JPH069934A - 感圧性接着剤組成物 - Google Patents

感圧性接着剤組成物

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JPH069934A
JPH069934A JP17063692A JP17063692A JPH069934A JP H069934 A JPH069934 A JP H069934A JP 17063692 A JP17063692 A JP 17063692A JP 17063692 A JP17063692 A JP 17063692A JP H069934 A JPH069934 A JP H069934A
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JP
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acrylic copolymer
ethylene
less
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Pending
Application number
JP17063692A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Amano
辰彦 天野
Haruo Inoue
晴夫 井上
Shizuo Narisawa
静夫 成沢
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH069934A publication Critical patent/JPH069934A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エチレン(12wt%)−アクリル酸−2−
エチルヘキシル(56wt%)−酢酸ビニル(23wt
%)−フマル酸−ジ−n−ブチル(9wt%)からなる
共重合体10wt%及び酢酸ビニル(15wt%)−ア
クリル酸−2−エチルヘキシル(85wt%)からなる
共重合体90wt%を含有する水性エマルジョンからな
る感圧性接着剤組成物。 【効果】 ポリオレフィンのような非極性ポリマーから
なるフィルム及び成形品を含む広範な範囲の被着体に対
しても優れた接着力を有し、曲面接着力及び低温接着力
にも優れ、かつ粘着力及び保持力にも優れる、水性エマ
ルジョンからなる感圧性接着剤組成物を提供することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感圧性接着剤組成物に関
するものである。更に詳しくは、本発明は、ポリオレフ
ィンのような非極性ポリマーからなるフィルム及び成形
品を含む広範な範囲の被着体に対しても優れた接着力を
有し、曲面接着力及び低温接着力にも優れ、かつ粘着力
及び保持力にも優れる、水性エマルジョンからなる感圧
性接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成ゴムを主成分とし、これに粘
着性付与剤樹脂、可塑剤、充填剤、老化防止剤などを加
えてなる感圧性接着剤は知られている。しかしながら、
かかる感圧性接着剤は、耐侯性の点において不十分であ
ったまた、アクリル酸エステルなどの合成樹脂を主成分
とし、有機溶剤を用いた溶剤型感圧性接着剤も知られて
いる。しかしながら、かかる感圧性接着剤は、剥離する
時に被着体の表面に感圧性接着剤の一部が残留し、剥離
後の被着体の美観を著しく損ねるという問題点を有して
いる。その上、該感圧性接着剤に用いられる有機溶剤が
火災の危険性及び大気汚染の可能性を有する点において
も不都合なものである。これに対し、アクリル系合成樹
脂を主成分とする水性エマルジョンからなる感圧性接着
剤が提案されている。しかしながら、かかる感圧性接着
剤は、ポリオレフィンのような非極性ポリマーからなる
フィルム及び成形品を被着体としたときの接着力が不十
分であるという問題を有している。
【0003】水系アクリル系感圧性接着剤の上記の問題
点を改良する試みとして、特公昭58−35549号公
報には、アクリル系エマルジョンに対し特定量のエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体を添加してなる感圧性接着剤
が開示されており、また特開昭58−79068号公報
には、アクリル系エマルジョンに対し、特定量のエチレ
ン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル系共重合体を添加
してなる感圧性接着剤が開示されている。しかしなが
ら、これらの感圧性接着剤は、非極性樹脂を被着体とし
た場合の曲面接着力及び低温接着力に劣り、よって冷凍
食品包装面などへの適用が不可能であるといった問題を
有していた。この問題を解消する試みとして、特開平2
