JPH06329333A - 自己支持型ケーブルの巻き取り方法 - Google Patents

自己支持型ケーブルの巻き取り方法

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JPH06329333A
JPH06329333A JP11832893A JP11832893A JPH06329333A JP H06329333 A JPH06329333 A JP H06329333A JP 11832893 A JP11832893 A JP 11832893A JP 11832893 A JP11832893 A JP 11832893A JP H06329333 A JPH06329333 A JP H06329333A
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Masayuki Ishikura
昌幸 石倉
Nobusada Nagae
伸定 長江
Masahiro Tamura
昌弘 田村
Tadashi Asai
正 浅井
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/39Other types of filamentary materials or special applications
    • B65H2701/3914Irregular cross section, i.e. not circular

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  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】巻き乱れなくかつ巻き取りの自動化を図る。 【構成】自己支持型ケーブル100の各巻層における巻
き終わり端Eと巻き取りドラム50の鍔部51との間に
形成される終端隙間LGを、次巻層における巻き始め端
Sがそのケーブル本体101および支持線102を巻き
取りドラム50の軸心52から等距離に位置させた状態
で鍔部51の最内端部および前巻層の巻き終わり端Eに
当接するように設定し、さらにドラム内幅Wiから終端
隙間LGを差し引いた有効内幅Wuを、ケーブル最大幅
Hより若干大きいトラバースピッチPiでもって均等割
り付けする。そして、自己支持型ケーブル100の間に
トラバースピッチPiから最大幅Hを減算した中間隙間
αを設けた状態で、自己支持型ケーブル100をインチ
ングトラバース巻きによって巻き取りドラム50に巻き
取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己支持型ケーブルの
巻き取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、ケーブル
本体101と該ケーブル本体101と平行に配設された
支持線102とを一体に形成した断面形状ダルマ型の自
己支持型ケーブル100がある。この自己支持型ケーブ
ル100の巻き取りに際しては、その特異な形状のため
に、自己支持型ケーブル100をドラム軸心方向に沿っ
て互いに密着させつつケーブル本体101と支持線10
2とが絶えず巻き取りドラムの軸心に対して等距離にな
るように巻き取りドラムに巻き取るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この巻
き取り方法には、次のような問題があった。すなわち、
このような特異な形状の自己支持型ケーブル100を正
確に巻き取るためには、どうしても介助者が必要であり
自動化が困難であった。
【0004】さらには、このような自己支持型ケーブル
100が巻き付けられる巻き取りドラムは成形精度の低
い木製品が多用されるうえ、自己支持型ケーブル100
自身の外形にも多少の成形乱れが存在している。そのた
め、熟練した作業者が介助したとしても巻き乱れなく巻
き取ることは困難であった。
【0005】したがって、本発明においては、巻き乱れ
なくかつ巻き取りの自動化が図れる自己支持型ケーブル
の巻き取り方法の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、ケーブル本体と該ケーブル本体に平行に配設
された支持線とを一体に成形した自己支持型ケーブル
を、巻き取りドラムに多重層にわたって巻き取る自己支
持型ケーブルの巻き取り方法において本発明は、自己支
持型ケーブルの各巻層における巻き終わり端と巻き取り
ドラムの鍔部との間に形成される終端隙間を、次巻層に
おける巻き始め端がそのケーブル本体および支持線を巻
き取りドラムの軸心から等距離に位置させた状態で前記
鍔部の最内端部および前記巻き終わり端に当接するよう
に設定するとともに、ドラム内幅から前記終端隙間を差
し引いた有効内幅を、自己支持型ケーブルの最大幅より
若干大きいトラバースピッチでもって均等割り付けした
うえで、その均等割り付け位置に沿い、かつ巻き取りド
ラムの軸心方向に隣接する自己支持型ケーブルの間に前
記トラバースピッチから前記最大幅を減算した中間隙間
