は「*切替月日を4桁で、切替温度を2桁で入力して下
さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの表示
に基づいて切替月日及び温度が例えば4月20日,15
℃のときは042015をキー入力する(図14のS
6,S7)。既に切替期日・温度が設定されている場合
にはこの期日及び温度を同時に表示しておくとよい。
は「*切替月日を4桁で、切替温度を2桁で入力して下
さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの表示
に基づいて切替月日及び温度が例えば4月20日,15
℃のときは042015をキー入力する(図14のS
6,S7)。既に切替期日・温度が設定されている場合
にはこの期日及び温度を同時に表示しておくとよい。
【0068】切替期日・温度が入力された後は「1:冷
却,2:加温 *冷却・加温パターンを庫室左側から順
に入力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレー
タはこの表示に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷
却・冷却・加温のときは112をキー入力する(図14
のS8,S9)。既に冷却・加温パターンが設定されて
いる場合にはこのパターンを同時に表示しておくとよ
い。
却,2:加温 *冷却・加温パターンを庫室左側から順
に入力して下さい*」を表示器24に表示し、オペレー
タはこの表示に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷
却・冷却・加温のときは112をキー入力する(図14
のS8,S9)。既に冷却・加温パターンが設定されて
いる場合にはこのパターンを同時に表示しておくとよ
い。
【0069】冷却・加温パターンが入力された後は
「1:設定続行,2:設定完了 *所定の番号を入力し
て下さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの
表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図14のS
10,S11)。1のキーが押された場合はS4に戻り
上記と同手順で他の切替期日及び冷却・加温パターンの
設定を行い、また2のキーが押された場合にはS1に戻
る(図14のS12)。
「1:設定続行,2:設定完了 *所定の番号を入力し
て下さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの
表示に基づいて所望の番号をキー入力する(図14のS
10,S11)。1のキーが押された場合はS4に戻り
上記と同手順で他の切替期日及び冷却・加温パターンの
設定を行い、また2のキーが押された場合にはS1に戻
る(図14のS12)。
【0070】一方、設定内容の確認に際して上記のS2
で2のキーが押された場合は「1:春,2:夏,3:
秋,4:冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示
器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望
の番号をキー入力する(図14のS13,S14)。
で2のキーが押された場合は「1:春,2:夏,3:
秋,4:冬 *所望の番号を入力して下さい*」を表示
器24に表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望
の番号をキー入力する(図14のS13,S14)。
【0071】1〜4のうち例えば1が押された場合は
「春:切替時期は4月20日,切替温度は15℃,パタ
ーンは冷却・冷却・加温」と「1:確認続行,2:確認
完了*所定の番号を入力して下さい*」を表示器24に
表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号を
キー入力する(図14のS15,S16)。1のキーが
押された場合はS13に戻り上記と同手順で他の切替期
日及び冷却・加温パターンの確認を行い、また2のキー
が押された場合にはS1に戻る(図14のS17)。
「春:切替時期は4月20日,切替温度は15℃,パタ
ーンは冷却・冷却・加温」と「1:確認続行,2:確認
完了*所定の番号を入力して下さい*」を表示器24に
表示し、オペレータはこの表示に基づいて所望の番号を
キー入力する(図14のS15,S16)。1のキーが
押された場合はS13に戻り上記と同手順で他の切替期
日及び冷却・加温パターンの確認を行い、また2のキー
が押された場合にはS1に戻る(図14のS17)。
【0072】次に、自動販売機における冷却・加温のパ
ターン切替手順について図15を参照して説明する。本
第3実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切
り替えは、予め設定された切替時期・温度及び冷却・加
温パターン(図13参照)に基づいて自動的に行われる