−212573号公報には、ゲル分が40wt%以上で
あるアクリル系エマルジョンに対し、特定量のエチレン
−ビニルエステル−アクリル酸エステル系共重合体を添
加してなる感圧性接着剤が開示されている。しかしなが
ら、この技術においては、−10〜0℃程度の温度範囲
における低温接着力及び常温における曲面接着力は改良
されるものの、冷凍品に使用される−30℃程度の更に
低温における低温接着力及び温度領域の広い範囲で使用
される場合の曲面接着力は不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、ポリオレフィンのよう
な非極性ポリマーからなるフィルム及び成形品を含む広
範な範囲の被着体に対しても優れた接着力を有し、曲面
接着力及び低温接着力にも優れ、かつ粘着力及び保持力
にも優れる、水性エマルジョンからなる感圧性接着剤組
成物を提供する点に存する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したもの
である。すなわち、本発明は、下記(A)エチレン−ア
クリル系共重合体及び(B)アクリル系共重合体を、
(A)/(B)の重量比で5/95〜60/40の範囲
で含有する水性エマルジョンからなる感圧性接着剤組成
物に係るものである。 (A)エチレン−アクリル系共重合体:下記(a)5〜
40重量%、(b)20〜70重量%、(c)5〜70
重量%及び(d)5〜40重量%からなり(ただし、
(a)+(b)+(c)+(d)=100重量%とす
る。)、(b)+(d)が25〜75重量%であり、ガ
ラス転移温度が−60〜−20℃であり、トルエン不溶
分が10重量%以上であるエチレン−アクリル系共重合
体 (B)アクリル系共重合体:下記(b)からなり、ガラ
ス転移温度が−40℃以下であるアクリル系共重合体 (a):エチレン (b):下記化学式(1)で表わされるα、β−不飽和
カルボン酸エステル (c):下記化学式(2)で表わされるビニルエステル (d):下記化学式(3)で表わされるα、β−不飽和
ジカルボン酸ジエステル (R1 は水素又はメチル基、R2 は炭素数1〜18のア
ルキル基を表わす。) (R3 〜R5 は、それぞれ独立に、水素又はアルキル基
を表わす。ただし、R3〜R5 の炭素数の合計は18以
下である。) (R6 及びR7 は、それぞれ独立に、炭素数2〜18の
アルキル基を表わす。)
【0006】以下、詳細に説明する。本発明で用いられ
る水性エマルジョンは、(A)エチレン−アクリル系共
重合体及び(B)アクリル系共重合体を含有するもので
ある。まず、(A)エチレン−アクリル系共重合体につ
いて、説明する。(A)エチレン−アクリル系共重合体
は、上記(a)、(b)、(c)及び(d)を必須の構
成単位をして含むものである。(a)は、エチレンであ
る。
【0007】(b)は、前記化学式(1)で表わされる
α、β−不飽和カルボン酸エステルであり、具体例とし
ては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、ア
クリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、アクリル酸オ
クチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸アミル、
メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ラウリル、メ
タクリル酸ステアリルなどが例示される。なお、化学式
(1)のR2 の炭素数が4〜12のものが好ましい。ま
た、(b)としては、化学式(1)で表わされるα、β
−不飽和カルボン酸エステルの一種を単独で用いてもよ
く、又は二種以上を混合して用いてもよい。
【0008】(c)は、前記化学式(2)で表わされる
ビニルエステルであり、具体例としては、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、
ラウリン酸ビニル、バーサチック酸ビニルなどが例示さ
れ、好ましくは酢酸ビニルである。なお、(c)として
は、化学式(2)で表わされるビニルエステルの一種を
単独で用いてもよく、又は二種以上を混合して用いても
よい。
【0009】(d)は、前記化学式(3)で表わされる
α、β−不飽和ジカルボン酸ジエステルである。該エス
テルを構成するカルボン酸部分としては、具体的にはマ
レイン酸、フマル酸などを例示することができ、またア
ルコール部分としては、具体的にはエチルアルコール、
n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、n−
オクチルアルコール、ノニルアルコール、n−デシルア
ルコール、n−ドデシルアルコール、イソプロピルアル
コール、イソブチルアルコール、2−エチルヘキシルア
