JPH06327332A - 果菜収穫機の果菜類しきい値検出方式 - Google Patents

果菜収穫機の果菜類しきい値検出方式

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JPH06327332A
JPH06327332A JP5118072A JP11807293A JPH06327332A JP H06327332 A JPH06327332 A JP H06327332A JP 5118072 A JP5118072 A JP 5118072A JP 11807293 A JP11807293 A JP 11807293A JP H06327332 A JPH06327332 A JP H06327332A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 きゅうりの果体を画像から検出するしきい値
を正確に求めようとするものである。 【構成】 波長の異なる複数の光で撮影するカメラ2で
撮影した画像を取り込むときに、照度センサ3で複数回
検出して平均照度を求め、この平均照度をもとにして、
設定したしきい値テーブルから、この平均照度のしきい
値を検出する。 【効果】 しきい値テーブルから、平均照度のしきい値
を検出することにより、正確なしきい値が検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、果菜収穫機の果菜類
しきい値検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、果菜類が、例えばきゅうりであ
り、このきゅうりの検出は、栽培された植条に沿って自
走しながら、きゅうりの形状は、カメラで波長の異なる
複数の光で撮影され、この撮影した各々の波長の光の照
度比が算出され、この算出した照度比の値からしきい値
を求め、このしきい値を基にして画像が2値化され、こ
の2値化画像からきゅうりを検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】果菜収穫機で、例えば
果菜類がきゅうりであり、このきゅうりを検出して収穫
するときは、栽培された植条に沿って自走しながら、き
ゅうりの形状は、カメラで波長の異なる複数の光で撮影
され、この撮影した各々の波長のときの照度が検出さ
れ、これらの照度から照度比が算出され、この算出した
照度比の値からしきい値が算出され、このしきい値を基
にして画像が2値化され、この2値化画像によってきゅ
うりが検出され、この検出したきゅうりが収穫される。
【0004】上記のきゅうり収穫作業のときに、各々の
波長のときの照度の範囲が広く、このためしきい値が広
い範囲でばらつき正確なしきい値を求めることが困難で
あり、しきい値が正確に求められないことによって、き
ゅうりの果体が正確に判定できないことがあったが、こ
れを解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、果菜類を波
長の異なる複数の光で撮影するカメラ2を設け、該カメ
ラ2で撮影した画像を取り込むときに、照度センサ3で
複数回照度を検出して平均照度を演算して該平均照度に
もとづいて設定したしきい値テーブルから該平均照度の
しきい値を検出するしきい値制御装置21を設けたこと
を特徴とする果菜収穫機の果菜類しきい値検出方式の構
成とする。
【0006】
【発明の作用】果菜収穫機で、きゅうりを検出して収穫
するときは、栽培した植条に沿って自走しながら、きゅ
うりの形状は、カメラ2で波長の異なる複数の光で撮影
される。撮影された各画像を取り込むときに、照度セン
サ3で各々の波長のときの照度が複数回検出され、この
検出した照度の平均照度が演算されると共に、各々の波
長のときの照度から照度比が演算されて、きゅうりの果
体か、又は葉であるかの粗選判別がなされる。
【0007】更に演算した平均照度に基づいて、設定し
たしきい値テーブルから、この平均照度のしきい値が検
出され、この検出したしきい値を基にして画像が2値化
され、この2値化画像によってきゅうりが検出され、こ
の検出したきゅうりが収穫される。
【0008】