もので、切替時期は切替温度を基準として補正を受け
る。
ターン切替手順について図15を参照して説明する。本
第3実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切
り替えは、予め設定された切替時期・温度及び冷却・加
温パターン(図13参照)に基づいて自動的に行われる
もので、切替時期は切替温度を基準として補正を受け
る。
【0073】図15に示すように起動後はKの値を零と
し外気温度を1時間毎に検出してこれを記憶すると共
に、1時間経過毎にKに1を加算しこれが24になるま
で1時間おきに温度検出を繰り返す(図15のS1〜S
7)。K=24となったところで、即ち24時間が経過
したところで上記24の検出温度から1日当たりの平均
温度Tdを求めこれを記憶し、そして過去3日の平均温
度Tdから3日間の平均温度Ttを更に求めこれを記憶
する(図15のS8〜S11)。1日当たりの平均温度
Tdは最大で3日分だけ記憶され、S9で新しい平均温
度Tdが記憶される度に3日前の平均温度Tdが消され
順次更新されると共に、3日間の平均温度Ttもその都
度演算され更新される。
し外気温度を1時間毎に検出してこれを記憶すると共
に、1時間経過毎にKに1を加算しこれが24になるま
で1時間おきに温度検出を繰り返す(図15のS1〜S
7)。K=24となったところで、即ち24時間が経過
したところで上記24の検出温度から1日当たりの平均
温度Tdを求めこれを記憶し、そして過去3日の平均温
度Tdから3日間の平均温度Ttを更に求めこれを記憶
する(図15のS8〜S11)。1日当たりの平均温度
Tdは最大で3日分だけ記憶され、S9で新しい平均温
度Tdが記憶される度に3日前の平均温度Tdが消され
順次更新されると共に、3日間の平均温度Ttもその都
度演算され更新される。
【0074】計時回路22から日付け(月日)に対応す
る日付信号が制御回路25に出力されると、設定された
全ての切替時期(4月20日,5月20日,10月20
日,11月20日)と過去3日間の平均温度Ttがメモ
リから読み込まれ、同信号が4つの切替期日の何れに該
当するか判断する(図15のS12〜S18)。
る日付信号が制御回路25に出力されると、設定された
全ての切替時期(4月20日,5月20日,10月20
日,11月20日)と過去3日間の平均温度Ttがメモ
リから読み込まれ、同信号が4つの切替期日の何れに該
当するか判断する(図15のS12〜S18)。
【0075】日付信号が4月20日(4月20日〜5月
19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが15℃
以上であるかが判断され、15℃以上の場合には4月2
0日に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却・
冷却・加温)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路
26を通じて切替リレー21A,21Bが冷却用サーモ
スタット9A,9B側に、切替リレー21Cが加温用サ
ーモスタット8C側に夫々切り替えられる(図15のS
19〜S21)。これにより、電磁弁10A,10Bと
圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A,14Bに冷媒
が流れて冷風循環により庫室2A,2Bの収容商品が冷
却されると共に、電熱ヒータ4Cに電流が流れて温風循
環により庫室2Cの収容商品が加温される。
19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが15℃
以上であるかが判断され、15℃以上の場合には4月2
0日に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却・
冷却・加温)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回路
26を通じて切替リレー21A,21Bが冷却用サーモ
スタット9A,9B側に、切替リレー21Cが加温用サ
ーモスタット8C側に夫々切り替えられる(図15のS
19〜S21)。これにより、電磁弁10A,10Bと
圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A,14Bに冷媒
が流れて冷風循環により庫室2A,2Bの収容商品が冷
却されると共に、電熱ヒータ4Cに電流が流れて温風循
環により庫室2Cの収容商品が加温される。
【0076】上記のS19で平均気温Ttが15℃未満
である場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、4月
20日を過ぎて平均温度Ttが15℃を越えたところで
上記のパターン切替が実施される。
である場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、4月
20日を過ぎて平均温度Ttが15℃を越えたところで
上記のパターン切替が実施される。
