JPH06336307A - 厨芥圧送装置 - Google Patents

厨芥圧送装置

Info

Publication number
JPH06336307A
JPH06336307A JP12373493A JP12373493A JPH06336307A JP H06336307 A JPH06336307 A JP H06336307A JP 12373493 A JP12373493 A JP 12373493A JP 12373493 A JP12373493 A JP 12373493A JP H06336307 A JPH06336307 A JP H06336307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
water level
submersible pump
kitchen
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12373493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tasaki
哲也 田▲さき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12373493A priority Critical patent/JPH06336307A/ja
Publication of JPH06336307A publication Critical patent/JPH06336307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流し台より流入する厨芥や厨房排水を貯留槽
内より残存物のないよう効率よく排出させると共に、貯
留槽内のスケール付着、増加を防げる厨芥圧送装置を提
供することを目的とする。 【構成】 貯留槽1内の水中ポンプ8の運転水位の近傍
位置に傾斜のついた仕切板11を設けると共に、水中ポ
ンプ8のケーシング8a外周に多数の洗浄水の噴出孔1
2を形成し、噴出孔12から仕切板11の下方空間に洗
浄水を勢いよく噴出させるようにした。 【効果】 貯留槽1の水位上昇とともに浮上して仕切板
11の下面に付着した茶かすなどは、噴出孔12から噴
出する洗浄水で排水と混合されて効率よく排水されるの
で、貯留槽1のスケール付着を解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅、アパート、事務
所等の各種施設に設置して、厨芥及び厨房排水を圧送排
出する厨芥圧送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥圧送装置について図面を参照
しながら説明する。
【0003】図3は従来の厨芥圧送装置の正面断面図、
図4は同平面図である。図3において、貯留槽1の上部
にはパッキン2を介して貯留槽蓋3が設けられている。
4はフックバンドであり、貯留槽1を半密閉に閉鎖し、
且つ臭気等の漏れを防ぐために貯留槽蓋3を固定する。
貯留槽1の側面下部には厨芥及び厨房排水の流入口5が
設けられており、また貯留槽1の他方の側面上部には排
水口6が設けられている(図4も参照)。また貯留槽蓋
3には負圧調整弁7が組込まれている。
【0004】貯留槽1の内部には水中ポンプ8と水位検
知スイッチ9が設置されている。水位検知スイッチ9
は、貯留槽1内の水位を検知し、水中ポンプ8を自動的
に運転させる。10は水中ポンプ8に接続された圧送排
水管であり、排水口6に連結されている。
【0005】次に、以上のように構成された厨芥圧送装
置の動作について説明する。厨房流し台(図示せず)よ
り流される厨芥及び厨房排水は、流入口5より貯留槽1
内に流入し、水位が上昇していく。厨芥及び厨房排水の
流入により貯留槽1内の水位が水位検知スイッチ9の設
定水位まで上昇すると、水中ポンプ8が運転を開始して
厨芥及び厨房排水を排水口6から排出する。又、水中ポ
ンプ8の停止は、水位検知スイッチ9が設定水位に達し
たことを検知した時点よりタイマーによって制御されて
いる。
【0006】ここで貯留槽1はパッキン2を介して貯留
槽蓋3とフックバンド4により密閉されており、通常厨
芥及び厨房排水の流入は非常に流入し難いが、厨芥及び
厨房排水の流入による貯留槽1内の空気圧縮限界以前に
水位検知スイッチ9の検知水位を設定すること、及び排
水口6に接続される配管構成を排水口6より立上げるこ
とのないようにして常に大気開放となるようにすること
により、貯留槽1を半密閉構造とすることで、圧送運転
を円滑かつ信頼性にあるものとしている。
【0007】更に、水中ポンプ8の起動時に生ずる負圧
により貯留槽1内が負圧となり、流し台(図示せず)に
取り付けられた封水機構(トラップ)が破壊されないよ
うに貯留槽蓋3に負圧調整弁7を組込み、水中ポンプ8
の起動時に負圧が発生した場合には負圧調整弁7が動作
し、貯留槽1内の圧力変動により流し台(図示せず)の
封水機構(トラップ)が破壊されないように調整してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、貯留槽1内の水位上昇と共に、厨芥
