JPH0632856Y2 - スプレー器具類のヘッドキャップ - Google Patents

スプレー器具類のヘッドキャップ

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JPH0632856Y2
JPH0632856Y2 JP10263588U JP10263588U JPH0632856Y2 JP H0632856 Y2 JPH0632856 Y2 JP H0632856Y2 JP 10263588 U JP10263588 U JP 10263588U JP 10263588 U JP10263588 U JP 10263588U JP H0632856 Y2 JPH0632856 Y2 JP H0632856Y2
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JP
Japan
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cap
head cap
inner cap
head
connecting portion
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JP10263588U
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JPH0225053U (ja
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君雄 渡辺
純平 鳥海
宏幸 高橋
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Miyata Industry Co Ltd
Original Assignee
Miyata Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は各種エアゾール式のスプレー器具のヘッドキャ
ップの改良に関し、とくにスプレー器具類の落下による
ヘッドキャップの離脱や器具類の破損ならびに不用意な
内容物の噴出に伴う危険を防止することを目的とする。
(従来の技術) 従来のエアゾール式スプレー器具においては一般的に第
4図に示した構造のヘッドキャップが使用されている。
これはエアゾール容器のマウンティングカップに係着さ
れる内キャップ21と、該内キャップ21と略同心に一
定の間隔を介してその外周側に延設した外キャップ25
と、該外キャップ25と前記内キャップ21との間を連
絡する連絡部29とから構成されており、内キャップ2
1をそのスリット21aによる弾性力を利用してエアゾ
ール容器のマウンティングカップ(図示省略)の外周面
に係着させるとともに、中心のガイド穴23より上下方
向摺動自在に押釦(図示省略)を装着し、この押釦を連
絡部28を兼ねた指溝26を利用して下方に押圧してバ
ルブ装置を開放させ、これによって容器の内容物をディ
ップチューブおよび連絡部29を通ってノズル孔24お
よびノズルフード27より外方に向けて凸出させたステ
ムノズル(いずれも図示省略)より放射するようにした
ものである。
(考案が解決すべき問題点) ところが上記した構造のヘッドキャップを装着した場合
には、連絡部28あるいは29の存在により外キャップ
25に受ける衝撃は連絡部29もしくは28を介してそ
のまま内キャップ21に伝導されることになり、その結
果誤ってスプレー器具を床上に落下させたりした場合に
ヘッドキャップに割れや歪みその他の損傷を与えるばか
りでなく内キャップがスプレー器具類のマウンティング
カップより容易に離脱してバルブ機構の機能を損ない、
あるいは不用意に内容物が噴出する危険がありその改善
策が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記した従来技術における問題点を解決し、ヘ
ッドキャップの耐衝撃性を増すことによりその損傷と不
用意な内容物が噴出による危険を防止したものであっ
て、具体的にはエアゾール容器の上方押釦部に嵌装され
るヘッドキャップであって、該ヘッドキャップはエアゾ
ール容器のマウンティングカップに係着される内キャッ
プと、該内キャップと略同心に一定の間隔を介してその
外周側に延設した外キャップと、該外キャップと前記内
キャップとの間を連絡する連絡部とからなり、該連絡部
の一部に連絡部の断面積を減少させるスリットを形成し
てなることを特徴としたスプレー器具のヘッドキャップ
に関する。
(作用) 上記したように外キャップと内キャップとの間を連絡す
る連絡部の一部にスリットを形成したためにスプレー器
具類を誤って床上に落下させた場合にも外キャップの受
けた衝撃が外キャップ自体に有する弾性により相当程度
吸収される結果、連絡部を介して内キャップに伝導され
る衝撃は著しく軽減される。
(実施例) 以下において本考案の具体的な内容を第1〜3図の実施
例にもとづいて説明すると、図において1は内キャッ
プ、5は外キャップ、9および8は外キャップ5と内キ
ャップ1との間を連絡する連絡部を示す。
内キャップ1は下方部対辺方向に一対のスリットを有
し、該スリットの存在により下方部に弾性を保有し、該
部分をエアゾール容器11のマウンティングカップ12
の外周側面部に嵌合係着させるようになっている。
さらに内キャップ1の中心部には押釦用のガイド穴2を
有すとともに該ガイド穴2の周縁に沿ってガイド壁3が
形成されている。
外キャップ5は上記した内キャップ1の中央ガイド穴2
の周縁上端部より一定の間隔を介してその外周方向下方
部にかけて同心円状に延設されている。
連絡部8および9は内キャップ1と外キャップ5との間
に介在され、一方の連絡部8はその上方部を指の太さよ
りもやや大きめの湾曲した指溝6を兼ねるべく外キャッ
プ5の一部を凹陥させ、またこれと背対方向の連絡部9
はその内部が内キャップ1内に貫通させたノズル孔4よ
り外キャップの外方に開口させたノズルフード7へと連
通されており、しかも該連絡部9の一部にはその断面積
を減少させるべく切り込みを入れてスリット10が形成
されている。
しかるに上記のヘッドキャップはその内キャップをその
スリット1aを設けたことによる弾性を利用してエアゾ
ール容器11のマウンティングカップ12の外周面に嵌
合係着させるとともに、その中心部であるガイド穴2内
に突出したデップチューブ13のバルブ機構14のステ
ムに押釦15を装着し、そのノズル16を外キャップ5
のノズルフード7より外方に臨ませて組み立てる。
(考案の効果) 本考案は上記した通り、ヘッドキャップにおける外キャ
ップと内キャップとを連絡する連絡部の一部に、該連絡
部の断面積を減少させるスリットを形成したものである
ために、耐衝撃性が著しく向上し、スプレー器具類を誤
って床上に落下させた場合にも外キャップの受けた衝撃
が外キャップ自体に有する弾性より相当程度吸収され、
その結果連絡部を介して内キャップに伝導される衝撃は
著しく軽減されてヘッドキャップの離脱や器具類の破
損、ならびに不用意な内容物の噴出に伴う危険を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるヘッドキャップの一部
を破裁した状態の斜視図、 第2図はその底面図、 第3図は本案のヘッドキャップをエアゾール式スプレー
器具に装着した状態の縦断面図、 第4図は従来公知のヘッドキャップの一部を破裁した状
態の斜視図である。 1……内キャップ、2……ガイド穴 3……ガイド壁、4……ノズル孔 5……外キャップ、6……指溝 7……ノズルフード、8、9……連絡部 10……スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアゾール容器の上方押釦部に嵌装される
    ヘッドキャップであって、該ヘッドキャップはエアゾー
    ル容器のマウンティングカップに係着される内キャップ
    と、該内キャップと略同心に一定の間隔を介してその外
    周側に延設した外キャップと、該外キャップと前記内キ
    ャップとの間を連絡する連絡部とからなり、該連絡部の
    一部に連絡部の断面積を減少させるスリットを形成して
    なることを特徴としたスプレー器具類のヘッドキャッ
    プ。
JP10263588U 1988-08-02 1988-08-02 スプレー器具類のヘッドキャップ Expired - Lifetime JPH0632856Y2 (ja)

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JPH0225053U JPH0225053U (ja) 1990-02-19
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JP2523817Y2 (ja) * 1991-09-05 1997-01-29 マークテック株式会社 浸透探傷剤用エアゾール缶の固定キャップ

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JPH0225053U (ja) 1990-02-19

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