JPH06337343A - 視線検知装置付きカメラ - Google Patents

視線検知装置付きカメラ

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JPH06337343A
JPH06337343A JP5129207A JP12920793A JPH06337343A JP H06337343 A JPH06337343 A JP H06337343A JP 5129207 A JP5129207 A JP 5129207A JP 12920793 A JP12920793 A JP 12920793A JP H06337343 A JPH06337343 A JP H06337343A
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JP
Japan
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line
finder
sight
camera
correction value
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JP5129207A
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English (en)
Inventor
Tadao Takagi
忠雄 高木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファインダを交換してもキャリブレーション
データを再入力する必要がない視線検知装置付きカメラ
を提供する。 【構成】 カメラ本体に対して着脱可能なファインダF
Dと、このファインダFDで観察される被写体を覗いて
いる観察者の眼の反射像を受光する視線検知用光電変換
装置38と、この光電変換装置38の出力から観察者の
視軸を算出し、その視軸と観察者の注視点の方向との偏
差に相当する補正値を演算し、検出された視軸と補正値
とに基づいて視線に関する値を演算するファインダCP
U39と、ファインダFD内に設置されて視線演算用の
補正値を記憶するメモリ39aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着脱式ファインダを覗
く撮影者の視線を検知して各種の撮影条件を設定するこ
とができる視線検知装置付きカメラおよびその着脱式フ
ァインダに関する。
【0002】
【従来の技術】視線検知装置付きカメラとして特開平1
−274736号公報に開示されているものが知られて
いる。この従来のカメラでは、ファインダを覗く撮影者
の眼球に光線を照射し、角膜からの反射光と眼球全体像
を集光レンズによりCCDエリアセンサに結像させ、こ
の像から瞳孔の中心位置と反射光の位置を求め、目の回
転角度を算出することにより撮影者がファインダのどの
領域を注視しているかを検出する。
【0003】眼球の大きさや視軸、あるいは裸眼かコン
タクトレンズ装着か、めがね着用かなどは撮影者ごとに
相違し、撮影者の視線を演算する際にこのような個人差
を無視して平均的な値を使用すると算出された視線に誤
差が生じやすい。そこで、上述した公報に開示された視
線検知装置付きカメラでは、撮影者個々の眼に関する情
報(本明細書ではキャリブレーションデータと呼ぶ)を
予めカメラに入力させて演算誤差の発生を抑制してい
る。
【0004】一眼レフカメラには、各種のファインダを
カメラ本体に交換して装着できるものが知られている
が、この種のファインダ交換式一眼レフカメラに上記視
線検知装置を搭載する場合、キャリブレーションデータ
をカメラ本体側の記憶装置に格納する方式を採用する
と、ファインダが交換されるとそのキャリブレーション
データの信頼性がなくなり、交換後のファインダについ
てキャリブレーションデータを入力し直さなくてはなら
ない。
【0005】本発明の目的は、ファインダを交換しても
キャリブレーションデータを再入力する必要がない視線
検知装置付きカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カメラ本体に
対して着脱可能なファインダと、このファインダで観察
される被写体を覗いている観察者の眼の視軸を検出する
検出手段と、この検出手段で検出された視軸と観察者の
注視点の方向との偏差に相当する補正値を演算する補正
値演算手段と、検出された視軸と前記補正値とに基づい