ルコールなどを例示することができる。なお、化学式
(3)のR6 及びR7 の炭素数が4〜12のものが好ま
しい。
【0010】本発明においては、(A)中の各構成単位
の含有割合を本発明の規定範囲にすることが必要であ
る。(A)中の(a)の含有量は、5〜40重量%、好
ましくは5〜30重量%である。該含有量が過少な場合
は(常態)接着力(以下、単に「接着力」と記すことが
ある。)に劣り、特に非極性ポリマー被着体に対する接
着力に劣る。一方、該含有量が過多な場合は、粘着力及
び保持力に劣る。 (A)中の(b)の含有量は、20
〜70重量%、好ましくは25〜65重量%である。該
含有量が過少な場合は粘着力に劣り、一方該含有量が過
多な場合は非極性ポリマー被着体に対する接着力に劣
る。(A)中の(c)の含有量は、5〜70重量%、好
ましくは10〜65重量%である。該含有量が過少な場
合は接着力及び保持力に劣り、一方該含有量が過多な場
合は粘着力に劣る。(A)中の非極性ポリマー被着体へ
の接着性を高める成分である(d)の含有量は、5〜4
0重量%であり、好ましくは10〜35重量%である。
該含有量が過少な場合は接着力及び曲面接着力に劣り、
特に非極性ポリマー被着体に対する接着力が不十分とな
る。一方、該含有量が過多な場合は保持力に劣る。
(A)中の(b)+(d)の含有量は25〜75重量
%、好ましくは30〜70重量%である。該含有量が過
少な場合は粘着力に劣り、一方該含有量が過多な場合は
保持力に劣り、非極性ポリマー被着体への接着力の改良
効果が不十分になる。
【0011】本発明の(A)は、上記の(a)〜(d)
に加えて、(e)及び(f)を含有してもよい。(e)
は、カルボキシル基、アミド基、N−メチロール基、ス
ルホン酸基、エポキシ基又はヒドロキシル基を有する共
重合可能なオレフィンモノマーであり、具体的にはアク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸(半エステルを含
む)、イタコン酸(半エステルを含む)、マレイン酸
(半エステルを含む)などのカルボキシル基含有モノマ
ー及びその無水物;N−メチロールアクリルアミド、N
−ブトキシメチロールアクリルアミドなどのN−メチロ
ール誘導体モノマー;2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、多価アルコールのモノアリルエーテルなどの水酸
基含有モノマー;ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルアクリルアミドなどのアミ
ノ基含有モノマー;グリシジル(メタ)アクリレート、
アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレインアミド
などのアミド基含有モノマー;ビニルスルホン酸ソー
ダ、メタリルスルホン酸ソーダ、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸ソーダなどのスルホン基
含有モノマーなどが例示される。(A)中の(e)の含
有量は8重量%以下、好ましくは0.3〜8重量%であ
る。かかる範囲で(e)を用いることにより、感圧性接
着剤としての本来の性質を損なうことなくエマルジョン
の安定性及び反応性を改良することができる。
【0012】(f)は、重合性二重結合を二個以上有す
る共重合可能な架橋性モノマーであり、具体的にはジア
リルフタレート、トリアリルシアヌレート、トリアリル
イソシアヌレート、エチレングリコールジアクリレー
ト、アリルメタクリレート、アジピン酸ジアクリレー
ト、トレメチロールプロパンジメタクリレートなどが例
示される。(A)中の(f)の含有量は3重量%以下、
好ましくは0.3〜3重量%である。かかる範囲で
(f)を用いることにより、感圧性接着剤としての本来
の性質を損なうことなくエマルジョンの架橋性を改良す
ることができる。
【0013】本発明の(A)エチレン−アクリル系共重
合体は、そのガラス転移温度が−60〜−20℃、好ま
しくは−60〜−30℃である。ガラス転移温度が低過
ぎる場合は接着力、曲面接着力及び保持力に劣る。一
方、ガラス転移温度が高過ぎる場合は低温接着力及び粘
着力に劣る。なお、ガラス転移温度は、共重合体を含有
するエマルジョンの数gを、ガラス棒を用いてフィルム
上に薄く延ばし、60℃で30分間以上乾燥したものを
10〜15mg精秤採取してアルミニウム箔製のセルに
入れ、熱分析システム(たとえば、セイコー電子工業社
製 SSC5000熱分析システム)を用いて10℃/
minの昇温速度で−100℃〜100℃の範囲で測定
し、決定する。
【0014】本発明の(A)エチレン−アクリル系共重
合体は、そのトルエン不溶分が10重量%以上、好まし
くは20重量%以上である。トルエン不溶分が過少な場