【0077】日付信号が5月20日(5月20日〜10
月19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが20
℃以上であるかが判断され、20℃以上の場合には5月
20日に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却
・冷却・冷却)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回
路26を通じて全ての切替リレー21A〜21Cが冷却
用サーモスタット9A〜9C側に夫々切り替えられる
(図15のS22〜S24)。これにより、電磁弁10
A〜10Cと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A〜
14Cに冷媒が流れて冷風循環により庫室2A〜2Cの
収容商品が冷却される。
月19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが20
℃以上であるかが判断され、20℃以上の場合には5月
20日に対応して設定された冷却・加温パターン(冷却
・冷却・冷却)がメモリから読み込まれ、リレー駆動回
路26を通じて全ての切替リレー21A〜21Cが冷却
用サーモスタット9A〜9C側に夫々切り替えられる
(図15のS22〜S24)。これにより、電磁弁10
A〜10Cと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A〜
14Cに冷媒が流れて冷風循環により庫室2A〜2Cの
収容商品が冷却される。
【0078】上記のS22で平均気温Ttが20℃未満
である場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、5月
20日を過ぎて平均温度Ttが20℃を越えたところで
上記のパターン切替が実施される。
である場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、5月
20日を過ぎて平均温度Ttが20℃を越えたところで
上記のパターン切替が実施される。
【0079】日付信号が10月20日(10月20日〜
11月19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが
15℃以下であるかが判断され、15℃以下の場合には
10月20日に対応して設定された冷却・加温パターン
(冷却・加温・冷却)がメモリから読み込まれ、リレー
駆動回路26を通じて切替リレー21A,21Cが冷却
用サーモスタット9A,9C側に、切替リレー21Bが
加温用サーモスタット8側に夫々切り替えられる(図1
5のS25〜S27)。これにより、電磁弁10A,1
0Cと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A,14C
に冷媒が流れて冷風循環により庫室2A,2Cの収容商
品が冷却されると共に、電熱ヒータ4Bに電流が流れて
温風循環により庫室2Bの収容商品が加温される。
11月19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが
15℃以下であるかが判断され、15℃以下の場合には
10月20日に対応して設定された冷却・加温パターン
(冷却・加温・冷却)がメモリから読み込まれ、リレー
駆動回路26を通じて切替リレー21A,21Cが冷却
用サーモスタット9A,9C側に、切替リレー21Bが
加温用サーモスタット8側に夫々切り替えられる(図1
5のS25〜S27)。これにより、電磁弁10A,1
0Cと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A,14C
に冷媒が流れて冷風循環により庫室2A,2Cの収容商
品が冷却されると共に、電熱ヒータ4Bに電流が流れて
温風循環により庫室2Bの収容商品が加温される。
【0080】上記のS25で平均気温Ttが15℃より
も高い場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、10
月20日を過ぎて平均温度Ttが15℃を下回ったとこ
ろで上記のパターン切替が実施される。
も高い場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、10
月20日を過ぎて平均温度Ttが15℃を下回ったとこ
ろで上記のパターン切替が実施される。
【0081】日付信号が11月20日(11月20日〜
4月19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが1
0℃以下であるかが判断され、10℃以下の場合には1
1月20日に対応して設定された冷却・加温パターン
(冷却・加温・加温)がメモリから読み込まれ、リレー
駆動回路26を通じて切替リレー21Aが冷却用サーモ
スタット9A側に、切替リレー21B,21Cが加温用
サーモスタット8B,8C側に夫々切り替えられる(図
15のS28〜S30)。これにより、電磁弁10Aと