て視線に関する値を演算する視線演算手段と、演算され
た視線に関する値に基づいて撮影条件を設定する設定手
段と、レリーズ操作に応答して撮影処理を実行する撮影
手段とを備えた視線検知装置付きカメラに適用される。
上述した目的は、補正値を記憶する補正値記憶手段をフ
ァインダ内に設けることで達成される。請求項2に記載
の視線検知装置付きカメラは、カメラ本体に設けられ、
カメラ本体ごとに割当てられた識別コードを記憶するコ
ード記憶手段と、このコード記憶手段に記憶された識別
コードを読取って補正値記憶手段をアクセスして補正値
を読み出す読み出し手段とを備える。請求項3の視線検
知装置付きカメラは、前記検出手段と、補正値演算手段
と、視線演算手段とをそれぞれファインダに設置すると
ともに、設定手段をカメラ本体に設置し、ファインダと
カメラ本体との間で各種データを転送する転送手段を設
けたものである。請求項4のカメラは、撮影時に、転送
手段がファインダの視線演算手段で演算された視線に関
する値をカメラ本体に転送するようにしたものである。
請求項5のカメラは、読み出し手段をファインダに設け
るとともに、転送手段が識別コードをファインダ装着時
にファインダに転送するようにし、ファインダ装着時に
読み出し手段が補正値を読取って視線演算手段に送出す
るようにしたものである。請求項6のカメラは、識別コ
ードの有無を判定する判定手段と、識別コードがないと
判定されたとき、視線演算結果を使用せずに、操作者に
より選択された撮影条件が設定されるように設定手段を
制御する撮影条件設定制御手段とを具備するものであ
る。請求項7の発明に係るファインダは、前記検出手段
と、補正値演算手段と、視線演算手段と、補正値記憶手
段とを備えるものである。
【0007】
【作用】ファインダに設けられている補正値記憶手段か
ら補正値が読み出されて視線演算が行なわれる。ファイ
ンダを交換するとそのファインダに適した補正値が読み
出されて視線演算が行なわれる。請求項2のカメラで
は、カメラ本体の識別コード記憶手段に記憶されている
カメラ本体に固有の識別コードで補正値記憶手段がアク
セスされて補正値が読み出される。請求項6のカメラで
は、識別コードがないとき、視線検知結果を使用せずに
操作者によって設定されたモードで撮影条件が設定され
る。
【0008】
【実施例】図1〜図10により本発明によるカメラの一
実施例を説明する。図2は、交換レンズLZおよび交換
ファインダFDを装着したカメラ本体CAの内部を模式
的に示す図であり、交換レンズLZの撮影レンズ11を
通過した光束はクイックリターンミラー21で上方に反
射されて焦点板31に被写体光束を投影する一方、サブ
ミラー22で下方に反射されて焦点検出装置23に入射
される。焦点板31の投影像はペンタプリズム32から
対物レンズ33を経て撮影者の眼EBに入射し、撮影者
に被写体が観察される。対物レンズ33に入射した光束
の一部は図示しない光学系により測光用光電変換装置3
4に入射される。35は視線検知用の赤外発光ダイオー
ドであり、ハーフミラー36、集光レンズ37、光束分
割器33aを経て撮影者の眼球を照明する。38は、照
明された眼球から反射される反射像が結像される視線検
知用光電変換装置であり、この光電変換装置38からの
信号に基づいてカメラ操作者の視線が検出される。ま
た、図3に示すように、例えば横一列に3つのマークM
1〜M3がファインダ内で点滅されるように3つの発光
ダイオード(不図示)が設けられる。この発光ダイオー
ドは、後述する視線検知用キャリブレーションデータを
入力する際に点滅される。
【0009】さらに図2において、カメラ本体CAには
ボディCPU26が設けられ、このCPU26のメモリ
には、後述するカメラ本体を識別するために各カメラ本
体に付与される識別コードを格納する領域26aが設け
られている。ファインダFDにはファインダCPU39
が設けられ、このCPU39のメモリには、後述する視
線検知演算用補正値(キャリブレーションデータ)を格
納する領域39aが設けられている。この補正値はカメ
ラ本体の識別コードをアドレスとして記憶されている。
なお、図2において、12は焦点調節用駆動系、13は
絞り、14はレンズCPU、24はシャッタ、25はフ
ィルムである。
【0010】図1は本発明による視線検知装置付きカメ
ラの制御系統を示す概略ブロック図である。カメラ本体
のボディCPU26とファインダのCPU39とは各種
データを転送可能に接続されており、ボディCPU26