合は保持力に劣る。ここで、トルエン不溶分とは、共重
合体皮膜1gを、100ccのトルエンを用いて90℃
で2時間抽出した後、300メッシュの金網によりろ過
回収される不溶分の量である。
【0015】本発明の(A)エチレン−アクリル系共重
合体は、たとえば次の方法により製造することができ
る。5〜200kg/cm2 のエチレン加圧下、(b)
〜(d)、必要に応じて(e)及び/又は(f)を加え
て、更にラジカル重合開始剤、pH調整剤、乳化剤、保
護コロイドなどの分散剤、重合連鎖移動剤を適宜共存さ
せて、水相分散液中で攪拌しつつ、乳化重合させる。重
合方式は、バッチ式又は連続式のいずれも可能である。
重合反応温度としては、通常30〜70℃の範囲が適当
である。ラジカル重合開始剤は、通常の乳化重合に用い
られる水溶性ラジカル開始剤、たとえば過酸化水素、過
硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウ
ム、tert−ブチルヒドロペルオキシドなどを単独
で、又はL−、D−アスコルビン酸、亜硫酸塩、ロンガ
リット、硫酸第1鉄のような還元剤と組み合せたレドッ
クス系として用いられる。分散剤としては、非イオン界
面活性剤又はアニオン系界面活性剤が用いられる。ま
た、各種の水溶性高分子を保護コロイドとして用いるこ
ともできる。非イオン系分散剤の非イオン系界面活性剤
としては、たとえばポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、
ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテルなどのポ
リオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレ
ンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル;エチレンオキサイドの付加量が10〜8
0重量%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブ
ロックコポリマーなどが例示される。アニオン系界面活
性剤としては、たとえばラウリル硫酸ナトリウム、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジアルキルスルホコハ
ク酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエ
ーテル硫酸ナトリウムなどが例示される。保護コロイド
としては、ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニ
ルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロースなどの繊維系誘導体などが例示される。pH調
整剤としては、塩酸、リン酸、酢酸、コハク酸、炭酸な
どの酸及びその塩;アルカリ金属水酸化物、アンモニア
水、アミンなどの塩基が使用される。連鎖移動剤として
は、メルカプタン類などを使用することができる。かく
して、(A)エチレン−アクリル系共重合体を含有する
水性エマルジョンが得られる。
【0016】次に、(B)アクリル系共重合体につい
て、説明する。(B)アクリル系共重合体は、(A)の
部分で説明した(b)を必須の構成単位としてなるもの
である。本発明の(B)は、(b)に加えて、(A)の
部分で説明した(c)、(d)、(e)及び(f)を、
下記の範囲において含有してもよい。(B)中の(c)
の含有量は30重量%以下が好ましく、より好ましくは
5〜30重量%である。かかる範囲で(c)を用いるこ
とにより、接着力、保持力粘着力をバランスよく向上さ
せることができる。(B)中の(d)の含有量は30重
量%以下が好ましく、より好ましくは5〜30重量%で
ある。かかる範囲で(d)を用いることにより、非極性
ポリマー被着体に対する接着力、特に常温から低温に至
る広い温度範囲にわたる曲面接着力及び保持力をバラン
スよく向上させることができる。(B)中の(e)の含
有量は8重量%以下が好ましい。かかる範囲で(e)を
用いることにより、エマルジョンの安定性、反応性など
を付与することができる。(B)中の(f)の含有量は
3重量%以下が好ましく、かかる範囲で(f)を用いる
ことにより架橋性などを付与することができる。なお、
(c)〜(f)の一種又は二種以上を併用する場合の
(b)は50〜99重量%とし、(b)+(c)+
(d)+(e)+(f)=100重量%とする。(b)
の割合が過少な場合は粘着力及び低温接着力に劣る。
【0017】本発明の(B)アクリル系共重合体は、そ
のガラス転移温度が−40℃以下、好ましくは−65〜
−40℃である。ガラス転移温度が低過ぎる場合は接着
力及び保持力に劣ることがある。一方、ガラス転移温度
が高過ぎる場合は低温接着力及び粘着力に劣る。ガラス
