JPH06327241A - 電源保護装置 - Google Patents

電源保護装置

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Publication number
JPH06327241A
JPH06327241A JP11043793A JP11043793A JPH06327241A JP H06327241 A JPH06327241 A JP H06327241A JP 11043793 A JP11043793 A JP 11043793A JP 11043793 A JP11043793 A JP 11043793A JP H06327241 A JPH06327241 A JP H06327241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
output
power supply
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11043793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Ata
弘樹 阿多
Kazunori Yoshimura
三則 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP11043793A priority Critical patent/JPH06327241A/ja
Publication of JPH06327241A publication Critical patent/JPH06327241A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、負荷の短絡等で生じる過電流によ
る基板の発熱等の不都合を解消することを目的とする。 【構成】 本発明は、負荷の短絡時にダイオード9を導
通させて、2次側電圧比較検出回路5に作用して、1次
側のスイッチング制御回路の出力電圧を抑えるように動
作する。それにより、2次側の電圧異常時に1次側の電
圧の発振を抑え、2次側の発熱等の異常を防ぐことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
ビデオテープレコーダ等の電源の異常時に他の回路や装
置に影響を与えない電源保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の電源保護装置を示す。1
は入力された交流電圧をダイオードブリッジ等から構成
される整流回路8及びコンデンサCから得た直流電圧よ
り、スイッチングトランジスタ等からなるスイッチング
コントロール回路である。例えば、スイッチングトラン
ジスタを利用した回路が考えられる。
【0003】そして、トランスTの1次側にスイッチン
グコントロール回路1からの電圧が印加され、2次側に
は昇圧された電圧を生じる。
【0004】この昇圧された電圧は整流用のダイオード
2aおよび過大電流が流れると遮断するヒューズ抵抗3
を介して、平滑用のコンデンサ4aで平滑され、端子c
より出力される。また、上記とは異なるコイルで昇圧さ
れた電圧は整流用のダイオード3bを介して、平滑用の
コンデンサ4bで平滑され、端子dより出力される。
【0005】また、端子dには2次側電圧比較検出回路
5が接続され、この回路5を介して1次側に電圧情報が
帰還されている。この2次側電圧比較検出回路5は端子
dとアース間に接続された可変抵抗R1と、抵抗R3、
R4の直列回路と、可変抵抗の可動端aにベースが接続
され、エミッタに端子dの電圧を抵抗R2を介して印加
し、このエミッタがツェナーダイオードZdのカソード
−アノ−ドを介して接地するトランジスタ6と、抵抗R
3とR4の接続点とトランジスタ6のコレクタに接続し
た発光ダイオード及びその発光を受光するフォトトラン
ジスタ(若しくはフォトダイオード)からなる非接触伝
達手段(いわゆるフォトカプラ)7とで構成されてい
る。
【0006】次に同図を参照しながら、動作を説明す
る。
【0007】まず、端子dの出力電圧が何らかの影響で
高くなったとき、可変抵抗R1の可動端aの電圧及び抵
抗R3とR4の接続点の電圧も高くなる。すると、トラ
ンジスタ6の電流が増加するとともに発光ダイオードの
電流が増加する。
【0008】したがって、発光ダイオードの発光量が増
加して、フォトトランジスタで受光する光の量も増加す
る。それによりスイッチングコントロール回路1は2次
側の電圧が高くなっていることを検出して、1次側の電
圧を下げ、2次側の電圧を下げるように制御する。
【0009】それにより、2次側の電圧は通常の電圧に
制御される。
【0010】図4はスイッチング制御回路の一実施例の
回路ブロックを示す図である。この図を用いて2次側の
電圧により1次側の制御が行われる原理を説明する。
【0011】スイッチング制御回路1はフォトカプラか
らの信号によりスイッチング制御の信号を生成する制御
回路1aと、制御回路1aの信号によりスイッチング回
路1cを制御せしめる制御用のトランジスタ1bと、ス
イッチングトランジスタを含み、トランスの電圧を発生
するスイッチング回路からなる。
【0012】上記のようにフォトカプラの電流が増加
(或るいは減少)すると、その電流に比例した電流が制
御回路1aから出力され、トランジスタ1bの導通量が
増加(或るいは減少)する。それによって、スイッチン
グ回路1cの入力が減少(或るいは増加)するため、ス
イッチング回路1cの発振を抑える(或るいは盛んにす
