JP2685798B2 - 水洗便所のフラッシュバルブ用節水装置 - Google Patents

水洗便所のフラッシュバルブ用節水装置

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JP2685798B2 JP63107880A JP10788088A JP2685798B2 JP 2685798 B2 JP2685798 B2 JP 2685798B2 JP 63107880 A JP63107880 A JP 63107880A JP 10788088 A JP10788088 A JP 10788088A JP 2685798 B2 JP2685798 B2 JP 2685798B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は水洗便所のフラッシュバルブ用節水装置に
関するものである。 [従来の技術] 従来、水洗便所の放水手段として、第2図に示すフラ
ッシュバルブがある。フラッシュバルブ1は連結管2お
よび止水弁3を介して水道管4に接続されるとともに、
吐出管5を介して図示しない便器に接続されている。フ
ラッシュバルブ1のケーシング21内にはピストンバルブ
6が上下動可能に収容されている。 便器が水を流さないときには、ピストンバルブ6が下
動位置に配置され、そのフランジ部7が弁座8に当接し
て吐出口9が閉鎖される。このとき、ケーシング21内の
水はストレーナ10および小孔11を通って上部弁室12内に
流入し、その水圧によりピストンバルブ6に内装した作
動子13が下方に押圧されて、その上端の弁板14により内
側弁座15が閉鎖される。 この状態において、便器に水を流すためにハンドル16
が操作されると、係合棒17がばね18に抗して内側に突出
して作動子13に係合する。これにより、作動子13がばね
19の作用に抗して傾動され、その弁板14が内側弁座15か
ら離間する。すると、上部弁室12内の水がピストンバル
ブ6内を通過して下方に流れ、上部弁室12の水圧が低下
するため、ピストンバルブ6がケーシング21内の水圧に
より上昇され、そのフランジ部7が弁座8から離間して
吐出口9が開放される。したがって、水が吐出口9およ
び吐出管5を介して一気に便器へ流出する。 この場合のフラッシュバルブ1の給水量は、キャップ
22上端の調節ねじ20を螺入または螺退させて、ピストン
バルブ6の上動位置を規制することによって調節され
る。そして、この給水時にもケーシング21内の水が上部
弁室12へ流入するため、そこが満水状態になると、上方
からの水圧によりピストンバルブ6が再び下動し、フラ
ンジ部7により吐出口9が閉鎖されて便器への給水が停
止される。 [発明が解決しようとする課題] ところが、上記した従来のフラッシュバルブ1におい
ては、調節ねじ20の操作によりいったん給水量を設定す
ると、大便使用時および小便使用時のいずれ場合にもハ
ンドル16の操作量を変えない限り、同じ設定量の水が供
給されるため、小便使用時にも大便用に設定された必要
以上の水が流れてしまうという無駄があった。 [課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明は、ケーシング内
にピストンバルブが上下動可能に設けられるとともに、
ケーシング上部に貫通形成された雌ねじ孔には前記ピス
トンバルブが上動したときに当接する当接ねじが螺合さ
れ、この調節ねじを螺入又は螺退させることにより前記
ピストンバルブの上動位置を規制して同バルブの上動時
における給水量を調節するように構成されたフラッシュ
バルブに付設されるフラッシュバルブ用節水装置であっ
て、前記ケーシング上部に搭載されるケース内にモータ
を収納するとともに、同モータの出力軸を前記調節ねじ
に係合させ、使用者によるトイレ使用状況に応じて制御
手段から出力される制御信号に基づき前記モータの回転
方向及び回転量を制御するようにし、同モータの回転制
御に基づき前記調節ねじの螺入量又は螺退量を制御する
ようにしたことを要旨としている。 [作用] 即ち、本発明は、従来構成のフラッシュバルブに付設
される節水装置であり、同フラッシュバルブのケーシン
グ上部にケースが搭載される際、ケースに内装されたモ
ータの出力軸が前記ケーシング上部の調節ねじに係合状
態とされる。そのため、制御手段からの制御信号に応じ
てモータが回転すると、同モータの出力軸を介して前記
調節ねじが同一回転方向へ同一回転量だけ回転させられ
る。すると、この回転に伴う螺入又は螺退により調節ね
じの位置が上下方向へ変化し、ピストンバルブの上動規
制位置が変化するため、給水量も調節される。 [実施例] 以下、本発明の水洗便所のフラッシュバルブ用節水装
置を具体化した一実施例を第1図に基づき説明する。な
