JPH0633535B2 - 糸結び装置 - Google Patents

糸結び装置

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JPH0633535B2
JPH0633535B2 JP5216287A JP5216287A JPH0633535B2 JP H0633535 B2 JPH0633535 B2 JP H0633535B2 JP 5216287 A JP5216287 A JP 5216287A JP 5216287 A JP5216287 A JP 5216287A JP H0633535 B2 JPH0633535 B2 JP H0633535B2
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yarn
ring
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hook
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泰典 畠山
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H65/00Securing material to cores or formers
    • B65H65/005Securing end of yarn in the wound or completed package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はボビンに糸を巻き付けて形成したパッケージの
外層の糸端を結び付ける糸結び装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 紡糸巻取機において、連続的に紡出される糸を巻取り、
満巻きになったパッケージは、所望の次工程へ搬送され
るか、あるいは製品として出荷される。
このパッケージは、第17図、第18図に示すようにボ
ビンBへの端部に、糸の始端をバンチ巻き1したのち、
ボビンBに本巻きを行なってパッケージPとし、さらに
そのパッケージPの外周に糸を所定長さ棒巻き2したの
ち製品として出荷している。
[説明が解決しようとする問題点] しかしながら最外層の糸端3は、パッケージPの外周に
そのまま巻き付けた状態にしておくと、糸端が解けやす
い。このため糸端3を棒巻き2の内側に通して固定した
のでは、以後の工程でその糸の取出が面倒となり、また
ボビンBの端部に引掛けるのは、その糸が外れやすい問
題がある。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、パッケー
ジ外周に外層の糸端を容易に結び付けることができる糸
結び装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明は上記の目的を達成するために、パッケージの外
層の糸端を緩めてパッケージ外周に、その糸端と連続し
た外輪とその外輪と連続した内輪とを形成し、上記外輪
の糸の一部で鉤輪を形成すると共に、その鉤輪を上記内
輪の内側を通し、さらに鉤輪と上記糸端間の糸で通し輪
を形成し、その通し輪を内輪を跨いで上記鉤輪に通して
糸結びを行なう糸結び装置において、パッケージの廻り
に旋回自在に設けられ、上記内輪と外輪とを形成するた
めの糸掛ガイドと、その糸掛ガイドから外さた内輪を支
持する糸落し溝と、糸掛ガイドとパッケージ間の外輪の
糸を引掛けて鉤輪を形成すると共に外輪の糸端側の糸を
挟んで通し輪を形成するための二枚のクランプ部材と、
そのクランプ部材の係止部に引掛けられた鉤輪を外して
通し輪をその鉤輪に通すための糸外しガイドとを備えた
もので、これにより糸を機械的にかつ自動的に結べるよ
うになし、糸端の解けを防止できるようにしたものであ
る。
[実施例] 以下本発明に係る糸結び装置の好適一実施例を添付図面
に基づいて説明する。
先ず、本発明の糸結び装置を説明する前に第16図
(a)〜(f)により糸の結び方を説明する。
先ずパッケージPは第17図、第18図で説明した状態
で糸巻きが完了する。
糸結びを行なうには、第17図、第18図に示した棒巻
き2を取り除くか、或いはそのままの状態にして糸結び
を行なう。
第16図において、先ず第16図(a)に示すようにパ
