JPH0335408Y2 - - Google Patents

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JPH0335408Y2
JPH0335408Y2 JP19806685U JP19806685U JPH0335408Y2 JP H0335408 Y2 JPH0335408 Y2 JP H0335408Y2 JP 19806685 U JP19806685 U JP 19806685U JP 19806685 U JP19806685 U JP 19806685U JP H0335408 Y2 JPH0335408 Y2 JP H0335408Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ダニ、アリガタバチ、シバンムシな
ど、いわゆる畳害虫を防除するための薬剤噴霧容
器、特に取扱いが安全で畳表を含む上敷の裏側に
薬剤を噴霧し易くした容器に関する。
従来技術とその問題点 上述したような畳害虫防除薬剤は、通常第8図
に示したような細長い円筒状のエアゾル容器1′
内に圧入されて市販されている。
すなわち、防除薬剤を圧入保持する円筒形本体
缶2′の上部には、第8図示のとおり押ボタン
4′を固着した薬剤噴霧ノズル5′が、上下可動に
装着されている。
このノズル5′は、本体缶2′に冠着されている
キヤツプ3′の中央部から突出しているが、それ
では取扱いが危険であるから、さらに上下に移動
可能な保護キヤツプ7′によつてカバーされてい
る。
このような噴霧容器1′による畳内噴霧は、第
8図ロに示したとおり行われる。すなわち該容器
を第8図イの上下を逆にした状態で手に持つて保
護キヤツプ7′の頂面を畳面を押しつける。そう
すると、保護キヤツプ7′は少し後退し、ノズル
5′は該キヤツプ7′の中央に設けられている貫通
孔7′mから突出し、畳に突き刺さる。
そうするとこの参照符Qで示す畳表である上敷
および畳床Pの抵抗によつて、ノズル5′も少し
後退する。このノズル5′には、前述押ボタン
4′が固装されているから、この押ボタン4′もと
もに後退し、本体缶2′の上部に内装されている
図示しないステムを押し下げ、それによつてステ
ムとステムハウジングとの間に薬剤通路が開通
し、薬剤は該ステムハウジングに接続するデツプ
管を通つて上昇し、前記通路を通つて噴霧ノズル
の噴出口5′aから噴霧される。この場合、薬剤
の噴霧は、畳床P内に行われるので、広範な散布
を意味する噴霧とはなり得ず、ノズル5′のまわ
りの狭い範囲を濡らすという程度のものにすぎな
い。
したがつてこの容器によるときは、畳表を含む
ゴザ、マツト等の上敷Qの裏側に棲息する害虫類
に対する防除効果はいたつて乏しい。上敷Qの裏
側に広範囲に散布可能な噴霧容器の出現が望まれ
る。
問題解決の手段 本考案は、防除薬剤を圧入保持する細長い筒状
の本体缶2の上部に、本体キヤツプ3が冠着され
ており、 この本体キヤツプ3の外表面上に、本体缶2の
軸線に対して傾斜角を持つ傾斜面3sが形成さ
れ、この傾斜面3s上に、薬剤噴霧ノズル5が突
出して、本体キヤツプ3に固着されており、 本体キヤツプ3の上方に突出した押圧操作用ヘ
ツド4aが押し下げられたとき、本体缶2の薬剤
が薬剤噴霧ノズル5に供給され、 この本体キヤツプ3の傾斜面3sには、薬剤噴
霧ノズル5の上方に間隔をあけて、畳表、マツト
等の上敷Qの引起し爪6が立設され、 これら薬剤噴霧ノズル5および引起し爪6に対
する保護キヤツプ7が、該保護キヤツプ7の基板
7bの上辺部7kにおいて、スプリング12で付
勢された状態下に、回動可能に本体キヤツプ3に
軸支され、 該保護キヤツプ7は、可撓性材料から成り、前
記基板7bとその左右の両側板7a,7cとによ
つて全体が断面コ字状に製作されており、前記薬
剤噴霧ノズル5および引起し爪6の先端をカバー
する上止点において、保護キヤツプ7の両側板7
a,7cに設けられている係止片7f,7gが、