を設けた状態で、自己支持型ケーブルをインチングトラ
バース巻きによって巻き取りドラムに巻き取ることに特
徴を有している。
【0007】
【作用】上記構成によれば、次巻層目における巻き始め
端は、ドラム鍔部によって巻き取りを邪魔されることな
く、そのケーブル本体および支持線を巻き取りドラムの
軸心から等距離に位置させた状態で巻き取られるので、
巻き始め端での巻き乱れは起きなくなる。
【0008】また、自己支持型ケーブルの成形乱れやイ
ンチングトラバース巻きにおけるトラバース送り中に発
生する若干のケーブル送り乱れは、巻き取りドラムの軸
心方向に沿って隣接する自己支持型ケーブルどうしの間
に設けられる中間隙間によって吸収されることになる。
【0009】さらには、巻き乱れなくドラム鍔部に当接
するぎりぎりの位置に次巻層の巻き始め端が配設される
ので、自己支持型ケーブルは巻き取りドラムほぼ全幅に
わたって巻き付けられることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の自己支持型ケー
ブルの巻き取り方法の巻き取り手順を示す断面図であ
る。
【0012】この巻き取り方法においては図1に示すご
とくケーブル本体101と支持線102とが絶えず巻き
取りドラム50の軸心に対して等距離になるように巻き
取りドラム50に多数層(1層、2層〜n層)にわたっ
て巻き取るようになっているが、その巻き取りに際して
は、図示しない自動巻き取り装置を用いている。そし
て、巻き取りを始めるまえに、自動巻き取り装置に、
(イ)巻き取りドラム50の両端に設けた鍔部51,5
1間の距離である内幅Wi、(ロ)自己支持型ケーブル
100のケーブル本体外径D1、(ハ)自己支持型ケー
ブル100の支持線外径D2、(ニ)自己支持型ケーブ
ル100の最大幅H、といった各データを自動巻き取り
装置に入力しておく。
【0013】(ロ),(ハ),(ニ)の寸法は自己支持
型ケーブル100の標準規格寸法を入力すればよく、各
自己支持型ケーブル100毎に測定する必要はないが、
(イ)の寸法は各巻き取りドラム50毎に測定する。こ
れは次の理由によっている。すなわち、通常、自己支持
型ドラム100の巻き取りには木製の巻き取りドラム5
0が用いられるが、木製の巻き取りドラム50は成形精
度が低いためにドラム毎の寸法誤差が大きく、そのため
に、各巻き取りドラム50毎に超音波距離センサ等によ
って測定する必要がある。また、この内幅Wi自体も鍔
部51の成形精度が悪いために一定化せず、したがっ
て、両鍔部51,51間の最短距離を内幅Wiと規定し
て入力する。
【0014】ところで、自己支持型ケーブル100の巻
き取りに際しては、各巻層の巻き終わり端Eにおいて、
次巻層の巻き始め端Sが配設できるように、鍔部51と
の間に終端隙間LGを形成するようになっている。この
終端隙間LGは次巻層の巻き始め端Sと鍔部51とが近
接しすぎて巻き乱れを生じさせないように十分大きく取
る必要がある一方、巻き取りドラム50の内幅Wi全幅
を無駄なく使って巻き取るためには、できるだけ狭くす
る必要がある。そこで、この巻き取り方法においては、
各巻層の巻き終わり端Eと鍔部51最内端部との間の離
間距離を終端隙間LGとするとともに、この終端隙間L
Gを、次巻層の巻き始め端Sがそのケーブル本体101
および支持線102を巻き取りドラム50の軸心52か
ら等距離に位置させた状態で鍔部51の最内端および前
巻層の巻き終わり端Eに当接するように設定する。この
終端隙間LGの設定は具体的には次のようにしてなされ
る。なお、次の説明は便宜上、図中、右の鍔部51側に
おいて説明するが、左の鍔部51側においても同様であ
るのはいうまでもない。
【0015】すなわち、図1に示すように、次巻層の巻
き始め端Sが巻き乱れを起こさない状態、すなわちこの
位置のケーブル本体101と支持線102とが巻き取り
ドラム50の軸心52から等距離に位置する状態(図中
C辺が軸心52と平行な状態)において、ここのケーブ
ル本体中心S1および支持線中心S2と前巻層の巻き終
わり端Eにおけるケーブル本体中心S3とを結んだ三角
形を想定した場合、この三角形内に形成される角度θは
次の(1)式によって求められる。
【0016】 θ=cos-1{(B2+C2−A2)/2・B・C}…(1) A=(D1+D2)/2 B=D1 C=H−A そして、この角度θから終端隙間LGは次の(2)式に
よって求められる。 LG=Bcosθ…(2) このようにして終端隙間LGを設定したのち、ドラム内
幅Wiからこの終端隙間LGを減算した有効内幅Wu
を、ケーブル最大幅Hより若干大きい値で均等割り付け
してトラバースピッチPiを設定する。トラバースピッ
チPiの設定は具体的には次のようにしてなされる。
【0017】すなわち、式(3)に示すように、ドラム
内幅Wiから終端隙間LGを減算して求めた有効内幅W
uを、ケーブル最大幅Hで除した値を整数化してターン
数NRを算出する。 NR=INT(Wi−LG)/H…(3) さらに、式(4)に示すように、ドラム内幅Wiから終
端隙間LGを減算した有効内幅Wuを、ターン数NRで
