JPH06331151A - 卓上こんろ - Google Patents

卓上こんろ

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JPH06331151A
JPH06331151A JP11961693A JP11961693A JPH06331151A JP H06331151 A JPH06331151 A JP H06331151A JP 11961693 A JP11961693 A JP 11961693A JP 11961693 A JP11961693 A JP 11961693A JP H06331151 A JPH06331151 A JP H06331151A
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JP
Japan
Prior art keywords
top plate
heater
high temperature
plate
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP11961693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Atsumi
裕二 渥美
Junichi Kobayashi
順一 小林
Hidetake Hayashi
秀竹 林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランプヒータを用いたものにあって、トップ
プレートの熱が本体ケースに伝達されることを極力抑え
る。 【構成】 本体ケース2の上面開口部2aにトッププレ
ート3を設ける。トッププレート3の下面側に、円形容
器状の断熱材5に、2本のハロゲンランプヒータ6を保
持させ、温度スイッチ7を添設したヒータユニット4を
設ける。ヒータユニット4を支持するヒータ取付板8の
フランジ部8aに突起部を形成してトッププレート3と
の間に空気層を形成すると共に、そのフランジ部8aに
多数個の透孔13を形成する。トッププレート3が高温
であることを使用者に知らせるための高温表示ランプ1
5を設けると共に、本体1が電源から切離された状態で
も、高温表示ランプ15に電力を供給する二次電源を設
ける。さらに、トッププレート3にサーモラベル16を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲンランプヒータ
などのランプヒータを加熱源とした卓上こんろに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハロゲンランプヒータを加熱源とした従
来の卓上こんろは、矩形箱状の本体ケースの上面に設け
られた耐熱ガラス製のトッププレートの下面側に、容器
状の断熱材にハロゲンランプヒータを保持させたヒータ
ユニットを配設して構成されている。
【0003】この場合、前記ヒータユニットは、上面が
開口し上端部にフランジ部を有する箱状の取付板内に、
ばねにより上方に付勢された状態で支持され、その取付
板が前記フランジ部がトッププレートの下面に宛がわれ
て取付けられることにより、トッププレートの下面に圧
接するように設けられるようになっている。そして、ト
ッププレートに取付けられた状態のヒータユニットが、
本体ケース上面の開口部に上方から嵌め込まれるように
組付けられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の卓
上こんろにおいては、使用時即ちハロゲンランプヒータ
の通電時において、ハロゲンランプヒータ自体が高温と
なり、またトッププレートも相当の高温となる。しかし
ながら、上記従来のものでは、トッププレートの周縁部
において、取付板のフランジ部及び本体ケースの開口部
の周縁部が重なった状態で接しているため、トッププレ
ートの熱が、取付板さらには本体ケースに伝達され、本
体ケースが高温となり、制御回路などを構成する電装部
品に悪影響を及ぼす等の不具合があった。
【0005】この不具合を解消するために、従来では、
本体ケース内にファン装置を設け、冷却風を流すといっ
たことも行われているが、これでは、高価となると共に
全体が大形化する欠点がある。
【0006】尚、ハロゲンランプヒータを用いた卓上こ
んろにおいては、ハロゲンランプヒータがオフされて
も、しばらくの間はトッププレート等が高温となってい
るため、使用者が触れたりしないようにトッププレート
が高温である旨を知らせるための高温表示ランプを設け
ることが行われている。ところが、この種の卓上こんろ
にあっては、使用後すぐに電源から切離されることも多
く、この場合、高温表示ランプが役に立たないことにな
る。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その主とした目的は、ランプヒータを用いたものに
あって、トッププレートの熱が本体ケースに伝達される
ことを極力抑えることができる卓上こんろを提供するに