お、本実施例におけるフラッシュバルブは第2図を用い
て説明した従来技術のフラッシュバルブとほぼ同一構成
であるため、前記第2図のフラッシュバルブと同一の部
材については図面中に同一符号を付して重複した説明は
省略する。 フラッシュバルブ1のケーシング21の上面には、ピス
トンバルブ6を昇降案内するためのガイド23が螺着さ
れ、その上部隔壁部24中央の筒部25には調節ねじ20が螺
合されている。又、ガイド23の上部に螺着されたケース
26にはモータ27が内装され、その出力軸28の突片28aは
前記調節ねじ20上の溝20aに上下方向へスライド可能に
係合されている。そして、モータ27の回転により調節ね
じ20が筒部25内で螺入および螺退されて、その下端にて
ピストンバルブ6の上動位置が規制されるようになって
いる。 上記構成のフラッシュバルブ用節水装置は次のように
作用する。フラッシュバルブ1が設置された水洗便所に
使用者が入室すると、例えばドアスイッチ等の入室確認
スイッチあるいは利用者の有無を検出する赤外センサ等
からの信号に応答し、電気制御開路中のタイマーが作動
する。このタイマーには、使用者が便所に入室したのち
大便を終了するまでに要する通常の時間が予め設定され
ている。尚、このとき、調節ねじ20は最も下降した初期
位置に配置されている。 そして、このタイマーに設定された一定時間が経過す
るまでの間に、使用者が小便を済ませて前記ハンドル16
を操作すると、ピストンバルブ6が前記初期位置の調節
ねじ20に当接する高さまで上昇して、吐出口9から小便
を流すのに必要な少量の水が便器に給水される。したが
って、小便使用時の給水量を従来と比較して大幅に節約
することができる。 一方、大便の場合には、使用者が大便を済ませる前に
タイマーの設定時間が終了する。そして、このタイムア
ップ信号に応答してモータ27が逆回転され、調節ねじ20
が前記初期位置から所定距離だけ上方に螺退される。こ
の状態において、使用者がハンドル16を操作すると、ピ
ストンバルブ6が螺退位置の調節ねじ20に当接する高さ
まで大きく上昇し、吐出口9が前記小便時よりも大きく
開放されて、そこから大便を流すに充分な多量の水が便
器に給水される。 そして、使用者が大便を済ませて水洗便所より退室す
ると、入室確認スイッチがオフとなり、前記モータ27が
回転して調節ねじ20は初期位置に戻される。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、水洗便所にお
ける従来のフラッシュバルブ構造をほとんどそのまま利
用できるので、例えば、既に設置された従来構成のフラ
ッシュバルブに対しても容易に後から付設することがで
き、これにより給水量の制御をきめ細かくして、より効
率的な節水を図ることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の第1実施例を示すフラッシュバルブ
の一部破断正面図、第2図は第1実施例の変形例を示す
部分断面図、第3図は従来のフラッシュバルブを示す断
面図である。 放水手段1、調節ねじ20、モータ27。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−52929(JP,A) 実開 昭59−173776(JP,U) 実開 昭58−140376(JP,U) 特公 昭48−40486(JP,B1) 実公 昭52−50024(JP,Y2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ケーシング(21)内にピストンバルブ(6)が上下
    動可能に設けられるとともに、ケーシング(21)上部に
    貫通形成された雌ねじ孔には前記ピストンバルブ(6)
    が上動したときに当接する調節ねじ(20)が螺合され、
    この調節ねじ(20)を螺入又は螺退させることにより前
    記ピストンバルブ(6)の上動位置を規制して同バルブ
    (6)の上動時における給水量を調節するように構成さ
    れたフラッシュバルブ(1)に付設されるフラッシュバ
    ルブ用節水装置であって、 前記ケーシング(21)上部に搭載されるケース(26)内
    にモータ(27)を収納するとともに、同モータ(27)の
    出力軸を前記調節ねじ(20)に係合させ、使用者による
    トイレ使用状況に応じて制御手段から出力される制御信
    号に基づき前記モータ(27)の回転方向及び回転量を制
    御するようにし、同モータ(27)の回転制御に基づき前
    記調節ねじ(20)の螺入量又は螺退量を制御するように
    した水洗便所のフラッシュバルブ用節水装置。
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