圧縮機11に電流が流れ冷風循環により庫室2Aの収容
商品が冷却され、また電熱ヒータ4B,4Cに電流が流
れ温風循環により庫室2B,2Cの収容商品が加温され
る。
4月19日)に該当する場合は続いて平均温度Ttが1
0℃以下であるかが判断され、10℃以下の場合には1
1月20日に対応して設定された冷却・加温パターン
(冷却・加温・加温)がメモリから読み込まれ、リレー
駆動回路26を通じて切替リレー21Aが冷却用サーモ
スタット9A側に、切替リレー21B,21Cが加温用
サーモスタット8B,8C側に夫々切り替えられる(図
15のS28〜S30)。これにより、電磁弁10Aと
圧縮機11に電流が流れ冷風循環により庫室2Aの収容
商品が冷却され、また電熱ヒータ4B,4Cに電流が流
れ温風循環により庫室2B,2Cの収容商品が加温され
る。
【0082】上記のS28で平均気温Ttが10℃より
も高い場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、10
月20日を過ぎて平均温度Ttが10℃を下回ったとこ
ろで上記のパターン切替が実施される。
も高い場合には、外気温度の観点から適正な切替時期に
きていないとしてS1に戻って切替を一旦保留し、10
月20日を過ぎて平均温度Ttが10℃を下回ったとこ
ろで上記のパターン切替が実施される。
【0083】このように第3実施例によれば、予め設定
した切替期日を基準としこれを外気温度の変化を考慮し
て補正しながら冷却・加温の切替を自動的に行うことが
でき、オペレータへの労働負担を大幅に減少できると共
に、冷却・加温のパターン切替を適正なタイミングで行
って売上げ促進に大きく貢献できる。
した切替期日を基準としこれを外気温度の変化を考慮し
て補正しながら冷却・加温の切替を自動的に行うことが
でき、オペレータへの労働負担を大幅に減少できると共
に、冷却・加温のパターン切替を適正なタイミングで行
って売上げ促進に大きく貢献できる。
【0084】尚、第3実施例における切替期日及び温度
は自販機の設置地域及び環境等に応じて変更可能であ
り、温度検出期間を3日以上としこれらの平均温度を求
めて設定切替温度と比較するようにしてもよく、勿論の
同様の温度変化が分かるものであれば他の算出方法を採
用してもよい。また、1年を通じて冷却或いは加温だけ
が施される商品が収容された庫室がある場合には該庫室
を上記パターン切替の対象から除外するとよい。更に、
切替リレーは同様の機能を有する他の切替手段で代用し
てもよい。
は自販機の設置地域及び環境等に応じて変更可能であ
り、温度検出期間を3日以上としこれらの平均温度を求
めて設定切替温度と比較するようにしてもよく、勿論の
同様の温度変化が分かるものであれば他の算出方法を採
用してもよい。また、1年を通じて冷却或いは加温だけ
が施される商品が収容された庫室がある場合には該庫室
を上記パターン切替の対象から除外するとよい。更に、
切替リレーは同様の機能を有する他の切替手段で代用し
てもよい。
【0085】図16乃至図18は本発明の第4実施例を
示すもので、図16は冷却・加温切替回路図、図17は
基準率の設定と冷却・加温パターンの初期設定のフロー
チャート、図18はパターン切替のフローチャートであ
る。
示すもので、図16は冷却・加温切替回路図、図17は
基準率の設定と冷却・加温パターンの初期設定のフロー
チャート、図18はパターン切替のフローチャートであ
る。
【0086】尚、本第4実施例における自動販売機の内
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図16には図
1,図8及び図12と構成を同じくする部分に同一符号
を用いてある。
部構造及び冷却回路は従来例と同じであるため以下の説
明では図5及び図7を引用する。また、図16には図
1,図8及び図12と構成を同じくする部分に同一符号
を用いてある。
【0087】図16において4A〜4Cは電熱ヒータ、
6は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタッ
ト、9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10
Cは電磁弁、11は圧縮機、21A〜21Cは電磁式の
切替リレー、23はテンキー等の入力器、24はLCD
等の表示器、25は後述する基準増減率及び冷却・加温
パターン設定に係るプログラムとパターン切替に係るプ
ログラムをメモリに格納したマイクロコンピュータ構成
の制御回路、28は各庫室2A〜2Bに収容された商品
の1日当たりの販売総数を庫室別に検出して出力する販
売数検出回路である。
6は商用交流電源、8A〜8Cは加温用サーモスタッ
ト、9A〜9Cは冷却用サーモスタット、10A〜10
Cは電磁弁、11は圧縮機、21A〜21Cは電磁式の
切替リレー、23はテンキー等の入力器、24はLCD
等の表示器、25は後述する基準増減率及び冷却・加温
パターン設定に係るプログラムとパターン切替に係るプ
ログラムをメモリに格納したマイクロコンピュータ構成
の制御回路、28は各庫室2A〜2Bに収容された商品