除してトラバースピッチPiを算出する。 Pi=(Wi−LG)/NR…(4) このようにしてトラバースピッチPiを算出したのち、
式(5)に示すように、算出したトラバースピッチPi
からケーブル最大幅Hを減算して中間隙間αを算出す
る。 α=Pi−H…(5) そして、算出した中間隙間αと最大幅Hの6%とを比較
し、中間隙間αの方が小さい場合(α<0.06・H)
は、ターン数NRをひとつ減らした値(NR−1)を
(4)式に代入した(6)式からトラバースピッチPi
を算出し直す。 Pi’=(Wi−LG)/(NR−1)…(6) (6)式でもってトラバースピッチPiを算出しなおす
理由は後述する。また、以上の各計算は自動巻き取り装
置内に設けた制御部でプログラム演算される。さらに
は、図2に、この巻き取り方法の手順のフローチャート
が示されている。
【0018】このようにして巻き取りドラム50上にト
ラバースピッチPiとを均等割り付けしたのち、自己支
持型ケーブル100を巻き取りドラム50の巻き取り原
点からトラバースピッチPiに沿って巻き取っていく。
この巻き取りは、自動巻き取り装置によって、円周巻き
とトラバース間欠送り巻きとを組み合わせたインチング
トラバース巻きで行い、かつ、その巻き取りを絶対座標
制御の手法でプログラム制御する。インチングトラバー
ス巻きで巻き取りを行うのは、円周巻きを備えたインチ
ングトラバース巻きでないと上述した終端隙間が一定化
しないためである。また、絶対座標制御で制御するの
は、巻き取り精度を高めるためである。
【0019】このようにして自己支持型ケーブル100
を巻き取りドラム50に巻き取っていくと、自己支持型
ケーブル100が軸心52方向に沿って中間隙間αを設
けつつ巻き取られ、各巻層の巻き終わり端Eと鍔部51
の最内端部との間には所定の終端隙間LGが形成される
ことになる。さらには、次巻層の巻き始め端Sにおいて
は、自己支持型ケーブル100が次のようにして位置決
めされる。
【0020】すなわち、図中右側の鍔部51において
は、次巻層の巻き始め端Sにおけるケーブル本体101
と支持線102とが巻き取りドラム50の軸心52から
等距離に位置した状態で、ここのケーブル本体101と
支持線102とが前巻層の巻き終わり端Eにおけるケー
ブル本体101に当接して位置決めされる。このとき、
次巻層の巻き始め端Sにおけるケーブル本体101は鍔
部51の最内端部にも当接する。また、図中左側の鍔部
51においては、次巻層の巻き始め端Sにおけるケーブ
ル本体101と支持線102とが巻き取りドラム50の
軸心52から等距離に位置した状態で、ここのケーブル
本体101が前巻層の巻き終わり端Eにおけるケーブル
本体101および支持線102に当接して位置決めされ
る。このとき、こちら側の次巻層の巻き始め端Sにおけ
るケーブル本体101は鍔部51の最内端部に当接す
る。
【0021】このように終端隙間LGを、次巻層の巻き
始め端Sにおけるケーブル本体101と支持線102と
を巻き取りドラム50の軸心52から等距離に位置させ
た状態で、鍔部51の最内端および前巻層の巻き終わり
端Eに当接するように設定したので、最も巻き乱れの起
こり易い各巻層の巻き始め端Sを安定して巻き取ること
ができる。さらには、各巻層の巻き終わり端Eを鍔部5
1の最内端部に当接するぎりぎりの位置に配設している
ので、ケーブル巻き付け可能な有効内幅Wuを最大にす
ることができ、巻き取りドラム50のほぼ全幅にわたっ
て無駄なく自己支持型ケーブル100を巻き付けること
ができる。
【0022】次に、中間隙間αを設ける理由、およびこ
の中間隙間αがケーブル最大幅Hの6%より小さい場合
に、トラバースピッチPiを設定し直す理由を説明す
る。すなわち、中間隙間αを設けるのは、自己支持型ケ
ーブル100の成形乱れや、さらには、インチングトラ
バース巻きにおけるトラバース送り中に発生する若干の
ケーブル送り乱れをこの中間隙間αで吸収して、巻き乱
れを防止するためである。このような理由で配設された
中間隙間αは所定の閾値を越えて小さくなると、ケーブ
ルの成形乱れや送り乱れを吸収することができなくな
る。本件発明者が実験で確かめたところによると、この
閾値は自己支持型ケーブル100の最大幅Hの6%であ
った。そこで、α<0.06・Hになると、ターン数N
Rをひとつ減らした値(NR−1)からトラバースピッ
チPiを算定し直すこにとよって成形乱れや送り乱れを
確実に吸収できるようにした。なお、トラバースピッチ
Piが大きくなり過ぎると、中間隙間αが大きくなり過
ぎて各巻層の中途部において自己支持型ケーブル100
が傾斜することが考えられる。しかしながら、自己支持
型ケーブル100は通常巻き取りドラム50の内幅Wi
内に16〜30ターンといった多数ターン巻き付けられ
るので、このような多数のターン数を1ターン減らして
も、自己支持型ケーブル100が傾斜するほど中間隙間
αが広くなることはない。
【0023】ところで、木製の巻き取りドラム50を用
いる場合などでは、巻き取り途中において、巻き取りの
張力等によって巻き取りドラム50が変形することが考
えられる。そこで、巻き取り中、次の計測を常時行い、