には、上述した識別コードを記憶するメモリ26aと、
焦点検出装置23と、レリーズ釦の半押し操作でオンす
る半押しスイッチ27aと、レリーズ釦の全押し操作で
オンする全押しスイッチ27bと、電源スイッチ27c
と、撮影条件などを表示する液晶表示器51と、レンズ
CPU14とが接続されている。50は電子手帳などの
端末装置であり、この端末装置50はカメラ本体に設け
られた不図示のコネクタを介してボディCPU26に接
続され、端末装置50のキー操作によりカメラ本体の識
別コードを入力することができる。メモリ26は、たと
えばEEPROMなどのようにバッテリからの給電が断
たれてもメモリ内容を保持する素子を用いる。なお、ボ
ディCPU26には、焦点調節モードや測光モードを選
択するモード選択操作部53と、絞りおよびシャッタ駆
動制御装置54も接続されている。
【0011】ファインダCPU39には、上述したキャ
リブレーションデータが記憶されるメモリ39aと、測
光用光電変換装置34と、眼球照明用発光ダイオード3
5と、キャリブレーションデータ入力処理時にファイン
ダ内にマークM1〜M3を点滅する発光ダイオード52
と、視線検知用光電変換装置38とがそれぞれ接続され
ている。メモリ39aは、たとえばEEPROMなどの
ようにバッテリからの給電が断たれてもメモリ内容を保
持する素子を用いる。視線検知の動作原理などは特開平
1−274736号公報などで公知であるからその詳細
な説明は省略する。
【0012】このようなカメラでは、たとえば、被写界
内に焦点検出領域を複数個設定し、算出された視線から
撮影者がどの焦点検出領域を注視しているかを判断して
焦点調節条件を設定したり、測光条件を設定することが
できる。
【0013】図4は電源スイッチ27cが投入されると
起動されるプログラムであり、ボディCPU26内に格
納される。ステップS10において、カメラ本体の識別
コードを入力するための操作が行なわれているかを判定
する。肯定されるとステップS15において識別コード
入力処理を実行する。識別コード入力の判定は、たとえ
ば、カメラ本体に接続された電子手帳から所定のキー入
力が行なわれたか否かにより判定することができる。カ
メラ本体のダイアルやデータバックのスイッチから入力
するようにしてもよい。コード入力処理を図5により説
明する。
【0014】図5はカメラ本体に識別コードを入力して
設定するのに使用されるプログラムであり、ボディCP
U26に格納される。ステップS151では、カメラ本
体CAの識別コード格納用メモリ26aにアクセスし
て、識別コードが既に記憶されているか判定する。肯定
されるとステップS152で識別コードをカメラ本体の
表示器51に表示し、ステップS153で既に設定した
識別コードを更新する意思があるかを判定する。更新す
る意思の有無を液晶表示器51の表示で確認させ、意思
があればレリーズ釦を半押しさせるようにするなど、種
々の方式で識別コードの更新の有無を確認することがで
きる。
【0015】更新する意思がなければステップS156
にジャンプし、識別コード表示から所定時間経過すると
ステップS156が肯定されてこのプログラムを終了す
る。ステップS151が否定された場合、およびステッ
プS153が肯定された場合にはステップS154に進
み、電子手帳などの端末装置50からの識別コード入力
操作が終了したかを判定する。識別コード入力操作が終
了するとステップS155に進み、ステップS156で
定められた時間だけカメラ本体の表示器51にメモリ2
6aに設定されている識別コードを表示する。図5の処
理が終了すると図4のステップS20に進む。
【0016】図4のステップS20において、半押しス
イッチ27aがオンか否かを判定し、半押しならばステ
ップS25に進み、半押しでなければステップS65に
進む。ステップS25ではキャリブレーションデータが
ないことを示すフラグ(後述)を受信したかを判定し、
否定されるとステップS30に進み、キャリブレーショ
ンデータがファインダから転送されたかを判定し、され
ていればステップS40で撮影準備処理1を実行する。
ステップS25でフラグを受信していると判定されると
ステップS45に進み、撮影準備処理2を実行する。
【0017】図6および図7は撮影準備処理1および2
を示し、図6はその撮影準備処理1の一例を示すフロー
チャートであり、ステップS401でファインダCPU
39で演算された視線に関する値を取り込み、ステップ
S402では、求められた視線に関する値に基づいて焦