の1日当たりの販売総数を庫室別に検出して出力する販
売数検出回路である。
【0088】ここで、基準率と冷却・加温パターンの設
定手順について図17を参照して説明する。本第4実施
例で言うところの基準率とは販売数の減少目安となるも
のである。
定手順について図17を参照して説明する。本第4実施
例で言うところの基準率とは販売数の減少目安となるも
のである。
【0089】図17に示すように起動後は「1:基準率
の設定・変更,2:冷却・加温パターンの設定 *所望
の番号を入力して下さい*」を表示器24に表示し、オ
ペレータはこの表示に基づいて所望の番号をキー入力す
る(図17のS1,S2)。基準率の設定或いは変更に
際して上記のS2で1のキーが押された場合は「*基準
率を2桁で入力して下さい*」を表示器24に表示し、
オペレータはこの表示に基づいて基準率が例えば20%
のときは20をキー入力する。この基準率は入力後に制
御回路25のメモリに記憶される(図17のS3〜S
6)。既に基準率が設定されている場合にはこの基準率
を同時に表示しておくとよい。
の設定・変更,2:冷却・加温パターンの設定 *所望
の番号を入力して下さい*」を表示器24に表示し、オ
ペレータはこの表示に基づいて所望の番号をキー入力す
る(図17のS1,S2)。基準率の設定或いは変更に
際して上記のS2で1のキーが押された場合は「*基準
率を2桁で入力して下さい*」を表示器24に表示し、
オペレータはこの表示に基づいて基準率が例えば20%
のときは20をキー入力する。この基準率は入力後に制
御回路25のメモリに記憶される(図17のS3〜S
6)。既に基準率が設定されている場合にはこの基準率
を同時に表示しておくとよい。
【0090】冷却・加温パターンの設定に際して上記の
S2で2のキーが押された場合は「1:冷却,2:加温
*冷却・加温パターンを庫室左側から順に入力して下
さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの表示
に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷却・冷却・加
温のときは112をキー入力する。パターン入力後は入
力値に応じて切替リレー21A〜21Cが切り替えら
れ、該パターンが記憶される(図17のS7〜S1
0)。既に冷却・加温パターンが設定されている場合に
はこのパターンを同時に表示しておくとよい。
S2で2のキーが押された場合は「1:冷却,2:加温
*冷却・加温パターンを庫室左側から順に入力して下
さい*」を表示器24に表示し、オペレータはこの表示
に基づいて冷却・加温パターンが例えば冷却・冷却・加
温のときは112をキー入力する。パターン入力後は入
力値に応じて切替リレー21A〜21Cが切り替えら
れ、該パターンが記憶される(図17のS7〜S1
0)。既に冷却・加温パターンが設定されている場合に
はこのパターンを同時に表示しておくとよい。
【0091】例えば、パターン番号として112が入力
されたこの場合は、リレー駆動回路26を通じて切替リ
レー21A,21Bが冷却用サーモスタット9A,9B
側に、切替リレー21Cが加温用サーモスタット8C側
に夫々切り替えられる。これにより、電磁弁10A,1
0Bと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A,14B
に冷媒が流れて冷風循環により庫室2A,2Bの収容商
品が冷却されると共に、電熱ヒータ4Cに電流が流れて
温風循環により庫室2Cの収容商品が加温される。
されたこの場合は、リレー駆動回路26を通じて切替リ
レー21A,21Bが冷却用サーモスタット9A,9B
側に、切替リレー21Cが加温用サーモスタット8C側
に夫々切り替えられる。これにより、電磁弁10A,1
0Bと圧縮機11に電流が流れ、蒸発器14A,14B
に冷媒が流れて冷風循環により庫室2A,2Bの収容商
品が冷却されると共に、電熱ヒータ4Cに電流が流れて
温風循環により庫室2Cの収容商品が加温される。
【0092】次に、自動販売機における冷却・加温のパ
ターン切替手順について図18を参照して説明する。本
第3実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切
り替えは、庫室別の販売総数の減少度合に基づいて自動
的に行われる。
ターン切替手順について図18を参照して説明する。本
第3実施例における各庫室2A〜2Cの冷却・加温の切
り替えは、庫室別の販売総数の減少度合に基づいて自動
的に行われる。
【0093】図18に示すように起動後は24時間毎に
各庫室2A〜2Cに収容された商品の1日当たりの販売
総数を庫室別に検出してこれを記憶する(図18のS1
〜S4)。
各庫室2A〜2Cに収容された商品の1日当たりの販売
総数を庫室別に検出してこれを記憶する(図18のS1
〜S4)。
【0094】そして、1週間前の販売総数Ndと前日の
販売総数Ntとを比較し、Nd>NtのときはS1に戻
って上記の個数検出を繰り返す。庫室別の販売総数Nt
