JPH0632887B2 - 面取り加工方法 - Google Patents

面取り加工方法

Info

Publication number
JPH0632887B2
JPH0632887B2 JP61201409A JP20140986A JPH0632887B2 JP H0632887 B2 JPH0632887 B2 JP H0632887B2 JP 61201409 A JP61201409 A JP 61201409A JP 20140986 A JP20140986 A JP 20140986A JP H0632887 B2 JPH0632887 B2 JP H0632887B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
cylindrical tool
chamfering
machined
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61201409A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6357167A (ja
Inventor
常雄 於久
利夫 田村
稔 山坂
幸一 能戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61201409A priority Critical patent/JPH0632887B2/ja
Publication of JPS6357167A publication Critical patent/JPS6357167A/ja
Publication of JPH0632887B2 publication Critical patent/JPH0632887B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、面取り加工方法に係り、特に、磁気ヘッド等
の立法体形状の外縁部端面を非対象形状に研削研磨によ
り面取り加工するのに好適な面取り加工方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、セラミックスなどの脆性材料からなる磁気ヘッド
の外縁部端面を面取り加工する方法としては、ラッピン
グテープを高速で走行させ研磨により行なうものが知ら
れている。
また、砥石を用いて研削により面取り加工を行なうもの
としては、眼鏡レンズの例が知られている。
これは、面取り形状に対応した総形砥石を回転させて加
工するものである。同様の技術は、例えば特公昭58−28
071 号が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、磁気ヘッド等の長方体形状の平面状の
加工対象面の外縁部の面取り加工において面取り部分の
平面部の形状の形成点について配慮がされておらず、磁
気ヘッドの平面状の加工対象面の外縁部の面取り部分の
形状を非対称形状に形成するのに問題があった。
本発明の目的は、磁気ヘッド等の長方体形状の平面状の
加工対称面の外縁部の面取り形状を、容易に非対称形状
に加工する面取り加工方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、加工対象面が直方体平面の外縁部である被
加工物を保持し、円筒状工具を駆動モータにより回転さ
せ、前記被加工物を加工対象面に垂直な軸の回り一定角
度で回転させることにより第1の揺動運動をさせ、前記
被加工物の加工対象面を前記円筒状工具の回転軸方向に
第2の揺動運動をさせ、前記第1及び第2の揺動運動を
させながら前記被加工物の直方体平面の加工対象面の一
辺を前記円筒状工具の外周に対して第1の傾きを保って
一定荷重で前記被加工物の回転軸方向に接触させること
で前記加工対象面の中心に対して等分に揺動させて加工
する第1工程と、前記被加工物を加工対象面に垂直な軸
の回りに回転させ、前記被加工物が回転される加工対象
面に垂直な軸を前記円筒状工具の回転軸方向に平行移動
させると共に前記被加工物を前記円筒状工具の外周に対
して前記第1の傾きと逆方向の傾きを与えた後、前記第
1及び第2の揺動運動を与えながら、前記第1の工程で
加工された一辺と対向する一辺を一定荷重で前記円筒状
工具に接触させて加工する第2工程とにより、前記被加
工物を非対象形状の面取り加工することにより達成され
る。
〔作用〕
前述の方法では、被加工物の加工対象面の外縁部の一辺
を、被加工物の揺動により加工することにより、見かけ
上の加工面の中心が移動する。これによって、被加工物
の加工対象面の長軸又は短軸が短かいものを加工するこ
とになり、非対称形状の加工ができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る面取り加工装置の一実施例を第1図
ないし第5図に基いて具体的に説明する。
まず、第1図は、本発明に係る面取り加工装置の一実施
例を示す斜視図、第2図は、被加工物の形状を示す図で
(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、第3図は、第
1図の被加工物揺動部の構成図である。
第1図に示す、面取り加工装置は、研削装置本体と制御
装置とから構成されている。研削装置本体は、円筒状工
具1に回転と揺動を与える駆動手段を備えた工具装置部
と、被加工物に回転又は被加工物保持部の回転軸心に対
して、揺動運動を与え、傾きを与え、かつ被加工物を円
筒状砥石1に対して一定荷重を付加する被加工物保持部
から成っている。
まず、工具装置部から説明する。第1図において、1は
円筒状工具である円筒状砥石、2は円筒状砥石1の回転
方向、3は円筒状砥石を支持する砥石軸ヘッド部、4は
円筒状砥石を回転させる円筒状砥石駆動モータで、これ
らはスライドテーブル22上に載置されている。
13は円筒状砥石1に、砥石軸方向に揺動を与えるための
クランク、15はクランク13を作動させるための駆動モー
タ、14は駆動モータ15に直結された偏心円板であり、偏
心円板14の偏心量を調節することにより、円筒状砥石1
の振幅を調節し、駆動モータ15の回転を往復運動に変換
する。
次に、被加工物保持部について説明する。6は被加工物
であり、被加工物6は被加工物保持部8に取り付けられ
ている。被加工物保持部8の近傍に、被加工物の一辺を
加工する場合の揺動範囲を決めるセンサ9a,9bが取
りつけてある。16は被加工物6を回転させるためのモー
タ、12はモータ16の回転をつたえるスピンドル等のホル
ダ部である。11は被加工物6を円筒状砥石1の外周に一
定荷重で荷重を付加させるためのバネであり、被加工物
回転軸方向に、移動可能となっており、円筒状砥石1の
外周に一定荷重で接触するように構成されている。ホル
ダ12は被加工物6に傾きを与える回転テーブル18および
スライドベース17上に載置されている。20は回転テーブ
ル18を駆動するためのモータであり、23は被加工物逃げ
モータ、24は偏心カム、25はクランクである。本面取り
