JPH0633698Y2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0633698Y2
JPH0633698Y2 JP1989008810U JP881089U JPH0633698Y2 JP H0633698 Y2 JPH0633698 Y2 JP H0633698Y2 JP 1989008810 U JP1989008810 U JP 1989008810U JP 881089 U JP881089 U JP 881089U JP H0633698 Y2 JPH0633698 Y2 JP H0633698Y2
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JP
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conductive plate
antenna
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dome
receiver
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JP1989008810U
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研一 小林
俊雄 古谷
英機 和智
正彦 竹原
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株式会社光電製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば1600MHz程度の超高周波信号を送信
し、また受信することに用いられるアンテナに関する。
「従来の技術」 超高周波帯で使われるアンテナには各種の形状のものが
実用されている。その一つの例として第4図に示すよう
にポール1の上端に筒体2を設け、この筒体2の内部に
受信機3を収納すると共に、筒体2の上端側に絶縁体に
よって形成した球状のドーム4を装着し、ドーム4の内
部にアンテナ素子5を配置した構造のものがある。
受信機3はプリント板に実装され、シールドケースと防
水ケースを兼ねた筒体2の内部に収納される。
「考案が解決しようとする課題」 第4図に示した従来のアンテナ装置の構造によれば、受
信機3が筒体2に収納されているから、修理点検の際に
は球状ドーム4を取外し、受信機3を筒体2の外に取出
さなければならない。
このため受信機3を筒体2の外に取出すまでにかなりの
手間が掛る欠点がある。更に受信機3を筒体2から取出
すと、シールドの外に出されてしまうため動作環境が変
化してしまい本来の動作状況を点検することができない
不都合が生じる。
また、受信機の場合、例えば高周波増幅回路と局部発振
器とは別個にシールドして実装する必要がある。第4図
の構造では回路を機能別に分離して実装することがむず
かしい欠点がある。
またアンテナ素子5を覆うドーム4が球状であるため、
例えば上下二つ割りの構造で作らなければならない。よ
ってその製造がむずかしく、コストが高くなる欠点もあ
る。
この考案の第1の目的は受信機(又は送信機)を実装し
た状態のまま点検することができ、また受信機(又は送
信機)の各部の回路を機能別にシールドして実装するこ
とができるアンテナ装置を提供するにある。
この考案の第2の目的はアンテナ素子を覆うドームの形
状を簡素化し、製造が容易なアンテナ装置を提供するに
ある。
「課題を解決するための手段」 この考案ではアース導体として働く第1導電板と、この
第1導電板の上面に絶縁されて被着されアンテナ素子と
して働く第2導電板とによってアンテナを構成すると共
に、このアンテナを構成する第1導電板の下側面に導電
板によって囲まれた偏平な空室を設け、この偏平な空室
を複数設け、この偏平な複数の空室に受信機(又は送信
機)の機能別回路を各別にシールドして収納した構造と
したものである。
この考案の構造によればアンテナを構成する第1導電板
を取外すことによって偏平な複数の空室の上面が開放さ
れ、複数の空室の全面が露出される。
よってその状態のまま、つまり実装した状態のまま受信
機を修理点検することができる。
更にアンテナは平板状に構成できるためドームを球状に
する必要はなく、単純な箱形形状とすることができる。
この結果製造が容易となり、安価に作ることができる利
点が得られる。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。図中100はアンテ
ナ、200はこのアンテナ100の下面に設けた偏平な空室、
300は偏平ドーム、400はポール取付具を示す。
アンテナ100は第1導電板101と、この第1導電板101の
上面側に誘電体板102によって絶縁されて被着された第
2導電板103とによって構成される。
アンテナ100の詳細を第2図に示す。第1導電板101及び
第2導電板103は共に正方形に形成される。第2導電板1
03は第1導電板101に対して45°回転させた姿勢で第1
電導板101上に被着される。この姿勢に選定することに
よって後で説明する非励振素子として働く104と105の取
付スペースを確保し、またアンテナの横方向全周の指向
特性の平坦化の改善とを計っている。
第2導電板103の辺の長さを適当値に選定することによ
って第2導電板103は高周波信号に共振しアンテナ素子
として動作する。Pは第2導電板103の給電点を示す。
この給電点Pは第1導電板101に形成した孔(特に図示
しない)を通じて受信機に接続される。
第2導電板103の周りに非励振素子104と105とが配置さ
れる。非励振素子104は第2導電板103の各辺のほぼ中央
部分に設置される。非励振素子105は第1導電板101の各
辺に沿って絶縁板105Aがスペーサ105Bによって第1導電
板101の面から離れた位置に架設され、この絶縁板105A