る)方向へ制御され、1次側の電圧も低下(或るいは上
昇)する。したがって、2次側の電圧も低下(或るいは
上昇)し、前述したフォトカプラの増加(或るいは減
少)電流を抑えることができる。
【0013】また、出力電圧が低くなったとき、本回路
は先ほどとは逆に発光ダイオードの発光量が減り、2次
側の電圧が低くなっていることをスイッチングコントロ
ール回路1によって検出して、1次側の電圧を上げ、2
次側の電圧を上げるように制御する。
【0014】しかしながら、異常により端子Cに接続さ
れている負荷(図示せず)が短絡してしまったとき、端
子cが接地されることにより、ヒューズ抵抗3の一端が
接地される。それにより、トランスTからの電圧は整流
ダイオード2a、ヒューズ抵抗3を介して接地されるた
め、ヒューズ抵抗3に過大電流が流れる。そして、予め
決められた過大電流が流れるとヒューズ抵抗3は溶断さ
れ、負荷側は遮断されるため、トランスの出力は浮いた
状態になる。よって、回路に過大電流が流れるのを遮断
でき、それに伴って起こるプリント基板が抵抗の発熱に
より溶けたり、変形したりするのを防ぐことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によるとヒューズ抵抗の溶断電流が確定しておかなく
てはならず、ヒューズ抵抗の特性のバラツキなどに対応
できない。そして、例えば、過大電流が流れたにもかか
わらず、ヒューズ抵抗が溶断しないとき、プリント基板
の上記不都合や他の回路に悪影響を及ぼすことになる。
【0016】本発明は上記問題を解決するためのもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源に接
続され、整流して直流に平滑する整流手段と、該整流手
段からの出力を受けてスイッチング手段をオンオフ制御
するスイッチング制御手段と、該スイッチング制御手段
の出力を昇圧する昇圧手段と、該昇圧手段の出力を平滑
する平滑手段と、その平滑手段の出力にから制御信号を
生成する電圧比較検出手段とからなり、前記制御信号に
より前記スイッチング手段のオンオフ特性を調整する電
源保護装置において、前記平滑手段の出力に接続された
負荷の電圧を検出し、その検出信号を前記電圧比較検出
手段に出力し、前記制御信号を変化させる電圧異常検出
手段を備える電源保護装置を提供するものである。
【0018】
【作用】本発明は、2次側電圧比較検出回路を負荷の異
常時にも動作させて、1次側のスイッチング制御回路を
コントロールするするものである。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1実施例のブロック図を示
すものである。尚、従来例と同一部分には同一符号をつ
け、説明は省略する。
【0020】9は電圧異常を検出するダイオードであ
り、端子cと2次側電圧比較検出回路のトランジスタ6
のエミッタとの間に接続される。
【0021】同図を用いて動作を説明する。従来例では
ダイオード2aと端子cとの間に過電流保護用のヒュー
ズ抵抗3を用いていたが、本発明ではそのヒューズ抵抗
を無くしている。
【0022】通常の動作領域ではダイオード9は本回路
において影響なく、本回路は従来とほぼ同様に働き、2
次側電圧を安定した電圧に保っている。
【0023】次に、異常により端子cに接続されている
負荷(図示せず)が短絡してしまったとき、従来と同様
に端子cが接地され、ダイオード2aに過電流が生じる
ように働く。
【0024】しかしながら、端子cにはダイオード9が
接続されており、このダイオード9にもトランジスタ6
とのエミッタ電圧と端子cの差によって電流が流れるこ
とになる。ここで、トランジスタ6のエミッタ電圧はツ
ェナーダイオードZdで数Vの電圧になっており、ダイ
オード9のオン電圧が0.6〜0.7Vの電圧であるた
めに、このダイオード9は端子cが数十V〜百数十Vで
あるため導通しないが、端子cが接地されたときには導
通する。
【0025】したがって、端子cが接地されたときはダ
イオード9に電流が流れ、点bの電圧はツェナーダイオ
ードZdで一定であるために、トランジスタ6の電流は
ダイオード9に流れた電流に伴って増加する。
【0026】そして、フォトカプラ7の電流量が増加し
て、スイッチング制御回路1の制御電流が増加するた
め、スイッチング制御回路1はトランスTの1次側に出
力電圧を低くめるように動作する。よって、2次側に現
れる電圧は低下する。
【0027】ゆえに、回路に過大電流が流れるのを防ぐ
ことができ、過大電流によって起こるプリント基板が溶
けたり、変形したりするのを防ぐことができる。そし
て、回路等の異常を防止することができる。
【0028】また、ヒューズ抵抗のバラツキを考慮する
必要がなく、コストダウンにもつながる。
【0029】図2は本発明の第2実施例のブロック図を
示すものである。尚、従来例及び第1実施例と同一部分
には同一符号をつけ、説明は省略する。
【0030】この実施例は2次側の出力を異なる出力電
圧で3種類得た場合のものである。例えば、端子c1に
は10数V、端子c3には20数Vの電圧が出力されて
いるものとする。つまり、夫々の端子c1、c2、c3
に整流用のダイオード21、22、23及び平滑用のコ
ンデンサ41、42、43を接続して、さらに、電圧異
常を検出するダイオード91、92、93を、夫々の端
子cと2次側電圧比較検出回路のトランジスタ6のエミ
ッタとの間に接続したものである。
【0031】本回路の動作は個々には第1実施例と同じ
であるが、端子c1、c2、c3に接続された負荷(図
