JPH06332864A - マルチプロセッサシステムにおけるcpu間通信方式 - Google Patents

マルチプロセッサシステムにおけるcpu間通信方式

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JPH06332864A
JPH06332864A JP5124541A JP12454193A JPH06332864A JP H06332864 A JPH06332864 A JP H06332864A JP 5124541 A JP5124541 A JP 5124541A JP 12454193 A JP12454193 A JP 12454193A JP H06332864 A JPH06332864 A JP H06332864A
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JP
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cpu
communication
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inter
cpus
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JP5124541A
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English (en)
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Takao Numakura
▲隆▼郎 沼倉
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のCPU間通信関連のシステムコールが
存在するマルチプロセッサシステムに関し、これら複数
のCPUの共有メモリアクセスの負荷を軽減することを
目的とする。 【構成】 共通メモリ3上にCPU間通信を行う全ての
システムコールについてチェック待ちカウンタテーブル
17の領域を設け、システムコール毎に初期チェック待ち
カウンタ、チェック待ちカウンタ、リトライカウンタの
値を格納する領域を有し、システム立ち上げ(初期化)
時にCPU間通信を行う全てのシステムコール毎にそれ
ぞれのシステムコールの処理が正常に行われた場合の予
め設定された適切な値を格納し、リトライカウンタの値
を少なく設定して通信元CPU−1のOS12が共通メモ
リ3内のCPU間通信領域15内の該当CPU間通信情報
書込み用固定領域16の終了情報をチェックする回数を削
減する様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のCPU間通信関連
のシステムコールが存在するマルチプロセッサシステム
におけるCPU間通信方式に関する。マルチプロセッサ
システムのシステム構成例を図5に示す。図において、
21は共通メモリ、22はシステムバス、23は複数のCPU
1〜nを示す。複数(n個)のCPU23と、それら全て
のCPU23がシステムバス22を経由して共通にアクセス
できる共通メモリ21を有するマルチプロセッサシステム
を示す。
【0002】マルチプロセッサシステムにおける共通メ
モリ内のCPU間通信領域を図6に示す。図において、
共通メモリ21内にCPU1,2,3,─ ,n−1,n
にそれぞれ対応して固定領域21−1〜21−nが割付けさ
れ、さらにそれら固定領域には、自己以外の各CPUに
対応して、各CPUから図7に示すようなCPU間通信
情報が書込まれるCPU間通信情報書込み用固定領域が
設けられている。
【0003】なお、図6において、「割込み(記号X→
記号Y)」はCPUXからCPUYへの割込みが発生す
ることを示している。但し図6の各CPU間通信情報書
込み用領域内の網かけ部は同一CPU間のCPU間通信
情報書込み用固定領域であるが、同一CPU間の通信は
CPU内のローカルメモリにて可能なため、共通メモリ
は使用しない。
【0004】図6におけるマルチプロセッサシステムに
おいて、各CPUが共通メモリ21を使用してCPU間通
信を行う場合、例えばCPU2がCPU1に対して割込
みを発生させる場合は、CPU1に対応する固定領域21
−1における自己用のCPU間通信情報書込み用領域
(2→1)に通信情報を書込んで割込み(2→1)を発
生させる。
【0005】一方CPU1では、割込み(2→1)が発
