JPH0633011A - アルミニウムにコーティングするためのコーティング剤 - Google Patents

アルミニウムにコーティングするためのコーティング剤

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JPH0633011A
JPH0633011A JP5156333A JP15633393A JPH0633011A JP H0633011 A JPH0633011 A JP H0633011A JP 5156333 A JP5156333 A JP 5156333A JP 15633393 A JP15633393 A JP 15633393A JP H0633011 A JPH0633011 A JP H0633011A
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    • C09D131/02Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートシール性コーティングとして使用する
ための、乾燥および湿潤状態で、アルミニウムに対する
良好な接着および良好なシーリング継目強度を有するア
ルミニウム箔を仕上げするためのコーティング剤組成物
を提供する。 【構成】 コーティング剤組成物は、 A)20〜90重量部の、飽和脂肪族モノカルボン酸の
ビニルエステル、 B)0〜70重量部の、カルボキシル基に対しα−位に
第四級炭素原子を有する飽和脂肪族モノカルボン酸のビ
ニルエステル、 C)0.05〜10重量部の、エチレン性不飽和モノま
たはジカルボン酸またはその無水物、および D)0〜50重量部の、ホモポリマーが30℃以上のガ
ラス転移温度を有する、エチレン性不飽和モノマー からなるビニルエステルコポリマーと有機溶媒を含んで
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビニルステルコポリマ
ーに基づくアルミニウムにコーティングするためのコー
ティング剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】日々の生活において、特に食料品、化粧
品および医薬品の分野において、多くの物が柔軟な材料
によって包装されている。これらの包装材料はまた大き
な範囲にまでアルミニウム箔を包含する。このものはそ
れ自身だけでまたはプラスチック(PE、PP、PS、
PVC、PETなど)、ガラスまたは段ボールのような
他の物質と組合せて使用することができる。アルミニウ
ム箔として名を挙げられた材料をシールするためには、
例えば熱シール法が使用されるが、これはその材料が高
められた温度および圧力がかけられて互いにしっかり組
合されることを意味する。しかしながら、未処理アルミ
ニウム箔はシールできないから、アルミニウム箔はポリ
マーフィルム、ヒートシール性コーティングさもなけれ
ばヒートシール性接着剤でコーティングされる。シーリ
ング操作の間、ポリマーは高められた温度により柔軟に
なり、適用される押圧圧力と共に、冷却された状態で
の、シールされる材料の結合を確実にする。それゆえ、
ヒートシール性コーティングは、アルミニウム箔に対し
良好な接着性を有して透明であるべきで、それはアルミ
ニウム箔上に塗布できなければならなく、それ自身およ
び他の材料に容易にシール可能で、貯蔵安定性で生理的
に許容しうるものでなければならなく、100℃よりも
高くなりガラス転移温度および同時にコーティングされ
たアルミニウム箔の接着を防止するためにできるだけ高
い粘着点を持たなければならない。
【0003】ヨーロッパ特許出願発行番号第417,5
70(カナダ特許第2,025,368号明細書)また
はヨーロッパ特許出願発行第2,316,753に記載
されているようなポリアクリレートまたはポリメタクリ
レート、および西独特許第2,906,118号明細書
(米国特許第4,267,094号明細書)から知られ
るような塩素含有ポリマーは、アルミニウム箔にコーテ
ィングするためのヒートシール性コーティングとして使
用されている。ポリアクリレートおよびポリメタクリレ
ートの不利な点は、それらが一般にアルミニウムに対す
る接着性が不十分なことである。これらのポリマーが使
用されるとき、アルミニウム箔はたいていの場合にあら
かじめ下塗りされなければならない。塩素含有コポリマ
ーは概してプライマーとして使用され、その結果塩素含
有製品は、それ自身だけでまたはアクリレート系と組合
せて、現在たいていの場合にアルミニウム箔を積層する
ために使用されている。塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニ
ルアルコールターポリマー(西独特許公開第2,83
8,383号明細書=米国特許第4,141,870号
明細書)および塩化ビニルグラフトコポリマー(ヨーロ
ッパ特許出願発行番号第117,350)は、アルミニ
ウムにコーティングする文献によって知られている。し
かしながら、最近、一時的な包装材料において、とりわ
け食料品分野において塩素含有製品の使用は、できるだ
け避けられてきた。従ってアルミニウムにコーティング
するための、特にアルミニウム箔を仕上げるための塩素
を含まないポリマーに対する緊急の必要性が存在する。
【0004】そのとき、塩素含有ポリマーを含まなけれ
ば塩素含有プライマーを使用して施工もしない、アルミ
ニウム箔を仕上げるためのコーティング剤を特に提供す
る目的がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それゆえコーティング
剤の基礎となるポリマーは、ヒートシーリング性コーテ
ィングとして使用するために、乾燥および湿潤状態にお
いて、アルミニウムに対する良好な接着と良好なシーリ
ング継目強度を持つべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビニルエステ
ルコポリマーが次の組成: A)20〜90重量部の、炭素数1〜5個の飽和脂肪族
モノカルボン酸のビニルエステル、 B)0〜70重量部の、炭素数9〜10個でカルボキシ
基に対してα−位の第四級炭素原子を有する飽和脂肪族
モノカルボン酸のビニルエステル、 C)0.05〜10重量部の、炭素数3〜10個の1種
類またはそれ以上のエチレン性不飽和モノまたはジカル
