JPH0610795B2 - 共有メモリの診断方式 - Google Patents

共有メモリの診断方式

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JPH0610795B2
JPH0610795B2 JP60283037A JP28303785A JPH0610795B2 JP H0610795 B2 JPH0610795 B2 JP H0610795B2 JP 60283037 A JP60283037 A JP 60283037A JP 28303785 A JP28303785 A JP 28303785A JP H0610795 B2 JPH0610795 B2 JP H0610795B2
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JP
Japan
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shared memory
address
processors
diagnosis
area
Prior art date
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JP60283037A
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JPS62143151A (ja
Inventor
晴信 門田
修一 岡崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は共有メモリの診断方式に関するものである。
(従来の技術) 第2図は共有メモリを有する通信制御装置の概略構成図
である。第2図において1は図示せぬ上位装置とのイン
タフェースを行うインタフェース部(I/F)、2はマイク
ロプロセッサ(スレーブ)、3はマイクロプロセッサ
(マスタ)、4は図示せぬ下位装置とのインタフェース
を行うインタフェース部(I/F)、5はμP2、μP3の
両方からアクセス可能な共有メモリでありローカルメモ
リ(LM)と呼ばれている。6はLM5へのアクセスの競合を
制御するアービタ、7はアドレス線、8はデータ線、9
は割込み線、10はアドレス線、11はデータ線であ
る。
この様な構成で従来どのようにしてLM6を診断していた
かを以下に説明する。
第3図はこの診断の流れを図にしたものであり、第1段
階としてμP3がLM5の所定エリアに特定のデータを書
き込み(W)、その後LM5からこのデータを読み出し(R)て
これらデータを比較チェックし、アドレスを更新して同
じ事を繰り返し、LM5の所定エリアの診断を行う。その
後μP3は割込線9にてμP2に診断の終了を知らせる
(IPT)。第2段階はこの割込みを受けてμP2がLM5の
所定エリアを同様に診断する。その後μP2は割込線9
にてμP3に診断の終了を知らせる(IPT)。第3段階は
μP3がLM5の別のエリアを再び診断する。以下これら
の繰り返しである。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の共有メモリの診断は片方のマイクロプ
ロセッサが診断を終了してからでないと他方のマイクロ
プロセッサが診断を行えなかった。
従って、診断に時間がかかるという問題点があった。
また両方のマクロプロセッサが同時に共有メモリをアク
セスするような、いわゆる競合が生じる時の共有メモリ
のアクセスチェックができないため、競合回路部分(ア
ービタ)のチェックができないという問題点があった。
本発明は以上述べた診断に時間がかかるという問題点
と、競合回路部分のチェックができないという問題点を
除去し、診断精度の向上を計ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため複数のプロセッサが
共有する共有メモリの診断方式において、共有メモリ上
に診断時のプロセッサからの命令、プロセッサからの応
答および詳細情報を格納するエリアを設け、さらにプロ
セッサ間に割込み信号による通知手段を設け、診断を行
う時、マスクとなるプロセッサが詳細情報格納エリアに
アドレス情報を書き込み、これを受けてこのアドレス情
報を他プロセッサが読み、他プロセッサはこのアドレス
情報に基づき共有メモリの所定アドレスの書込み/読出
しチェックを行い、マスタプロセッサはこれと並行して
所定アドレスの書込み/読出しチェックを行い、他プロ
セッサは上記チェックを終了するとチェック結果を応答
情報格納エリアに書き込み、これを受けてマスタプロセ
ッサがこの応答情報格納エリアを読み他プロセッサのチ
ェック結果を知るものである。
(作用) 本発明は上記構成により、他プロセッサはアドレス情報
を基にマスタプロセッサとは無関係に共有メモリの診断
を行う。またマスタプロセッサと他プロセッサとは並行
して共有メモリの診断を行うのでアービタ部のチェック
も同時に行う。
従って上記問題点を除去できるのである。
