JPH06327236A - 昇圧方法 - Google Patents

昇圧方法

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JPH06327236A
JPH06327236A JP3287793A JP28779391A JPH06327236A JP H06327236 A JPH06327236 A JP H06327236A JP 3287793 A JP3287793 A JP 3287793A JP 28779391 A JP28779391 A JP 28779391A JP H06327236 A JPH06327236 A JP H06327236A
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JP
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capacitor
voltage
power supply
booster circuit
circuit
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JP3287793A
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Inventor
Hiroshi Okada
泰士 岡田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンデンサーの充放電を所定のタイミングで
行なうことにより、低消費電力で効率を向上させる。 【構成】 スイッチング素子Sを閉、Sを接地して
コンデンサー7を電源電圧Eまで充電する。次にS
は開き、Sを電源側に接続し、電源電池1とコンデン
サー7を直列接続する。コンデンサー7の先端には電源
電池の電圧Eとコンデンサー7に充電された電圧E
との和の電圧2Eが現われる。Sが閉じるとコンデ
ンサー8は電圧2Eで充電される。SとSが瞬時
でも同時にオンすると、2Eに充電されたコンデンサ
ー8の電荷が、電池Eを介して放電するので、スイッ
チ制御信号の反転のタイミングをずらせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子時計に関するもので
ある。その中でも液晶表示素子を駆動させるための昇圧
回路に関するものである。
【0002】本発明の目的は電圧損失、電力損失とも極
少で、かつ小型、製造容易な昇圧回路を提供する事にあ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、液晶表示腕時計において、液晶を
駆動するのに必要な高い電圧を得るために昇圧回路が用
いられている。また、液晶のダイナミック駆動において
も高電圧が必要なため昇圧回路が用いられている。従来
の代表的な昇圧回路としては、 1.トランスを用いた昇圧回路。
【0004】2.コンデンサーとダイオードを用いたシ
ェンケル形昇圧回路。
【0005】がある。図1にトランスを用いた昇圧回路
を、図2にシェンケル形昇圧回路を示す。図2におい
て、(a)は倍電圧昇圧回路、(b)は4倍電圧昇圧回
路である。
【0006】図1において1は電源電池、2は昇圧用短
形波発生回路、3は昇圧用トランス、4は整流用ダイオ
ード、E1 は電源電圧、E2 は昇圧出力電圧をそれぞれ
表わしている。図2において5,6,9,10,11,
12はショットキ・ダイオード、7,8,13,14,
15,16は昇圧用コンデンサーをそれぞれ表わしてい
る。図1、図2中のQ、バーQはそれぞれ昇圧用方形波
信号、及びその反転信号であり、回路動作については既
に良く知られているので省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の昇圧回路
は、個別部品が大きい、多い、またダイオードによる損
失があるといった欠点がある。図1の回路では形の大き
いトランスという個別部品が必要である。図2のシェン
ケル形昇圧回路ではコンデンサーとダイオードが多数必
要である。このダイオードには順方向電圧降下を減らす
ためにショットキ・ダイオードというやや特殊な個別部
品としてのダイオードが用いられている。また、ダイオ
ードを使用している限り、順方向電圧降下による電圧損
失、電力損失は避けられない。電圧に関してはダイオー
ド1個当り0.2V位の損失があり、低温域では更に大
きくなる。電力損失に関しては図1より図2の回路の方
