JPH06333347A - 再生装置 - Google Patents
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- JPH06333347A JPH06333347A JP6094378A JP9437894A JPH06333347A JP H06333347 A JPH06333347 A JP H06333347A JP 6094378 A JP6094378 A JP 6094378A JP 9437894 A JP9437894 A JP 9437894A JP H06333347 A JPH06333347 A JP H06333347A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/52—Controlling, regulating, or indicating speed by using signals recorded on, or derived from, record carrier
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/20—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for correction of skew for multitrack recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/22—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions
- G11B20/225—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions for reducing wow or flutter
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械的振動及び衝撃に対する改良保護手段を
具えた複数トラック再生装置を提供することにある。 【構成】 ｎ個のトラックTa.1〜Ta.nの各々から読み取
られたｎ個のディジタル信号からクロックを抽出するた
めに、ｎ個の位相ロックループ13.1〜13.nを具える。機
械的振動及び衝撃による記録担体20の移送速度の変化を
補償するために、追加の周波数制御システム22,19.1 〜
19.nを設ける。このシステムは移送速度の変化を表す制
御信号を取り出し、この制御信号を全ての位相ロックル
ープの電圧制御発振器21.1〜21.nに共通の制御信号とし
て供給する。
具えた複数トラック再生装置を提供することにある。 【構成】 ｎ個のトラックTa.1〜Ta.nの各々から読み取
られたｎ個のディジタル信号からクロックを抽出するた
めに、ｎ個の位相ロックループ13.1〜13.nを具える。機
械的振動及び衝撃による記録担体20の移送速度の変化を
補償するために、追加の周波数制御システム22,19.1 〜
19.nを設ける。このシステムは移送速度の変化を表す制
御信号を取り出し、この制御信号を全ての位相ロックル
ープの電圧制御発振器21.1〜21.nに共通の制御信号とし
て供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録担体上のｎ個の隣
接トラックからｎ個のディジタル信号を再生する装置で
あって、ｎ個のトラックからｎ個の情報信号を読み取り
それぞれの出力端子に供給するｎ個の読取ヘッドを供え
る読取手段と、ｎ個の読取ヘッドの出力端子に結合され
た入力端子を有し、ｎ個のトラックから読み取られたｎ
個の情報信号からｎ個のディジタル信号を取り出しそれ
ぞれの出力端子に供給するｎ個の検出手段と、ｎ個の読
取ヘッドの出力端子に結合された入力端子を有するｎ個
の位相ロックループとを具え、各位相ロックループは、
この位相ロックループの入力端子に結合された第１入力
端子、第２入力端子及び出力端子を有する位相比較器
と、この位相比較器の出力端子に結合された入力端子及
び所定の周波数のクロック信号を出力する出力端子を有
する電圧制御発振器とを具え、この発振器の出力端子を
前記位相比較器の第２入力端子に結合してなる再生装置
に関するものである。
接トラックからｎ個のディジタル信号を再生する装置で