生すると、CPU2に対応するCPU間通信情報書込み
用固定領域(2→1)をアクセスして、割込み処理を実
行する。この場合、共通メモリ21内のCPU間通信情報
書込み用固定領域のアドレスは、通信する両者が予め認
識している。図6に示すようなマルチプロセッサシステ
ムでは図7に示すCPU間通信情報書込み用固定領域が
共有メモリ内に〔n×(n−1)〕個分設定されてい
る。
【0006】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサシステムにおけ
るCPU間の通信手順を図8に示す。 CPU−1内のあるタスク(以下タスクAとする)が
CPU−2に対してあるCPU間通信要求のシステムコ
ールを発行すると、 CPU−1のOSは該当システムコールの各種パラメ
ータ(発行元CPU−ID、割込み種別ナンバー、シス
テムコール種別、各種共通資源の番号、転送データのア
ドレス等)を共通メモリ内のCPU間通信領域内のCP
U−1→CPU−2のCPU間通信情報書込み用固定領
域に書込む。 その後CPU−1のOSはCPU−2のOSに対しC
PU間通信要求を行う。 CPU−2のOSはCPU−1からの割込みにより、
まず共通メモリ内のCPU間通信領域内のCPU−1→
CPU−2のCPU間通信情報書込み用固定領域からC
PU間通信要求のパラメータを読取り、 該当システムコールに対応する処理を行う。 そして該当システムコールに対応する処理を終える
と、CPU−2のOSは共通メモリ内のCPU間通信領
域内のCPU−1→CPU−2のCPU間通信情報書込
み用固定領域の終了情報にのコードを記入し、またエラ
ーコード等の各種パラメータを書込む。 初期チェック待ち時間経過後から定期的にCPU間通
信領域の終了情報をチェックする。 処理終了になったら、タスクAに各種パラメータの情
報を通知し、 復帰値やパラメータの値を読んで以降の処理を行う。
【0007】次にシステムコール発行元のCPU(CP
U−1)のOSがCPU間通信要求のシステムコール発
行後に、CPU間通信の終了情報をチェックする手順の
フローチャートを図9に示す。図において、(S−1)
まずCPU−1のOSはCPU−2に対してCPU間通
信を行い、(S−2)初期チェック待ちカウンタの値を
読取り、(S−3)初期チェック時間経過後、(S−
4)共通メモリ内のCPU間通信通信領域内のCPU−
1→CPU2のCPU間通信情報書込み用固定領域の終
了情報をチェックし、(S−5)処理終了の場合(CP
U−2のOSが既にCPU間通信に対応する処理を終え
ている場合)は各種パラメータをタスクAに通知し、
(S−6)処理未終了の場合はループ回数(チェック待
ちカウンタ)を読取り、(S−7)リトライ回数(リト
ライカウンタ)を読取る。(S−8)チェック待ち時間
経過後、(S−9)再度終了情報をチェックし、(S−
5)既に処理終了の場合は各種パラメータをタスクAに
通知し、(S−8)処理未終了の場合はチェック待ち時
間経過後、(S−9)再度終了情報をチェックする。
(S−10)リトライカウンタを計数処理(−1)し、
(S−11)終了情報が処理終了になるまでこの処理をリ
トライ回数だけ続け、(S−12)それでも終了情報が処
理終了にならない場合はタスクAに他CPU応答無しの
情報を通知する。
【0008】図10にシステムコール発行元のCPUのO
SがCPU間通信の終了情報をチェックするタイムチャ
ートを示す。図10は図9のフローチャートをタイムチャ
ート化したものである。図10は、初期チェック待ち時間
とチェック待ち時間×リトライカウンタ回数による通信
先CPUのOSが該当処理を終える時間を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムコール
発行元のCPUのOSは通信先CPUに対してCPU間
通信要求を行った後、通信先CPUのOSが該当システ
ムコールに対応する処理を行い、その後終了情報をCP
U間通信領域に書込むのを待つ方法であったが、システ
ムコールの種別等により通信先CPUのOSが該当シス
テムコールに対応する処理を行う時間が異なるため、初
期チェック待ち時間が通信先CPUのOSが該当処理を
行う予想最短時間になるように初期チェック待ちカウン
タの値を設定し、また(初期チェック待ち時間+チェッ
ク待ち時間×リトライカウンタ)の時間が通信先CPU
のOSが該当処理を行う予想最長時間に若干余裕を持た
せた時間になるように、チェック待ち時間及びリトライ
カウンタの値を設定してある。
【0010】図5のマルチプロセッサシステムのシステ
