JPH0633701Y2 - オートレンジ回路 - Google Patents

オートレンジ回路

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JPH0633701Y2
JPH0633701Y2 JP3766789U JP3766789U JPH0633701Y2 JP H0633701 Y2 JPH0633701 Y2 JP H0633701Y2 JP 3766789 U JP3766789 U JP 3766789U JP 3766789 U JP3766789 U JP 3766789U JP H0633701 Y2 JPH0633701 Y2 JP H0633701Y2
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JP
Japan
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circuit
range
signal
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ranging
Prior art date
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JP3766789U
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JPH02128421U (ja
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洋 金子
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オートレンジ回路に関し、更に詳しくは、短
時間に最適レンジを選択できるオートレンジ回路に関す
る。
(従来の技術) 一般の測定器(直流や交流の電圧計,波形ディジタイザ
等)において、レンジング機能を有しているものがあ
る。
第3図は測定器のレンジング機能に関する部分のブロッ
クである。この図において、1はレンジングを行う(最
適レンジを選択する)レンジング回路、2は各種信号処
理(交流→直流変換,フィルタ処理等)を行う信号処理
回路、3はA/D変換を行なうA/D変換器、4はA/D変換器
3からのオーバーレンジ信号若しくはアンダーレンジ信
号によりレンジング回路1のレンジ選択を制御するレン
ジ制御回路である。
このような測定器でオートレンジングを行なう場合、A/
D変換器3によるA/D変換後のオーバーレンジ信号,アン
ダーレンジ信号を使用して、レンジ制御回路4によりレ
ンジング回路1のレンジ選択,変更する。そして、この
レンジ変更後にもう一度A/D変換を行ない、若し最適レ
ンジでなければもう一度レンジを切り換える。
(考案が解決しようとする課題) このようにレンジ変更をするのに、複数回のレンジ変更
を行なう場合がある。
しかし、何回かのデータのサンプリングを行ない、その
データ列が意味をもつ場合(例えば、波形ディジタイザ
等)は、データのサンプリング終了後にレンジを変更
し、更にそれを複数回行なわないと最適レンジが得られ
ないのでは、測定時間の長時間化が問題になる。、特
に、自動試験装置(ATE)のように、試験時間がコスト
に直結するような測定器では大きな問題になる。
本考案は上記した問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、最適なレンジを短時間で選択する
ことの可能なオートレンジ回路を実現することにある。
(課題を解決するための手段) 上述課題を解決する本考案は、入力信号のピークレベル
の絶対値を検出して保持するピーク絶対値検出回路、 直列接続された複数個の抵抗素子からなり、基準電圧を
分圧する抵抗分圧回路、 前記ピーク絶対値検出回路の出力と抵抗分圧回路の各分
圧点に生じる参照電圧とを、各々比較する複数個のコン
パレータ、 これらのコンパレータの出力が導入されレンジ信号を生
成するデコーダ、 このデコーダによって得られるレンジ信号をラッチして
レンジング制御信号を生成するラッチ回路、 このラッチ回路によって生成されたレンジング制御信号
により前記入力信号のレンジ選択を行って出力するレン
ジング回路、 及び前記ピーク絶対値検出回路をリセットする為のピー
クリセット信号を生成すると共に、ラッチ回路によって
生成されるレンジング制御信号を最適レンジに固定する
ためのトリガ信号を生成する制御回路、 よりなることを特徴とするものである。
(作用) 入力信号のピーク絶対値と基準電圧とが比較されること
により制御信号が生成され、この制御信号を基準にして
レンジの選択,変更が実行される。
(実施例) 以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の構成例を示す構成図であ
る。この図において、11は入力信号のピークレベルの絶
対値を検出して保持するピーク絶対値検出回路、12はピ
ーク絶対値信号と基準電圧Vrefとを比較するコンパレー
タである。r1,r2,r3は基準電圧Vrefを抵抗分圧すること
により、所定の値の電圧を生成するための分圧用の抵抗
である。13は基準電圧Vrefを抵抗分圧して得られたa点
電圧とピーク絶対値信号とを比較するコンパレータ、14
は基準電圧Vrefを抵抗分圧して得られたb点電圧とピー
ク絶対値信号とを比較するコンパレータ、15はコンパレ
ータ12〜14の比較出力よりレンジ信号を生成するデコー
ダ、16はレンジ信号をラッチしてレンジング制御信号を
生成するラッチ、17はレンジング制御信号によりレンジ
選択を行なうレンジング回路、18はピーク絶対値検出回
路11をリセットするためのピークリセット信号とレンジ
ング制御信号を最適レンジに固定するためのトリガ信号
を生成する制御回路である。
第2図は第1図に示した装置の各部の信号波形を示すタ
イムチャートである。