【発明の効果】この発明により、所定の各波長のときの
照度が照度センサ3で検出されて、平均照度が演算さ
れ、更にこの平均照度を基にして、しきい値テーブルよ
り、しきい値が検出されて、画像が2値化されることに
より、検出するしきい値の精度が向上することにより、
正確にきゅうりの果体が検出でき、又画像処理等を行う
CPUの処理負荷も低減できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、果菜収穫機1を示す図であり、例えば
きゅうりの形状をカメラ2で撮影した画像を取り込むと
きに、照度センサ3で複数回照度が検出され、平均照度
が演算されて、この平均照度に基づいて設定して記憶し
たしきい値テーブルより、この平均照度のしきい値を検
出する検出方式について説明する。
【0010】前記果菜収穫機1は、電動式の走行部4上
には、果菜類のきゅうり5収穫用のマニピュレータ6、
収穫するきゅうりの形状を撮影する多板式CCDカメラ
2、きゅうりの位置を検出する位置センサ7及び波長の
異なる光で撮影した画像を取り込むときの照度を検出す
る照度センサ3等よりなる視覚機構8を設けた構成とし
ている。
【0011】前記果菜収穫機1を使用する栽培圃場は、
斜めに設けた支持体9にきゅうり5の樹体10を支持さ
せて生育させる。前記マニピュレータ6は、対面する樹
体10の傾斜とほぼ平行となるように傾斜させた傾斜枠
11と、該傾斜枠11のガイドレール12に沿って昇降
自在に装着した基台13と、該基台13の上に水平状に
回動自在に設けた本体14と、該マニピュレータ6に設
けた関節型を形成するアーム15と、該アーム15先端
部に設けたきゅうり5を挟持して切断するハンド装置1
6とからなる構成である。
【0012】前記傾斜枠11は、ヒンジ17を用いて走
行部4に装着させ、背面側を支持リンク18で支えてい
る。該支持リンク18の下端部は、支持板19の長孔2
0の任意位置へ装着され、この装着位置を調節して該傾
斜枠11の傾斜角度を任意に調節することのできる構成
としている。マニピュレータ6の各部を作動させること
により、ハンド装置16を収穫対象とするきゅうり5を
挟持して、このきゅうり5の果柄部を切断する構成とし
ている。
【0013】前記視覚機構8は、図2の如く、多板式C
CDカメラ2、この多板式CCDカメラ2の視野内を水
平及び垂直に走査して、対象物のきゅうり5までの距離
を測定する位置センサ7及び該多板式CCDカメラ2
で、例えば波長850nmと550nmのときの光で撮
影した画像を取り込むときの照度を検出する照度センサ
3等よりなる構成である。
【0014】しきい値制御装置21は、図2の如く、視
覚機構8内へ設け、多板式CCDカメラ2、位置センサ
7及び照度センサ3が検出する各種検出が、入力回路2
2を経てCPU23へ入力され、このCPU23で分析
処理されて、各種指令が出力回路23を経て指令され、
マニピュレータ6等を作動する構成としている。前記視
覚機構8の多板式CCDカメラ2は、この多板式CCD
カメラ2で波長の異なる複数の光で撮影した画像をCP
U23へ入力するときは、これら各々の波長のときの照
度が照度センサ3で電圧が、例えば2個所以上の個所を
各々2回以上検出されて、該CPU23へ入力され、こ
れら各々の波長のときの検出した照度の平均照度が演算
されて、これら平均照度の比が演算され、この演算され
た照度の比の値によって、検出がきゅうり5の果体であ
るか、又は葉であるかが粗選判定される構成としてい
る。該照度センサ3での検出は、1個所を2回以上の検
出で平均照度を演算する方式でもよい。尚各波長のとき
の検出する複数回の照度より、平均照度を演算してこの
平均照度に基づいて、しきい値テーブルより、この平均
照度のしきい値の検出方式については後述する。
【0015】次に、以上のように構成する本発明実施例
のきゅうり5のしきい値検出方式の制御及びきゅうり5
の果体か否かの判定制御は、図3のフローチャートを参
照に説明する。しきい値制御装置21によるしきい値の
検出制御は、下記の如く行われる構成としている。
【0016】きゅうり5の収穫作業が開始され(ステッ
プ101)、多板式CCDカメラ2で撮影する波長の光