転移温度の測定方法は、(A)エチレン−アクリル系共
重合体の部分で説明したとおりである。
【0018】本発明の(B)アクリル系共重合体は、た
とえば次の方法により製造することができる。(b)、
必要に応じて(c)〜(f)の一種又は二種以上を加え
て、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化水素
などのラジカル開始剤、ノニオン系又はアニオン系(必
要に応じて、水溶性保護コロイドを併用し)などの界面
活性剤の存在下、水中でラジカル重合させる公知の方法
を用いることができる。また、必要に応じて、pH調整
剤を用いてもよい。かくして、(B)アクリル系共重合
体を含有する水性エマルジョンが得られる。
【0019】本発明の感圧性接着剤組成物は、(A)エ
チレン−アクリル系共重合体及び(B)アクリル系共重
合体を、(A)/(B)の重量比で5/95〜60/4
0、好ましくは10/90〜50/50の範囲で含有す
る水性エマルジョンからなる感圧性接着剤組成物であ
る。(A)が過少な場合は接着力、保持力及び曲面接着
力に劣り、一方(B)が過少な場合は粘着力及び低温接
着力に劣る。
【0020】本発明の接着剤組成物は、たとえば上記の
(A)エチレン−アクリル系共重合体を含有する水性エ
マルジョンと(B)アクリル系共重合体を含有する水性
エマルジョンとを混合することにより得ることができ
る。なお、用いる水性エマルジョンは、被着体へ塗布す
る段階における乾燥負荷を小さくするという観点から、
その固形分が45重量%以上のものが好ましい。
【0021】本発明の水系エマルジョンをベースとする
感圧性接着剤を使用した感圧性接着剤は、粘着テープ、
粘着シート、粘着ラベルなどに広く適用できる。これら
の製品は、プラスチックフィルム、紙、金属箔などの基
質材料に通常の公知の装置と方法を用いて本発明のエマ
ルジョンを塗布することによってバランスのとれた良好
な感圧接着特性を有する製品が得られる。特にポリオレ
フィンのような非極性ポリマーからなる支持体に対して
も接着力、粘着力、保持力に優れている。また、保持力
に優れているので長期に保存した場合、粘着剤がハミ出
してくるという欠点もない。また、該組成物のエマルジ
ョンを感圧性接着剤として使用する段階において本来の
特性を損なわない限り、消泡剤、粘度調整剤、充填剤な
どを加えてもよい。
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、こ
れに限定されるものではない。参考例1〜7:(A)エ
チレン−アクリル系共重合体を含む水性エマルジョンの
製造例 参考例1 錨型攪拌機を備えた耐圧オートクレーブに、イオン交換
水1300重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル系の乳化剤80重量部、ヒドロキシエチルセル
ロース20重量部、酢酸1重量部、酢酸ナトリウム5重
量部、ロンガリット10重量部からなる水溶液を仕込
み、攪拌下で窒素、次にエチレンにより置換した。次
に、系内温度を50℃に昇温し、酢酸ビニル510重量
部、アクリル酸−2−エチルヘキシル680重量部、マ
レイン酸ジ−2−エチルヘキシルエステル170重量
部、アクリル酸8.6重量部からなる混合モノマー溶液
及び6.25重量%の過硫酸アンモニウム水溶液450
重量部を、同時に4時間にわたって均一に滴下した。こ
の間、反応温度を50℃に調節し、重合中常時エチレン
圧を60kg/cm2 に保った。その後、更に50℃で
1時間熟成を行なった。得られた水性エマルジョン中の
(A)エチレン−アクリル系共重合体の特性値を表1に
示した。
【0023】参考例2〜7 参考例1において、モノマーの仕込み量と種類を変えた
以外は、参考例1と同様に実施した。ただし、参考例3
はエチレン圧を30kg/cm2 とし、参考例4にはN
−メチロールアクリルアミド6.4重量部、参考例5に
はn−ブチルメルカプタンを13.6重量部を添加して
用いた。各参考例で得られた水性エマルジョン中の
(A)エチレン−アクリル系共重合体の特性値を表1に
示した。参考例8〜11:(B)アクリル系共重合体を
含む水性エマルジョンの製造例
【0024】参考例8 温度計、攪拌機、窒素導入管及び還流冷却器を備えた2
lのガラス反応器中に、イオン交換水360重量部、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル系の乳化剤2
5重量部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル系の乳化剤75重量部、メタクリル酸メチル23.4
重量部、アクリル酸−2−エチルヘキシル169.6重
量部、アクリル酸1.5重量部を仕込み、内温を60℃
に昇温させ、窒素気流下で攪拌を行った。一方、別容器