ム構成例において、図9,図10に示す初期チェック待ち
カウンタ、チェック待ちカウンタ、リトライカウンタの
値は各CPUとも共通であり、マルチプロセッサ内に1
つしか定義されていない。
【0011】図8のマルチプロセッサシステムにおける
CPU間の通信手順の〜において、通信先CPUの
OSがCPU間通信関連のシステムコールに対応する処
理を行う予想最短時間になるように初期チェック待ちカ
ウンタの値を設定し、また(初期チェック待ち時間+チ
ェック待ち時間×リトライカウンタ)の時間が通信先C
PUのOSがCPU間通信関連のシステムコールに対応
する処理を行う予想最長時間に若干余裕を持たせた時間
になるように、チェック待ち時間及びリトライカウンタ
の値を設定してある。
【0012】またシステムコールの種別等により通信先
CPUのOSが該当システムコールに対応する処理を行
う時間が異なる。特に共通メモリを用いたCPU間デー
タ転送のシステムコールの場合、転送データが長くなれ
ばなるほど該当システムコールに対応する処理を行う時
間が長くなる。
【0013】本発明は、通信元CPUのOSが共通メモ
リ内のCPU間通信領域内の該当CPU間通信情報書込
み用固定領域の終了情報をチェックする回数を従来より
削減し、従来問題になっていた共有メモリアクセスの高
負荷を軽減することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
1に示す。図において、1はCPU−1、2はCPU−
2、3は共通メモリ、11は通信元CPU−1のタスク
A、12は通信元CPU−1のOS、13は通信先CPU−
2のタスクB、14は通信先CPU−2のOS、15は共通
メモリ内のCPU間通信領域、16はCPU間通信情報書
込み用固定領域、17は共通メモリ内に新設されたチェッ
ク待ちカウンタテーブルを示す。
【0015】共通メモリ3上にCPU間通信を行う全て
のシステムコール(以下n個あるものとする)について
のみ、チェック待ちカウンタテーブル17の領域を新たに
設ける。チェック待ちカウンタテーブル17はシステムコ
ール毎に初期チェック待ちカウンタ、チェック待ちカウ
ンタ、リトライカウンタの値を格納する領域を持つ。
【0016】そしてシステム立ち上げ(初期化)時に何
らかの方法にてCPU間通信を行う全てのシステムコー
ル毎にそれぞれのシステムコールの処理が正常に行われ
た場合の予め設定された適切な値(初期チェック待ちカ
ウンタ、チェック待ちカウンタ、リトライカウンタ)を
格納する。
【0017】
【作用】通信元CPU−1のタスクAが通信先CPU−
2に対してCPU間通信システムコールを発行し、通信
元CPU−1のOSが共通メモリ3内のCPU間通信領
域15内の該当CPU間通信情報書込み用固定領域16に該
当システムコールの各種パラメータ(発行元CPU−I
D、割込み種別、システムコール種別、各種共通資源の
番号、転送データのアドレス等) を記入した後に、共通
メモリ3内のチェック待ちカウンタテーブル17から該当
システムコールの初期チェック待ちカウンタ、チェック
待ちカウンタ、リトライカウンタの値を読取る処理がC
PU−1のOS12に新たに加えられる。
【0018】その後通信元CPU−1のOS12は通信先
CPU−2のOS13に対してCPU間通信を行うが、そ
の後の通信元CPU−1のOS処理や通信先CPU−2
のOS処理の手順は従来と同じである。
【0019】なお、CPU間通信要求後に通信先CPU
−2のOSが該当システムコールに対応する処理等を行
うが、初期チェック待ち時間がその処理に必要な最短の
時間になるように各システムコール毎に初期チェック待
ちカウンタの値がチェック待ちカウンタテーブル17に予
め格納してあり、また(初期チェック待ち時間+チェッ
ク待ち時間×リトライカウンタ)の時間がその処理に必
要な最長時間に若干余裕を持たせた時間になるようにチ
ェック待ち時間カウンタ及びリトライカウンタの値がチ
ェック待ちカウンタテーブル17に予め格納してある。
【0020】これにより従来の方法よりリトライカウン
タの値をはるかに少なく設定することができるため、通
信元CPU−1のOS12が共通メモリ3内のCPU間通
信領域15内の該当CPU間通信情報書込み用固定領域16
の終了情報をチェックする回数を従来技術より削減する
ことが出来、従来問題になっていた共有メモリアクセス
の高負荷を軽減することが可能になる。
【0021】
【実施例】本発明によるCPU間のデータ転送を行う場
合の手順実施例1を図2に示す。本実施例1は共通メモ
