JPH0633221U - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH0633221U JPH0633221U JP7541392U JP7541392U JPH0633221U JP H0633221 U JPH0633221 U JP H0633221U JP 7541392 U JP7541392 U JP 7541392U JP 7541392 U JP7541392 U JP 7541392U JP H0633221 U JPH0633221 U JP H0633221U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器において、本体ケースに対して蓋ケ
ースを複数方向のいずれかに選択的に開閉させる。 【構成】 本体ケース1に蓋ケース2を重ねた状態で、
本体ケース1内に設けられた第1スライド部材10の連
結部12を第1係止部6の第1挿入孔6aに挿脱可能に
挿入させて蓋ケース2を本体ケース1の左側面1aで連
結し、本体ケース1内に設けられた第2スライド部材2
0の連結部22を第2係止部7の第2挿入孔7aに挿脱
可能に挿入させて蓋ケース2を本体ケース1の上側面1
bで連結し、この状態で蓋ケース2の切欠き部5と対応
する個所の本体ケース1に設けられた連結解除装置30
のスライド駒31を直交する2方向のいずれかにスライ
ドさせて、第1、第2スライド部材のいずれかによる本
体ケース1と蓋ケース2との連結を解除し、本体ケース
1に対し蓋ケース2を2方向のいずれかに選択的に開閉
させる。
ースを複数方向のいずれかに選択的に開閉させる。 【構成】 本体ケース1に蓋ケース2を重ねた状態で、
本体ケース1内に設けられた第1スライド部材10の連
結部12を第1係止部6の第1挿入孔6aに挿脱可能に
挿入させて蓋ケース2を本体ケース1の左側面1aで連
結し、本体ケース1内に設けられた第2スライド部材2
0の連結部22を第2係止部7の第2挿入孔7aに挿脱
可能に挿入させて蓋ケース2を本体ケース1の上側面1
bで連結し、この状態で蓋ケース2の切欠き部5と対応
する個所の本体ケース1に設けられた連結解除装置30
のスライド駒31を直交する2方向のいずれかにスライ
ドさせて、第1、第2スライド部材のいずれかによる本
体ケース1と蓋ケース2との連結を解除し、本体ケース
1に対し蓋ケース2を2方向のいずれかに選択的に開閉
させる。
Description
【0001】
この考案は、電子手帳、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータなどの電 子機器に関する。
【0002】
従来、電子手帳などの電子機器は、文字キーやテンキーなどの各種のキーを有 するキー入力部が設けられた本体ケースと、キー入力部から入力されたデータお よびその処理結果などを表示する表示部が設けられた蓋ケースとを備え、本体ケ ースに蓋ケースをヒンジ部材により開閉可能に取り付けた構造になっている。 このような電子機器では、使用するときにヒンジ部材を中心に蓋ケースを本体 ケースに対し回動させて開くことにより、蓋ケースの表示部を見ながら本体ケー スのキー入力部を操作することができ、また使用しないときにはヒンジ部材を中 心に蓋ケースを本体ケースに対し回動させて、蓋ケースを本体ケース上に重ね合 わせて閉じることにより、コンパクトになる。
【0003】
しかしながら、この従来の電子機器では、本体ケースに蓋ケースがヒンジ部材 により回動可能に連結されているので、このヒンジ部材を中心に蓋ケースを本体 ケースに対して一方向(横方向と縦方向のいずれか)にしか開閉させることがで きず、このため電子機器の置き場所によっては蓋ケースが邪魔になり使いずらい という問題がある。 この考案の目的は、本体ケースに対して蓋ケースを複数方向のいずれかに選択 的に開閉させることのできる電子機器を提供することである。
【0004】