以下、第1図及び第2図を参照して動作を詳細に説明す
る。
尚、ここではレンジング回路17のレンジを2V/4V/8V/16V
の4種類とし、これらのレンジを1.9V,3.8V,7.6Vで切り
換えるものとする。従って、分圧用の抵抗r1,r2,r3が、
これらの電圧(1.9V,3.8V,7.6V)を作成し、コンパレー
タの一方の端子に印加している。
まず、制御回路18からのピークリセット信号(第2図
(イ))によりピーク絶対値検出回路11がリセットさ
れ、ピーク絶対値信号(第2図(ウ))は0Vになる。従
って、コンパレータ12〜14の出力(CMP12〜14)は全て
Lレベルになる。このCMP12〜14の出力により、デコー
ダ15がレンジ信号S1〜S4に変換する。この場合、ピーク
絶対値信号が0Vなので、S4(2Vレンジ)がHレベルにな
る。
そして、入力信号(第2図(ア))の変化(0V→+1.9
V)に伴い、ピーク絶対値信号も徐々に変化する。従っ
て、ピーク絶対値が1.9Vを超えた時点でコンパレータ14
の出力(CMP14)がHレベルになる。このCMP14の出力に
より、デコーダ15がレンジ信号S1〜S4に変換する。この
場合、ピーク絶対値信号が1.9Vを超えたので、S3(4Vレ
ンジ)がHレベルになる。
この後、入力信号は上昇し、+4Vを超える。これにとも
ない、ピーク絶対値信号も上昇する。従って、ピーク絶
対値が3.8Vを超えた時点ではCMP14及びCMP13がHレベル
になる。このCMP13,14の出力により、デコーダ15がレン
ジ信号S1〜S4に変換する。この場合、ピーク絶対値信号
が4V以上なので、S2(8Vレンジ)がHレベルになる。
この後、入力信号は減少を続け、−6.5Vになり、ピーク
絶対値は+6.5Vになる。しかし、ピーク絶対値が7.8Vを
超えないので、レンジ信号に変化は生じない。
そして、制御回路18は適当なタイミング(例えば、入力
信号の波形が1周期を過ぎたタイミングなど)で、ラッ
チ16にトリガ信号(第2図(サ)のLレベル)を与え
る。ここで、ラッチ16はレンジ信号S1〜S4を保持し、レ
ンジング制御信号S1′〜S4′として、レンジング回路17
に供給する。このとき、レンジング制御信号S2′のみH
レベルであり、レンジング回路17は8Vレンジを選択し、
レンジ変更を完了する。尚、この図では、直前までの状
態が16Vレンジであった場合(第2図(シ)でS4′がH
レベル)を示している。
以上のように、波高値をもとに最適レンジを選択してい
るため、レンジ数にかかわらず、波形の1周期分の時間
で最適レンジを選択することができる。従って、テスト
時間が問題になるような場合に特に有効である。
尚、レンジ数やレンジの電圧範囲は任意に設定できるこ
とは言うまでもない。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案では、波高値をもと
に最適レンジを選択するようにした。このため、レンジ
数にかかわらず、短時間で最適レンジを選択可能なオー
トレンジ回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す構成図、第2図
は本考案装置の動作状態を示す波形図、第3図は従来装
置の構成を示す構成図である。 1……レンジング回路、2……信号処理回路 3……A/D変換器、4……レンジ制御回路 11……ピーク絶対値検出回路 12〜14……コンパレータ 15……デコーダ、16……ラッチ 17……レンジング回路 18……制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号のピークレベルの絶対値を検出し
    て保持するピーク絶対値検出回路、 直列接続された複数個の抵抗素子からなり、基準電圧を
    分圧する抵抗分圧回路、 前記ピーク絶対値検出回路の出力と抵抗分圧回路の各分
    圧点に生じる参照電圧とを、各々比較する複数個のコン
    パレータ、 これらのコンパレータの出力が導入されレンジ信号を生
    成するデコーダ、 このデコーダによって得られるレンジ信号をラッチして
    レンジング制御信号を生成するラッチ回路、 このラッチ回路によって生成されたレンジング制御信号
    により前記入力信号のレンジ選択を行って出力するレン
    ジング回路、 及び前記ピーク絶対値検出回路をリセットする為のピー
    クリセット信号を生成すると共に、ラッチ回路によって
    生成されるレンジング制御信号を最適レンジに固定する
    ためのトリガ信号を生成する制御回路、 よりなるオートレンジ回路。
JP3766789U 1989-03-31 1989-03-31 オートレンジ回路 Expired - Lifetime JPH0633701Y2 (ja)

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JP3766789U JPH0633701Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 オートレンジ回路

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JPH02128421U JPH02128421U (ja) 1990-10-23
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ID=31544989

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JPWO2015145675A1 (ja) * 2014-03-27 2017-04-13 三菱電機株式会社 電圧信号検出装置および電圧信号調整方法
JP6418705B1 (ja) * 2017-09-15 2018-11-07 武雄 岩井 キャパシタ電源装置

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