にメタクリル酸メチル76重量部、アクリル酸−2−エ
チルヘキシル509重量部、アクリル酸6.3重量部よ
りなる混合モノマー溶液を準備し、反応器内容物の温度
が60℃に達した時点で0.2重量%硫酸第一鉄水溶液
12重量部を添加した後、2重量%ロンガリット水溶液
120重量部、3重量%過硫酸アンモニウム水溶液12
0重量部を4.5時間、上記混合モノマー溶液を3.5
時間にわたり均一に滴下し、その後更に60℃で1時間
熟成させた。得られた水性エマルジョン中の(B)エチ
レン−アクリル系共重合体の特性値を表2に示した。
【0025】参考例9 温度計、攪拌機、窒素導入管及び還流冷却器を備えた反
応器中に、イオン交換水150重量部を仕込み、75℃
に昇温し、窒素置換を行った。次に、酢酸ビニル150
重量部、アクリル酸−2−エチルヘキシル850重量
部、アクリル酸3重量部、及び日本乳化剤(株)社製ス
ルホン酸型活性剤50重量部、硫酸エステル型活性剤1
6.7重量部、イオン交換水175重量部を別の容器に
計量し、攪拌しモノマー乳化液を調製した。反応器内に
10重量%過硫酸アンモニウム水溶液10重量部を投入
し、上記モノマー乳化液の滴下を始めることにより重合
を開始した。モノマー乳化液は3.5時間にわたり均一
に滴下し、その間10重量%過硫酸アンモニウム水溶液
60重量部を重合開始後30分おきに8.57重量部ず
つ滴下した。滴下終了後、80℃で1.5時間熟成させ
た。得られた水性エマルジョン中の(B)アクリル系共
重合体の特性値を表2に示した。
【0026】参考例10 参考例9の混合モノマーの種類と組成を変えた以外は、
参考例9と同様に実施した。得られた水性エマルジョン
中の(B)アクリル系共重合体の特性値を表2に示し
た。
【0027】実施例1 参考例4の水性エマルジョン16.7重量部及び参考例
9の水性エマルジョン130.2重量部を混合してなる
感圧接着剤組成物を、厚さ110μの離型紙に、粘着剤
塗布厚が25ミクロンになるように自動塗工装置を用い
て均一に塗布した後、80℃の温風で5分間乾燥し、更
に55g/m2 の粘着シート用上質紙に転写して感圧接
着シートを得た。得られた感圧接着シートについて、下
記の方法により評価を行った。結果を表3に示した。
【0028】(1)(常態)接着力 JIS R−6253による280番の耐水研磨紙でよ
く磨いたステンレス板(SUS304)、ポリエチレン
(PE)板及びポリプロピレン(PPr)板に、JIS
Z−238の方法に従って自動圧着装置で圧着した試
料を23℃、65%RH(相対湿度)の条件下で180
°角の方向に300mm/分の速度で剥離したときの強
度(単位g/25mm)を、テンシロン引張試験機によ
って測定し、それぞれの被着体に対する(常態)接着力
とした。 (2)タック試験(粘着力) J.DOW法(Proc.Inst.Bubber I
nd.1105(1954))に準じ、23℃、65%
RHの条件下で傾斜角30度のステンレス板上の斜面に
長さ10cmの粘着シートを貼りつけ、斜面の上方10
cmの位置より直径1/32インチから1インチまでの
32種類の大きさのステンレス製のボールを初速度0で
転がし、粘着シート上で停止する最大径の球の大きさで
表示した。球の番号の大きいものほど粘着力が大きいこ
とを示す。 (3)凝集力(保持力) JIS R−6253による280番の耐水研磨紙でよ
く磨いたステンレス板(SUS 304)に、試験片の
粘着面積が25×25mmになるように貼りつけ、2k
gのゴムローラで圧着を1往復して行い、圧着したもの
を40℃の雰囲気下で1kgの静荷重を試料にかけ、荷
重が落下した時の時間で示した。(4)低温接着力 常能接着力の測定で使用したものと同様のPE板を、−
30℃の恒温室に2時間放置後、−30℃雰囲気下でJ
IS Z−238の方法により試験片を圧着し、更に3
0分後、−30℃で常能接着力測定と同様の測定を行
い、剥離強度を測定し、以下の基準により、その性能を
評価した。 剥離強度 150g以上の場合 低温接
着力 ○ 剥離強度 150g未満、50g以上の場合 低温接
着力 △ 剥離強度 50g未満の場合 低温接
着力 × (5)曲面接着力及び耐水曲面接着力 曲面接着力は、直径1cmのポリエチレン製丸棒に、
1.0cm×2.5cmの試験片を貼合し、曲面接着力
は105℃×8Hr、0℃×16Hrの条件下で放置
し、これを2サイクル行った後、下記の基準により評価
した。また、耐水曲面接着力は、上記の丸棒を25℃の
水に浸漬して24時間後の試験片の密着度を観察し、同
様の基準により評価した。 外観異常なしの場合 ○ 先端部が浮き状態の場合 △ 完全に剥がれている場合 ×
【0029】実施例2〜6及び比較例1〜7 表2の条件としたこと以外は実施例1と同様に行った。
結果を表3〜5に示した。結果から次のことがわかる。
本発明の規定を満足するすべての実施例においては、す