ボン酸またはそれらの酸無水物、および D)0〜50重量部の、そのホモポリマーが30℃以上
のガラス転移温度を有する、1種類またはそれ以上のエ
チレン性不飽和モノマー からなることを特徴とする、ビニルエステルコポリマー
と有機溶媒に基づくアルミニウムにコーティングするた
めのコーティング剤組成物に関する。
【0007】酢酸ビニルまたはプロピオン酸ビニルは、
成分A)として好ましく使用される。特に、モノマー成
分A)は酢酸ビニルからなる。
【0008】バーサチック酸ビニルエステル混合物「V
eOVa9」および「VeOVa10」(シェル・ケミ
ー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフ
ツング(Shell Chemie GmbHの商業製
品)またはそれらの混合物の個々の成分は成分B)とし
て好適である。特に、成分B)はVeOVa9からな
る。
【0009】成分C)として、コポリマーは好ましくは
クロトン酸、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水アリルコ
ハク酸、メサコン酸、シトラコン酸および/または無水
シトラコン酸からなる。無水マレイン酸とフマル酸が特
に好ましい。
【0010】メタクリル酸メチル、アクリル酸t−ブチ
ル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾール、
マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプロピル、フマ
ル酸ジイソプロピル、マレイン酸ジ−t−ブチル、フマ
ル酸ジ−t−ブチルおよびアクリル酸4−t−ブチルシ
クロヘキシルは成分D)として好ましく使用される。フ
マル酸ジイソプロピルとフマル酸ジ−t−ブチルが特に
好ましい。
【0011】好ましい実施態様において、ビニルエステ
ルコポリマーは20〜100℃のガラス転移温度Tg、
30〜150℃の範囲の粘着点および25〜120のK
値を有し、かつ次の組成: A)25〜85重量部の酢酸ビニル、 B)0〜55重量部のVeOVa9、 C)0.5〜5重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水
マレイン酸、無水アリルコハク酸、メサコン酸、シトラ
コン酸および無水シトラコン酸よりなる群からの1種類
またはそれ以上のコモノマーおよび D)0〜40重量部の、メタクリル酸メチル、アクリル
酸t−ブチル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカル
バゾール、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプロ
ピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイン酸ジ−t−ブ
チル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびアクリル酸−t−
ブチルシクロヘキシルよりなる群からの1種類またはそ
れ以上のコモノマー を含んでなる。
【0012】次のビニルエステルコポリマーは特に好ま
しい:30〜70℃のガラス転移温度Tg、45〜10
0℃の範囲の粘着点および30〜80℃のK値を有し、
次の組成: A)40〜50重量部の酢酸ビニル、 B)40〜50重量部のVeOVa9、 C)0.5〜3重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
無水マレイン酸よりなる群からの1種類またはそれ以上
のコモノマー、および D)5〜20重量部の、メタクリル酸メチル、アクリル
酸t−ブチル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカル
バゾール、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプロ
ピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイン酸ジ−t−ブ
チル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびアクリル酸4−t
−ブチルシクロヘキシルよりなる群からの1種類または
それ以上のコモノマー からなるビニルエステルコポリマー。
【0013】30〜70℃のガラス転移温度Tg、45
〜100℃の範囲の粘着点および30〜80のK値を有
し、次の組成: A)45〜55重量部の酢酸ビニル、 B)45〜55重量部のVeOVa9および C)0.5〜3重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
無水マレイン酸よりなる群からの1種類またはそれ以上
のコモノマー からなるビニルエステルコポリマー。
【0014】30〜70℃のガラス転移温度Tg、45
〜100℃の範囲の粘着点および30〜80のK値を有
し、次の組成: A)60〜85重量部の酢酸ビニル、 C)0.5〜3重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
無水マレイン酸よりなる群からの1種類またはそれ以上
のコモノマー、および D)15〜40重量部の、マレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジイソプロピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイ
ン酸ジ−t−ブチル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびア
クリル酸4−t−ブチルシクロヘキシルよりなる群から
の1種類またはそれ以上のコモノマー からなるビニルエステルコポリマー。
【0015】最も好ましいものは30〜70℃のガラス
転移温度Tg、45〜100℃の範囲の粘着点および3
0〜80のK値を有し、次の組成: A)60〜85重量部の酢酸ビニル、 C)0.5〜3重量部のフマル酸および/または無水マ
レイン酸、および D)15〜40重量部の、マレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジイソプロピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイ
ン酸ジ−t−ブチル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびア
クリル酸4−t−ブチルシクロヘキシルよりなる群から
の一種類またはそれ以上のコモノマー からなるビニルエステルコポリマーである。
【0016】A)60〜85重量部の酢酸ビニル、C)
0.5〜3重量部のフマル酸および/または無水マレイ
ン酸、およびD)15〜40重量部のマレイン酸ジメチ
ル、マレイン酸ジイソプロピル、フマル酸ジイソプロピ
ル、マレイン酸ジ−t−ブチルおよびフマル酸ジ−t−
ブチルよりなる群からの1種類またはそれ以上のコモノ
マーからなるビニルエステルコポリマーは、従来の技術
において知られていない。
【0017】ビニルエステルコポリマーは、例えば、酢
酸エチル、アセトンまたはt−ブタノールのような有機
溶媒中での、通例の乳化剤の添加によるエマルジョン中
での、または保護コロイドの助けによる懸濁液中でのフ
リーラジカル重合により合成することができる。懸濁重
合法が好ましく使用される。
【0018】アルキルスルファート、アルキルスルホネ
ート、エトキシル化アルコールおよびそれらの硫酸化生
成物は、乳化重合のための適当な乳化剤であることが証
明された。懸濁重合に首尾よく使用することができる保
護コロイドは、特に、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロースのようなセ
ルロール誘導体、カルボン酸含有ビニルエステルコポリ
マー、およびまた水酸化アルミニウムまたは水酸化マグ
ネシウムのような無機分散剤である。
【0019】乳化および懸濁重合の両方とも初期混合物
法またはフィード法により行うことができ、その重合方
法は供給原料の組成が、存在する初期混合物の組成と同
じであろうと相違していようと可能である。
【0020】重合に使用することができる開始剤は、乳
化重合用には、フリーラジカルを生成する通例の水溶性
物質、たとえばペリオキソジ硫酸ナトリウム、ペルオキ
ソジ硫酸カリウム、ペルオキソジ硫酸アンモニウムおよ
びt−ブチルヒドロペルオキシドであり、懸濁重合およ
び溶液重合用には通例の有機過酸化物およびアゾ化合
物、たとえば過酸化ジ炭酸ブチル、過酸化ジ炭酸ビス
(4−t−ブチルシクロヘキシル)、過酸化ジ炭酸ビス
(2−エチルヘキシル)、過酸化ジ炭酸ジセチル、過酸
化ピバル酸t−ブチル、過酸化ジラウリル、過酸化ジベ
ンゾイル、過酸化ジクミル、ベルオキシ−2−エチルヘ
キサン酸t−ブチル、2,2−ビス(t−ブチルペルオ
キシ)ブタン、ヒドロキシ過酸化t−ブチル、ペルオキ
シジ炭酸ジシクロヘキシルおよび2,2′−アゾイソブ
チロニトリルである。
【0021】1種類の開始剤それ自体だけまたはさまざ
まな開始剤の混合物が重合に使用することができる。懸
濁重合のためには、より早くかつより連続的な重合反応
がこの方法で達成されるから、相異なる分解温度(所定
の重合温度で半減期が相違する)を有する開始剤の組合
せを使用することが適切であることが証明された。開始
剤は一般に懸濁重合については初期混合物と共に導入も
されるが、使用される有機開始剤は水相を経てビーズ中
へ拡散するのがあいにく困難であるから、一般に、開始
剤のほんのいくらかが最初に導入されて残りが反応の経
過全体にわたって計量供給される乳化重合および有機溶
媒中の重合の場合により適切である。開始剤に加えて、
重亜硫酸塩、亜ジチオン酸塩、ロンガリットまたは第三
級芳香族アミン、あるいはアスコルビン酸のような還元
剤を添加することもしばしば好都合である。開始剤は一
般に、モノマーの合計に基づいて0.01〜1.0重量
%の量で使用される。重合温度は、使用される完全に熱
的な系またはレドックス系に依存して、30〜95℃で
ある。重合の終りに向かって、温度は一般に、反応を完
了させるために最初の重合温度よりも高い温度にされ
る。
【0022】ビニルエステルコポリマーは、慣例的なや
り方で単離される。懸濁ポリマーの場合には、単離は吸
引濾過、水による洗浄そのあとの乾燥により行われる。
重合が有機溶媒中で行われるならば、コポリマーは、例
えばメタノールまたは石油ベンジンような沈殿剤中での
沈殿により単離することができ、その場合には沈殿剤と
溶液との体積比は少なくとも5:1でなければならな
い。ポリマーはまた溶媒を留去することにより単離する
ことができる。乳濁ポリマーはフィルムの注型または多
価金属塩もしくは凍結によるエマルジョンの凝固により
単離することができる。
【0023】ビニルエステルコポリマーは、本発明に係
るヒートシール性コーティング組成物の生成のために有
機溶媒中に溶解される。適当な溶媒は酢酸エチルのよう
なカルボン酸エステル;アセトンおよびメチルエチルケ
トンのようなケトン;エタノール、プロパノールおよび
ブタノールのようなアルコール;テトラヒドロフランの
ようなエーテル;および塩化メチレンおよびクロロホル
ムのような塩素化炭化水素である。アセトンまたは酢酸
エチルが溶媒として好ましく使用される。溶液の固体含
量は10〜70、好ましくは20〜40重量%の範囲に
ある。
【0024】アルミニウム箔にコーティングするため
に、例えば、本発明に係るコーティング剤組成物は、例
えば、噴霧、浸漬、刷毛塗り、流し込みまたはナイフ、
コーティングあるいは別の適当なやり方により適用され
る。ここに適用される量は、乾燥後5〜50μmの層が
結果として生じるように普通は選ばれる。最後に、コー
ティングされた基体は高められた温度で、適切ならば減
圧下に乾燥される。
【0025】ビニルエステルコポリマーに基づく本発明
に係るコーティング剤は、ヒートシール性コーティング
を有するアルミニウムを提供するためおよびヒートシー
ル性コーティングのためのプライマーとしてとりわけ適
している。それらは未処理アルミニウム箔に対してさえ
良好な接着を示す。コーティングは透明であって室温で
高い可撓性を有する。ここでポリマーのシーリング継目
強度は、驚くべきことに製造方法次第である。強度は一
般に懸濁重合法により製造されたポリマーで最も高く、
そして有機溶媒中で合成された生成物で最も低い。
【0026】
【実施例】次の実施例は、本発明を更に説明するために
役立つ。実施例は、本発明に係る組成物が基礎を置くビ
ニルエステルコポリマー、およびコーティング剤溶液の
製造に関する。実施例で製造されたヒートシール性コー
ティング組成物は、以下に記載する方法により技術的試