が良いが、それでも大体、85%以下である。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、低消費電力で効
率のよい昇圧回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては線形ス
イッチング素子であるMOSトランジスタを用いてコン
デンサーを充放電させ、昇圧を行なう。MOSトランジ
スタは時計用IC上に集積できるから、個別部品は少な
くなり、時計に組込み易くなる。またダイオードの様な
非線形素子を使用しないから理想的な昇圧比が得られ
る。例えば倍電圧昇圧回路においては昇圧比は1.99
倍以上の値が得られている。更にダイオードの順方向電
圧降下による電力損失も無い事から、電力変換効率も9
0%以上という高い値が得られている。
【0010】
【作用】そしてコンデンサーの充放電を所定のタイミン
グで行なうことにより、低消費電力で効率のよい昇圧回
路を提供できる。
【0011】
【実施例】図3に本発明によるコンデンサー、線形スイ
ッチング素子からなる倍電圧昇圧回路の原理を示す。1
は電源電池、S1 〜S3 はスイッチング素子、7、8は
個別コンデンサーである。E1 は電源電圧、E2 は昇圧
出力電圧である。
【0012】図3(a)において、先ずコンデンサー7
を電源電圧E1 まで充電する。この時S1 は閉じ、S2
は接地されている。一方コンデーサー8はS3 が開いて
いるので何も影響を受けない。次に図3(b)の状態に
なる。この時S1 は開き、S2 は電源側に接続されるの
で、電源電池1とコンデンサー7は直列に接続される。
従ってコンデンサー7の先端には電源電池の電圧E1
コンデンサー7に充電された電圧E1 との和、つまり2
1 という電圧が現われる。そしてS3 が閉じられると
コンデンサー8はこの電圧2E1 で充電される。図3
(a)と(b)の状態が交互に繰りかえされる事によっ
てコンデンサー8の端子電圧E2 は完全に2E1 とな
り、完全倍電圧の昇圧回路が実現される。この出力電圧
2 を基にして更に倍電圧昇圧を繰り返せば2m 倍圧回
路が実現できるし、又2m 倍昇圧電圧に電源電圧E1
l回積み重ねると(2m +l)倍昇圧回路が実現でき
る。つまり、本発明においては任意のn倍昇圧回路が実
現できる。ただし、m、l、nは1以上の自然数であ
る。
【0013】実際の昇圧比の上限はスイッチング素子、
及びコンデンサーの耐圧によって制限される。
【0014】ここで本発明の昇圧回路における電力変換
効率をごく簡単に計算してみる。本発明による回路の基
本動作はコンデンサーの充放電であり、図4(a)、
(b)の様に示される。ここで17本はスイッチング素
子S1 〜S3 のON抵抗であり、すべて同じ抵抗値Rを
持つものと仮定する。また、負荷電流をIとし、他の電
流は電力変換効率が100%であると仮定して図示して
ある。
【0015】実際に抵抗を流れる電流iは過度電流であ
るが、
【0016】
【数1】
【0017】であるので定常電流Iで説明する。
【0018】図4において(a)は充電時、(b)は放
電時の状態を示し、負荷抵抗18に電流Iを供給するた
めには図中に示される様な電流が流れなければならな
い。(a)と(b)との時間比を1:1とすると、抵抗
17で消費される損失電力PLOSSは、
【0019】
【数2】
【0020】一方電源電池1から供給される電力PB
【0021】
【数3】PB=(2I)×E1 従って、この回路の損失εは
【0022】
【数4】ε=PLOSS/PB=4IR/E1 となる。これは負荷電流が増えると損失が増大する事を
示していると同時に、スイッチング素子のON抵抗を減
少させる事によって損失を減らせる事も示している。後
述の様にこの損失は少ない。
【0023】また、負荷電流の増大に伴う出力電圧の低
下については、スイッチング素子のON抵抗の減少、コ
ンデンサーの容量の増加、昇圧動作周波数を上げる等の
対策によって防ぐことができる。
【0024】図5に、本発明によるMOSトランジスタ
を使った倍電圧昇圧回路を、図6にそのタイミングチャ
ードを示す。電源電池1、コンデンサー7、8は図3と
同じであり、P−MOS20、C−MOS23、P−M
OS22の各MOSトランジスタは図3のS1 、S2
3 の働きをする。34は低電圧系−高電圧系C−MO
Sインターフェイス回路であり、P−MOS22のスイ
ッチング信号を低電圧から高電圧に変換される。又、M
OSトランジスタ20、22のサブストレート電極は必
ず図5にある方向、即ち、各々のドレイン電極に接続し
て、MOSトランジスタの寄生ダイオードがコンデンサ
