JPH06336753A - フラッシュバルブ - Google Patents

フラッシュバルブ

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Publication number
JPH06336753A
JPH06336753A JP15153493A JP15153493A JPH06336753A JP H06336753 A JPH06336753 A JP H06336753A JP 15153493 A JP15153493 A JP 15153493A JP 15153493 A JP15153493 A JP 15153493A JP H06336753 A JPH06336753 A JP H06336753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
pressure
chamber
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15153493A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobunori Doi
延宣 土井
Mitsuhiro Hayamizu
光浩 速水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP15153493A priority Critical patent/JPH06336753A/ja
Publication of JPH06336753A publication Critical patent/JPH06336753A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 便器に対して適正な洗浄水の吐水をさせるこ
とのできるフラッシュバルブの提供を目的とする。 【構成】 フラッシュバルブ1は、主弁30の上昇位置
を規制する調整スピンドル45を上下させるステッピン
グモータ44と、外部からの供給水の水圧を検知する圧
力センサ47と、圧力センサ47の検知圧力に応じてス
テッピングモータ44を駆動し、調整スピンドル45を
外部からの供給水の水圧に応じた位置に調整するコント
ローラ48とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便器に洗浄水を供給す
るフラッシュバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】図4は、従来のフラッシュ
バルブの構成を示した断面図である。図4に示すよう
に、フラッシュバルブ51は、本体部2内に上下動可能
にピストン部3が配設されており、そのピストン部3に
は主弁30が形成されている。主弁30には、上下に貫
通する水孔11が例えば4個形成されており、この各水
孔11は上方に形成される水室Wと連通されたものであ
る。又、主弁30の外周側には上下に貫通する1個の小
孔14が形成されている。
【0003】起動弁9は、主弁30内に保持リング35
を介し固設された起動弁パッキン8に当接している。
又、前記水室W内に水が充満されている状態では前記主
弁30は下降されており、その下端にピストンガイド7
を介し固定された弁パッキン6が水路Rを閉止した状態
に保持されている。
【0004】又、水室W内の水を逃がすための水抜きパ
イプ41が本体部2上部に接続されており、その水抜き
パイプ41は電磁弁42により開閉される。更に、本体
部2上部には、主弁30の上昇位置を設定する調整ネジ
部43が形成されている。この調整ネジ部43の調整に
より設定された主弁30の上昇位置が高い場合は小孔1
4から水室W内に注入される水量が多いため、主弁30
が水路Rを閉止するまでの時間が長くなり、水路Rから
便器に吐出される洗浄水の量が多くなる一方、調整ネジ
部43の調整により設定された主弁30の上昇位置が低
い場合は小孔14から水室W内に注入される水量が少な
く、水路Rを閉止するまでの時間が短くなり、水路Rか
ら便器に吐出される洗浄水の量が少なくなる。
【0005】このような構造において、電磁弁42を励
磁する図示していないスイッチがオンされ、水室W内の
水が水抜きパイプ41から水路Rに逃げるか、またはプ
ッシュボタン17が使用者により押圧されて押し棒18
が前進すると、起動弁9が押し棒18により押されて傾
動し、起動弁9の上端が開いて起動弁パッキン8間との
間に隙間が生じ、これにより水室W内の水が水孔11を
通って下方の水路Rへ流出される。
【0006】このように水室W内の水が抜けると、水室
Wは水の抜けた分だけ真空状態となるため、供給水路4
6からの洗浄水の水圧により主弁30は上昇し、弁パッ
キン6が水路を開けて、洗浄水が一気に水路R内に、即
ちバキュームブレーカー19側に流される。主弁30は
開放されたままの状態を保持し続け、徐々に小孔14か
ら水室W内に水が充満されて、水室Wが満水状態となる
と、主弁30は下降して弁パッキン6が本体部2の座部
に当接して水路Rを閉止する。
【0007】上記構成のフラッシュバルブ51におい
て、前記調整ネジ部43の調整は、フラッシュバルブ5
1の現場据え付け完了時に行われる。しかしながら、フ
ラッシュバルブ51に給水される供給水の圧力は現場毎
に異なる。あるいは吐出水を流す便器の種類により水量
が異なるため、一般に施工作業者の勘により調整ネジ部
43の調整が行われる。そのため、便器に対する吐出水
量が多すぎたり、逆に少なかったりするという問題があ
る。そこで本発明では、便器に対する吐出水が適正な量
になるように制御することを解決すべき課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では上記課
題を解決するため、上方に形成された水室内に水が充満
した状態で下降し水路を閉止する一方、水室の水が抜け
た時に外部からの供給水の水圧により上昇して水路を開
く主弁を備えたフラッシュバルブにおいて、 (1)前記主弁の上昇位置をモータで規制する上昇位置
規制手段と、前記外部からの供給水の水圧を検知する圧
力センサと、その圧力センサの検知圧力に応じて前記モ
ータを駆動し前記上昇位置規制手段を前記外部からの供
給水の水圧に応じた位置に調整することにより、水路か
らの吐出水量を一定に制御する制御手段とを設けること
である。 (2)主弁の上昇位置をモータで規制する上昇位置規制
手段と、用便者の用便時間を計測する用便時間計測手段
と、その用便時間計測手段により計測された用便時間に
応じて前記モータを駆動し前記上昇位置規制手段の位置
を調整することにより、水路からの吐出水量を用便時間
に応じて制御する制御手段とを設けることである。
【0009】
【作用】上記第1の構成のフラッシュバルブによれば、
制御手段は、圧力センサの検知圧力に応じてモータを駆
動し上昇位置規制手段を外部からの供給水の水圧に応じ
た位置に調整するため、供給水の水圧が変動しても水路
からの吐出水量を一定に制御することができる。また、
第2の構成のフラッシュバルブによれば、制御手段は、
用便時間計測手段により計測された用便時間に応じて前
記モータを駆動し前記上昇位置規制手段の位置を調整す
ることにより、水路からの吐出水量を用便時間に応じて