あって、ｎ個のトラックからｎ個の情報信号を読み取り
それぞれの出力端子に供給するｎ個の読取ヘッドを供え
る読取手段と、ｎ個の読取ヘッドの出力端子に結合され
た入力端子を有し、ｎ個のトラックから読み取られたｎ
個の情報信号からｎ個のディジタル信号を取り出しそれ
ぞれの出力端子に供給するｎ個の検出手段と、ｎ個の読
取ヘッドの出力端子に結合された入力端子を有するｎ個
の位相ロックループとを具え、各位相ロックループは、
この位相ロックループの入力端子に結合された第１入力
端子、第２入力端子及び出力端子を有する位相比較器
と、この位相比較器の出力端子に結合された入力端子及
び所定の周波数のクロック信号を出力する出力端子を有
する電圧制御発振器とを具え、この発振器の出力端子を
前記位相比較器の第２入力端子に結合してなる再生装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】このような再生装置は、例えばＳＤＡＴ
型又はＤＣＣ型の磁気テープレコーダの形で知られてい
る。これらのレコーダは複数の長さ方向トラックにディ
ジタルオーディオ信号が記録された磁気テープを読み取
ることができる。これにより実質的にＣＤ品質の音楽再
生を達成することができる。ＤＣＣ型の磁気テープレコ
ーダは最近市場にでまわりだしており、現行のコンパク
トカッセット標準に取って代わる新ディジタルカッセッ
トレコーダ標準として予定されている。一般大衆市場用
には、携帯用及びカーラジオ用のこのような装置を提供
しようとしている。このためにはこのような装置を機械
的振動及び衝撃から保護して実質的にＣＤ品質のオーデ
ィオ再生を保証する追加の要件が課される。
型又はＤＣＣ型の磁気テープレコーダの形で知られてい
る。これらのレコーダは複数の長さ方向トラックにディ
ジタルオーディオ信号が記録された磁気テープを読み取
ることができる。これにより実質的にＣＤ品質の音楽再
生を達成することができる。ＤＣＣ型の磁気テープレコ
ーダは最近市場にでまわりだしており、現行のコンパク
トカッセット標準に取って代わる新ディジタルカッセッ
トレコーダ標準として予定されている。一般大衆市場用
には、携帯用及びカーラジオ用のこのような装置を提供
しようとしている。このためにはこのような装置を機械
的振動及び衝撃から保護して実質的にＣＤ品質のオーデ
ィオ再生を保証する追加の要件が課される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は機械的
振動及び衝撃に対する改良保護手段を具えた再生装置を
提供することにある。
振動及び衝撃に対する改良保護手段を具えた再生装置を
提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は当初に記載した
種類の再生装置において、当該装置は、更に、前記ｎ個
の位相比較器のｎ個の出力信号から、読取手段に対する
記録担体の相対移送速度の、その公称相対移送速度から
の偏差を表す制御信号を取り出し出力端子に供給する制
御信号発生器と、この制御信号を前記ｎ個の電圧制御発
振器の入力端子に供給する手段とを具えていることを特
徴とする。
種類の再生装置において、当該装置は、更に、前記ｎ個
の位相比較器のｎ個の出力信号から、読取手段に対する
記録担体の相対移送速度の、その公称相対移送速度から
の偏差を表す制御信号を取り出し出力端子に供給する制
御信号発生器と、この制御信号を前記ｎ個の電圧制御発
振器の入力端子に供給する手段とを具えていることを特
徴とする。
【０００５】本発明は次の事実に基づくものである。記
録担体上のトラックからの情報信号の読み取り中、クロ
ック抽出のために位相ロックループが使用される。機械
的振動及び衝撃はトラックに対する読取ヘッドの相対速
度の変動を生じる。位相ロックループはこのループに供
給される入力信号内に存在する雑音を除去するに十分な
狭い帯域幅を有するものとする必要がある反面、この帯
域幅は位相ロックループがテープの速度変化に追従しう
るように充分広くする必要がある。実際上、位相ロック
ループの最適帯域幅はこのループが正しく動作するよう
に決定される。それにもかかわらず、このループは衝撃
時にしばしばロック外れになることが確かめられてい
る。しかし、位相ロックループの帯域幅をもっと制限す