験に付され、その結果を表1に表示する。
【0027】実施例 1:42部の酢酸ビニル、42部
のVeoVa9、15部のアクリル酸t−ブチル、1部
の無水マレイン酸、0.1部のペルオキソニ炭酸ビス
(2−エチルヘキシル)、0.1部のペルオキシピバル
酸t−ブチルおよび0.05部の過酸化ジベンゾイル
を、まず最初にいかり型撹拌器、還流冷却器および窒素
フラッシング装置を備えた重合容器に導入し、混合物を
酢酸エチルで希釈して40%濃度溶液を作った。それか
らそれを、窒素を勢いよくフラッシングしながら加熱
し、12時間還流を続けた。その後、2時間水流ポンプ
減圧を施し、混合物を室温まで冷却した。固形分は65
%であり、それを酢酸エチルで20%に調製した。
【0028】実施例 2:6部の酢酸ビニル、6部のV
eoVa9、12.5部のアクリル酸t−ブチル、1部
の無水マレイン酸、1.5部のポリビニルアルコール
(加水分解値140、4%濃度溶液のヘップラー粘度
5)、1部のGenapol×360(ヘキスト製の乳
化剤)、0.2部の炭酸水素ナトリウムおよび99部の
水を、まず最初にいかり型撹拌器、還流冷却器、窒素フ
ラッシング装置および定量装置を備えた重合容器に導入
した。70℃まで加熱しながら、その混合物を窒素で激
しくフラッシングした。所定の温度に達した時、水6部
中の0.1部のペルオキソニ硫酸カリウムを添加した。
反応開始後、次の3つの計量供給を、2時間にわたって
行った。計量供給1:水12部中の0.2部のペリオキ
ソニ硫酸カリウム。計量供給2:36.5部のアクリル
酸t−ブチル、19部のVeoVa9および19部の酢
酸ビニル。計量供給3:水18部中の0.4部の炭酸水
素ナトリウムおよび3部のGenapol×360。5
時間の反応時間後、内部温度を80℃まで上昇させ、水
流ポンプ減圧を1時間適用した。混合物を室温まで冷却
した後、固体含有量40%の完全分散液になった。分散
液を−18℃で凝結し、凝結物を濾別し、多量の水で洗
浄し、乾燥して固体樹脂の20%濃度酢酸エチル溶液を
調製した。
【0029】実施例 3:49部の酢酸ビニル、50部
のVeoVa9、1部のマレイン酸、0.05部のペル
オキシピバル酸t−ブチルおよび5部の「ポリビニルピ
ロリドンK30」(GAFの製品)をまず最初に、かい
型撹拌器、還流冷却器および窒素フラッシング装置を備
えた重合容器に導入し、モノマー含有量が35重量%に
なる量の水を撹拌しながら加えた。窒素で勢いよくフラ
ッシングしながら、混合物を70℃まで加熱した。6時
間の反応時間後、水流ポンプ減圧を1時間適用した。室
温まで冷却後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の水で
洗浄した。乾燥ポリマーのの20%濃度酢酸エチル溶液
を調製した。
【0030】実施例 4:49部の酢酸ビニル、50部
のVeoVa9、1部のイタコン酸、0.05部のペル
オキシピバル酸t−ブチルおよび5部のポリビニルピロ
リドンK30(GAFの製品)を、まず最初にかい型撹
拌器、還流冷却器および窒素フラッシング装置を備えた
重合容器に導入し、モノマー含有量が35重量%になる
量の水を、撹拌しながら加えた。窒素を勢いよくフラッ
シングしながら、混合物を70℃まで加熱した。6時間
の反応時間後、水流ポンプ減圧を1時間適用した。室温
まで冷却後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の水で洗
浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エチル溶液を調
製した。
【0031】実施例 5:49部の酢酸ビニル、50部
のVeoVa9、1部の無水マレイン酸、0.05部の
ペルオキシピバル酸t−ブチルおよび5部のポリビニル
ピロリドンK30(GAFの製品)を、まず最初に、か
い型撹拌器、還流冷却器および窒素フラッシング装置を
備えた重合容器に導入し、モノマー含有量が35重量%
になる量の水を撹拌しながら加えた。窒素を勢いよくフ
ラッシングしながら、混合物を70℃まで加熱した。6
時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を1時間施した。室
温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の
水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エチル溶
液を調製した。
【0032】実施例 6:139部の水および5%濃度
水溶液としての2部の「ポリビニルピロリドンK90」
(GAFの製品)を、まず最初に、かい型撹拌器、還流
冷却器、定量装置および窒素フラッシング装置を備えた
重要容器に導入し、窒素でフラッシングしながら、その
混合物を70℃まで加熱した。その温度に達した時、勢
いよく撹拌して窒素をフラッシングしながら次の計量供
給1:49部の酢酸ビニル、50部のVeoVa9、1
部の無水アリルコハク酸、0.1部のペルオキシピバル
酸t−ブチルおよび0.05部の過酸化ジベンゾイルの
混合物、計量供給2:6部の水および0.1部のペリオ
キソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシル)。3時間の反応
時間後、温度を83℃まで上昇させ、さらに2時間の反
応時間後、水流ポンプ減圧を1時間施した。室温まで冷
却した後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の水で洗浄
した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エチル溶液を調製
した。
【0033】実施例 7:139部の水および5%濃度
水溶液としての2部のポリビニルピロリドンK90(G
AFの製品)を、まず最初に、かい型撹拌器、還流冷却
器、定量装置および窒素フラッシング装置を備えた重要
容器に導入し、窒素でフラッシングしながら、その混合
物を70℃まで加熱した。その温度に達した時、勢いよ
く撹拌して窒素をフラッシングしながら次の計量供給を
迅速に行った。計量供給1:49部の酢酸ビニル、49
部のVeoVa9、2部のメサコン酸、0.1部のペリ
オキシビバル酸t−ブチルおよび0.05部の過酸化ジ
ベンゾイルの混合物。計量供給2:6部の水および0.