の上面に導電層又は適当な抵抗値を持つ抵抗体層105Cが
被着されて構成される。また被励振素子104は誘導体板1
02を第1導電板101への取付を兼ねている。
これら非励振素子104と105は第2導電板103の共振を制
振し、アンテナ100の指向性を無指向性化するために設
けられている。
この考案ではアンテナ100を第1導電板101と、この第1
導電板101の上面に絶縁して被着した第2電導板103とに
よってアンテナ100を構成したから、アンテナ100の形状
を薄形化することができる。この結果第1導電板101の
下面側に受信機等を収納するハウジングを設けてもアン
テナ100を含めて全体の厚みが大きくなることがない。
このためこの考案では第1導電板101の下面側に偏平な
形状の空室200を設ける。この空室200は凹没面を持つ導
電性のハウジング201と第1導電板101によって囲まれて
形成される。ハウジング201は例えばアルミのダイカス
トによって形成され、空室200の内部はシールドされ
る。
ハウジング201は第1導電板101の平面形状とほぼ等しい
平面状を持ち、第1導電板101の面積にほぼ等しい平面
積を持つ凹没面を具備している。
凹没面はこの例では第3図に示すようにリム202によっ
て3分割し、3つの凹没面202A,202B,202Cを形成する構
造とした場合を示す。
リム202及びハウジング201の四周を巡る204の上面には
凹溝203が形成され、この凹溝203に導電性のシールド用
パッキングが挿入される。
ハウジング201の底面に形成した4個のビス孔204にはポ
ール取付具400を固定するためのビス401(第1図参照)
が螺入されたポール取付具400のフランジ402がハウジン
グ201の下面に締付けられ、ハウジング201の下面に取付
けられる。
3つに仕切られた凹没面202A,202B,202Cには例えば受信
機の各部の回路或いは送信機の各部の回路が分散されて
実装される。つまり各凹没面202A,202B.202Cには第1図
に示すようにプリント板500が装着される。各プリント
板500には部品501が実装され受信機の各部の回路が構成
される。
リム202には各凹没面202A,202B,202Cとの間を連通させ
る切溝205が形成され、この切溝205を通じて電線を配線
し、各凹没面202A,202B,200Cに装着した各部の回路を電
気的に接続する。
ハウジング201の上面の四隅にはビス孔206が形成され、
この孔206の上側にビス106(第1図参照)を螺入して第
1導電板101をハウジング201に上面に固定する。またビ
ス孔206の下側にはビス107を螺入し、ドーム取付板303
をハウジング201に取付ける。
偏平ドーム300は例えば強化プラスチックによって成形
される。この偏平ドーム300は角形の箱状とされ、その
開口面の縁に沿って凹溝301が形成され、この凹溝301に
オーリング302が挿入され、このオーリング302がドーム
支持板303に圧接されて防水構造とされる。
ドーム300はドーム300の内壁面に突設した突片304をナ
ット305とビス306によってドーム取付板303に締付て固
定する。
「考案の効果」 上述したようにこの考案にればドーム300をドーム取付
板303から取外すとアンテナ100が露出され、更にビス10
6を取外し、アンテナ100を取外すことによって受信機を
構成する各部の回路のプリント板500の全面が露出され
る。よってこの状態で動作状況を点検することができ、
受信機をハウジング201に実装状態のまま点検すること
ができる。よって修理点検を容易に行なうことができ
る。また受信機(又は送信機)の各部の回路を格別にシ
ールドして実装できるから、受信機(又は送信機)を安
定に動作させることができる利点が得られる。
またアンテナ100は第1導電板101の上面に第2導電板10
3を絶縁して支持した構造のため特に薄形化することが
できる。このためアンテナ100と受信機を収納したハウ
ジング201の双方をドーム300で覆う構造としても、ドー
ム300は底の浅い箱形にすることができる。この点でド
ーム300は製造が容易な構造となり、安価に作ることが
できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図はこ
の考案に用いたアンテナの構造を説明するための斜視
図、第3図はこの考案のアンテナ装置に用いたハウジン
グの構造を説明するための斜視図、第4図は従来の技術
を説明するための側面図である。 100:アンテナ、101:第1導電板、102:誘導体板、103:第
2導電板、200:空室、201:ハウジング、202:リム、202
A,202B,202C:凹没面、300:ドーム、400:ポール支持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アース導体として働く第1導電板の上面に
    絶縁体を介してアンテナ素子として働く第2導電板が配
    置され、この第2導電板を高周波信号に共振させること
    によって電波の送信又は電波の受信を行うようにしたア
    ンテナにおいて、 上記第1導電板の下部に、金属の一体成形加工によって
    複数の偏平な凹没面が形成され、各凹没面の開口部が上
    向の姿勢で配置されたハウジングを設け、このハウジン
    グの各凹没面の開口部を上記第1導電板によって閉塞す
    ることにより複数の独立してシールドされた複数の空室
    を形成し、この複数の空室に受信機(又は送信機)の各
    部の回路を各別にシールドして実装すると共に、上記ハ
    ウジングの底面から外向に張り出したドーム取付板に絶
    縁体で形成した偏平ドームの開口縁を支持させ、この偏
    平ドームによって上記アンテナ及びハウジングを外気か
    ら遮蔽した構造としたことを特徴とするアンテナ装置。
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