(実施例) 第1図は本発明に係る共有メモリの構成図であり、第2
図にLM5の記憶内容を示している。第1図においてアド
レスAからは相手プロセッサに診断内容を指示し、その
結果を確認するためのコマンド・レスポンスエリア(CM
D/RESエリア)、アドレスBからは第2図のμP2が使
用するエリア、アドレスCからは第2図のμP2とμP
3が共有して共通に使用するエリア、アドレスDからは
第2図のμP3が使用するエリアである。
ここで上記CMD/RESエリアはLM5の初期診断を行うため
の固定エリアであり、これ以上のエリアはシステムによ
り決定されるエリアである。
上記第4図は第1図のCMD/RESエリアの詳細構成図であ
り、CMDは診断内容を指示するコマンドフィールド、RES
は診断結果を格納するレスポンスフィールド、DETAIL
0,1,…nは詳細情報を格納するフィールドである。
表1にCMD/RESフィールドの詳細を示す。
例えばコマンド1は診断すべきアドレス範囲を指示する
コマンドであり、DETAIL0.1に各々先頭アドレス、最終
アドレスが格納される。コマンド2はすでに指示された
アドレス範囲に対する診断開始コマンドである。レスポ
ンス1は診断が正常に終了したことを示し、レスポンス
2は診断が異常に終了したことを示し(DETAIL0に異常
の詳細が入っている)、レスポンス3はアドレスを正常
に受信したことを示し、レスポンス4は診断開始コマン
ドを正常に受信したことを示す。
次に第5図のシーケンスチャートを用いて共有メモリの
診断動作を説明する。
〔の処理〕 μP3からμP2へ割込みがかかる。この割込みを正常
受信するとμP2からμP3へ割込みがかかる。この割
込みをチェックすることで第2図の割込み線9のチェッ
クが終わる。
〔の処理〕 μP3がLM5のCMD/RESエリアに所定データ(例えば“5
555(16進)”)を書き込み、(第5図では記号Wで
示す)μP2へ割込みをかける。μP2はCMD/RESエリ
アのデータを読み取り(第5図では記号Rで示す)、デ
ータが“5555(16進)”かどうかチェックする。デー
タが正しいとCMD/RESエリアに所定データ(例えば“AAA
A(16進)”)を書き込み、μP3へ割込みをかけ
る。μP3はCMD/RESエリアのデータを読み取り、デー
タが“AAAA(16進)”かどうかチェックする。これに
よりCMD/RESエリアを用いて情報を正しくやりとりでき
ることを確認する。
〔の処理〕 μP3がLM5のCMDフィールドにコマンド1(アドレス
指示)を示すデータを書き込み、さらにDETAIL0フィー
ルドに診断する先頭アドレス、DETAIL1フィールドに最
終アドレスを書き込み、μP2へ割込みをかける。μP
2は正常にコマンド1を受け取るとアドレス情報を取り
込んだ後、RESフィールドにレスポンス3(アドレス正
常受信)を書き込んでμP3へ割込みをかける。μP3
はレスポンス3を読み取ってアドレス情報が正常にμP
2へ渡ったことを確認する。
〔の処理〕 μP3がLM5のCMDフィールドにコマンド2(START指
示)を示すデータを書き込み、μP2へ割込みをかけ
る。μP2は正常にコマンド2を受け取るとRESフィー
ルドにレスポンス4(START指示正常受信)を書き込ん
でμP3へ割込みをかける。
μP3はレスポンス4を読み取ってSTART指示情報が正
常にμP2へ渡ったことを確認する。これによりCMD/RE
Sエリア以外のエリアの診断が開始される。
〔の処理〕 START指示が正常に伝ったことによりμP2は指示され
たアドレスの書込み/読出しチェックを行う。μP2に
よってチェックされるエリアは第1図のμP2,μP2
/μP3のエリアである。またμP3もμP2とは無関
係に書込み/読出しチェックを行う。μP3によってチ
ェックされるエリアは第1図のμP3,μP2/μP3
のエリアである。なお、μP3は自分がチェックするア
ドレスとμP2がチェックするアドレスとが重複しない
ようμP2にアドレス指示を行うものである。
このようにしてμP2とμP3とは独立してLM5をチェ
ックする。
この時μP2とμP3からのLM5へのアクセスが競合す
ることもあるので第2図のアービタ6を含めた診断がで
きる。指示アドレスの診断が正常に終了するとRESフィ
ールドにレスポンス1(診断正常終了)を書き込んでμ
P3へ割込みをかける。μP3はレスポンス1を受け取
ってμP2の診断が正常に終了したことを確認する。こ
のときまだμP2のチェックするエリアが残っていれば
同様にして残りエリアのチェックを行う。このときも上
記のようにμP3は自分がチェックするアドレスとμP
2がチェックするアドレスが重複しないようμP2にア
ドレス指示を行うものである。
なお第5図ではμP3に正常なレスポンスが返ってくる
ものとして説明したが実際にレスポンスが返って来なか
ったり、異常なレスポンスが返って来ることもある。μ
P3にはそのための異常処理機能がることはもちろんの
ことである。
以上詳細に説明してきたが本発明は第2図のように2台