本体キヤツプ3に設けられている出納溝9a,9
b内の係止凹溝3f,3gに係合したものである
ことを特徴とする薬剤噴霧容器である。
実施例 第1図〜第4図の一実施例において、参照符1
は本考案に従う噴霧容器であつて、直径約6cmの
円筒体である細長い筒状の本体缶2と、その上に
冠着される高さ約9cmの本体キヤツプ3とを有
し、噴霧用薬剤は本体缶2内に圧入されている。
本体キヤツプ3は、浅い円筒体であるが、その
表面には図のとおり本体缶2の軸線X−X方向に
対し、約25度の角度をもつて傾斜面3sが設けら
れ、また前記軸線に平行な出納溝9a,9bが設
けられ、それによつて、左側部3a、本体部3
b、右側部3cに3分割されている。
本体部3bの傾斜面3s上には、薬剤噴霧ノズ
ル5および上敷Qの引起し爪6が立設固着されて
いる。ノズル5は、たとえばその高さ6cmで、先
端部に噴出口5aが設けられている。しかしノズ
ル5は、傾斜面3s上に固着された関係上、可撓
性連結管8により、従来品で述べた押ボタン4の
噴霧通路11に接続され、該押ボタン4の押圧に
よつて薬剤噴霧が可能とされる。参照符4aは、
この押圧をし易くするために形成した押ボタンの
押圧操作用ヘツドである。
畳表の上敷Qのための引起し爪6は、前記ノズ
ル5から約3cm上方で傾斜面3sに立設されて先
端を図上上方に向けた金属製折れ釘状体であり、
その高さは約5cmである。
保護キヤツプ7は、上記ノズル5および引起し
爪6が傾斜面3s上に突出しているのをカバーす
るためのものであつて、合成樹脂のような可撓性
材料によつて作られ、回動軸10によつて、スプ
リング12で付勢された状態で、本体キヤツプ3
の上縁に着装される。その形状は、第5図示のと
おり、左側板7a、基板7b、右側板7cが断面
コ字状を呈し、前記着装下に、この左右両側板7
a,7cは、既述した出納溝9a,9bに出納す
る。
これら側板の下端にはそれぞれ係止片7f,7
gが設けられている。基板7bには、前記回動軸
10のまわりの回動に際して、ノズル5および引
起し爪6の噴出を許容するための窓孔7d,7e
が設けられている。本件実施例では、窓孔7eは
基板の半球状突設部7hに設けられているが、そ
れは保護キヤツプ7による保護高さを低くするた
めであり、それは必ずしも必要ではない。
前述した出納溝9a,9b内の前記左側部3
a、右側部3cの側壁には、保護キヤツプ7の係
止片7f,7gに対応して、第6図に示したごと
く係止凹溝3f,3gが穿設されている。本噴霧
容器不使用時には第6図イのように、保護キヤツ
プ7の両側板7a,7cを相対向する方向に押し
つけて変形させ、既述した出納溝9a,9b内に
押し込み、次いで押しつけを解除することによ
り、係止片7f,7gを溝内の係止凹溝3f,3
gにそれぞれ係合させる。それは可撓材料製の保
護キヤツプ7の復元力によつて行われる。
係合した状態は第6図ロに示したとおりであ
る。この状態にあつては保護キヤツプ7は、第2
図の状態にノズル5および引起し爪6をカバーし
て、取扱いの危険は防止される。
本考案の噴霧容器を使用するには、第7図に示
したように、その本体缶2を手に持つて保護キヤ
ツプ7の基板7bを畳面に押しつける。そうする
と、該キヤツプ7はスプリング12のばね力に抗
して後退し、ノズル5および引起し爪6は、それ
ぞれ窓孔7d,7eから噴出する。
引起し爪6を上敷Qに突き刺し、容器1全体を
持ち上げる。そうすると畳床Pとの間に円錐形の
空間Sが形成し、同時に噴霧ノズル5も上敷Qに
突き刺さつて前記空間S内に位置する。
そこで、人差指をもつて押ボタン4のヘツド4
aを押し下げる。そうすると、これに一体的に設
けられている押ボタン4も押し下げられ、噴霧通
路が開通し、噴霧が行われる。
噴霧し終わつて、指をヘツド4aから離し、引
起し爪6を上敷Qから抜けばスプリング12によ
つて保護キヤツプ7は第2図の状態に戻り、かつ
その係止片7f,7gが、係止凹溝3f,3gに
係止されて離脱することなく、正しい状態を維持
