JPH06330639A - 開閉機構を備えた仮設テント - Google Patents

開閉機構を備えた仮設テント

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JPH06330639A
JPH06330639A JP14439493A JP14439493A JPH06330639A JP H06330639 A JPH06330639 A JP H06330639A JP 14439493 A JP14439493 A JP 14439493A JP 14439493 A JP14439493 A JP 14439493A JP H06330639 A JPH06330639 A JP H06330639A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビル工事用資材搬入のため、安全に仮設テン
トの屋根面を部分的または全面開閉できるようにするこ
と。 【構成】 可とう性シート材1をテント屋根部材9に形
成された凹溝14に沿ってスライドできるように支持
し、かつ前記シート材の両端にそれぞれテンションバー
3を固定するとともに、該テンションバーにウインチR
に連結された巻込みワイヤーWを張設し、屋根面を覆設
する可とう性シート材を前記ウインチの駆動によりシー
ト材を展張させたまま屋根部材に形成された凹溝に沿っ
てスライドさせて屋根面を開閉可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルなどの構築現場で
使用される工事用仮設テントに関するものであって、特
に資材搬出入のため、テントの屋根面を開閉させるため
の開閉機構を備えた仮設テントに係わる。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり土木工事、建設工事はその
大部分が屋外で行われるので、風雨・降雪などの自然条
件の影響をうけやすく、そのような場合には工事の稼動
率が極端に下がり、その結果、作業工程の遅延あるいは
稼動率の低下に伴い工事費も増大するという問題があっ
た。また、上記のように自然条件の影響をうけやすい屋
外作業は、作業員の健康を損ねるばかりでなく作業環境
の悪化によりスリップ、転落等の人身事故が起こり易
く、一方、コンクリートや鉄骨溶接の品質低下を招く原
因ともなっている。
【0003】昨今、上述のような作業環境の改善を目的
として、建設工事の敷地全体または一部分を覆い囲むこ
とのできる構造の仮設テントあるいは仮設屋根装置等が
開発され、その一部はすでに実用に供されている。すな
わち降雨時においても現場作業を可能とし、重機を用い
た通常の建設作業までも屋根の下で進めることができる
ようにする目的で、建設工事現場の外部足場、昇降マス
ト等を利用し、現場上面に分解可能な仮設テントや屋根
装置を搭載して、建設現場を風雨または降雪から保護ま
たは遮断するようにした試みが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする技術的課題】本発明は、前記
と同様な目的の下に開発された仮設テントに係わるもの
であるが、特に現場への資材搬入等のため、屋根を部分
的または全面的にも開閉させることのできる開閉機構を
備えた仮設テントを提案するものである。すなわちこの
種テントは一旦設置すると外部より資材を搬入するとき
に邪魔になる。従って、従来型の固定式テントは足場に
乗りテントの屋根面を人力で開けて資材を搬入する。し
かし敷地に余裕のない工事現場にあっては、思うように
足場を設置しておけないことがある。すなわち最近にお
いては、用地の入手難から敷地一杯に建造物を構築する
ことが多く、そのためにテントの周りに人が乗りテント
を開閉できるような足場を組んでおけないことがある。
また上記の仮設テントは、工事の進捗につれて建造物の
高さが順次高くなっていくと、それにつれて仮設テント
の据え付け位置も高くしてゆく必要があり、地上より2
0m以上も高い位置に据え付けねばならないことがあ
る。このような場合に、安全性の面からも高い足場の上
に人が乗りシートを人力で開閉めすることは避けねばな
らない。
【0005】
【課題を解決するための手段】ここにおいて本発明は、
屋根部材とその両端に固定をした支柱部材とからなる単
位の山形をしたフレーム部材を相対するように並設し、
その相対するフレーム部材間に母屋および/またはブレ
ースを渡して小屋組したユニットの屋根面を可とう性シ