1部のペリオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシル)。
4時間の反応時間後、温度を80℃まで上昇させ、さら
に2時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を1時間施し
た。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別し、
多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エ
チル溶液を調製した。
【0034】実施例 8:139部の水および5%濃度
水溶液の2部のポリビニルピロリドンK90(GAFの
製品)を、まず最初に、かい型撹拌器、還流冷却器、定
量装置および窒素フラッシング装置を備えた重要容器に
導入し、窒素でフラッシングしながら、その混合物を7
0℃まで加熱した。その温度に達した時、勢いよく撹拌
して窒素でフラッシングしながら次の計量供給を迅速に
行った。計量供給1:49部の酢酸ビニル、50部のV
eoVa9、1部のシトラコン酸、0.1部のペルオキ
シピバル酸t−ブチルおよび0.05部の過酸化ジベン
ゾイルの混合物。計量供給2:6部の水および0.1部
のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシル)。4時
間の反応時間後、温度を80℃まで上昇させ、さらに2
時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を1時間施した。室
温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の
水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エチル溶
液を調製した。
【0035】実施例 9:139部の水および5%濃度
水溶液としての2部のポリビニルピロリドンK90(G
AFの製品)を、まず最初に、かい型撹拌器、還流冷却
器、定量装置および窒素フラッシング装置を備えた重要
容器に導入し、窒素でフラッシングしながら、その混合
物を70℃まで加熱した。その温度に達した時、勢いよ
く撹拌して窒素をフラッシングしながら次の計量供給を
迅速に行った。計量供給1:49部の酢酸ビニル、50
部のVeoVa9、1部無水シトラコン酸、0.1部の
ペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.05部の過酸
化ジベンゾイルの混合物。計量供給2:6の水および
0.1部のベルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシ
ル)。4時間の反応時間後、温度を80℃まで上げ、さ
らに2時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を1時間施し
た。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別し、
多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エ
チル溶液を調製した。
【0036】実施例 10:49部の酢酸ビニル、50
部のVeoVa9、1部の無水マレイン酸、0.1部の
ペルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシル)、0.1
部のペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.3部の過
酸化ジベンゾイルを、まず最初に、かい型撹拌器、還流
冷却器および窒素フラッシング装置を備えた重合容器に
導入し、そしてその混合物を酢酸エチルで希釈して40
%濃度溶液を作った。窒素で勢いよくフラッシングしな
がら、その溶液を加熱し、20時間還流を続けた。その
後、2時間水流ポンプ減圧を施し、混合物を室温まで冷
却した。固形分は酢酸エチルで20%に調製した。
【0037】実施例 11:49部の酢酸ビニル、50
部のVeoVa9、1部のクロトン酸および0.02部
のペルオキシピバル酸t−ブチルを、まず最初に、かい
型撹拌器、還流冷却器、定量装置および窒素フラッシン
グ装置を備えた重要容器に導入し、その混合物を酢酸エ
チルで希釈して60%濃度溶液を作った。窒素で勢いよ
くフラッシングしながら、その溶液を70℃まで加熱し
た。発熱反応が始まった後、10部の酢酸エチル中の
0.03部のペルオキシピバル酸t−ブチルを2時間か
けて加えた。4時間の反応時間の後、水流ポンプ減圧を
70℃において1時間適用した。室温まで冷却した後、
ポリマー溶液を10倍量の石油エーテル中に沈殿させ、
沈殿物を吸引濾別し、乾燥し、そのポリマーの20%濃
度酢酸エチル溶液を調製した。
【0038】実施例 12:44部の酢酸ビニル、45
部のVeoVa9、1部の無水マレイン酸、10部のア
クリル酸t−ブチル、0.05部のペルオキソニ炭酸ビ
ス(2−エチルヘキシル)、0.05部のペリオキシピ
バル酸t−ブチル、0.025部の過酸化ジベンゾイル
および5%濃度水溶液としての2部のポリビニルピロリ
ドンK90(GAFの製品)を、まず最初にかい型撹拌
器、還流冷却器および窒素フラッシング装置を備えた重
合容器に導入し、モノマー含有量が35重量%になる量
の水を、撹拌しながら加えた。窒素で勢いよくフラッシ
ングしながら、その混合物を70℃まで加熱した。6時
間の反応時間後、水流ポンプ減圧を80℃において1時
間適用した。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引
濾過で分離し、多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの2
0%濃度酢酸エチル溶液を調製した。
【0039】実施例 13:176部の水および8.6
部の水に溶解した0.5部の「Eballoid」(E
balloidはカルボキシル基を含有するポリビニル
エステルで、ワッカー・ケミー・ゲゼルシャフト・ミッ
ト・ベシュレンクテル・ハフツング(Wacker C
hemie GmbH)の製品)を、まず最初に、かい
型撹拌器、還流冷却器、定量装置および窒素フラッシン
グ装置を備えた重合容器に導入し、窒素でフラッシング
しながら、その混合物を70℃まで加熱した。その温度
に達した時、勢いよく撹拌して窒素でフラッシングしな
がら、次の計量供給を迅速に行った。計量供給1:44
部の酢酸ビニル、49部のVeova9、1部の無水マ
レイン酸、10部のN−ビニルピロリドン、0.05部
のペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.025部の
過酸化ジベンゾイルの混合物。計量供給2:6部の水お
よび0.05部のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘ
キシル)。4時間の反応時間後、温度を80℃まで上昇