これらの計測結果をフィードバックさせて、終端隙間L
G、ターン数NR、トラバースピッチPi、中間隙間α
の各値を巻き取り中に連続的に補正すれば、巻き取り精
度をさらに高めることができる。
【0024】ドラム軸心52方向に沿った現在のトラ
バース位置(巻き取り位置)の測定 巻き取りドラム50の回転数の測定 現在のトラバース位置と鍔部51の最内端部との距離 トラバース位置近傍のケーブル最大幅Hの精密測定
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各巻層の
巻き始めを安定して巻き取れるように終端隙間を設定
し、さらには、自己支持型ケーブルの成形乱れや、さら
には、インチングトラバース巻きにおけるトラバース送
り中に発生する若干のケーブル送り乱れを吸収する中間
隙間を設けたので、巻き乱れなく自己支持型ケーブルを
巻き取りドラムに巻き取ることができるようになるう
え、その巻き取り作業の自動化が可能になった。
【0026】さらには、巻き乱れを起こすことなくドラ
ム鍔部に当接する位置に次巻層の巻き始め端を配設でき
るので、巻き取りドラム全幅にわたって無駄なく自己支
持型ケーブルを巻き付けることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自己支持型ケーブルの
巻き取り方法の説明に供する断面図である。
【図2】実施例の自己支持型ケーブルの巻き取り方法の
フローチャート
【図3】自己支持型ケーブルの断面図である。
【符号の説明】
50 巻き取りドラム 51 鍔部 52 軸心 100 自己支持型ケーブル 101 ケーブル本体 102 支持線 S 巻き始め端 E 巻き終わり端 H ケーブル最大幅 LG 終端隙間 α 中間隙間 Wi 内幅 Wu 有効幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 正 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社尼崎製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル本体(101)と該ケーブル本
    体(101)に平行に配設された支持線(102)とを
    一体に成形した自己支持型ケーブル(100)を、巻き
    取りドラム(50)に多重層にわたって巻き取る自己支
    持型ケーブルの巻き取り方法であって、 自己支持型ケーブル(100)の各巻層における巻き終
    わり端(E)と巻き取りドラム(50)の鍔部(51)
    との間に形成される終端隙間(LG)を、次巻層におけ
    る巻き始め端(S)がそのケーブル本体(101)およ
    び支持線(102)を巻き取りドラム(50)の軸心
    (52)から等距離に位置させた状態で前記鍔部(5
    1)の最内端部および前記巻き終わり端(E)に当接す
    るように設定するとともに、ドラム内幅(Wi)から前
    記終端隙間(LG)を差し引いた有効内幅(Wu)を、
    自己支持型ケーブル(100)の最大幅(H)より若干
    大きいトラバースピッチ(Pi)でもって均等割り付け
    したうえで、 その均等割り付け位置に沿い、かつ巻き取りドラム(5
    0)の軸心方向に隣接する自己支持型ケーブル(10
    0)の間に前記トラバースピッチ(Pi)から前記最大
    幅(H)を減算した中間隙間(α)を設けた状態で、自
    己支持型ケーブル(100)をインチングトラバース巻
    きによって巻き取りドラム(50)に巻き取ることを特
    徴とする自己支持型ケーブルの巻き取り方法。
  2. 【請求項2】 前記中間隙間(α)が所定の値より小さ
    い場合には、割り付け数がひとつ減るトラバースピッチ
    (Pi)でもって前記有効内幅(Wu)を均等割り付け
    し直すことを特徴とする請求項1記載の自己支持型ケー
    ブルの巻き取り方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2360111A1 (en) * 2008-11-21 2011-08-24 Furukawa Electric Co., Ltd. Wire body take-up device and wire body take-up method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2360111A1 (en) * 2008-11-21 2011-08-24 Furukawa Electric Co., Ltd. Wire body take-up device and wire body take-up method
EP2360111A4 (en) * 2008-11-21 2012-08-15 Furukawa Electric Co Ltd DEVICE AND METHOD FOR WIRE BODY RECEPTION

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