するのである。
なお本例の場合、引起し爪6をカバーする部分
が、半球状突出部7hとなつているが、これは該
引起し爪6の刺し入れ深さを規制するストツパの
役割を果しており、きわめて好ましい。
なお先の実施例では、傾斜面3sの角度約25度
を挙げたが、それは使用の便宜から実験的に定め
られるところで、おおむね10〜45度の範囲にあ
る。
考案の効果 薬剤噴霧ノズル5および引起し爪6の固着位置
を、本体キヤツプ5の傾斜面3s上としたため、
本容器のハンドリングが容易となる。
また引起し爪6によつて、従来の畳床内噴霧に
代え上敷Qの下への噴霧が容易となる。また、容
器外表面に突出する薬剤噴霧ノズル5および引起
し爪6は、前記保護キヤツプ7により安全性が保
障される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例要部正面図、第2図は
その縦断面図、第3図はその右側面図(ただし右
側壁を除く)、第4図はその平面図、第5図は保
護キヤツプ7の斜視図、第6図イ,ロはともに係
止片7f,7g、係止凹溝3f,3gの作用機構
説明図、第7図は本考案の容器の使用態様を示す
図、第8図イ,ロはともに従来の噴霧容器を説明
する図である。 1…噴霧容器、2…本体缶、3…本体キヤツ
プ、4…押ボタン、5…薬剤噴霧ノズル、6…引
起し爪、7…保護キヤツプ、8…可撓管、9a,
9b…出納溝、10…回動軸、11…噴霧通路、
12…スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 防除薬剤を圧入保持する細長い筒状の本体缶2
    の上部に、本体キヤツプ3が冠着されており、 この本体キヤツプ3の外表面上に、本体缶2の
    軸線に対して傾斜角を持つ傾斜面3sが形成さ
    れ、 この傾斜面3s上に、薬剤噴霧ノズル5が突出
    して、本体キヤツプ3に固着されており、 本体キヤツプ3の上方に突出した押圧操作用ヘ
    ツド4aが押し下げられたとき、本体缶2の薬剤
    が薬剤噴霧ノズル5に供給され、 この本体キヤツプ3の傾斜面3sには、薬剤噴
    霧ノズル5の上方に間隔をあけて、畳表、マツト
    等の上敷Qの引起し爪6が立設され、 これら薬剤噴霧ノズル5および引起し爪6に対
    する保護キヤツプ7が、該保護キヤツプ7の基板
    7bの上辺部7kにおいて、スプリング12で付
    勢された状態下に、回動可能に本体キヤツプ3に
    軸支され、 該保護キヤツプ7は、可撓性材料から成り、前
    記基板7bとその左右の両側板7a,7cとによ
    つて全体が断面コ字状に製作されており、前記薬
    剤噴霧ノズル5および引起し爪6の先端をカバー
    する上止点において、保護キヤツプ7の両側板7
    a,7cに設けられている係止片7f,7gが、
    本体キヤツプ3に設けられている出納溝9a,9
    b内の係止凹溝3f,3gに係合したものである
    ことを特徴とする薬剤噴霧容器。
JP19806685U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0335408Y2 (ja)

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JP19806685U JPH0335408Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP19806685U JPH0335408Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS62106664U JPS62106664U (ja) 1987-07-08
JPH0335408Y2 true JPH0335408Y2 (ja) 1991-07-26

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