加工装置は、このような構成であるから、円筒状砥石1
を回転させ、軸方向に振動振幅を与えつつ被加工物6を
円筒状砥石1の外周面に一定荷重で押し付け、被加工物
に、揺動、回転と傾き角を与えながら面取り加工を行な
うことができる。つぎに動作を説明する。第4図は被加
工物6を非対称加工を行なうときの第1工程により加工
した形状であり、(a)はその平面図、(b)は(a)のB−B
断面図、第5図は第2工程により加工した形状であり、
(a)はその平面図、(b)は(a)のC−C断面図である。第
2図、第4図、および第5図において、26は被加工物6
の中心位置を、27は面取り加工後の長円の中心位置、28
は面取り部分、29は平面部分を示している。第2図に示
す非対称形状の面取り加工を行なう場合(長円と被加工
物6の中心位置がXの場合)、被加工物6の一辺(短軸
方向)の対角線によってなす角±αに相当する範囲にワ
ーク揺動範囲設定センサー9aを設定し、まず、被加工
物ホルダ8に被加工物6をセットし、被加工物6に、被
加工物揺動範囲±αで揺動させるとともに、被加工物6
に、円筒状砥石の外周面に対して被加工物ホルダの揺動
方向19方向に、第3図(b)揺動を与え、被加工物6の回
転軸方向に加圧するとともに、円筒状砥石の外周面に、
被加工物6の外縁部を圧接し第4図に示す面取り部28を
加工し、あらかじめ、長円の中心27と被加工物中心26の
差Xに相当する位置まで加工し、その後、被加工物6に
回転を与えるとともに、回転軸方向に加圧し、円筒状砥
石の外周面に対して、被加工物ホルダの揺動方向19方向
揺動を与え、円筒状砥石の外周面に、被加工物6の外縁
部を圧接し第5図に示す面取り部28を加工する。例えば
円筒状工具1として、外径100mmのダイヤモンド砥石を
用い、砥石回転数70rpm、被加工物を60rpmで回転させ、
加工を行なう。なお前述の実施例は、円筒状工具とし
て、砥石を使用したが、研磨テープを円筒状工具に捲き
掛けて行なってもよく、また、以上の加工工具に限るも
のではなく同様の効果が期待される範囲で汎用的に適用
されるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上記構成を有するので、容易に、非対
称形状の面取り加工を行なう加工装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る面取り加工装置の一実施例を示
す斜視図、第2図は、非対称形状を示す説明図であり
(a)は平面図、(b)はA−A断面図、第3図は非対称加工
を行なう場合の被加工物揺動範囲設定用センサの取付位
置を示す説明図、第4図は非対称加工を示す第1工程の
説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−B
断面図、第5図は非対称加工を示す第2工程の説明図で
あり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるC−C断面図で
ある。 1……円筒状工具 2……円筒状工具の回転方向 3……砥石軸ヘッド、4……モータ 5……砥石軸ヘッド揺動方向 6……被加工物、7……被加工物回転方向 8……被加工物ホルダ 9a,9b……被加工物揺動角設定用センサ 10……被加工物揺動角検出用ドック 11……被加工物荷重設定用バネ 12……被加工物回転部ホルダ 13……クランク、14……偏心円板 15……被加工物揺動モータ 16……被加工物回転用モータ 17……スライドベース、18……回転テーブル 19……被加工物傾斜方向、20……被加工物傾斜モータ 21……制御装置 22……円筒状工具スライドベース 23……被加工物逃げモータ 24……偏心円板 25……クランク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工対象面が直方体平面の外縁部である被
    加工物を保持し、円筒状工具を駆動モータにより回転さ
    せ、前記被加工物を加工対象面に垂直な軸の回り一定角
    度で回転させることにより第1の揺動運動をさせ、前記
    被加工物の加工対象面を前記円筒状工具の回転軸方向に
    第2の揺動運動をさせ、前記第1及び第2の揺動運動を
    させながら前記被加工物の直方体平面の加工対象面の一
    辺を前記円筒状工具の外周に対して第1の傾きを保って
    一定荷重で前記被加工物の回転軸方向に接触させること
    で前記加工対象面の中心に対して等分に揺動させて加工
    する第1工程と、前記被加工物を加工対象面に垂直な軸
    の回りに回転させ、前記被加工物が回転される加工対象
    面に垂直な軸を前記円筒状工具の回転軸方向に平行移動
    させると共に前記被加工物を前記円筒状工具の外周に対
    して前記第1の傾きと逆方向の傾きを与えた後、前記第
    1及び第2の揺動運動を与えながら、前記第1の工程で
    加工された一辺と対向する一辺を一定荷重で前記円筒状
    工具に接触させて加工する第2工程とにより、前記被加
    工物を非対象形状の面取り加工することを特徴とする面
    取り加工方法。
JP61201409A 1986-08-29 1986-08-29 面取り加工方法 Expired - Lifetime JPH0632887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61201409A JPH0632887B2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 面取り加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61201409A JPH0632887B2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 面取り加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6357167A JPS6357167A (ja) 1988-03-11
JPH0632887B2 true JPH0632887B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=16440605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61201409A Expired - Lifetime JPH0632887B2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 面取り加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632887B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651684U (ja) * 1992-12-18 1994-07-15 マルヤス工業株式会社 継手付き樹脂ホース