この考案は、本体ケースと、この本体ケース上に重なり、一側面に第1挿入孔 を有する第1係止部が前記一側面に沿って設けられているとともに、この一側面 と隣り合って直交する他側面に第2挿入孔を有する第2係止部が前記他側面に沿 って設けられた蓋ケースと、本体ケース内に第1係止部と対応する一側面に沿っ てスライド可能に設けられ、第1係止部の第1挿入孔に挿脱可能に挿入する連結 部を有する第1スライド部材と、本体ケース内に第2係止部と対応する他側面に 沿ってスライド可能に設けられ、第2係止部の第2挿入孔に挿脱可能に挿入する 連結部を有する第2スライド部材と、本体ケースに設けられて第1スライド部材 と第2スライド部材とに沿う互いに直交する2方向にスライドするスライド駒を 有し、このスライド駒を一方向にスライドさせて第1スライド部材をスライドさ せることにより、この第1スライド部材の連結部による本体ケースと蓋ケースと の連結を解除するとともに、スライド駒を他方向にスライドさせて第2スライド 部材をスライドさせることにより、この第2スライド部材の連結部による本体ケ ースと蓋ケースとの連結を解除する連結解除装置とを具備したものである。
【0005】
この考案によれば、本体ケースに蓋ケースを重ねた状態で、連結解除装置のス ライド駒を第1スライド部材に沿う方向にスライドさせると、第1スライド部材 がスライドして、この第1スライド部材の連結部が第1係止部の第1挿入孔から 離脱し、第1スライド部材の連結部による本体ケースと蓋ケースとの連結を解除 するので、第2スライド部材の連結部を中心に蓋ケースが本体ケースに対し開閉 可能な状態になる。また、連結解除装置のスライド駒を第2スライド部材に沿う 方向にスライドさせると、第2スライド部材がスライドして、この第2スライド 部材の連結部が第2係止部の第2挿入孔から離脱し、第2スライド部材の連結部 による本体ケースと蓋ケースとの連結を解除するので、第1スライド部材の連結 部を中心に蓋ケースが本体ケースに対し開閉可能な状態になる。この結果、2方 向のいずれかに蓋ケースを選択的に開閉させることができる。
【0006】
以下、図1〜図6を参照して、この考案の一実施例を説明する。 図1〜図3は電子手帳などの電子機器を示す。この電子機器は、図1(a)お よび図1(b)に示すように、本体ケース1と、この本体ケース1上に重なる蓋 ケース2とを備えている。本体ケース1は、薄い箱形状に形成され、その上面に 図2および図3に示すように文字キーやテンキーなどの各種のキーを有するキー 入力部3が設けられている。蓋ケース2は、本体ケース1と同様、薄い箱形状に 形成され、本体ケース1の上面と対向する内側面に図2および図3に示すように キー入力部3から入力されたデータおよびその処理結果などを表示する液晶表示 部4が設けられている。
【0007】 蓋ケース2の左上隅には、本体ケース1上に蓋ケース2を重ねた状態で、本体 ケース1の左上隅の上面を露出させるための切欠き部5が設けられている。この 蓋ケース2の左側面(一側面)2aの前後両側には、第1挿入孔6aを有する第 1係止部6がそれぞれ左側面2aに沿って設けられている。この左側面2aと隣 り合って直交する上側面(他側面)2bの左右両側には、第2挿入孔7aを有す る第2係止部7がそれぞれ上側面2bに沿って設けられている。また、本体ケー ス1の左側面(一側面)1aの前後両側には、図1(a)および図1(b)に示 すように蓋ケース2が本体ケース1上に重なった状態で、蓋ケース2の各第1係 止部6と隣り合って対応する第1ガイド孔8aを有する第1ガイド支持部8がそ れぞれ設けられている。この左側面1aと隣り合って直交する本体ケース1の上 側面(他側面)1bの左右両側には、蓋ケース2の各第2係止部7と隣り合って 対応する第2ガイド孔9aを有する第2ガイド支持部9がそれぞれ設けられてい る。
【0008】 一方、本体ケース1内の左側面1aの近傍には、図1〜図3に示すように、第 1スライド部材10が左側面1aに沿ってスライド可能に配置されている。第1 スライド部材10は、1本のスライド軸11と、このスライド軸11に設けられ た2つの「L」字状の連結部12とからなっている。スライド軸11は、本体ケ ース1内に設けられたガイド支持部材(図示せず)によりスライド可能に支持さ れ、その一端部(同図では上側の端部)11aが本体ケース1内の左上隅に位置 している。連結部12はそれぞれ、スライド軸11から本体ケース1の左側面1 aに設けられたガイド用の長孔(図示せず)を通して外部に突出し、この突出し た先端部12aがスライド軸11の一端部11a側に向けて直角に折り曲げられ 、この先端部12aが本体ケース1の第1ガイド支持部8の第1ガイド孔8aを 通して蓋ケース2の第1係止部6の第1挿入孔6a内に挿脱可能に挿入するよう になっている。また、第1スライド部材10は、スライド軸11の他端部と本体 ケース1の下側面1cとの間に配置されたコイルバネ13により常にスライド軸 11の一端部11aが本体ケース1の上側面1bに向かうように付勢されている 。