制御することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はフラッシュバルブ1の要部断面図であり、
従来のフラッシュバルブ51と同様な作用を行う部材に
ついては、図4に示した従来のフラッシュバルブ51と
同一符号を用いるとともに、重複説明は極力避けてい
る。本例のフラッシュバルブ1は、前記従来のフラッシ
ュバルブ51における主弁30のピストン3の上昇位置
を設定する調整ネジ部43の部分をステッピングモータ
44で構成したものである。
【0011】上記ステッピングモータ44には、ステッ
ピングモータ44の図示していない主軸の回転により上
下方向に移動する調整スピンドル45が取着されてい
る。また、供給水路46には、給水圧力を検知して検知
圧力に応じた信号を出力する圧力センサ47が配設され
ている。この圧力センサ47は上記ステッピングモータ
44を制御する図2に示したコントローラ48に接続さ
れている。
【0012】上記構成のフラッシュバルブ1において、
コントローラ48は圧力センサ47からの給水圧力対応
信号を入力すると、その信号に対応してステッピングモ
ータ44を回転させ、調整スピンドル45の位置を調整
する。即ち、調整スピンドル45は供給水路46の供給
水の水圧が高い場合に下端面位置が低くなるように調整
される一方、水圧が低い場合、下端面位置が高くなるよ
うに調整され、水路Rに吐出される水量を一定にするも
のである。従って、上記制御をするため、コントローラ
48には、圧力センサ47による給水圧力データとステ
ッピングモータ44の回転データとが記憶されている。
【0013】また、ステッピングモータ44による調整
スピンドル45の別の調整手段として図3に示した手段
がある。この手段は、便器を使用する人を検知して、そ
の使用時間を計測し、その使用時間が所定時間より長い
場合には、大便と判断してステッピングモータ44を駆
動させ、調整スピンドル45の下端面位置を高くし、水
路Rに吐出される水量を多くする一方、使用時間が所定
時間より短い場合には、小便と判断して調整スピンドル
45の下端面位置を低くし、水路Rに吐出される水量を
少なくする。
【0014】上記のような制御をするため、コントロー
ラ48には、便器を使用する人を検知する人体センサ4
9が接続されており、人体センサ49からの検知信号の
入力時間がコントローラ48において計測される。その
ため、コントローラ48には人体検知時間データに対応
したステッピングモータ44の回転データが記憶されて
いる。尚、上記の人体センサ49の代わりに便器の便座
に取着された着座センサ、あるいは用便開始時と用便終
了時に操作する手動スイッチなどを用いても良い。
【0015】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、供給
水の水圧が異なっていてもフラッシュバルブから吐出さ
れる水量を設定量に自動制御することができるため、様
々な便器に対して適正な水量の洗浄水を吐出することが
できる。また第2の発明によれば、便器使用時間に応じ
て便器に吐出される吐出水量を変えることができるた
め、大便時及び小便時に応じた水量で洗浄水を吐出させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のフラッシュバルブの断面図である。
【図2】本例のフラッシュバルブの制御ブロック図であ
る。
【図3】本例のフラッシュバルブの他の制御ブロック図
である。
【図4】従来のフラッシュバルブの断面図である。
【符号の説明】
W 水室 R 水路 1 フラッシュバルブ 2 本体部 14 小孔 30 主弁 41 水抜きパイプ 42 電磁弁 44 ステップモータ 45 調整スピンドル 46 供給水路 47 圧力センサ 48 コントローラ 49 人体センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に形成された水室内に水が充満した
    状態で下降し水路を閉止する一方、水室の水が抜けた時
    に外部からの供給水の水圧により上昇して水路を開く主
    弁を備えたフラッシュバルブにおいて、 前記主弁の上昇位置をモータで規制する上昇位置規制手
    段と、前記外部からの供給水の水圧を検知する圧力セン
    サと、その圧力センサの検知圧力に応じて前記モータを
    駆動し前記上昇位置規制手段を前記外部からの供給水の
    水圧に応じた位置に調整する制御手段とを設けたことを
    特徴とするフラッシュバルブ。
  2. 【請求項2】 上方に形成された水室内に水が充満した
    状態で下降し水路を閉止する一方、水室の水が抜けた時
    に外部からの供給水の水圧により上昇して水路を開く主
    弁を備えた便器用のフラッシュバルブにおいて、 前記主弁の上昇位置をモータで規制する上昇位置規制手
    段と、用便者の用便時間を計測する用便時間計測手段
    と、その用便時間計測手段により計測された用便時間に
    応じて前記モータを駆動し前記上昇位置規制手段の位置
    を調整する制御手段とを設けたことを特徴とするフラッ
    シュバルブ。
JP15153493A 1993-05-28 1993-05-28 フラッシュバルブ Pending JPH06336753A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15153493A JPH06336753A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 フラッシュバルブ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15153493A JPH06336753A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 フラッシュバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06336753A true JPH06336753A (ja) 1994-12-06

Family

ID=15520621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15153493A Pending JPH06336753A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 フラッシュバルブ

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JP (1) JPH06336753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013076300A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Toto Ltd 流路開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013076300A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Toto Ltd 流路開閉装置

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