は、例えば850nmにフィルタがセットされ(ステッ
プ102)、波長850nmで撮影された画像がCPU
23へ入力され(ステップ103)、このときの照度が
照度センサ3で電圧が、例えば2個所以上の個所を各々
2回以上検出してこれらの電圧(a)として、該CPU
23へ入力される(ステップ104)。又1個所を2回
以上検出する構成とするもよい。
【0017】更に、多板式CCDカメラ2で撮影する波
長の光は、例えば550nmにフィルタがセットされ
(ステップ105)、波長550nmで撮影された画像
がCPU23へ入力され(ステップ106)、このとき
の照度が照度センサ3で電圧が、例えば2個所以上を各
々2回以上検出してこれらの電圧(b)として、該CP
U23へ入力される(ステップ107)。又1個所を2
回以上検出する構成とするもよい。
【0018】照度センサ3で検出された各波長のときの
電圧の平均電圧(c)が下記式で算出され、平均電圧
(c)=電圧(a)+電圧(b)/2(ステップ10
8)、この平均電圧(c)が平均照度に置換され、この
平均照度(x)に基づいて、図4の如くCPU23へ設
定して記憶させているしきい値テーブルから、この平均
照度(x)のしきい値(y)が検出され(ステップ10
9)、この検出したしきい値(y)を基にして入力画像
が2値化されて、2値化画像が作成され(ステップ11
0)、この2値化画像の縦・横の比によって、きゅうり
5の果体であるか、又は葉であるかが検出され、更にき
ゅうり5の果体であると検出されると、この2値化画像
の長さが検出され、この長さによってきゅうり5は、収
穫適期あるか、又は未成熟であるかが検出され、収穫適
期のきゅうり5は果柄部より切断されて収穫され、収穫
作業が終了する構成としている(ステップ111)。
【0019】以下、上記実施例の作用について説明す
る。果菜収穫機2で、例えば果菜類がきゅうり5であ
り、このきゅうり5を検出して収穫するときは、栽培さ
れた植条に沿って、この果菜収穫機1を自走させなが
ら、きゅうり5の形状は、視覚機構8の多板式CCDカ
メラ2で、例えば波長850nmと550nmの光で撮
影される。
【0020】この撮影された各画像をCPU23へ入力
するときに、照度センサ3で各々の波長のときの照度
が、2個所以上の個所を各々2回以上検出して、これら
照度センサ3の検出電圧(a),(b)として、該CP
U23へ入力されて、この電圧(a),(b)が各々の
波長のときの各照度に置換され、又これらの各照度から
平均照度が演算され、各々の波長のときの各照度から照
度比が演算されて、きゅうり5の果体であるか、又は葉
であるかが粗選判別される。
【0021】更に演算した平均照度に基づいて、設定し
たしきい値テーブルから、この平均照度のしきい値が検
出され、この検出したしきい値を基にして画像が2値化
されて、2値化画像が作成され、この2値化画像の縦・
横の比によって、きゅうり5の果体であるか、又は葉で
あるか検出され、更にきゅうり5の果体であると検出さ
れると、この2値化画像の長さが検出され、この長さに
よってきゅうり5は、収穫適期であるか、又は未成熟で
あるかが検出され、収穫適期のきゅうり5であると検出
されると、ハンド装置16がこのきゅうり5位置へ移動
制御され、このハンド装置16でこのきゅうり5の果柄
部が切断されて収穫される。
【0022】他の実施例の果菜収穫機25及びこの果菜
収穫機25の視覚機構26とコントローラ27を内装し
たコントローラ機構27′とは図5〜図8に示す。前記
視覚機構26は、図5及び図6の如く、前部にはカメラ
用レンズ28を設け、このカメラ用レンズ28後側には
分光器29を設け、この分光器29横側にはストロボ3
0を設け、後側には2台の多板式CCDカメラ(A)3
1a及び(B)31bを設けた構成であり、この視覚機
構26は本体14上側に装着した構成としている。
【0023】前記分光器29は、カメラ用レンズ28か
らの画像用の光の一部をダイロックミラー(A)32
a、例えば波長850nmの光のみを通す干渉フィルタ
(A)33a、NDフィルタ(A)34aを通過して多
板式CCDカメラ(A)31aで撮影する構成であり、
又該カメラ用レンズ28から画像用の光が該ダイロック