ーの充電電流に対して順方向となるようにしなければな
らない。でないとせっかくの昇圧電圧が寄生ダイオード
によって電源側へ逆流してしまう。こうように接続する
ことにより昇圧回路の自起動が確実になる利点も有す
る。すなわち自起動の初期においてP−MOSトランジ
スタ22のゲート電圧に十分な昇圧電圧がかからず、従
ってスイッチング素子として働かない場合でも、寄生ダ
イオードの効果によってP−MOSトランジスタ20、
22はダイオードと做せる。この時、回路は図2(a)
のシェンケル形昇圧回路を形成しており、損失は大きい
が昇圧を開始する。ある程度まで出力電圧が高くなると
P−MOSトランジスタ22はスイッチング素子として
働き始め、本発明による昇圧回路となる。回路の動作は
P−MOSトランジスタ20は、スイッチング信号Bが
C−MOSインバータ21で反転されたバーBにより、
P−MOSトランジスタ22はスイッチング信号Cが反
転及び電圧変換された信号(バーC)によって夫々スイ
ッチングされ、切換スイッチとなるC−MOSインバー
タ2個よりなるC−MOSバッファ23にはスイッチン
グ信号Aが入力されコンデンサー7の一方の端子の電位
を切換ることにより、図3の説明の如く動作する。その
他の特徴としてスイッチング素子23、20、22を駆
動するスイッチング信号を図6A、B、Cとし、それぞ
れのパルス幅をわずかに違える事により、スイッチング
素子の相互間の干渉を無くしている。
【0025】これは、図3(a)の状態から図3(b)
の状態に変化する際にスイッチS1とS3 が一瞬であっ
ても同時にオンすると2E1 に充電されたコンデンサー
8の電荷が電池E1 を介して放電するおそれがある。特
にスイッチS1 、S3 をMOSトランジスタで構成し、
同じタイミングで反転する信号で制御すると、図4のM
OSトランジスタ20が完全にオフする前にMOSトラ
ンジスタ22がオンしてしまい、コンデンサー8の電荷
が放電され昇圧動率が低下する。そこで本発明では図5
のようにスイッチ制御信号BとCの反転タイミングをず
らし、信号Bがハイからローに変化し、MOSトランジ
スタ20が完全にオフしてから一定時間後に、信号Cが
ローからハイに変化し、MOSトランジスタ22がオン
するように構成されている。同様に図3(b)から
(a)に状態が変わる際にもスイッチS3 がオフしてか
らスイッチS1 がオンするように図5のスイッチング制
御信号Cがハイからローに変化した後に信号Bがローか
らハイに変化し、電荷のもれを防止している。
【0026】また、スイッチング制御信号とBの関係も
同様な関係となっている。即ち、図3(a)から(b)
に変化する際に、スイッチS1 がオンする前にスイッチ
2が切換わってしまうとコンデンサー7の電荷が放電
されてしまう。そこで図5のスイッチング制御信号A
は、信号Bがハイかローに変化しMOSトランジスタ2
0が完全にオフした後にローからハイに変化しコンデン
サー7の一方の子電圧を電池電圧E1 に変化させてコン
デンサー7の電荷の放電を防止している。同様に図3
(b)から(a)に変化する際には、スイッチS2 が切
換わった後にスイッチS1 がオンするように図5の信号
Bは、信号Aがハイからローに変化した後にローからハ
イに変化しMOSトランジスタ20がオンするように構
成して電荷のもれを防止している。
【0027】このように本発明では、MOSトランジス
タ20、22のスイッチング制御信号B、Cの反転タイ
ミングをずらしコンデンサー8の電荷もれを防止すると
共にスイッチング制御信号A、Bの反転タイミングをず
らしてコンデンサー8の電荷もれを防止し、さらにスイ
ッチング制御信号A、Cの反転タイミングをずらすこと
によってもコンデンサー8の電荷もれを防止し、これら
信号の関係を単独又は組み合せて用いることにより昇圧
回路の昇圧動率を著しく高めることができる。さらに図
5のスイッチング制御信号AとCについても信号Aがロ
ーからハイに変化した後に信号Cがローからハイに変化
して、図3(a)から(b)に変化する際に、スイッチ
2 がロー側にあるときスイッチS3 がオンしてコンデ
ンサー8の電荷がもれるのを防止し、同様に、図3
(b)から(a)に変化するときに、スイッチS2 がス
イッチS3 がオフになるよう先に切換わってしまい、コ
ンデンサー8の電荷がもれるのを防止するため、図6の
信号Cがハイからローに変化した後に信号Aがハイから
ローに変化するようになっている。
【0028】従来のシェンケル形昇圧回路と似た条件で
図5の回路を実験した結果を図7に示す。動作周波数は
