JPH0632873Y2 - 自動シリコン塗布装置 - Google Patents
自動シリコン塗布装置Info
- Publication number
- JPH0632873Y2 JPH0632873Y2 JP1989112654U JP11265489U JPH0632873Y2 JP H0632873 Y2 JPH0632873 Y2 JP H0632873Y2 JP 1989112654 U JP1989112654 U JP 1989112654U JP 11265489 U JP11265489 U JP 11265489U JP H0632873 Y2 JPH0632873 Y2 JP H0632873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- nozzle
- silicon
- discharge
- coating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動シリコン塗布装置、特に塗布液を吐出
する部分が外部物体と接触する際にこの吐出部分を変形
自在にする塗布ノズルを有した自動シリコン塗布装置に
関する。
する部分が外部物体と接触する際にこの吐出部分を変形
自在にする塗布ノズルを有した自動シリコン塗布装置に
関する。
従来の技術 比較的狭い部分に塗布液を被着する場合に、塗布液がタ
ンクから連続的に供給されるチューブにノズルを付けて
塗布することが行なわれている。例えば、この種の従来
の塗布ノズルとして、ステムに植設された導出リードピ
ンの周囲に円形状に絶縁塗布液を被着形成するノズルが
あり、その構造は、第3図に示すように、入口側の大径
部1に塗布液の供給されるチューブを差し込むと共に出
口側の小径部3に可撓性チューブとしてテフロン(商品
名)のような合成樹脂材のチューブ4を取り付けて吐出
部5とする基体部2と吐出部5を備えた塗布ノズルが用
いられていた。
ンクから連続的に供給されるチューブにノズルを付けて
塗布することが行なわれている。例えば、この種の従来
の塗布ノズルとして、ステムに植設された導出リードピ
ンの周囲に円形状に絶縁塗布液を被着形成するノズルが
あり、その構造は、第3図に示すように、入口側の大径
部1に塗布液の供給されるチューブを差し込むと共に出
口側の小径部3に可撓性チューブとしてテフロン(商品
名)のような合成樹脂材のチューブ4を取り付けて吐出
部5とする基体部2と吐出部5を備えた塗布ノズルが用
いられていた。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記の従来の塗布ノズルの吐出部はテフロン
(商品名)のような合成樹脂材のチューブであるので、
吐出部5が外部の物体と接触した場合に塑性変形し、直
ちに復元しないという欠点がある。これは塗布作業中に
おいて、しばしば生ずることであるが、変形後に直ぐ復
元しない場合、吐出部からの吐出液は変形した方向に吐
出され所望する位置に塗布されず適正な塗布ができない
こととなる。
(商品名)のような合成樹脂材のチューブであるので、
吐出部5が外部の物体と接触した場合に塑性変形し、直
ちに復元しないという欠点がある。これは塗布作業中に
おいて、しばしば生ずることであるが、変形後に直ぐ復
元しない場合、吐出部からの吐出液は変形した方向に吐
出され所望する位置に塗布されず適正な塗布ができない
こととなる。
従って、本考案は上記欠点に鑑み提案されたものであ
り、新規且つ改良された塗布ノズルを有する自動シリコ
ン塗布装置の提供を目的とするものである。
り、新規且つ改良された塗布ノズルを有する自動シリコ
ン塗布装置の提供を目的とするものである。
課題を解決するための手段 この考案による自動シリコン塗布装置は、入口側大径部
と出口側小径部からなる基体部とこの基体部の出口側で
結合される可撓性パイプ部材の吐出部とを備えた塗布ノ
ズルと、前記基体部の入口側に塗布液の供給パイプを介
して結合されるシリコン樹脂供給装置と、前記塗布ノズ
ルを所定の吐出位置に駆動するロボットとを含み、前記
吐出部はスプリング材を巻回した中空部材に薄膜を被着
して塗布液の漏出を阻止するようにしたことを特徴とす
る自動シリコン塗布装置である。
と出口側小径部からなる基体部とこの基体部の出口側で
結合される可撓性パイプ部材の吐出部とを備えた塗布ノ
ズルと、前記基体部の入口側に塗布液の供給パイプを介
して結合されるシリコン樹脂供給装置と、前記塗布ノズ
ルを所定の吐出位置に駆動するロボットとを含み、前記
吐出部はスプリング材を巻回した中空部材に薄膜を被着
して塗布液の漏出を阻止するようにしたことを特徴とす
る自動シリコン塗布装置である。
作用 上記構成によると、塗布ノズルの吐出部が外部の物体と
接触して変形した場合でも、スプリング材の可撓性パイ
プ部材により直ちに復元するため、常に所望する位置へ
の吐出を可能にし、正確な位置への塗布を可能にする。
接触して変形した場合でも、スプリング材の可撓性パイ
プ部材により直ちに復元するため、常に所望する位置へ
の吐出を可能にし、正確な位置への塗布を可能にする。
又、スプリング材の中空部材はその表面を覆っている薄
膜により、パイプ部材にすきまがなく塗布液がパイプ側
面より漏れることがない。
膜により、パイプ部材にすきまがなく塗布液がパイプ側
面より漏れることがない。
実施例 以下、この考案に係る自動シリコン塗布装置の実施例を
第1図及び第2図を参照して説明する。
第1図及び第2図を参照して説明する。
第1図において、塗布ノズル10は入口側大径部11に
塗布液の供給チューブを差し込む基体部12と、この基
体部12の出口側小径部13に取り付けられる薄膜14
の被着されたスプリングの中空部材15から成る可撓性
パイプで作られた吐出部16を備える。
塗布液の供給チューブを差し込む基体部12と、この基
体部12の出口側小径部13に取り付けられる薄膜14
の被着されたスプリングの中空部材15から成る可撓性
パイプで作られた吐出部16を備える。
第2図はこの塗布ノズルを用いた具体的な自動シリコン
塗布装置の側面図である。図において、ワーク20であ
るステムのリードピンの周りに、シリコン樹脂を塗着す