点検出領域を選択して焦点調節のための演算を実行し、
ステップS403で撮影レンズを合焦位置に駆動する。
たとえば、視線が通過している領域の焦点検出結果に基
づいて撮影レンズを合焦位置に駆動する。さらにステッ
プS404においては、求められた視線に関する値に基
づいて、測光演算時に各分割測光信号に与える重み付け
を決定する。たとえば、視線が通過している領域からの
分割測光信号に与える重みを大きくし、その他の領域か
らの分割測光信号に与える重みを小さくする。そして、
ステップS405において、その重み付けに基づいて露
出値演算が行なわれる。露出値が演算されると図4のス
テップS50に戻る。
【0018】キャリブレーションデータがファインダ内
のメモリ39aに記憶されていない時は、図7に示す撮
影準備処理2を実行する。ステップS451でモード選
択部53で設定された焦点調節モードと測光モードを読
み込み、ステップS452では、設定されている焦点調
節モードに基づいて焦点検出領域を選択して焦点調節の
ための演算を実行し、ステップS453で撮影レンズを
合焦位置に駆動する。たとえば、広い焦点検出領域で焦
点検出するモード、あるいは、中央部の狭い領域で焦点
検出するモードで焦点調節される。ステップS454に
おいては、設定されている測光モードに基づいて、たと
えばマルチパターン測光モード、あるいは中央重点測光
モードで測光される。そして、ステップS455におい
て、そのモードに基づいて露出値演算が行なわれる。露
出値が演算されると図4のステップS50に戻る。
【0019】図4のステップS50あるいはS55にお
いて全押しスイッチ27bがオンと判定されると、ステ
ップS60に進み、ステップS40あるいはS45で決
定された撮影条件で撮影をおこなった後、次の撮影に備
える動作を行なう。すなわち、銀塩フィルムではフィル
ムを1駒巻上げる。次いでステップS65に進み、電源
スイッチ27cがオンか否かを判定する。ステップS6
5が肯定されるとステップS70に進む。ステップS7
0では、連続してこのステップを所定回数通過したかを
判定し、肯定されるとステップS75で電源をオフして
から一連のルーチンを終了するが、所定回数に達するま
ではステップS10に戻り、繰返しステップS10〜ス
テップS65を実行する。ステップS65で電源スイッ
チ27cがオフと判定されるとこのプログラムを終了す
る。
【0020】図8はファインダがカメラ本体に装着され
ると起動されプログラムであり、ファインダ内のCPU
39に格納される。このプログラムが実行されるとま
ず、ステップS100でキャリブレーションデータ入力
処理を実行する。図9により、キャリブレーションデー
タの入力処理プログラムを説明する。ステップS101
において、カメラ本体から識別コードを読み込み、ステ
ップS102で識別コードの有無を判定する。識別コー
ドがなければステップS107で警告フラグに1をセッ
トするとともに警告してこのプログラムを終了する。識
別コードがあればステップS103において、その識別
コードでファインダ内のメモリ39aをアクセスしてキ
ャリブレーションデータを読み込む。ステップS104
でキャリブレーションデータがあると判定されるとステ
ップS106でそのキャリブレーションデータを更新す
る意思があるかを判定する。更新する意思がなければス
テップS106は否定されてこのプログラムを終了す
る。更新する意思の有無を液晶表示器51の表示で確認
させ、意思があればレリーズ釦を半押しさせるようにす
るなど、種々の方式でキャリブレーションデータの更新
の有無を確認することができる。キャリブレーションデ
ータがない場合と、更新する意思がある場合には、ステ
ップS105において、キャリブレーションデータ演算
処理を実行して新たなキャリブレーションデータを記憶
する。
【0021】図10はキャリブレーションデータ演算処
理プログラムを示すフローチャートである。図10に示
すプログラムが起動されるとステップS131で変数N
に1を代入し、ステップS132でタイムカウントを開
始する。ステップS133では、変数Nにセットされて
いる番号に対応するN番目のマークMN(発光ダイオー
ド52N)を点滅させ、ステップS134に進んで半押
しスイッチ27bがオンか否かを判定し、肯定されると
図8のステップS110に戻る。
【0022】半押しスイッチ27bがオフと判定される
とステップS135に進み、N番目のマークMNによる