は1週間分だけ記憶され、S4で新しい販売総数Ntが
記憶される度に7日前の販売総数Ndが消され順次更新
される(図15のS5)。
販売総数Ntとを比較し、Nd>NtのときはS1に戻
って上記の個数検出を繰り返す。庫室別の販売総数Nt
は1週間分だけ記憶され、S4で新しい販売総数Ntが
記憶される度に7日前の販売総数Ndが消され順次更新
される(図15のS5)。
【0095】上記のS5でNd≦Ntのときは続いて販
売数の減少率Gd(Nt/Nd×100)を庫室別に求
め、これらを予め設定した基準率Gtと夫々比較する
(図18のS6〜S8)。
売数の減少率Gd(Nt/Nd×100)を庫室別に求
め、これらを予め設定した基準率Gtと夫々比較する
(図18のS6〜S8)。
【0096】減少率Gdが基準率Gt以上の庫室、即ち
1週間前に比べて前日の販売数が基準率を越えて減少し
ている庫室があるときは、冷却・加温パターンが読み込
まれこの庫室に対応する切替リレーが他方側に切り替え
られ、切替後のパターンが記憶される(図18のS9〜
S11)。
1週間前に比べて前日の販売数が基準率を越えて減少し
ている庫室があるときは、冷却・加温パターンが読み込
まれこの庫室に対応する切替リレーが他方側に切り替え
られ、切替後のパターンが記憶される(図18のS9〜
S11)。
【0097】例えば、冷却状態にある庫室2Aの販売総
数が基準率Gtを越えて減少した場合には、切替リレー
21Aが加温用サーモスタット8A側に切り替えられ、
これにより電熱ヒータ4Aに電流が流れて温風循環によ
り庫室2Aの収容商品が加温される。
数が基準率Gtを越えて減少した場合には、切替リレー
21Aが加温用サーモスタット8A側に切り替えられ、
これにより電熱ヒータ4Aに電流が流れて温風循環によ
り庫室2Aの収容商品が加温される。
【0098】このように第4実施例によれば、販売数の
減少傾向から冷却・加温の切替を自動的に行うことがで
き、オペレータへの労働負担を大幅に減少できると共
に、冷却・加温のパターン切替を適正なタイミングで行
って売上げ促進に大きく貢献できる。
減少傾向から冷却・加温の切替を自動的に行うことがで
き、オペレータへの労働負担を大幅に減少できると共
に、冷却・加温のパターン切替を適正なタイミングで行
って売上げ促進に大きく貢献できる。
【0099】尚、第4実施例における基準率は自販機の
設置地域及び環境等に応じて変更可能であり、また減少
傾向の検出期間は1週間以上或いはそれ以下としてもよ
く、勿論同様の減少傾向が分かるものであれば他の算出
方法を採用してもよい。また、1年を通じて冷却或いは
加温だけが施される商品が収容された庫室がある場合に
は該庫室を上記パターン切替の対象から除外するとよ
い。更に、切替リレーは同様の機能を有する他の切替手
段で代用してもよい。
設置地域及び環境等に応じて変更可能であり、また減少
傾向の検出期間は1週間以上或いはそれ以下としてもよ
く、勿論同様の減少傾向が分かるものであれば他の算出
方法を採用してもよい。また、1年を通じて冷却或いは
加温だけが施される商品が収容された庫室がある場合に
は該庫室を上記パターン切替の対象から除外するとよ
い。更に、切替リレーは同様の機能を有する他の切替手
段で代用してもよい。
【0100】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至4の
自動販売機によれば、冷却・加温の切替を自動的に行っ
てオペレータへの労働負担を大幅に減少できると共に、
冷却・加温のパターン切替を適正なタイミングで行って
売上げ促進に大きく貢献することができる。
自動販売機によれば、冷却・加温の切替を自動的に行っ
てオペレータへの労働負担を大幅に減少できると共に、
冷却・加温のパターン切替を適正なタイミングで行って
売上げ促進に大きく貢献することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る冷却・加温切替回路
図
図
【図2】第1実施例に係る冷却・加温の切替時期及びパ
ターンを示す図
ターンを示す図
【図3】第1実施例に係る切替時期及び冷却・加温パタ
ーン設定のフローチャート
ーン設定のフローチャート
【図4】第1実施例に係るパターン切替のフローチャー
ト
ト
【図5】従来例に係る自動販売機の内部構造図
【図6】従来例に係る冷却・加温切替回路図
【図7】従来例に係る冷却回路図
【図8】本発明の第2実施例に係る冷却・加温切替回路
図
図
【図9】第2実施例に係る冷却・加温の切替温度及びパ
ターンを示す図
ターンを示す図
【図10】第2実施例に係る切替温度及び冷却・加温パ
ターン設定のフローチャート
ターン設定のフローチャート
【図11】第2実施例に係るパターン切替のフローチャ
ート
ート
【図12】本発明の第3実施例に係る冷却・加温切替回
路図
路図
【図13】第3実施例に係る冷却・加温の切替時期・温
度及びパターンを示す図
度及びパターンを示す図
【図14】第3実施例に係る切替時期・温度及び冷却・
加温パターン設定のフローチャート
加温パターン設定のフローチャート
【図15】第3実施例に係るパターン切替のフローチャ