【0009】 また、本体ケース1内の上側面1bの近傍には、図1〜図3に示すように、第 2スライド部材20が上側面1bに沿ってスライド可能に配置されている。第2 スライド部材20は、上述した第1スライド部材10と同様、1本のスライド軸 21と、このスライド軸21に設けられた2つの「L」字状の連結部22とから なっている。スライド軸21は、本体ケース1内のガイド支持板(図示せず)に よりスライド可能に支持され、その一端部(図1(a)では左側の端部)21a が本体ケース1内の左上隅に位置している。連結部22はそれぞれ、スライド軸 21から本体ケース1の上側面1bに設けられたガイド用の長孔(図示せず)を 通して外部に突出し、この突出した先端部22aがスライド軸21の一端部11 a側に向けて直角に折り曲げられ、この先端部22aが本体ケース1の第2ガイ ド支持部9の第2ガイド孔9aを通して蓋ケース2の第2係止部7の第2挿入孔 7a内に挿脱可能に挿入するようになっている。この第2スライド部材20も、 スライド軸21の他端部と本体ケース1の右側面1dとの間に配置されたコイル バネ23により常にスライド軸21の一端部21aが本体ケース1の左側面1a に向かうように付勢されている。
【0010】 さらに、蓋ケース2の切欠き部5と対応する本体ケース1内の左上隅には、連 結解除装置30が設けられている。連結解除装置30は、図1〜図6に示すよう に、スライド軸11、21の各一端部11a、21a間に位置する本体ケース1 の上面に設けられたほぼ「L」字状のガイド溝31に沿って2方向にスライドす るスライド駒32と、スライド駒32の下側に対応して配置されたロック板33 と、このロック板33の右下に設けられて蓋ケース2の内面と対応するロック解 除ピン34と、ロック板33を本体ケース1の上面側へ向けて付勢するコイルバ ネ35とからなっている。この場合、ガイド溝31は、互いに直交するほぼ「L 」字状に形成され、その一方が第1スライド部材10のスライド軸11に沿い、 かつその延長線上に対応し、他方が第2スライド部材20のスライド軸21に沿 い、かつその延長線上に対応している。スライド駒32は、図4〜図6に示すよ うに、本体ケース1の上面から突出する頭部32aと、この頭部32aの下面に 設けられてガイド溝31内を移動する首部32bと、この首部32bの下面に設 けられてロック板33上をスライドして各スライド軸11、21の一端部11a 、21aのいずれかを押圧する押圧板32cと、この押圧板32cの下面に設け られた係合突起32dとからなっている。ロック板33は、スライド駒32の下 側に上下動可能に配置され、かつガイド溝31の両端部と対応する個所にスライ ド駒32の係合突起32dが係脱可能に嵌合する嵌合孔33aがそれぞれ(同図 では一方のみを示す)設けられている。ロック解除ピン34は、図6に示すよう に、その先端部(同図では上側の端部)が本体ケース1の上面に設けられた挿通 孔36を通して出没可能に配置され、この先端部がコイルバネ35のバネ力に抗 して押圧されるとロック板33が押し下げられ、これにより嵌合孔33aからス ライド駒32の係合突起32dが離脱してスライド駒32のロックを解除するよ うになっている。
【0011】 なお、本体ケース1と蓋ケース2は、連結解除装置30の近傍において、接続 コード40により電気的に接続されている。また、本体ケース1には蓋ケース2 の開閉に連動して動作する表示切換スイッチ(図示せず)が設けられている。こ の表示切換スイッチは、蓋ケース2の開閉方向(横方向と縦方向のいずれか)に 応じて、液晶表示部4の表示形態を切り換えるためのものである。