ート材で覆設するようにした仮設テントにおいて、前記
屋根面を覆設する可とう性シート材を屋根部材に形成さ
れた凹溝に沿ってスライドできるように支持し、かつ前
記シート材の両端にそれぞれテンションバーを固定する
とともに、該テンションバーにウインチに連結された巻
込みワイヤーを張設し、前記屋根面を覆設する可とう性
シート材を前記ウインチの駆動によりシート材を展張さ
せたまま屋根部材に形成された凹溝に沿ってスライドさ
せて屋根面を開閉可能とすることにより、敷地に余裕が
なく、思うように足場を設置できなくとも、資材搬入等
のため、安全にテントの屋根面を部分的または全面開閉
できるようにしたものである。
【0006】前述したように、本発明では屋根面を覆設
する可とう性シート材を前記ウインチの駆動によりシー
ト材を展張させたまま、屋根部材に沿ってスライドさせ
て屋根面を開閉するようにしたものであるから前記シー
ト材の収納時にこれを巻き込むあるいは折り畳む必要が
なく、施工容易で、格納スペースを要しない。
【0007】本発明の好ましい実施例においては、切妻
型をしたユニットの屋根面を覆設する可とう性シート材
を、前記屋根の半面に対して半ば動かないように展張さ
れる固定シート材と、屋根の半面を開閉可能に展張され
る可動のシート材の2種類のシート材で構成し、かつ前
記小屋組したユニットの棟母屋近傍において、前記固定
シート材の一端が可動シート材の一端にオーバーラップ
している(重合している)ため、固定シート材と可動シ
ート材の突き合わせ部の雨仕舞いすなわち密閉性が良好
となる。またこの実施例では可動シート材のみをウイン
チにより牽引して屋根の半面のみを開閉するので開閉に
必要な動力が小さくてすむ利点がある。
【0008】
【実施態様】次に本発明を図面を参照して具体的に説明
する。図1、図2は本発明が対象とする仮設テントの概
念図であり、建造物Bの工事現場に設置した複数基の切
妻型に組み立てた仮設テントユニット(以下ユニットU
という)の屋根面を可とう性のあるシート材(以下ルー
フシートという)で覆設するに当たり、資材の搬入など
に適した位置にあるルーフシートをユニットの屋根に形
成された凹溝に沿ってスライドできるように支持し、か
つルーフシートの両端にそれぞれテンションバーを固定
するとともに、該テンションバーに連結された巻込みワ
イヤーを張設して、該ワイヤーを前記ウインチの駆動に
より牽引することにより、前記ルーフシートを展張させ
たまま屋根に形成された凹溝に沿ってスライドさせて屋
根の一部分または全面を開閉させることができる開閉機
構を設けたものである。
【0009】図3及び図4は開閉機構の一実施例を示す
ものである。この実施例は、ユニットUのはり間方向に
一枚のルーフシート1を展張してユニットの屋根面を覆
設し、風雨または降雪などから現場を保護または遮断す
るようにしたものである。ユニットUの軒先から下方に
伸びるルーフシートの端部には、図3〜6に示すごとく
シート端にテンションバー3を取り付けた上で、これを
シートローラー2の上に導く。なおシートローラー2
は、一例として図8〜9のように足場上に設けた敷き桁
6、または昇降マストに固定した敷き桁に設置したブラ
ケット12を介して支持されている。テンションバー3
の両端にはワイヤーを引通するカラビナ4を固定し、こ
のカラビナ4を介して巻込みワイヤーW、W’を連結す
る。カラビナ4にはワイヤーの導通を円滑ならしめるた
めの滑車5を取り付ける。前記ワイヤーW、W’の取り
回しはその一端をワイヤークリップなどを用いて足場ま
たは敷き桁に固定させた後、他端は滑車5に引通した上
で、これを垂直方向に懸張して左右一対の外部足場Sに
盛り替え可能に固定した左右のウインチR、R’に連結
するのである。ワイヤーW、W’は巻き代を大きくと
り、該ワイヤーを前記両ウインチの駆動により巻込みあ
るいは緩めることにより、ルーフシート1を展張させた
ままの状態でシート端を上下方向に移動させたときに
は、ユニットUの屋根の片面または両面を開閉させるこ
とができる。
【0010】建造物が構築されてゆくにともない、左右
一対の外部足場Sの高さもこれを順次高くして仮設テン
トの据え付け位置を高くしてゆくことになるが、その場
合には左右のウインチR、R’の位置を、垂直方向に積
み重ねられた複数基の足場の上に盛替える。なお、前記
足場Sの下層にも、図7に示すようにワイヤーのターン
ロールTを設け、このターンロールTを経由させて上層
に取り付けた左右のウインチR、R’にワイヤーW、
W’を連結することができる。このようにすれば、足場