るとテープの通常の速度変動に追従することがもっと困
難になる。位相ロックループのロックインレンジを広げ
るために周波数制御ループを付加すること自体は知られ
ている。
録担体上のトラックからの情報信号の読み取り中、クロ
ック抽出のために位相ロックループが使用される。機械
的振動及び衝撃はトラックに対する読取ヘッドの相対速
度の変動を生じる。位相ロックループはこのループに供
給される入力信号内に存在する雑音を除去するに十分な
狭い帯域幅を有するものとする必要がある反面、この帯
域幅は位相ロックループがテープの速度変化に追従しう
るように充分広くする必要がある。実際上、位相ロック
ループの最適帯域幅はこのループが正しく動作するよう
に決定される。それにもかかわらず、このループは衝撃
時にしばしばロック外れになることが確かめられてい
る。しかし、位相ロックループの帯域幅をもっと制限す
るとテープの通常の速度変動に追従することがもっと困
難になる。位相ロックループのロックインレンジを広げ
るために周波数制御ループを付加すること自体は知られ
ている。
【０００６】本発明では、ｎ個のトラックの各々に対す
る位相比較器の出力信号を共通の周波数制御ループに供
給する。更に、速度変化は全てのトラックに対し同一で
あるものと仮定する。ｎ個の位相誤差を加算平均して読
取ヘッドに対する記録担体の相対移送速度の変化を表す
制御信号を発生させる。次に、周波数制御信号とみなせ
るこの制御信号を全ての位相ロックループの電圧制御発
振器に供給する。ｎ個の全てのトラックからの情報を使
用するため、このループを速度変化に一層急速に応答さ
せる制御信号を得ることができる。ここに提案する周波
数制御は、共通周波数制御である点で上述した既知の周
波数制御と相違する。
る位相比較器の出力信号を共通の周波数制御ループに供
給する。更に、速度変化は全てのトラックに対し同一で
あるものと仮定する。ｎ個の位相誤差を加算平均して読
取ヘッドに対する記録担体の相対移送速度の変化を表す
制御信号を発生させる。次に、周波数制御信号とみなせ
るこの制御信号を全ての位相ロックループの電圧制御発
振器に供給する。ｎ個の全てのトラックからの情報を使
用するため、このループを速度変化に一層急速に応答さ
せる制御信号を得ることができる。ここに提案する周波
数制御は、共通周波数制御である点で上述した既知の周
波数制御と相違する。
【０００７】本発明装置の一実施例では、前記制御信号
発生器は、前記ｎ個の位相比較器のｎ個の出力信号を受
信するｎ個の入力端子を有する信号合成ユニットを具
え、この信号合成ユニットの出力端子をこの制御信号発
生器の出力端子に積分素子を介して接続した構成にする
ことができる。他の実施例では、前記制御信号発生器
は、更に、前記積分素子の出力端子に結合された入力端
子を有する検出器を具え、この検出器の出力端子を前記
信号合成ユニットの出力端子と前記積分素子の入力端子
との間に結合された可制御増幅装置の制御入力端子に結
合した構成にすることができる。この検出器において積
分素子の出力信号を閾値と比較し、この出力信号がこの
閾値を越えるときに可制御増幅器にその利得を増大させ
る制御信号を供給することにより、周波数制御ループの
帯域幅を広げて高速制御を達成することができる。
発生器は、前記ｎ個の位相比較器のｎ個の出力信号を受
信するｎ個の入力端子を有する信号合成ユニットを具
え、この信号合成ユニットの出力端子をこの制御信号発
生器の出力端子に積分素子を介して接続した構成にする
ことができる。他の実施例では、前記制御信号発生器
は、更に、前記積分素子の出力端子に結合された入力端
子を有する検出器を具え、この検出器の出力端子を前記
信号合成ユニットの出力端子と前記積分素子の入力端子
との間に結合された可制御増幅装置の制御入力端子に結
合した構成にすることができる。この検出器において積
分素子の出力信号を閾値と比較し、この出力信号がこの
閾値を越えるときに可制御増幅器にその利得を増大させ
る制御信号を供給することにより、周波数制御ループの
帯域幅を広げて高速制御を達成することができる。
【０００８】
【実施例】本発明の幾つかの実施例を図面を参照して以
下に詳しく説明する。図１はテープ状の磁気記録担体２
０の長さ方向に互いに隣接して延在するｎ個のトラック
Ta.1〜Ta.nからディジタル信号を読み取る装置を示す。