【0012】 このような電子機器では、使用しないときには図1(a)および図1(b)に 示すように本体ケース1上に蓋ケース2を重ねておく。この状態では、本体ケー ス1の左側面1aに設けられた各第1ガイド支持部8の隣に蓋ケース2の各第1 係止部6が対応して配置され、コイルバネ13により第1スライド部材10が付 勢されて、連結部12の先端部12aが第1ガイド支持部8の第1ガイド孔8a を通して第1係止部6の第1挿入孔6a内に挿入している。これと同様に、本体 ケース1の上側面1bに設けられた各第2ガイド支持部9の隣に蓋ケース2の各 第2係止部7が対応して配置され、コイルバネ23により第2スライド部材20 が付勢されて、連結部22の先端部22aが第2ガイド支持部9の第1ガイド孔 9aを通して第2係止部7の第2挿入孔7a内に挿入している。また、連結解除 装置30は、本体ケース1に蓋ケース2が重ねられると、図4に示すように、蓋 ケース2によってロック解除ピン34がコイルバネ35のバネ力に抗して押圧さ れ、スライド駒32の係合突起32dがロック板33の嵌合孔33aから離脱す るので、スライド駒32が自由状態になる。このため、スライド駒32は、その 押圧板32cに第1、第2スライド部材10、20の各スライド軸11、21が 各コイルバネ13、23により押圧されて当接し、これによりガイド溝31の角 部に位置している。この状態では、蓋ケース2が本体ケース1に対して開くこと がないので、良好にかつコンパクトに電子機器を携帯することができる。
【0013】 このような状態で、図2に示すように、蓋ケース2を本体ケース1に対して上 側に開く場合には、蓋ケース2の切欠き部5から露出した連結解除装置30のス ライド駒32をコイルバネ13のバネ力に抗してガイド溝31に沿って下側(矢 持するX方向)にスライドさせ、図5に示すようにスライド駒32の係合突起3 2dをロック板33の嵌合孔33aに対応させる。すると、図2に示すように、 第1スライド部材10のスライド軸11がスライドして、各連結部12の先端部 12aが第1係止部6の第1挿入孔6aから離脱し、これにより第1スライド部 材10の連結部12による本体ケース1と蓋ケース2との連結が解除される。こ の状態では、図2に示すように、第2スライド部材20の連結部22の先端部2 2aが第2係止部7の第2挿入孔7a内に挿入しているので、この連結部22の 先端部22aを中心に蓋ケース2を本体ケース1に対して上側に向けて開くこと ができる。このようにして、蓋ケース2を開くと、連結解除装置30のロック解 除ピン34から蓋ケース2が離間するので、図6に示すようにロック板33がコ イルバネ35のバネ力により押し上げられ、ロック板33の嵌合孔33aにスラ イド駒32の嵌合突起32dが嵌合し、これによりスライド駒32がロックされ るとともに、第1スライド部材10がロックされる。なお、このように開いた蓋 ケース2を閉じると、本体ケース1の第1ガイド支持部8の隣に蓋ケース2の第 1係止部6が対応して、本体ケース1上に蓋ケース2が重なる。すると、上述し たように蓋ケース2の内側面によって連結解除装置30のロック解除ピン34が 押圧されるので、図5に示すようにロック板33の嵌合孔33aからスライド駒 32の係合突起32dが離脱し、スライド駒32のロックが解除される。このた め、第1スライド部材10は、コイルバネ13のバネ力により、スライド駒32 を元の初期位置にスライドさせて、図1(a)に示す元の状態に戻る。これによ り、本体ケース1と蓋ケース2とが再び第1スライド部材10の連結部12によ り連結される。
【0014】 また、図3に示すように、蓋ケース2を本体ケース1に対して左側に開く場合 には、上述と同様に、蓋ケース2の切欠き部5から露出した連結解除装置30の スライド駒32をコイルバネ23のバネ力に抗してガイド溝31に沿って右側( 矢印Y方向)にスライドさせ、スライド駒32の係合突起32dをロック板33 の他の嵌合孔33aに対応させる。すると、図3に示すように、第2スライド部 材20のスライド軸21がスライドして、各連結部22の先端部22aが第2係 止部7の第2挿入孔7aから離脱し、これにより第2スライド部材20の連結部 22による本体ケース1と蓋ケース2との連結が解除される。この状態では、図 3に示すように、第1スライド部材10の連結部12の先端部12aが第1係止 部6の第1挿入孔6a内に挿入しているので、この連結部12の先端部12aを 中心に蓋ケース2を本体ケース1に対して上側に向けて開くことができる。