256HZ 、コンデンサー7、8は共に0.47μF、
RCAのCD4000AシリーズのC−MOSトランジ
スタを用い、E1 =3,000Vで測定した。CD40
00Aシリーズには入力保護回路があるのでこれによる
リーク電流を防ぐため、若干の回路を追加した。図7縦
軸は昇圧比と電力変換効率一であり、昇圧比の測定値は
×印で表わされているがたいへん優秀である。負荷抵抗
が200KΩ以上の時、昇圧比は1.9倍以上という数
値であり、たいへん満足できるものであった。電力変換
効率の測定値は・印で表わされているが、これもかなり
良い成績であり、広い範囲で効率90%を越えている。
高抵抗負荷側(微少電流負荷側)で効率が落ちている
が、これは使用MOSトランジスタ自身、又はその入力
保護回路によるリーク電流が1μA程あったためであ
る。
【0029】従って時計用としてリーク電流の少ないC
−MOS−ICでつくれば高抵抗負荷側での効率も90
%以上になると考えられる。低抵抗負荷側での効率が落
ちているのは図4で説明したスイッチング素子のON抵
抗によるもので、大容量MOSトランジスタの使用によ
り効率の改善が期待できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように従来の昇圧回路により優れ
たデータが得られ、特に昇圧比は優秀である。また、こ
のデータからモノリシックIC上に薄膜集積された小容
量コンデンサーを使っても充分に液晶を駆動できると予
想される。
【0031】更に本発明においては倍電圧ばかりでなく
n倍昇圧回路が実現できる。ここでnは2以上の自然数
である。その一例を図8に示す。簡単のため図は簡略図
で説明する。S1 〜S5 は線形スイッチング素子を表わ
し、7、8、42はコンデンサーである。図8(a)、
(b)、(c)の状態が順次繰り返され、4倍昇圧電圧
4E1 が得られる。
【0032】図8(a)においては先ず、コンデンサー
7を電源電圧E1 にまで充電する。次に(b)におい
て、電源電池1とコンデンサー7を直列に接続し、得ら
れた電圧2E1 でコンデンサー8を充電する。何サイク
ルか後にコンデンサー8はほぼ電圧2E1 にまで充電さ
れる。次に(c)では電源電池1とコンデンサー7、8
とを直列に接続し、得られた電圧4E1 でコンデンサー
42を充電する。何サイクルか後にコンデンサー42は
ほぼ電圧4E1 にまで充電される。
【0033】以上の様に(a)→(b)→(c)→
(d)→・・・・・と順次サイクルを重ねてゆく。従来
のシェンケル形昇圧回路ではm個のコンデンサーとm個
のショットキ・ダイオードでm倍昇圧であったが、図8
の構成ではm個のコンデンサーとICとで2m-1 倍昇圧
であり、コンデンサーの数が少なくてすむ。これは本発
明においては単なる整流素子(ダイオード)の代わりに
デジタル信号によって制御されるスイッチング素子を用
いており、この事によって初めて可能となったものであ
る。
【0034】更に本発明は正確な整数倍の昇圧比が得ら
れるのでダイナミック液晶駆動用電源としても非常に有
用である。
【0035】例えば一般的なV−3Vダイナミック駆動
回路においては4値電圧電源(3電源)を必要とする。
しかもそれらの電圧の比が安定したものでなくてはいけ
ない。本発明による昇圧回路を用いれば電圧比の正確な
多値電圧電源が簡単に実現できる。すなわち、ある一定
電圧源(0,E1 )をもとにして、+方向と−方向とに
それぞれ本発明による倍電圧昇圧回路を用いれば、(−
1 ,0,E1 ,2E1 )といった正確な電圧比の4値
電圧電源が得られる。
【0036】更に液晶ダイナミック駆動においては駆動
電圧に温度補償を必要とする事が多いが、本発明による
多値電圧電源回路ではもとになっている電源電圧値E1
の温度補償のみで良い。
【0037】他の昇圧電圧はE1 の補償に追従して補償
される。この様に、本発明はダイナミック駆動電源回路
としても非常に有望である。
【0038】以上の様に、本発明はMOSトランジスタ
を線形スイッチング素子として用い、しかも、そのサブ
ストレート電極をドレイン電極に接続したことから、コ
ンデンサーからの逆流による効率低下がないばかりか、
始動時においても、MOSトランジスタがダイオードと
して働き昇圧を行なうので起動性が極めて良好な昇圧回
路となる。
【0039】以上の様に、本発明の昇圧回路は制御信号
A、B、Cの反転タイミングを相互にずらしたことから
従来の昇圧回路により優れたデータが得られている。ま
た、このデータからモノリシックIC上に薄膜集積され
た小容量コンデンサーを使っても充分に液晶を駆動でき