記録担体の半分のみを示す。装置はｎ個のトラックから
アナログ信号を取り出すｎ個の読取ヘッド14.1〜14.nを
具える読取手段を有する。ｎ個のアナログ信号はｎ−チ
ャネルビット検出器11に供給される。これらのアナログ
信号は、固定発振器12によりビット検出器11に供給され
るクロック周波数ｍ.fb のクロック信号の制御の下でサ
ンプリングされて２進信号に変換される。
下に詳しく説明する。図１はテープ状の磁気記録担体２
０の長さ方向に互いに隣接して延在するｎ個のトラック
Ta.1〜Ta.nからディジタル信号を読み取る装置を示す。
記録担体の半分のみを示す。装置はｎ個のトラックから
アナログ信号を取り出すｎ個の読取ヘッド14.1〜14.nを
具える読取手段を有する。ｎ個のアナログ信号はｎ−チ
ャネルビット検出器11に供給される。これらのアナログ
信号は、固定発振器12によりビット検出器11に供給され
るクロック周波数ｍ.fb のクロック信号の制御の下でサ
ンプリングされて２進信号に変換される。
【０００９】ビット検出に使用するクロック周波数はｎ
個のディジタル信号の各々から取り出される。この目的
のために、得られたディジタル信号が位相ロックループ
に供給され、ｎ個のこのようなループ13.1〜13.nが設け
られている。チャネルch.1〜ch.nの各チャネルch.iにお
いて、対応するディジタル信号が位相比較器17.iの第１
入力端子に供給される。位相比較器17.iの出力端子は、
必要に応じループフィルタ18.iを経て電圧制御発振器2
1.iの制御信号入力端子に結合される。発振器21.iはデ
ィクリートタイム発振器として構成することができる。
発振器21.iの出力端子が位相比較器17.iの第２入力端子
に結合される。
個のディジタル信号の各々から取り出される。この目的
のために、得られたディジタル信号が位相ロックループ
に供給され、ｎ個のこのようなループ13.1〜13.nが設け
られている。チャネルch.1〜ch.nの各チャネルch.iにお
いて、対応するディジタル信号が位相比較器17.iの第１
入力端子に供給される。位相比較器17.iの出力端子は、
必要に応じループフィルタ18.iを経て電圧制御発振器2
1.iの制御信号入力端子に結合される。発振器21.iはデ
ィクリートタイム発振器として構成することができる。
発振器21.iの出力端子が位相比較器17.iの第２入力端子
に結合される。
【００１０】本発明では、制御信号発生器22も設ける。
この制御信号発生器22は、位相比較器17.i〜17.nのｎ個
の出力信号から、読取ヘッド14.1〜14.nに対する記録担
体20の相対移送速度の、その公称移送速度からの偏差を
表す制御信号を取り出し出力端子24に供給するよう構成
する。この装置は更に制御信号をｎ個の電圧制御発振器
21.1〜21.nの入力端子に供給する手段を具える。この目
的のために、これらの手段を信号合成器19.1〜19.nで構
成する。これらの信号合成器19.1〜19.nは加算器として
構成することができ、その第１入力端子を制御信号発生
器22の出力端子24に結合し、その第２入力端子をループ
フィルタ18.iの出力端子に結合し、その出力端子を発振
器21.iの制御信号入力端子に結合する。
この制御信号発生器22は、位相比較器17.i〜17.nのｎ個
の出力信号から、読取ヘッド14.1〜14.nに対する記録担
体20の相対移送速度の、その公称移送速度からの偏差を
表す制御信号を取り出し出力端子24に供給するよう構成
する。この装置は更に制御信号をｎ個の電圧制御発振器
21.1〜21.nの入力端子に供給する手段を具える。この目
的のために、これらの手段を信号合成器19.1〜19.nで構
成する。これらの信号合成器19.1〜19.nは加算器として
構成することができ、その第１入力端子を制御信号発生
器22の出力端子24に結合し、その第２入力端子をループ
フィルタ18.iの出力端子に結合し、その出力端子を発振
器21.iの制御信号入力端子に結合する。
【００１１】制御信号発生器22は信号合成ユニット25と
積分素子26を具える。信号合成ユニット25は位相比較器
17.1〜17.nの出力端子に結合されたｎ個の入力端子を有
する。信号合成ユニット25の出力端子を積分素子26の入
力端子に結合し、この積分素子の出力端子を制御信号発
生器22の出力端子24に結合する。