リ内にフリーメモリ領域を有する場合を示し、従来の手
順と同じように通信元CPUのOSが共通メモリ内のフ
リーメモリ領域に転送データを複写し、共通メモリ内の
CPU間通信情報書込み用固定領域に発行元CPU−I
D、システムコール種別、転送データアドレス、転送デ
ータ長等のパラメータを記入後、共通メモリ内のチェッ
ク待ちカウンタテーブルから該当システムコール(デー
タ転送)の初期チェック待ちカウンタ、チェック待ちカ
ウンタ、リトライカウンタの値を読取る処理が新たに加
わっている。
【0022】またデータ転送のシステムコールの場合、
転送するデータ長により転送先CPUのOSが転送デー
タを複写する時間が異なるため、転送データ長の値から
によって読取った初期チェック待ちカウンタの値を補
正(加算)する処理も新たに加わることになる。その後
通信元CPUのOSは通信先CPUのOSに対してCP
U間通信要求を行うが、その後の通信元CPUの処理や
通信先CPUの処理手順については従来と同じである。
【0023】表1に従来技術及び本発明の手順によるC
PU間転送可能最大長のデータを転送する場合の初期チ
ェック待ちカウンタ(補正前)、初期チェック待ちカウ
ンタ(補正後)、初期チェック待ち時間、チェック待ち
カウンタ、リトライカウンタ、チェック待ち時間の値
(一例)の比較表を示す。(従来技術ではこれらの値は
全システムコール共通である。)
【0024】
【表1】
【0025】この表から本発明を用いることによって初
期チェック待ち時間を長く設定することが可能であり、
またその結果リトライカウンタ値が大幅に削減され、共
有メモリアクセスの負荷が軽減されたことが分かる。
(ダイナミックループの1回のループにかかる時間を3
0μsec とし、また、CPU間転送可能最大データ長を
64Kb、1バイト複写処理時間を5μsec とする。)
表1における本発明による技術の各種計算式について下
記に示す。 初期チェック待ちカウンタの補正式= 9,333+(5μse
c ×64,000÷30μsec)= 20.000 初期チェック待ち時間=ダイナミックグループの1回の
ループにかかる時間(30μsec)×初期チェック待ちカウ
ンタ チェック待ち時間 =ダイナミックグループの1回の
ループにかかる時間(30μsec)×チェック待ちカウンタ 次に、本発明によるCPU間のデータ転送を行う場合の
手順(システムコール発行元CPUのタスクAのパラメ
ータ設定ミス等の理由にて通信元CPUのOSが正常に
該当システムコールに対応する処理をすることができ
ず、通信元CPUのOSに対して異常終了のパラメータ
を返す場合)の実施例2を図3に示す。
【0026】途中(通信元CPUのOSが通信先CPU
のOSに対してCPU間通信要求を行うまでは、図2の
実施例1のCPU間のデータ転送手順と同じであるが、
通信先CPUのOSが共通メモリ内のCPU間通信領域
内の該当CPU間通信情報書込み用固定領域からパラメ
ータを読込んだ時点にてパラメータエラーと判断した
場合は以降の転送データ複写の処理が出来ず、CPU間
通信情報書込み固定領域に該当パラメータのエラーコー
ド等を書込む。
【0027】この場合CPU間通信要求が発生すると、
通信先CPUのOSはパラメータを読込む処理終了
後、直ちに終了情報に該当パラメータのエラーコード等
を書込む処理を行うため、通信元CPUのOSは実施例
1にて述べた方法(初期チェック待ちカウンタを長く補
正)にて終了情報をチェックすると、初期チェック待ち
時間経過後の最初のチェックにて既にパラメータエラー
の情報は書かれており、以降の通信元のOSの処理が遅
れる問題があった。(表1の場合補正後の初期チェック
待ち時間は600msec であるが、この場合の初期チェ
ック待ち時間は240msec が適当であり、以降の処理
が360msec 遅れる。)このためチェック待ちカウン
タテーブルに各システムコール毎に初期チェック待ちカ
ウンタを2種類設定(実施例2の場合8,000 及び12,00
0) し、最初の初期チェック待ち時間(実施例2の場合
240msec )経過後にてパラメータエラーコードが返
っている場合には読めるようにし、2回目の初期チェッ
ク待ち時間(実施例2の場合360msec )経過後に実
施例1にて述べたように該当システムコードが正常に行
われた場合の終了情報を読込み、以降処理終了になるま
でチェック待ち時間(実施例2の場合3msec )が経過
する度に定期的に終了情報をリトライカウンタの回数
(実施例2の場合10回)チェックする。