ート
ート
【図16】本発明の第4実施例に係る冷却・加温切替回
路図
路図
【図17】第4実施例に係る基準率の設定と冷却・加温
パターンの初期設定のフローチャート
パターンの初期設定のフローチャート
【図18】第4実施例に係るパターン切替のフローチャ
ート
ート
1…自販機本体、2A〜2C…庫室、3A〜3C…蒸発
器、4A〜4C…電熱ヒータ、11…圧縮機、21A〜
21C…切替リレー、22…計時回路、23…入力器、
25…制御回路、26…リレー駆動回路、27…サーミ
スタ、28…販売数検出回路。
器、4A〜4C…電熱ヒータ、11…圧縮機、21A〜
21C…切替リレー、22…計時回路、23…入力器、
25…制御回路、26…リレー駆動回路、27…サーミ
スタ、28…販売数検出回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の庫室を個別に冷却または加温可能
な冷却・加温手段を備えた自動販売機において、 切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、 冷却・加温の切替時期と冷却・加温パターンを設定する
ための入力手段と、 切替時期及び冷却・加温パターンを記憶する記憶手段
と、 現在の日付けに対応する日付信号を送出する計時手段
と、 計時手段からの日付信号に基づき設定切替時期に達した
際に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号を冷却
・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設けた、 ことを特徴とする自動販売機。 - 【請求項2】 複数の庫室を個別に冷却または加温可能
な冷却・加温手段を備えた自動販売機において、 切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、 冷却・加温の切替温度と冷却・加温パターンを設定する
ための入力手段と、 切替温度及び冷却・加温パターンを記憶する記憶手段
と、 外気温度を検出し送出する温度検出手段と、 温度検出手段からの検出信号に基づき設定切替温度に達
した際に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号を
冷却・加温切替手段に送出する切替制御手段とを設け
た、 ことを特徴とする自動販売機。 - 【請求項3】 複数の庫室を個別に冷却または加温可能
な冷却・加温手段を備えた自動販売機において、 切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、 冷却・加温の切替時期・温度と冷却・加温パターンを設
定するための入力手段と、 切替時期・温度及び冷却・加温パターンを記憶する記憶
手段と、 現在の日付けに対応する日付信号を送出する計時手段
と、 外気温度を検出し送出する温度検出手段と、 計時手段からの日付信号及び温度検出手段からの検出信
号に基づき設定切替時期以降で設定切替温度に達した際
に設定冷却・加温パターンに対応した切替信号を冷却・
加温切替手段に送出する切替制御手段とを設けた、 ことを特徴とする自動販売機。 - 【請求項4】 複数の庫室を個別に冷却または加温可能
な冷却・加温手段を備えた自動販売機において、 切替信号により上記冷却・加温手段を冷却と加温の何れ
か一方に切り替える冷却・加温切替手段と、 販売数減少判断の基準率を設定するための入力手段と、 庫室別の販売数を検出する販売数検出手段と、 販売数検出手段の検出信号に基づき設定基準率以上の減
少が現れた庫室を冷却から加温或いは加温から冷却に切
り替える切替信号を冷却・加温切替手段に送出する切替
制御手段とを設けた、 ことを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12595993A JPH06337982A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12595993A JPH06337982A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06337982A true JPH06337982A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14923211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12595993A Pending JPH06337982A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06337982A (ja) |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP12595993A patent/JPH06337982A/ja active Pending
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