高が比較的低い場合においてもワイヤーW、W’の巻き
代を多くとることができるので、屋根の片面または両面
の開閉を支障なく行うことができる。
【0011】ここで、本発明が対象とする仮設テントの
構造を簡単に説明しておく。本発明の仮設テントは、前
述したように構築しようとする予定構造物の外側に順次
積み重ねて設置した左右一対の組立足場S(または現場
の4隅に建てた昇降マスト…後述)の上面に、一例とし
てH鋼材よりなる敷き桁6を固定するとともにこの敷き
桁の上にテントの支柱を固定するためのベースプレート
7を所定間隔に設置した上、予め地上で組み立てた単位
の山形フレーム部材8を2本使用して、両フレーム部材
を相対するように並設し、かつその両フレーム部材間に
母屋および/またはブレース11を渡して小屋組するこ
とによりユニットを組み立てる。
【0012】すなわち図4において、符号9は山形をな
すように組み立てた一対の屋根部材、10は前記屋根部
材の両端下部に固定される支柱部材である。これらの部
材および母屋はアルミ軽量構造材料を使用して形成さ
れ、具体的には図10に示したようなアルミ合金製の断
面ほぼ長方形または正方形の中空型材より形成されてい
る。前記屋根部材と支柱部材は図示を省略したインサー
ト金具を利用しボルト止めして連結される。そして相対
するように並設されたフレーム部材8、8間に母屋材お
よび/またはブレースからなるサポート材11を所定間
隔に複数本渡してボルト止めしてユニットUを形成す
る。
【0013】こうして組み立てた複数基のユニットをク
レーンにより構築しようとする予定構造物のBの外側に
設置された外部足場の上に揚重し、敷き桁6の上に設け
たベースプレート7にピンジョイントなどを使用して固
定する。外部足場の上に揚重された隣あうユニット間に
母屋11などを渡して、図2のように所定のスパンをも
つ仮設テントのフレームを組み立てる。組立後、隣あう
ユニット間の母屋の上及び各ユニットの屋根のはり間方
向にルーフシート1を各ユニットの屋根ごとに覆設し、
必要に応じて屋根だけでなく四周側壁にもシートを張設
する。開閉の必要の無い固定のルーフシートは、その端
部にテンションバー3を取り付けた上で、これにテンシ
ョンワイヤーまたはラチェット式荷締め機を取り付けて
固定する。そして資材搬入等のため所望位置にあるルー
フシートに、本発明の開閉機構を取り付けて仮設テント
の組立が完了する。
【0014】図10は、中空型材よりなる屋根部材9の
詳細を示している。すでに説明したように屋根部材9は
アルミ合金製の断面ほぼ長方形または正方形の中空型材
より形成されている。この型材は図示のように、相対向
する2側壁13、13の上下端部に外向きに開口する欠
円状の凹溝14、14が形成され、この凹溝が図にも示
すように前記ルーフシートの取り付け溝として使用でき
るようになっている。すなわち前記凹溝内に前記ルーフ
シートの両側縁部をスライドできるように差し込むもの
であるが、差し込みに当たっては、差し込むシートが曲
らないように、図11に示すような屋根部材9の軒先に
ガイド部材たるシートフイーダー15を設けることを可
とする。しかし、このシートフイーダー15は本発明に
不可欠なものでない。シートフイーダー15をガイドと
して凹溝14に差し込まれたルーフシートは、図4〜図
6に示し、前述したようにシート端に取り付けられたテ
ンションバー3にカラビナ4及びワイヤーW、W’を取
り付け、該ワイヤーを介してウインチの駆動により屋根
部材に設けられた凹溝に沿ってスライドさせることによ
り屋根面を開閉できるように構成されている。
【0015】なおルーフシートは、一例としてポリエス
テル繊維混紡の防水キャンバスが使用されるが、本実施
例のものに限られるものではなく、必要に応じて防燃処
理が施されたものが使用される。図において符号16で
示すものはシートの両側縁部に設けた膨出端部であっ
て、可とう性のある芯材が挿設されている。
【0016】図12及び図13は本発明の別の実施例を
示すものである。この実施例は、切妻型をしたユニット
屋根の片屋根のみを本発明の開閉機構により開閉可能な
構造としたものである。すなわちユニットの屋根面をル
ーフシートで覆設するにあたり、そのルーフシートを屋
根の半面に対して半ば動かないように展張される固定シ
ート材21と他方の屋根半面を開閉可能に展張される可
動のシート材22の2種類のシート材で構成し、かつ前
記小屋組したユニットの棟母屋23近傍において、前記
固定シート材21の一端を可動シート材22の一端にオ