ッケージPの最外層の糸端3より糸掛ガイド4にて糸を
糸の巻き方向に対して逆方向に旋回して糸を緩め、パッ
ケージPの外周に糸端3と連続した外輪5と、その外輪
5より連続した内輪6を形成する。
次に第16図(b)に示すように、糸掛ガイド4にて内
輪6を外したのち、外輪5の糸Y5を図示のように折り
曲げて鉤輪7をつくり、その鉤輪7を第16図(c)に
示すように内輪6の内側を通す。
この状態で第16図(d)に示すように外輪5の糸端3
を糸掛ガイド4にて手前に移動し、その糸Y5を図示の
二点鎖線で示すように折り曲げて通し輪8を形成する。
その後、この通し輪8を、図示の一点鎖線で示すよう
に、すなわち、内輪6の外側を跨ぎ、鉤輪7にその下か
ら上方に抜けるように通す。
次に第16図(e)に示すように鉤輪7に通した通し輪
8を図示の実線の方向に引っ張ったままパッケージPを
図示の実線が示すようにパッケージPの糸を巻取る方向
に回転させることで、内輪5と外輪6の糸がパッケージ
Pの外周に巻き付けられながら第16図(f)に示すよ
うに結び目9が形成される。
またパッケージPの外周に形成した結び目9を外して使
用するには、その結び目9の糸端3を引っ張れば結び目
9は容易に外すことができる。
次に本発明の糸結び装置の全体構成を第13〜第15図
により説明する。
先ず、パッケージPは、搬送路10で搬送されるトレイ
11のペグ12に、そのボビンBが挿入され、糸結び位
置に移送される。
本体フレーム13には、ねじ軸14とガイドロッド15
とが平行に設けられ、そのねじ軸14に螺合しガイドロ
ッド15を挿通するスライドフレーム16が設けられ、
ねじ軸14に連結したモータ17の回転でスライドフレ
ーム16が図示の二点鎖線で示した待機位置16aから
図示の実線で示した位置まで往復しうるようになってい
る。
スライドフレーム16の下部にはパッケージPのボビン
Bに挿入してパッケージPを支持すると共にそのパッケ
ージPを回転するチャック装置18が設けられる。
このチャック装置18は、詳細は図示していないが、ス
ライドフレーム16の下部に設けた把持用シリンダ19
によりチャック径を拡大、縮小でき、それによりボビン
Bを把持したり、挿入、挿脱し得る。またスライドフレ
ーム16には、パッケージ回転用モータ20が設けら
れ、そのモータ20より伝動装置21を介してチャック
装置18を回転し、パッケージPを回転できるようにな
っている。
スライドフレーム16には円板状基体22が設けられ、
その円板状基体22に、後述する糸結びを行なうための
ビル装置23が支持体24を介してパッケージPの上部
に位置するように設けられる。
この円板状基体22には、第15図に示すようにその円
周方向に沿って四個のガイドローラ25が設けられ、こ
のガイドローラ25と係合して回転自在な回転リング2
6が設けられる。
回転リング26にはパッケージPの軸と平行な糸掛ガイ
ド4が設けられる(第13図)。円板状基体22には、
リング駆動モータ27が設けられ、このモータ27の駆
動で回転リング26が回転されると糸掛ガイド4が、パ
ッケージPの廻りを旋回することになる。
第13図に示すように、糸掛ガイド4の先端はらせんね
じ4aが形成され、後端は回転リング26から突出する
と共に、第14図に示すように十字状カム片28が設け
られる。この十字状カム片28は、糸掛ガイド4が図示
の回転軌路29のように回転する際、円板状基体22に
設けた係合片30と係合し糸掛ガイド4を自転させる。
この十字状カム片28により、糸掛ガイド4は、パッケ
ージPの廻りに1回公転するごとに1/4回自転を行なう
こととなり、第16図(a),(b)で説明したように
外輪5と内輪6を形成したのち、内輪6を外し、その内
輪6を第13図に示したビル装置23の糸落し溝31に
落して支持させる。この糸掛ガイド4は後でさらに詳し
く説明する。
第13図、第15図に示すように本体フレーム13に
は、パッケージPの糸端を吸引するためのサクションパ
イプ32が設けられる。
このサクションパイプ32は、その下部先端に糸を導入
する吸引開口33が設けれられ、その吸引開口33近く
に圧縮空気を供給する圧空供給管34が接続され、圧空
供給管34からの圧縮空気がサクションパイプ32の吸
引開口33と逆方向に噴出することで吸引開口33に吸
引作用が生じ、糸を吸引開口33からサクションパイプ
32内に導入する。
サクションパイプ32は、往復動用シリンダ34により