べての評価項目において満足すべき結果を示している。
一方、本発明の規定を欠く各比較例は、次のとおり不満
足な結果を示している。(A)を欠く比較例1は、接着
力、曲面接着力及び耐水曲面接着力に劣る。(B)を欠
く比較例2及び(A)が過多で(B)が過少な比較例3
は、粘着力、保持力及び低温接着力に劣る。トルエン不
溶分が過少である(A5)を用いた比較例4は、保持力
に劣る。(d)が過多な(A6)を用いた比較例5は保
持力に劣る。(d)を欠く(A7)を用いた比較例6
は、接着力、粘着力、曲面接着力及び耐水曲面接着力に
劣る。(c)が過多な(B3)を用いた比較例7は粘着
力及び低温接着力に劣る。
【0030】
【表1】 (A)エチレン−アクリル系共重合体 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 参考例No. 1 2 3 4 5 6 7 共重合体記号 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 ポリマー組成(wt%) (a) *1 20 20 10 12 20 20 18 (b) *2 40 30 40 56 40 20 41 (c) *3 30 40 40 23 30 15 41 (d) 種類 *4 DOM DBM DOM DBF DOM DOM - 量 10 10 10 9 10 45 - (b) +(d) 50 40 50 65 50 65 41 物性値 固形分wt% 50.4 50.3 45.1 60.0 50.1 50.2 53.0 ガラス転移温度℃ -51 -28 -43 -54 -51 -73 -38 トルエン不溶分wt% 60.5 54.1 47.0 68.2 8.8 62.8 72.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0031】A1〜A4は本発明の規定を満足するもの
である。一方、A5はトルエン不溶分が過少であり、A
6は(d)が過多であり、A7は(d)を欠くものであ
り、各々本発明の規定を満足しないものである。
【0032】
【表2】(B)アクリル系共重合体
【0033】*1 (a) エチレン *2 (b) アクリル酸−2−エチルヘキシルを用いた。ただし、参
考例2においてはアクリル酸−2−エチルヘキシル15
wt%+アクリル酸−n−ブチル15wt%を用い、参
考例8においてはアクリル酸−2−エチルヘキシル87
wt%+メタクリル酸メチル13wt%を用い、参考例
10においてはアクリル酸−2−エチルヘキシル85w
t%+アクリル酸−n−ブチル15wt%を用いた。 *3 (c) 酢酸ビニルを用いた。 *4 DOM:マレイン酸−ジ−2−エチルヘキシル DBM:マレイン酸−ジ−n−ブチル DBF:フマル酸−ジ−n−ブチル B1及びB2は本発明の規定を満足するものである。一
方、B3は(c)が過多なものであり、各々本発明の規
定を満足しないものである。
【0034】
【表3】 感圧性接着剤組成物 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 1 2 3 4 5 6 組成(wt%) (A) 種類 A4 A4 A4 A2 A1 A3 量 10 30 50 10 10 10 (B) 種類 B2 B2 B2 B1 B1 B2 量 90 70 50 90 90 90 評価結果 (常態)接着力 g/25mm 被着体 PE 690 710 840 720 760 680 PPr 750 830 920 760 810 720 SUS 870 950 1020 980 1010 910 粘着力 *5 17 16 14 14 14 18 保持力(分) >1440 >1440 >1440 830 790 >1440 低温接着力g/25mm ○ ○ ○ ○ ○ ○ 曲面接着力 △ ○ ○ ○ △ △ 耐水曲面接着力 ○ ○ ○ △ △ ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0035】
【表4】 感圧性接着剤組成物 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 1 2 3 4 5 6 組成(wt%) (A) 種類 - A4 A4 A5 A6 A7 量 - 100 75 10 10 10 (B) 種類 B2 - B2 B1 B1 B2 量 100 - 25 90 90 90 評価結果 (常態)接着力 g/25mm 被着体 PE 340 1280 970 680 700 410 PPr 410 1360 1020 730 720 450 SUS 740 1440 1060 920 840 680 粘着力 *5 18 8 10 13 8 8 保持力(分) >1440 32 130 12 50 >1440 低温接着力g/25mm ○ × × ○ ○ △ 曲面接着力 × ○ ○ △ ○ × 耐水曲面接着力 × ○ △ △ △ × −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0036】