させ、1時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を半時間適
用した。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別
し、多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢
酸エチル溶液を調製した。
【0040】実施例 14:96.9部の水および2部
の「Tylose H4000」(ヘキストの製品)
を、まず最初に、還流冷却器、定量装置および窒素フラ
ッシング装置を備えた重合容器に導入し、窒素でフラッ
シングしながら、その混合物を70℃まで加熱した。T
yloseが溶解した時、勢いよく撹拌して窒素でフラ
ッシングしながら次の計量供給を迅速に行った。計量供
給1:42部の酢酸ビニル、42部のVeoVa9、1
部の無水マレイン酸、15部のアクリル酸t−ブチル、
0.1部のペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.0
5部の過酸化ジベンゾイルの混合物。計量供給2:6部
の水および0.1部のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチ
ルヘキシル)。2時間の反応時間後、温度を80℃まで
上昇させ、1時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を半時
間適用した。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引
濾別し、多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃
度酢酸エチル溶液を調製した。
【0041】実施例 15:146部の水および5%濃
度水溶液としての2部のポリビニルピロリドンK90
(GAFの製品)を、まず最初に、かい型撹拌器、還流
冷却器、定量装置および窒素フラッシング装置を備えた
重合容器に導入し、窒素でフラッシングしながら、その
混合物を70℃まで加熱した。その温度に達した時、勢
いよく撹拌して窒素でフラッシングしながら次の計量供
給を迅速に行った。計量供給1:49部の酢酸ビニル、
50部のVeoVa9、1部の無水マレイン酸、0.0
5部のペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.025
部の過酸化ジベンゾイルの混合物。計量供給2:6部の
水および0.05部のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチ
ルヘキシル)。6時間の反応時間後、温度を80℃まで
上昇させ、1時間の反応時間後、水流ポンプ減圧を半時
間適用した。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引
濾別し、多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃
度酢酸エチル溶液を調製した。
【0042】実施例 16:149部の水をまず最初
に、かい型撹拌器、還流冷却器、定量装置および窒素フ
ラッシング装置を備えた重合容器に導入し、窒素でフラ
ッシングしながら70℃まで加熱した。その温度に達し
た時、勢いよく撹拌して窒素でフラッシングしながら次
の計量供給を迅速に行った。計量供給1:45部の酢酸
ビニル、50部のVeoVa9、1部の無水マレイン
酸、0.05部のペルオキシピバル酸t−ブチルおよび
0.025部の過酸化ジベンゾイルの混合物。計量供給
2:6部の水および0.05部のペルオキソニ炭酸ビス
(2−エチルヘキシル)。発熱反応が始まってから35
分後、5.5%濃度水溶液としての2部のEballo
idをすばやく加えた。6時間の反応時間後、温度を8
0℃まで上昇させ、さらに1時間後、水流ポンプ減圧を
半時間適用した。室温まで冷却した後、生じたビーズを
吸引濾別し、多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20
%濃度酢酸エチル溶液を調製した。
【0043】実施例 17:142部の水および2%の
酢酸銅も含有する5%濃度水溶液として2部のポリビニ
ルピロドンK90を、まず最初に、かい型撹拌器、還流
冷却器、定量装置および窒素フラッシング装置を備えた
重合容器に導入し、窒素でフラッシングしながら、その
混合物を70℃まで加熱した。その温度に達した時、勢
いよく撹拌して窒素でフラッシングしながら次の計量供
給を迅速に行った。計量供給1:49部の酢酸ビニル、
50部のVeoVa9、1部の無水マレイン酸、0.1
部のペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.05部の
過酸化ジベンゾイルの混合物。計量供給2:6部の水お
よび0.1部のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキ
シル)。6時間の反応時間後、温度を80℃まで上昇さ
せ、さらに1時間後、水流ポンプ減圧を半時間適用し
た。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別し、
多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エ
チル溶液を調製した。
【0044】実施例 18:189部の水および5%濃
度水溶液としての2部のポリビニルピロドンK90を、
まず最初に、かい型撹拌器、還流冷却器、定量装置およ
び窒素フラッシング装置を備えた重合容器に導入し、窒
素でフラッシングしながら、その混合物を70℃まで加
熱した。その温度に達した時、勢いよく撹拌して窒素で
フラッシングしながら、次の計量供給を迅速に行った。
計量供給1:65部の酢酸ビニル、34部のマレイン酸
ジメチル、1部の無水マレイン酸、0.1部のペルオキ
シピバル酸t−ブチルおよび0.15部の過酸化ジベン
ゾイルの混合物。計量供給2:6部の水および0.1部
のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシル)。6時
間の反応時間後、温度を80℃に上昇させ、さらに1時
間後、水流ポンプ減圧を半時間適用した。室温まで冷却
した後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の水で洗浄し
た。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エチル溶液を調製し
た。
【0045】実施例 19:189部の水および5%濃
度水溶液としての2部のポリビニルピロドンK90を、
まず最初に、かい型撹拌器、還流冷却器、定量装置およ
び窒素フラッシング装置を備えた重合容器に導入し、窒
素でフラッシングしながら、その混合物を70℃まで加
熱した。その温度に達した時、勢いよく撹拌して窒素で