ある。また、上記目的に加えて、本体が電源から切離さ
れた場合でも、トッププレートが高温となっているかど
うかを使用者に知らせることを可能とすることを副次的
な目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の卓上
こんろは、本体ケースの上面部に設けられるトッププレ
ートと、このトッププレートの下面側に配置され加熱源
としてのランプヒータを断熱材に保持させてなるヒータ
ユニットと、上端周囲部にトッププレートの下面周縁部
に宛がわれるように取付けられるフランジ部を有しヒー
タユニットを支持するヒータ取付板とを具備し、ヒータ
取付板のフランジ部とトッププレートの下面との間に隙
間を設けるようにしたところに特徴を有する。
【0009】そして、本発明の請求項2の卓上こんろ
は、本体ケースの上面部に設けられるトッププレート
と、このトッププレートの下面側に配置され加熱源とし
てのランプヒータを断熱材に保持させてなるヒータユニ
ットと、上端周囲部にトッププレートの下面周縁部に宛
がわれるように取付けられるフランジ部を有しヒータユ
ニットを支持するヒータ取付板とを具備し、フランジ部
に多数個の透孔を形成するようにしたところに特徴を有
する。
【0010】また、上記各卓上こんろにおいて、トップ
プレートが高温状態であることを表示する高温表示ラン
プを設けると共に、本体が電源から切離された状態でも
その高温表示ランプを点灯させるための二次電源を設け
るようにすれば、効果的である(請求項3の発明)。こ
の場合、トッププレートが高温状態であることを非電気
的手段により表示するための高温表示手段を設けること
もできる(請求項4の発明)。
【0011】
【作用】本発明の請求項1の卓上こんろによれば、ヒー
タ取付板のフランジ部とトッププレートの下面との間に
隙間を設けるようにしたので、トッププレートが高温と
なる事情があっても、その隙間が空気断熱層となってト
ッププレートからヒータ取付板ひいては本体ケースへの
熱の伝達が抑えられるようになる。
【0012】本発明の請求項2の卓上こんろによれば、
フランジ部に多数個の透孔を形成するようにしたので、
それら透孔が熱伝達の抵抗となって、トッププレートが
高温となる事情があっても、ヒータ取付板から本体ケー
スへの熱の伝達が抑えられるようになる。
【0013】また、それら卓上こんろにおいて、トップ
プレートが高温状態であることを表示する高温表示ラン
プを設けると共に、本体が電源から切離された状態でも
その高温表示ランプを点灯させるための二次電源を設け
るようにすれば、本体が電源から切離されたときでも高
温表示ランプに電力を供給することができるので、本体
が電源に接続されているかどうかに関わらず、トッププ
レートが高温となっているかどうかを使用者に知らせる
ことができるようになる。この場合、トッププレートが
高温状態であることを非電気的手段により表示するため
の高温表示手段を設けるようにしても、本体に対する電
力の供給の有無に関わらず、高温表示手段により、トッ
ププレートが高温となっているかどうかを使用者に知ら
せることができるようになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例(請求項1,2,
3,4に対応)について、図1乃至図4を参照して説明
する。まず、図1及び図2は、本実施例に係る卓上こん
ろの本体1の全体構成を示している。ここで、本体ケー
ス2は、全体として薄形矩形箱状をなし、その上面の大
部分に開口する矩形状の開口部2aを有している。尚、
図2に示すように、本体ケース2は、下ケース2bと上
ケース2cとを接合して構成されている。
【0015】この本体ケース2の上面には、前記開口部
2aを塞ぐようにしてトッププレート3が設けられるよ
うになっている。このトッププレート3は、熱線の透過
性が高く且つ耐熱性の高い結晶化ガラスから構成されて
いる。そして、このトッププレート3の下面側(本体ケ
ース2内)には、ヒータユニット4が配置されるように
なっている。
【0016】このヒータユニット4は、上面が開放した
浅底円形容器状の断熱材5に、例えば2本のハロゲンラ
ンプヒータ6を保持させて構成されている。前記断熱材
5は、セラミック材料からなり、詳細には、周縁部が若
干立上がった円形状の下部断熱材5aと、その周縁部に
接合されるリング状の横断熱材5bとから構成され、そ
れら下部断熱材5aと横断熱材5bとの間に、ハロゲン
ランプヒータ6の端部が挟まれるようにして保持されて
いる。また、ハロゲンランプヒータ6の両端の端子は断
熱材5の外側に位置されている。さらに、図1に示すよ
うに、このヒータユニット4には、バイメタル等からな
る温度スイッチ7が添設されている。
【0017】このように構成されたヒータユニット4
は、ヒータ取付板8により支持された状態で、前記トッ
ププレート3の下面に設けられるようになっている。こ
のヒータ取付板8は、上面が開放した矩形箱状を成し、
その上端周縁部には、図3にも示すように、四辺から外