ーバーラップすなわち重合させるようにして、雨仕舞い
を良好にしたものである。
【0017】図14及び図15は棟母屋近傍の詳細図で
あり、軒母屋23の両端に吊りかな具24が装着されて
いる。この吊りかな具24は巻込みワイヤーの導通を円
滑ならしめるためのもので、ユニットの屋根部材9に取
り付けた棟母屋を構成する型材に形成されている凹溝を
利用して図のように設置する。この両吊りかな具24に
はウインチRより伸びる1本の巻込みワイヤーWを引通
してループ部Xを形成する。ウインチRは動かないよう
に展張される固定シート材21側の支柱部材10Aの下
部すなわち例えば敷き桁6に固定し、このウインチRの
ドラムより前記の巻込みワイヤーWを屋根部材9に取り
付ける滑車を経由させた上で軒母屋23の両端の吊りか
な具24に引通してループ部を形成した上で、前記巻込
みワイヤーの端部は支柱部材10Bの下部に設けるワイ
ヤークリップ25に固定する。同図において、符号26
は可動のシート材22の棟母屋側のシート端に取り付け
られたテンションバーであり、前記テンションバー26
の両端にはカラビナ27を設けて滑車28を取り付けワ
イヤーWのループ部Xを掛け止めている。ちなみに符号
29は固定シート材21の棟母屋側のシート端に取り付
けられたテンションバーであり、前記テンションバー2
9の両端にも展張力を付与するテンションワイヤー(図
示省略)が取り付けられている。
【0018】上記実施例における可動のシート22の軒
先側には、図に示すごとくシート端にテンションバー3
を取り付けた上で、これをシートローラー2の上に導
く。テンションバー3の両端にはワイヤーを引通するカ
ラビナ4を固定し、このカラビナ4を介して巻込みワイ
ヤーW’を連結する。カラビナ4にはワイヤーの導通を
円滑ならしめるための滑車5を取り付ける。前記ワイヤ
ーW’の取り回しは前述した第1実施例の場合と同様
に、その一端をテントフレームに沿わして支柱部材10
または敷き桁にワイヤークリップなどを用いて固定させ
た後、他端は滑車5に引通した上で、これを垂直方向に
懸張して外部足場Sに盛り替え可能に固定したウインチ
R’に連結するのである。可動のシート材22を開閉す
るときは両ウインチR、R’を作動させて、巻込みワイ
ヤーW、W’の一方を引き込み、他方を巻き戻すと可動
シート材は屋根部材に設けられた凹溝に沿ってスライド
し、屋根を開閉することができる。
【0019】なお前記実施例では、構築しようとする予
定構造物の外側に設置した左右一対の組立足場Sの上面
に、本発明が対象とする仮設テントUを組み立てた場合
について説明したが、図16、図17に示すように現場
の4隅に建てた昇降マストPにH鋼材よりなる敷き桁6
を固定してその上面に仮設テントを組み立て、マストを
クライミングする事により仮設テントUをリフトアップ
する形式のものにも本発明は適用できるものである。
【0020】
【発明の効果】以上詳しく述べたように、本発明が対象
とする仮設テントは、現場への資材搬入等のため、テン
トの屋根面を開閉させる必要性がある。従来型のテント
は足場に乗り屋根のシートを人力で開けて資材を搬入す
る。しかし敷地に余裕のない工事現場にあっては、思う
ように外部足場を設置しておけない。またこの種の仮設
テントは、工事の進捗につれて建造物の高さが順次高く
なっていくと、それにつれて仮設テントの据え付け位置
も高くしてゆく必要があり、少なくとも地上より20m
以上も高い位置に据え付けねばならない。このような場
合に、安全性の面からも屋根の上に人が乗りシートを人
力で開閉めすることは避けねばならない。しかるに本発
明の仮設テントは、屋根面を覆設する可とう性シート材
を屋根部材に形成された凹溝に沿ってスライドできるよ
うに支持し、かつ前記シート材の両端にそれぞれテンシ
ョンバーを固定するとともに、該テンションバーに取り
付けた滑車?を介してウインチに連結された巻込みワイ
ヤーを張設し、前記屋根面を覆設する可とう性シート材
を前記ウインチの駆動によりシート材を展張させたまま
屋根部材に形成された凹溝に沿ってスライドさせて屋根
面を開閉可能とすることにより、敷地に余裕がなく思う
ように外部足場を設置できなくとも、資材搬入等のため
安全にテントの屋根面を開閉できる点で、優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とする仮設テントの概念図であ
る。
【図2】図1の仮設テントを建造物の外部足場に設置し
た状態を示す概念図である。