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106491B2 (ja) * 1993-02-23 1995-11-15 株式会社山本鉄工所 処理物の成形切断装置
CN113500406B (zh) * 2021-07-27 2022-06-24 宏辉磁电科技(安徽)有限公司 一种成型模具外弧倒角结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340756A (en) * 1976-09-21 1978-04-13 Rolland Sa A Preparation of 2*33dichloroo44 *22thenoyl*phenoxyacetic acid

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340756A (en) * 1976-09-21 1978-04-13 Rolland Sa A Preparation of 2*33dichloroo44 *22thenoyl*phenoxyacetic acid

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651684U (ja) * 1992-12-18 1994-07-15 マルヤス工業株式会社 継手付き樹脂ホース

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6357167A (ja) 1988-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890001692A (ko) 로커 아암의 슬리퍼면의 아알 가공방법과 그 장치
JP2000167753A (ja) 研磨方法、研磨装置及び砥石の作製方法
JPH0632887B2 (ja) 面取り加工方法
JPS61192460A (ja) 光コネクタ中子の端面凸球面状研磨方法
JP4208364B2 (ja) 球面創成装置および球面創成方法
JP2901875B2 (ja) 超砥粒研削ホイールのツルーイング方法
JPS6052246A (ja) 研磨機
JPS63260754A (ja) 面取り加工装置
JP3452619B2 (ja) 球面創成研削方法
JP2001001243A (ja) 薄板円板状ワーク外周部面取方法および装置
JPH03221362A (ja) トーリック面研磨装置
JPS63212454A (ja) 球面ホ−ニング加工方法
JP2662557B2 (ja) レンズの研削加工方法
JPH02301135A (ja) ウェハ面取り部の研磨方法
JP2002025951A (ja) 両面加工装置及びその研磨手段のツルーイング方法
JPH0478429B2 (ja)
JPS63232932A (ja) 修正研磨方法およびその装置
JPS6057995B2 (ja) 形状加工方法
JPS62193760A (ja) 面取り加工装置
JP3466976B2 (ja) 摺動部材のクラウニング加工方法とこれに用いる装置
JPS585138B2 (ja) チヨウシアゲホウホウト ソウチ
JPH0478430B2 (ja)
JPH0618051B2 (ja) 磁気ヘッドの曲面加工法
JPH0415061B2 (ja)
JP4058555B2 (ja) 研磨部材