るためにロボット21を用いた塗布装置であり、22は
シリコン樹脂供給装置、10は塗布ノズルを示し、ノズ
ル10にシリコン樹脂が供給されている。
塗布装置の側面図である。図において、ワーク20であ
るステムのリードピンの周りに、シリコン樹脂を塗着す
るためにロボット21を用いた塗布装置であり、22は
シリコン樹脂供給装置、10は塗布ノズルを示し、ノズ
ル10にシリコン樹脂が供給されている。
次に、上記の自動シリコン塗布装置の動作について説明
する。自動ラインにおいて、ワーク20が所定の作業位
置に到着すると塗布液がシリコン樹脂供給装置より塗布
ノズル10にシリコンが供給さ、ロボット21の動作通
りにワーク20にシリコン塗布が行なわれる。
する。自動ラインにおいて、ワーク20が所定の作業位
置に到着すると塗布液がシリコン樹脂供給装置より塗布
ノズル10にシリコンが供給さ、ロボット21の動作通
りにワーク20にシリコン塗布が行なわれる。
この実施例によれば、シリコン塗布が行なわれる際に塗
布ノズル10がワーク20と接触して変形しても塗布ノ
ズル10の吐出部16は復元する為、常に同じ位置にシ
リコン塗布が出来る。
布ノズル10がワーク20と接触して変形しても塗布ノ
ズル10の吐出部16は復元する為、常に同じ位置にシ
リコン塗布が出来る。
また、常にノズル10の吐出方向を一定にするので正確
な位置決めが自動的にロボットにより実現できるという
利点がある。
な位置決めが自動的にロボットにより実現できるという
利点がある。
考案の効果 以上説明したように、この考案は、塗布ノズルの吐出部
に復元力を持たした。従って、塗布ノズルに偶発的に発
生する吐出部の変形があっても直ちに弾力性により正常
に復元する。そして、所望する位置への吐出を常時可能
にし、正確な位置への塗布物の塗着を可能にする。
に復元力を持たした。従って、塗布ノズルに偶発的に発
生する吐出部の変形があっても直ちに弾力性により正常
に復元する。そして、所望する位置への吐出を常時可能
にし、正確な位置への塗布物の塗着を可能にする。
第1図はこの考案に係る実施例の自動シリコン塗布装置
の一部である塗布ノズルの要部断面図、 第2図は本考案に係る自動シリコン塗布装置の側面図、
及び第3図は従来の塗布ノズルの断面図である。 10……塗布ノズル、 11……大径部、 12……基体部、 13……小径部、 14……薄膜、 15……スプリング中空部材、 16……吐出部(可撓性パイプ部材)。
の一部である塗布ノズルの要部断面図、 第2図は本考案に係る自動シリコン塗布装置の側面図、
及び第3図は従来の塗布ノズルの断面図である。 10……塗布ノズル、 11……大径部、 12……基体部、 13……小径部、 14……薄膜、 15……スプリング中空部材、 16……吐出部(可撓性パイプ部材)。
Claims (1)
- 【請求項1】入口側大径部と出口側小径部からなる基体
部とこの基体部の出口側で結合される可撓性パイプ部材
の吐出部とを備えた塗布ノズルと、 前記基体部の入口側に塗布液の供給パイプを介して結合
されるシリコン樹脂供給装置と、 前記塗布ノズルを所定の吐出位置に駆動するロボットと
を含み、 前記吐出部はスプリング材を巻回した中空部材に薄膜を
被着して塗布液の漏出を阻止することを特徴とする自動
シリコン塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112654U JPH0632873Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 自動シリコン塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112654U JPH0632873Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 自動シリコン塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354774U JPH0354774U (ja) | 1991-05-27 |
JPH0632873Y2 true JPH0632873Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31661097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989112654U Expired - Lifetime JPH0632873Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 自動シリコン塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632873Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100719999B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2007-05-21 | 두영전자 주식회사 | 실리콘 도포장치 및 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63193545U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-13 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1989112654U patent/JPH0632873Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100719999B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2007-05-21 | 두영전자 주식회사 | 실리콘 도포장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354774U (ja) | 1991-05-27 |
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