積分素子26を具える。信号合成ユニット25は位相比較器
17.1〜17.nの出力端子に結合されたｎ個の入力端子を有
する。信号合成ユニット25の出力端子を積分素子26の入
力端子に結合し、この積分素子の出力端子を制御信号発
生器22の出力端子24に結合する。
【００１２】図２は制御信号発生器22の変形例22' を示
す。この制御信号発生器22' は更に検出器30と可制御増
幅器31を具える。可制御増幅器31は信号合成ユニット25
の出力端子と積分素子26の入力端子との間に配置する。
検出器30の入力端子を積分素子26の出力端子に結合す
る。検出器30の出力端子を可制御増幅器31の制御信号入
力端子に結合して増幅器31の利得をこの制御信号に応じ
て制御する。検出器30は、積分素子26の出力信号が所定
の閾値を超えるか否かを検出するように構成する。出力
信号がこの閾値を超える場合、これは一層急速に除去す
べき周波数偏差が存在することを意味する。この急速除
去は、信号合成ユニット25の出力信号を付加的に増幅し
て一層大振幅の周波数制御信号を電圧制御発振器に供給
することにより達成される。
す。この制御信号発生器22' は更に検出器30と可制御増
幅器31を具える。可制御増幅器31は信号合成ユニット25
の出力端子と積分素子26の入力端子との間に配置する。
検出器30の入力端子を積分素子26の出力端子に結合す
る。検出器30の出力端子を可制御増幅器31の制御信号入
力端子に結合して増幅器31の利得をこの制御信号に応じ
て制御する。検出器30は、積分素子26の出力信号が所定
の閾値を超えるか否かを検出するように構成する。出力
信号がこの閾値を超える場合、これは一層急速に除去す
べき周波数偏差が存在することを意味する。この急速除
去は、信号合成ユニット25の出力信号を付加的に増幅し
て一層大振幅の周波数制御信号を電圧制御発振器に供給
することにより達成される。
【００１３】本発明によれば、記録担体の速度変化を周
波数制御システムとみなせる追加の制御システムにより
処理するため、位相ロックループ13.iの帯域幅を比較的
小さくすることができる利点が得られる。更に、制御信
号発生器22は制御信号の決定にｎ倍の信号遷移を使用す
るので、制御信号の信号対雑音比が高くなる。
波数制御システムとみなせる追加の制御システムにより
処理するため、位相ロックループ13.iの帯域幅を比較的
小さくすることができる利点が得られる。更に、制御信
号発生器22は制御信号の決定にｎ倍の信号遷移を使用す
るので、制御信号の信号対雑音比が高くなる。
【００１４】検出器30は閾値にヒステリシスを有するも
のとして、積分素子26の出力信号が閾値を超え増幅器31
の利得が増大されたのちに閾値が低いレベルにセットさ
れるようにするのが好ましい。このようにすると、その
都度利得が高い値から低い値へ変化し、積分素子26の出
力信号が発振して増幅器31の利得の発振を生ずることが
阻止される。
のとして、積分素子26の出力信号が閾値を超え増幅器31
の利得が増大されたのちに閾値が低いレベルにセットさ
れるようにするのが好ましい。このようにすると、その
都度利得が高い値から低い値へ変化し、積分素子26の出
力信号が発振して増幅器31の利得の発振を生ずることが
阻止される。
【００１５】検出器30は、積分素子26の出力信号が閾値
以下に減少する場合に、増幅器31の利得が遅れて減少す
るようにある程度遅延を有するものとするのが好まし
い。積分素子26の出力信号が閾値を超える検出時の高利
得値への切り換えは幾分瞬間的に行われる。
以下に減少する場合に、増幅器31の利得が遅れて減少す
るようにある程度遅延を有するものとするのが好まし
い。積分素子26の出力信号が閾値を超える検出時の高利
得値への切り換えは幾分瞬間的に行われる。
【００１６】上述した装置は種々に実施できること明ら
かである。図１又は図２に示す回路内に示す全ての素子
をｎ重（２ｎ）重に設ける必要があるわけではない。時
分割多重システムによりｎチャネルの信号を時分割多重
することができ、この場合には原理的に一つの素子を必
要とするだけである。制御信号発生器22の出力信号24に
供給される制御信号はテープ移送速度制御システムを直
接制御する制御信号として使用することもできる。これ
により高速に動作する移送速度制御を実現することがで