この ようにして、蓋ケース2を開くと、上述と同様に、連結解除装置30のロック解 除ピン34から蓋ケース2が離間するので、ロック板33がコイルバネ35のバ ネ力により押し上げられてロック板33の嵌合孔33aにスライド駒32の嵌合 突起32dが嵌合し、これによりスライド駒32がロックされるとともに、第2 スライド部材20がロックされる。この場合にも、開いた蓋ケース2を閉じると 、上述したように本体ケース1の第2ガイド支持部9の隣に蓋ケース2の第2係 止部7が対応して、本体ケース1上に蓋ケース2が重なるので、蓋ケース2の内 側面によって連結解除装置30のロック解除ピン34がコイルバネ35のバネ力 に抗して押し下げられ、ロック板33の嵌合孔33aからスライド駒32の係合 突起32dが離脱し、これによりスライド駒32のロックが解除される。このた め、第2スライド部材20は、コイルバネ23のバネ力により、スライド駒32 を元の初期位置にスライドさせて、図1(a)に示す元の状態に戻る。これによ り、本体ケース1と蓋ケース2とが再び第2スライド部材20の連結部22によ り連結される。
【0015】 このように、この電子機器では、本体ケース1に蓋ケース2を重ねた状態で、 連結解除装置30のスライド駒32をガイド溝31に沿って2方向のいずれかに スライドさせることにより、蓋ケース2を本体ケース1に対して上側の前後方向 と左側の左右方向のいずれかに開くことができるので、電子機器の置き場所によ って蓋ケース2が邪魔になったりせずに良好に使用することができる。また、蓋 ケース2が左側もしくは上側のいずれの方向に開いても、表示切換スイッチによ り、蓋ケース2の液晶表示部4の表示状態が自動的に切り換わるので、液晶表示 部4に表示された情報を良好に見ることができる。
【0016】 なお、上述した実施例では、第1係止部6と第2係止部7とを蓋ケース2に設 け、第1スライド部材10と第2スライド部材20とを本体ケース1内にスライ ド可能に設け、連結解除装置30を本体ケース1に設けたが、これに限らず、例 えば、第1係止部6を本体ケース1の左側面1aに設け、第2係止部7を本体ケ ース1の上側面1bに設け、第1スライド部材10を蓋ケース2内に第1係止部 6と対応する左側面2aに沿ってスライド可能に設け、第2スライド部材20を 蓋ケース2内に第2係止部7と対応する上側面2bに沿ってスライド可能に設け 、連結解除装置30を蓋ケース2に設けてもよい。また、蓋ケース2は本体ケー ス1に対して左側に開く必要はなく、右側に開くようにしてもよい。
【0017】
以上説明したように、この考案によれば、本体ケースに蓋ケースを重ねた状態 で、第1スライド部材の連結部を第1係止部の第1挿入孔に挿脱可能に挿入させ て蓋ケースを本体ケースの一側面に連結し、第2スライド部材の連結部を第2係 止部の第2挿入孔に挿脱可能に挿入させて蓋ケースを本体ケースの一側面と直交 する他側面に連結し、この状態で連結解除装置のスライド駒を互いに直交する2 方向のいずれかにスライドさせて、第1、第2スライド部材のいずれかによる本 体ケースと蓋ケースとの連結を解除することにより、本体ケースに対して蓋ケー スを2方向のいずれかに選択的に開閉させることができ、このため電子機器の置 き場所によって蓋ケースが邪魔になったりせずに良好に使用することができる。
【図1】この考案の一実施例を示し、(a)は本体ケー
ス上に蓋ケースを重ねた状態の平面図、(b)はその正
面図。
ス上に蓋ケースを重ねた状態の平面図、(b)はその正
面図。
【図2】図1の蓋ケースを上側に開いたときの平面図。
【図3】図1の蓋ケースを左側に開いたときの平面図。
【図4】図2のA−A拡大断面図。
【図5】図4のスライド駒をスライドさせた状態を示す
拡大断面図。
拡大断面図。
【図6】図5の状態で蓋ケースを開いたときの拡大断面
図。
図。
1 本体ケース 1a 本体ケースの左側面(一側面) 1b 本体ケースの上側面(他側面) 2 蓋ケース 2a 蓋ケースの左側面(一側面) 2b 蓋ケースの上側面(他側面) 6 第1係止部 6a 第1挿入孔 7 第2係止部 7a 第2挿入孔 10 第1スライド部材 11 スライド軸 12 連結部 20 第2スライド部材 21 スライド軸 22 連結部 30 連結解除装置 31 ガイド溝 32 スライド駒