視線検知用キャリブレーションの生データの入力が終了
したかを判定する。肯定されるとステップS136でN
番目のマークMNをたとえば1秒間だけ点灯させてその
マークに対するキャリブレーション生データの入力の終
了を報知する。ステップS137では、全てのマークに
ついて視線検知用キャリブレーション生データの入力が
終了したかを判定し、肯定されるとステップS141に
進み、キャリブレーション生データに基づいてキャリブ
レーションデータを演算する。その後、キャリブレーシ
ョン演算処理を終了して図8のステップS110に戻
り、否定されるとステップS138に進む。ステップS
138では、変数Nに1を加算してステップS132に
戻り同様な処理を実行する。
【0023】ステップS135において、N番目のマー
クによる視線検知用キャリブレーション生データの入力
が終了していないと判定されたときは、ステップS13
9に進みタイマカウントが所定値に達しているか(タイ
ムアップしているか)を判定し、タイムアップしていな
いときはステップS133に戻る。タイムアップしてい
るときはステップS140に進み、全てのマークM1〜
M3を1秒間点滅させて、視線検知用キャリブレーショ
ン生データの入力失敗を報知して図8のステップS11
0に戻る。
【0024】なお、キャリブレーション生データとは、
図3に示す注視点マークM1〜M3をそれぞれ注視した
時のファインダ光軸からの視軸の回転角θ1〜θ3と、
瞳中心から第1プルキンエ像間の距離d1〜d3であ
る。すなわち、各マークM1〜M3のキャリブレーショ
ン生データA1〜A3は、
【数1】A1(θ1,d1) A2(θ2,d2) A3(θ3,d3) と表すことができる。また、これらのキャリブレーショ
ン生データA1〜A3を用いてキャリブレーションデー
タkおよびdをたとえば次のように演算することができ
る。
【数2】k=(k1+k2)/2 d=(d1+d2)/2 ただし、k1=(d1−d2)/(θ1−θ2) k2=(d2−d3)/(θ2−θ3) d1=(d2θ1−d1θ2)/(θ1−θ2) d2=(d3θ2−d2θ3)/(θ2−θ3)
【0025】このような実施例によれば、一眼レフカメ
ラにファインダを装着すると、カメラ本体に予め設定さ
れている識別コードでファインダ内のキャリブレーショ
ンデータ格納メモリ39aがアクセスされ、これにより
カメラ操作者の固有なキャリブレーションデータが読み
出され、このキャリブレーションデータと視線検知結果
とに基づいて操作者の視線が演算される。すなわち、交
換式ファインダには、そのファインダを特定の操作者が
使用する際のキャリブレーションデータが記憶されてい
るから、ファインダを交換するたびにキャリブレーショ
ンデータを最設定する操作が不要となり、操作性が向上
する。また、カメラ本体に固有の識別コードを付してお
き、ファインダが装着されるとカメラの識別コードから
キャリブレーションデータを自動的に読取って視線演算
に供するようにしたので、ファインダを複数の人が使用
する場合でも、簡単に対応することができる。
【0026】以上の実施例の各構成要素は特許請求の範
囲の各構成と次のように対応できる。視線検知用光電変
換装置34とFDCPU39が検出手段に、FDCPU
39が補正値演算手段と視線演算手段と読み出し手段
に、ボディCPU26が設定手段と撮影手段と判定手段
と撮影条件設定制御手段に、メモリ39aが補正値記憶
手段に、メモリ26aがコード記憶手段にそれぞれ相当
する。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ファインダ内に補正値を格納するようにしたの
で、各種ファインダを交換して使用する場合に、ファイ
ンダを交換するたびに補正値を設定する操作が不要とな
り操作性が向上する。また、ファインダ内に複数の操作
者の補正値を予め格納しておき、ファインダが装着され
たカメラ本体に付与した識別コードに基づいて所望の補
正値を読み出すようにしたので、複数の人が同一のファ
インダを使用する場合でも、確実に操作者固有の補正値
を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による視線検知装置付きカメラの制御系
統を示すブロック図
【図2】一実施例のカメラの概略構成を示す図
【図3】ファインダ内で点灯するマークの配置を示す図
【図4】一実施例によるカメラのメインの動作手順を示
すフローチャート
【図5】一実施例のカメラ本体側の識別コード入力処理