側に延びるようにフランジ部8aが形成されている。こ
のフランジ部8aは、外縁部が前記トッププレート3の
外縁部にほぼ一致するように形成されている。前記ヒー
タユニット4は、このヒータ取付板8内に収容され、図
2に示すように、ヒータ取付板8の底部との間にコイル
ばね9を介在させて浮上がった状態で支持されている。
これにて、ヒータユニット4は、コイルばね9により上
方への付勢力を受けるようになっている。
【0018】そして、このヒータ取付板8は、そのフラ
ンジ部8aが前記トッププレート3の下面周縁部に宛が
われるようにして、該トッププレート3に取付けられる
ようになっている。このとき、図3に示すように、ヒー
タ取付板8のフランジ部8aには、上方に凸となる突起
部10が所々に形成されていると共に、外縁部から上方
に延びる複数個の爪部11が一体に形成されている。
【0019】ヒータ取付板8は、前記各爪部11が前記
トッププレート3の縁部に係止されることにより、該ト
ッププレート3に取付けられるのであるが、このとき、
前記突起部10部分のみがトッププレート3の下面に当
接し、その他の大部分においては、フランジ部8aとト
ッププレート3の下面との間に隙間(空気層12)が形
成されるようになっている。さらに、本実施例において
は、図1に示すように、ヒータ取付板8のフランジ部8
aに、多数個の透孔13が形成されている。
【0020】このようにしてヒータ取付板8がトッププ
レート3に取付けられることにより、トッププレート
3,ヒータユニット4及びヒータ取付板8が一体的にユ
ニット化された状態となる。また、このとき、図2に示
すように、前記ヒータユニット4の上端部(断熱材5の
上端部)は、コイルばね9の付勢力によりトッププレー
ト3の下面に圧接されるようになる。
【0021】そして、トッププレート3,ヒータユニッ
ト4及びヒータ取付板8が一体的にユニット化された状
態で、ヒータ取付板8のフランジ部8aの外縁部が、本
体ケース2の開口部2aの周縁部分に載置されるように
して、その開口部2aに上方から嵌め込まれ、本体ケー
ス2に取付けられるようになっている。このとき、図2
に示すように、本体ケース2とヒータ取付板8とは底部
及び側方において接することはなく、それらの間に空間
が形成されるようになっている。
【0022】また、図1に示すように、本体ケース2の
上面の前面側には、図示しないオン,オフスイッチや出
力調整スイッチを有する操作パネル14が設けられてい
る。また、図示はしないが、本体ケース2内には、その
操作パネル14のスイッチ操作に基づいて前記ハロゲン
ランプヒータ6の通電制御などを行う制御装置が設けら
れている。
【0023】さらには、前記トッププレート3には、該
トッププレート3が高温であることを使用者に知らせる
ための高温表示ランプ15が設けられている。この高温
表示ランプ15は、下方に設けられたLED15a(図
2参照)を点灯あるいは点滅させることにより、トップ
プレート3に設けられた「高温注意」の文字(図1参
照)が照明されて浮上がるように構成されている。この
高温表示ランプ15(LED15a)は、前記温度スイ
ッチ7が所定温度以上を検出しているときに、点灯され
るように回路構成されている。
【0024】そして、図示はしないが本実施例では、本
体1が電源から切離された状態でも、前記LED15a
に電力を供給するための二次電源としての電池が設けら
れている。さらに、図1に示すように、本実施例では、
トッププレート3の温度を電気的手段を用いずに表示す
るための高温表示手段としてのサーモラベル16が、ト
ッププレート3に埋め込まれている。
【0025】尚、この種の卓上こんろにあっては、不使
用時においては購入時に包装されていた梱包箱に収納し
ておき、使用時にのみ取出すことが行われる。そこで、
本実施例では、図4に示すように、本体1の包装に、耐
熱,難燃性の材料(例えばセラミックファイバー等)を
箱状に形成した梱包材17を用いるようにしている。こ
れにより、本体1が高温の状態でも、安全に梱包材17
に収納することができるようになっている。
【0026】次に、上記構成の作用について述べる。卓
上こんろを使用するにあたっては、使用者は、本体1を
梱包材17から取出し、電源プラグ(図示せず)を電源
コンセントに接続する。そして、トッププレート3上
に、調理物(鍋など)を載置した状態で、操作パネル1
4のスイッチを操作する。これにて、ハロゲンランプヒ
ータ6への通電が行われ、ハロゲンランプヒータ6から
の輻射熱及びトッププレート3を介しての熱伝導によ
り、調理物が加熱されるようになる。
【0027】而して、この際、ハロゲンランプヒータ6
自体の発熱により、トッププレート3が高温となる事情
があり、その熱が、本体ケース2に伝達されると、本体
ケース2が高温となり、電装部品等に悪影響を及ぼす虞
が生ずる。ところが、本実施例では、ヒータ取付板8の
フランジ部8aとトッププレート3の下面とは、数箇所
の突起部10においていわば点接触しているだけで、そ
れらの間に空気層12が形成されているので、トッププ