及び厨房排水に含まれる茶かすや御飯粒又残飯に含まれ
る油分等が水面上に浮遊し、水位検知スイッチ9が設定
水位に達して水中ポンプ8が運転、排水しても、水中ポ
ンプ8の停止後、貯留槽1内の残水面に相当の浮遊物が
残存しやすいものであった。またこのような動作を繰り
返すことにより、しだいに浮遊物が蓄積し、水位検知ス
イッチ9にスケール付着等を招き、厨芥圧送の誤作動を
誘発したり、貯留槽1内の定期的メンテナンスによる残
存物の除去、清掃を余儀なくされるという問題点があっ
た。
【0009】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、厨芥圧送装置の運転後、貯留槽内の残水中に、
厨芥や残飯等の浮遊物を残存させることなく、又水位検
知スイッチや貯留槽へのスケール付着を抑制できる衛生
的で信頼性の高い厨芥圧送装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の厨芥圧送装置
は、水位検知スイッチで規定される水中ポンプの運転水
位の近傍位置に、仕切板を傾斜させて設けるとともに、
水中ポンプのケーシング外周に、仕切板の下方空間へ洗
浄水を噴出する噴出孔を多数形成したものである。
【0011】
【作用】上記の構成により、貯留槽内に流入する厨芥及
び厨房排水、また厨房排水に含まれる茶かすや御飯粒等
は、貯留槽の水位上昇と共に貯留槽内に設けた仕切板へ
と上昇していく。仕切板は、水中ポンプの運転水位とほ
ぼ同一面上に配してあり、したがって厨芥や御飯粒等残
飯は仕切板以上の水面に浮遊しない。一方、水中ポンプ
が運転を開始すると、水中ポンプのケーシング外周に設
けた噴出孔より洗浄水を四方に拡散しながら噴出し、仕
切板の下方空間に閉じこめられていた厨芥、残飯等の浮
遊物を排水と混合させ、効率よく排出する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の一実施例の厨芥圧送装置につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の厨芥圧送装置の
正面断面図、図2は同平面図である。図1,図2におい
て、貯留槽1の内部には仕切板11が設けられており、
また水中ポンプ8のケーシング8a外周面に多数の噴出
孔12が形成されている。仕切板11は、水位検知スイ
ッチ9で規定される水中ポンプ8の運転水位の近傍位置
に、水位検知スイッチ9へ向って緩やかに下り勾配で傾
斜させて設置されている。また噴出孔12は、仕切板1
1の下方空間へ洗浄水を噴出する。その他の構成は図
3,図4の従来例と同じであり、同じ構成部品には同一
符号と付してその説明を省略する。またこの厨芥圧送装
置の基本動作も、従来例と同じである。
【0014】本実施例では、貯留槽1内部に設けられた
仕切板11により、貯留槽1内は水位検知スイッチ9側
の一部分のみ開口された状態となっている。また仕切板
11の水位検知スイッチ9側の終端部は、数センチ折り
曲げられた屈曲部11aになっている。
【0015】上記構成において、流入口5より貯留槽1
内に流入した厨芥及び厨房排水、また厨房排水に含まれ
る茶かすや御飯粒等は、貯留槽1の水位上昇と共に次第
に浮上するが、貯留槽1の水位が水位検知スイッチ9の
設定水位になると、水中ポンプ8が運転を開始し外部へ
排出される。ここで、貯留槽1内の水面上に浮遊する比
重の軽い残存物は、仕切板11によりそれ以上水面上を
浮遊することを抑制され、仕切板11の下面に貼りつく
ようにして、水中ポンプ8の運転を待つことになる。
【0016】水中ポンプ8が運転を開始すると、多数の
噴出孔12から洗浄水が勢いよく噴出し、仕切板11の
下面に貼りついた比重の軽い残存物は、貯留槽1内の排
水と混合される。又同様に貯留槽1底部に堆積していた
比重の重い残存物も、この噴流により排水と混合され、
水中ポンプ8により排出口6から排出される。また流入
口5と最も離れた位置に仕切板11の開口部を設け、水
位検知スイッチ9をそこに設けると共に仕切板11の終
端部を屈曲部11aとして数センチ折り曲げることによ
り、水位検知スイッチ9に比重の軽い残存物が付着し、
スケール化することを抑制する。また、噴出孔12から
噴出される洗浄水は、残存物の攪拌作用を行うだけでな
く、仕切板11に付着する残存物やスケールを洗浄し、
更に貯留槽1の内壁面をも洗浄する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、貯留槽内に厨芥や残飯
等の浮遊物や残存物が残ることはなく、また水位検知ス
イッチや貯留槽内壁面のスケール進行を抑制して、誤作
動の少ない信頼性の高い且つメンテナンスの少ない衛生
的な厨芥圧送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における厨芥圧送装置の正面
断面図
【図2】本発明の一実施例における厨芥圧送装置の平面
【図3】従来の厨芥圧送装置の正面断面図
【図4】従来の厨芥圧送装置の平面図
【符号の説明】