ると予想される。
【0040】以上の様に、本発明はMOSトランジスタ
を線形スイッチング素子として用い、しかも、そのスイ
ッチ制御信号の反転タイミングをずらし、コンデンサー
の電荷のもれを防止したことにより、極めて高い動率が
得られ、電子時計等に最適な昇圧回路となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のトランスを使用した昇圧回路。
【図2】 従来のシェンケル形昇圧回路。(a)は倍電
圧昇圧回路、(b)は4倍電圧昇圧回路。
【図3】 本発明によるコンデンサーとスイッチング素
子による倍電圧昇圧回路の簡単な動作説明図。(a)は
充電期間、(b)は昇圧、放電期間の状態の動作を表わ
している。
【図4】 本発明による昇圧回路の電力損失についての
簡単な説明図。(a)は充電時、(b)は昇圧、放電時
の状態を示す。
【図5】 本発明によるコンデンサーとMOSスイッチ
ング素子を使った倍電圧昇圧回路。
【図6】 図5の回路タイミングチャート。
【図7】 図5の回路昇圧比、及び電力交換効率と負荷
抵抗との関係を示すグラフ。
【図8】 本発明による2m 倍昇圧回路の簡単な説明
図。(a)はコンデンサー7への充電時、(b)はコン
デンサー8への充電時、(c)は最終昇圧及び放電の時
の状態を示す。
【符号の説明】
1・・・・・電源電池 2・・・・・昇圧用矩形波発生回路 3・・・・・昇圧用トランス 4・・・・・整流用ダイオード E1 ・・・・電源電圧 E2 ・・・・昇圧出力電圧 5、6、9、10、11、12・・・ショットキ・バリ
ヤ・ダイオード 7、8、13、14、15、16・・昇圧用コンデンサ
ー S1 、S2 、S3 ・・・・・・・・・・線形スイッチン
グ素子 17・・・スイッチング素子S1 、S2 、S3 のON抵
抗で抵抗値Rを有する 18・・・負荷抵抗 I・・・負荷抵抗18に供給される負荷電流 20、22・・・P−MOSスイッチングトランジスタ 21・・・・・・C−MOSインバーターによるインタ
ーフェイス 23・・・・・・スイッチング素子として働くC−MO
Sバッファ 34・・・・・・低電圧系−高電圧系のインターフェイ
ス回路 A・・・・・・C−MOSバッファ23のスイッチング
制御信号 B・・・・・・P−MOSTr 20のスイッチング制御
信号 C・・・・・・P−MOSTr 22のスイッチング制御
信号 D・・・・・・昇圧出力 ・印・・・・・・電力変換効率 ×印・・・・・・昇圧比 S4 、S3 ・・・スイッチング素子 42・・・・・・コンデンサー
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 昇圧方法
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子等を駆動さ
せるための昇圧方法に関するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】本発明の目的は電圧損失、電力損失とも極
少で、かつ小型、製造容易な昇圧方法を提供する事にあ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電池、第1及び第2のコンデンサ
    ー、第1及び第2のスイッチ素子及び切換スイッチより
    なり前記第1及び第2のスイッチ素子はゲート電極、第
    1及び第2の電極及びサブストレート電極を有するMO
    Sトランジスタによって構成され、前記電源電池の第1
    の極性の出力端は前記第1のスイッチ素子の第1の電極
    と接続され、前記第1のスイッチ素子の第2の電極は前
    記第1のコンデンサーの第1の端子に接続され、前記第
    2のスイッチ素子の第1の電極は前記第1のコンデンサ
    ーの前記第1の端子に接続され、前記第2のコンデンサ
    ーの第1の端子は前記第2のスイッチ素子の第2の電極
    に接続され、前記第1のコンデンサーの第2の端子は前
    記切換スイッチを介して前記電源電池の第1の極性又は
    第2の極性の出力端に交互に接続され、前記第2のコン
    デンサーの第2の端子は前記電源電池の第2の極性の出
    力端に接続され、前記第1及び第2のスイッチ素子を構
    成するMOSトランジスタの前記ゲート電極にはそれぞ
    れ異なるタイミングで反転するスイッチング信号が入力
    されることを特徴とする電子時計用昇圧回路。
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