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケースと、 前記本体ケース上に重なり、一側面に第1挿入孔を有す
る第1係止部が前記一側面に沿って設けられているとと
もに、前記一側面と隣り合って直交する他側面に第2挿
入孔を有する第2係止部が前記他側面に沿って設けられ
た蓋ケースと、 前記本体ケース内に前記第1係止部と対応する一側面に
沿ってスライド可能に設けられ、前記第1係止部の第1
挿入孔に挿脱可能に挿入する連結部を有する第1スライ
ド部材と、 前記本体ケース内に前記第2係止部と対応する他側面に
沿ってスライド可能に設けられ、前記第2係止部の第2
挿入孔に挿脱可能に挿入する連結部を有する第2スライ
ド部材と、 前記本体ケースに設けられて前記第1スライド部材と前
記第2スライド部材とに沿う互いに直交する2方向にス
ライドするスライド駒を有し、このスライド駒を一方向
にスライドさせて前記第1スライド部材をスライドさせ
ることにより、この第1スライド部材の連結部による前
記本体ケースと前記蓋ケースとの連結を解除するととも
に、前記スライド駒を他方向にスライドさせて前記第2
スライド部材をスライドさせることにより、この第2ス
ライド部材の連結部による前記本体ケースと前記蓋ケー
スとの連結を解除する連結解除装置と、 を具備したことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記蓋ケースの隅部
に前記本体ケースの上面を露出させる切欠き部が設けら
れ、この切欠き部と対応する前記本体ケースの個所に前
記連結解除装置が設けられていることを特徴とする電子
機器。 - 【請求項3】 請求項1において、前記第1係止部は前
記本体ケースの一側面に設けられ、前記第2係止部は前
記一側面と隣り合って直交する前記本体ケースの他側面
に設けられ、前記第1スライド部材は前記蓋ケース内に
前記第1係止部と対応する一側面に沿ってスライド可能
に設けられ、前記第2スライド部材は前記蓋ケース内に
前記第2係止部と対応する他側面に沿ってスライド可能
に設けられ、前記連結解除装置は前記蓋ケースに設けら
れていることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7541392U JPH0633221U (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7541392U JPH0633221U (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633221U true JPH0633221U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13575468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7541392U Pending JPH0633221U (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633221U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779444A1 (en) | 1995-12-05 | 1997-06-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shaft assembly |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP7541392U patent/JPH0633221U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779444A1 (en) | 1995-12-05 | 1997-06-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shaft assembly |
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