フラッシングしながら、次の計量供給を迅速に行った。
計量供給1:69部の酢酸ビニル、30部のフマル酸ジ
イソプロピル、1部の無水マレイン酸、0.1部ペルオ
キシピバル酸t−ブチルおよび0.15部の過酸化ジベ
ンゾイルの混合物。計量供給2:6部の水および0.1
部のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチルヘキシル)。6
時間の反応時間後、温度を80℃まで上昇させ、さらに
1時間後、水流ポンプ減圧を半時間適用した。室温まで
冷却した後、生じたビーズを吸引濾別し、多量の水で洗
浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢酸エチル溶液を調
製した。
【0046】実施例 20:189部の水および5%濃
度水溶液としての2部のポリビニルピロドンK90を、
まず最初に、かい型撹拌器、還流冷却器、定量装置およ
び窒素フラッシング装置を備えた重合容器に導入し、窒
素でフラッシングしながら、その混合物を70℃まで加
熱した。その温度に達した時、勢いよく撹拌して窒素で
フラッシングしながら、次の計量供給を迅速に行った。
計量供給1:65部の酢酸ビニル、34部のアクリル酸
4−tブチルシクロヘキシル、1部の無水マレイン酸、
0.1部ペルオキシピバル酸t−ブチルおよび0.15
部の過酸化ジベンゾイルの混合物。計量供給2:6部の
水および0.1部のペルオキソニ炭酸ビス(2−エチル
ヘキシル)。6時間の反応時間後、温度を80℃まで上
昇させ、さらに1時間後、水流ポンプ減圧を半時間適用
した。室温まで冷却した後、生じたビーズを吸引濾別
し、多量の水で洗浄した。乾燥ポリマーの20%濃度酢
酸エチル溶液を調製した。
【0047】使用能力の技術的試験 実施例1から20のビニルエステルコポリマーおよびア
ルミニウム箔上のそれらのフィルムは下記の方法によっ
て試験した。
【0048】K値の測定:K値は、ハー・フィケンツヒ
ャー・セルヴロゼケミー(H.Fikentscher
Cellvlosechemie)13.58−46
(1932)に従って、テトラヒドロフラン中で測定し
た。
【0049】ガラス転移温度Tgの測定:ガラス転移温
度は、パーキン・エルマー(Perkin Elme
r)製の装置を使用してDSC測定によって測定した
が、ガラス段階の中央点をガラス転移温度とし、加熱速
度は各場合20℃/分であった。
【0050】チョーキングの測定:チョーキングを試験
するために、ガラス板を厚さ250μmの未乾燥塗膜
(溶液の固形分は20%)でコーティングし、120℃
で20分間乾燥した。次いで5時間水中に貯蔵した。チ
ョーキングは次の格づけ等級に従って視覚的に測定し
た。 1:フィルムがチョーキングを示さない。 2:フィルムが僅かに白いかすみを示す。 3:フィルムが僅かに白色である。 4:フィルムが白色である。
【0051】アルミニウム箔上の接着強度の測定:アル
ミニウム箔上のポリマーフィルムの接着性を試験するた
めに、箔をまず最初にエタノールで洗浄し、次いで50
μm未乾燥塗膜(20%)でコーティングし、120℃
で20分間乾燥した。tesaフィルム接着テープの細
長片を、このポリマーフィルム上で堅い指圧で圧力をか
けた。その接着片を、あるケースでは、直ちに再びひき
はがした;第2の試験は、コーティングされたアルミニ
ウム箔も水中に室温で24時間貯蔵した後で行った。そ
のフィルムは、次いで布でふいて乾燥し、tesa細長
片は堅い指圧ではりつけ、直ちに再びひきはがした。第
3の試験は、コーティングされたアルミニウム箔を水中
に24時間貯蔵し、次いで室温で24時間貯蔵した後で
行った。その後、接着片を堅い指圧で固定し、直ちに再
びひきはがした。接着強度は、次の格づけ等級に従って
視覚的に決定した。 1=ポリマーフィルムの強い接着;コーティングの剥離
が全くなかった。 2=ポリマーフィルムの孤立部分が取り除かれた。 3=ポリマーフィルムのいくつかの部分が取り除かれ
た。 4=ポリマーフィルムはアルミニウム箔に対して全く接
着性を示さず、コーティングは完全に取りはずされた。
【0052】粘着点の測定:拈着点を測定するために、
アルミニウム箔を50μm未乾燥塗膜(20%濃度)で
コーティングし、120℃20分間乾燥した。その後ア
ルミニウム箔を、コーティングされた面がお互いの表面
に重ね置かれるように折りたたんだ。試験は、ポリマー
フィルムがくっつくかどうかを確かめるために、さまざ
まな温度において、シーリング単位装置の中で、シーリ
ング時間を30秒、圧力を2.5kp/cm2 にして行
った。アルミニウム箔がもはや力を加えなければ分離で
きない。すなわちポリマーフィルムが粘着性を帯びてく
る℃での温度を粘着点または粘着温度と指定した。
【0053】シーリングの継ぎ目強度の測定(SS
S):シーリングの継ぎ目強度は、次の方法によって測
定した:50μm未乾燥塗膜(20%濃度)でコーティ
ングし、120℃で20分間乾燥したアルミニウム箔
を、ポリマーでコーティングされた面がお互いの上に重
ね置かれるように折りたたんだ。その箔を温度190℃
にて0.5秒間、10kp/cm2 の圧力下で、シーリ
ング単位装置によってシーリングした。シーリング面積
は4×1cmであった。室温において、アルミニウム箔
を再びひきはがすのに必要な力をInstron製の単
位装置によって測定した。測定は、乾燥および湿潤状態
の両方において行った。湿潤状態におけるSSSの測定
について、コーティングされたシーリングされたアルミ
ニウム箔を、まず最初に、室温で24時間水中に貯蔵
し、次いで上記のように直ちに試験した。
【0054】表1において: アルミニウム接着性; 1番目の数値=乾燥状態での接着; 2番目の数値=室温で24時間水中に貯蔵した後の接
着; 3番目の数値=24時間水中で貯蔵してから24時間室
温で貯蔵した後の接着;
【0055】
【表1】
【0056】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. ビニルエステルコポリマーが20〜100℃のガ
ラス転移温度Tg、30〜150℃の範囲の粘着点およ
び25〜120のK値を有し、かつ次の組成: A)25〜85重量部の酢酸ビニル、 B)0〜55重量部のVeOVa9、 C)0.5〜5重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水
マレイン酸、無水アリルコハク酸、メサコン酸、シトラ
コン酸および無水シトラコン酸よりなる群からの1種類
またはそれ以上のコモノマー、および D)0〜40重量部の、メタクリル酸メチル、アクリル
酸t−ブチル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカル
バゾール、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプロ
ピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイン酸ジ−t−ブ