パッケージPの軸方向に沿って往復動自在に設けられる
と共に、第15図に示すように軸35を中心に吸引開口
33かパッケージPの中心に近づいたり遠ざかるよう回
動用シリンダ36にて回動自在に設けられる。
すなわち、サクションパイプ32は、その上端32a
が、軸35に取り付けられた揺動枠37に取り付けら
れ、この揺動枠37に往復動用シリンダ34のロッド3
8が連結され、そのロッド38の伸縮により揺動枠37
を介してサクションパイプ32が往復移動される。また
揺動枠37を支持する軸35には揺動レバー39が連結
され、その揺動レバー39に回動用シリンダ36のロッ
ド40が連結される。
軸35は第13図に示すように主軸35aと、その主軸
35aに伸縮自在に、かつ主軸35aと共に回転するよ
うスプライン係合された副軸35bとからなり、その副
軸35bが揺動枠37を支持する。従って往復動用シリ
ンダ34が伸縮して揺動枠37が往復動する際には、副
軸35bが主軸35aに対して伸縮し、また回動用シリ
ンダ36が伸縮する際には揺動レバー39から主軸35
aを介し副軸35bが回転され、さらに揺動枠37を介
してサクションパイプ32を回動する。また揺動枠37
には、揺動枠37を往復動するピストンロッド38を挿
通し、その回転方向に沿った円弧状溝41が形成され、
揺動枠37の回動時固定点であるピストンロッド38に
対して円弧状溝41にてその回動を許容し得るようにな
っている。
先ず支持体24を挿通してビル軸42が設けられ、その
支持体24から突出したビル軸42に一体に筒体43が
嵌合され、その筒体43に、その筒体43と共に回転
し、かつ軸方向に摺動自在な摺動筒体44が嵌合され
る。
この筒体43の先端には、その先端かららせん状に延出
された略J字状の第1のクランプ部材45が設けられ、
同じく摺動筒体44にも第2のクランプ部材46が設け
られる。第2のクランプ部材46と筒体43及び摺動筒
体44の先端面47間には糸落し溝31が形成される。
また摺動筒体44の外周には、クランプ部材45,46
間に位置した糸外しガイド49を支持するための二重の
外筒50,51が嵌合される。
ビル軸42は、駆動用モータ52(第13図参照)にて
回転され、その回転で筒体43、摺動筒体44及び5
0,51が共に回転される。
この場合、第4図に示すようにクランプ部材45,46
が時計方向にθ回転(略180度)した際には、支持体
24に設けたストッパ48に外筒50,51に設けた係
合片53と当接し、糸外しガイド49の回転が阻止され
る。また、クランプ部材45,46がさらにθ回転す
るとクランプ部材45,46が糸を挟むべく密接する。
すなわち第5図に示すように、第2クランプ部材46を
支持する摺動筒体44は、圧縮スプリング54により、
その後端44aが支持体24の端面24aに当接するよ
うに付勢され、この状態では図示のように両クランプ部
材45,46の間隔が開くようにされるが、摺動筒体4
4には、カムローラ55が設けられ、他方支持体24の
端面24aにはカム板56が設けられ、上述のようにθ
の回転域に回転したときカムローラ55とカム板56
により、摺動筒体44の後端44aが支持体24から離
れるよう移動させ、その第2クランプ部材46を第1ク
ランプ部材45へ密接させる。
両クランプ部材45,46には、第16図で説明した鉤
輪7を形成するために、その回転方向側端にく字状に形
成された係止部57が形成され、また第5図に示すよう
に支持体24側には、その係止部57に糸を案内し、係
合させるための係止用ガイド58が設けられる。
次に上述した構成による糸結び動作を説明する。
この糸結び動作が行なわれる前に、第17図、第18図
で説明したパッケージPの棒巻き2が除去される。
この棒巻き除去動作を第13図、第15図により説明す
る。
搬送路10にてパッケージPを支持したトレイ11が糸
結び位置に搬送される。この際、スライドフレーム16
は、図示の二点鎖線で示した待機位置16aにあり、そ
の状態で往復動シリンダ34が伸長され、サクションパ
イプ32が図示の右方向に移動される。移動時、サクシ
ョンパイプ32の吸引開口33は、パッケージPの外周
に近接した状態にあり、そのパッケージPの糸端を吸引
する。
パッケージPの糸端をサクションパイプ32が吸引した
のち、サクションパイプ32は、さらにパッケージPの
右側に位置するまで移動される。この移動後、回動用シ
リンダ36が作動され、揺動レバー39、軸35及び揺