【表5】 *5 粘着力 ボールNo.である。No.が大きい程、粘着力に優れ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、ポ
リオレフィンのような非極性ポリマーからなるフィルム
及び成形品を含む広範な範囲の被着体に対しても優れた
接着力を有し、曲面接着力及び低温接着力にも優れ、か
つ粘着力及び保持力にも優れる、水性エマルジョンから
なる感圧性接着剤組成物を提供するとができた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)エチレン−アクリル系共重合
    体及び(B)アクリル系共重合体を、(A)/(B)の
    重量比で5/95〜60/40の範囲で含有する水性エ
    マルジョンからなる感圧性接着剤組成物。 (A)エチレン−アクリル系共重合体:下記(a)5〜
    40重量%、(b)20〜70重量%、(c)5〜70
    重量%及び(d)5〜40重量%からなり(ただし、
    (a)+(b)+(c)+(d)=100重量%とす
    る。)、(b)+(d)が25〜75重量%であり、ガ
    ラス転移温度が−60〜−20℃であり、トルエン不溶
    分が10重量%以上であるエチレン−アクリル系共重合
    体 (B)アクリル系共重合体:下記(b)からなり、ガラ
    ス転移温度が−40℃以下であるアクリル系共重合体 (a):エチレン (b):下記化学式(1)で表わされるα、β−不飽和
    カルボン酸エステル (c):下記化学式(2)で表わされるビニルエステル (d):下記化学式(3)で表わされるα、β−不飽和
    ジカルボン酸ジエステル (R1 は水素又はメチル基、R2 は炭素数1〜18のア
    ルキル基を表わす。) (R3 〜R5 は、それぞれ独立に、水素又はアルキル基
    を表わす。ただし、R3〜R5 の炭素数の合計は18以
    下である。) (R6 及びR7 は、それぞれ独立に、炭素数2〜18の
    アルキル基を表わす。)
  2. 【請求項2】 (A)エチレン−アクリル系共重合体及
    び(B)アクリル系共重合体が、下記のものである請求
    項1記載の感圧性接着剤組成物。 (A)エチレン−アクリル系共重合体:前記(a)5〜
    40重量%、(b)20〜70重量%、(c)5〜70
    重量%、(d)5〜40重量%、下記(e)8重量%以
    下及び(f)3重量%以下からなり(ただし、(a)+
    (b)+(c)+(d)=100重量%とする。)、
    (b)+(d)が25〜75重量%であり、ガラス転移
    温度が−60〜−20℃であり、トルエン不溶分が10
    重量%以上であるエチレン−アクリル系共重合体 (B)アクリル系共重合体:上記(b)50〜99重量
    %、(c)30重量%以下、(d)30重量%以下、下
    記(e)8重量%以下及び(f)3重量%以下からなり
    (ただし、(b)+(c)+(d)+(e)+(f)=
    100重量%とする。)、ガラス転移温度が−40℃以
    下であるアクリル系共重合体 (e):カルボキシル基、アミド基、N−メチロール
    基、スルホン酸基、エポキシ基又はヒドロキシ基を有す
    る共重合可能なオレフィンモノマー (f):重合性二重結合を二個以上有する共重合可能な
    架橋性モノマー
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540228A (ja) * 1999-03-19 2002-11-26 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー オルガノボランアミン錯体開始剤システムおよびこれを用いて製造される重合性組成物
US6989414B2 (en) 2001-03-16 2006-01-24 Sumitomo Chemical Company, Limited Aqueous emulsion comprising ethylene-vinylester copolymer
JP2007046018A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 粘着剤、それを用いた粘着シート、及び粘着シートを用いた電子部品製造方法。
WO2015060210A1 (ja) * 2013-10-23 2015-04-30 昭和電工株式会社 粘着剤組成物及びそれを用いた再剥離型粘着両面テープ

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