チル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびアクリル酸4−t
−ブチルシクロヘキシルよりなる群からの1種類または
それ以上のコモノマー からなる請求項1に記載のコーティング剤組成物。
【0057】2. ビニルエステルコポリマーが30〜
70℃のガラス転移温度Tg、45〜100℃の範囲の
粘着点および30〜80のK値を有し、次の組成: A)40〜50重量部の酢酸ビニル、 B)40〜50重量部のVeOVa9、 C)0.5〜3重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
無水マレイン酸よりなる群からの1種類またはそれ以上
のコモノマー、および D)5〜20重量部の、メタクリル酸メチル、アクリル
酸t−ブチル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカル
バゾール、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプロ
ピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイン酸ジ−t−ブ
チル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびアクリル酸4−t
−ブチルシクロヘキシルよるなる群からの1種類または
それ以上のコモノマー からなる請求項1に記載のコーティング剤組成物。
【0058】3. ビニルエステルコポリマーが30〜
70℃のガラス転移温度Tg、45〜100℃の範囲の
粘着点および30〜80のK値を有し、次の組成: A)45〜55重量部の酢酸ビニル、 B)45〜55重量部のVeOVa9および C)0.5〜3重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
無水マレイン酸よりなる群からの1種類またはそれ以上
のコモノマー からなる請求項1または前項1に記載のコーティング剤
組成物。
【0059】4. ビニルエステルコポリマーが30〜
70℃のガラス転移温度Tg、45〜100℃の範囲の
粘着点および30〜80のK値を有し、次の組成: A)60〜85重量部の酢酸ビニル、 C)0.5〜3重量部の、クロトン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
無水マレイン酸よりなる群からの1種類またはそれ以上
のコモノマー D)15〜40重量部の、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸t−ブチル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカ
ルバゾール、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジイソプ
ロピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイン酸ジ−t−
ブチル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびアクリル酸4−
t−ブチルシクロヘキシルよるなる群からの1種類また
はそれ以上のコモノマー からなる請求項1または前項1に記載のコーティング剤
組成物。
【0060】5. ビニルエステルコポリマーが30〜
70℃のガラス転移温度Tg、45〜100℃の範囲の
粘着点および30〜80のK値を有し、次の組成: A)60〜85重量部の酢酸ビニル、 C)0.5〜3重量部のフマル酸および/または無水マ
レイン酸および D)15〜40重量部の、マレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジイソプロピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイ
ン酸ジ−t−ブチル、フマル酸ジ−t−ブチルおよびア
クリル酸4−t−ブチルシクロヘキシルよるなる群から
の1種類またはそれ以上のコモノマー からなる前項4に記載のコーティング剤組成物。
【0061】6. ビニルエステルコポリマーを懸濁重
合法によって製造する請求項1または前項1〜5の何れ
か1項に記載のコーティング剤組成物。
【0062】7. 有機溶剤としてカルボン酸エステ
ル、ケトン、アルコールまたはエーテルを使用し、溶液
の固形含有量が10〜70重量%である請求項1または
前項1〜6の何れか1項に記載のコーティング剤組成
物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/00 PPF 6904−4J (72)発明者 ディーター・ゴルツェル ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン、ハー マン−ヒラー−シュトラーセ 25 (72)発明者 ペーター・チルナー ドイツ連邦共和国 エメルティング、フォ ルストシュトラーセ 24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニルエステルコポリマーが次の組成: A)20〜90重量部の、炭素数1〜5個の飽和脂肪族
    モノカルボン酸のビニルエステル、 B)0〜70重量部の、炭素数9〜10個でカルボキシ
    ル基に対しての一位の第四級炭素原子を有する飽和脂肪
    族モノカルボン酸のビニルエステル、 C) 0.05〜10重量部の、炭素数3〜10個の1
    種類またはそれ以上のエチレン性不飽和モノまたはジカ
    ルボン酸またはそれらの酸無水物、および D)0〜50重量部の、そのホモポリマーが30℃以上
    のガラス転移温度を有する、1種類またはそれ以上のエ
    チレン性不飽和モノマー からなることを特徴とする、ビニルエステルコポリマー
    と有機溶媒に基づくアルミニウムにコーティングするた
    めのコーティング剤組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコーティング剤組成物
    をアルミニウム箔のヒートシール性コーティングまたは
    プライマーとして使用すること。
  3. 【請求項3】 A)60〜85重量部の酢酸ビニル、 C)0.5〜3重量部のフマル酸および/または無水マ
    レイン酸および D)15〜40重量部の、マレイン酸ジメチル、マレイ
    ン酸ジイソプロピル、フマル酸ジイソプロピル、マレイ
    ン酸ジ−t−ブチルおよびフマル酸ジ−t−ブチルより
    なる群からの1種類またはそれ以上のコモノマー からなるビニルエステルコポリマー。
JP5156333A 1992-06-05 1993-06-03 アルミニウムにコーティングするためのコーティング剤 Expired - Lifetime JP2973386B2 (ja)

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