動枠37を介してサクションパイプ32が、その吸引開
口33がパッケージPの中心近くまで回動させること
で、パッケージPの棒巻き2(第17図、第18図)が
解けながらサクションパイプ32内に吸引される。
この棒巻きした糸が解かれたのち、サクションパイプ3
2は上述と逆の操作で回動すると共に左方に移動され、
第13図に示した位置で停止される。
次に、待機位置16aにあるスライドフレーム16が、
モータ17によるねじ軸14の回転により左方に移動さ
れ、図示の実線の位置で停止される。この際チャック装
置18は、パッケージPのボビンBに挿入され、把持用
シリンダ19を作動し、この径を拡大することでボビン
Bを支持する。
次に回転リング26が、2回転され糸掛ガイド4がパッ
ケージPの廻りに2回転することで、第1図に示すよう
に糸端3に連なる外輪5が糸掛ガイド4に支持され、内
輪6がビル装置23の糸落し溝31内に支持される。
この糸掛ガイド4は、パッケージPの糸の巻き方向と逆
方向に回転され、例えば左回転で糸掛けを行なう場合に
は、そのらせん溝4aは右ネジに形成され、第14図で
説明したように十字状カム28が係合片30に1回転ご
とに当って糸掛ガイド4が1/4回自転されることによ
り、糸掛時に始めに形成される輪(内輪6)を、そのら
せん溝4aに沿って進め、2回転した際に糸掛けガイド
4が22/1回転し、次に形成した輪(外輪5)をそのま
ま支持しながら始めの輪(内輪6)をらせん溝4aから
外し、その下方のビル装置23の糸落し溝31に支持さ
せる。
次に第1図に示した状態から糸結びを行なう動作を第6
図〜第11図により説明する。
先ず第6図において、糸掛ガイド4とパッケージPの間
の外輪5の糸Y5は、糸落し溝31上に位置し、その状
態でその糸Y5を係止ガイド58が紙面方向前方に案内
し、同時にクランプ部材45,46が第7図のように回
転されると、その係止部57に糸Y5が引掛かる。
この第7図の状態から第8図に示すようにクランプ部材
45,46が回転されると、係止部57に、二枚のクラ
ンプ部材45,46を跨いだ状態で鉤輪7が形成され、
同時に内輪6が糸落し溝31から外れるため、鉤輪7は
第16図で説明したように内輪6の内側を通った状態と
なる。
この第8図の状態で、内輪6を糸落し溝31から完全に
外し、かつこれをパッケージPの外周に支持するための
糸押えレバー59が作動される。
この糸押えレバー59は、第12図に示すようにパッケ
ージPとビル装置23間に位置され、モータ60に水平
旋回自在に設けられている。
第9図は、糸押えレバー59を旋回した状態を示す。こ
の場合、糸押えレバー59は図でみて右から左に移動す
るよう旋回し、その内輪6を係合する。糸押えレバー5
9により、内輪6及びその内輪6と引掛かった鉤輪7の
端部7aは、クランプ部材45,46の糸落しライン4
5aに沿って糸落し溝31から完全に外れ、パッケージ
P上に支持される。
この状態で鉤輪7の端部7aは糸押えレバー59で支持
され、鉤輪7は、そこから係止部57に延び、また外輪
5の糸Yも糸押えレバー59から糸掛ガイド4に延び
た状態となる。
次に糸掛ガイド4を反時計方向に図示実線のA位置から
二点鎖線で示したB位置まで旋回させ、そのB位置から
時計方向にC位置まで旋回させることで、外輪5の糸Y
5はクランプ部材45,46間に挿入される。
この状態で、クランプ部材45,46を第10図のよう
に回転させると両クランプ部材45,46間で位置Y5
が挟まれて通し輪8が形成される。このクランプ部材4
5,46を回転する際、糸外しガイド49は、その係合
片53がストッパ48と当接した状態となるため、糸外
しガイド49は、そのまま停止し、クランプ部材45,
46のみが回転する状態となる。従ってクランプ部材4
5,46を跨いで係止した鉤輪7は、クランプ部材4
5、46の回転により、その間に糸外しガイド49が入
って来るため鉤輪7が係止部57から外され、通し輪8
が鉤輪7を通った状態となる。
これをさらに第2図、第3図で説明すると、第2図に示
すように鉤輪7は、その両クランプ部材45,46の係
止部57にその両クランプ部材45,46を跨ぐよう係
合し、かつ通し輪8となる糸Yは、クランプ部材4
5,46間に挟まれた状態にある。また第3図に示すよ
うに糸外しガイド49の糸外し部49aがクランプ部材
45,46間に侵入する位置のクランプ部材45,46