レート3からヒータ取付板8への熱の伝達が抑えられる
ようになる。
【0028】さらに、フランジ部8aと本体ケース2の
一部とは重なった状態とされているが、フランジ部8a
に多数個の透孔13が形成されているので、それら透孔
13が熱伝達の抵抗となって、フランジ部8aから本体
ケース2への熱の伝達が抑えられるようになる。従っ
て、上記空気層12による断熱作用と併せて、トッププ
レート3の熱が本体ケース2に伝達されることが、極め
て効果的に防止されるのである。また、ヒータユニット
4がトッププレート3の下面に圧接していることによ
り、ヒータユニット4内の高温が、ヒータ取付板8側に
直接的に伝達されることもない。
【0029】そして、上記のようにトッププレート3が
所定温度以上の高温となったときには、温度スイッチ7
が動作して高温表示ランプ15(LED15a)が点灯
し、トッププレート3が高温である旨が表示されるよう
になる。また、使用者は、サーモラベル16の表示変化
を見ることによっても、トッププレート3の温度を知る
ことができる。
【0030】しかも、本体1が使用後すぐに電源から切
離されたような場合でも、トッププレート3が所定温度
以上の高温である間は、二次電源によってLED15a
の点灯が継続されるようになる。また、本体1に対する
電力の供給の有無に関わらず、使用者は、サーモラベル
16によってトッププレート3の温度状態を知ることが
できるのである。
【0031】このように本実施例によれば、トッププレ
ート3の熱が本体ケース2に伝達されることを効果的に
抑えることができ、本体ケース2が高温となって電装部
品等に悪影響を及ぼすことを未然に防止することができ
る。従って、従来のもののような本体ケース内にファン
装置を設けて冷却風を流すことを不要とすることがで
き、ひいては、コストダウン及び全体の小形化を図るこ
とができるものである。しかも、特に本実施例では、空
気層12によってトッププレート3とヒータ取付板8と
の間を断熱し、且つ、ヒータ取付板8のフランジ部8a
に多数個の透孔13を形成して本体ケース2への熱伝達
を抑えるという、いわば二段構えの断熱構造を採用して
いるので、熱伝達防止の効果は極めて大きなものとな
る。
【0032】また、本実施例では、二次電源により高温
表示ランプ15に電力を供給することができるので、本
体1が電源から切離された場合でも、トッププレート3
が高温となっているかどうかを使用者に知らせることが
でき、しかも、使用者は、サーモラベル16によっても
トッププレート3の温度状態を知ることができるので、
従来のものに比べて安全性は極めて高いものとなる。
【0033】尚、上記実施例では、空気層12によって
トッププレート3とヒータ取付板8との間を断熱し、且
つ、ヒータ取付板8のフランジ部8aに多数個の透孔1
3を形成して本体ケース2への熱伝達を抑える構成とし
たが、少なくともいずれか一方の構成を採用すれば、ト
ッププレート3の熱が本体ケース2に伝達されることを
抑えるという所期の目的を達成することができる。ま
た、高温表示ランプ15及びサーモラベル16について
も、いずれか一方を設ける構成としても良い。
【0034】図5は本発明の他の実施例(請求項4に対
応)を示すものであり、トッププレート21が高温状態
であることを非電気的手段により表示するための高温表
示手段22を設けるようにしている。この高温表示手段
22は、トッププレート21の下面側に隙間を存して固
定的に設けられた文字表示板23、この文字表示板23
の上面に図で左右方向に移動可能に設けられたシャッタ
24、このシャッタ24に連結されたレバー25、この
レバー25を動作させるための形状記憶合金よりコイル
状に形成されたばね部材26及び板ばね27等から構成
されている。
【0035】前記文字表示板23の上面には、図で右側
部位に位置して例えば「高温注意」の文字や絵等が記さ
れている。前記レバー25は、中央部の軸25aを支点
として図で左右方向に揺動可能とされ、低温時には、シ
ャッタ24を図で右側位置に保持していて上記文字表示
板23の文字部分を覆い隠している。そして、トッププ
レート21高温となったときには、形状記憶合金製のば
ね部材26が縮んでレバー25を揺動させ、シャッタ2
4が左方に移動して「高温注意」の文字が現れるように
なるのである。
【0036】かかる構成としても、卓上こんろの本体が
電源から切離された場合でも、トッププレート21が高
温となっているかどうかを使用者に知らせることがで
き、安全性を確保することができるものである。
【0037】その他、例えば図6に示すように、本体ケ
ース31内に、トッププレート32にこびりついた汚れ
等を除去するためのへら状のスクレイパー33を収容す
るための、ポケット状の収容部31aを設けるようにし
ても良いなど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得るものである。
【0038】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏する。即ち、請求