を示すフローチャート
【図6】一実施例のカメラ本体側の撮影準備処理1を示
すフローチャート
【図7】一実施例のカメラ本体側の撮影準備処理2を示
すフローチャート
【図8】一実施例のファインダ側のメインの動作処理を
示すフローチャート
【図9】一実施例のファインダ側のキャリブレーション
データ演算処理を示すフローチャート
【図10】一実施例のファインダ側のキャリブレーショ
ンデータ演算処理を示すフローチャート
【符号の説明】
LZ 交換レンズ CA カメラ本体 FD ファインダ 26 ボディCPU 26a 識別コード格納用メモリ 35 眼球照明用発光ダイオード 38 視線検知用光電変換装置 39 ファインダCPU 39a キャリブレーションデータ格納用メモリ 50 電子手帳
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/02 9120−2K 9119−2K G03B 3/00 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に対して着脱可能なファイン
    ダと、このファインダで観察される被写体を覗いている
    観察者の眼の視軸を検出する検出手段と、この検出手段
    で検出された視軸と観察者の注視点の方向との偏差に相
    当する補正値を演算する補正値演算手段と、前記検出さ
    れた視軸と前記補正値とに基づいて視線に関する値を演
    算する視線演算手段と、演算された視線に関する値に基
    づいて撮影条件を設定する設定手段と、レリーズ操作に
    応答して撮影処理を実行する撮影手段とを備えた視線検
    知装置付きカメラにおいて、 前記ファインダ内に設置され、前記補正値を記憶する補
    正値記憶手段を具備することを特徴とする視線検知装置
    付きカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1のカメラにおいて、 前記カメラ本体に設けられ、カメラ本体ごとに割当てら
    れた識別コードを記憶するコード記憶手段と、 このコード記憶手段に記憶された識別コードを読取って
    前記補正値記憶手段をアクセスして前記補正値を読み出
    す読み出し手段とを備えることを特徴とする視線検知装
    置付きカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1のカメラにおいて、 前記検出手段と、前記補正値演算手段と、前記視線演算
    手段とをそれぞれ前記ファインダに設置するとともに、
    前記設定手段を前記カメラ本体に設置し、前記ファイン
    ダとカメラ本体との間で各種データを転送する転送手段
    を設けることを特徴とする視線検知装置付きカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3のカメラにおいて、 撮影時に、前記転送手段は前記ファインダの視線演算手
    段で演算された視線に関する値を前記カメラ本体に転送
    することを特徴とする視線検知装置付きカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項2のカメラにおいて、 前記読み出し手段を前記ファインダに設けるとともに、
    前記転送手段は前記識別コードをファインダ装着時に前
    記ファインダに転送するようにし、前記読み出し手段
    は、ファインダ装着時に前記補正値を読取って前記視線
    演算手段に送出することを特徴とする視線検知装置付き
    カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項2のカメラにおいて、 前記識別コードの有無を判定する判定手段と、 前記識別コードがないと判定されたとき、前記視線演算
    結果を使用せずに、操作者により選択された撮影条件が
    設定されるように前記設定手段を制御する撮影条件設定
    制御手段とを具備することを特徴とする視線検知装置付
    きカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1の前記視線検出手段と、前記補
    正値演算手段と、前記視線演算手段と、前記補正値記憶
    手段とを備えることを特徴とする着脱式ファインダ。
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