間には凹溝61が形成されており、通し輪8となる糸Y
5を挟んだ状態で、鉤輪7のみを外すことが可能とな
る。
鉤輪7が係止部57から外れ、通し輪8をクランプ部材
45,46間で保持したまま、パッケージPを図示の矢
印で示すように糸の巻き方向に回転させることで、第1
1図に示すように結び目10がそのパッケージPの外周
に巻き付くよう形成される。またクランプ部材45,4
6を反時計方向に回転させると通し輪8は、そのクラン
プ部材45,46が離れるため、簡単に外れる。
その後、この結び目10から糸掛ガイド4側に延びた糸
Yは、適宜切断される。
この糸Yの切断装置を、第13図、第15図及び第12
図により説明すると、本体フレーム13に切断用シリン
ダ62が設けられ、その切断用シリンダ62に、熱で糸
Yを切断するカッタ63が連結され、そのカッタ63が
切断用シリンダ62で昇降されることで糸Yを切断す
る。
このよう糸Yが切断されたのち、押えレバー59が左方
向に旋回されて糸結び目9から外されたのち、第13図
に示したチャック装置18によるボビンBの把持を解除
し、スライドフレーム16を図示の待機位置16aまで
戻したのち、糸結びを完了したパッケージPのトレイ1
1を次の工程に移送し、再度新たなパッケージPを移送
し、上述のように糸結びを行なう。
[発明の効果] 以上説明してきたことから明らかなように本発明によれ
ば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1)パッケージの糸端を、機械的にそのパッケージの外
周に結び付けることで、その糸端の解れを防止できる。
(2)結び目の糸を引張れば、その結び目を容易に外すこ
とができ、以後の工程での使用が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の糸結び装置の一実施例を示す要部斜視
図、第2図は本発明において、鉤輪を外す際のクランプ
部材の部分断面図、第3図は第2図の正面図、第4図は
第1図のビル装置を軸方向からみた正面図、第5図は第
4図のビル装置の平断面図、第6図、第7図、第8図、
第9図、第10図及び第11図は本発明において糸結び
動作を説明する動作図、第12図は本発明において、糸
の切断装置と糸押えレバーを説明する図、第13図は本
発明の糸結び装置の全体構成を示す正面図、第14図
は、本発明において糸掛ガイドの自転機構を説明する
図、第15図は第13図の右側面図、第16図は本発明
において糸の結び方を説明する工程図、第17図は本発
明において糸結びを行なうパッケージの斜視図、第18
図は第17図の正面図である。 図中、4は糸掛ガイド、5は外輪、6は内輪、7は鉤
輪、8は通し輪、31は糸落し溝、45,46はクラン
プ部材、57は係止部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージの外層の糸端を緩めてパッケー
    ジ外周に、その糸端と連続した外輪とその外輪と連続し
    た内輪とを形成し、上記外輪の糸の一部で鉤輪を形成す
    ると共に、その鉤輪を上記内輪の内側を通し、さらに鉤
    輪と上記糸端間の糸で通し輪を形成し、その通し輪を内
    輪を跨いで上記鉤輪に通して糸結びを行なう糸結び装置
    において、パッケージの廻りに旋回自在に設けられ、上
    記内輪と外輪とを形成するための糸掛ガイドと、その糸
    掛ガイドから外さた内輪を支持する糸落し溝と、糸掛ガ
    イドとパッケージ間の外輪の糸を引掛けて鉤輪を形成す
    ると共に外輪の糸端側の糸を挟んで通し輪を形成するた
    めの二枚のクランプ部材と、そのクランプ部材の係止部
    に引掛けられた鉤輪を外して通し輪をその鉤輪に通すた
    めの糸外しガイドとを備えたことを特徴とする糸結び装
    置。
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WO2024124386A1 (zh) * 2022-12-13 2024-06-20 鸿宝兴业有限公司 带轴线捆的自动化打结方法

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JPS63219636A (ja) 1988-09-13

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