【図3】本発明開閉機構の一実施例を示す平面図であ
る。
【図4】同上開閉機構の断面図である。
【図5】テンションバーを取り付けたルーフシートの端
部を示す斜視図である。
【図6】巻込みワイヤーとウインチ並びにルーフシート
の取り付け状態を示した説明図である。
【図7】ターンロールを使用した巻込みワイヤーの懸張
状態を示した説明図である。
【図8】シートローラとその取付ブラケットの側面図で
ある。
【図9】同上正面図である。
【図10】屋根部材を構成するフレーム部材とルーフシ
ートの詳細図である。
【図11】シートフイーダーの取付状態を示した説明図
である。
【図12】本発明開閉機構の他の実施例を示す平面図で
ある。
【図13】同上開閉機構の断面図である。
【図14】同上棟母屋近傍の拡大平面図である。
【図15】同上断面図である。
【図16】リフトアップする形式の仮設テントを示した
概念図である。
【図17】同上正面図である。
【符号の説明】
1 ルーフシート 2 シートローラー 3 テンションバー 4 カラビナ 5 滑車 6 敷き桁 7 ベースプレート 8 フレーム部材 9 屋根部材 10 支柱部材 11 サポート部材(母屋、ブレース) 12 ブラケット 13 側壁 14 凹溝 15 シートフイーダー 21 固定シート材 22 可動シート材 23 棟母屋 24 吊りかな具 25 ワイヤークリップ 26 テンションバー 27 カラビナ 28 滑車 29 テンションバー B 建造物 W,W’ワイヤー S 外部足場 T ターンロール X ループ部 P 昇降マスト R ウインチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根部材とその両端に固定をした支柱部
    材とからなる単位の山形フレーム部材を相対するように
    並設し、その相対するフレーム部材間に母屋および/ま
    たはブレースを渡して小屋組したユニットの屋根面を可
    とう性シート材で覆設するようにした仮設テントにおい
    て、 前記屋根面を覆設する可とう性シート材を屋根部材に沿
    ってスライドできるように支持し、かつ前記シート材の
    両端にそれぞれテンションバーを固定するとともに、該
    テンションバーにウインチに連結された巻込みワイヤー
    を張設し、前記屋根面を覆設する可とう性シート材を前
    記ウインチの駆動によりシート材を展張させたままスラ
    イドさせて屋根面を開閉可能としたことを特徴とする開
    閉機構を備えた仮設テント。
  2. 【請求項2】 屋根面を覆設する可とう性シート材を、
    前記屋根面に対して半ば動かないように展張される固定
    シート材と屋根面を開閉可能に展張される可動のシート
    材の2種類のシート材で構成し、かつ前記小屋組したユ
    ニットの棟母屋近傍において、前記固定シート材の一端
    が可動シート材の一端にオーバーラップして互いに突き
    合せられ、可動シート材がウインチに連結された巻込み
    ワイヤーの牽引によりスライドして屋根面を開閉可能と
    したこと特徴とする請求項1記載の仮設テント。
  3. 【請求項3】 構築しようとする予定構造物の外側に順
    次積み重ねて設置した左右一対の足場または少なくとも
    4隅に建てた昇降マストの上面に分解可能に組み付けた
    仮設テントであって、 垂直方向に積み重ねられた前記足場にウインチを盛替え
    可能に設置し、かつ前記テントの屋根面を覆設する可と
    う性シート材を足場上層部に設けたシートローラーを介
    して変曲させた上で垂直方向に懸張するとともに、該シ
    ート材を前記ウインチに連結された巻き込みワイヤーの
    牽引によりスライドさせて屋根面を開閉可能としたこと
    特徴とする請求項1または2記載の仮設テント。
  4. 【請求項4】 山形フレーム部材に、屋根面を覆設する
    可とう性シート材を挿入しスライドできる凹溝と、巻込
    みワイヤーの導通を円滑ならしめるための滑車および吊
    りかな具を取り付けた請求項1ないし3のいずれかひと
    つ項に記載の仮設テント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7128986B1 (ja) * 2021-04-30 2022-09-01 培軫産業株式会社 コンビ型の大型テントフレーム

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