示せず)のいずれが短絡して、異常な過電流が流れたと
しても、異常を2次側電圧比較検出回路5で検出し、1
次側のスイッチング制御回路1を制御する。
【0032】ゆえに、個々の回路に過大電流が流れるの
を防ぐことができ、過大電流によって起こるプリント基
板が溶けたり、変形したりするのを防ぐことができる。
そして、回路等の異常を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、2次側の負荷短絡を検出し
て、その検出結果を1次側のスイッチング制御回路に帰
還することにより、2次側の出力を低下することがで
き、過電流による不都合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図ある。
【図2】本発明の第2実施例の回路図ある。
【図3】従来例の回路図である。
【図4】スイッチング制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 スイッチング制御回路 2 整流用のダイオード 3 ヒューズ抵抗 4 平滑用のコンデンサ 5 2次側電流比較検出回路 6 トランジスタ 7 フォトカプラ 8 整流回路 9 電圧異常検出用のダイオード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この昇圧された電圧は整流用のダイオード
2aおよび過大電流が流れると遮断するヒューズ抵抗3
を介して、平滑用のコンデンサ4aで平滑され、端子c
より出力される。また、上記とは異なるコイルで昇圧さ
れた電圧は整流用のダイオード2bを介して、平滑用の
コンデンサ4bで平滑され、端子dより出力される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源に接
続され、整流して直流に平滑する整流手段と、該整流手
段からの出力を受けてスイッチング手段をオンオフ制御
するスイッチング制御手段と、該スイッチング制御手段
の出力を昇圧する昇圧手段と、該昇圧手段の出力を平滑
する平滑手段と、その平滑手段の出力から制御信号を生
成する電圧比較検出手段とからなり、前記制御信号によ
り前記スイッチング手段のオンオフ特性を調整する電源
保護装置において、前記平滑手段の出力に接続された負
荷の電圧を検出し、その検出信号を前記電圧比較検出手
段に出力し、前記制御信号を変化させる電圧異常検出手
段を備える電源保護装置を提供するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】したがって、端子cが接地されたときはダ
イオード9に電流が流れ、点bの電圧はツェナーダ−イ
オードZdのツェナー電圧から、ダイオード9の順方向
電圧まで減少し、点bに対する点aの電圧(トランジス
タ6のベース・エミッタ電圧)が増加することにより、
トランジスタ6のコレクタ電流が増加する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続され、整流して直流に平
    滑する整流手段と、 該整流手段からの出力を受けてスイッチング手段をオン
    オフ制御するスイッチング制御手段と、 該スイッチング制御手段の出力を昇圧する昇圧手段と、 該昇圧手段の出力を平滑する平滑手段と、 その平滑手段の出力にから制御信号を生成する電圧比較
    検出手段とからなり、 前記制御信号により前記スイッチング手段のオンオフ特
    性を調整する電源保護装置において、 前記平滑手段の出力に接続された負荷の電圧を検出し、
    その検出信号を前記電圧比較検出手段に出力し、前記制
    御信号を変化させる電圧異常検出手段を備える電源保護
    装置。
JP11043793A 1993-05-12 1993-05-12 電源保護装置 Pending JPH06327241A (ja)

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JP11043793A JPH06327241A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 電源保護装置

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JP (1) JPH06327241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735035B1 (en) 2000-11-20 2004-05-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for enabling cold temperature performance of a disk
US7375990B2 (en) 2005-06-14 2008-05-20 Funai Electric Co., Ltd. Switching power device

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US6735035B1 (en) 2000-11-20 2004-05-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for enabling cold temperature performance of a disk
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