1 貯留槽 2 パッキン 3 貯留槽蓋 4 フックバンド 5 流入口 6 排水口 7 負圧調整弁 8 水中ポンプ 8a ケーシング 9 水位検知スイッチ 10 圧送排水管 11 仕切板 11a 屈曲部 12 噴出孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨芥及び厨房排水の流入口を備えた貯留槽
    と、この貯留槽内に設けられた圧送排水管に接続された
    水中ポンプと、この貯留槽内に設けられて貯留槽内の水
    位を検出して前記水中ポンプを自動的に運転する水位検
    知スイッチと、前記貯留槽を半密閉に閉鎖する貯留槽蓋
    と、この貯留槽蓋に組込まれた負圧調整弁とを備え、前
    記水中ポンプの運転水位の近傍位置に仕切板を傾斜させ
    て配設するとともに、前記水中ポンプのケーシング外周
    に前記仕切板の下方空間へ洗浄水を噴出する噴出孔を多
    数形成したことを特徴とする厨芥圧送装置。
JP12373493A 1993-05-26 1993-05-26 厨芥圧送装置 Pending JPH06336307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12373493A JPH06336307A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 厨芥圧送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12373493A JPH06336307A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 厨芥圧送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06336307A true JPH06336307A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14868025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12373493A Pending JPH06336307A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 厨芥圧送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06336307A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7297284B2 (en) Separator for immiscible liquids
US6849176B1 (en) Grease separator for kitchen sinks and other applications
US8900463B2 (en) Self-disposal of solids in an immiscible liquid separator
US5201082A (en) Gray water toilet system
US20020108902A1 (en) Separator device
JP5051611B2 (ja) 水洗大便器
US20080149553A1 (en) separator for immiscible liquids
CN108751487A (zh) 一种厨房污水处理装置
US7186346B1 (en) Low cost indoor grease trap
CN109844233B (zh) 包括冲洗管的泵站
US3478882A (en) Anti-backflow drainage system
US2328027A (en) Manufacture of separators
US10300406B1 (en) Variable flow immiscible liquid separator for in-ground applications
JPH06336307A (ja) 厨芥圧送装置
US3958279A (en) Recirculating sewerage system
JP2001025604A (ja) 油水分離装置
KR101056506B1 (ko) 씽크대 배수 구조
JP2003253746A (ja) グリーストラップ装置
US20060207919A1 (en) Effluent interceptor with solids removal
CA2472507C (en) Improved separator for immiscible liquids
KR102523751B1 (ko) 오수 배출 시스템
US8104499B2 (en) Precision siphon operated septic field dosing system with filtration and backwash
JPH0799032B2 (ja) 汚水槽のスカム除去装置
CN212818283U (zh) 一种集易排渣、计量、防外溢带绕流为一体的油水分离器
JPS6346156Y2 (ja)