ミラー(A)32aで反射した光の一部をダイロックミ
ラー(B)32b、例えば波長550nmの光のみを通
す干渉フィルタ(B)33b、NDフィルタ(B)34
bを通過して多板式CCDカメラ(B)31bで撮影す
る構成としている。
【0024】前記コントローラ機構27′は、図6及び
図8の如く、箱形状でこの箱体内にはコントローラ27
を内装して設け、このコントローラ機構27′は走行部
4に装着した構成であり、このコントローラケース2
7′内の該コントローラ27と多板式CCDカメラ
(A)31a,(B)31b、ストロボ30とはコード
35a,35b,35cで連接して通信可能に構成して
いる。
【0025】前記コントローラ27は、OCR35から
の信号を受けて、多板式CCDカメラ(A)31a,
(B)31bを作動させる信号を発生する駆動パルス発
生回路36、この駆動パルス発生回路36からドライバ
(A)37a,(B)37bを設け、このドライバ
(A)37aからレシーバ(A)38aを経て該多板式
CCDカメラ(A)31aを作動させ、又該ドライバ
(B)37bからレシーバ(B)38bを経て該多板式
CCDカメラ(B)31bを作動させる構成である。
【0026】前記コントローラ27は、多板式CCDカ
メラ(A)31a,(B)31bからの信号を受けて、
ビデオ信号に変換する信号処理回路39、この信号処理
回路39からのビデオ信号(アナログ)をデジタルに変
換するA/D変換回路40、このA/D変換回路40か
らデジタル信号を入力する画像メモリ41、画像処理チ
ップ等で構成されて、高速画像処理を行う画像処理回路
42、CPU43、ビデオ信号を基にストロボ30の発
光タイミング及びA/D変換の開始タイミングを取るタ
イミング回路44、該ストロボ30を駆動するストロボ
駆動回路45等よりなる構成としている。
【0027】前記信号処理回路39は、上記以外にCP
U43からゲインコントロール信号に基づき、各々のビ
デオ信号のゲイン(増巾率)を変える構成である。ゲイ
ンコントロール(A)46a,(B)46bは、多板式
CCDカメラ(A)31a,(B)31bの信号を増巾
するためのコントロール電圧で、CPU43で制御する
構成である。
【0028】ストロボ発生時間コントロール電圧47
は、ストロボ30の発光時間を設定するコントロール電
圧で、CPU43で制御する構成としている。果菜収穫
機25は、視覚機構26及びコントローラ機構27′以
外は、図1の果菜収穫機1と同じ構成としている。次
に、以上のように構成する本発明の他の実施例の果菜収
穫機25で、異なる波長の光の輝度レベルを各々検出す
る多板式CCDカメラ(A)31a,(B)31bのゲ
インをコントローラ27で各々自動調節して各々の画像
濃度が適正範囲内になるよう制御は、図9のフローチャ
ートを参照に説明する。
【0029】きゅうり5の収穫作業が開始され(ステッ
プ201)、波長850nmのときの画像が入力され
(ステップ202)、波長550nmのときの画像が入
力され(ステップ203)、波長850nmのときの画
像の平均濃度(VG1)が算出され(ステップ20
4)、この平均濃度(VG1)と波長850nmのとき
の適正な濃度範囲(VS1)とが比較され(ステップ2
05)、比較結果が(VG1)<(VS1)であると検
出されるとゲインコントロール(A)46aを1ステッ
プ増巾率を上げるように制御され(ステップ206)、
ステップ202へ戻る構成である。又比較結果が(VG
1)>(VS1)であると検出されるとゲインコントロ
ール(A)46aを1ステップ増巾率を下げるように制
御され(ステップ207)、ステップ202へ戻る構成
である。
【0030】比較結果が(VG1)=(VS1)である
と検出されると波長550nmのときの画像の平均濃度
(VG2)が算出され(ステップ208)、この平均濃
度(VS2)と波長550nmのときの適正な濃度範囲
(VS2)とが比較され(ステップ209)、比較結果
が(VG2)<(VS2)であると検出されるとゲイン
コントロール(B)46bを1ステップ増巾率を上げる
ように制御され(ステップ210)、ステップ202へ
戻る構成である。又比較結果が(VG2)>(VS1)