【0028】これにより、通信元CPUのOSの処理が
遅れる問題は解消した。本発明のマルチプロセッサシス
テムにおけるCPU間転送可能な最大長のデータを転送
(実施例1及び2)するタイムチャートを図4に示す。
図中、※1は処理終了の場合はタスクAにエラーコード
等の各種パラメータを通知し、OSの処理を終えること
を示し、※2は本発明によりリトライカウンタの回数は
140回から10回に減り、共有メモリアクセスの負荷
軽減が実現したことを示す。
【0029】
【発明の効果】システムコールの種別がCPU間のデー
タ転送の場合、転送データ長の値を基に読込んだ初期チ
ェック待ちカウンタの値を補正することが出来る。ま
た、チェック待ちカウンタテーブル内に各システムコー
ル毎に2種類の初期チェック待ちカウンタが存在するこ
とにより、誤ったパラメータにてCPU間通信関連のシ
ステムコールが発行された場合にも対応することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 CPU間データ転送手順の実施例1
【図3】 CPU間データ転送手順の実施例2
【図4】 チェック手順のタイムチャートの実施例
【図5】 マルチプロセッサシステムのシステム構成例
【図6】 共通メモリ内のCPU間通信領域
【図7】 CPU間通信情報書込み用固定領域
【図8】 CPU間データ転送手順の従来例
【図9】 チェック手順のフローチャートの従来例
【図10】 チェック手順のタイムチャートの従来例
【符号の説明】
1 CPU−1 2 CPU−2 3 共通メモリ 11 通信元CPU−1のタスクA 12 通信元CPU−1のOS 13 通信先CPU−2のタスクB 14 通信先CPU−2のOS 15 共通メモリ内のCPU間通信領域 16 CPU間通信情報書込み用固定領域 17 チェック待ちカウンタテーブル 21 共通メモリ 22 システムバス 23 複数のCPU1〜n

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCPU間通信関連のシステムコー
    ルが存在するマルチプロセッサシステムにおいて、 共通メモリ(3)上にCPU間通信を行う全てのシステ
    ムコールについてチェック待ちカウンタテーブル(17)
    の領域を設け、システムコール毎に初期チェック待ちカ
    ウンタ、チェック待ちカウンタ、リトライカウンタの値
    を格納する領域を有し、システム立ち上げ(初期化)時
    にCPU間通信を行う全てのシステムコール毎にそれぞ
    れのシステムコールの処理が正常に行われた場合の予め
    設定された適切な値を格納し、 通信元CPU−1のタスクAが通信先CPU−2に対し
    てCPU間通信システムコールを発行し、通信元CPU
    −1のOSが共通メモリ(3)内のCPU間通信領域
    (15)内の該当CPU間通信情報書込み用固定領域(1
    6)に該当システムコールの各種パラメータを記入した
    後に、共通メモリ(3)内のチェック待ちカウンタテー
    ブル(17)から該当システムコールの初期チェック待ち
    カウンタ、チェック待ちカウンタ、リトライカウンタの
    値を読取る処理をCPU−1のOS(12)に新たに加え
    ることを特徴とするマルチプロセッサシステムにおける
    CPU間通信方式。
  2. 【請求項2】 上記システムにおいて、システムコール
    の種別がCPU間データ転送の場合、転送データ長の値
    を基に読込んだ初期チェック待ちカウンタの値を補正す
    ることを特徴とする請求項1記載のマルチプロセッサシ
    ステムにおけるCPU間通信方式。
  3. 【請求項3】 上記システムにおいて、誤ったパラメー
    タにてCPU間通信関連のシステムコールが発行された
    場合にも対応できるように、チェック待ちカウンタテー
    ブル内に各システムコール毎に2種類の初期チェック待
    ちカウンタが存在することを特徴とする請求項1記載の
    マルチプロセッサシステムにおけるCPU間通信方式。
JP5124541A 1993-05-27 1993-05-27 マルチプロセッサシステムにおけるcpu間通信方式 Withdrawn JPH06332864A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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