きる。
かである。図１又は図２に示す回路内に示す全ての素子
をｎ重（２ｎ）重に設ける必要があるわけではない。時
分割多重システムによりｎチャネルの信号を時分割多重
することができ、この場合には原理的に一つの素子を必
要とするだけである。制御信号発生器22の出力信号24に
供給される制御信号はテープ移送速度制御システムを直
接制御する制御信号として使用することもできる。これ
により高速に動作する移送速度制御を実現することがで
きる。
【図１】本発明再生装置の一実施例の構成を示す図であ
る。
る。
【図２】図１に示す実施例に使用する制御信号発生器の
変形例を示す図である。
変形例を示す図である。
20 記録担体 Ta.1〜Ta.n トラック 14.1〜14.n 読取ヘッド 11 ｎ−チャネルビット検出器 12 固定発振器 ch1 〜chn チャネル 17.1〜17.n 位相比較器 18.1〜18.n ループフィルタ 19.1〜19.n 信号合成器 21.1〜21.n 電圧制御発振器 22 制御信号発生器 25 信号合成ユニット 26 積分素子 30 検出器 31 可制御増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシスカス アントニウス ネープケ ンス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ １
Claims (3)
- 【請求項１】 記録担体上のｎ個の隣接トラックからｎ
個のディジタル信号を再生する装置であって、 ｎ個のトラックからｎ個の情報信号を読み取りそれぞれ
の出力端子に供給するｎ個の読取ヘッドを供える読取手
段と、 ｎ個の読取ヘッドの出力端子に結合された入力端子を有
し、ｎ個のトラックから読み取られたｎ個の情報信号か
らｎ個のディジタル信号を取り出しそれぞれの出力端子
に供給するｎ個の検出手段と、 ｎ個の読取ヘッドの出力端子に結合された入力端子を有
するｎ個の位相ロックループとを具え、 各位相ロックループは、この位相ロックループの入力端
子に結合された第１入力端子、第２入力端子及び出力端
子を有する位相比較器と、この位相比較器の出力端子に
結合された入力端子及び所定の周波数のクロック信号を
出力する出力端子を有する電圧制御発振器とを具え、こ
の発振器の出力端子を前記位相比較器の第２入力端子に
結合してなる再生装置において、 当該装置は、更に、前記ｎ個の位相比較器のｎ個の出力
信号から、読取手段に対する記録担体の相対移送速度
の、その公称相対移送速度からの偏差を表す制御信号を
取り出し出力端子に供給する制御信号発生器と、この制
御信号を前記ｎ個の電圧制御発振器の入力端子に供給す
る手段とを具えていることを特徴とする再生装置。 - 【請求項２】 前記制御信号発生器は、前記ｎ個の位相
比較器のｎ個の出力信号を受信するｎ個の入力端子を有
する信号合成ユニットを具え、この信号合成ユニットの
出力端子をこの制御信号発生器の出力端子に積分素子を
介して接続したことを特徴とする請求項１記載の再生装
置。 - 【請求項３】 前記制御信号発生器は、更に、前記積分
素子の出力端子に結合された入力端子を有する検出器を
具え、この検出器の出力端子を前記信号合成ユニットの
出力端子と前記積分素子の入力端子との間に結合された
可制御増幅装置の制御入力端子に結合したことを特徴と
する請求項２記載の再生装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL93201327:9 | 1993-05-07 | ||
| EP93201327 | 1993-05-07 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06333347A true JPH06333347A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=8213821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6094378A Pending JPH06333347A (ja) | 1993-05-07 | 1994-05-06 | 再生装置 |
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