であると検出されるとゲインコントロール(B)46b
を1ステップ増巾率を下げるように制御され(ステップ
211)、ステップ202へ戻る構成である。
【0031】比較結果が(VG2)=(VS2)である
と検出されると比率演算処理され(ステップ212)、
画像が2値化されて2値化画像が作成され(ステップ2
13)、この2値化画像からきゅうり5の輪部が抽出さ
れ(ステップ214)、収穫適期のきゅうり5であるか
検出されると、果柄部が切断されて、きゅうり5の収穫
作業が終了する構成としている(ステップ215)。
【0032】上記により、実際に得られる画像を基にし
てゲインを調節することにより、正確にきゅうり5の輪
部を検出することができる。又ストロボ30の発光時間
を自動調節して画像の明るさが適正範囲内になるよう制
御は、図10のフローチャートを参照に説明する。きゅ
うり5の収穫作業が開始され(ステップ301)、スト
ロボ30の発光時間(ts)が初期値(ts0)と設定
され(ステップ302)、画像が入力され(ステップ3
03)、波長850nmのときの画像の平均濃度(V
G)が算出され(ステップ304)、この平均濃度(V
G)と波長850nmのときの適正な濃度範囲(VS)
とが比較され(ステップ305)、比較結果(VG)<
(VS)であると検出されると該ストロボ30の発光時
間(ts)を1ステップ長く発光制御され(ステップ3
06)、ステップ303へ戻る構成である。又比較結果
(VG)>(VS)であると検出されると該ストロボ3
0の発光時間(ts)を1ステップ短かく発光制御され
(ステップ307)、ステップ303へ戻る構成であ
る。
【0033】比較結果(VG)=(VS)であると検出
されると比率演算処理され(ステップ308)、画像が
2値化されて2値化画像が作成され(ステップ30
9)、この2値化画像からきゅうり5の輪郭が抽出され
(ステップ310)、収穫適期のきゅうり5であると検
出されると、果柄部が切断されて、きゅうり5の収穫作
業が終了する構成としている(ステップ311)。
【0034】上記により、実際の画像信号を基にして発
光量(時間)を調節することにより、カメラ用レンズ2
8及び作業環境面等に関係なく、正確にきゅうり5の輪
郭を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】果菜類栽培圃場における果菜収穫機の全体正面
【図2】ブロック図
【図3】フローチャート
【図4】しきい値テーブルの1例図
【図5】他の実施例を示す図で、果菜類栽培圃場におけ
る果菜収穫機の全体正面図
【図6】他の実施例を示す図で、視覚機構及びコントロ
ールケースの拡大斜視図
【図7】他の実施例を示す図で、分光器の拡大正面図
【図8】他の実施例を示す図で、ブロック図
【図9】他の実施例を示す図で、フローチャート
【図10】他の実施例を示す図で、フローチャート
【符号の説明】
2 カメラ 3 照度センサ 21 しきい制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果菜類を波長の異なる複数の光で撮影す
    るカメラ2を設け、該カメラ2で撮影した画像を取り込
    むときに、照度センサ3で複数回照度を検出して平均照
    度を演算して該平均照度にもとづいて設定したしきい値
    テーブルから該平均照度のしきい値を検出するしきい値
    制御装置21を設けたことを特徴とする果菜収穫機の果
    菜類しきい値検出方式。
JP11807293A 1993-05-20 1993-05-20 果菜類収穫機 Expired - Fee Related JP3451656B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62184583A (ja) * 1986-02-10 1987-08-12 Kubota Ltd 撮像式の対象抽出装置
JPH0554124A (ja) * 1991-08-21 1993-03-05 Iseki & Co Ltd 果実収穫ロボツト等の視覚装置

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