項1の卓上こんろによれば、ヒータ取付板のフランジ部
とトッププレートの下面との間に隙間を設けるようにし
たので、トッププレートが高温となる事情があっても、
その隙間が空気断熱層となってトッププレートからヒー
タ取付板ひいては本体ケースへの熱の伝達が抑えられる
ようになり、ひいては本体ケースが高温となることを防
止することができる。
【0039】また、請求項2の卓上こんろによれば、フ
ランジ部に多数個の透孔を形成するようにしたので、そ
れら透孔が熱伝達の抵抗となって、トッププレートが高
温となる事情があっても、ヒータ取付板から本体ケース
への熱の伝達が抑えられ、ひいては本体ケースが高温と
なることを防止することができる。
【0040】そして、請求項3の卓上こんろによれば、
トッププレートが高温状態であることを表示する高温表
示ランプを設けると共に、本体が電源から切離された状
態でもその高温表示ランプを点灯させるための二次電源
を設けるようにしたので、本体が電源から切離されたと
きでも高温表示ランプに電力を供給することができるの
で、本体が電源に接続されているかどうかに関わらず、
トッププレートが高温となっているかどうかを使用者に
知らせることができるようになる。
【0041】さらに、請求項4の卓上こんろによれば、
トッププレートが高温状態であることを非電気的手段に
より表示するための高温表示手段を設けるようにしたの
で、本体に対する電力の供給の有無に関わらず、高温表
示手段により、トッププレートが高温となっているかど
うかを使用者に知らせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、トッププレー
トの一部を破断して示す卓上こんろ本体の平面図
【図2】卓上こんろ本体の縦断正面図
【図3】ヒータ取付板のトッププレートへの取付け構造
を示す要部の斜視図
【図4】本体を梱包材へ収納する際の様子を示す斜視図
【図5】本発明の他の実施例を示す要部の縦断正面図
【図6】異なる他の実施例を示す概略的平面図
【符号の説明】
図面中、1は本体、2,31は本体ケース、2aは開口
部、3,21,32はトッププレート、4はヒータユニ
ット、5は断熱材、6はハロゲンランプヒータ、7は温
度スイッチ、8はヒータ取付板、8aはフランジぶ、9
はコイルばね、10は突起ぶ、11は爪部、12は空気
層(隙間)、13は透孔、15は高温表示ランプ、15
aはLED、16はサーモラベル(高温表示手段)、1
7は梱包材、22は高温表示手段、33はスクレイパー
を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの上面部に設けられるトップ
    プレートと、このトッププレートの下面側に配置され加
    熱源としてのランプヒータを断熱材に保持させてなるヒ
    ータユニットと、上端周囲部に前記トッププレートの下
    面周縁部に宛がわれるように取付けられるフランジ部を
    有し前記ヒータユニットを支持するヒータ取付板とを具
    備し、前記ヒータ取付板のフランジ部と前記トッププレ
    ートの下面との間に隙間を設けるようにしたことを特徴
    とする卓上こんろ。
  2. 【請求項2】 本体ケースの上面部に設けられるトップ
    プレートと、このトッププレートの下面側に配置され加
    熱源としてのランプヒータを断熱材に保持させてなるヒ
    ータユニットと、上端周囲部に前記トッププレートの下
    面周縁部に宛がわれるように取付けられるフランジ部を
    有し前記ヒータユニットを支持するヒータ取付板とを具
    備し、前記フランジ部に多数個の透孔を形成するように
    したことを特徴とする卓上こんろ。
  3. 【請求項3】 トッププレートが高温状態であることを
    表示する高温表示ランプを具備すると共に、本体が電源
    から切離された状態でも前記高温表示ランプを点灯させ
    るための二次電源を具備することを特徴とする請求項1
    又は2記載の卓上こんろ。
  4. 【請求項4】 トッププレートが高温状態であることを
    非電気的手段により表示するための高温表示手段を具備
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の卓上こんろ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006080383A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発光装置及びその温度検出方法
JP2009501338A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 エム ケー エス インストルメンツ インコーポレーテッド 加熱式圧力変換器用の熱取り付け板

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