のプロセッサが共有する共有メモリの診断方式に限定さ
れるものではなくそれ以上のプロセッサが共有する共有
メモリの診断方式であっても良い。この場合もCMD/RES
エリアを使用して上記同様に診断が行なわれる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、相手μP
に診断すべき共有メモリのアドレス情報を渡す様にした
ので、診断が必要最小限の短時間でできる様になるとい
う効果が期待できる。
また相手μPが診断するアドレスを自μPが管理できる
様になるので、アドレスを選ぶことによって上位からの
指示がなくても共有メモリのラッシュテストが容易に実
現でき、メモリ競合回路(アービター)の診断を効率よ
く行える様になるという効果が有る。
また共有メモリの割振りをマスターとなるμPが制御で
きる様にしたので、システムによって異なる割振りに対
しても、マスタμPのアドレス管理を一部変更すること
で容易で対応できる様になるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る共有メモリの構成図、第2図は通
信制御装置の概略構成図、第3図は従来の共有メモリの
診断を示すシーケンスチャート図、第4図は第1図のCM
D/RESエリアの詳細構成図、第5図は共有メモリの診断
動作を示すシーケンスチャート図である。 2,3:マイクロプロセッサ、5:共有メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサが共有する共有メモリの
    診断方式において、 共有メモリ上に診断時のプロセッサからの命令、プロセ
    ッサからの応答および詳細情報を格納するエリアを設
    け、 さらにプロセッサ間に割込み信号による通知手段を設
    け、 診断を行う時、マスタとなるプロセッサが詳細情報格納
    エリアにアドレス情報を書き込み、 これを受けてこのアドレス情報を他プロセッサが読み、 他プロセッサはこのアドレス情報に基づき共有メモリの
    所定アドレスの書込み/読出しチェックを行い、 マスタプロセッサはこれと並行して所定アドレスの書込
    み/読出しチェックを行い、 他プロセッサは上記チェックを終了するとチェック結果
    を応答情報格納エリアに書き込み、 これを受けてマスタプロセッサがこの応答情報格納エリ
    アを読み、他プロセッサのチェック結果を知る ことを特徴とする共有メモリの診断方式。
JP60283037A 1985-12-18 1985-12-18 共有メモリの診断方式 Expired - Lifetime JPH0610795B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP60283037A JPH0610795B2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18 共有メモリの診断方式

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JP60283037A JPH0610795B2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18 共有メモリの診断方式

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Publication Number Publication Date
JPS62143151A JPS62143151A (ja) 1987-06-26
JPH0610795B2 true JPH0610795B2 (ja) 1994-02-09

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ID=17660398

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JP60283037A Expired - Lifetime JPH0610795B2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18 共有メモリの診断方式

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426940A (en) * 1987-07-23 1989-01-30 Fujitsu Ltd Maintenance test system for shared device
JPH0346054A (ja) * 1989-07-14 1991-02-27 Nec Corp マルチプロセッサ

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JPS62143151A (ja) 1987-06-26

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